JP4343120B2 - 画像検索装置及び方法、並びにプログラム及びプログラム記録媒体 - Google Patents

画像検索装置及び方法、並びにプログラム及びプログラム記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、複数のフレームを圧縮符号化した符号化コードストリームの中から特定のフレームと略々一致するフレームを検索する画像検索装置及び方法、並びにプログラム及びプログラム記録媒体に関する。
従来から、例えば映像コンテンツの検索、或いはネットワークコンテンツの管理等の目的のために、特定フレームの画像を検索クエリとして、未知の映像コンテンツの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する技術が必要とされている。例えば下記特許文献1には、映像コンテンツから短時間フレーム毎に特徴量を抽出して特徴ベクトルを構成し、その特徴ベクトルと参照画像の特徴ベクトルとを比較することにより、映像コンテンツの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する技術が提案されている。
特開2004−45565号公報
ところで、近年、デジタルカメラやカムコーダといった商品の普及に伴い画像のデジタル化が急速に進んでおり、映画やテレビジョン番組等の長時間に亘る映像コンテンツであっても、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、MPEG(Moving Picture Experts Group)、或いはJPEG2000といった画像圧縮方式に従って圧縮符号化することにより、ハードディスク等に容易に記録することができる。
そこで、今後は、圧縮符号化された映像コンテンツの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索するニーズが一層高まることが予想されるが、特許文献1等の従来の技術では、検索前に符号化コードストリームを復号する必要があるため、処理全体の演算量が多くなるという問題があった。
本発明は、このような従来の実情に鑑みて提案されたものであり、元の画像に復号することなく、符号化コードストリームから特定フレームと略々一致するフレームを検索することが可能な画像検索装置及び方法、並びにプログラム及びプログラム記録媒体を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索装置は、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索装置であって、上記検索対象となる符号化コードストリーム復号してフレーム毎の量子化係数を生成する復号手段と、上記復号手段によって生成されたフレーム毎の量子化係数を逆量子化してフレーム毎の変換係数を生成する逆量子化手段と、上記逆量子化手段によって生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士正負のマッチングを行うマッチング手段と、上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定手段とを備える。
また、この画像検索装置において、上記判定手段は、正負が一致しない量子化係数が現れる毎にカウンタのカウント値を増加させ、フレームの全ての量子化係数のマッチングが終了した時点でカウント値が所定の閾値以下である場合に、当該フレームが上記特定フレームと略々一致するものと判定する。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索方法は、コンピュータが、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索方法であって、コンピュータに、上記検索対象となる符号化コードストリーム復号してフレーム毎の量子化係数を生成する復号工程と、上記復号工程にて生成されたフレーム毎の量子化係数を逆量子化してフレーム毎の変換係数を生成する逆量子化工程と、上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士正負のマッチングを行うマッチング工程と、上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程とを実行させる。
また、この画像検索方法において、上記判定工程では、正負が一致しない量子化係数が現れる毎にカウンタのカウント値を増加させ、フレームの全ての量子化係数のマッチングが終了した時点でカウント値が所定の閾値以下である場合に、当該フレームが上記特定フレームと略々一致するものと判定する。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索装置は、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索装置であって、上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数、上記特定フレームの量子化係数を取得する取得手段と、上記取得手段によって取得されたフレーム毎の量子化係数上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化手段と、上記逆量子化手段によって生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士正負のマッチングを行うマッチング手段と、上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定手段とを備える。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索方法は、コンピュータが、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索方法であって、コンピュータに、上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数、上記特定フレームの量子化係数を取得する取得工程と、上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士正負のマッチングを行うマッチング工程と、上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程とを実行させる。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索装置は、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索装置であって、上記特定フレームを符号化する際に算出された該特定フレームの量子化係数該特定フレームと共に記録媒体に記録する第1の記録手段と、上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数上記検索対象となる符号化コードストリームと共に上記記録媒体に記録する第2の記録手段と、上記フレーム毎の量子化係数上記特定フレームの量子化係数を上記記録媒体から取得する取得手段と、上記取得手段によって取得されたフレーム毎の量子化係数上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化手段と、上記逆量子化手段によって生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置変換係数同士正負のマッチングを行うマッチング手段と、上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定手段と、上記判定手段によって上記特定フレームと略々一致すると判定されたフレームを復号する復号手段と、上記復号手段によって復号されたフレームの画像を表示手段に出力する出力手段とを備える。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係る画像検索方法は、コンピュータが、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索方法であって、コンピュータに、上記特定フレームを符号化する際に算出された該特定フレームの量子化係数該特定フレームと共に記録媒体に記録する第1の記録工程と、上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数上記検索対象となる符号化コードストリームと共に上記記録媒体に記録する第2の記録工程と、上記フレーム毎の量子化係数上記特定フレームの量子化係数を上記記録媒体から取得する取得工程と、上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置変換係数同士正負のマッチングを行うマッチング工程と、上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と、上記判定工程にて上記特定フレームと略々一致すると判定されたフレームを復号する復号工程と、上記復号工程にて復号されたフレームの画像を表示手段に出力する出力工程とを実行させる。
また、本発明に係るプログラムは、上述した画像検索処理をコンピュータに実行させるものであり、本発明に係るプログラム記録媒体は、そのようなプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明に係る画像検索装置及び方法、並びにプログラム及びプログラム記録媒体によれば、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する際に、フレーム毎に同一サンプル位置の量子化係数同士又は変換係数同士でマッチングを行い、その結果に基づいて、特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定するため、元の画像に復号してから検索する場合と比較して処理全体の演算量を大幅に低減することができる。特に、マッチングの際に量子化係数又は変換係数の正負のみを比較し、絶対値を考慮しないため、検索対象となる符号化コードストリームの圧縮率によらず対応可能である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
先ず、第1の実施の形態における画像検索装置の概略構成を図1に示す。図1に示すように、第1の実施の形態における画像検索装置1は、エントロピー復号部10,11と、マッチング部12と、判定部13とから構成されている。
この画像検索装置1において、エントロピー復号部10は、検索クエリとしての特定フレームの符号化コードストリームD100を所定のアルゴリズムに従ってエントロピー復号し、特定フレームの量子化係数D101をマッチング部12に供給する。一方、エントロピー復号部11は、複数のフレーム画像を圧縮符号化した符号化コードストリーム(フレーム毎の符号化コードストリームの集合)のうち、検索対象となるフレームの符号化コードストリームD102を所定のアルゴリズムに従ってエントロピー復号し、検索対象フレームの量子化係数D103をマッチング部12に供給する。なお、特定フレームの量子化係数D101が既に得られている場合には、エントロピー復号部10の処理を省略することができる。
マッチング部12は、特定フレームの量子化係数101と検索対象フレームの量子化係数D103とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、マッチング結果D104を判定部13に供給する。縦横4サンプル、計16個のサンプルがあった場合のマッチングの一例を図2に示す。図2において、a,dは絶対値が異なるものの正負は一致している。
判定部13は、マッチング部12から供給されたマッチング結果D104に基づき、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するか否かを判定する。具体的には、正負が一致しなかったサンプルが現れる毎にカウンタのカウント値を1増やし、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が0であった場合、すなわち全てのサンプルで量子化係数の正負が一致した場合には、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定し、判定結果D105を出力する。
この画像検索装置1の処理手順を図3のフローチャートに示す。先ずステップS1において、特定フレームの符号化コードストリームD100及び検索対象フレームの符号化コードストリームD102をエントロピー復号し、特定フレームの量子化係数D101と検索対象フレームの量子化係数D103とを生成する。
次にステップS2において、特定フレームの量子化係数101と検索対象フレームの量子化係数D103とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、正負が一致しているか否かを判別する。正負が一致している場合にはステップS4に進み、正負が一致していない場合には、ステップS3でカウンタのカウント値を1増やした後、ステップS4に進む。なお、例えば図2のb,cのように、量子化係数の何れか一方でも0である場合には、マッチングをスキップすることが好ましい。
続いてステップS4において、全てのサンプルについてマッチングが終了したか否かを判別する。終了していない場合にはステップS5で次のサンプルに移った後、ステップS2に戻り、終了している場合にはステップS6に進む。
ステップS6では、カウント値が0であるか否かを判別する。カウント値が0でない場合には検索対象フレームが特定フレームと一致しないものと判定し、ステップS7において次の検索対象フレームの符号化コードストリームを入力し、ステップS8においてカウント値を0にリセットした後、ステップS1から同様の処理を行う。一方、カウント値が0である場合には全てのサンプルで正負が一致しているため、ステップS9において検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定し、終了する。
なお、図3のフローチャートでは、全てのサンプルについてマッチングを行うものとしたが、処理時間の削減のため、カウント値が所定の閾値よりも大きくなった時点で一致しないと判定し、次の検索対象フレームに移るようにしても構わない。特に、上述のように、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が0であった場合にのみ、検索対象フレームが特定フレームと略々一致すると判定する場合には、カウント値が1になった時点で次の検索対象フレームに移ることで、処理時間を削減することができる。
また、上述の説明では、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が0であった場合にのみ、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定したが、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が所定の閾値以下であった場合に、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定しても構わない。この場合、複数の候補フレームが出現する可能性があるが、検出漏れを防止することができる。
以上のように、本実施の形態における画像検索装置1では、同一サンプル位置の量子化係数同士でマッチングを行うことにより特定フレーム画像と略々一致するフレーム画像を検索するため、元のフレーム画像に復号してから検索する場合と比較して処理全体の演算量を大幅に低減することができる。特に、マッチングの際に量子化係数の正負のみを比較し、絶対値を考慮しないため、特定フレームの符号化コードストリームD100と検索対象フレームの符号化コードストリームD102との圧縮率が異なる場合であっても対応可能である。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態として図4に示す画像検索装置2は、基本構造を図1に示した画像検索装置1と同様とするが、逆量子化部14,15を有し、同一サンプル位置の変換係数同士でマッチングを行う点に特徴を有している。したがって、先に図1に示した画像検索装置1と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
この画像検索装置2において、逆量子化部14は、特定フレームの量子化係数D101を逆量子化し、得られた特定フレームの変換係数D106をマッチング部12に供給する。一方、逆量子化部15は、検索対象フレームの量子化係数D103を逆量子化し、得られた検索対象フレームの変換係数D107をマッチング部12に供給する。マッチング部12は、特定フレームの変換係数D106と検索対象フレームの変換係数D107とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行い、マッチング結果D104を判定部13に供給する。なお、マッチング手法は、第1の実施の形態と同様である。判定部13は、マッチング部12から供給されたマッチング結果D104に基づき、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するか否かを判定する。
このように、本実施の形態における画像検索装置2では、同一サンプル位置の変換係数同士でマッチングを行うことにより特定フレーム画像と略々一致するフレーム画像を検索するため、元のフレーム画像に復号してから検索する場合と比較して処理全体の演算量を大幅に低減することができる。特に、マッチングの際に変換係数の正負のみを比較し、絶対値を考慮しないため、特定フレームの符号化コードストリームD100と検索対象フレームの符号化コードストリームD102との圧縮率が異なる場合であっても適用可能である。
なお、本実施の形態では逆量子化部14,15が必要であるため、処理全体の演算量が第1の実施の形態よりも多くなるが、特定フレームの変換係数D106が既に得られていた場合には、本実施の形態が有用である。
(第3の実施の形態)
上述した第1,第2の実施の形態では、判定部13における判定結果を出力するものとして説明したが、本実施の形態では、特定フレームの画像と、この特定フレームと略々一致すると判定されたフレームの画像とを表示部に表示し、両者を目視により確認可能とする場合について説明する。なお、図5は同一サンプル位置の量子化係数同士でマッチングを行う場合の画像検索装置3の概略構成を示したものであり、図6は同一サンプル位置の変換係数同士でマッチングを行う場合の画像検索装置4の概略構成を示したものである。何れも、先に図1、図4に示した画像検索装置1,2と同様の構成については同一符号を付して詳細な説明を省略する。
先ず、画像検索装置3について説明する。
この画像検索装置3において、エントロピー復号部10は、特定フレームの符号化コードストリームD100を所定のアルゴリズムに従ってエントロピー復号し、特定フレームの量子化係数D101をマッチング部12及び逆量子化部16に供給する。一方、エントロピー復号部11は、検索対象フレームの符号化コードストリームD102を所定のアルゴリズムに従ってエントロピー復号し、検索対象フレームの量子化係数D103をマッチング部12及び逆量子化部16に供給する。
マッチング部12は、特定フレームの量子化係数D101と検索対象フレームの量子化係数D103とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、マッチング結果D104を判定部13に供給する。判定部13は、マッチング部12から供給されたマッチング結果D104に基づき、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するか否かを判定し、略々一致した場合、すなわち特定フレームの量子化係数D101と検索対象フレームの量子化係数D103との正負が全てのサンプルで一致した場合には、判定結果D105を逆量子化部16に供給する。
逆量子化部16は、特定フレームと略々一致するという判定結果D105が判定部13から供給されると、特定フレームの量子化係数D101と検索対象フレームの量子化係数D103とを逆量子化し、得られた特定フレームの変換係数D106と検索対象フレームの変換係数D107とを逆変換部17に供給する。逆変換部17は、特定フレームの変換係数D106と検索対象フレームの変換係数D107とを逆変換し、得られた特定フレームの復号画像D108と検索対象フレームの復号画像D109とをそれぞれ表示部18,19に表示させる。
次に、画像検索装置4について説明する。
この画像検索装置4において、逆量子化部14は、特定フレームの量子化係数D101を逆量子化し、得られた特定フレームの変換係数D106をマッチング部12及び逆変換部17に供給する。一方、逆量子化部15は、検索対象フレームの量子化係数D103を逆量子化し、得られた検索対象フレームの変換係数D107をマッチング部12及び逆変換部17に供給する。
マッチング部12は、特定フレームの変換係数D106と検索対象フレームの変換係数D107とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行い、マッチング結果D104を判定部13に供給する。判定部13は、マッチング部12から供給されたマッチング結果D104に基づき、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するか否かを判定し、略々一致した場合、すなわち特定フレームの変換係数D106と検索対象フレームの変換係数D107との正負が全てのサンプルで一致した場合には、判定結果D105を逆変換部17に供給する。逆変換部17は、特定フレームの変換係数D106と検索対象フレームの変換係数D107とを逆変換し、得られた特定フレームの復号画像D108と検索対象フレームの復号画像D109とをそれぞれ表示部18,19に表示させる。
このように、本実施の形態における画像検索装置3,4では、特定フレーム画像と、この特定フレーム画像と略々一致すると判定されたフレーム画像とをそれぞれ表示部18,19に表示するため、一致しているか否かを実際に目視により確認することができる。
なお、以上の説明では、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が0である場合にのみ、略々一致すると判定されたフレーム画像を表示部17に表示するものとしたが、カウント値が0であるフレームがなかった場合には、カウント値が最小のフレームを表示部17に表示するようにしても構わない。
(第4の実施の形態)
上述した第1,第2の実施の形態では、特定フレームの符号化コードストリームD100が既知であるものとして説明したが、本実施の形態では、特定フレームが原画でしか存在しない場合について説明する。
図7は、第1の実施の形態と同様に同一サンプル位置の量子化係数同士でマッチングを行う場合の画像検索装置5の概略構成を示したものである。この画像検索装置5において、変換部20は、特定フレームの画像D110を所定のアルゴリズムに従って変換し、得られた変換係数D111を量子化部21に供給する。量子化部21は、特定フレームの変換係数D111を量子化し、得られた量子化係数D112をマッチング部12に供給する。以降の処理は第1の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
一方、図8は、第2の実施の形態と同様に同一サンプル位置の変換係数同士でマッチングを行う場合の画像検索装置6の概略構成を示したものである。この画像検索装置6において、変換部20は、特定フレーム画像D110を所定のアルゴリズムに従って変換し、得られた変換係数D111をマッチング部12に供給する。以降の処理は第2の実施の形態と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施の形態における画像検索装置5,6によれば、特定フレームが原画でしか存在しない場合であっても、少ない演算量で特定フレーム画像と略々一致するフレーム画像を検索することができる。
(第5の実施の形態)
ところで、上述した第1乃至第4の実施の形態では、エントロピー復号部10,11、逆量子化部14〜16、逆変換部17、変換部20、量子化部21の具体的なアルゴリズムについては言及しなかった。本実施の形態では、具体的に画像圧縮方式としてJPEGを用いる場合について説明する。JPEGは、現在デジタルカメラやカムコーダの静止画圧縮に最も普及している画像圧縮方式である。
参考のため、JPEG方式に従って入力画像信号を符号化復号する画像符号化復号装置の概略構成を図9に示す。図9に示すように、画像符号化復号装置30は、DCT(Discrete Cosine Transform)部31と、量子化部32と、エントロピー符号化部33と、エントロピー復号部34と、逆量子化部35と、逆DCT部36とから構成されている。
この画像符号化復号装置30において、DCT部31は、入力画像信号D200に対してDCT変換(離散コサイン変換)を施し、DCT係数D201を生成する。量子化部32は、マトリクス状の量子化テーブルを用いてDCT係数D201を量子化し、量子化係数D202を生成する。この量子化(及び後述する逆量子化)の様子を図10に示す。JPEGでは縦8画素、横8画素の8×8の単位でDCT変換を行うため、図10のように8×8のDCT係数(A)が求まる。その後、このDCT係数を図示しないROM(Read Only Memory)等に記憶・保持されている量子化テーブル(B)で除算することで、量子化係数(C=A/B)が算出される。エントロピー符号化部33は、量子化係数D202を符号化して符号化コードストリームD203を生成し、この符号化コードストリームD203を通信路・記録媒体に対して送出する。ここで、エントロピー符号化部33では、可変長テーブルを参照して、出現した量子化係数のランとレベルに相当するコードを求める可変長符号化を行う。可変長テーブルは予め決められたものをメモリに記憶していることが一般的である。
エントロピー復号部34は、通信路・記録媒体から送出された符号化コードストリームD203を復号して量子化係数D204を生成する。ここで、エントロピー復号部34では、エントロピー符号化部33の逆操作である可変長復号を行う。すなわち、可変長テーブルを参照して、出現コードに対応したランとレベルを求めて量子化係数D204を生成する。逆量子化部35は、上述した量子化テーブルを用いて量子化係数D204を逆量子化し、変換係数D205を生成する。この逆量子化の様子を図10に示す。図10のように、量子化係数(C)と量子化テーブル(B)の各係数同士を乗算することで、逆量子化係数(D=C×B)が算出される。逆DCT部36は、変換係数D205に対して逆DCT変換を施し、復号画像信号D206を出力する。
画像圧縮方式としてJPEGを用いる場合、上述したエントロピー復号部10,11は、可変長テーブルを参照して出現コードに対応したランとレベルを求めるエントロピー復号部34に相当する。また、逆量子化部14〜16及び量子化部21は、それぞれ量子化テーブルを用いる逆量子化部35、量子化部32に相当する。また、逆変換部17及び変換部20は、それぞれ逆DCT変換、DCT変換を行う逆DCT部36、DCT部31に相当する。したがって、上述したマッチング部12においては、同一サンプル位置の量子化係数同士、又はDCT係数同士でマッチングを行うことになる。
(第6の実施の形態)
上述した第5の実施の形態では、画像圧縮方式としてJPEGを用いる場合について説明したが、本実施の形態では、画像圧縮方式としてJPEG2000を用いる場合について説明する。JPEG2000は、ISO/IEC/JTC1の国際委員会で規格化された国際標準の静止画・動画圧縮方式であり、今後JPEGに代わって益々普及が期待されている。
参考のため、JPEG2000方式に従って入力画像信号を符号化復号する画像符号化復号装置の概略構成を図11に示す。図11に示すように、画像符号化復号装置40は、DWT(Discrete Wavelet Transform)部41と、スカラ量子化部42と、EBCOT(Embedded Block-based Coding with Optimized Truncation)符号化部43と、EBCOT復号部44と、スカラ逆量子化部45と、逆DWT部46とから構成されている。
この画像符号化復号装置40において、DWT部41は、入力画像信号D300に対してDWT変換(離散ウェーブレット変換)を施し、DWT係数D301を生成する。ここで、DWT変換は、低域フィルタと高域フィルタとから構成されるフィルタバンクによって表現され、2次元信号を持つ画像をDWT変換すると、図12に示すように、DWT変換の分割段数に応じて帯域分割されたサブバンドが増えていく。図12は、3回分割した例であり、LL−3(最低域成分)からHH−1(最高域成分)まで合計10個のサブバンドが形成されている。また、図13(A)はテスト画像を1回だけDWT変換した場合のサブバンドの様子を示したものであり、図13(B)は、テスト画像を3回だけDWT変換した場合のサブバンドの様子を示したものである。
図11に戻って、スカラ量子化部42は、JPEG2000で規定されているスカラ量子化という手法に従ってサブバンド毎のDWT係数D301を量子化し、サブバンド毎の量子化係数D302を生成する。EBCOT符号化部43は、JPEG2000で規格化されているエントロピー符号化であるEBCOTの手法に従って量子化係数D302を符号化して符号化コードストリームD303を生成し、この符号化コードストリームD303を通信路・記録媒体に対して送出する。より詳細には、EBCOT符号化部43は、図14に示すようにサブバンドを所定サイズのコードブロックに分割する。コードブロックのサイズとしては32×32、又は64×64がよく用いられる。そして、コードブロック毎の量子化係数D302を2値(0又は1)の係数ビットの集合であるビットプレーンに展開し、ビットプレーン単位に係数ビットを符号化する。
EBCOT復号部44は、通信路・記録媒体から送出された符号化コードストリームD303をJPEG2000で規格化された手法に従って復号して量子化係数D304を生成する。スカラ逆量子化部45は、量子化係数D304を逆量子化してDWT係数D305を生成し、逆DWT部46は、DWT係数D305に対して逆DWT変換を施し、復号画像信号D306を出力する。
画像圧縮方式としてJPEG2000を用いる場合、上述したエントロピー復号部10,11は、EBCOT復号部44に相当する。また、逆量子化部14〜16及び量子化部21は、それぞれスカラ逆量子化部45、スカラ量子化部42に相当する。また、逆変換部17及び変換部20は、それぞれ逆DWT変換、DWT変換を行う逆DWT部46、DWT部41に相当する。したがって、上述したマッチング部12においては、同一サンプル位置の量子化係数同士、又はDWT係数同士でマッチングを行うことになる。
(第7の実施の形態)
第6の実施の形態で説明したように、JPEG2000ではDWT変換を用いて入力画像信号をサブバンドに帯域分割するため、各サブバンドには画像の特徴が反映されていることになる。例えば、最低域は画像のエネルギが最も集中している。したがって、量子化係数同士又はDWT係数同士のマッチングを、帯域分割されたサブバンド毎に行うことが効果的である。HL−1サブバンドの中の係数同士のマッチングを行っている例を図15に示す。図15において、a,dは絶対値が異なるものの正負は一致しており、b,cは係数の何れか一方が0になっている。
ここで、低域のサブバンドの方が画像の類似度が現れやすいため、異なるフレーム画像の場合には正負の違いが低域のサブバンドに現れやすく、また、高域のサブバンドでは低域のサブバンドよりも遥かに多くの0係数が出現しているため、正負の判定ができない場合が多い。そこで、最低域のサブバンドから最高域のサブバンドという順序で、量子化係数同士又はDWT係数同士のマッチングを行うことが好ましい。例えば、DWT変換を3回行っている場合には、図16に示すように、最低域であるLL−3のサブバンドから始め、LL−3、HL−3、LH−3、HH−3、HL−2、LH−2、HH−2、HL−1、LH−1、HH−1の順番にマッチングを行うことが好ましい。
なお、原画像が全て正の値を持っていた場合には、DWT係数及び量子化係数の最低域成分は必ず全てが正になるため、この場合には、最低域成分のマッチングを除外して、次のサブバンドの係数同士のマッチングから開始すればよい。
サブバンド毎に量子化係数同士のマッチングを行う場合の画像検索装置の処理手順を図17のフローチャートに示す。先ずステップS11において、特定フレームの符号化コードストリーム及び検索対象フレームの符号化コードストリームをエントロピー復号し、特定フレームの量子化係数と検索対象フレームの量子化係数とを生成する。
次にステップS12において、特定フレームの量子化係数と検索対象フレームの量子化係数とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、正負が一致しているか否かを判別する。正負が一致している場合にはステップS14に進み、正負が一致していない場合には、ステップS13でカウンタのカウント値を1増やした後、ステップS14に進む。ステップS14では、同一のサブバンド内の全てのサンプルについてマッチングが終了したか否かを判別する。終了していない場合にはステップS15で次のサンプルに移った後、ステップS12に戻り、終了している場合にはステップS16に進む。
続いてステップS16において、次のサブバンドがあるか否かを判別し、次のサブバンドがある場合には、ステップS17で次のサブバンドに移った後、ステップS12に戻る。一方、次のサブバンドがない場合にはステップS18に進む。
ステップS18では、カウント値が0であるか否かを判別する。カウント値が0でない場合には検索対象フレームが特定フレームと一致しないものと判定し、ステップS19において次の検索対象フレームの符号化コードストリームを入力し、ステップS20においてカウント値を0にリセットした後、ステップS11から同様の処理を行う。一方、カウント値が0である場合には全てのサンプルで正負が一致しているため、ステップS21において検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定し、終了する。
なお、図17のフローチャートでは、全てのサンプルについてマッチングを行うものとしたが、処理時間の削減のため、カウント値が所定の閾値よりも大きくなった時点で一致しないと判定し、次の検索対象フレームに移るようにしても構わない。特に、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が0であった場合にのみ、検索対象フレームが特定フレームと略々一致すると判定する場合には、カウント値が1になった時点で次の検索対象フレームに移ることで、処理時間を削減することができる。
カウント値が1になった時点、すなわち正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を図18のフローチャートに示す。先ずステップS31において、特定フレームの符号化コードストリーム及び検索対象フレームの符号化コードストリームをエントロピー復号し、特定フレームの量子化係数と検索対象フレームの量子化係数とを生成する。
次にステップS32において、特定フレームの量子化係数と検索対象フレームの量子化係数とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、正負が一致しているか否かを判別する。正負が一致している場合にはステップS34に進み、正負が一致していない場合には検索対象フレームが特定フレームと一致しないものと判定し、ステップS33において次の検索対象フレームの符号化コードストリームを入力して、ステップS31から同様の処理を行う。
続いてステップS34において、同一のコードブロック内の全てのサンプルについてマッチングが終了したか否かを判別する。終了していない場合にはステップS35で次のサンプルに移った後、ステップS32に戻り、終了している場合にはステップS36に進む。ステップS36では、次のコードブロックがあるか否かを判別し、次のコードブロックがある場合には、ステップS37で次のコードブロックに移った後、ステップS32に戻る。一方、次のコードブロックがない場合には全てのサンプルで正負が一致しているため、ステップS38において検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定し、終了する。
また、上述の説明では、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が0であった場合にのみ、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定したが、全てのサンプルのマッチングが終了した時点でカウント値が所定の閾値以下であった場合に、検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定しても構わない。この場合、複数の候補フレームが出現する可能性があるが、検出漏れを防止することができる。
ところで、以上の説明は、正負が一致しない係数が出現しない限り、全てのサンプルについてマッチングを行うことを前提としていたが、処理時間の削減のため、所定のコードブロックまで、或いは所定のサブバンドまででマッチングを打ち切るようにしても構わない。
所定のコードブロックまでで量子化係数同士のマッチングを打ち切り、且つ、正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を図19のフローチャートに示す。先ずステップS41において、特定フレームの符号化コードストリーム及び検索対象フレームの符号化コードストリームをエントロピー復号し、特定フレームの量子化係数と検索対象フレームの量子化係数とを生成する。
次にステップS42において、特定フレームの量子化係数と検索対象フレームの量子化係数とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、正負が一致しているか否かを判別する。正負が一致している場合にはステップS44に進み、正負が一致していない場合には検索対象フレームが特定フレームと一致しないものと判定し、ステップS43において次の検索対象フレームの符号化コードストリームを入力して、ステップS41から同様の処理を行う。
続いてステップS44において、同一のコードブロック内の全てのサンプルについてマッチングが終了したか否かを判別する。終了していない場合にはステップS45で次のサンプルに移った後、ステップS42に戻り、終了している場合にはステップS46に進む。ステップS46では、所定のコードブロックに達したか否かを判別し、達していない場合には、ステップS47で次のコードブロックに移った後、ステップS42に戻る。一方、所定のコードブロックに達している場合には全てのサンプルで正負が一致しているため、ステップS48において検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定し、終了する。
ここで、実際にJPEG2000方式で圧縮符号化された符号化コードストリームに対して、不一致が発見された最初のコードブロックを検証した結果を図20に示す。図20に示すように、全300フレーム中、1個目のコードブロックで正負の不一致が発見されたものが292フレーム、4個目のコードブロックが3フレーム、9個目のコードブロックが5フレームという結果になっており、殆どのフレーム(97.3%)において1個目のコードブロックで不一致が発見されている。したがって、このケースでは9個目のコードブロックでマッチングを打ち切っても結果的には問題なかったことになる。但し、種々の画像に対応させるためにはある程度の余裕を持たせる必要があるため、例えば全コードブロック数の10%に相当する個数番目(今回のケースでは、168個×10%≒17個)までを、予めマッチングを行う対象コードブロックとすることが有効である。
(第8の実施の形態)
上述した第7の実施の形態では、全てのコードブロックに対してエントロピー復号を行った後、コードブロック内の量子化係数同士でマッチングを行うものとして説明した。しかしながら、上述したように、殆どのフレームにおいては最初のコードブロックで不一致が発見されており、途中のコードブロックまでしかマッチングを行わなくても問題ないことが多い。したがって、本実施の形態では、コードブロック毎のエントロピー復号とマッチングとを並行して進めることにより、処理全体の演算量を低減する。
コードブロック毎のエントロピー復号とマッチングとを並行して進め、且つ、正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を図21のフローチャートに示す。先ずステップS51において、特定フレームの符号化コードストリーム及び検索対象フレームの符号化コードストリームのうち、1コードブロック分をエントロピー復号し、特定フレームのコードブロック毎の量子化係数と検索対象フレームのコードブロック毎の量子化係数とを生成する。
次にステップS52において、特定フレームのコードブロック毎の量子化係数と検索対象フレームのコードブロック毎の量子化係数とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、正負が一致しているか否かを判別する。正負が一致している場合にはステップS54に進み、正負が一致していない場合には検索対象フレームが特定フレームと一致しないものと判定し、ステップS53において次の検索対象フレームの符号化コードストリームを入力して、ステップS51から同様の処理を行う。
続いてステップS54において、同一のコードブロック内の全てのサンプルについてマッチングが終了したか否かを判別する。終了していない場合にはステップS55で次のサンプルに移った後、ステップS52に戻り、終了している場合にはステップS56に進む。ステップS56では、次のコードブロックがあるか否かを判別し、次のコードブロックがある場合には、ステップS57で次のコードブロックに移った後、ステップS51に戻る。一方、次のコードブロックがない場合には全てのサンプルで正負が一致しているため、ステップS58において検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定し、終了する。
また、本実施の形態においても、第7の実施の形態と同様に、所定のコードブロックまでで係数同士のマッチングを打ち切るようにしても構わない。
所定のコードブロックまでで量子化係数同士のマッチングを打ち切り、且つ、正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を図22のフローチャートに示す。先ずステップS61において、特定フレームの符号化コードストリーム及び検索対象フレームの符号化コードストリームのうち、1コードブロック分をエントロピー復号し、特定フレームのコードブロック毎の量子化係数と検索対象フレームのコードブロック毎の量子化係数とを生成する。
次にステップS62において、特定フレームのコードブロック毎の量子化係数と検索対象フレームのコードブロック毎の量子化係数とのうち、同一サンプル位置の量子化係数同士で正負のマッチングを行い、正負が一致しているか否かを判別する。正負が一致している場合にはステップS64に進み、正負が一致していない場合には検索対象フレームが特定フレームと一致しないものと判定し、ステップS63において次の検索対象フレームの符号化コードストリームを入力して、ステップS61から同様の処理を行う。
続いてステップS64において、同一のコードブロック内の全てのサンプルについてマッチングが終了したか否かを判別する。終了していない場合にはステップS65で次のサンプルに移った後、ステップS62に戻り、終了している場合にはステップS66に進む。ステップS66では、所定のコードブロックに達したか否かを判別し、達していない場合には、ステップS67で次のコードブロックに移った後、ステップS61に戻る。一方、所定のコードブロックに達している場合には全てのサンプルで正負が一致しているため、ステップS68において検索対象フレームが特定フレームと略々一致するものと判定し、終了する。
(第9の実施の形態)
ところで、上述した第1乃至第8の実施の形態では、特定フレームの符号化コードストリームや検索対象となる符号化コードストリームを生成する側の構成については言及しなかった。本実施の形態では、特定フレームの符号化コードストリームや検索対象となる符号化コードストリームを生成する側の構成を含めて説明する。
先ず、第9の実施の形態における画像検索装置の概略構成を図23に示す。図23に示すように、第9の実施の形態における画像検索装置50は、撮像部51と、A/D変換部52と、符号化部53,54と、メモリ55と、マッチング/判定部56と、復号部57,58と、表示部59とから構成されている。
この画像検索装置50において、撮像部51は、例えばCCD(Charge Coupled Device)カメラであり、ある被写体を撮像した画像信号D400をA/D(Analogue/Digital)変換部52に供給し、A/D変換部52は、この画像信号D400をA/D変換し、画像データD402を符号化部53に供給する。そして、符号化部53は、この画像データD402を所定のアルゴリズムに従って圧縮符号化し、符号化コードストリームD404を生成する。なお、この符号化コードストリームD404が上述した特定フレームの符号化コードストリームとなる。符号化部53は、この符号化コードストリームD404と共に、圧縮符号化の途中で生成された量子化係数D405をメモリ55に記録する。
同様に、撮像部51は、ある被写体を撮像した動画像信号D401をA/D変換部52に供給し、A/D変換部52は、この画像信号D401をA/D変換し、画像データD403を符号化部53に供給する。そして、符号化部53は、この画像データD403を所定のアルゴリズムに従って圧縮符号化し、符号化コードストリームD406を生成する。なお、この符号化コードストリームD406が上述した検索対象の符号化コードストリームとなる。符号化部53は、この符号化コードストリームD406と共に、圧縮符号化の途中で生成された量子化係数D407をメモリ55に記録する。
マッチング/判定部56は、上述したマッチング部12及び判定部13と同様のものであり、検索対象となる符号化コードストリームD406の中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する。特定フレームと略々一致するフレームが存在した場合、マッチング/判定部56は、判定結果D408を復号部58に供給し、復号部58は、この判定結果D408に応じて特定フレームと略々一致するフレームを復号し、復号画像D410を表示部59に供給して表示させる。また、復号部57は、特定フレームの符号化コードストリームを復号し、復号画像D409を表示部59に供給して表示させる。
このように、本実施の形態における画像検索装置50では、特定フレームの符号化コードストリームD404及び検索対象となる符号化コードストリームD406と共に、圧縮符号化の途中で生成された量子化係数D405,D407をメモリ55に記録するため、例えば第1の実施の形態のように、符号化コードストリームD404,D406をエントロピー復号することなく、量子化係数同士でマッチングを行うことができる。
なお、上述の説明では、特定フレームと略々一致するフレームを復号した復号画像D410を表示部59に表示させるものとしたが、これに限定されるものではなく、特定フレームと略々一致するフレームを再生開始フレームとし、この再生開始フレーム以降のフレームを復号して表示部59に表示させるようにしても構わない。また、特定フレームと略々一致するフレームを再生終了フレームとし、この再生終了フレームまでのフレームを復号して表示部59に表示させるようにしても構わない。
また、上述の説明では、圧縮符号化の途中で生成された量子化係数D405,D407をメモリ55に記録し、マッチングに用いるものとしたが、これに限定されるものではなく、変換係数をメモリ55に記録し、マッチングに用いるようにしても構わない。
(第10の実施の形態)
上述した第9の実施の形態では、特定フレームの画像と検索対象の動画像との双方が圧縮符号化されていない場合、すなわち特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数と検索対象の符号化コードストリーム及び量子化係数との双方が存在しない場合について説明したが、本実施の形態では、特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数と検索対象の符号化コードストリーム及び量子化係数とのうち、少なくとも一方が既に存在する場合について説明する。
図24は特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数が既に存在する場合の画像検索装置60の概略構成を示したものである。この画像検索装置60において、メモリ55には記録媒体や外部サーバなどから特定フレームの符号化コードストリームD404及び量子化係数D405がコピー又はダウンロードされる。また、符号化部53は、検索対象の画像データD403を所定のアルゴリズムに従って圧縮符号化し、得られた符号化コードストリームD406と、圧縮符号化の途中で生成された量子化係数D407とをメモリ55に記録する。以降の処理は上述した画像検索装置50と同様であるため、説明を省略する。
一方、図25は特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数と検索対象の符号化コードストリーム及び量子化係数との双方が既に存在する場合の画像検索装置70の概略構成を示したものである。この画像検索装置70において、メモリ55には記録媒体や外部サーバなどから特定フレームの符号化コードストリームD404及び量子化係数D405と検索対象の符号化コードストリームD406及び量子化係数D407とがコピー又はダウンロードされる。以降の処理は上述した画像検索装置50と同様であるため、説明を省略する。
このように、本実施の形態における画像検索装置60,70では、特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数と検索対象の符号化コードストリーム及び量子化係数とのうち、少なくとも一方が既に存在するため、それをコピー又はダウンロードしてメモリ55に記録することで、容易にマッチングに用いることができる。
(第11の実施の形態)
ここで、第9,第10の実施の形態で説明したように、メモリ55には、特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数と検索対象の符号化コードストリーム及び量子化係数とが記録されている。本実施の形態では、このようにメモリ55に記録された検索対象の符号化コードストリームを他の記録媒体に記録する際に特定フレームの量子化係数と検索対象の量子化係数とを利用する場合について説明する。
図26に示す画像検索装置80は、特定フレームが1枚の場合の例を示したものである。この画像検索装置80において、マッチング/判定部56は、特定フレームの量子化係数D405と検索対象の量子化係数D407とを比較し、検索対象となる符号化コードストリームD406の中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する。特定フレームと略々一致するフレームが存在した場合、マッチング/判定部56は、判定結果D408を記録制御部81に供給し、記録制御部81は、この判定結果D408に応じて、検索対象の符号化コードストリームD406を記録媒体82に記録する際の記録制御を行う。具体的には、符号化コードストリームD406を記録媒体82に記録する際に、特定フレームと略々一致するフレームを再生開始フレームとしてマーキングし、又は特定フレームと略々一致するフレームを再生開始フレームとしてこの再生開始フレーム以降のフレームを記録媒体82に記録する。なお、特定フレームの符号化コードストリームを記録媒体82に別途記録するようにしても構わない。
一方、図27に示す画像検索装置90は、特定フレームが2枚の場合の例を示したものである。この画像検索装置90において、マッチング/判定部56は、第1の特定フレームの量子化係数D411と検索対象の量子化係数D407とを比較し、検索対象となる符号化コードストリームD406の中から第1の特定フレームと略々一致するフレームを検索する。同様に、マッチング/判定部56は、第2の特定フレームの量子化係数D412と検索対象の量子化係数D407とを比較し、検索対象となる符号化コードストリームD406の中から第2の特定フレームと略々一致するフレームを検索する。第1,第2の特定フレームと略々一致するフレームが存在した場合、マッチング/判定部56は、判定結果D408を記録制御部81に供給し、記録制御部81は、この判定結果D408に応じて、検索対象の符号化コードストリームD406を記録媒体82に記録する際の記録制御を行う。具体的には、符号化コードストリームD406を記録媒体82に記録する際に、第1,第2の特定フレームと略々一致するフレームをそれぞれ再生開始フレーム(IN点)、再生終了フレーム(OUT点)としてマーキングし、又は第1,第2の特定フレームと略々一致するフレームをそれぞれ再生開始フレーム、再生終了フレームとしてこの再生開始フレームから再生終了フレームまでのフレームを記録媒体82に記録する。なお、第1,第2の特定フレームの符号化コードストリームを記録媒体82に別途記録するようにしても構わない。また、符号化コードストリームD406を記録媒体82に記録し、第1,第2の特定フレームと略々一致するフレームをそれぞれ再生開始フレーム、再生終了フレームとしてマーキングするのみでもよい。
さらに、特定フレームをn枚とした場合、第1,第nの特定フレームと略々一致するフレームをそれぞれ再生開始フレーム(IN点)、再生終了フレーム(OUT点)としてマーキングし、第2,・・・,第n−1の特定フレームと略々一致するフレームをそれぞれ再生途中開始点(例えば、シーンチェンジ点、チャプタ点)としてマーキングしてもよい。
以上、本発明を実施するための最良の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述した実施の形態では、静止画像を検索クエリとして説明したが、動画像を検索クエリとしても構わない。この場合、例えば、検索クエリである動画像を構成する複数フレームの一部を静止画像の検索クエリとして選択して上述と同様の画像検索を行い、一致するフレームが所定枚数(閾値)以上であれば、同一の動画像として検出することができる。
また、上述した実施の形態における一連の処理は、ソフトウェアにより実行することもできる。この場合、そのソフトウェアを構成するプログラムをコンピュータの専用ハードウェア、例えばROMやハードディスクに予め組み込むようにしてもよく、また、各種プログラムをインストールすることで各種機能を実行することが可能な汎用のパーソナルコンピュータなどに対して、ネットワークやプログラム記録媒体を介してインストールするようにしてもよい。
このプログラム記録媒体及び上述した記録媒体としては、例えば磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)及びDVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、或いは半導体メモリなどのパッケージメディアが利用可能である。
第1の実施の形態における画像検索装置の概略構成を示す図である。 マッチング部におけるマッチングの一例を示す図である。 同画像検索装置の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態における画像検索装置の概略構成を示す図である。 第3の実施の形態において、量子化係数同士のマッチングを行う場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。 第3の実施の形態において、変換係数同士のマッチングを行う場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。 第4の実施の形態において、特定フレームが原画でしか存在せず、且つ、量子化係数同士のマッチングを行う場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。 第4の実施の形態において、特定フレームが原画でしか存在せず、且つ、変換係数同士のマッチングを行う場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。 第5の実施の形態の説明に供する、JPEG方式を用いる画像符号化復号装置の概略構成を示す図である。 JPEG方式における量子化、逆量子化を説明する図である。 第6の実施の形態の説明に供する、JPEG2000方式を用いる画像符号化復号装置の概略構成を示す図である。 3回ウェーブレット変換した場合のサブバンドを説明する図である。 テスト画像をウェーブレット変換した場合のサブバンドを説明する図である。 JPEG2000方式におけるサブバンド、コードブロック及びビットプレーンの関係を示す図である。 第7の実施の形態において、HL−1サブバンドの中の係数同士のマッチングを行っている例を示す図である。 サブバンド毎に係数同士のマッチングを行う場合におけるサブバンドの選択順序を示す図である。 サブバンド毎に量子化係数同士のマッチングを行う場合の画像検索装置の処理手順を示すフローチャートである。 正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を示すフローチャートである。 所定のコードブロックまでで量子化係数同士のマッチングを打ち切り、且つ、正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を示すフローチャートである。 実際にJPEG2000方式で圧縮符号化された符号化コードストリームに対して、不一致が発見された最初のコードブロックを検証した結果を示す図である。 第8の実施の形態において、コードブロック毎のエントロピー復号とマッチングとを並行して進め、且つ、正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を示すフローチャートである。 第8の実施の形態において、所定のコードブロックまでで量子化係数同士のマッチングを打ち切り、且つ、正負が一致しない量子化係数が1つでも出現した時点で次の検索対象フレームに移る場合の画像検索装置の処理手順を示すフローチャートである。 第9の実施の形態における画像検索装置の概略構成を示す図である。 第10の実施の形態において、特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数が既に存在する場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。 第10の実施の形態において、特定フレームの符号化コードストリーム及び量子化係数と検索対象の符号化コードストリーム及び量子化係数との双方が既に存在する場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。 第11の実施の形態において、特定フレームが1枚の場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。 第11の実施の形態において、特定フレームが2枚の場合の画像検索装置の概略構成を示す図である。
符号の説明
1〜6 画像検索装置、10,11 エントロピー復号部、12 マッチング部、13 判定部、14〜16 逆量子化部、17 逆変換部、18,19 表示部、20 変換部、21 量子化部、50,60,70,80,90 画像検索装置

Claims (21)

  1. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索装置であって、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを復号してフレーム毎の量子化係数を生成する復号手段と、
    上記復号手段によって生成されたフレーム毎の量子化係数を逆量子化してフレーム毎の変換係数を生成する逆量子化手段と、
    上記逆量子化手段によって生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング手段と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定手段と
    を備える画像検索装置。
  2. 上記判定手段は、正負が一致しない変換係数が現れる毎にカウンタのカウント値を増加させ、フレームの全ての変換係数のマッチングが終了した時点でカウント値が所定の閾値以下である場合に、当該フレームが上記特定フレームと略々一致するものと判定する
    請求項1記載の画像検索装置。
  3. 上記マッチング手段は、マッチングを行うべき2つの変換係数の少なくとも一方が0である場合には、マッチングを行わない
    請求項1記載の画像検索装置。
  4. 上記判定手段は、上記カウンタのカウント値が所定の閾値以上になった場合に、当該フレームが上記特定フレームと一致しないものと判定し、
    上記マッチング手段は、当該フレームについての以降のマッチングを中止する
    請求項2記載の画像検索装置。
  5. 上記復号手段は、上記検索対象となる符号化コードストリームを、可変長復号テーブルを参照して復号することにより、フレーム毎の離散コサイン変換係数が量子化テーブルを参照して量子化されたフレーム毎の量子化係数を生成する
    請求項1記載の画像検索装置。
  6. 上記復号手段は、上記検索対象となる符号化コードストリームをJPEG2000規格のEBCOT復号に従って復号することにより、フレーム毎のウェーブレット変換係数がスカラ量子化されたフレーム毎の量子化係数を生成する
    請求項1記載の画像検索装置。
  7. 上記マッチング手段は、帯域分割された複数のサブバンド内のコードブロック毎に変換係数同士のマッチングを行う
    請求項6記載の画像検索装置。
  8. 上記マッチング手段は、最低域のサブバンドから最高域のサブバンドの順番で変換係数同士のマッチングを行う
    請求項7記載の画像検索装置。
  9. 上記マッチング手段は、所定のサブバンド又は所定のコードブロックまでの変換係数についてのみマッチングを行う
    請求項7記載の画像検索装置。
  10. 上記逆量子化手段は、あるコードブロック内の全ての変換係数のマッチングが終了すると、次のコードブロックの変換係数を生成する
    請求項7記載の画像検索装置。
  11. コンピュータが、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索方法であって、
    コンピュータに、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを復号してフレーム毎の量子化係数を生成する復号工程と、
    上記復号工程にて生成されたフレーム毎の量子化係数を逆量子化してフレーム毎の変換係数を生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と
    を実行させる画像検索方法。
  12. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    上記検索対象となる符号化コードストリームをエントロピー復号してフレーム毎の量子化係数を生成する復号工程と、
    上記復号工程にて生成されたフレーム毎の量子化係数を逆量子化してフレーム毎の変換係数を生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と
    を実行させるプログラム。
  13. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体であって、
    コンピュータに、
    上記検索対象となる符号化コードストリームをエントロピー復号してフレーム毎の量子化係数を生成する復号工程と、
    上記復号工程にて生成されたフレーム毎の量子化係数を逆量子化してフレーム毎の変換係数を生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と
    を実行させるプログラムが記録されたプログラム記録媒体。
  14. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索装置であって、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数と、上記特定フレームの量子化係数とを取得する取得手段と、
    上記取得手段によって取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化手段と、
    上記逆量子化手段によって生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング手段と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定手段と
    を備える画像検索装置。
  15. コンピュータが、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索方法であって、
    コンピュータに、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数と、上記特定フレームの量子化係数とを取得する取得工程と、
    上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と
    を実行させる画像検索方法。
  16. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数と、上記特定フレームの量子化係数とを取得する取得工程と、
    上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と
    を実行させるプログラム。
  17. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体であって、
    コンピュータに、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数と、上記特定フレームの量子化係数とを取得する取得工程と、
    上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と
    を実行させるプログラムが記録されたプログラム記録媒体。
  18. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索装置であって、
    上記特定フレームを符号化する際に算出された該特定フレームの量子化係数を該特定フレームと共に記録媒体に記録する第1の記録手段と、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数を上記検索対象となる符号化コードストリームと共に上記記録媒体に記録する第2の記録手段と、
    上記フレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを上記記録媒体から取得する取得手段と、
    上記取得手段によって取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化手段と、
    上記逆量子化手段によって生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング手段と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定手段と、
    上記判定手段によって上記特定フレームと略々一致すると判定されたフレームを復号する復号手段と、
    上記復号手段によって復号されたフレームの画像を表示手段に出力する出力手段と
    を備える画像検索装置。
  19. コンピュータが、複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索方法であって、
    コンピュータに、
    上記特定フレームを符号化する際に算出された該特定フレームの量子化係数を該特定フレームと共に記録媒体に記録する第1の記録工程と、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数を上記検索対象となる符号化コードストリームと共に上記記録媒体に記録する第2の記録工程と、
    上記フレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを上記記録媒体から取得する取得工程と、
    上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と、
    上記判定工程にて上記特定フレームと略々一致すると判定されたフレームを復号する復号工程と、
    上記復号工程にて復号されたフレームの画像を表示手段に出力する出力工程と
    を実行させる画像検索方法。
  20. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索処理をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    上記特定フレームを符号化する際に算出された該特定フレームの量子化係数を該特定フレームと共に記録媒体に記録する第1の記録工程と、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数を上記検索対象となる符号化コードストリームと共に上記記録媒体に記録する第2の記録工程と、
    上記フレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを上記記録媒体から取得する取得工程と、
    上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と、
    上記判定工程にて上記特定フレームと略々一致すると判定されたフレームを復号する復号工程と、
    上記復号工程にて復号されたフレームの画像を表示手段に出力する出力工程と
    を実行させるプログラム。
  21. 複数のフレームを圧縮符号化した検索対象となる符号化コードストリームの中から特定フレームと略々一致するフレームを検索する画像検索処理をコンピュータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能なプログラム記録媒体であって、
    コンピュータに、
    上記特定フレームを符号化する際に算出された該特定フレームの量子化係数を該特定フレームと共に記録媒体に記録する第1の記録工程と、
    上記検索対象となる符号化コードストリームを生成する際に算出されたフレーム毎の量子化係数を上記検索対象となる符号化コードストリームと共に上記記録媒体に記録する第2の記録工程と、
    上記フレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを上記記録媒体から取得する取得工程と、
    上記取得工程にて取得されたフレーム毎の量子化係数と上記特定フレームの量子化係数とを逆量子化してフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とを生成する逆量子化工程と、
    上記逆量子化工程にて生成されたフレーム毎の変換係数と上記特定フレームの変換係数とのうち、同一サンプル位置の変換係数同士で正負のマッチングを行うマッチング工程と、
    上記マッチングの結果に基づいて、上記特定フレームと略々一致するか否かをフレーム毎に判定する判定工程と、
    上記判定工程にて上記特定フレームと略々一致すると判定されたフレームを復号する復号工程と、
    上記復号工程にて復号されたフレームの画像を表示手段に出力する出力工程と
    を実行させるプログラムが記録されたプログラム記録媒体。
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