JP2006287643A - 携帯端末装置 - Google Patents

携帯端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006287643A
JP2006287643A JP2005105180A JP2005105180A JP2006287643A JP 2006287643 A JP2006287643 A JP 2006287643A JP 2005105180 A JP2005105180 A JP 2005105180A JP 2005105180 A JP2005105180 A JP 2005105180A JP 2006287643 A JP2006287643 A JP 2006287643A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
state
microphone
housing
key
casing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005105180A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4220488B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Otaki
由章 大瀧
Satoshi Machida
聡 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2005105180A priority Critical patent/JP4220488B2/ja
Publication of JP2006287643A publication Critical patent/JP2006287643A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4220488B2 publication Critical patent/JP4220488B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Telephone Function (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

【課題】 複数の形状の変化が可能である携帯端末装置において、それぞれの形状の状態の変化に合わせて、複数のデバイスの中から形状に合ったデバイスの制御ができる。
【解決手段】 携帯電話機1の状態が、「クローズ状態」であると判断された場合(ステップS205)、レシーバ9、第1のマイク10、及び第2のマイク8を無効とする(ステップS206)。また、携帯電話機1が「ターンオーバ」状態であると判断された場合(ステップS207)、レシーバ9と第1のマイク10とを有効なデバイスとし、第2のマイク8を無効とする(ステップS208)。携帯電話機1が「オープン状態」であると判断された場合(ステップS210)、第1のマイク10を無効とし、レシーバ9と第2のマイク8とを有効なデバイスとする(ステップS211)。
【選択図】 図9

Description

本発明は、携帯端末装置に関する。
現在、携帯電話機に代表される、通信端末の発展は著しく、従来は端末筐体の形状もストレートタイプや、2つに折り畳むことができる折り畳み型などの形状の携帯電話機が主流であった。そして、折り畳み型の携帯電話機の中でも、機能が多彩になってきており、携帯電話機の形状に応じて、必要となるデバイスと必要としないデバイスとが存在するため、それらをうまく切りかえることが要求されてきた。
そこで、例えば特許文献1に記載の発明においては、折り畳み型の携帯電話機において、携帯電話機が折り畳まれている状態か、それとも開いている状態かを判定して、2つのマイクを選択的に使用して音を出力させる旨の技術が開示されている。
特開2003−143252号公報(2頁乃至8頁、図4)
近年では、上記ストレートタイプ及び折り畳み型の2つの形状に加え、様々な形状の携帯電話機が商品化されつつある。その中には複数の形状の状態に変えることが可能な携帯電話機も多く普及している。そして、複数の形状の変化に合わせて複数のデバイスの中から有効になるものが選択されることが要求されている。
本発明は、上記要求を満たしたものであって、複数の形状の変化が可能である携帯端末装置において、それぞれの形状の変化に合わせて複数のデバイスの中から形状に合ったデバイスの制御ができる携帯端末装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末装置は、第1の筐体と、表示部を備える第2の筐体を接続機構により回動可能に接続し、前記第1の筐体と第2の筐体との状態が、前記表示部が内向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第1の状態と、前記表示部が外向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第2の状態と、前記第1の状態と第2の状態との中間の状態で前記表示部が露出する第3の状態に、選択的に設定可能な携帯端末装置であって、前記第1の筐体に設けられた第1のマイクと、前記第2の筐体に設けられた第2のマイクとスピーカと、前記第1の筐体と前記第2の筐体との状態を検出する状態検出制御手段と、前記状態検出制御手段によって検出された第1の筐体と第2の筐体との状態の変化に応じて、前記第1のマイクと前記第2のマイクと前記スピーカとの少なくとも1つのデバイスをそれぞれ有効又は無効に切り替える切替制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、複数の形状の変化が可能である携帯端末装置において、それぞれの形状の状態の変化に合わせて、複数のデバイスの中から形状に合ったデバイスの制御ができる。
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
以下に、本発明を携帯電話機に適用した場合における第1の実施の形態を、図面を用いて説明する。図1乃至図5は本発明の携帯電話機の外観を示した図であり、また図6は本発明の携帯電話機のブロック図を示したものである。
まず、本発明を適用した携帯電話機の構造を図1乃至図5を用いて説明する。図1は、本発明の携帯電話機1を約180度開いた時の外観図である。なお、図1のような状態を以下「オープン状態」といい、その角度は180度に限定されず、他の角度でも構わない。図1(A)は正面から見た図、図1(B)は側面から見た図である。
次に、図2は図1の状態から上筐体部2を携帯電話機1の開閉方向の軸Aと垂直関係にある軸Bを中心に90度回転した時の図である。図2(A)は正面から見た図、図2(B)は側面から見た図である。
次に、図3は図2の状態から上筐体部2を携帯電話機の開閉方向の軸Aを中心に90度回転した時の図である。図3(A)は正面から見た図、図3(B)は側面から見た図である。
次に、図4は携帯電話機1を閉じた時の図である(以下「クローズ状態」という)。図4(A)は正面から見た図、図4(B)は側面から見た図である。
次に、図5は図2の状態から上筐体部2を携帯電話機の開閉方向の軸Bを中心に90度回転(つまり図1の状態から上筐体部2を軸Bを中心に180度回転)し、更にそこから軸Aを中心に閉じた時の図である。図5(A)は正面から見た図、図5(B)は側面から見た図である。以下、この図5の携帯電話機1の状態を「ターンオーバ状態」という。
携帯電話機1は上筐体部2と下筐体部4がヒンジ部3を介して接続されており、上筐体部2にはLCDなどのディスプレイ5、受信した音声を発声するレシーバ9、集音するための第1のマイク(送話口)10、携帯電話機1の状態を検知するためのセンサ11a、11c、カメラ16、及びLCDなどのサブディスプレイ15を有している。また、下筐体部4には、数字、文字、携帯電話機1の操作等を入力するための入力部6、更には携帯電話機1の操作を行うサイドキー7、集音するための第2のマイク(送話口)8、及び携帯電話機1の状態を検知するためのセンサ11b、11dを有している。
また、前述のとおり、上筐体部2及び下筐体部4には、上筐体部2、下筐体部4の状態を検出するためのセンサ11a〜11dが設けられている。これらのセンサ11a〜11dは例えば磁気センサにより構成され、センサ同士が一定の距離内で接近した状態で検出信号を出力する。上記各センサ11a〜11dのうち、センサ11aと11bとの対は、上筐体部2及び下筐体部4が重なり合っているか否かを検出する。つまり図8の表に示されるように、先に述べた「クローズ状態」又は「ターンオーバ状態」になっているか、或いは「オープン状態」になっているかを判定するために使用される。また、センサ11cと11dとの対は、「クローズ状態」であるか或いは「ターンオーバ状態」であるかを判定するために使用される。
図6は、携帯電話機1の構成を簡潔に示したブロック図である。携帯電話機1の内部には、携帯電話機1全体の制御を行う制御部101と、RAMなどで構成される記憶部115と、ディスプレイ5を表示制御する第1表示制御部105・サブディスプレイ15を表示制御する第2表示制御部113と、キー6及びサイドキー7の押下を認識する入力部106と、アンテナ117を用いて無線通信制御を行う通信部116とを備えており、制御部101によって全体が制御されている。また、マイク110は第1のマイク110に、マイク108は第2のマイク8にそれぞれ対応し、マイク109はレシーバ9に対応する。
記憶部115は、制御部101が実行するプログラム、各種の情報データなどが保存されている。
第1表示制御部105・第2表示制御部113は、それぞれディスプレイ5及びサブディスプレイ15を表示制御するものであり、制御部101から出力命令される表示データを表示制御する。
通信部116は、制御部101によって命令された情報を、無線通信によって送信したり、メールサーバより無線通信によって送られた情報を受信したりする機能を有する。また、電話機能による通話の際も、通信部116を通じて通話が行われる。
入力部106は、キー6及びサイドキー7の押下を認識するものであって、数字キーや文字キー、メール編集の決定・中止などのファンクションキーを含む複数のキーの押下を
それぞれ認識することができ、利用者が入力操作したキー6の入力に応じて、キーを識別する識別信号を制御部101へ通知し、制御部101がその動作を開始する。
図7は、本発明のディスプレイ5の表示例、およびキー6の配置の一例を示した図であり、図7(A)はディスプレイ5の表示例、図7(B)はキー6の配置の一例である。図7(A)に示されるように、携帯電話機1のディスプレイ5には、一番上の行(以下上ピクト行とする)には、現在のアンテナ117の感度のレベルを示したアンテナピクト51と、携帯電話機1の現在の電池残量を示した電池ピクト52と、現在の時刻を表示する時刻表示53とが表示されている。さらに、携帯電話機1のディスプレイ5の一番下の行(以下下ピクト行とする)には、現在表示されている機能において、ソフトキー左64・ソフトキー中65・ソフトキー右66を押下すると実行される機能の簡単な説明が、それぞれソフトキー左64については左下ピクト54、ソフトキー中65については中下ピクト55、ソフトキー右66については右下ピクト56になされている。たとえば、図7(A)のような表示がなされている場合、ソフトキー左64を押下すると、「戻る」という機能が実行され、ソフトキー中65を押下すると、図示していないが、現在フォーカスが当たっている機能を選択することができる。また、ソフトキー右66を押下すると、「サブメニュー」が表示される。なお、ソフトキー中65の操作は十字キー67の真ん中にある決定キーにおいても行うことができる。
図7(B)に示されるように、下筐体部4には、キー6として、数字キー61、「*」キー62、「#」キー63、ソフトキー左64、ソフトキー中65、ソフトキー右66、十字キー67、メールキー68、ブラウザキー69、通話キー70、電源キー71、及びクリアキー72を有する。数字キー61は、数字のほかに、かな文字、記号文字、アルファベット等が割り当てられており、例えば、「1」のキーには、数字「1」、「あ」「い」「う」「え」「お」のかな文字、及び「.」「@」の記号が割り当てられており、「2」のキーには、数字「2」、「か」「き」「く」「け」「こ」のかな文字、及び「A」「B」「C」「a」「b」「c」などのアルファベットが割り当てられている。また、「*」キー62には、「*」が割り当てられており、更に文字入力状態において記号一覧、絵文字一覧、等を呼び出すことができる。また、「#」キー63には、「#」が割り当てられており、更に文字入力状態において、数字キー61による文字入力のトグルを逆にすることができる。
十字キー67は、当てられたカーソルを上下左右方向に移動することができることに加え、真ん中にある部分(以下決定キーと呼ぶ)を押下すると、さまざまな機能を確定することができる。また、メールキー68はメールの送受信機能を呼び出すことができる。また、ブラウザキーは、Webなどに接続することができる。
通話キー70は、電話を受ける際や、発信する際に用いるためのキーであり、電源キー71は、電源のON・OFF、終話の際、及び機能、編集を終了する際に用いる。更に、クリアキー72は、機能・編集をクリアする際、及び文字入力の際に文字を消去する際に用いる。また、クリアキー72は待ち受け画面において押下すると、メモ帳を呼び出すことができる。
次に、携帯電話機1において、着信が発生して通話を開始した場合、あるいは発呼動作を開始した場合における、レシーバ9、第1のマイク10、及び第2のマイク8の制御方法について、図9のフローチャートを用いて説明する。
まず、携帯電話機1の電源がONされている状態で(ステップS201)、通話又は発呼動作が開始されたか否かを判断する(ステップS202)。なお、ステップ202でいう通話が開始されたとは、他より携帯電話機1に着信があり、ユーザによって、電話に出る操作(具体的には通話キー70の押下)がなされ、それを制御部1が認識した場合を指し、発呼動作が開始されたとは、キー6の操作によって発呼動作がなされた場合を指す。
そして、通話又は発呼動作が開始されていない場合は再びステップS202を繰り返す。
次に、通話が開始されたと判断された場合(ステップS202の「Yes」)、センサ11aとセンサ11bが接触している状態を制御部1が検出したか否か、つまり、センサ同士が一定の距離内で接近した状態であって、検出信号が出力され、その検出信号を制御部1が認識したか否かを判断する(ステップ203)。そこで、センサ11aとセンサ11bが接触している状態の信号を制御部1が検出しなかった場合は、「オープン状態」であると判断する(ステップS203の「非接触」方向、ステップS210)。
一方、センサ11aとセンサ11bが接触している状態を制御部1が検出した場合は(ステップS203の「接触」方向)、次にセンサ11cとセンサ11dが接触している状態を検出したか否か、つまり、センサ同士が一定の距離内で接近した状態であって、検出信号が出力され、その検出信号を制御部1が認識したか否かを判断する(ステップ204)。そこで、センサ11cとセンサ11dが接触している状態を制御部1が検出していなかった場合は、「クローズ状態」であると判断する(ステップS204の「非接触」方向、ステップS205)。そして、「クローズ状態」であると判断された場合(ステップS205)、レシーバ9、第1のマイク10、及び第2のマイク8を無効とする(ステップS206)。つまり、クローズ状態を検出した場合は、通話を終了したとみなし、終話状態にする。なお、ステップS206において、終話状態にすることに限定することなく、クローズ状態でも保留状態にする、または、図示しないBluetooth(登録商標)や、図示しないイヤホンを接続していることを条件に保留状態にしても良い。
また、ステップS204において、センサ11cとセンサ11dが接触している状態を制御部1が検出した場合は(ステップS204の「接触」方向)、携帯電話機1が「ターンオーバ」状態であると判断し(ステップS207)、レシーバ9と第1のマイク10とを有効なデバイスとし、第2のマイク8を無効とする(ステップS208)。なお、「ターンオーバ状態」において、ディスプレイ5に表示される表示の向きは図13(A)に示すようにレシーバ9側を上とする表示に設計することが望ましい。
その後、通話が終了したか否か、つまり終話キー71が押下されたか否かを判断し(ステップS209)、通話が終了と判断された場合は、終話し、そうでない場合は、再びステップS203に戻る。
一方、ステップS203において、センサ11aとセンサ11bとの接触関係が「非接触」と判断され、携帯電話機1が「オープン状態」であると判断された場合(ステップS210)、第1のマイク10を無効とし、レシーバ9と第2のマイク8とを有効なデバイスとする(ステップS211)。その後、通話が終了したか否か、つまり終話キー71が押下されたか否かを判断し(ステップS212)、通話が終了と判断された場合は、終話し、そうでない場合は、再びステップS203に戻る。
なお、以上の実施例においては、通話開始であると判断された場合に、その後の携帯電話機1の状態に応じて、有効とするデバイス、無効とするデバイスを決定し、「オープン
状態」「ターンオーバ状態」の双方においてそのまま通話を行うことができるようにしてい
る。しかし、これに限定されることなく、通話開始前においても、図9のステップS203以降を実行して、携帯電話機1の状態に応じて有効とするデバイスを決定してもよい。
以下に、本発明を携帯電話機に適用した場合における第2の実施の形態を、図面を用いて説明する。図10は第2の実施の形態における携帯電話機1のブロック図であり、図11は、携帯電話機1を開いたとき、つまり「オープン状態」における概観図である。実施例1と同様の構成である箇所は実施例1の図面に記載された番号を同じ番号を付している。
実施例2の携帯電話機の構成において実施例1と異なる箇所は、図11に示すように、レシーバ9、第1のマイク10、及び第2のマイク8に代えて、第1のレシーバ13a、第2のレシーバ12、第1のマイク13b、第2のマイク8を設けた点が異なる。それに伴い、携帯電話機のブロック図においては、第1のマイク13bはマイク110、第2のマイク8はマイク108、第1のレシーバ13aはレシーバ109aに、第2のレシーバ12はレシーバ109bに対応する。
次に、携帯電話機1において、着信が発生して通話を開始した場合、あるいは発呼動作を開始した場合における、第1のレシーバ13a、第2のレシーバ12、第1のマイク13b、及び第2のマイク8の制御方法について、図11のフローチャートを用いて説明する。
まず、携帯電話機1の電源がONされている状態で(ステップS301)、通話又は発呼動作が開始されたか否かを判断する(ステップS302)。そして、通話又は発呼動作が開始されていない場合は再びステップS302を繰り返す。
次に、通話が開始されたと判断された場合(ステップS302の「Yes」)、センサ11aとセンサ11bが接触している状態を制御部1が検出したか否か、つまり、センサ同士が一定の距離内で接近した状態であって、検出信号が出力され、その検出信号を制御部1が認識したか否かを判断する(ステップ303)。そこで、センサ11aとセンサ11bが接触している状態の信号を制御部1が検出しなかった場合は、「オープン状態」であると判断する(ステップS303の「非接触」方向、ステップS310)。
一方、センサ11aとセンサ11bが接触している状態を制御部1が検出した場合は(ステップS303の「接触」方向)、次にセンサ11cとセンサ11dが接触している状態を検出したか否か、つまり、センサ同士が一定の距離内で接近した状態であって、検出信号が出力され、その検出信号を制御部1が認識したか否かを判断する(ステップ304)。そこで、センサ11cとセンサ11dが接触している状態を制御部1が検出していなかった場合は、「クローズ状態」であると判断する(ステップS304の「非接触」方向、ステップS305)。そして、「クローズ状態」であると判断された場合(ステップS305)、第1のレシーバ13a、第2のレシーバ12、第1のマイク13b、及び第2のマイク8を無効とする(ステップS306)。つまり、クローズ状態を検出した場合は、通話を終了したとみなし、終話状態にする。
また、ステップS304において、センサ11cとセンサ11dが接触している状態を制御部1が検出した場合は(ステップS304の「接触」方向)、携帯電話機1が「ターンオーバ」状態であると判断し(ステップS307)、第2のレシーバ12と第1のマイクとを有効なデバイスとし、第1のレシーバ13aと第2のマイク8を無効とする(ステップS308)。なお、「ターンオーバ状態」において、ディスプレイ5に表示される表示の向きは図13(B)に示すように第2のレシーバ12側を上とする表示に設計することが望ましい。
その後、通話が終了したか否か、つまり終話キー71が押下されたか否かを判断し(ステップS309)、通話が終了と判断された場合は、終話し、そうでない場合は、再びステップS303に戻る。
一方、ステップS303において、センサ11aとセンサ11bとの接触関係が「非接触」と判断され、携帯電話機1が「オープン状態」であると判断された場合(ステップS310)、第1のレシーバ13aと第2のマイク8とを有効なデバイスとし、第2のレシーバ12と第1のマイク13bを無効とする(ステップS311)。その後、通話が終了したか否か、つまり終話キー71が押下されたか否かを判断し(ステップS312)、通話が終了と判断された場合は、終話し、そうでない場合は、再びステップS303に戻る。
以上のように、本発明の実施例2によれば、通話開始であると判断された場合に、その後の携帯電話機1の状態に応じて、有効とするデバイス、無効とするデバイスを決定し、「オープン状態」「ターンオーバ状態」の双方においてそのまま通話を行うことができるようにしている。また、実施例1では、ターンオーバ状態においても通話を行う場合は上下を反転させて通話を行う必要もあったが、実施例2においてはそのような配慮が必要ない。
また、第1のレシーバ13aと第1のマイク13bとを非常に接近した位置に配置したものの、状態に応じて有効あるいは無効と選択されるため、双方が同時に有効とされる場合もなく、ハウリングを起こす可能性も極めて少ないという作用効果を有する。
本発明によれば、複数の形状の変化が可能である携帯端末において、それぞれの形状の状態の変化に合わせて、複数のデバイスの中から形状に合ったデバイスの制御ができる。
実施例1における携帯電話機1を180度開いたときの構造を示した図。 実施例1における携帯電話機1の上筐体部2を90度回転したときの構造を示した図。 実施例1における携帯電話機1の上筐体部2を図2の状態より更に90度回転したときの構造を示した図。 実施例1における携帯電話機1を閉じたときの構造を示した図。 実施例1における携帯電話機1を図3の状態より閉じたときの構造を示した図。 実施例1における携帯電話機1の構成を簡潔に示したブロック図。 携帯電話機1のディスプレイ5及び下筐体部4のキー6の配置の一例を示した図。 携帯電話機1のセンサ11a〜11dにおける検知の結果と、携帯電話機1の状態の変化とを対比した図。 実施例1における、携帯電話機1が通話を開始した後、状態の変化に応じて有効となるデバイスを決定するフローチャート。 実施例2における、携帯電話機1の構成を簡潔に示したブロック図。 実施例2における、携帯電話機1を180度開いたときの構造を示した図。 実施例2における、携帯電話機1が通話を開始した後、状態の変化に応じて有効となるデバイスを決定するフローチャート。 実施例1乃至2における、携帯電話機1が「ターンオーバ状態」においてのディスプレイ5に表示される画面の向きを示した図。
符号の説明
1 携帯電話機
2 上筐体部
3 ヒンジ部
4 下筐体部
5 ディスプレイ
6 キー
7 サイドキー
8 第2のマイク
9 レシーバ(受話口)
10 第1のマイク
11a、11b、11c、11d センサ
12 第2のレシーバ
13a 第1のレシーバ
13b 第1のマイク
14 第2のマイク
15 サブディスプレイ
16 カメラ
51 アンテナピクト
52 電池ピクト
53 時刻表示
54 左下ピクト
55 中下ピクト
56 右下ピクト
61 数字キー
62 「*」キー
63 「#」キー
64 ソフトキー左
65 ソフトキー中
66 ソフトキー右
67 十字キー
68 メールキー
69 ブラウザキー
70 通話キー
71 電源キー
72 クリアキー
101 制御部
105 第1表示制御部
106 入力部
108 第2のマイク
109 レシーバ
109a 第1のレシーバ
109b 第2のレシーバ
110 第1のマイク
112 カメラ
113 第2表示制御部
115 記憶部
116 通信部
117 アンテナ

Claims (4)

  1. 第1の筐体と、表示部を備える第2の筐体を接続機構により回動可能に接続し、前記第1の筐体と第2の筐体との状態が、前記表示部が内向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第1の状態と、前記表示部が外向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第2の状態と、前記第1の状態と第2の状態との中間の状態で前記表示部が露出する第3の状態に、選択的に設定可能な携帯端末装置であって、
    前記第1の筐体に設けられた第1のマイクと、
    前記第2の筐体に設けられた第2のマイクとスピーカと、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体との状態を検出する状態検出制御手段と、
    前記状態検出制御手段によって検出された第1の筐体と第2の筐体との状態の変化に応じて、前記第1のマイクと前記第2のマイクと前記スピーカとの少なくとも1つのデバイスをそれぞれ有効又は無効に切り替える切替制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末装置。
  2. 第1の筐体と、表示部を備える第2の筐体を接続機構により回動可能に接続し、前記第1の筐体と第2の筐体との状態が、前記表示部が内向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第1の状態と、前記表示部が外向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第2の状態と、前記第1の状態と第2の状態との中間の状態で前記表示部が露出する第3の状態に、選択的に設定可能な携帯端末装置であって、
    前記第1の筐体または前記第2の筐体のいずれか又は双方に設けられた少なくとも3つのデバイスと、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体との状態を検出する状態検出制御手段と、
    前記状態検出制御手段によって検出された第1の筐体と第2の筐体との状態の変化に応じて、前記3つのデバイスの少なくとも1つのデバイスをそれぞれ有効又は無効に切り替える切替制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末装置。
  3. 第1の筐体と、表示部を備える第2の筐体を接続機構により回動可能に接続し、前記第1の筐体と第2の筐体との状態が、前記表示部が内向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第1の状態と、前記表示部が外向きの状態で前記筐体同士が重なり合う第2の状態と、前記第1の状態と第2の状態との中間の状態で前記表示部が露出する第3の状態に、選択的に設定可能な携帯端末装置であって、
    前記第1の筐体に設けられた第1のマイクと、
    前記第2の筐体に設けられた複数のスピーカと、
    前記第2の筐体に設けられた第2のマイクと、
    前記第1の筐体と前記第2の筐体との状態を検出する状態検出制御手段と、
    前記状態検出制御手段によって検出された第1の筐体と第2の筐体との状態の変化に応じて、前記3つのデバイスの少なくとも1つのデバイスをそれぞれ有効又は無効に切り替える切替制御手段と
    を具備することを特徴とする携帯端末装置。
  4. 前記第2の筐体には少なくとも1つのマイク及び1つのスピーカが設けられており、
    前記状態検出制御手段は、
    前記第2の状態を検出した場合、前記第2の筐体に設けられたマイク及びスピーカを有効とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
JP2005105180A 2005-03-31 2005-03-31 携帯端末装置 Expired - Fee Related JP4220488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105180A JP4220488B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 携帯端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105180A JP4220488B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 携帯端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006287643A true JP2006287643A (ja) 2006-10-19
JP4220488B2 JP4220488B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=37409065

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005105180A Expired - Fee Related JP4220488B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 携帯端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4220488B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009017378A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末、参照信号出力回路、及びコンピュータプログラム
JP2009071402A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Seiko Epson Corp 腕時計型携帯電話
US7986985B2 (en) 2007-04-17 2011-07-26 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Portable electronic device with a sliding mechanism for a component thereof
JP2014099764A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Kyocera Corp 携帯端末装置、プログラムおよび表示制御方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7986985B2 (en) 2007-04-17 2011-07-26 Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. Portable electronic device with a sliding mechanism for a component thereof
JP2009017378A (ja) * 2007-07-06 2009-01-22 Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd 携帯端末、参照信号出力回路、及びコンピュータプログラム
JP2009071402A (ja) * 2007-09-11 2009-04-02 Seiko Epson Corp 腕時計型携帯電話
JP2014099764A (ja) * 2012-11-14 2014-05-29 Kyocera Corp 携帯端末装置、プログラムおよび表示制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4220488B2 (ja) 2009-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4201442B2 (ja) 折畳式携帯電話装置
JP3958323B2 (ja) 携帯情報端末
JP5567914B2 (ja) 携帯端末装置
US7187958B2 (en) Folding mobile communications apparatus
KR100703486B1 (ko) 이동 통신 단말기의 디지털 방송 서비스 수행 방법
JP4220488B2 (ja) 携帯端末装置
JP3957693B2 (ja) マルチウィンドウ表示型携帯端末装置
JP2006211536A (ja) 携帯通信端末、および携帯通信端末処理実行方法
KR200238154Y1 (ko) 모니터링 폴더 휴대용 무선전화기
KR100367550B1 (ko) 두 개의 표시부를 갖는 폴더형 휴대폰
JP2005150936A (ja) 通信装置
KR100594000B1 (ko) 폴더의 오픈 방향에 따라 동작 모드를 전환하는 이동 통신단말기 및 그 방법
JP4587943B2 (ja) 携帯電話機
KR100594137B1 (ko) 휴대단말기에서 입력모드를 제어하는 방법
KR200228906Y1 (ko) 두 개의 표시부를 갖는 폴더형 휴대폰
JP2003333139A (ja) 折り畳み式携帯情報端末
JP4536106B2 (ja) 通信装置
JP2006229470A (ja) 携帯電話
JP2004297648A (ja) 携帯電話機並びにそのメニュー表示をコンピュータに実行させるプログラム
JP4441226B2 (ja) 携帯端末装置
JP2005159965A (ja) 携帯通信端末装置
JP2005079851A (ja) 携帯端末装置
JP4216203B2 (ja) 携帯端末装置
KR20040077192A (ko) 이중 스피커를 구비하고 그의 절체를 위한 상폴더 회전형이동통신 단말기
JP4689709B2 (ja) 折畳式携帯電話装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071107

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121121

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131121

Year of fee payment: 5

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees