JP2006280758A - 液温調節装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明では、既存の送液管に対してそのままの状態で取り付けることができ、しかも、送液管に負荷をかけることがなく、効率的に液体と冷却手段との間で熱交換を行うことができ、必要に応じて送液管を流れる液体の温度調節も容易に可能な液温調節装置の提供を目的とする。
【解決手段】点滴用の送液管における長さ方向の適所に具備させて、該具備させた部位を点滴用液体が通過する前後における該点滴用液体の温度を変化させる液温調節装置11上記点滴用液体と熱交換を行う熱交換手段12を具備し、上記熱交換手段の外周側に、該外周側に対して上記熱交換手段12の有する内側と外側とにおける熱交換を阻止すべく断熱部材18を具備し、上記熱交換手段12の有する内側に、上記点滴用液体と上記熱交換手段12との熱交換を補助する熱交換補助手段14を具備した液温調節装置11。
【選択図】図2

Description

この発明は、点滴の際に、血液、薬剤、栄養分などの点滴用液体を人体側へ送る送液管に具備させて、その部位を通過する点滴用液体を冷却、又は、加温して体内に送ることのできる液温調節装置に関する。
例えば、病人に薬剤を点滴する場合において、病人の側へ、所定の温度範囲にまで冷却させた薬剤を送るため、送液管における所定部位を氷枕などによって、予め包み込んでおき、該包み込んだ部位を、薬剤が通過させることが病院などにおいて、しばしば行われていた。
ところが、そもそも氷枕は、上述したような用途に用いることを目的として形成されたものではないため、温度が殆ど下降せず、期待するような冷却作用が得られなかった。その他にも、送液管を包み込んだ状態の氷枕を設置しておくための場所を必要とするなどの問題も有していた。
上記問題を解決すべく、様々な上記液温調節装置が開示されている。
例えば、下記特許文献に係る体温調整装置もその1つであるといえる。
以下、上記体温調整装置の概略構成について説明する。上記体温調整装置は、例えば、可撓性を有する袋体をした収容体を具備している。該収容体には、内部に血液を導入する導入口、該収容体内から血液を送出する送出口とを具備している。
さらに、上記収容体は、その内部において、血液を通過させる血液通入パイプを封入し、該血液通入パイプにおける一方の端部は、上記導入口と連結し、該血液通入パイプにおける他方の端部は、上記送出口と連結されている。
また、上記収容体には、上記導入口、上記送出口とは、別途、該収容体内に熱交換用流体を導入するための熱交換用流体導入口と、該収容体内にから熱交換用流体を排出するため熱交換用流体排出口を具備している。該血液通入パイプに流れる血液との熱交換を行うべく、上記熱交換用流体導入口から上記熱交換用流体排出口へ熱交換用流体を循環させている。
上記構成により、上記体温調整装置を使用すれば、適格な体温調節が可能となる旨の開示が下記特許文献においてなされている。
しかし、上記液温調節装置には、以下の問題を有する。
点滴用の送液路における長さ方向の所定部位において上記体温調整装置を取り付けようとする場合、例えば、送液路を上記体温調整装置を取り付けようとする所定部位において切断し、その切断した間に上記体温調整装置を介在させた状態でアダプタなどを用いて送液路を上記導入口、上記送出口に連結しなければならない。
このような取り付け形態であれば、送液路の長さ方向において上記体温調整装置の取り付け位置を自由に変更することができないという課題が生じる。さらに、送液路の径によっては、上記導入口、上記送出口の径に対応しない径も有するため、上記体温調整装置を取り付けることができない場合も想定される。
また、上述したように、上記体温調整装置は、熱交換用流体導入口から熱交換用流体排出口へ熱交換用流体を循環させているが、熱交換用流体は、所望の温度に保ちながら、しかも継続して流し続けなければならない。すなわち、このような機能を有する装置を別途、用意する必要も生じ、装置自体が大がかりになってしまうという問題を有する。
特開2002−119586号公報
そこで本発明では、既存の送液管に対してそのままの状態で取り付けることができ、しかも、送液管に負荷をかけることがなく、効率的に液体と冷却手段との間で熱交換を行うことができ、必要に応じて送液管を流れる液体の温度調節も容易に可能な液温調節装置の提供を目的とする。
本発明に係る液温調節装置は、血液、或いは、薬剤などの点滴用液体を人体側へ送る点滴用の送液管における長さ方向の適所に具備させて、該具備させた部位を点滴用液体が通過する直前に対して通過直後における該点滴用液体の温度を変化させる液温調節装置であって、上記送液管を流れる点滴用液体と熱交換を行う熱交換手段を具備し、上記熱交換手段の外周側に、該外周側に対して上記熱交換手段の有する内側と外側とにおける熱交換を阻止すべく断熱部材を具備し、上記熱交換手段の有する内側に、上記点滴用液体と上記熱交換手段との熱交換を補助する熱交換補助手段を具備したことを特徴とする。
上記熱交換補助手段は、上記点滴用液体と上記熱交換手段との熱交換を直接的、或いは、間接的に補助する手段であり、例えば、上記送液管の形態、又は/及び、上記熱交換手段の形態を保持する形態保持手段を挙げることができる。上記熱交換補助手段が上記形態保持手段である場合、該形態保持手段を、送液管と冷却剤との間に介在させて用いることが好ましい。
さらに、上記熱交換補助手段は、熱伝導部材により形成することもできる。
また、上記熱交換手段は、例えば、点滴用液体を冷却する冷却手段、或いは、点滴用液体を加温する加温手段のいずれの手段であってもよい。
上記冷却手段、或いは、加温手段についても特定の手段に限定せず、様々な手段を用いることができる。
例えば、上記熱交換手段が、上記冷却手段である場合、例えば、保冷剤、冷却剤、水分を吸収させた布、さらにはペルチェ素子などの電子冷却素子を用いることができる。
上記熱交換手段が、例えば、上記加温手段である場合、酸化熱の発熱を利用する手段、凝固熱発生剤(液状の酢酸ナトリウム三水塩水溶液)、電熱線などを用いることができる。
本発明に係る液温調節装置は、柱状部材に対する取り付け、或いは、取り外しを可能とする取付け部を有し、該取付け部を上記柱状部材に取り付けて、当該液温調節装置を保持する保持部材を具備する構成であってもよい。
上記構成を採れば、液温調節装置を送液管に装着する際、送液管に対して液温調節装置を直接、取り付けるのではなく、上記保持部材を、上記取付け部を介して上記柱状部材に取り付けて装着するため、送液管に全く負担がかかることがなく、安定して取り付けることができる。
本発明によれば、液温調節装置における上記熱交換手段の有する内側に、熱交換補助手段を具備する構成を採るため、該熱交換補助手段によって上記点滴用液体と上記熱交換手段との熱交換を補助することができる。
例えば、上記熱交換補助手段が、上記形態保持手段である場合、該形態保持手段を送液管と冷却剤との間に介在させれば、形態保持手段をスペーサ(間隔保持手段)として機能させることができる。
このため、送液管が保冷手段に過度に圧迫されることを阻止することができる。よって、送液管を流れる点滴用液体の流量が変動することがなく、送液管が破損したりすることもない。
さらに、液温調節装置における上記熱交換手段の有する内側において送液管を適宜、形態保持手段に係合させた状態で、連通させることで、液温調節装置内を通過する送液管の長さを自在に変更させることができる。
これにより、液温調節装置内を通過させる送液管の長さに応じて、液温調節装置内を通過する点滴用液体の温度を調節することができる。
加えて、液温調節装置内に具備した上記形態保持手段によって、液温調節装置を開状態としたと同時に、熱交換手段が落下してしまうことがないよう保持することができ、或いは、熱交換手段が液状の場合、その自重によって、下側に偏在しないようその形態を保持することもできる。
また、上記熱交換補助手段が、例えば、上記熱伝導部材である場合、熱伝導部材を介して点滴用液体から吸熱した熱を拡散(熱伝導)させることができるため、熱交換手段における上記熱伝導部材を具視させた部位全体を用いて、積極的に熱交換させることができる。
このため、例えば、熱交換手段における送液管の近傍部位のみしか熱交換せずに、冷却、又は、加温作用が低下してしまうといった事態が生じることなく幅広い範囲で、熱交換を効率的に行うことができる。
よって、液温調節装置内を流れる点滴用液体の温度を、迅速、且つ、効率的に変温させることができる。さらに、例えば、別途、熱交換用流体を循環させるために特別な装置などを用意しなくてもよく、簡素な構造で上述した作用効果を奏することができる。
また、本発明によれば、送液管の長さ方向における所望の部位を液温調節装置内において連通させた状態で、送液管に対して液温調節装を装着することができる。
このため、既存の送液管に対して装着することができることは、勿論、既存の送液管の長さ方向における他の部位に取り付け位置を変更することができる。
さらに、本発明に係る液温調節装では、例えば、装着するために、既存の送液管を切断したりする必要もなく、既存の送液管の径が対応していないため、装着できないといった事態が生じることもない。
この発明の一実施形態を、以下図面を用いて説明する。
本実施形態における液温調節装置は、点滴用の送液管の長さ方向における所定部位に装着するだけで、該液温調節装置の装着部位において流れる血液、或いは、薬剤などの点滴用液体の温度を冷却、或いは加温することができる。但し、以下では、液温調節装置を用いて、主に、送液管を流れる点滴用液体を薬剤とし、該薬剤を冷却する場合を採りあげて説明する。
ちなみに、以下で説明する本実施例においては、送液管に装着時における液温調節装置の姿勢を基準として上下方向を設定する。
図1は、実施例1に係る液温調節装置11を示し、該液温調節装置11を、上述したように、送液管Aに装着した状態を示す。
上記液温調節装置11は、図2に示したように、送液管Aを流れる薬剤Bを冷却する冷却剤12、該冷却剤12を収容する箱体13、及び、冷却剤12と送液管Aとの間に介在させたとき送液管Aの形態を保持するスペーサ部材14を具備して構成している。
なお、図2は、箱体13を上記図1に示した閉状態から開状態とした場合における上記液温調節装置11の外観図を示す。
上記箱体13は、送液管Aに装着したとき、該送液管Aが連通する方向に長手方向を有する直方体により形成している。該箱体13は、該箱体13を略半分に分割したときの一方の側に相当する部位を構成する第1箱体構成部材15と、他方の側に相当する部位を構成する第2箱体構成部材16とを具備している。
上記第1箱体構成部材15と上記第2箱体構成部材16とは、それぞれ、保冷剤12を収容可能に構成するとともに、開口部15a,16aを有して構成している。上記第1箱体構成部材15と上記第2箱体構成部材16とにおける各開口部15a,16aに対して幅方向の一方の側における長手方向の所定部位には、一対の上記枢支部材17(ヒンジ)を取り付けている。
よって、箱体13は、各開口部15a,16aを対向させた閉状態、或いは、上記枢支部材17を支軸として各開口部15a,16aを離間させた開状態とすることができる。
但し、上記一対の枢支部材17は、図3に示したように上記第1箱体構成部材15と第2箱体構成部材16とを互いに分離可能に構成すべく、第1箱体構成部材15に取り付けた一方の枢支部材17aには、差し込み孔17aaを具備し、上記第2箱体構成部材16に取り付いた他方の枢支部材17bには、上記差し込み孔17aaに対して挿脱可能とする突起部17bbを具備して構成している。
続いて、上記第1箱体構成部材15、及び、上記第2箱体構成部材16を構成する各部の構成について説明するが、上記第1箱体構成部材15と第2箱体構成部材16とは、略同一の形態で構成しているため、ここでは、第1箱体構成部材15のみの構成について説明し、第2箱体構成部材16についての構成についての説明は省略する。
但し、第2箱体構成部材16を構成する各部については、それに対応する第1箱体構成部材15を構成する各部と同一の名称とし、さらに、各部に付した番号と同一の番号を付す。
第1箱体構成部材15の外郭を構成する外壁部15bは、合成樹脂製であり、図4に示したように、外壁部15bに対する内側には、断熱部18を構成している。上記断熱部18は、シリコンゴムによって形成している。上記断熱部18に対してさらに内側は、上記スペーサ部材14を保持すべくスペーサ部材取付部19を構成している。
具体的に、上記スペーサ部材取付部19は、合成樹脂製であり、箱体13の幅方向における両側において、該箱体13の長さ方向において、上記スペーサ部材14をスライド可能に保持する一対のガイドレール19aを構成している。
但し、上記第1箱体構成部材15における上下方向の上側部位に相当する上記スペーサ部材取付部19には、上記ガイドレール19aを形成しておらず、ガイドレール19aに対して上記スペーサ部材14の取り付け、或いは、取り外しが可能な大きさを有する空間部19bを形成している。
さらに、上記一対のガイドレール19aには、上記スペーサ部材14を箱体13に対して位置決めすべく、互いに対向する他方のガイドレール側へ突き出した位置決め用突部19cを、該ガイドレール19aの長さ方向において所定間隔ごとに複数、配設している。
ここで、第1箱体構成部材15における上端部、すなわち、送液管Aが入力する側に相当する外壁部15b、及び、断熱部18を、入力側壁部13aに設定し、第1箱体構成部材15における下端部、すなわち、送液管Aが出力する側に相当する外壁部15b、及び、断熱部18を出力側壁部13bに設定する。
また、上記入力側壁部13aは、該入力側壁部13aにおける液温調節装置11を送液管Aに対して装着させたとき、送液管Aが干渉する相当部位を切り欠いた切欠部20(20a,20b,及び,20c)を構成している。
上記切欠部20は、該切欠部20を通過する送液管Aにおいて想定される最大径よりも一回り大径を有して半円弧状に切り欠いて構成している。さらに、上記切欠部20には、該切り欠いた部位に弾性部材21を固着して、上記切り欠いた部位を隠蔽可能に構成している。
上記切欠部20は、上記入力側壁部13a、及び、出力側壁部13bのそれぞれにおいて、幅方向における中間部、及び、両側の合計3部位に形成し、第1箱体構成部材15を平面視したとき左側に相当する切欠部20から順に第1切欠部20a、第1切欠部20b、第1切欠部20cと設定する。
また、上記冷却剤12は、冷やしても硬くならない例えば、エチレングリコールなどのゲル状物質を、可撓性を有する袋体に充填して構成した公知のものを用いている。上記冷却剤12は、上記第1箱体構成部材15に収納可能な大きさで構成している。
また、上記スペーサ部材14は、高い熱伝導性を有するアルミ製であり、上記第1箱体構成部材15の幅方向における各に具備した上記一対のガイドレール19aに架設可能な長さを有した板状で形成している。上記スペーサ部材14の長手方向における両側には、ガイドレール19aに取り付け可能な取付片14aを具備し、上記スペーサ部材14の長手方向における両側の取付片14aの間には、上記スペーサ部材14に対して交差する方向に送液管Aが通過したとき、該送液管Aを接地可能とする5つの凹状をした接地部14bを並設している。
上記各接地部14bを構成する両側は、送液管Aの略半径長さだけ突き出した間隔保持部14cを形成している。
本実施形態における液温調節装置11は、上記構成により各部を構成している。
上記液温調節装置11を送液管Aの長さ方向における所定部位への装着は、まず、図5(a)に示したように、該送液管Aの所定部位を液温調節装置11における例えば第2切欠部20bに相当する部位に位置させた状態で、液温調節装置11(箱体13)を閉状態とする。
このとき、図5(b)に示したように、第2切欠部20bに有する弾性部材21と送液管Aとが当接し、弾性部材21は、弾性変形する。このように、弾性部材21の弾性復元力により、液温調節装置11は、入力側壁部13a、及び、出力側壁部13bにおいて、送液管Aをしっかりと保持した状態で装着することができる。
しかも、液温調節装置11は、送液管Aに装着時において、送液管Aと第2切欠部20bとの間に隙間が生じないよう密封状態とすることができ、効率的に、冷却剤12と薬剤Bとの間で熱交換を行うことができる。
また、上述したように、送液管Aに対して液温調節装置11を装着したとき、第1箱体構成部材15に収容した冷却剤12と、第2箱体構成部材16に収容した冷却剤12とが各側から送液管Aに密着する。
しかし、逆に過度に送液管Aを圧迫しすぎた場合、送液管A内を流れる薬剤Bの流れが阻害されたり、送液管Aに作用する負荷が大きくなったりする事態が生じてしまう。ところが、本実施形態においては、液温調節装置11の長手方向(上下方向)において断続的に送液管Aと冷却剤12との間にスペーサ部材14を介在させた構成とすることで、図6に示したように、送液管Aが冷却剤12によって過度に圧迫されずに薬剤の通過に支障をきたさないだけの最小限の空間を確保できる。
ちなみに、上記スペーサ部材14は、合成樹脂などの高い熱伝導性を有しない部材により構成してもよいが、アルミなど高い熱伝導性を有する部材により形成することが好ましい。このようなスペーサ部材14を送液管Aと冷却剤12との間に介することで、該スペーサ部材14が有する部位においても熱交換を積極的に行うことができるからである。
しかも、上記スペーサ部材14を具備することにより、たとえ冷却剤12がゲル状、或いは、液状であっても、冷却剤12自体の自重により下方に偏在することがないようその形態を保持できるという効果も有する。
また、上記送液管Aは、図7に示したような形態で、液温調節装置11内に配してもよい。すなわち、送液管Aは、液温調節装置11内に、入力側壁部13aにおける第1切欠部20aから入力し、出力側壁部13bの手前側で折り返して、さらに、入力側壁部13aまで配した後、再度、折り返してから出力側壁部13bにおける第3切欠部20cから出力する形態で配している。
このように、送液管Aは、液温調節装置11内において連通する長さが長くなるよう配しているが、上記送液管Aは、上下方向における各側部位において、スペーサ部材14(特に間隔保持部14c)に係合した状態で湾曲変形させている。
このため、送液管Aは、スペーサ部材14によって湾曲変形させた状態に保持することができるため、液温調節装置11内部において、送液管Aの形態を一定に保つことができ、送液管Aが捩れたり、一部位に偏ったりすることがない。
さらに、利用者は、上述したように、液温調節装置11内を通過する送液管Aをスペーサ部材14における、いずれの間隔保持部14cに係合させるかを適宜、変更することによって、液温調節装置11内を通過する送液管Aの長さ、形態を自在に変更させることができる。
これにより、薬剤Bの温度、或いは温度の下降速度などを自在に調節することができる。例えば、上記図4の状態と比較して上記図7の状態の方が送液管Aを液温調節装置11内において、より長く配しているため、当然、薬剤Bの温度を、積極的に下降させることができる。
また、液温調節装置11においては、冷却手段として冷却剤12を具備しているため、液温調節装置11を使用し続けた結果、冷却剤12が解けてしまった場合は、冷却剤12を冷蔵庫などで、冷却すれば何度でも使用し続けることができる。
このとき、上記冷却剤12を冷蔵庫などで冷却させる場合には、液温調節装置11は、開状態としたまま冷蔵庫に格納すればよい。或いは、第1箱体構成部材15と第2箱体構成部材16とを互いに上述したように分離して、冷蔵庫などに、格納することもできる。
勿論、他の冷却方法として、第1箱体構成部材15、或いは、第2箱体構成部材16から上記冷却剤12のみを取り出し、該冷却剤12のみを冷蔵庫などで冷却してから、再度、第1箱体構成部材15、或いは、第2箱体構成部材16に収容してもよい。
但し、第1箱体構成部材15、及び、第2箱体構成部材16は、いずれの側であっても同一の形態を採る冷却剤を収容可能な容量で形成している。このため、冷却後の各冷却剤を、再度、第1箱体構成部材15、或いは、第2箱体構成部材16に収容する際、いずれかの側(15、或いは、16)に冷却剤が対応するか否か等を考慮せずに収容できるため、容易に収容することができる。
ちなみに、第1箱体構成部材15、或いは、第2箱体構成部材16から上記冷却剤12の取り出しは、一旦、スペーサ部材14を、空間部19bを通じてガイドレール19aから取り外せば、上記冷却剤12を容易に取り外すことができる。
さらに、第1箱体構成部材15、或いは、第2箱体構成部材16に対して冷却剤12を取り出して、該冷却剤12のみを冷蔵庫に格納してもよい。
また、本実施形態における液温調節装置11は、上記構成に限定せず、様々な構成を採ることができる。以下、他の実施形態に係る液温調節装置について説明する。ちなみに、上記液温調節装置11と同様の構成のものは、上述と同様の番号を付してその説明を省略する。
実施例2に係る液温調節装置26は、図8に示したように、第1箱体構成部材15の表面であって、その長さ方向の中央部に、当該第1箱体構成部材15を保持する保持棒27を延設している。
上記保持棒27における先端には、取付け部27aを具備している。上記取付け部27aは、柱状部材Cを挟持、或いは、柱状部材Cに対して取り外しが可能に構成している。さらに、上記保持棒27は、その長さを任意に伸縮可能に構成している。
ちなみに、本実施形態における柱状部材Cとは、点滴時に薬剤Bなどを貯液する貯液用袋体を取り付けておくための部材である。
上記構成により、液温調節装置26を柱状部材Cに取り付けることによって、送液管Aに全く負荷をかけることなく液温調節装置26を取り付けることができる。さらに、取付け部27aにより、容易に柱状部材Cに対して着脱することができ、保持棒27の長さを適宜、変更すれば、当該液温調節装置26を安定して保持することができる。
次に、実施例3に係る液温調節装置31について説明する。
上記スペーサ部材14は、上述したように、第1箱体構成部材15と第2箱体構成部材16とにおける各側に構成しなくてもよく、図9(a)に示した実施例3に係る液温調節装置31のように、第1箱体構成部材15の側にのみ一対のスペーサ部材22(22a,22b)を具備してもよい。
具体的には、一対のスペーサ部材22は、第1箱体構成部材15において、一方のスペーサ部材22aと他方のスペーサ部材22bとを互いに対向配置した状態で、一方のスペーサ部材22aに対して他方のスペーサ部材22bを長さ方向における一端部を枢着して構成してもよい。
上記構成を採れば、液温調節装置31内に配した送液管Aをスペーサ部材22に係合させたとき、第2箱体構成部材16を第1箱体構成部材15に対向させて閉状態としなくても、一対のスペーサ部材22における他方のスペーサ部材22bによって、独立して開閉操作が可能に構成することができる。このため、送液管Aを一対のスペーサ部材22に係合させ易くなるため、薬剤Bの容易に温度を変更することができる。
勿論、上記スペーサ部材14(20)は、例えば、接地部14b、或いは、間隔保持部14cなどの各構成部位についても上述した形態に限定しない。
例えば、液温調節装置31には、上記図9(a)中の仮想線(2点鎖線)で示したように、第2箱体構成部材16に収容した冷却剤12が該第2箱体構成部材16から不用意に抜け出さないよう係止するゴム紐85などを具備してもよい。
さらに、図9(b)に示したスペーサ部材81のように、各間隔保持部81cにおける先端部には、接地部81bに接地させた送液管Aがスペーサ部材81から取り外れないよう係止する係止片81dを具備することができる。
上記構成を採れば、接地部81bに接地した送液管Aを係止片81dにより抱え込むようにして取り付けることができる。よって、たとえ、送液管Aを屈曲させたり、捩じらせたりした形態で、液温調節装置内において配しても、スペーサ部材81から送液管Aが不用意に取り外れてしまうことがなく、しっかりと取り付けることができる。しかも、例えば、スペーサ部材81近傍における送液管Aを、指で抓んで持ち上げれば、スペーサ部材81から容易に取り外すことができる。
このように、上記構成を採るスペーサ部材81は、前述したスペーサ部材のように、一対のスペーサ部材を対向配置させた構成を採る必要がない。つまり、例えば、第1箱体構成部材15の一方の側にのみに具備するだけでよいため、簡素な構成で形成することができる。
さらに、図9(c)に示したスペーサ部材82のように、一方のスペーサ81aと対面する他方のスペーサをベルト部材82b、ゴムやバネなどの伸縮性を有する部材で形成し、取り外れないよう形成してもよい。この構成の場合、ベルト部材82bを、しっかりと送液管Aが取り外れないよう固定することができるという効果に加えて、液温調節装置全体の軽量化を図ることができる。
さらに、実施例4に係る液温調節装置41について説明する。
本実施例に係る液温調節装置41は、上述とは異なる構成のスペーサ部材23を具備している。すなわち、スペーサ部材23は、図10に示したように、第1箱体構成部材15、或いは、第2箱体構成部材16における開口部15a,16aを平面視したとき、冷却剤12の略全体を隠蔽可能な大きさを有した面状体で形成し、該面状体における一方の面は、幅方向において5列の接地部23bを並設している。
上記構成を採れば、液温調節装置11内における長さ方向の略全体において、送液管Aと冷却剤12との間にスペーサ部材23が介在した状態となる。
このように、スペーサ部材23を送液管Aと冷却剤12との間に介在させることで、送液管Aを通過する薬剤Bと、冷却剤12とは、スペーサ部材23を介して熱変換を行うことになる。
具体的には、図11に示したように、薬剤Bから冷却剤12への熱の流れに着目した場合、まず、薬剤Bに有する熱は、熱伝導性の高いスペーサ部材23によって吸熱され、該吸熱した熱は、スペーサ部材23全体に熱伝導される。
このように、薬剤Bから吸熱した熱をスペーサ部材23における略全体に拡散させることで、薬剤Bに有する熱は、送液管A近傍における冷却剤12だけでなく、スペーサ部材23と接触する全ての部位における冷却剤12と熱交換を行うことができる。
このため、液温調節装置11に具備した冷却剤12を効率的に利用することができる。すなわち、送液管Aを配した近傍に有する冷却剤12のみが熱変換を行い、該近傍に有する冷却剤12の冷却能力のみが低下してしまうことを回避することができるため、冷却に要する時間短縮を図ることができる。
さらに、実施例5に係る液温調節装置51として、液温調節装置51には、上記スペーサ部材14,22,23とともに、或いは、上記スペーサ部材14,22,23の代わりに介在部材25と称する、薬剤Bと冷却剤12との熱交換を補助する部材を具備することができる。上記介在部材25は、高い熱伝導性を有するアルミ製であるが、上記スペーサ部材14,22,23と異なり、平板状に形成している。
上記液温調節装置51は、図12(a)に示したように、上記介在部材25を第1箱体構成部材15、及び、第2箱体構成部材16における各底面に敷設した状態で具備し、さらに該介在部材25に対して、冷却剤12を積載している。
このように、箱体13の底面と冷却剤12との間で上記介在部材25を介在させた形態を採れば、液温調節装置51を閉状態としたとき、送液管Aは、冷却剤12に対して、直接、密着した状態となる。このため、送液管Aに流れる薬剤Bは、送液管Aの近傍部位における冷却剤12とで熱交換を行う。そして、図12(b)に示したように、送液管Aの近傍部位における冷却剤12により、冷却剤12が薬剤Bから吸熱した熱は、上記介在部材25に一旦、吸熱されれば、介在部材25全体に拡散(熱伝導)する。そして、熱が全体に拡散した状態の上記介在部材25と冷却剤12との接触部位という、広い範囲でのもとで熱交換を行うことができる。
すなわち、この実施形態においても、上述した実施形態と同様に限られた冷却剤12を均等に利用して効率的に冷却することができる。
さらに、冷却手段として冷却剤12を用いない実施例6に係る液温調節装置61について、以下、説明する。
具体的に、本実施形態に係る液温調節装置61は、図13に示したように、冷却手段として上記冷却剤12の代わりに公知のペルチェ素子42といわれる電子冷却素子を具備している。
上記ペルチェ素子42は、第1箱体構成部材15の底面部における中央部位に具備しているが、該部位には、第1箱体構成部材15を底面視したとき、ペルチェ素子42に対応する大きさを有して内部に凹ませた凹部62を構成している。上記凹部62には、上記ペルチェ素子42が熱変換を行うことにより放熱される熱を外部に放熱する放熱部62aを具備している。
上記構成を採れば、ペルチェ素子42は、継続して使用しても冷却作用が低下しないため、例えば、冷蔵庫などに格納して定期的に冷却し直す必要もなく、保冷剤のように冷却作用が低下したことを気付かないまま使用し続けてしまうおそれもない。
上述したように、液温調節装置は、冷却剤12を具備することに限定せず、様々な冷却手段を具備することができる。
また、本実施形態に係る液温調節装置61には、温度調節機能を具備してもよい。例えば、図示しないが、液温調節装置61内に、温度センサ、温度測定器などの温度検知手段、及び、マイコン(制御手段)などを具備するとよい。この場合、上記温度検知手段によって検知した温度に対応する信号をマイコン側により入力し、該マイコンの指令によって、所定の温度になるよう上記ペルチェ素子42用の電源をON/OFFさせる制御などといった、温度に関するフィードバック制御を行う構成などを採ることができる。このように液温調節装置61内を所定の温度に調節可能に構成すれば、過度に冷却しすぎることなどを防止することができる。
次に、実施例7に係る液温調節装置71について説明する。
本実施形態に係る液温調節装置71は、図14に示したように、液温調節装置71の上下方向における出力側壁部13bであって、幅方向における一方の略半分側部位(図14における左側部位)に固定用スペーサ部材72aを具備している。
さらに、液温調節装置71の幅方向における他方の略半分側部位(図14における右側部位)には、可動用スペーサ部材72bを具備している。該可動用スペーサ部材72bは、箱体13の長手方向を構成し、該可動用スペーサ部材72bと隣接する側の壁面を介して上下方向にスライド可能に取手部材73と磁石74により一体に密着している。
さらに、液温調節装置71は、第2箱体構成部材16における上下方向の出力側壁部13bにおいては、温度計測部76を設置しており、液温調節装置71の表面における上記温度計測部76の有する部位に対応する部位には、温度計測部76により計測した温度を算用数字によりデジタル表示が可能とする表示部77を具備している。
また、上記温度計測部76は、その外周部を断熱部材75により囲繞して形成し、断熱部材75は、送液管Aを通過させることが可能に形成している。すなわち、利用者は、液温調節装置71から出力する直前における送液管A内を流れる薬剤Bの温度を確認することができる。
ちなみに、液温調節装置71の入力側壁部13aから入力させた送液管Aについては、出力側壁部13b手前まで配した後、一旦、固定用スペーサ部材72aに係合させた状態で折り返し、上記可動用スペーサ部材72bに係合させた状態で再度、折り返して出力側壁部13bから外側に配している。
上記構成を採る液温調節装置71において、利用者が温度表示部77の表示を確認し、送液管Aを流れる薬剤Bの温度をさらに下げたい場合は、液温調節装置71内を通過する送液管Aの長さを長くすればよいため、取手部材73を上方にスライドさせれば、可動用スペーサ部材72bも上方向にスライドさせることができる。
逆に、温度を上げたい場合は、液温調節装置71内を通過する送液管Aの長さを短くすればよいため、取手部材73を下方向にスライドさせれば、可動用スペーサ部材72bも下方向にスライドさせることができる。
このように、利用者は、温度表示部77の表示を視認して、その視認した温度に応じて、取手部材73を長さ方向にスライドさせることにより、送液管Aを流れる薬剤Bの温度を調節することができる。
ちなみに、液温調節装置71内の温度を視認する構成としては、上記構成に限定せず、上記温度表示手段として、周囲の温度によって色が変化する公知の示温インキを板材に塗付して形成したものを用いてもよい。
この場合、液温調節装置における箱体13には、上記示温インキの表示を外側からでも視認可能上記示温インキに対応する部位に、透明色をした断熱材により形成した窓部を具備するとよい。
上記構成の場合においても、利用者は、液温調節装置内部の温度を視認により確認することができる。このため、利用者は、液温調節装置11を、いちいち開状態として、冷却剤12の冷却機能が低下しているか否かを確認する必要もないため、液温調節装置の開閉操作の手間も要さず、又、液温調節装置を開状態として内部の冷却作用を低下させることもない。
また、上述の実施形態と、この発明の構成との対応において、この実施形態のスペーサ部材14,22,23,72,81,82、介在部材25は、この発明の熱交換補助手段(形態保持手段、又は/及び、熱伝導部材)に対応し、以下、同様に
冷却剤12、ペルチェ素子42は、熱交換手段(冷却手段)に対応し、
保持棒27は、保持部材に対応するも、この発明は、以上、詳説したように上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
実施例1に係る液温調節装置の外観図。 実施例1に係る液温調節装置の他の状態を示す外観図。 実施例1に係る液温調節装置を分離した状態を示す外観図。 実施例1に係る液温調節装置の内部の状態を要部拡大して示した平面図。 実施例1に係る液温調節装置の一部を拡大して示す外観図(a)、実施例1に係る液温調節装置における送液管への装着部位を示す説明図(b)。 実施例1に係る液温調節装置の内部の状態を示す断面図。 実施例1に係る液温調節装置の他の内部の状態を示す平面図。 実施例2に係る液温調節装置の使用状態を示す外観図。 実施例3に係る液温調節装置を開状態において幅方向における断面で示す断面図(a)、他の構成を採るスペーサ部材の説明図(b)、(c)。 実施例4に係る液温調節装置を示す外観図。 実施例4に係る液温調節装置における熱交換の様子を示す説明図。 実施例5に係る液温調節装置を幅方向における断面で示す断面図(a)、実施例5に係る液温調節装置における熱交換の様子を示する説明図(b)。 実施例6に係る液温調節装置を幅方向における断面で示す断面図。 実施例7に係る液温調節装置の内部構成を示す説明図。
符号の説明
11,26,31,41,51,61,71…液温調節装置
12…冷却剤
18…断熱部
14,22,23,72,81,82…スペーサ部材
25…介在部材
27…保持棒
27a…取付け部
42…ペルチェ素子
A…送液管
B…薬剤
C…柱状部材

Claims (5)

  1. 血液、或いは、薬剤などの点滴用液体を人体側へ送る点滴用の送液管における長さ方向の適所に具備させて、該具備させた部位を点滴用液体が通過する直前に対して通過直後における該点滴用液体の温度を変化させる液温調節装置であって、
    上記送液管を流れる点滴用液体と熱交換を行う熱交換手段を具備し、
    上記熱交換手段の外周側に、該外周側に対して上記熱交換手段の有する内側と外側とにおける熱交換を阻止すべく断熱部材を具備し、
    上記熱交換手段の有する内側に、上記点滴用液体と上記熱交換手段との熱交換を補助する熱交換補助手段を具備した
    液温調節装置。
  2. 前記熱交換補助手段は、前記送液管の形態、又は/及び、前記熱交換手段の形態を保持する形態保持手段であり、
    上記形態保持手段を、送液管と冷却剤との間に介在させた
    請求項1に記載の液温調節装置。
  3. 前記熱交換補助手段を熱伝導部材により形成した
    請求項1、又は、請求項2に記載の液温調節装置。
  4. 前記熱交換手段は、点滴用液体を冷却する冷却手段である
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液温調節装置。
  5. 柱状部材に対する取り付け、或いは、取り外しを可能とする取付け部を有し、該取付け部を上記柱状部材に取り付けて、当該液温調節装置を保持する保持部材を具備した
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の液温調節装置。
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