JP2006282256A - フィルム状袋容器及び同容器入り食品 - Google Patents

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芳輝 永井
Atsushi Enosaka
淳 榎阪
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Abstract

【課題】フィルム状袋容器内に食品と雰囲気改良剤を同封する場合、該雰囲気改良剤が食品中に埋没するのを防止できるばかりでなく、雰囲気改良剤が食品に直接接触することが防止され、該食品が雰囲気改良剤により変質、劣化することが防止できるフィルム状袋容器を得る。また、雰囲気改良剤を容器内に固定化しないので容器と改良剤との分離が容易であり、また雰囲気改良剤を容器内に固定化するための溶剤(接着剤など)により、同封された食品が悪影響を受けるのを回避できるフィルム状袋容器を得る。
【解決手段】ヒートシール可能なフィルム状袋容器1の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して、ポケット3を形成し、該ポケット3内に該雰囲気改良剤を収納可能としたフィルム状袋容器。
【選択図】図1

Description

本発明は、フィルム状袋容器内に食品と雰囲気改良剤を同封する場合、該雰囲気改良剤が食品中に埋没するのを防止できるばかりでなく、雰囲気改良剤が食品に直接接触することが防止され、該食品が雰囲気改良剤により変質、劣化することが防止できるフィルム状袋容器に関する。また、雰囲気改良剤を容器内に固定化しないので容器と改良剤との分離が容易であり、また雰囲気改良剤を容器内に固定化するための溶剤(接着剤など)により同封された食品が悪影響を受けることを防止できるフィルム状袋容器に関する。また、上記特徴を有するフィルム状袋容器入り食品に関する。
従来、フィルム状袋容器の内壁面に雰囲気改良剤が固定されていることを特徴とする粉末食品用フィルム状袋容器(特許文献1)及びフィルム状袋容器の内周壁面に雰囲気改良剤の薄い層を形成し、該層の上面に通気性保護膜を形成したフィルム状袋容器(特許文献2)が知られている。
しかし、いずれも雰囲気改良剤に隣接する食品が局部的に変質、劣化する危険性を有する。また使用済みフィルム状袋容器から雰囲気改良剤の分離が容易でなく、しかも雰囲気改良剤を容器内に固定化するための溶剤(接着剤など)によって該食品が悪影響を受ける危険性を有する。
特開2000−142817号公報 特開昭55−107659号公報
本発明は、フィルム状袋容器内に食品と雰囲気改良剤を同封する場合、該雰囲気改良剤が食品中に埋没するのを防止できるばかりでなく、雰囲気改良剤が食品に直接接触することが防止され、該食品が雰囲気改良剤により局部的に変質、劣化することが防止できるフィルム状袋容器を提供することを目的とする。また、雰囲気改良剤を容器内に固定化しないので容器と雰囲気改良剤との分離が容易であり、また雰囲気改良剤を容器内に固定化するための溶剤(接着剤など)により同封された食品が悪影響を受ける危険性を回避できるフィルム状袋容器を提供することを目的とする。
本発明者らは上記目的を解決するため鋭意研究を重ねた結果、遂に本発明を完成した。
すなわち請求項1に係る発明は、ヒートシール可能なフィルム状袋容器1の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して、ポケット3を形成し、該ポケット3内に雰囲気改良剤4を収納可能としたことを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1において、雰囲気改良剤が脱酸素剤であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1において、容器が、食品包装用フィルム状袋容器であることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ヒートシール可能なフィルム状袋容器1を2つ折することにより区画される第1室6及び第2室7に分け、第1室6に食品を充填すると共に、第2室7の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して第2室7にポケット3を形成し、該ポケット3内に雰囲気改良剤4を収納し、該フィルム状袋容器内を脱気した後容器の開口部をヒートシール8し、第2室7を第1室6側に折重ねたことを特徴とするフィルム状袋容器入り食品である。
本発明によれば、フィルム状袋容器内に食品と雰囲気改良剤を同封する場合、該雰囲気改良剤が食品中に埋没するのを防止できるばかりでなく、雰囲気改良剤が食品に直接接触することが防止され、該食品が雰囲気改良剤により局部的に変質、劣化することが防止できるフィルム状袋容器を提供できる。また、雰囲気改良剤を容器内に固定化しないので容器と改良剤との分離が容易で、また雰囲気改良剤を容器内に固定化するための溶剤(接着剤など)により同封された食品が悪影響を受けるのを回避できるフィルム状袋容器を提供できる。
以下、本発明に係るフィルム状袋容器について添付の図面に従い説明する。
図1は、本発明に係るフィルム状袋容器の概略説明図を示し、(a)は上端部を開口したフィルム状袋容器1の斜視図、(b)は容器1内に充填筒11を介して食品12を充填した状態を示す図、(c)はフィルム状袋容器1の表面1a及び裏面1bからヒートシール2し、容器内にポケット3を形成した状態を示す図、(d)は該ポケット3に雰囲気改良剤4を収納した状態を示す図、(e)はヒートシール可能なフィルム状袋容器1を折線部5で2つ折することにより区画される第1室6及び第2室7に分け、第1室6に食品12を充填すると共に、第2室7の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して第2室にポケット3を形成し、該ポケット3内に該雰囲気改良剤4を収納し、該フィルム状袋容器内を脱気した後容器の開口部をヒートシール8し、第2室7を第1室6側に折重ねて得たフィルム状袋容器入り食品の斜視図である。
本発明において、フィルム状袋容器本体を構成する素材としては、食品包装に常用される、ヒートシール可能なポリエチレン、ナイロン、エチレンビニル共重合体等の合成樹脂フィルム、これらのフィルムにアルミあるいはシリカ等を積層(蒸着)したフィルム等が挙げられる。これらのうち、雰囲気改良剤の効能保持と、食品を充填した後の流通過程での該食品の品質保持のために、酸素不透過性に優れている合成樹脂からなる層を少なくとも一層有する積層フィルムが好ましい。
また、雰囲気改良剤としては脱酸素剤、乾燥剤、殺菌剤、防腐剤、防黴剤、水蒸気不透過性剤、生長抑制剤などが挙げられる。
また食品としては、任意の固形食品が挙げられ、具体的には粉末食品、穀類(主穀、雑穀)、乾燥食品(干物、乾物、米菓等)等が挙げられる。
ポケット3の形状としては、雰囲気改良剤が収納できるものであれば任意の形状が採用可能であり、たとえば図1の(d)に示すように、フィルム状袋容器1の上端隅部に設けた断面がコの字状の形状、あるいは断面が三角の形状(図面簡略のため図示せず)等とする。
本発明において、図1の(d)に示すように、ヒートシール可能なフィルム状袋容器1を折線部(破線で示している)5で2つ折することにより区画される第1室6及び第2室7に分け、第1室6に食品12を充填すると共に、第2室7の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して第2室にポケット3を形成し、該ポケット3内に該雰囲気改良剤を収納し、該フィルム状袋容器内を脱気した後容器の開口部をヒートシール8し、第2室7を第1室6側に折重ねるときは、ポケット3内に収納された雰囲気改良剤が容器内に固定されるので好ましい。このようにするときは、フィルム状袋容器入り食品を容易に得ることができるので好ましい。
本発明は、フィルム状袋容器内に食品と雰囲気改良剤を同封する場合、該雰囲気改良剤が食品中に埋没するのを防止できる。しかも、雰囲気改良剤はポケットの入口からフィルム状袋容器の折り畳んだ隙間を介して食品に連通しているため、雰囲気改良剤が食品に直接接触することが防止され、該食品が雰囲気改良剤により局部的に変質、劣化することが防止できる。また、雰囲気改良剤を容器内に固定化しないので容器と改良剤との分離が容易であり、また雰囲気改良剤を容器内に固定化するための溶剤(接着剤など)による悪影響が防止できる。
図1(d)において、1を縦80cm、横50cmのヒートシール可能なフィルム状袋容器とし、この容器の開口部から20cm隔てた位置(折線部)5で2つ折することにより区画される第1室6及び第2室7に分け、第1室6に食品(膨化米)12を充填すると共に、フィルム状袋容器の開口部から深さ10cmの位置において第2室7の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して第2室にポケット3(縦10cm、横15cm)を形成し、該ポケット3内に脱酸素剤(縦7cm、横10cm)を収納し、該フィルム状袋容器内を脱気した後容器の開口部をヒートシール8し、第2室7を第1室6側に折重ね、本発明のフィルム状袋容器入り食品を得た。
本発明は、フィルム状袋容器内に食品と雰囲気改良剤を同封する場合、該雰囲気改良剤が食品中に埋没するのを防止できるばかりでなく、雰囲気改良剤が食品に直接接触することが防止され、該食品が雰囲気改良剤により変質、劣化することが防止でき、また雰囲気改良剤を容器内に固定化しないので容器と改良剤との分離が容易であり、また雰囲気改良剤を容器内に固定化するための溶剤(接着剤など)による悪影響が防止できるので、食品の包装用フィルム状袋容器として好適である。
本発明に係るフィルム状袋容器の概略説明図を示す。
符号の説明
1・・・フィルム状袋容器
1a・・・表面
1b・・・裏面
2・・・ヒートシール
3・・・ポケット
4・・・雰囲気改良剤
5・・・折線部
6・・・第1室
7・・・第2室
8・・・開口部のヒートシール
11・・・充填筒
12・・・食品

Claims (4)

  1. ヒートシール可能なフィルム状袋容器1の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して、ポケット3を形成し、該ポケット3内に雰囲気改良剤4を収納可能としたことを特徴とするフィルム状袋容器。
  2. 雰囲気改良剤が脱酸素剤である請求項1に記載のフィルム状袋容器。
  3. 容器が、食品包装用フィルム状袋容器である請求項1に記載のフィルム状袋容器。
  4. ヒートシール可能なフィルム状袋容器1を2つ折することにより区画される第1室6及び第2室7に分け、第1室6に食品を充填すると共に、第2室7の前面フィルム1aと裏面フィルム1bの外側からヒートシール2して第2室7にポケット3を形成し、該ポケット3内に雰囲気改良剤4を収納し、該フィルム状袋容器内を脱気した後容器の開口部をヒートシール8し、第2室7を第1室6側に折重ねたことを特徴とするフィルム状袋容器入り食品。
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JP2019059512A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 大日本印刷株式会社 易開封線が形成された袋

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