JP2006286160A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 ベースへの各部材の取り付けを簡便且つ精密に行うことのできる磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】 ベースと、少なくとも1つの磁気ディスクを含み、前記ベースに回転可能に取り付けられるディスクアセンブリと、磁気ヘッドをそれぞれ備える少なくとも1つのアクチュエータを含み、前記ベースに揺動可能に取り付けられるアクチュエータアセンブリと、を備え、前記ベースには、当該ベース上に配置されるべき対象部材の取り付け時に、当該対象部材の当該ベース上での初期載置位置から当該対象部材の配置先である目標位置まで、当該対象部材を案内するとともに、当該目標位置において、当該対象部材が当接する位置決め部を有するガイドが形成されている磁気ディスク装置とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ベースと、少なくとも1つの磁気ディスクを含み、前記ベースに回転可能に取り付けられるディスクアセンブリと、磁気ヘッドをそれぞれ備える少なくとも1つのアクチュエータを含み、前記ベースに揺動可能に取り付けられるアクチュエータアセンブリと、を備え、前記ベースには、当該ベース上に配置されるべき対象部材の取り付け時に、当該対象部材の当該ベース上での初期載置位置から当該対象部材の配置先である目標位置まで、当該対象部材を案内するとともに、当該目標位置において、当該対象部材が当接する位置決め部を有するガイドが形成されている磁気ディスク装置とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、磁気ディスク装置に関し、特に当該磁気ディスク装置を構成する各部材が取り付けられるベースに関する。
ハードディスクドライブ等の磁気ディスク装置は、磁気ディスクや磁気ヘッドをはじめとする様々な部材を含んで構成される。これら磁気ディスク装置を構成する部材の多くは、当該磁気ディスク装置の筐体部分であるベースに取り付けられる。
従来、これらの部材のベースへの取り付けは、例えば、組立ロボット等を用いて、各部材を当該各部材が配置されるべき位置に正確に運搬し、載置することにより行われていた(例えば、特許文献1)。
特開平08−329655号公報
しかしながら、上記従来の取り付け方法においては、各部材ごとに組立ロボット等による精密な位置決めを行う必要があるため、その操作は複雑なものとなっていた。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、ベースへの各部材の取り付けを簡便且つ精密に行うことのできる磁気ディスク装置を提供することをその目的の一つとする。
上記課題を解決するための本発明の一態様に係る磁気ディスク装置は、ベースと、少なくとも1つの磁気ディスクを含み、前記ベースに回転可能に取り付けられるディスクアセンブリと、磁気ヘッドをそれぞれ備える少なくとも1つのアクチュエータを含み、前記ベースに揺動可能に取り付けられるアクチュエータアセンブリと、を備え、前記ベースには、当該ベース上に配置されるべき対象部材の取り付け時に、当該対象部材の当該ベース上での初期載置位置から当該対象部材の配置先である目標位置まで、当該対象部材を案内するとともに、当該目標位置において、当該対象部材が当接する位置決め部を有するガイドが形成されていることを特徴とする。
以下に、本発明の一実施の形態に係る磁気ディスク装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る磁気ディスク装置の主な構成を示す上面図である。
図1に示すように、この磁気ディスク装置においては、筐体であるベース101に各部材が取り付けられている。すなわち、このベース101には、スピンドルモータ(Spindle Motor)107が固定され、当該スピンドルモータ107には、クランプ106によって、複数の磁気ディスク100を含むディスクアセンブリが回転可能に固定されている。このディスクアセンブリに含まれる複数の磁気ディスク100の間には、図示しないスペーサが配置されている。
また、このベース101には、各々の先端に磁気ヘッド112を備えた複数のアクチュエータ111を含むアクチュエータアセンブリが、ボイスコイルモータ(Voice Coil Motor)109によって、ピボット軸110を中心に揺動可能に取り付けられている。
このアクチュエータアセンブリは、ディスクアセンブリに含まれる複数の磁気ディスク100の各面に対応する、当該各面の数の磁気ヘッド112を含んでいる。
本実施形態に係る磁気ディスク装置は、磁気ディスク100へのデータの書き込み処理又は磁気ディスクからのデータの読み取り処理を行うときには、アクチュエータ111を揺動させることにより、磁気ヘッド112を当該処理に係る磁気ディスク100の表面上の目的セクタ位置に浮上させ(ロード状態)、当該処理を行わないときには、磁気ヘッド112を当該磁気ディスク100上から退避させる(アンロード状態)、いわゆるロード/アンロード方式によって動作する。
このため、ベース101には、このアンロード状態において、磁気ディスク100上から退避された各磁気ヘッド112を収納するランプ108が取り付けられている。
また、磁気ディスク装置の筐体内部においては、磁気ディスク100の回転に伴う気体の流れが発生する。この気体の流れは、例えば、磁気ディスク100上における磁気ヘッド112の位置決めの精度に影響を与える。
このため、ベース101には、磁気ディスク100の回転に伴って発生する気体の流れが磁気ヘッド112の位置決め動作等に与える影響を低減するよう、当該気体の流れを制御する流体制御部材が取り付けられている。
具体的に、このベース101には、流体制御部材としてシュラウド102とスポイラ103とが取り付けられている。
シュラウド102は、固定ネジ102aによってベース101に取り付けられる基部102bと、当該基部102bから磁気ディスク100が配置されている方向に向かって伸び出し、少なくともアンロード状態において複数のアクチュエータ111の間に挿入される複数のフィン状のアクチュエータ間挿入部102cと、を有している。
このアクチュエータ間挿入部102cは、磁気ディスク100の厚みと略同じ厚みをもって、磁気ディスク100の数だけ形成される。
また、各アクチュエータ間挿入部102cの先端面102dは、各磁気ディスク100の外周端の一部に対向する位置に、当該対向する各磁気ディスク100の外周端面に沿うような円弧状の曲面として形成されている。
スポイラ103は、固定ネジ103aによってベース101に取り付けられる基部103bと、当該基部103bから複数の磁気ディスク100の間に位置するように伸び出す複数のフィン状のディスク間挿入部103cと、を有している。このディスク間挿入部103cは、複数の磁気ディスク100の間隙の数だけ形成され、当該各間隙に挿入されている。
また、ベース101には、これら流体制御部材の取り付け時に、当該ベース101上の初期載置位置(当該流体制御部材の配置先である図1に示す目標位置から所定距離だけ離れた位置)から、当該ベース101上の目標位置まで、当該流体制御部材を案内するとともに、当該目標位置において、当該流体制御部材を正確に位置決めするガイド104,105が形成されている。
すなわち、図1に示すように、ベース101上には、シュラウド102の取り付けと位置決めに用いられる第一のガイド104と、スポイラ103の取り付けと位置決めに用いられる第二のガイド105とが形成されている。
次に、これらのガイド104,105について詳細に説明する。まず、シュラウド102に対応する第一ガイド104について説明する。
図2は、図1の破線で囲んだ磁気ディスク装置の領域Aについて、シュラウド102を取り付ける前の状態を拡大して示した斜視図である。図2に示すように、第一ガイド104には、所定深さのガイド溝が形成されることにより、当該ガイド溝の底面としての第一ガイド底面104aと、当該第一ガイド底面104aを囲む当該所定深さの第一ガイド側面104bと、が形成されている。
このガイド溝は、例えば、ベース101の底面101aを所定深さだけ削り込むことにより形成される。
第一ガイド底面104aは、長軸方向の長さL1の範囲にわたって略一定の幅W1をもつ略長方形状に形成される。この第一ガイド底面104aの磁気ディスク100に近い側の一端付近(図1に示す取り付け完成状態においてシュラウド102が配置される目標位置。以下、第一目標位置と呼ぶ。)には、シュラウド102をベース101に固定するネジ102a(図1参照)が挿入される固定穴104eが形成されている。
また、この第一ガイド104には、第一ガイド側面104bの一部に連なってベース101上に所定高さをもつ凸状の第一位置決め部104cと第二位置決め部104dとが形成されている。
第一位置決め部104cは、第一ガイド側面104bのうち、長軸方向に沿った一部分に連なって形成されている。また、第二位置決め部104dは、第一ガイド側面104bのうち、第一目標位置部分に連なって形成されている。
図3は、シュラウド102の取り付け操作における初期工程として、図2に示す第一ガイド104の磁気ディスク100から遠い側の一端(以下、第一初期載置位置と呼ぶ。)にシュラウド102を載置した状態を示す斜視図である。
図3に示す状態において、シュラウド102は、基部102bの下端付近に形成された被ガイド部102eの下面が第一ガイド底面104aの第一初期載置位置部分に当接し、且つ当該被ガイド部102eの側面が第一ガイド側面104bの一部と第一位置決め部104cの一部とに当接している。すなわち、このシュラウド102は、第一ガイド104の第一初期載置位置において、当該第一ガイド104に形成されたガイド溝に嵌め込まれている。
図4は、シュラウド102の取り付け操作における最終工程として、図2に示す第一ガイド104の磁気ディスク100に近い側の一端である第一目標位置にシュラウド102が配置された状態を示す斜視図である。
図4に示す状態において、シュラウド102は、被ガイド部102eの下面が第一ガイド底面104aの第一目標位置部分に当接し、且つ当該被ガイド部102eの側面が第一位置決め部104cの一部と第二位置決め部104dとに当接している。すなわち、このシュラウド102は、第一ガイド104の第一目標位置において、当該第一ガイド104に形成されたガイド溝に嵌め込まれている。
ここで、図3に示す初期工程から図4に示す最終工程に至るまでのシュラウド102の取り付け工程について説明する。
まず、図3に示すように、ベース101に磁気ディスク100やアクチュエータ111等が取り付けられた後に、例えば、組み立てロボット等を用いて、シュラウド102を第一ガイド104の第一初期載置位置に載置する。
このとき、上述のように、シュラウド102の被ガイド部102eは、第一ガイド底面104aと、第一ガイド側面104bと、第一位置決め部104cと、に当接する(すなわち、ガイド溝に嵌めこまれる)ため、当該シュラウド102の水平方向(ベース底面101aに沿った方向)の回転は抑制されている。
次に、この図3に示す第一初期載置位置に載置されたシュラウド102を、例えば、組み立てロボット等を用いて、図3に示す矢印の方向、すなわち、磁気ディスク100が配置されている方向にスライドさせる。
このスライド工程において、シュラウド102は、図3に示す第一初期載置位置から、図4に示す第一目標位置まで、その被ガイド部102eの下面を第一ガイド底面104aに当接させたまま、且つその側面を第一ガイド側面104bと第一位置決め部104cとに当接させたまま、すなわち、当該被ガイド部102eがガイド溝に嵌め込まれたまま、当該第一ガイド底面104a上を滑らかに直線移動する。
すなわち、このスライド工程において、第一ガイド104は、そのガイド溝に沿って、シュラウド102を第一初期載置位置から第一目標位置に至るまで案内する。
そして、このシュラウド102は、図4に示す第一目標位置において、その被ガイド部102eの側面を第二位置決め部104dに当接させることによって、その移動を止められる。
この第一目標位置において、シュラウド102の被ガイド部102eは、その下面を第一ガイド底面104aの第一目標位置に当接させ、且つその側面を第一位置決め部104cと第二位置決め部104dとに当接させている。
このため、シュラウド102は、第一目標位置において、水平方向の回転が抑制される。このようにして、シュラウド102は、ベース101上に予め形成された第一ガイド104によって規定される第一目標位置に正確に位置決めされる。ここで、第一位置決め部104cと第二位置決め部104dとで形成させる角度は90°以下である。すなわち、第一位置決め部104cの被ガイド部102eに当接する面と、第二位置決め部104dの被ガイド部102eに当接する面と、は互いのなす角度が90°以下となるように形成されている。これは、第一位置決め部104cで案内される直線移動方向を変更することなく第二位置決め部104dで位置決めし、シュラウド102の回転を抑制する関係で配置されることとなる。
この第一目標位置において、シュラウド102の基部102bに形成されているネジ穴102fに固定ネジ102a(図1参照)が挿入され、当該固定ネジ102aによって当該シュラウド102は、ベース101に固定される。
なお、シュラウド102の被ガイド部102eの下面や側面、当該被ガイド部102eの下面や側面に当接する第一ガイド底面104a、第一位置決め部104c、第二位置決め部104dは、少なくとも互いに当接する部分に平滑加工及び平滑処理が施されていてもよい。
この場合、第一初期載置位置から第一目標位置に至るまでのシュラウド102のスライド移動における摩擦抵抗が低減されるとともに、当該シュラウド102と第一ガイド104との摩擦に伴う塵埃の発生を防止することができる。
図5は、図1の破線で囲んだ磁気ディスク装置の領域Bについて、スポイラ103を取り付ける前の状態を拡大して示した斜視図である。図5に示すように、第二ガイド105には、ベース101の底面101a上に所定高さをもつ凸状のガイドレール105aが形成されている。
このガイドレール105aは、長軸方向の長さL2の範囲にわたって略一定の幅W2をもつ略直方体形状に形成される。
また、この第二ガイド105には、ガイドレール105aに連なって、当該ガイドレール105aに沿うように第二ガイド底面105bが形成されている。この第二ガイド底面105bは、ガイドレール105aの高さより小さい、僅かな高さをもって形成されている。
この第二ガイド底面105bの磁気ディスク100に近い側の一端付近(図1に示す取り付け完成状態においてスポイラ103が配置される目標位置。以下、第二目標位置と呼ぶ。)には、スポイラ103をベースに固定するネジ103a(図1参照)が挿入される固定穴105eが形成されている。
また、この第二ガイド105には、ガイドレール105a及び第二ガイド底面105bの磁気ディスク100側の端部付近に、所定高さをもつ第三位置決め部105cと第四位置決め部105dとが形成されている。
第三位置決め部105cは、ガイドレール105a及び第二ガイド底面105bの磁気ディスク100側の端部に形成されている。
また、第四位置決め部105dは、ガイドレール105a及び第二ガイド底面105bの磁気ディスク100側の端部付近であって、第二ガイド底面105bを挟んでガイドレール105aに対向する位置に形成されている。
図6は、スポイラ103の取り付け操作における初期工程として、図5に示す第二ガイド105の磁気ディスク100から遠い側の一端(以下、第二初期載置位置と呼ぶ。)にスポイラ103を載置した状態を示す斜視図である。
図6に示す状態において、スポイラ103は、基部103bの下端付近に形成された被ガイド部103dの下面の一部をガイドレール105aの第二初期載置位置部分に嵌めこみ、且つ当該被ガイド部103dの下面の一部を第二ガイド底面105bに当接することにより、第二初期載置位置に載置されている。なお、このスポイラ103の被ガイド部103dの下面には、ガイドレール105aが嵌めこまれるガイド溝(図示せず)が形成されている。
図7は、スポイラ103の取り付け操作における最終工程として、図5に示す第二ガイド105の磁気ディスク100に近い側の一端である第二目標位置にスポイラ103が配置された状態を示す斜視図である。
図7に示す状態において、スポイラ103は、被ガイド部103dの下面に形成されたガイド溝がガイドレール105aの第二目標位置部分に嵌め込まれ、且つ当該被ガイド部103dの底面の一部が第二ガイド底面105bに当接することにより、第二ガイド105の目標位置に配置されている。ここで、図6に示す初期工程から図7に示す最終工程に至るまでのスポイラ103の取り付け工程について説明する。
まず、図6に示すように、ベース101に磁気ディスク100やアクチュエータ111等が取り付けられた後に、例えば、組み立てロボット等を用いて、スポイラ103を第二ガイド105の第二初期載置位置に載置する。
このとき、上述のように、スポイラ103の被ガイド部103dは、そのガイド溝にガイドレール105aが嵌め込まれ、且つその底面が第二ガイド底面105bに当接するため、当該スポイラ103の水平方向の回転は抑制されている。
次に、この図6に示す第二初期載置位置に載置されたスポイラ103を、例えば、組み立てロボット等を用いて、図6に示す矢印の方向、すなわち、磁気ディスク100が配置されている方向にスライドさせる。
このスライド工程において、スポイラ103は、図6に示す第二初期載置位置から、図7に示す第二目標位置まで、その被ガイド部103dのガイド溝にガイドレール105aが嵌め込まれたまま、且つ被ガイド部103dの下面を第二ガイド底面105bに当接させたまま、当該ガイドレール105a及び第二ガイド底面105b上を滑らかに直線移動する。
すなわち、このスライド工程において、第二ガイド105は、スポイラ103を第二初期載置位置から第二目標位置に至るまで案内する。
そして、このスポイラ103は、図7に示す第二目標位置において、その被ガイド部103dの側面を第三位置決め部105cと第四位置決め部105dとに当接させることによって、その移動を止められる。
すなわち、この第二目標位置において、スポイラ103の被ガイド部103dは、そのガイド溝にガイドレール105aの第二目標位置が嵌め込まれ、且つその側面を第三位置決め部105cと第四位置決め部105dとに当接させている。ここで、第三位置決め部105cと第四位置決め部105dとで形成させる角度は90°以下である。すなわち、第三位置決め部105cの被ガイド部103dに当接する面と、第四位置決め部105dの被ガイド部103dに当接する面と、は互いのなす角度が90°以下となるように形成されている。これは、第三位置決め部105cで案内される直線移動方向を変更することなく第四位置決め部105dで位置決めし、スポイラ103の回転を抑制する関係で配置されることとなる。
このため、スポイラ103は、第二目標位置において、水平方向の回転が抑制される。このようにして、スポイラ103は、ベース101上に予め形成された第二ガイド105によって規定される第二目標位置に正確に位置決めされる。
この第二目標位置において、スポイラ103の基部103bに形成されているネジ穴103fに固定ネジ103a(図1参照)が挿入され、当該固定ネジ103aによって当該スポイラ103は、ベース101に固定される。
なお、スポイラ103の被ガイド部103dの下面や側面、当該下面に形成されるガイド溝のガイドレール105aに接する内面、当該被ガイド部103dのガイド溝に接するガイドレール105aの表面、第二ガイド底面105b、第三位置決め部105c、第四位置決め部105dは、少なくとも互いに当接する部分に平滑加工及び平滑処理が施されていてもよい。
この場合、第二初期載置位置から第二目標位置に至るまでのスポイラ103のスライド移動における摩擦抵抗が低減されるとともに、当該スポイラ103と第二ガイド105との摩擦に伴う塵埃の発生を防止することができる。
なお、本発明に係る磁気ディスク装置は、上述の例に限られない。すなわち、例えば、ガイド104,105による案内によってベース101に取り付けられる取付対象部材は、流体制御部材に限られず、ベース101上に配置される他の部材であってもよい。
また、第一ガイド底面104aやガイドレール105aは、一定長さにわたって一定の幅をもって形成されるものに限られず、例えば、初期載置位置から目標位置にかけてわずかに幅を増すテーパ形状に形成されてもよい。
また、磁気ディスク装置に取り付けられる磁気ディスク100や磁気ヘッド112等は複数に限られず、1つずつであってもよい。
また、ガイド104,105に形成される位置決め部104c,104d,105c,105dやガイド底面104a,105b等の形状、数、位置、大きさ等は、上述のものに限られず、ベース101上の初期載置位置に載置された対象部材を、当該ベース101上において配置されるべき目標位置まで案内し、当該目標位置において当該対象部材の回転等を抑止しつつ位置決めすることができるように形成されればよい。
100 磁気ディスク、101 ベース、102 シュラウド、103 スポイラ、104 第一ガイド、105 第二ガイド、106 クランプ、107 スピンドルモータ、108 ランプ、109 ボイスコイルモータ、110 ピボット軸、111 アクチュエータ、112 磁気ヘッド。
Claims (4)
- ベースと、
少なくとも1つの磁気ディスクを含み、前記ベースに回転可能に取り付けられるディスクアセンブリと、
磁気ヘッドをそれぞれ備える少なくとも1つのアクチュエータを含み、前記ベースに揺動可能に取り付けられるアクチュエータアセンブリと、
を備え、
前記ベースには、当該ベース上に配置されるべき対象部材の取り付け時に、当該対象部材の当該ベース上での初期載置位置から当該対象部材の配置先である目標位置まで、当該対象部材を案内するとともに、当該目標位置において、当該対象部材が当接する位置決め部を有するガイドが形成されている
ことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項1に記載の磁気ディスク装置において、
前記ディスクアセンブリは複数の磁気ディスクを含み、
前記アクチュエータアセンブリは複数のアクチュエータを含み、
前記対象部材は、前記目標位置において前記複数の磁気ディスクの間又は前記複数のアクチュエータの間に挿入される挿入部を有する、
ことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項1に記載の磁気ディスク装置において、
前記ガイドの一部として、前記初期載置位置から前記目標位置まで連なるガイド溝が形成されていることを特徴とする磁気ディスク装置。 - 請求項1に記載の磁気ディスク装置において、
前記ガイドの一部として、前記初期載置位置から前記目標位置まで連なる凸状のガイドレールが形成されていることを特徴とする磁気ディスク装置。
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