JP2006286153A - 磁気情報記録装置および記録媒体駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ディスク状の磁気記録媒体3と、該磁気記録媒体3を固定するロータ7と該ロータ7を回転自在に支持するとともにロータ7の周囲に配置される円環状の励磁コイル8を有するステータ9とを備える電動モータ5と、該電動モータ5により回転させられる磁気記録媒体3に近接させられて、該磁気記録媒体3に記録されている磁気情報を読み取る磁気ヘッド4と、磁気記録媒体3と電動モータ5との間に配置され、電動モータ5の励磁コイル8を覆う略平板状のシールド部材6とを備え、該シールド部材6と磁気記録媒体3との距離が0.5mm以下に設定されている磁気情報記録装置1を提供する。
【選択図】 図1
Description
また、磁気記録媒体の回転に伴う風損を防止する目的で、磁気記録媒体の配置されている空間内を減圧する技術が開示されている(例えば、特許文献2参照。)。
また、特許文献2に開示されているように磁気記録媒体の配置されている空間を減圧することができれば、風損の影響を低減することができることは明らかであるが、そのような減圧状態に維持するための密封構造が困難である。
本発明は、ディスク状の磁気記録媒体と、該磁気記録媒体を固定するロータと該ロータを回転自在に支持するとともにロータの周囲に配置される円環状の励磁コイルを有するステータとを備える電動モータと、該電動モータにより回転させられる磁気記録媒体に近接させられて、該磁気記録媒体に記録されている磁気情報を読み取る磁気ヘッドと、前記磁気記録媒体と前記電動モータとの間に配置され、電動モータの励磁コイルを覆う略平板状のシールド部材とを備え、該シールド部材と前記磁気記録媒体との距離が0.5mm以下に設定されている磁気情報記録装置を提供する。
このように構成することで、ヘッド挿入領域におけるシールド部材と磁気記録媒体との間の隙間を確保し、かつ、ヘッド非挿入領域におけるシールド部材と磁気記録媒体との隙間を詰めることで両者間の段差が大きくなる。本発明によれば、段差位置の周縁に切欠を設けることで、プレス加工によるシールド部材の形成を容易にし、かつ、プレス加工後のヘッド非挿入領域におけるシールド部材の平坦度を向上して、磁気記録媒体との隙間を小さくしてもシールド部材が磁気記録媒体に接触しないようにすることができる。
このようにすることで、プレス加工によるシールド部材の形成を容易にし、かつ、プレス加工後のヘッド非挿入領域におけるシールド部材の平坦度を向上して、軸体の記録媒体突当面に突当状態に固定される磁気記録媒体との隙間が小さくてもシールド部材が磁気記録媒体に接触しないようにすることができる。
本実施形態に係る磁気情報記録装置1は、図1および図2に示されるように、記録媒体駆動装置2と、磁気記録媒体3と、該磁気記録媒体3に記録されている磁気情報を読み取る磁気ヘッド4とを備えている。
また、本実施形態に係る記録媒体駆動装置2は、前記磁気記録媒体3を回転駆動する電動モータ5と、前記磁気記録媒体3と電動モータ5との間に配置される略平板状のシールド部材6とを備えている。
前記電動モータ5は、前記磁気記録媒体3を固定するロータ7と、該ロータ7の周囲に配置される円環状の励磁コイル8を備えるステータ9と、該ステータ9に対してロータ7を回転自在に支持する軸受10とを備えている。
流体動圧軸受10は、図1に示されるように、ステータ9のボス部19に固定されるハウジング18と、該ハウジング18に微小隙間をあけて収容されるシャフト14と、ハウジング18とシャフト14との微小隙間に充填されたオイル(図示略)とを備えている。シャフト14は、略円筒状に形成された筒状部14bの長手方向の途中位置に半径方向外方に延びる鍔状のスラストプレート14cを備えている。
すなわち、ロータ7の段部7bを含む平面とヘッド非挿入領域6bにおけるシールド部材との距離が0.5mm以下となるように構成されている。
本実施形態に係る磁気情報記録装置1によれば、電動モータ5の駆動により、ステータ9に対してロータ7を回転駆動し、ロータ7に固定されている磁気記録媒体3を回転させた状態で、スイングアーム22の揺動によって磁気ヘッド4を磁気記録媒体3の表面に近接させ、磁気記録媒体3の磁気記録層に記録されている磁気情報を高速に順次読み取りあるいは記録することができる。ロータ7はステータ9に対して流体動圧軸受10により回転自在に支持されているので、ステータ9に対するロータ7の回転によって、流体動圧軸受10により、ロータ7が軸方向および半径方向の両方に移動しないように安定して回転させられる。その結果、磁気ヘッド4を磁気記録媒体3に対して適正な位置に配置し続けることができ、読み取りあるいは書き込みエラーの発生を防止できる。
この場合において、本実施形態に係る磁気情報記録装置1においては、シールド部材6の大部分を占めるヘッド非挿入領域6bにおいて、シールド部材6が磁気記録媒体3との間に0.5mm以下の隙間をあけて配置されるので、磁気記録媒体3が高速回転させられたときに、その回転に伴って磁気記録媒体3の周囲に形成される気流が磁気記録媒体3の回転の抵抗となる、いわゆる風損の発生を抑えることができる。
また、駆動電流を低減することにより、磁気回路から発生するスイッチングノイズを低減し、騒音を低下させることができるという利点もある。
また、シールド部材6の材料としてマルテンサイト系ステンレスを例示したが、これに代えて、パーマロイやセメンジュール等によって構成してもよい。
4 磁気ヘッド
5 電動モータ
6 シールド部材
6a ヘッド挿入領域
6b ヘッド非挿入領域
6c 段差
7 ロータ
7b 記録媒体突当面
8 励磁コイル
9 ステータ
23 切欠
Claims (6)
- ディスク状の磁気記録媒体と、
該磁気記録媒体を固定するロータと該ロータを回転自在に支持するとともにロータの周囲に配置される円環状の励磁コイルを有するステータとを備える電動モータと、
該電動モータにより回転させられる磁気記録媒体に近接させられて、該磁気記録媒体に記録されている磁気情報を読み取る磁気ヘッドと、
前記磁気記録媒体と前記電動モータとの間に配置され、電動モータの励磁コイルを覆う略平板状のシールド部材とを備え、
該シールド部材と前記磁気記録媒体との距離が0.5mm以下に設定されている磁気情報記録装置。 - 前記シールド部材が、前記磁気記録媒体との間に、前記磁気ヘッドを挿入するための第1の隙間とそれよりも狭い第2の隙間とを形成するように、ヘッド挿入領域とヘッド非挿入領域とを形成する段差を備え、
前記ヘッド非挿入領域におけるシールド部材と磁気記録媒体との距離が0.5mm以下に設定されている請求項1に記載の磁気情報記録装置。 - シールド部材のヘッド挿入領域とヘッド非挿入領域との段差位置の周縁に切欠が設けられている請求項2に記載の磁気情報記録装置。
- ロータと該ロータを回転自在に支持するとともにロータの周囲に配置される円環状の励磁コイルを有するステータとを備える電動モータと、該電動モータの励磁コイルを覆う略平板状のシールド部材とを備え、
前記ロータに、ディスク状の磁気記録媒体を突き当てる記録媒体突当面が設けられ、
該記録媒体突当面を含む平面と前記シールド部材の表面との距離が0.5mm以下に設定されている記録媒体駆動装置。 - 前記シールド部材が、磁気記録媒体に記録されている磁気情報を読み取る磁気ヘッドを挿入するための第1の隙間とそれよりも狭い第2の隙間とを磁気記録媒体との間に形成するように、ヘッド挿入領域とヘッド非挿入領域とを形成する段差を備え、
前記ヘッド非挿入領域におけるシールド部材と前記記録媒体突当面を含む平面との距離が0.5mm以下に設定されている請求項4に記載の記録媒体駆動装置。 - シールド部材のヘッド挿入領域とヘッド非挿入領域との段差位置の周縁に切欠が設けられている請求項5に記載の記録媒体駆動装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005108399A JP2006286153A (ja) | 2005-04-05 | 2005-04-05 | 磁気情報記録装置および記録媒体駆動装置 |
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JP2006286153A true JP2006286153A (ja) | 2006-10-19 |
Family
ID=37407895
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006286153A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20010040411A1 (en) * | 1999-04-07 | 2001-11-15 | Hiroki Kitahori | Spindle motor and disk unit |
WO2002077989A2 (en) * | 2001-03-21 | 2002-10-03 | Seagate Technology Llc | Disc separator plate with air dam |
JP2004174585A (ja) * | 2002-11-28 | 2004-06-24 | Mitsui High Tec Inc | 無段変速機用ベルトのエレメントの製造方法 |
-
2005
- 2005-04-05 JP JP2005108399A patent/JP2006286153A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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