JP2006285615A - 画像比較装置及び方法、画像検索装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 - Google Patents

画像比較装置及び方法、画像検索装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006285615A
JP2006285615A JP2005104374A JP2005104374A JP2006285615A JP 2006285615 A JP2006285615 A JP 2006285615A JP 2005104374 A JP2005104374 A JP 2005104374A JP 2005104374 A JP2005104374 A JP 2005104374A JP 2006285615 A JP2006285615 A JP 2006285615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
code stream
specific image
code block
extracting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005104374A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4301193B2 (ja
Inventor
Kazuhisa Hosaka
和寿 保坂
Takahiro Fukuhara
隆浩 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005104374A priority Critical patent/JP4301193B2/ja
Priority to US11/392,037 priority patent/US7869659B2/en
Priority to KR20060028815A priority patent/KR20060105556A/ko
Priority to CNB2006100670511A priority patent/CN100461219C/zh
Publication of JP2006285615A publication Critical patent/JP2006285615A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4301193B2 publication Critical patent/JP4301193B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/58Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • G06F16/583Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content
    • G06F16/5854Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content using shape and object relationship
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/48Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using compressed domain processing techniques other than decoding, e.g. modification of transform coefficients, variable length coding [VLC] data or run-length data
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/50Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of still image data
    • G06F16/58Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually
    • G06F16/583Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content
    • G06F16/5838Retrieval characterised by using metadata, e.g. metadata not derived from the content or metadata generated manually using metadata automatically derived from the content using colour
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/61Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding in combination with predictive coding
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/60Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding
    • H04N19/63Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using transform coding using sub-band based transform, e.g. wavelets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Library & Information Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

【課題】 JPEG2000方式等に従って圧縮符号化された画像を完全に復号することなく、特定画像との一致判定や類似度判定を行い、JPEG2000方式等に従って圧縮符号化された映像コンテンツを完全に復号することなく、特定画像と略々一致する画像を検索する。
【解決手段】 符号化パラメータ抽出器10は、コードストリームの符号化パラメータを抽出して画像特徴量抽出器30に供給する。コードストリーム特徴量抽出器20は、コードストリームを解析してコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する。画像特徴量抽出器30は、コードストリームの符号化パラメータに基づいて、特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数を検出する。比較器40は、コードストリームのゼロビットプレーン数と特定画像のゼロビットプレーン数とをコードブロック毎に比較し、コードストリームと特定画像との一致判定を行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、JPEG(Joint Photographic Experts Group)2000方式等に従って圧縮符号化された画像と特定画像とを比較して一致判定や類似度判定を行う画像比較装置及びその方法、JPEG2000方式等に従って圧縮符号化された映像コンテンツから特定画像と略々一致する画像を検索する画像検索装置及びその方法、並びにプログラム及び記録媒体に関する。
従来から、例えば映像コンテンツの検索等の目的のために、特定画像を検索クエリとして、未知の映像コンテンツの中から特定画像と略々一致する画像を検索する技術が必要とされている。例えば下記特許文献1には、映像コンテンツから短時間フレーム毎に特徴量を抽出して特徴ベクトルを構成し、その特徴ベクトルと特定画像の特徴ベクトルとを比較することにより、映像コンテンツの中から特定画像と略々一致する画像を検索する技術が提案されている。
特開2004−45565号公報
ところで、近年、デジタルカメラやデジタルカムコーダといった商品の普及に伴い、画像が直接デジタルで撮影され、画像圧縮を施されて記録されることが多くなっている。また、テレビジョン番組をデジタル化した上で画像圧縮を施し、アーカイブとして保存することも行われている。さらに、2004年にデジタルシネマの規格化において画像圧縮方式としてJPEG2000方式が採用されることが決定され、多くの映画フィルムがデジタル化された上、JPEG2000方式に従って圧縮符号化されて利用される流れとなっている。
そこで、今後は、特にJPEG2000方式に従って圧縮符号化された多数の画像から特定画像と略々一致する画像を検索したり、JPEG2000方式に従って圧縮符号化された映像コンテンツの中から特定画像と略々一致する画像を検索したりするニーズが一層高まることが予想される。しかしながら、特許文献1等の従来の技術では、検索前に画像や映像コンテンツを完全に復号する必要があるため、処理全体の演算量が多くなるという問題があった。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、JPEG2000方式等に従って圧縮符号化された画像を完全に復号することなく、特定画像との一致判定や類似度判定を行う画像比較装置及びその方法、JPEG2000方式等に従って圧縮符号化された映像コンテンツを完全に復号することなく、特定画像と略々一致する画像を検索する画像検索装置及びその方法、並びにプログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る画像比較装置は、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置であって、上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出手段と、上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像比較装置は、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して類似度を判定する画像比較装置であって、上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出手段と、上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較する比較手段と、コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索装置は、複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索装置であって、上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出手段と、上記各コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像比較装置は、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置であって、上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出手段と、上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像比較装置は、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する画像比較装置であって、上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出手段と、上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較する比較手段と、コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索装置は、複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索装置であって、上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出手段と、上記各コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像比較装置は、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置であって、上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出手段と、上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像比較装置は、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する画像比較装置であって、上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出手段と、上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較する比較手段と、上記比較手段による比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積手段とを備えることを特徴とする。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索装置は、複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索装置であって、上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出手段と、上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出手段と、上記各コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、上述した画像比較処理、画像検索処理をコンピュータに実行させるものであり、本発明に係る記録媒体は、そのようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なものである。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像比較装置は、検索画像を符号化して得られるコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置において、上記コードストリームを解析することにより上記検索画像の画像特徴量を抽出する画像特徴量抽出手段と、上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、上記符号化パラメータに基づいて上記特定画像を途中段階まで符号化することにより、特定画像符号化データを生成する特定画像符号化データ生成手段と、上記検索画像の画像特徴量と上記特定画像符号化データとを比較し、上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像比較装置及びその方法、並びにプログラム及び記録媒体によれば、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームからゼロビットプレーン数やMQシンボル、或いはゼロビットプレーンを含まないコードブロック毎の量子化係数を特徴量として抽出し、特定画像からも同様の特徴量を抽出し、これらの特徴量同士を比較することにより、コードストリームを完全に復号することなく、コードストリームと特定画像との一致判定や類似度判定を行うことができる。
また、本発明に係る画像検索装置及びその方法、並びにプログラム及び記録媒体によれば、複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列を構成する各コードストリームから上述と同様の特徴量を抽出し、特定画像からも同様の特徴量を抽出し、これらの特徴量同士を比較することにより、コードストリーム列を完全に復号することなく、コードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下に説明する実施の形態は、本発明を、JPEG2000方式に従って圧縮符号化された画像と特定画像とを比較して一致判定や類似度判定を行う画像比較装置及びその方法、並びにJPEG2000方式に従って圧縮符号化された映像コンテンツから特定画像と略々一致する画像を検索する画像検索装置及びその方法に適用したものである。
ここで、具体的な実施の形態について説明する前に、画像をJPEG2000方式に従って符号化してコードストリームを生成する画像符号化装置と、このコードストリームをJPEG2000方式に従って復号して復号画像を生成する画像復号装置とについて説明する。
先ず、画像をJPEG2000方式に従って符号化してコードストリームを生成する画像符号化装置の概略構成を図1のブロック図に示す。
図1に示す画像符号化装置100において、ウェーブレット変換器101は、入力された画像に対してウェーブレット変換を施し、サブバンド毎のウェーブレット係数を生成する。なお、JPEG2000方式におけるウェーブレット変換は、図2に示すように、縦横2次元のフィルタでフィルタリング処理を施し、低域のサブバンドについては再帰的にフィルタリング処理を施すMallat分割である。図2の例では、3回のウェーブレット変換により、合計10個のサブバンドが形成されている。
量子化器102は、サブバンド毎のウェーブレット係数を量子化し、量子化係数を生成する。コードブロック化器103は、サブバンド毎の量子化係数を同じ大きさの矩形領域であるコードブロックに分割し、コードブロック毎の量子化係数を2値(0又は1)の係数ビットの集合であるビットプレーンに展開する。例えば、図3(A)に示すように縦横4個ずつ、計16個の量子化係数からなるコードブロックの場合、図3(B)のように符号のビットプレーンと絶対値のビットプレーンとに展開される。ビットプレーン数検出器104は、コードブロック毎にゼロビットプレーン数を検出する。ここで、ゼロビットプレーン数とは、全ての係数ビットの値が0であるビットプレーンが最上位ビット(MSB:Most Significant Bit)側に幾つあるかを表したものである。例えば図3(B)の場合、ゼロビットプレーン数は2である。そして、ゼロビットプレーン削除器105は、コードブロックからゼロビットプレーンを削除する。
ビットモデリング器106は、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックについてビットモデリングを行い、MQシンボルとMQコンテキストとの組を生成する。MQ符号化器107は、MQシンボルとMQコンテキストとの組をMQ符号化し、MQ符号を生成する。最後に、コードストリーム生成器108は、MQ符号とゼロビットプレーン数とからコードストリームを生成して出力する。
次に、このコードストリームをJPEG2000方式に従って復号して復号画像を生成する画像復号装置の概略構成を図4のブロック図に示す。
図4に示す画像復号装置200において、コードストリーム解析器201は、入力されたコードストリームを解析してMQ符号とゼロビットプレーン数とを抽出する。MQ復号器202は、ビットモデリング器203から与えられるMQコンテキストを用いてMQ符号を復号し、MQシンボルを生成する。
ビットモデリング器203は、MQシンボルに基づいてゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成し、ゼロビットプレーン付加器204は、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックに対してゼロビットプレーンを付加する。フレーム化器205は、ゼロビットプレーンを含むコードブロックをサブバンド毎に纏めてサブバンド毎の量子化係数を生成し、逆量子化器206は、サブバンド毎の量子化係数を逆量子化してサブバンド毎のウェーブレット係数を生成する。最後に、逆ウェーブレット変換器207は、サブバンド毎のウェーブレット係数に対して逆ウェーブレット変換を施し、復号画像を生成する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態における画像比較装置の概略構成を図5に示す。この画像比較装置1は、一方の端子から入力されたコードストリームと、他方の端子から入力された特定画像とを比較し、一致判定を行うものである。
この画像比較装置1において、コードストリームは、符号化パラメータ抽出器10と、コードストリーム特徴量抽出器20とに入力される。一方、特定画像は、画像特徴量抽出器30に入力される。
符号化パラメータ抽出器10は、コードストリームの符号化パラメータを抽出し、この符号化パラメータを画像特徴量抽出器30内のウェーブレット変換器31、量子化器32、コードブロック化器33に供給する。ここで、上述した符号化パラメータは、コードブロック毎の量子化係数がどのように作成されているかを示すものであり、例えばウェーブレット変換の部分では、フィルタの種類(可逆5−3フィルタ、非可逆9−7フィルタなど)や、ウェーブレット変換の回数(5回、4回など)が挙げられる。また、量子化の部分では、量子化ステップの大きさ(1/128、1/64など)が挙げられ、コードブロック化の部分では、コードブロックの大きさ(縦64横64、縦32横128、縦32横32など)が挙げられる。
コードストリーム特徴量抽出器20は、コードストリーム解析器21を有し、このコードストリーム解析器21は、コードストリームを解析してコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する。
画像特徴量抽出器30は、ウェーブレット変換器31、量子化器32、コードブロック化器33及びゼロビットプレーン数検出器34を有し、コードストリームの符号化パラメータに基づいて、特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数を検出する。具体的に、ウェーブレット変換器31は、特定画像に対してウェーブレット変換を施してサブバンド毎のウェーブレット係数を生成し、量子化器32は、サブバンド毎のウェーブレット係数を量子化して量子化係数を生成する。コードブロック化器33は、サブバンド毎の量子化係数をコードブロックに分割すると共に、コードブロック毎の量子化係数をビットプレーンに展開し、ゼロビットプレーン数検出器34は、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を検出する。
比較器40は、コードストリーム解析器21から供給されたゼロビットプレーン数とゼロビットプレーン数検出器34から供給されたゼロビットプレーン数とを比較することで、コードストリームと特定画像との一致判定を行い、判定結果を出力する。
この比較器40における比較方法を含めて、画像比較装置1の処理について図6のフローチャートを用いて説明する。先ずステップS1において、コードストリームの符号化パラメータを抽出し、ステップS2において、この符号化パラメータに基づいて特定画像に対してウェーブレット変換、量子化を施し、コードブロックに分割する。
次にステップS3において、コードストリームに未処理のコードブロックがあるか否かを判別し、未処理のコードブロックがある場合には、ステップS4においてコードストリームの次の未処理のコードブロックCcを設定し、ステップS5において、コードブロックCcに対応する特定画像のコードブロックCiを設定する。そしてステップS6において、コードブロックCcとコードブロックCiのゼロビットプレーン数を比較し、ステップS7において、ゼロビットプレーン数が一致しているか否かを判別する。ゼロビットプレーン数が一致していない場合には、ステップS8においてコードストリームと特定画像とが不一致であると判定し、ゼロビットプレーン数が一致している場合には、ステップS3に戻る。一方、ステップS3において、未処理のコードブロックがない場合には、ステップS9においてコードストリームと特定画像とが一致していると判定する。
ここで、未処理のコードブロックを選択する順番は任意で構わないが、コードストリーム中で並んでいる順番と同じにすると処理が単純となる。コードストリーム中で並んでいる順番は、通常、低域のサブバンドから高域のサブバンドへの順、例えばウェーブレット変換を3回行っている場合には、図7に示すように、最低域であるLL−3のサブバンドから始め、LL−3、HL−3、LH−3、HH−3、HL−2、LH−2、HH−2、HL−1、LH−1、HH−1の順である。また、各サブバンド内ではラスタスキャン順である。一般的な画像の場合には、低域のサブバンドから高域のサブバンドへの順番で選択することにより、少ないループ回数で不一致の判定が行える。但し、画像のインタレース成分に特徴がある場合、インタレース成分は図7のLH−1で示されるサブバンドに現れるため、このサブバンド内のコードブロックをより早く処理するような順番で選択することにより、少ないループ回数で不一致の判定が行える。
このように、本実施の形態における画像比較装置1によれば、コードストリームと特定画像とについて、同じ位置のコードブロック同士でゼロビットプレーン数を比較し、全てのコードブロックでゼロビットプレーン数が一致するか否かにより、コードストリームと特定画像との一致判定を行うことができる。特に、コードストリームからはゼロビットプレーン数を抽出するのみで完全に復号することがないため、MQ復号、ビットモデリング、逆量子化、逆ウェーブレット変換などの処理が不要になるという利点がある。中でも、コードストリームからゼロビットプレーン数を抽出するにはMQ符号を復号する必要がないため、処理の簡単さの点でも処理速度の点でも、非常に有利である。
本実施の形態の手法では、コードストリームと特定画像とが不一致であると判定された場合、その判定が間違っていることはない。一方、コードストリームと特定画像とが一致していると判定された場合、実際には不一致であることもあるが、実験の結果、間違えることは殆どないことが分かっている。例えば、通常の圧縮率である1bpp(bit per pixel)のコードストリームの場合には間違えた実験結果はなく、高圧縮率である0.1bppのコードストリームの場合であっても、動きの少ない画像で300フレーム中4フレーム間違えたに過ぎない。
なお、上述の説明では、全てのコードブロックについてゼロビットプレーン数を比較したが、必ずしも全てのコードブロックについて比較する必要はない。但し、一部のコードブロックについてゼロビットプレーン数の比較処理を省略すると、実際には不一致であるにも拘わらず、一致しているという判定結果になる割合が増加する。利用条件から考えて判定精度が十分にある場合には、一部のコードブロックについての処理を省略することで、処理の高速化と簡略化を実現することができる。実際、実験によると、殆どの場合に輝度コンポーネントの低域側のコードブロックで不一致が判定されているため、輝度コンポーネントのみ、或いは高域側のサブバンドを除くなどの制限を加えても問題がないことが多い。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態における画像比較装置の概略構成を図8に示す。この画像比較装置2は、一方の端子から入力されたコードストリームと、他方の端子から入力された特定画像とを比較し、類似度判定を行うものである。この画像比較装置2は、基本構造を図5に示した画像比較装置1と同様とするが、累積器50を有し、比較器40から供給される判定結果を累積して類似度を計算する点に特徴を有している。したがって、先に図5に示した画像比較装置1と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この画像比較装置2の処理について図9のフローチャートを用いて説明する。先ずステップS11において、変数sameの値と変数diffの値とを0に初期化する。ここで、変数sameは類似している度合いを表し、変数diffは類似していない度合いを表す。
次にステップS12乃至ステップS17において、上述と同様にコードブロックCcとコードブロックCiのゼロビットプレーン数を比較し、ステップS18において、ゼロビットプレーン数が一致しているか否かを判別する。ゼロビットプレーン数が一致している場合には、ステップS19において変数sameの値を1増やし、ゼロビットプレーン数が一致していない場合には、ステップS20において変数diffの値を1増やす。そして、ステップS14において未処理のコードブロックがない場合には、ステップS21においてsame/(same+diff)の値をコードストリームと特定画像との類似度として出力する。
このように、本実施の形態における画像比較装置2によれば、コードストリームと特定画像とについて、同じ位置のコードブロック同士でゼロビットプレーン数を比較し、その比較結果を全てのコードブロックについて累積することにより、コードストリームと特定画像との類似度判定を行うことができる。この場合にも、コードストリームからはゼロビットプレーン数を抽出するのみで完全に復号することがないため、処理の簡単さや処理速度の点で非常に有利である。
なお、上述の説明では、ゼロビットプレーン数が同じ場合や異なる場合に変数の値を1増やすものとしたが、実際には重み付けをしても構わない。この際、画像の特徴があると考えられる部分を優先して重み付けすることが好ましい。例えば、通常の画像の場合には低域側に特徴があると考えられるため、低域側のコードブロックにおける比較結果が優先されるように重み付けすることが好ましい。また、輝度のコンポーネントにおける比較結果が色のコンポーネントにおける比較結果よりも優先されるように重み付けすることが好ましい。
また、ゼロビットプレーン数が異なる場合には、その差の絶対値(又は差の冪乗など)を累積するようにしても構わない。
さらに、上述の説明では、コードストリームと特定画像との類似度判定を行うものとしたが、最後に類似度を閾値と比較することにより、一致判定を行うこともできる。勿論、変数sameの値と変数diffの値とに偏りがでれば、処理の最後に至る前に一致判定を行うこともできる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態における画像検索装置の概略構成を図10に示す。この画像検索装置3は、一方の端子から入力された映像コンテンツとしてのコードストリーム列(各画像を符号化したコードストリームの集合)から、他方の端子から入力された特定画像と一致するコードストリームを検索するものである。
この画像検索装置3において、コードストリーム列はコードストリームとそのインデクスとの組にされ、コードストリームは画像比較装置1に入力され、インデクスは選択器60に入力される。一方、特定画像は、画像比較装置1に入力される。
画像比較装置1は、第1の実施の形態と同様のものであり、コードストリームと特定画像との一致判定を行い、判定結果を選択器60に供給する。そして、選択器60は、一致するものと判定されたコードストリームのインデクスを出力する。
この画像検索装置3の処理について図11のフローチャートを用いて説明する。先ずステップS31において、未処理のコードストリームがあるか否かを判別し、ある場合にはステップS32において、次の未処理のコードストリームSを設定する。次にステップS33において、コードストリームSと特定画像とが一致するか否かを判別し、一致しない場合にはステップS31に戻り、一致する場合には、ステップS34でインデクスを出力した後、ステップS31に戻る。一方、ステップS31において未処理のコードストリームがない場合には、処理を終了する。
このように、本実施の形態における画像検索装置3によれば、コードストリーム列から特定画像と一致するコードストリームを検索し、そのインデクスを出力することができる。特に、第1の実施の形態と同様の画像比較装置1を用いており、コードストリーム列を構成する各コードストリームと特定画像との一致判定を行う際に、コードストリームからはゼロビットプレーン数を抽出するのみで完全に復号することがないため、MQ復号、ビットモデリング、逆量子化、逆ウェーブレット変換などの処理が不要になるという利点がある。また、符号化パラメータはコードストリーム列を通じて殆ど変わることがないため、画像比較装置1の内部のウェーブレット変換器31、量子化器32、コードブロック化器33、ゼロビットプレーン数検出器34をコードストリーム毎に動作させる必要がない。したがって、少ない処理量で検索を行うことが可能である。
なお、上述の説明では、第1の実施の形態と同様の画像比較装置1を用いるものとしたが、第2の実施の形態と同様の画像比較装置2を用いるようにしても構わない。この場合、選択器60は、例えば類似度が所定の閾値を超えたコードストリームのインデクスを出力することができる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態における画像比較装置の概略構成を図12に示す。この画像比較装置4は、一方の端子から入力されたコードストリームと、他方の端子から入力された特定画像とを比較し、一致判定を行うものである。この画像比較装置4は、基本構造を図5に示した画像比較装置1と同様とするが、ゼロビットプレーン数同士ではなく、MQシンボル同士を比較する点に特徴を有している。したがって、先に図5に示した画像比較装置1と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
コードストリーム特徴量抽出器20は、コードストリーム解析器21、MQ復号器22及びビットモデリング器23を有し、コードストリームについてのMQシンボルを抽出する。具体的に、コードストリーム解析器21は、コードストリームを解析してMQ符号を抽出する。MQ復号器22は、ビットモデリング器23から与えられるMQコンテキストを用いてMQ符号を復号し、生成されたMQシンボルを比較器41に供給する。
画像特徴量抽出器30は、第1の実施の形態における構成に加えて、さらにゼロビットプレーン削除器35及びビットモデリング器36を有し、コードストリームの符号化パラメータに基づいて、特定画像のMQシンボルを検出する。具体的に、ゼロビットプレーン削除器35は、コードブロックからゼロビットプレーンを削除し、ビットモデリング器36は、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックについてビットモデリングを行い、生成されたMQシンボルを比較器41に供給する。
比較器41は、MQ復号器22から供給されたMQシンボルとビットモデリング器36から供給されたMQシンボルとを比較することで、コードストリームと特定画像との一致判定を行い、判定結果を出力する。
この比較器41における比較方法を含めて、画像比較装置4の処理について図13のフローチャートを用いて説明する。先ずステップS41において、コードストリームの符号化パラメータを抽出し、ステップS42において、この符号化パラメータに基づいて特定画像に対してウェーブレット変換、量子化を施し、コードブロックに分割する。
次にステップS43において、コードストリームに未処理のコードブロックがあるか否かを判別し、未処理のコードブロックがある場合には、ステップS44においてコードストリームの次の未処理のコードブロックCcを設定し、ステップS45において、コードブロックCcに対応する特定画像のコードブロックCiを設定する。続いてステップS46において、コードブロックCiのゼロビットプレーン数を検出し、コードブロックCiからゼロビットプレーンを削除する。続いてステップS47において、コードブロックCiのビットモデリングを行い、MQシンボル列を得る。ステップS48では、コードブロックCcのMQ復号及びビットモデリングを行い、MQシンボル列を得る。
続いてステップS49において、コードブロックCcに未処理のMQシンボルがあるか否かを判別し、未処理のMQシンボルがない場合にはステップS43に戻り、未処理のMQシンボルがある場合にはステップS50に進む。ステップS50では、コードブロックCcの次のMQシンボルとコードブロックCiの次のMQシンボルとが一致しているか否かを判別する。MQシンボルが一致していない場合には、ステップS51においてコードストリームと特定画像とが不一致であると判定し、MQシンボルが一致している場合には、ステップS49に戻る。
一方、ステップS43において、未処理のコードブロックがない場合には、ステップS52においてコードストリームと特定画像とが一致していると判定する。
このように、本実施の形態における画像比較装置4によれば、コードストリームと特定画像とについて、MQシンボル同士を比較し、全てのMQシンボルが一致するか否かにより、コードストリームと特定画像との一致判定を行うことができる。特に、コードストリームからはMQシンボルを抽出するのみで完全に復号することがないため、逆量子化、逆ウェーブレット変換などの処理が不要になるという利点がある。
なお、上述の説明では、コードストリームの全てのMQシンボルについて比較を行うものとしたが、比較するMQシンボルの数を設定するようにしてもよく、コーディングパスの数で比較するMQシンボルの数を制限するようにしてもよい。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態における画像比較装置の概略構成を図14に示す。この画像比較装置5は、一方の端子から入力されたコードストリームと、他方の端子から入力された特定画像とを比較し、一致判定を行うものである。この画像比較装置5は、基本構造を図12に示した画像比較装置4と同様とするが、ゼロビットプレーン数同士ではなく、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックの量子化係数同士を比較する点に特徴を有している。したがって、先に図12に示した画像比較装置4と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
コードストリーム特徴量抽出器20において、MQ復号器22は、ビットモデリング器23から与えられるMQコンテキストを用いてMQ符号を復号し、MQシンボルを生成する。ビットモデリング器23は、MQシンボルに基づいてゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成し、このゼロビットプレーンを含まないコードブロックを比較器42に供給する。また、ビットモデリング器23は、量子化係数のどの桁まで復号したかを表す復号最終桁の情報を比較器42に供給する。
画像特徴量抽出器30において、ゼロビットプレーン削除器35は、コードブロックからゼロビットプレーンを削除し、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを比較器42に供給する。
比較器42は、ビットモデリング器23から供給されたゼロビットプレーンを含まないコードブロックとゼロビットプレーン削除器35から供給されたゼロビットプレーンを含まないコードブロックとの量子化係数同士を復号最終桁の情報に基づいて比較することで、コードストリームと特定画像との一致判定を行い、判定結果を出力する。
この比較器42における比較方法を含めて、画像比較装置5の処理について図15のフローチャートを用いて説明する。先ずステップS61において、コードストリームの符号化パラメータを抽出し、ステップS62において、この符号化パラメータに基づいて特定画像に対してウェーブレット変換、量子化を施し、コードブロックに分割する。続いてステップS63において、コードストリームについてゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成する。
次にステップS64において、コードストリームに未処理のコードブロックがあるか否かを判別し、未処理のコードブロックがある場合には、ステップS65においてコードストリームの次の未処理のコードブロックCcを設定し、ステップS66において、コードブロックCcに対応する特定画像のコードブロックCiを設定する。続いてステップS67において、コードブロックCiのゼロビットプレーン数を検出し、コードブロックCiからゼロビットプレーンを削除する。
続いてステップS68において、コードブロックCcに未処理の量子化係数があるか否かを判別し、未処理の量子化係数がない場合にはステップS64に戻り、未処理の量子化係数がある場合にはステップS69に進む。ステップS69では、コードブロックCcの次の量子化係数とコードブロックCiの次の量子化係数とが復号最終桁まで一致しているか否かを判別する。量子化係数が復号最終桁までの何れかで一致していない場合には、ステップS70においてコードストリームと特定画像とが不一致であると判定し、量子化係数が復号最終桁まで一致している場合には、ステップS68に戻る。具体的には、例えば図16(A)に示すように、量子化係数の符号と最上位ビット(MSB)側の復号最終桁までの値とが全て一致している場合に一致しているとし、図16(B)に示すように、量子化係数の符号と最上位ビット(MSB)側の復号最終桁までの値とのうち何れか1箇所でも一致していない場合に不一致であるとしている。
一方、ステップS64において、未処理のコードブロックがない場合には、ステップS71においてコードストリームと特定画像とが一致していると判定する。
このように、本実施の形態における画像比較装置5によれば、コードストリームと特定画像とについて、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックの量子化係数同士を復号最終桁まで比較し、符号を含めて復号最終桁まで全て一致するか否かにより、コードストリームと特定画像との一致判定を行うことができる。特に、コードストリームについてはゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成するのみで完全に復号することがないため、逆量子化、逆ウェーブレット変換などの処理が不要になるという利点がある。
なお、上述の説明では、コードストリームの復号最終桁まで量子化係数同士を比較するものとしたが、途中の桁までしかビットモデリングを行っていない場合には、その桁まで比較すればよい。
また、上述の説明では、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックの量子化係数同士を比較するものとしたが、ゼロビットプレーンを含むコードブロックの量子化係数同士を比較するようにしても構わない。この場合、処理速度は若干低下するものの、一致判定の精度は向上する。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態における画像比較装置の概略構成を図17に示す。この画像比較装置6は、一方の端子から入力されたコードストリームと、他方の端子から入力された特定画像とを比較し、一致判定を行うものである。この画像比較装置6は、基本構造を図14に示した画像比較装置5と同様とするが、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックの量子化係数同士ではなく、サブバンド毎に纏められた量子化係数同士を比較する点に特徴を有している。したがって、先に図14に示した画像比較装置5と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
コードストリーム特徴量抽出器20において、コードストリーム解析器21は、コードストリームを解析してMQ符号とゼロビットプレーン数とを抽出する。また、ゼロビットプレーン付加器24は、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックに対してゼロビットプレーンを付加する。フレーム化器25は、ゼロビットプレーンを含むコードブロックをサブバンド毎に纏めてサブバンド毎の量子化係数を生成し、この量子化係数を比較器43に供給する。
画像特徴量抽出器30において、量子化器32は、サブバンド毎のウェーブレット係数を量子化して量子化係数を生成し、この量子化係数を比較器43に供給する。
比較器43は、フレーム化器25から供給されたサブバンド毎の量子化係数と量子化器32から供給されたサブバンド毎の量子化係数とを復号最終桁の情報に基づいて比較することで、コードストリームと特定画像との一致判定を行い、判定結果を出力する。
この比較器43における比較方法を含めて、画像比較装置6の処理について図18のフローチャートを用いて説明する。先ずステップS81において、コードストリームの符号化パラメータを抽出し、ステップS82において、この符号化パラメータに基づいて特定画像に対してウェーブレット変換、量子化を施す。続いてステップS83において、コードストリームについてゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成し、ゼロビットプレーンを付加した後、サブバンド毎に纏める。
次にステップS84において、コードストリームに未処理のサブバンドがあるか否かを判別し、未処理のサブバンドがある場合には、ステップS85においてコードストリームの次の未処理のサブバンドScを設定し、ステップS86において、サブバンドScに対応する特定画像のサブバンドSiを設定する。
続いてステップS87において、サブバンドScに未処理の量子化係数があるか否かを判別し、未処理の量子化係数がない場合にはステップS84に戻り、未処理の量子化係数がある場合にはステップS88に進む。ステップS88では、サブバンドScの次の量子化係数とサブバンドSiの次の量子化係数とが復号最終桁まで一致しているか否かを判別する。量子化係数が復号最終桁までの何れか1箇所でも一致していない場合には、ステップS89においてコードストリームと特定画像とが不一致であると判定し、量子化係数が復号最終桁まで全て一致している場合には、ステップS87に戻る。
一方、ステップS84において、未処理のサブバンドがない場合には、ステップS90においてコードストリームと特定画像とが一致していると判定する。
このように、本実施の形態における画像比較装置6によれば、コードストリームと特定画像とについて、サブバンド毎の量子化係数同士を復号最終桁まで比較し、復号最終桁まで全て一致するか否かにより、コードストリームと特定画像との一致判定を行うことができる。特に、コードストリームについてはサブバンド毎の量子化係数を構成するのみで完全に復号することがないため、逆量子化、逆ウェーブレット変換などの処理が不要になるという利点がある。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態における画像比較装置の概略構成を図19に示す。この画像比較装置7は、一方の端子から入力されたコードストリームと、他方の端子から入力された特定画像とを比較し、一致判定を行うものである。この画像比較装置7は、基本構造を図17に示した画像比較装置6と同様とするが、サブバンド毎に纏められた量子化係数同士ではなく、サブバンド毎に纏められたウェーブレット係数同士を比較する点に特徴を有している。したがって、先に図17に示した画像比較装置6と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
コードストリーム特徴量抽出器20において、ビットモデリング器23は、MQシンボルに基づいてゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成し、また、後述する許容誤差の情報を比較器44に供給する。また、逆量子化器26は、サブバンド毎の量子化係数を逆量子化してサブバンド毎のウェーブレット係数を生成し、このサブバンド毎のウェーブレット係数を比較器44に供給する。
画像特徴量抽出器30において、ウェーブレット変換器31は、特定画像に対してウェーブレット変換を施し、生成されたサブバンド毎のウェーブレット係数を比較器44に供給する。
比較器44は、逆量子化器26から供給されたサブバンド毎のウェーブレット係数とウェーブレット変換器31から供給されたサブバンド毎のウェーブレット係数とを許容誤差の情報に基づいて比較することで、コードストリームと特定画像との一致判定を行い、判定結果を出力する。
この比較器44における比較方法を含めて、画像比較装置7の処理について図20のフローチャートを用いて説明する。先ずステップS101において、コードストリームの符号化パラメータを抽出し、ステップS102において、この符号化パラメータに基づいて特定画像に対してウェーブレット変換を施す。続いてステップS103において、コードストリームについてサブバンド毎の量子化係数を生成する。
次にステップS104において、コードストリームに未処理のサブバンドがあるか否かを判別し、未処理のサブバンドがある場合には、ステップS105においてコードストリームの次の未処理のサブバンドScを設定し、ステップS106において、サブバンドScに対応する特定画像のサブバンドSiを設定する。
続いてステップS107において、サブバンドScに未処理のウェーブレット係数があるか否かを判別し、未処理のウェーブレット係数がない場合にはステップS104に戻り、未処理のウェーブレット係数がある場合にはステップS108に進む。ステップS108では、サブバンドScの次のウェーブレット係数とサブバンドSiの次のウェーブレット係数とが許容誤差の範囲内で一致しているか否かを判別する。ウェーブレット係数が許容誤差の範囲内で一致していない場合には、ステップS109においてコードストリームと特定画像とが不一致であると判定し、ウェーブレット係数が許容誤差の範囲内で一致している場合には、ステップS107に戻る。
一方、ステップS104において、未処理のサブバンドがない場合には、ステップS110においてコードストリームと特定画像とが一致していると判定する。
このように、本実施の形態における画像比較装置7によれば、コードストリームと特定画像とについて、サブバンド毎のウェーブレット係数同士を比較し、許容誤差の範囲内で一致するか否かにより、コードストリームと特定画像との一致判定を行うことができる。特に、コードストリームについてはサブバンド毎のウェーブレット係数を構成するのみで完全に復号することがないため、逆ウェーブレット変換の処理が不要になるという利点がある。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述した第4乃至第7の実施の形態は、第1の実施の形態とは異なる特徴量を一致判定に用いる変形例について説明するものであったが、類似度判定についても、第4乃至第7の実施の形態と同様に、第2の実施の形態とは異なる特徴量を用いる変形が可能である。具体的に、第2の実施の形態の類似度判定に用いる特徴量をウェーブレット係数とした場合、ウェーブレット係数毎に許容誤差の範囲内で一致しているか否かを累積してもよく、ウェーブレット係数毎に誤差の絶対値などを累積してもよい。また、類似度判定に用いる特徴量をコードブロック毎の量子化係数とした場合、コードブロック毎に一致しているか否かを累積してもよく、量子化係数毎に復号最終桁まで一致しているか否かを累積してもよく、量子化係数毎に差の絶対値などを累積してもよい。勿論、それらに重み付けを加えても構わない。
また、第3の実施の形態の画像検索装置3において、第4乃至第7の実施の形態の画像比較装置4〜7を用いるようにしても構わない。
また、上述した実施の形態では、特定画像を途中まで符号化して特徴量を抽出するものとして説明したが、特定画像を完全に符号化してコードストリームを生成した後、このコードストリームから特徴量を抽出するようにしても構わない。例えば一致判定を行う場合、図21に示す画像比較装置8のように、画像特徴量抽出器30は、画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化し、コードストリームを生成する符号化器37と、このコードストリームから特徴量を抽出するコードストリーム特徴量抽出器38とで構成される。ここで、コードストリーム特徴量抽出器38は、コードストリーム特徴量抽出器20と同様のものである。この図21の構成では、同じコードストリーム特徴量抽出器を2つと、一般的な符号化器を並べればよいため、設計するのが楽であるという利点がある。
また、上述した第1,第2,第4乃至第7の実施の形態では、コードストリームと圧縮符号化されていない特定画像とを比較するものとして説明したが、特定画像が既に圧縮符号化されている場合には、コードストリーム同士を比較するようにしても構わない。ここで、両方のコードストリームの符号化パラメータが同一の場合には、両方のコードストリームに対してコードストリーム特徴量抽出器を用いて特徴量を抽出して比較すればよい。一方、両方のコードストリームの符号化パラメータが異なる場合には、一方のコードストリームを復号して画像にしてから入力端子に入力することになる。但し、後者の場合、元々が同じ画像であっても不一致と判定されることがあるため、類似度判定を行い、ある程度の差は同じとみなす必要がある。
また、上述した実施の形態における一連の処理をソフトウェアにより実行するようにしても構わない。この場合、そのソフトウェアを構成するプログラムをコンピュータの専用ハードウェア、例えばROM(Read Only Memory)やハードディスクに予め組み込むようにしてもよく、また、各種プログラムをインストールすることで各種機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに対して、ネットワークや記録媒体を介してインストールするようにしてもよい。この記録媒体としては、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)及びDVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、或いは半導体メモリなどのパッケージメディアが利用可能である。
また、上述した実施の形態では、画像圧縮方式としてJPEG2000方式を用いて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばJPEGやMPEG(Moving Picture Experts Group)などの他の画像圧縮方式の場合にも適用可能である。
画像をJPEG2000方式に従って符号化してコードストリームを生成する画像符号化装置の概略構成を示すブロック図である。 JPEG2000方式におけるウェーブレット変換の一例を示す図である。 コードブロックとビットプレーンとの関係を示す図である。 コードストリームをJPEG2000方式に従って復号して復号画像を生成する画像復号装置の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態における画像比較装置の概略構成を示すブロック図である。 同画像比較装置の処理を説明するフローチャートである。 サブバンドの選択順序を示す図である。 第2の実施の形態における画像比較装置の概略構成を示すブロック図である。 同画像比較装置の処理を説明するフローチャートである。 第3の実施の形態における画像検索装置の概略構成を示すブロック図である。 同画像検索装置の処理を説明するフローチャートである。 第4の実施の形態における画像比較装置の概略構成を示すブロック図である。 同画像比較装置の処理を説明するフローチャートである。 第5の実施の形態における画像比較装置の概略構成を示すブロック図である。 同画像比較装置の処理を説明するフローチャートである。 復号最終桁まで量子化係数同士を比較する様子を示す図である。 第6の実施の形態における画像比較装置の概略構成を示すブロック図である。 同画像比較装置の処理を説明するフローチャートである。 第7の実施の形態における画像比較装置の概略構成を示すブロック図である。 同画像比較装置の処理を説明するフローチャートである。 その他の実施の形態における画像比較装置の概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1,2,4〜8 画像比較装置、3 画像検索装置、10 符号化パラメータ抽出器、20 コードストリーム特徴量抽出器、21 コードストリーム解析器、22 MQ復号器、23 ビットモデリング器、24 ゼロビットプレーン付加器、25 フレーム化器、26 逆量子化器、30 画像特徴量抽出器、31 ウェーブレット変換器、32 量子化器、33 コードブロック化器、34 ゼロビットプレーン数検出器、35 ゼロビットプレーン削除器、36 ビットモデリング器、37 符号化器、38 コードストリーム特徴量抽出器、40〜44 比較器、50 累積器、60 選択器

Claims (50)

  1. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段と
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  2. 上記比較手段は、上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とが全てのコードブロックで一致した場合に、上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するものと判定することを特徴とする請求項1記載の画像比較装置。
  3. 上記比較手段は、所定のコンポーネント及び/又は所定のサブバンドについてのみ、上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを比較することを特徴とする請求項1記載の画像比較装置。
  4. 上記比較手段は、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像との類似度を求め、当該類似度と所定の閾値とを比較することにより、上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定することを特徴とする請求項1記載の画像比較装置。
  5. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較方法であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする画像比較方法。
  6. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  7. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定がぞうとが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  8. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して類似度を判定する画像比較装置であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較する比較手段と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積手段と
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  9. 上記累積手段は、上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とが一致したコードブロックの数を累積し、当該一致したコードブロックの割合に応じて上記類似度を判定することを特徴とする請求項8記載の画像比較装置。
  10. 上記累積手段は、上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数との差に応じた値を全てのコードブロックについて累積し、当該累積結果に応じて上記類似度を判定することを特徴とする請求項8記載の画像比較装置。
  11. 上記累積手段は、コンポーネントの種類及び/又はサブバンドの位置に応じて、累積する数に重み付けを行うことを特徴とする請求項9記載の画像比較装置。
  12. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して類似度を判定する画像比較方法であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較する比較工程と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする画像比較方法。
  13. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して類似度を判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較する比較工程と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  14. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して類似度を判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較する比較工程と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  15. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索装置であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出手段と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段と
    を備えることを特徴とする画像検索装置。
  16. 上記特定画像と略々一致すると判定されたコードストリームのインデクスを選択して出力する選択手段をさらに備えることを特徴とする請求項15記載の画像検索装置。
  17. 上記比較手段は、上記各コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とが全てのコードブロックで一致した場合に、当該コードストリームと上記特定画像とが略々一致するものと判定することを特徴とする請求項15記載の画像検索装置。
  18. 上記比較手段は、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像との類似度を求め、
    上記選択手段は、類似度が所定の閾値を超えたコードストリームのインデクスを選択して出力する
    ことを特徴とする請求項16記載の画像検索装置。
  19. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索方法であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする画像検索方法。
  20. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  21. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、コードブロック毎のゼロビットプレーン数を抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のゼロビットプレーン数と上記特定画像のコードブロック毎のゼロビットプレーン数とを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  22. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段と
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  23. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較方法であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする画像比較方法。
  24. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  25. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  26. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する画像比較装置であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較する比較手段と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積手段と
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  27. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する画像比較方法であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較する比較工程と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする画像比較方法。
  28. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較する比較工程と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  29. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較する比較工程と、
    コードブロック毎の比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  30. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索装置であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出手段と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段と
    を備えることを特徴とする画像検索装置。
  31. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索方法であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする画像検索方法。
  32. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  33. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してMQシンボルを生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除してビットモデリングを行うことにより、コードブロック毎のMQシンボルを抽出する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎のMQシンボルと上記特定画像のコードブロック毎のMQシンボルとを同一位置のコードブロック同士で比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  34. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段と
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  35. 上記比較手段は、量子化係数の符号と、最上位ビット側の復号最終桁までの値とが全て一致した場合に、当該量子化係数同士が一致すると判定することを特徴とする請求項34記載の画像比較装置。
  36. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較方法であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする画像比較方法。
  37. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  38. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  39. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する画像比較装置であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較する比較手段と、
    上記比較手段による比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積手段と
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  40. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する画像比較方法であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較する比較工程と、
    上記比較工程における比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする画像比較方法。
  41. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較する比較工程と、
    上記比較工程における比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  42. 画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリームと特定画像との類似度を判定する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体であって、
    上記コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較する比較工程と、
    上記比較工程における比較結果を累積して、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定する累積工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  43. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索装置であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出手段と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出手段と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段と
    を備えることを特徴とする画像検索装置。
  44. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する画像検索方法であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする画像検索方法。
  45. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  46. 複数の画像をJPEG2000方式に従って圧縮符号化して得られたコードストリーム列から特定画像と略々一致するコードストリームを検索する処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体であって、
    上記コードストリーム列を構成する各コードストリームからコードブロック毎のMQ符号を抽出し、当該MQ符号を復号してビットモデリングを行うことにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを構成すると共に、復号最終桁の情報を生成する第1の特徴量抽出工程と、
    上記コードストリーム列の任意のコードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出工程と、
    上記符号化パラメータに基づいて、上記特定画像に対してウェーブレット変換及び量子化を施した後、量子化係数をコードブロックに分割し、当該コードブロックからゼロビットプレーンを削除することにより、ゼロビットプレーンを含まないコードブロックを生成する第2の特徴量抽出工程と、
    上記各コードストリームのコードブロック毎の量子化係数と上記特定画像のコードブロック毎の量子化係数とを同一位置の量子化係数同士で上記復号最終桁まで比較し、比較結果に応じて上記各コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較工程と
    を有することを特徴とする処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録された記録媒体。
  47. 検索画像を符号化して得られるコードストリームと特定画像とを比較して略々一致するか否かを判定する画像比較装置において、
    上記コードストリームを解析することにより上記検索画像の画像特徴量を抽出する画像特徴量抽出手段と、
    上記コードストリームから符号化パラメータを抽出する符号化パラメータ抽出手段と、
    上記符号化パラメータに基づいて上記特定画像を途中段階まで符号化することにより、特定画像符号化データを生成する特定画像符号化データ生成手段と、
    上記検索画像の画像特徴量と上記特定画像符号化データとを比較し、上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する比較手段と
    を備えることを特徴とする画像比較装置。
  48. 上記検索画像の画像特徴量を復号することより検索画像符号化データを生成する検索画像符号化データ生成手段をさらに備え、
    上記比較手段は、上記検索画像符号化データと上記特定画像符号化データとを比較し、上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定する
    ことを特徴とする請求項47記載の画像比較装置。
  49. 上記比較手段は、上記検索画像の画像特徴量と上記特定画像符号化データとの比較結果に基づいて、上記コードストリームと上記特定画像との類似度を判定することを特徴とする請求項47記載の画像比較装置。
  50. 上記比較手段は、上記類似度と所定の閾値とを比較することにより、上記コードストリームと上記特定画像とが略々一致するか否かを判定することを特徴とする請求項49記載の画像比較装置。
JP2005104374A 2005-03-31 2005-03-31 画像比較装置及び方法、画像検索装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP4301193B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005104374A JP4301193B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 画像比較装置及び方法、画像検索装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体
US11/392,037 US7869659B2 (en) 2005-03-31 2006-03-29 Image-comparing apparatus, image-comparing method, image-retrieving apparatus and image-retrieving method
KR20060028815A KR20060105556A (ko) 2005-03-31 2006-03-30 화상비교 장치 및 방법, 화상검색 장치 및 방법
CNB2006100670511A CN100461219C (zh) 2005-03-31 2006-03-31 图像比较设备和方法、图像检索设备和方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005104374A JP4301193B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 画像比較装置及び方法、画像検索装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006285615A true JP2006285615A (ja) 2006-10-19
JP4301193B2 JP4301193B2 (ja) 2009-07-22

Family

ID=37030436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005104374A Expired - Fee Related JP4301193B2 (ja) 2005-03-31 2005-03-31 画像比較装置及び方法、画像検索装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7869659B2 (ja)
JP (1) JP4301193B2 (ja)
KR (1) KR20060105556A (ja)
CN (1) CN100461219C (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085721A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Sony Corp 画像比較装置および方法、画像検索装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
EP2031594A2 (en) 2007-08-20 2009-03-04 Sony Corporation Information processing device and information processing method
JP2010183499A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Sony Corp 画像比較装置及びその方法、画像検索装置、並びにプログラム及び記録媒体
WO2010143870A2 (ko) * 2009-06-08 2010-12-16 주식회사 케이티 영상 품질 모니터링 방법 및 장치
US8817104B2 (en) 2007-08-20 2014-08-26 Sony Corporation Data processing device and data processing method

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060287996A1 (en) * 2005-06-16 2006-12-21 International Business Machines Corporation Computer-implemented method, system, and program product for tracking content
US20070005592A1 (en) * 2005-06-21 2007-01-04 International Business Machines Corporation Computer-implemented method, system, and program product for evaluating annotations to content
US8396327B2 (en) 2006-03-13 2013-03-12 Given Imaging Ltd. Device, system and method for automatic detection of contractile activity in an image frame
US8441530B2 (en) * 2006-03-13 2013-05-14 Given Imaging Ltd. Cascade analysis for intestinal contraction detection
JP2009539544A (ja) * 2006-06-12 2009-11-19 ギブン イメージング リミテッド 収縮活動の測定及び分析のための装置、システム、及び方法
US20080310736A1 (en) * 2007-06-15 2008-12-18 Microsoft Corporation Smart visual comparison of graphical user interfaces
JP2009110211A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Sony Corp 情報符号化装置および方法、情報検索装置および方法、情報検索システムおよび方法、並びにプログラム
US20100046816A1 (en) * 2008-08-19 2010-02-25 Igual-Munoz Laura Method for automatic classification of in vivo images
BRPI1011891B1 (pt) * 2009-11-30 2020-10-06 Rakuten, Inc Sistema de provisão de informação de corpo de cavalo, e, método de extração de dados de imagem parada de corpo de cavalo para extrair dados de imagem parada
JP2011223237A (ja) * 2010-04-08 2011-11-04 Sony Corp 画像比較装置及び方法、並びにプログラム
US8934725B1 (en) 2010-08-30 2015-01-13 Accusoft Corporation Image coding and decoding methods and apparatus
US8983213B1 (en) * 2010-08-30 2015-03-17 Accusoft Corporation Image coding and decoding methods and apparatus
CN102117329B (zh) * 2011-03-04 2012-08-15 南方医科大学 基于小波变换的胶囊内窥镜图像检索方法
KR102199296B1 (ko) * 2014-07-14 2021-01-06 에스케이플래닛 주식회사 클라우드 스트리밍 서버 테스트 방법, 이를 위한 장치 및 시스템
WO2016010319A2 (ko) 2014-07-14 2016-01-21 엔트릭스 주식회사 클라우드 스트리밍 서비스 시스템, 메모리 병목 현상을 방지하기 위한 데이터 압축 방법 및 이를 위한 장치
JP6471022B2 (ja) * 2015-03-31 2019-02-13 株式会社メガチップス 画像処理システムおよび画像処理方法
CN108596536A (zh) * 2018-04-03 2018-09-28 四川海吉尔档案科技有限公司 一种档案存档智能盘点系统及其盘点方法
CN112351252B (zh) * 2020-10-27 2023-10-20 重庆中星微人工智能芯片技术有限公司 监控视频编解码装置
CN116912669B (zh) * 2023-09-11 2023-11-28 中国物品编码中心 一种网页劫持监测方法、系统、电子设备和存储介质

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11238067A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Fujitsu Ltd 画像検索システムおよび記録媒体
JP2000048036A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Canon Inc 画像処理装置およびその方法
JP2001160062A (ja) * 1999-12-03 2001-06-12 Mitsubishi Electric Corp 画像データ検索装置
JP2004045565A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Sony Corp 類似時系列検出方法及び装置、並びにプログラム及び記録媒体
JP2004186902A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Sony Corp 画像符号化装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体
JP2005065168A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Ricoh Co Ltd 画像圧縮装置及び画像圧縮方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5870754A (en) * 1996-04-25 1999-02-09 Philips Electronics North America Corporation Video retrieval of MPEG compressed sequences using DC and motion signatures
US5933546A (en) * 1996-05-06 1999-08-03 Nec Research Institute, Inc. Method and apparatus for multi-resolution image searching
JPH11316837A (ja) 1998-05-01 1999-11-16 Mitsubishi Electric Corp パターンマッチングのための画像処理方法および画像処理装置
US6363381B1 (en) * 1998-11-03 2002-03-26 Ricoh Co., Ltd. Compressed document matching
US6563953B2 (en) * 1998-11-30 2003-05-13 Microsoft Corporation Predictive image compression using a single variable length code for both the luminance and chrominance blocks for each macroblock
JP2002117407A (ja) 2000-10-10 2002-04-19 Satake Corp 動画像検索方法及びその装置
US7428338B2 (en) * 2002-01-10 2008-09-23 Ricoh Co., Ltd. Header-based processing of images compressed using multi-scale transforms
JP4078136B2 (ja) 2002-07-02 2008-04-23 キヤノン株式会社 画像認識方法、画像認識装置及びコンピュータプログラム
US7912291B2 (en) * 2003-11-10 2011-03-22 Ricoh Co., Ltd Features for retrieval and similarity matching of documents from the JPEG 2000-compressed domain

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11238067A (ja) * 1998-02-19 1999-08-31 Fujitsu Ltd 画像検索システムおよび記録媒体
JP2000048036A (ja) * 1998-07-28 2000-02-18 Canon Inc 画像処理装置およびその方法
JP2001160062A (ja) * 1999-12-03 2001-06-12 Mitsubishi Electric Corp 画像データ検索装置
JP2004045565A (ja) * 2002-07-09 2004-02-12 Sony Corp 類似時系列検出方法及び装置、並びにプログラム及び記録媒体
JP2004186902A (ja) * 2002-12-02 2004-07-02 Sony Corp 画像符号化装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体
JP2005065168A (ja) * 2003-08-20 2005-03-10 Ricoh Co Ltd 画像圧縮装置及び画像圧縮方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008085721A (ja) * 2006-09-28 2008-04-10 Sony Corp 画像比較装置および方法、画像検索装置および方法、プログラム、並びに記録媒体
JP4697111B2 (ja) * 2006-09-28 2011-06-08 ソニー株式会社 画像比較装置および方法、並びに、画像検索装置および方法
EP2031594A2 (en) 2007-08-20 2009-03-04 Sony Corporation Information processing device and information processing method
US8817104B2 (en) 2007-08-20 2014-08-26 Sony Corporation Data processing device and data processing method
JP2010183499A (ja) * 2009-02-09 2010-08-19 Sony Corp 画像比較装置及びその方法、画像検索装置、並びにプログラム及び記録媒体
US8406533B2 (en) 2009-02-09 2013-03-26 Sony Corporation Image comparing apparatus and method therefor, image retrieving apparatus as well as program and recording medium
WO2010143870A2 (ko) * 2009-06-08 2010-12-16 주식회사 케이티 영상 품질 모니터링 방법 및 장치
WO2010143870A3 (ko) * 2009-06-08 2011-03-24 주식회사 케이티 영상 품질 모니터링 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP4301193B2 (ja) 2009-07-22
US7869659B2 (en) 2011-01-11
CN1841429A (zh) 2006-10-04
CN100461219C (zh) 2009-02-11
US20060222249A1 (en) 2006-10-05
KR20060105556A (ko) 2006-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4301193B2 (ja) 画像比較装置及び方法、画像検索装置及び方法、並びにプログラム及び記録媒体
JP4343120B2 (ja) 画像検索装置及び方法、並びにプログラム及びプログラム記録媒体
US6567562B1 (en) Encoding apparatus and method
US8666179B2 (en) Image encoding apparatus and decoding apparatus
KR101695681B1 (ko) 상황-기반의 적응형 이진 산술 코딩(cabac)비디오 스트림 준수
JP5513740B2 (ja) 画像復号化装置、画像符号化装置、画像復号化方法、画像符号化方法、プログラムおよび集積回路
JP5155210B2 (ja) 画像比較装置及びその方法、画像検索装置、並びにプログラム及び記録媒体
US8189687B2 (en) Data embedding apparatus, data extracting apparatus, data embedding method, and data extracting method
JP2004045565A (ja) 類似時系列検出方法及び装置、並びにプログラム及び記録媒体
US20110170607A1 (en) WEAV Video Compression System
Brasnett et al. Recent developments on standardisation of MPEG-7 Visual Signature Tools
US8073270B2 (en) Image decoding apparatus and method
WO2005046213A1 (en) Document image encoding/decoding
JP4697111B2 (ja) 画像比較装置および方法、並びに、画像検索装置および方法
EP3361747A1 (en) Watermark embedding apparatus and method through image structure conversion
JP4167245B2 (ja) デジタル映像処理方法及びその装置
Arnia et al. Fast method for joint retrieval and identification of JPEG coded images based on DCT sign
TWI384862B (zh) 影像解碼裝置及方法
JPH10341345A (ja) 画像データ処理システム
JP2004312693A (ja) 画像符号化装置及び画像符号化方法
Tiwari et al. A comparative study on image and video compression techniques
JP4002212B2 (ja) 動画像符号化方法,装置,プログラムおよびプログラムの記録媒体
JPH0795578A (ja) 符号化装置
Morbee et al. Scalable feature-based video retrieval for mobile devices
Zargari et al. Compressed domain JPEG2000 image indexing method employing full packet header information

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090331

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090413

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120501

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130501

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees