JP2006283811A - Disk brake - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、駐車ブレーキ機構を備えた液圧式のディスクブレーキに関するものである。 The present invention relates to a hydraulic disc brake having a parking brake mechanism.
従来、自動車等の車両に搭載される液圧式のディスクブレーキにおいては、例えば特許文献1に記載されているように、駐車ブレーキ機構を備えたものが知られている。特許文献1に記載されたディスクブレーキは、常用ブレーキとして使用する場合には、液圧によってシリンダ内のピストンを作動させて、ブレーキパッドをディスクロータに押圧して、制動力を発生させる。また、駐車ブレーキとして使用する場合には、電動モータによって、歯車機構を介して、ねじ機構を回転させて、ピストンを作動させて、制動力を発生させる。
しかしながら、上記特許文献1に記載のディスクブレーキでは、シリンダ内にねじ機構が配置され、その外部に電動モータ及び歯車機構が配置されている。このため、ねじ機構と歯車機構との間で回転力を伝達する回転軸回りをシールする必要がある。しかしながら、回転部分のシールは、直動部分のシールに対して、劣化し易いため、シール部材の耐久性が問題となる。 However, in the disc brake described in Patent Document 1, a screw mechanism is arranged in the cylinder, and an electric motor and a gear mechanism are arranged outside the cylinder. For this reason, it is necessary to seal around the rotating shaft that transmits the rotational force between the screw mechanism and the gear mechanism. However, since the seal of the rotating part is easily deteriorated with respect to the seal of the direct acting part, the durability of the seal member becomes a problem.
本発明は、上記の点に鑑みて成されたものであり、耐久性に優れ、また、小型化が可能な駐車ブレーキを備えた液圧式のディスクブレーキを提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a hydraulic disc brake having a parking brake that is excellent in durability and can be downsized.
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、ディスクを介して両側に配置される一対のパッドと、ピストンを有底筒状のシリンダに摺動可能に嵌合させると共に液圧源からの液圧供給によって前記ピストンが摺動して前記一対のパッドを前記ディスクに接触させるキャリパと、前記シリンダの外部に配置され、前記ピストンの摺動方向に押圧力を発生する押圧機構と、前記シリンダの底部を摺動可能かつ液密的に貫通して配置され、前記押圧機構によって押圧されて移動するプッシュロッドと、前記シリンダ内に配置され、前記プッシュロッドの一端側に螺合されると共に前記ピストンに当接し、前記プッシュロッドによって押圧されて前記ピストンを押圧するクラッチ部材とを備えたディスクブレーキにおいて、
前記押圧機構は、回転アクチュエータと、該回転アクチュエータによる回転を直線運動に変換して前記プッシュロッドを押圧する回転−直動変換機構を有していることを特徴とする。
請求項2の発明に係るディスクブレーキは、上記請求項1の構成において、前記回転−直動変換機構は、ボール−ランプ機構であり、該ボール−ランプ機構の回転ディスクの外周部に外歯が形成され、該外歯に前記回転アクチュエータの回転軸に取付けられたウォームが噛合わされていることを特徴とする。
請求項3の発明に係るディスクブレーキは、上記請求項2の構成において、前記回転ディスクの回転軸と前記回転アクチュエータの回転軸とは直交していることを特徴とする。
請求項4の発明に係るディスクブレーキは、上記請求項2又は3の構成において、前記ボール−ランプ機構の直動ディスクは、前記プッシュロッドと離間可能に設けられてなり、前記直動ディスクと前記回転ディスクとはその中心部で回動可能に凹凸嵌合していることを特徴とする。
請求項5の発明に係るディスクブレーキは、上記請求項2乃至4のいずれかの構成において、前記ボール−ランプ機構のボール溝は、回転ディスク及び直動ディスクの外周側から中心側へ延ばされ、外周側が深く、中心側が浅い傾斜を有していることを特徴とする。
請求項6の発明に係るディスクブレーキは、上記請求項2乃至4のいずれかの構成において、前記ボール−ランプ機構のボール溝は、半径の異なる同心円上に配置されていることを特徴とする。
In order to solve the above-mentioned problems, the invention according to claim 1 is characterized in that a pair of pads arranged on both sides via a disk and a piston are slidably fitted to a bottomed cylindrical cylinder and hydraulic pressure is applied. A caliper that causes the piston to slide by the supply of hydraulic pressure from a source to bring the pair of pads into contact with the disk; and a pressing mechanism that is disposed outside the cylinder and generates a pressing force in the sliding direction of the piston. A push rod that is slidably and liquid-tightly disposed through the bottom of the cylinder, is moved by being pressed by the pressing mechanism, and is disposed in the cylinder and screwed into one end of the push rod. And a clutch member that contacts the piston and is pressed by the push rod to press the piston.
The pressing mechanism includes a rotation actuator and a rotation-linear motion conversion mechanism that converts rotation by the rotation actuator into linear motion to press the push rod.
According to a second aspect of the present invention, there is provided a disc brake according to the first aspect, wherein the rotation-linear motion conversion mechanism is a ball-ramp mechanism, and external teeth are provided on an outer peripheral portion of the rotary disk of the ball-ramp mechanism. A worm attached to the rotating shaft of the rotary actuator is meshed with the outer teeth.
A disc brake according to a third aspect of the invention is characterized in that, in the configuration of the second aspect, the rotation axis of the rotary disc and the rotation axis of the rotary actuator are orthogonal to each other.
According to a fourth aspect of the present invention, there is provided the disc brake according to the second or third aspect, wherein the linear motion disk of the ball-ramp mechanism is provided so as to be separable from the push rod. The rotating disk is characterized in that a concave-convex fitting is provided so as to be rotatable at the center.
According to a fifth aspect of the present invention, there is provided the disc brake according to any one of the second to fourth aspects, wherein the ball groove of the ball-ramp mechanism is extended from the outer peripheral side to the central side of the rotary disc and the linear motion disc. The outer peripheral side is deep and the central side has a shallow slope.
According to a sixth aspect of the present invention, there is provided the disc brake according to any one of the second to fourth aspects, wherein the ball grooves of the ball-ramp mechanism are arranged on concentric circles having different radii.
請求項1の発明に係るディスクブレーキによれば、液圧によってピストンを移動させて、パッドをディスクに押圧して制動力を発生させ、また、回転アクチュエータによって回転−直動変換機構を介してプッシュロッドを移動させ、クラッチ部材を介してピストンを前進させて、パッドをディスクに押圧して制動力を発生させることができる。このとき、プッシュロッドが回転しないので、シリンダの底部とのプッシュロッドとの間のシール部が劣化しにくい。
請求項2乃至4の発明に係るディスクブレーキによれば、回転ディスクの外周に形成された外歯にウォームが直接、噛合わされるので、軸方向の寸法を小さくすることができる。
請求項5及び6の発明に係るディスクブレーキによれば、ボール溝の長さを長くすることができ、ボール−ランプ機構の出力、ストロークを大きくすることができる。
According to the disc brake of the first aspect of the present invention, the piston is moved by the hydraulic pressure, the pad is pressed against the disc to generate a braking force, and the rotary actuator is pushed through the rotation-linear motion conversion mechanism. The rod can be moved, the piston can be advanced through the clutch member, and the pad can be pressed against the disk to generate a braking force. At this time, since the push rod does not rotate, the seal portion between the bottom of the cylinder and the push rod is unlikely to deteriorate.
According to the disc brake of the second to fourth aspects of the invention, since the worm is directly meshed with the external teeth formed on the outer periphery of the rotating disc, the axial dimension can be reduced.
According to the disc brakes of the fifth and sixth aspects of the invention, the length of the ball groove can be increased, and the output and stroke of the ball-ramp mechanism can be increased.
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るディスクブレーキ1は、キャリパ浮動型液圧ディスクブレーキであって、車輪(図示せず)とともに回転するディスクロータ2(ディスク)の両側に配置された一対のブレーキパッド3,4(パッド)と、ディスクロータ2を跨ぐキャリパ5と、車両の非回転部分に固定されてブレーキパッド3,4及びキャリパ5を移動可能に支持するキャリア(図示せず)とを備えている。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
As shown in FIGS. 1 and 2, the disc brake 1 according to the present embodiment is a caliper floating type hydraulic disc brake, and is disposed on both sides of a disc rotor 2 (disc) that rotates together with wheels (not shown). A pair of
キャリパ5には、一方のブレーキパッド3の裏金6に対向する位置に有底のシリンダ7が形成されている。また、キャリパ5には、ディスクロータ2を跨いで他方のブレーキパッド4の裏金8に当接する爪部9が形成されている。シリンダ7の開口側には、有底円筒状のピストン10がフォールバックシール11を介して摺動可能に嵌装されている。このピストン10の底部は、ブレーキパッド3の裏金6に当接している。シリンダ7及びピストン10の内部には、液圧室12が形成されている。この液圧室12の内部には、パッド摩耗調整機構13が設けられている。また、液圧室12には、油圧源であるマスタシリンダ(図示せず)が接続される。シリンダ7の底部側には、駐車ブレーキ機構14(押圧機構)が取付けられている。
In the
パッド摩耗調整機構13は、調整ナット15(クラッチ部材)及び調整ねじ16(プッシュロッド)を備えている。調整ナット15は、ピストン11内に回転可能に嵌合され、ピストン11に摩擦係合する摩擦面17を有している。また、調整ナット15は、皿ばね18及びスラストワッシャ19によって、摩擦面17がピストン10に押圧されている。調整ねじ16は、一端部が調整ナット15に螺合し、他端部がシリンダ7に摺動可能に案内されて、その軸回りの回転が規制されている。また、調整ネジ16は、コイルばね20によってシリンダ7の底部側へ付勢されて、プッシュロッド22の一端部に当接している。プッシュロッド22の他端部は、シリンダ7の底部に摺動可能かつ液密的に貫通されて、駐車ブレーキ機構14側へ延ばされている。シリンダ7の底部とプッシュロッド22との間は、シール部材23によってシールされている。
The pad
調整ナット15と調整ねじ16とは、多条ねじによって互いに螺合しており、回転−直線運動の変換が相互に可能となっている。また、調整ナット15及び調整ねじ16のねじ部には、所定の隙間(バックラッシュ)が設けられており、相対回転することなく、隙間の分だけ相互に直線移動できるようになっている。調整ナット15は、調整ねじ16よりも液圧室に対する受圧面積が大きく、また、コイルばね20のばね力が皿ばね18のばね力よりも大きくなっている。
The
駐車ブレーキ機構14は、シリンダ4の背部に取付けられたケース24内に、ボール−ランプ機構25(回転−直動変換機構)と、ボール−ランプ機構25を駆動する電動モータ26(回転アクチュエータ)と、これらの間に介装されたウォームギヤ27とを備えている。
The
ボール−ランプ機構25は、軸受ブッシュ28及びスラストベアリング29によってケース24に回転可能に支持されて軸方向に固定された回転ディスク30と、軸方向に移動可能に支持されて、回り止め部31によって回転方向に固定された直動ディスク32と、これらの対向面それぞれに3つずつ形成されたボール溝33、34と、これらのボール溝33、34間に装入された3つのボール35(鋼球)とを備えている。回転ディスク30と直動ディスク32とは、直動ディスクの軸部32Aを回転ディスクに嵌合させることによって、互いに同心上に回転可能に支持されている。ボール溝33、34は、図2に示すように、回転ディスク30及び直動ディスク32の外周側から中心側へ円弧状に延ばされており、これらのボール溝33、34を同心円上に配置する場合に比して、各ボール溝の長さを長く(中心角を大きく)できるように配置されている(直動ディスクのみを図3に示す)。各ボール溝33、34は、図4に示すように、外周側の起点33A、34Aから中心側の終点33B、34Bにかけて徐々に浅くなるように傾斜されている。これにより、回転ディスク30が回転すると、ボール35が傾斜したボール溝33、34内を転動することにより、回転ディスク30の回転角度に応じて直動ディスク32が軸方向に移動するようになっている。
The ball-
直動ディスク32は、プッシュロッド22の先端部に当接し、ケース24に取付けられた止輪36によって支持されたウエーブワッシャ37によって、回転ディスク30側へ向って付勢されている。
The
ボール−ランプ機構25の回転ディスク30は、外周部に外歯38が設けられて、ウォームホイールを形成している。この外歯38には、電動モータ26の回転軸39に取付けられたウォーム40が噛合わされている。そして、外歯38及びウォーム40によってウォームギヤ27が構成されている。
The rotating
以上のように構成した本実施形態の作用について次に説明する。
マスタシリンダから液圧室12へ液圧を供給すると、ピストン10は、フォールバックシール11を撓ませながら前進して、一方のブレーキパッド3をディスクロータ2に押圧する。また、ピストン10は、その反力によってキャリパ5を移動させ、爪部9を介して他方のブレーキパッド4をディスクロータ2に押圧する。これにより、ブレーキパッド3、4によってディスクロータ2を挟みつけて制動力を発生させる。マスタシリンダからの液圧を解除すると、ピストン10は、フォールバックシール11の弾性によって原位置まで後退して、制動が解除される。このとき、ブレーキパッド3、4の摩耗がない場合には、ピストン10は、調整ナット15と調整ねじ16とのねじ部の隙間の範囲内で進退動するので、パッド摩耗調整機構13は作動しない。
The operation of the present embodiment configured as described above will be described next.
When the hydraulic pressure is supplied from the master cylinder to the
ブレーキパッド3、4が摩耗している場合には、制動時にピストン10は、調整ナット15と調整ねじ16とねじ部の隙間の範囲を超えて前進する。すると、ピストン10とフォールバックシール11との間に滑りが生じ、また、調整ナット15の摩擦面17とピストン11との摩擦係合が緩んで調整ナット15が回転する。これにより、パッド摩耗調整機構13が伸長してピストン10及びプッシュロッド22と当接した状態を維持する。なお、制動時に液圧室12に大きな液圧が作用して、爪部10の撓み等によって、ピストン11がねじ部の隙間Cを超えて変位することがある。この場合は、調整ナット15と調整ねじ16の受圧面積差及び皿ばね18とコイルばね20のばね力の差によって、調整ねじ15の摩擦面17がピストン11に押付けられて、これらの摩擦係合が維持され、調整ねじ15が回転しないことにより、パッド摩耗調整機構13の過調整が防止されている。
When the
次に、駐車ブレーキ機構14の作動について説明する。
運転者が駐車ブレーキスイッチ(図示せず)等を操作する、コントローラ(図示せず)は、電動モータ26に通電し、回転軸39を回転させる。これにより、ウォームギヤ27掛け移転し、ボール−ランプ機構25の回転ディスク30が回転することで、直動ディスク32が前進して、プッシュロッド22を押圧する。これにより、プッシュロッド22は、パッド摩耗調整機構13を介してピストン10を押圧し、ブレーキパッド3、4をディスクロータ2に押圧して制動力を発生させる。このとき、液圧室12に液圧を供給して、駐車ブレーキ機構14による制動を補助し、電動モータ26の負荷を軽減するようにしてもよい。その後、電動モータ26への通電を停止しても、ウォームギヤ27は、非可逆性を有しているため、回転ディスク30の回転位置が維持されるので、制動状態を維持することができる。そして、電動モータ26に通電して回転軸39を逆回転させることにより、ピストン10を後退させて制動を解除することができる。このとき、パッド磨耗調整機構13は、上述のように、液圧による制動時に、ブレーキパッド3、4の摩耗に追従して伸長して、ピストン11及びプッシュロッド22との当接状態を常に維持しているので、ブレーキパッド3、4の摩耗を補償することができる。
Next, the operation of the
A controller (not shown) in which the driver operates a parking brake switch (not shown) or the like energizes the
上述のように構成したディスクブレーキにおいては、ウォームギヤ27及びボール−ランプ機構25によって、電動モータ26による駆動力を増大させているので、大きな制動力を得ることができ、電動モータ26の小型化が可能である。ボール−ランプ機構25は、図2に示すボール溝33、34の配置によってボール溝33、34の長さを充分長くすることができるので、ボール溝33、34の傾斜を緩やかにして、大きな力を発生することができる。また、ボール溝33、34は、回転ディスク30及び直動ディスク32の中心側で浅くなっているので、ボール35がボール溝33、34の終端33B、34Bに近づくほど、大きな力を発生することができ、効率よく制動力を発生させることができる。ウォームギヤ27は、回転ディスク30の外周部に外歯38を設けてウォーム40が直接、噛合わされるようにしたので、ディスクブレーキ1の軸方向の寸法を小さくすることができる。更に、駐車ブレーキ機構14の作動時に、プッシュロッド22は、回転せず、軸方向に移動するだけであるから、シール部材23が劣化しにくいので、その耐久性を高めることができる。
In the disc brake configured as described above, since the driving force by the
なお、ボール−ランプ機構25のボール溝33、34は、図3に示すように、異なる半径の同心円上に配置することによっても、その長さを長くして傾斜を緩やかにすることができ、図2に示すものと同様の作用、効果を奏することができる。
In addition, as shown in FIG. 3, the
1 ディスクブレーキ、2 ディスクロータ(ディスク)、3、4 ブレーキパッド(パッド)、5 キャリパ、7 シリンダ、10 ピストン、14 駐車ブレーキ機構(押圧機構)、15 調整ナット(クラッチ部材)、16 調整ねじ(プッシュロッド)、22 プッシュロッド25 ボール−ランプ機構(回転−直動変換機構)、26 電動モータ(回転アクチュエータ)
1 disc brake, 2 disc rotor (disc), 3, 4 brake pad (pad), 5 caliper, 7 cylinder, 10 piston, 14 parking brake mechanism (pressing mechanism), 15 adjusting nut (clutch member), 16 adjusting screw ( Push rod), 22
Claims (6)
前記押圧機構は、回転アクチュエータと、該回転アクチュエータによる回転を直線運動に変換して前記プッシュロッドを押圧する回転−直動変換機構を有していることを特徴とするディスクブレーキ。 A pair of pads arranged on both sides via a disk and a piston are slidably fitted to a bottomed cylindrical cylinder, and the piston is slid by a hydraulic pressure supply from a hydraulic pressure source. A caliper that makes the pad contact the disk, a pressing mechanism that is disposed outside the cylinder and generates a pressing force in the sliding direction of the piston, and slidably and liquid-tightly penetrates the bottom of the cylinder. A push rod disposed and moved by being pressed by the pressing mechanism; and disposed within the cylinder, screwed into one end of the push rod, abutted against the piston, and pressed by the push rod to be moved to the piston In a disc brake including a clutch member that presses
The disc brake according to claim 1, wherein the pressing mechanism includes a rotary actuator and a rotation-linear motion conversion mechanism that converts rotation by the rotary actuator into linear motion to press the push rod.
5. The disc brake according to claim 2, wherein the ball grooves of the ball-ramp mechanism are arranged on concentric circles having different radii.
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