JP2006280474A - 遊技機における払出制御技術 - Google Patents

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高明 市原
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Abstract

【課題】 主制御基板と払出制御基板との間でコマンドを分割してシリアル転送する際におけるコマンド転送の信頼性を向上させることができる払出制御技術を提供する。
【解決手段】 払出制御基板70は、主制御基板20との間で2バイトのコマンドを1バイト単位に分割してシリアル転送し、払出制御基板70の払出CPU710は、定時割り込み処理において、コマンドの正常な受信に応じて主制御基板20に対するアック信号を出力するアック出力処理(ステップS10)を、完了までに要する時間が遊技の進行に応じて割り込み処理毎に変動する時間変動処理に優先して実行する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技機における払出制御技術に関し、詳しくは、遊技の進行を制御する主制御基板からシリアル転送されたコマンドに基づいて遊技球または遊技メダルの払出を制御する払出制御基板に関する。
近年、遊技機においては、信号線に不正な加工を施すことによって不正な払い出しが行われること(いわゆるゴト行為)を防止するため、主制御基板から払出制御基板に対するコマンドの転送をシリアル転送によって行うことが提案されている。遊技機には種々の電子機器が密集して搭載され、また、遊技球または遊技メダルとその通路との間の摩擦、遊技球同士の摩擦、帯電した人体との接触などによって静電気が発生することがある。これら電子機器の密集や静電気の発生に起因する電気的ノイズに対してコマンド転送の信頼性を確保するため、各基板間のコマンド転送の転送速度は、各基板における演算処理速度に比べて制限される。
従来、各基板間でシリアル転送されるコマンドのワード長が、一回のシリアル転送で転送可能なハードウェア構成上の容量を超える場合に、一回のシリアル転送で転送可能なワード長に、コマンドを分割してシリアル転送することが提案されている。下記特許文献1には、各基板間で、コマンドを分割してシリアル転送する遊技機が開示されている。
特開2003−111941号公報
しかしながら、遊技機において特に信頼性が求められる遊技球や遊技メダルの払い出しに関するコマンド転送には、主制御基板と払出制御基板との間で正常にコマンド転送が行われたか否かの確認が重要であるにも拘らず、従来、十分な検討がなされていなかった。
本発明は、上記した課題を踏まえ、主制御基板との間でコマンドを分割してシリアル転送する際におけるコマンド転送の信頼性を向上させることができる払出制御技術を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するため、本発明の払出制御基板は、遊技機に搭載され、遊技の進行を制御する主制御基板から1バイト単位でシリアル転送された2バイト単位のコマンドに基づいて遊技球または遊技メダルの払出を制御する払出制御基板であって、払出に関する割り込み処理を定時的に繰り返し実行する中央演算処理装置と、主制御基板とのデータのやり取りを行うインタフェース装置とを備え、インタフェース装置は、1バイトの記憶容量を有し、主制御基板からシリアル転送されたコマンドをパラレルデータに変換して記憶するシフトレジスタと、1バイトの記憶容量を有し、記憶状態がクリアである場合に、シフトレジスタに記憶されたコマンドを受け取って記憶するバッファレジスタと、中央演算処理装置から出力されるセット信号に応じて、バッファレジスタをクリアするバッファクリア部と、中央演算処理装置がコマンドを正常に受信した際に中央演算処理装置から出力される確認信号を主制御基板に転送する確認転送部とを備え、中央演算処理装置は、割り込み処理において、バッファレジスタに記憶されたコマンドを読み出し、バッファクリア部に対してセット信号を出力し、確認信号を出力するための確認フラグをセットするコマンド受信手段と、割り込み処理において、セットされた確認フラグに応じて、確認転送部に確認信号を出力する確認出力手段と、割り込み処理において、完了までに要する時間が遊技の進行に応じて変動する処理を実行する時間変動処理手段とを備え、一回の割り込み処理における確認出力手段の処理は、コマンド受信手段および時間変動処理手段の処理に優先することを特徴とする。なお、本発明の払出制御基板を備える遊技機は、パチンコ機やスロットマシンであっても良い。
本発明の払出制御基板によれば、払出制御基板側において、コマンドを受信してから確認信号(アック信号、ACK信号)を出力するまでの期間が一定であるため、毎回同じタイミングで主制御基板に対する確認信号を確実に出力することができる。したがって、払出制御を滞らせることなくコマンド転送の正常性の確認を確実に実施することができる。その結果、主制御基板と払出制御基板との間でコマンドを分割してシリアル転送する際におけるコマンド転送の信頼性を向上させることができる。
上記の構成を有する本発明の払出制御基板は、以下の態様を採ることもできる。時間変動処理手段は、払出を実行する払出駆動部に対して動作を指示する処理を実行する払出手段を含み、一回の割り込み処理におけるコマンド受信手段の処理は、払出手段の処理に優先することとしても良い。これによって、払出制御基板においてコマンドを受信した割り込み処理の期間内に、払出駆動部に対してコマンドに応じた動作を迅速に指示することができる。
また、インタフェース装置は、バッファクリア部がバッファレジスタをクリアするのに応じて、バッファクリア部をリセットするバッファリセット部を備えても良い。これによって、払出制御基板の中央演算処理装置は、バッファクリア部に対してセット信号を出力した後に、リセット信号を出力する必要がないため、中央演算処理装置の処理を簡素化することができる。
また、確認出力手段は、確認転送部に確認信号が出力されるのに応じて、セットされた確認フラグをリセットする確認リセット手段を備えても良い。これによって、後続のコマンドを受信した際の確認信号の出力に備えることができる。
また、コマンド受信手段は、バッファレジスタに記憶されたコマンドを複数回読み取る読取手段と、複数回読み取ったコマンド同士が一致する場合に、該コマンドを正常に受信したと判断する一致検証手段とを備えても良い。これによって、バッファレジスタから中央演算処理装置へとコマンドが読み出される際に、ノイズなどの影響によって書き換えられてしまった異常なコマンドに基づいて処理が行われてしまうことを防止することができる。
なお、本発明の態様は、払出制御基板に限るものではなく、遊技機の払出制御基板を制御する制御方法や、遊技機の払出制御基板を制御するプログラム、払出制御基板を備える遊技機などの種々の態様に適用することができる。
以上説明した本発明の構成および作用を一層明らかにするために、以下本発明を適用した遊技機について説明する。なお、本明細書において、信号名の先頭に「#」が付されているものは、負論理であることを意味している。「ハイレベル」は2値信号の2つのレベルのうちの「1」レベルを意味し、「ローレベル」は「0」レベルを意味している。
A.パチンコ機10の構成:
本発明の実施例の1つであるパチンコ機10の構成について説明する。図1は、パチンコ機10の全体構成を示す正面図である。図1に示すように、パチンコ機10は、パチンコ店のいわゆる島に固定される外枠11、外枠11に嵌め込まれる内枠12、内枠12の中央上寄りに配置され遊技球による遊技が行われる遊技板13、遊技板13の前面に配置され中央部にガラス板を有するガラス枠14、遊技板13に遊技球を発射するための遊技者による操作を受け付けるハンドル15、パチンコ機10の裏面に配置され払出用の遊技球を貯留する球タンク17,遊技者に対して払い出された遊技球を貯留する下皿19,プリペイドカードによる遊技球の貸し出しを受け付けるカードユニット90などを備える。
遊技板13の中央部には、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display、以下、LCDという)35が設けられ、このLCD35の下方には、遊技球の入賞を受け付ける入賞口61が設けられている。この入賞口61は、入賞した遊技球を検知する遊技球センサ65、所定の場合に遊技球の導入経路を拡縮する遊技板駆動部66を備える。パチンコ機10は、発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)を有する電飾55,56,57,58,59を備える。電飾55,56は遊技板13の左右の端にそれぞれ設けられ、電飾57はLCD35の上部に設けられ、電飾58,59は、ガラス枠14の上部の左右にそれぞれ設けられている。内枠12の正面中央には、音声を出力するスピーカ45が内蔵されている。
図2は、パチンコ機10の電気的な概略構成を示すブロック図である。パチンコ機10は、遊技の進行を制御する主制御基板20と、主制御基板からのコマンドに基づいて遊技球の払出を制御する払出制御基板70と、遊技進行に応じてLCD35やスピーカ45,電飾55〜59を用いた演出を制御するサブ制御基板40と、LCD35における動画像表示を制御する図柄制御基板30とを備える。払出制御基板70は、遊技球の払い出しを実行する払出駆動部75と、遊技球の払い出しに関する状態をLEDによって外部に表示する状態表示部72とに接続されている。これら各基板および払出駆動部75,状態表示部72は、図1に示した内枠12の裏面(図示しない)に設けられている。
主制御基板20,払出制御基板70,サブ制御基板40,図柄制御基板30の各基板は、種々の演算処理を行うセントラルプロセッシングユニット(Central Processing Unit、中央演算処理装置、以下、CPUという),CPUの演算処理を規定したプログラムを予め記憶するリードオンリメモリ(Read Only Memory、以下、ROMという),CPUが取り扱うデータを一時的に記憶するランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、以下、RAMという)などの各基板に応じた電子部品が実装された回路基板である。
主制御基板20と払出制御基板70との間では、種々のコマンドがシリアル転送によって送信される。主制御基板20と払出制御基板70との間のコマンドは、2バイト単位で構成され、1バイト単位に分割してシリアル転送される。コマンドを正常に受信した基板は、コマンドを送信した基板に対して、正常にコマンドを受け取ったことを伝える確認信号であるACK(アック、Acknowledge)信号を送信する。
主制御基板20から払出制御基板70に対する主なコマンドとしては、遊技球の払い出しに関するコマンドや、払出制御基板70に動作状態を示すコマンドがある。遊技球の払い出しに関するコマンドとしては、例えば、遊技球の払い出し個数を指定するコマンドがある。払出制御基板70から主制御基板20に対する主なコマンドとしては、払出制御基板70の動作状態を伝えるコマンドがある。なお、主制御基板20および払出制御基板70の電気的な構成の詳細については後述する。
主制御基板20からサブ制御基板40に対してや、サブ制御基板40から図柄制御基板30に対しては、それぞれ種々のコマンドがパラレル転送によって送信される。主制御基板20からサブ制御基板40に対する主なコマンドとしては、いわゆる「大当たり」や「はずれ」などの遊技に関する基本的な演出を指示するコマンドがある。サブ制御基板40から図柄制御基板30に対する主なコマンドとしては、主制御基板20からのコマンドに基づくLCD35における動画像の表示態様を指示するコマンドがある。
図3は、主制御基板20および払出制御基板70の電気的な構成の詳細を示すブロック図である。主制御基板20は、主制御基板20における種々の演算処理を行うCPUとして、外部とのシリアル通信機能およびパラレル通信機能を有する主CPU200を備える。主CPU200には、演算処理を行う演算処理部210と、外部とのシリアル通信を行うシリアル転送部としてのシリアルIF部220と、外部とのパラレル通信を行うパラレルIF部230とが回路構成されている。払出制御基板70とのコマンドのやり取りは、シリアルIF部220を介して行われ、払出制御基板70とのアック信号のやり取りは、パラレルIF部230を介して行われる。
シリアルIF部220は、演算処理部210からパラレルデータTDaを受け取り記憶する送信バッファレジスタ240と、送信バッファレジスタ240に記憶されたデータを受け取りシリアルデータDabに変換して払出制御基板70にシリアル転送する送信シフトレジスタ250と、払出制御基板70からシリアルデータDbaを受け取り記憶する受信シフトレジスタ260と、受信シフトレジスタ260に記憶されたデータを受け取り演算処理部210によってパラレルデータRDaとして読み出し可能に記憶する受信バッファレジスタ270と、シリアルIF部220における各部の動作状態を管理するシリアル管理部280とを備え、これらシリアルIF部220の構成回路は1チップに集積されている。送信バッファレジスタ240,送信シフトレジスタ250,受信シフトレジスタ260,受信バッファレジスタ270は、それぞれ1バイトの記憶容量を有するレジスタである。
シリアル管理部280は、送信シフトレジスタ250および送信バッファレジスタ240に関して、送信シフトレジスタ250がシリアル転送中でない場合に、送信バッファレジスタ240から送信シフトレジスタ250へのデータの受け渡しを許可しデータが受け渡された後、送信バッファレジスタ240からデータを消去するように回路構成されている。
シリアル管理部280は、受信シフトレジスタ260および受信バッファレジスタ270に関して、受信バッファレジスタ270にデータが記憶されていない場合に、受信シフトレジスタ260から受信バッファレジスタ270へのデータの受け渡しを許可し、演算処理部210が受信バッファレジスタ270からパラレルデータRDaを読み出した後に、受信バッファレジスタ270からデータを消去するように回路構成されている。
なお、シリアルIF部220によるシリアル転送の転送レートは、主CPU200を動作させるためのクロック信号を分周した信号に基づいて決定される。この転送レートを決定するクロック信号の分周比は、シリアルIF部220に内蔵されたレジスタ(図示しない)の値によって設定することができる。
演算処理部210は、送信バッファレジスタ240に対して書き込み信号#WRaを立ち下げることによって、送信バッファレジスタ240へのパラレルデータTDaの書き込みを行い、受信バッファレジスタ270に対して読み出し信号#REaを立ち下げることによって、受信バッファレジスタ270からのパラレルデータRDaの読み出しを行う。
演算処理部210は、シリアルIF部220における種々の状態を示す信号を、シリアル管理部280から受ける。演算処理部210がシリアル管理部280から受ける信号としては、送信バッファレジスタ240がクリアされている際にハイレベルとされる送信バッファ空き信号TEaと、送信シフトレジスタ250がシリアル転送中である際にハイレベルとされるシリアル転送中信号TCaと、受信バッファレジスタ270にデータが記憶されている際にハイレベルとされる受信データ有り信号DFaとがある。
図3に示すように、払出制御基板70は、払出制御基板70における種々の演算処理を行う払出CPU710と、外部とのシリアル通信およびパラレル通信を行う回路が形成されたシリパラIFチップ720とを備える。主制御基板20とのコマンドおよびアック信号のやり取りは、シリパラIFチップ720を介して行われる。
シリパラIFチップ720は、払出CPU710からパラレルデータTDbを受け取り記憶する送信バッファレジスタ740と、送信バッファレジスタ740に記憶されたデータを受け取りシリアルデータDbaに変換して主制御基板20にシリアル転送する送信シフトレジスタ750と、主制御基板20からシリアルデータDabを受け取り記憶する受信シフトレジスタ760と、受信シフトレジスタ760に記憶されたデータを受け取り払出CPU710によってパラレルデータRDbとして読み出し可能に記憶する受信バッファレジスタ770と、シリパラIFチップ720における各部の動作状態を管理するシリアル管理部780と、外部とのパラレル通信を行うパラレルIF部730とを備え、これらシリパラIFチップの構成回路は1チップに集積されている。送信バッファレジスタ740,送信シフトレジスタ750,受信シフトレジスタ760,受信バッファレジスタ770は、それぞれ1バイトの記憶容量を有するレジスタである。パラレルIF部730は、主制御基板20に対するアック信号の転送を行うアック転送部として動作する。
シリアル管理部780は、受信バッファレジスタ770をクリアするために払出CPU710から出力されるセット信号CBbを受けてセットされるクリアレジスタ782を備える。シリアル管理部780は、クリアレジスタ782がセットされた場合に、受信バッファレジスタ770からデータを消去し、受信バッファレジスタ770からデータがクリアされるのに応じて、クリアレジスタ782をリセットするように回路構成されている。シリアル管理部780は、受信バッファレジスタ770にデータが記憶されていない場合に、受信シフトレジスタ760から受信バッファレジスタ770へのデータの受け渡しを許可するようにも回路構成されている。
シリアル管理部780は、送信シフトレジスタ750および送信バッファレジスタ740に関して、送信シフトレジスタ750がシリアル転送中でない場合に、送信バッファレジスタ740から送信シフトレジスタ750へのデータの受け渡しを許可しデータが受け渡された後に、送信バッファレジスタ740からデータを消去するように回路構成されている。
なお、シリパラIFチップ720がシリアル転送されたコマンドをサンプリングするタイミングは、主制御基板20の主CPU200を動作させるためのクロック信号を分周回路(図示しない)によって分周したサンプリングクロックに基づいて決定される。このサンプリングクロックを決定するクロック信号からの分周比は、分周回路がシリパラIFチップ720に内蔵される場合には、シリパラIFチップ720に内蔵されたレジスタ(図示しない)の値を変更することによって設定可能に構成しても良い。
払出CPU710は、送信バッファレジスタ740に対して書き込み信号#WRbを立ち下げることによって、送信バッファレジスタ740へのパラレルデータTDbの書き込みを行い、受信バッファレジスタ770に対して読み出し信号#REbを立ち立ち下げることによって、受信バッファレジスタ770からのパラレルデータRDbの読み出しを行う。
払出CPU710は、シリパラIFチップ720における種々の状態を示す信号を、シリアル管理部780から受ける。払出CPU710がシリアル管理部780から受ける信号としては、送信バッファレジスタ740がクリアされている際にハイレベルとされる送信バッファ空き信号TEbと、送信シフトレジスタ750がシリアル転送中である際にハイレベルとされるシリアル転送中信号TCbと、受信バッファレジスタ770にデータが記憶されている際にハイレベルとされる受信データ有り信号DFbとがある。
B.パチンコ機10の動作:
B−1.払出制御基板70による払出定時割り込み処理:
パチンコ機10の動作の一つとして、払出制御基板70における払出定時割り込み処理について説明する。図4は、払出制御基板70による払出定時割り込み処理を示すフローチャートである。払出定時割り込み処理は、払出制御基板70の払出CPU710によって、所定の間隔(本実施例では、1ミリセカンド(以下、msと表記))で繰り返し実行される。
払出制御基板70の払出CPU710は、払出定時割り込み処理において種々の処理を実行する。本実施例では、払出CPU710は、アック出力処理(ステップS10)、CR通信処理(ステップS20)、満タン・球切れチェック処理(ステップS30)、コマンド受信処理(ステップS40)、コマンド解析処理(ステップS50)、払出処理(ステップS60)、状態表示処理(ステップS70)、コマンド送信処理(ステップS80)の順に種々の処理を実行する。払出定時割り込み処理における各処理(ステップS10〜S80)は、遊技の進行状態に応じて処理内容が異なってくるため、完了までに要する時間が遊技の進行に応じて変動する。払出定時割り込み処理におけるアック出力処理(ステップS10)の処理は、他の処理(ステップS20〜S80)の処理に優先し、本実施例では、アック出力処理(ステップS10)の処理は、払出定時割り込み処理の先頭で実行される。
アック出力処理(ステップS10)は、主制御基板20からコマンドを正常に受信した際に主制御基板20に対してアック信号を出力するための処理である。アック出力処理(ステップS10)の詳細は後述する。
CR通信処理(ステップS20)は、カードユニット90と間で遊技球の貸し出しに関するデータをやり取りするための処理である。満タン・球切れチェック処理(ステップS30)は、下皿19に貯留されている遊技球が満杯となっていないか、球タンク17に貯留されている遊技球が空となっていないかを確認することによって、遊技球の払い出しに障害となる物理的な状態を検出するための処理である。
コマンド受信処理(ステップS40)は、主制御基板20から1バイト単位でシリアル転送されたコマンドを受信するための処理である。コマンド受信処理(ステップS40)の詳細は後述する。コマンド解析処理(ステップS50)は、コマンド受信処理(ステップS40)にて受信されたコマンドの内容を解析するための処理である。
払出処理(ステップS60)は、遊技球の払い出しを実行するための処理である。払出処理(ステップS60)において、CR通信処理(ステップS20)にて得られた貸し出しの指示や、コマンド解析処理(ステップS50)にて解析されたコマンドの内容に応じて、払出CPU710は、払出駆動部75に対して動作を指示するための信号を出力する。本実施例では、カードユニット90や主制御基板20から払い出しを要求された遊技球の個数に異常な変化があった場合や、満タン・球切れチェック処理(ステップS30)にて物理的な障害が確認された場合には、払出CPU710は、遊技球の払い出しを一時的に停止する。
状態表示処理(ステップS70)は、状態表示部72に遊技球の払い出しに関する状態を表示させるための処理である。本実施例では、状態表示部72における遊技球の払い出しに関する状態の表示は、各状態に対応する数字を表示することによって行われ、例えば、主制御基板20と払出制御基板70とのコマンド転送に異常が発生した場合には状態表示部72に「0」が表示され、球タンク17において球切れが発生した場合には状態表示部72に「1」が表示され、カードユニット90が払出制御基板70に接続されていない場合には状態表示部72に「7」が表示される。
コマンド送信処理(ステップS80)は、払出制御基板70から主制御基板20に2バイト単位のコマンドを1バイト単位で送信するための処理である。コマンド送信処理の詳細は後述する。
B−2.払出定時割り込み処理におけるコマンド受信処理:
図5は、払出定時割り込み処理において実行されるコマンド受信処理(ステップS40)の詳細を示すフローチャートである。コマンド受信処理(ステップS40)は、前述した通り、図4に示した払出定時割り込み処理における種々の処理のうちの一つであり、払出制御基板70の払出CPU710によって実行される。
払出CPU710は、図5に示したコマンド受信処理を開始すると、「受信データ有り信号DFbがハイレベル」であるか否か、すなわち、「受信バッファレジスタ770にデータが記憶されている場合」であるか否かを判断する(ステップS410)。ここで、コマンド受信処理において「受信データ有り信号DFbがハイレベル」であると判断される場合(ステップS410)には、主制御基板20から払出制御基板70に対して送信された2バイトのコマンドのうち、コマンドの1バイト目が受信バッファレジスタ770に記憶された状態である。
「受信データ有り信号DFbがハイレベル」である場合(ステップS410)には、払出CPU710は、受信バッファレジスタ770に記憶されているコマンドの1バイト目を読み出した後(ステップS412)、再び受信バッファレジスタ770に記憶されているコマンドの1バイト目を読み出す(ステップS414)。その後、払出CPU710は、1回目に読み出したコマンドの1バイト目と、2回目に読み出したコマンドの1バイト目とを照合して(ステップS416)、両者が一致するか否かを判断する(ステップS418)。
読み出したコマンドの1バイト目が1回目と2回目とで一致する場合には(ステップS418)、払出CPU710は、シリパラIFチップ720のクリアレジスタ782にセット信号を出力し、クリアレジスタ782のビットをセットする(ステップS420)。クリアレジスタ782がセットされることによって、シリパラIFチップ720のシリアル管理部780は、受信バッファレジスタ770に記憶されたコマンドの1バイト目をクリアし、受信シフトレジスタ760に記憶されていたコマンドの2バイト目が、受信バッファレジスタ770に受け渡される。その後、クリアレジスタ782は自動的にリセットされる。
払出CPU710は、クリアレジスタ782をセットした後(ステップS420)、受信バッファレジスタ770に記憶されているコマンドの2バイト目を、コマンドの1バイト目と同様に、2回の読み出しの後に照合を行い(ステップS422,S424,S426)、1回目と2回目とが一致する場合には(ステップS428)、シリパラIFチップ720のクリアレジスタ782にセット信号CBbを出力し、クリアレジスタ782のビットをセットする(ステップS430)。これによって、シリパラIFチップ720のシリアル管理部780は、受信バッファレジスタ770に記憶されたコマンドの2バイト目をクリアする。
払出CPU710は、クリアレジスタ782をセットした後(ステップS430)、読み出したコマンドの1バイト目と、読み出したコマンドの2バイト目とを照合して(ステップS440)、両者が整合するか否かを判断する(ステップS445)。本実施例では、コマンドの2バイト目は、主制御基板20においてコマンドの1バイト目の各ビットを反転して生成されたデータである。読み出したコマンドの1バイト目と2バイト目とが整合する場合には(ステップS445)、払出CPU710は、主制御基板20に対してアック信号を送信するためのアックフラグFaをセットし(ステップS450)、コマンド送信処理を終了する。アックフラグFaは、前述したアック出力処理(ステップS10)において用いられ、払出CPU710に内蔵のレジスタやRAM(図示しない)に格納されるデータである。アックフラグFaは、払出CPU710の起動時には「0」に設定されている。
一方、読み出したコマンドの1バイト目または2バイト目が1回目と2回目とで一致しない場合には(ステップS418,S428)、払出CPU710は、次回のコマンド受信に備え受信シフトレジスタ760および受信バッファレジスタ770に記憶されているコマンドをクリアするために、クリアレジスタ782のビットをセットした後(ステップS492,S494)、コマンド送信処理を終了する。また、読み出したコマンドの1バイト目と2バイト目とが整合しない場合にも(ステップS445)、払出CPU710は、アックフラグFaをセットすることなくコマンド送信処理を終了する。これによって、コマンドが正常でない場合、アック信号は主制御基板20に出力されず、主制御基板20側では、アック信号が返信されないことによりコマンド転送に異常が生じたことを判断することができる。
図6は、コマンド受信処理(ステップS40)が実行される際の払出制御基板70における各信号の様子を示すタイムチャートである。なお、説明の便宜上、図6では、コマンドの1バイト目と2バイト目とのシリアル転送時間のスケールは、払出CPU710の演算処理時間のスケールと比べ縮小されている。
図5に示したコマンド受信処理にて、読み出し信号#REbの立ち下がりによって、「受信データ有り信号DFbがハイレベル」であると判断されると(図5中のステップS410)、受信バッファレジスタ770からパラレルデータRDbにコマンドの1バイト目が出力され、コマンドの1バイト目が、払出CPU710によって受信バッファレジスタ770から読み出される(タイミングtb11〜tb12,図5中のステップS412)。その後、更にコマンドの1バイト目が、1回目と同様にして読み出される(タイミングtb13〜tb14,図5中のステップS414)。
コマンドの1バイト目の2回の読み出しが完了した後、クリアレジスタ782のセットに応じて受信バッファレジスタ770がクリアされ、受信データ有り信号DFbはローレベルとなる(タイミングtb15,図5中のステップS420)。その後、受信シフトレジスタ760から受信バッファレジスタ770へとコマンドの2バイト目が受け渡されると、受信データ有り信号DFbはハイレベルとなる(タイミングtb16)。
その後、コマンドの2バイト目が、コマンドの1バイト目と同様にして受信バッファレジスタ770から読み出される(タイミングtb21〜tb24,図5中のステップS422,S424)。コマンドの2バイト目の読み出しが完了した後、クリアレジスタ782のセットに応じて受信バッファレジスタ770がクリアされ、受信データ有り信号DFbはローレベルとなる(タイミングtb25,図5中のステップS430)。
本実施例では、シリパラIFチップ720のサンプリングタイミングは、転送レート(1200bps)の16倍である19.2キロヘルツ(kHz)に設定されている。本実施例では、シリパラIFチップ720は、スタートビットST,コマンドの各データビットD0〜D7,ストップビットSPのビット毎に、それぞれ3回のサンプリングを行い、この3回のサンプリングで検出された値を多数決判定する。これによって、コマンド受信の信頼性の向上が図られている。
B−3.払出定時割り込み処理におけるアック出力処理:
図7は、払出定時割り込み処理において実行されるアック出力処理(ステップS10)の詳細を示すフローチャートである。アック出力処理(ステップS10)は、前述した通り、図4に示した払出定時割り込み処理における種々の処理のうちの一つであり、払出制御基板70の払出CPU710によって実行される。
払出CPU710は、図7に示したアック出力処理(ステップS10)を開始すると、アックフラグFaがセットされている場合には(ステップS110)、アック信号をシリパラIFチップ720のパラレルIF部730を介して主制御基板20に出力する(ステップS120)。その後、払出CPU710は、アックフラグFaをリセットした後(ステップS130)、アック出力処理を終了する。アックフラグFaがセットされていない場合には(ステップS110)、払出CPU710は、アック信号を出力せずにアック出力処理を終了する。
アックフラグFaがセットされている場合とは、図5に示したコマンド受信処理(ステップS40)において、コマンドが正常に受信された際にアックフラグFaがセットされた場合(図5中のステップS450)である。図4に示したように、定時割り込み処理において、アック出力処理(ステップS10)の処理は、コマンド受信処理(ステップS40)の処理に優先して先に実行されるため、アックフラグFaがセットされた際には、次回の定時割り込み処理におけるアック出力処理(ステップS10)にてアック信号が出力されることとなる。
B−4.払出定時割り込み処理におけるコマンド送信処理:
図8は、払出定時割り込み処理において実行されるコマンド送信処理(ステップS80)の詳細を示すフローチャートである。コマンド送信処理(ステップS80)は、前述した通り、図4に示した払出定時割り込み処理における種々の処理のうちの一つであり、払出制御基板70の払出CPU710によって実行される。
払出CPU710は、図8に示したコマンド送信処理を開始すると、送信ジョブフラグFjの値を判断する(ステップS810)。送信ジョブフラグFjは、コマンド送信処理における状態を示すフラグであり、払出CPU710の起動時には「0」に設定されており、払出CPU710に内蔵のレジスタやRAM(図示しない)に格納されるデータである。
「送信ジョブフラグFj=0」の場合には、払出CPU710は、主制御基板20に対して送信すべきコマンドを準備するためのコマンド準備処理(ステップS815)を実行する。コマンド準備処理では、払出CPU710は、コマンドを送信する必要があると判断すると、コマンドを送信するためのデータを用意し、送信ジョブフラグFjを「1」に設定した後、コマンド準備処理(ステップS815)を終了する。「送信ジョブフラグFj=1」の場合には、払出CPU710は、主制御基板20に対して2バイト単位のコマンドを出力するためのコマンド出力処理を実行し(ステップS820)、「送信ジョブフラグFj=2」の場合には、主制御基板20からのアック信号を確認するためのアック待ち処理を実行する(ステップS860)。払出CPU710は、コマンド準備処理(ステップS815),コマンド出力処理(ステップS820),アック待ち処理(ステップS860)のいずれかを終了した後、コマンド送信処理(ステップS80)を終了する。なお、コマンド出力処理(ステップS820),アック待ち処理(ステップS860)の詳細については後述する。
図9は、コマンド送信処理(ステップS80)におけるコマンド出力処理(ステップS820)の詳細を示すフローチャートである。払出CPU710は、図9に示すコマンド出力処理(ステップS820)を開始すると、「送信バッファ空き信号TEbがハイレベル」かつ「シリアル転送中信号TCbがローレベル」であるか否か、すなわち、「送信バッファレジスタ740にデータが記憶されていない場合」かつ「送信シフトレジスタ750がシリアル転送中でない場合」であるか否かを判断する(ステップS822)。「送信バッファ空き信号TEbがハイレベル」かつ「シリアル転送中信号TCbがローレベル」である場合(ステップS822)には、払出CPU710は、主制御基板20に対するコマンドの1バイト目を生成する(ステップS832)。本実施例では、払出制御基板70から主制御基板20に対するコマンドは、遊技球の払い出しに関する動作状態や異常を通知するためのコマンドである。
コマンドの1バイト目を生成した後(ステップS832)、払出CPU710は、生成した1バイト目の各ビットを反転して、すなわち、1バイト目のビットのうち、「0」であるビットを「1」とし、「1」であるビットを「0」として、コマンドの2バイト目を生成する(ステップS834)。本実施例では、コマンドの1バイト目は、コマンドとしての実質的な意味を持つデータであり、コマンドの2バイト目は、主制御基板20側でコマンドの正誤を判断するためのデータである。
コマンドの2バイト目を生成した後(ステップS834)、払出CPU710は、生成したコマンドの2バイトのうち上位1バイトである1バイト目を、送信バッファレジスタ740に書き込む(ステップS842)。その後、予め設定された書込待機期間Lwaの待機を行った後(ステップS844)、生成したコマンドの残りの下位1バイトである2バイト目を、送信バッファレジスタ740に書き込む(ステップS846)。払出CPU710は、コマンドを出力した後(ステップS846)、送信ジョブフラグFjを「2」に設定し(ステップ850)、コマンド出力処理を終了する。
ここで、書込待機期間Lwaは、送信バッファレジスタ740へのコマンドの1バイト目の書き込みから、この1バイト目が送信シフトレジスタ750へと受け渡しされるまでの期間である送信レジスタ引渡期間Lbsよりも長い期間であり、その定時割り込み処理の終了までに2バイト目の書き込み処理(図9のステップS846)を実行可能な十分な時間を残す期間であり、次の定時割り込み処理の開始まで長引くような期間ではない。また、書込待機期間Lwaは、コマンドの1バイト目のシリアル転送が完了するまでの期間であるシリアル転送期間Lscよりも短い期間であり、定時割り込み処理の間隔である1msよりも短い期間である。本実施例では、書込待機期間Lwaは、2.5マイクロセカンド(以下、μsと表記)に設定されている。なお、本実施例のシリパラIFチップ720のハードウェア仕様による送信レジスタ引渡期間Lbsは、約1.25μsである。また、2バイト目の書き込み処理(図9のステップS846)に要する払出CPU710の演算処理時間が、シリパラIFチップ720の送信レジスタ引渡期間Lbs以上である場合には、図9に示したコマンド待機処理のソフトウェアによる待機処理(ステップS844)は不要である。
図10は、コマンド出力処理(ステップS820)が実行される際の払出制御基板70における各信号の様子を示すタイムチャートである。図9に示したコマンド出力処理にて、「送信バッファ空き信号TEbがハイレベル」かつ「シリアル転送中信号TCbがローレベル」であると判断され(図9中のステップS822)、1バイト目の書き込みが実行される場合には(図9中のステップS842)、パラレルデータTDbにコマンドの1バイト目の出力が開始され(タイミングta1)、その後、書き込み信号#WRbの立ち下がりによって、送信バッファレジスタ740にコマンドの1バイト目が書き込まれる(タイミングta2)
送信バッファレジスタ740は、書き込まれたコマンドの1バイト目を送信シフトレジスタ750に引き渡し、この引き渡しが完了するとシリアル管理部780によってクリアされる。送信シフトレジスタ750は、送信バッファレジスタ740から受け取ったコマンドの1バイト目をシリアルデータDbaに出力する。シリアル転送中のシリアルデータDbaには、スタートビットSTに続いて、コマンドの1ビット目D0から8ビット目D7までの各ビットが続き、最後にストップビットSPが出力される。このように、コマンドの1バイト目のシリアル転送が開始されると、シリアル転送中信号TCbはハイレベルとなる(タイミングta3)。
コマンドの1バイト目の書き込み(タイミングta2,図9中のステップS842)から、書込待機期間Lwaの待機を経た後(図9中のステップS844)、コマンドの1バイト目と同様に、送信バッファレジスタ740にコマンドの2バイト目が書き込まれる(タイミングta4,図9中のステップS846)。この際、送信シフトレジスタ750は、コマンドの1バイト目をシリアル転送中であり、コマンドの2バイト目を送信バッファレジスタ740から受け取ることができないため、送信バッファレジスタ740は、書き込まれたコマンドの2バイト目を記憶して保持し、送信バッファ空き信号TEbはローレベルとなる(タイミングta4)。
その後、送信シフトレジスタ750によるコマンドの1バイト目のシリアル転送が終了すると、送信バッファレジスタ740は、記憶するコマンドの2バイト目を送信シフトレジスタ750に引き渡し、この引き渡しが完了するとシリアル管理部780によってクリアされ、送信バッファ空き信号TEbはハイレベルとなる(タイミングta5)。その後、送信シフトレジスタ750は、コマンドの1バイト目と同様に、送信バッファレジスタ740から受け取ったコマンドの2バイト目をシリアルデータDbaに出力する(タイミングta6〜ta7)。
本実施例では、払出CPU710は、1msの間隔で定時割り込み処理を繰り返し実行するのに対し、シリパラIFチップ720は、1200bps(Bit Per Second)の転送レートでシリアル転送を実行する。したがって、本実施例では、シリパラIFチップ720が2バイトのコマンドをシリアル転送する時間は約16.7msとなり、払出CPU710は、その間に定時割り込み処理を約16回繰り返し実行することとなる。このように、払出CPU710は、送信バッファレジスタ740にコマンドを書き込んでしまえば、主制御基板20に対するコマンドのシリアル転送をシリパラIFチップ720に任せることができる。つまり、払出CPU710は、シリアル転送中(送信バッファレジスタ740にコマンドが有る状態)であっても、制御処理を中断することなく実行することができる。なお、シリアル転送における1200bpsの転送レートは、電気的ノイズに対するコマンド転送の信頼性を確保可能な転送レートであり、また、比較的安価なフォトカプラを用いてアイソレーションしてシリアル転送することが可能な転送レートである。
図11は、コマンド送信処理(ステップS80)におけるアック待ち処理(ステップS860)の詳細を示すフローチャートである。払出CPU710は、図11に示すアック待ち処理を開始すると、パラレルIF部730が主制御基板20からのアック信号を検出したか否かを判断する(ステップS862)。アック信号を検出した場合には(ステップS862)、払出CPU710は、コマンドが主制御基板20へと正常に送信されたと判断し(ステップS870)、送信ジョブフラグFjを「0」に設定し(ステップS880)、アック待ち処理を終了する。
一方、アック信号を検出しない場合には(ステップS862)、払出CPU710は、コマンドの書き込み(図9中のステップS846)を終えてから所定の時間が経過したか否かを判断する(ステップS864)。この所定の時間は、主制御基板20からのアック信号の返答を待つ時間であり、本実施例では、100msに設定されている。所定の時間が経過していない場合には(ステップS864)、払出CPU710は、そのままアック待ち処理を終了し、所定の時間が経過している場合には(ステップS864)、主制御基板20へのコマンド送信がエラーであると判断し(ステップS875)、送信ジョブフラグFjを「0」に設定した後(ステップS880)、アック待ち処理を終了する。本実施例では、払出CPU710は、コマンドが主制御基板20への送信がエラーであると判断した場合には(ステップS875)、送信エラーとなったコマンドを再送する。
なお、主制御基板20が、払出制御基板70に対してコマンドを送信する動作は、払出CPU710に代えて演算処理部210、送信バッファレジスタ740に代えて送信バッファレジスタ240、送信シフトレジスタ750に代えて送信シフトレジスタ250が、それぞれ上述した払出制御基板70のコマンド送信処理(ステップS80)と同様の動作を行うことによって実現される。
以上説明した本発明の払出制御基板70を備えるパチンコ機10によれば、払出制御基板70側において、コマンドを受信した払出定時割り込み処理(図4)の期間内に、コマンドに応じた対応を迅速に処理し、後続の払出定時割り込み処理において毎回同じタイミングで主制御基板20に対するアック信号を確実に出力することができる。したがって、払出制御を滞らせることなくコマンド転送の正常性の確認を確実に実施することができる。その結果、主制御基板20と払出制御基板70との間でコマンドを分割してシリアル転送する際におけるコマンド転送の信頼性を向上させることができる。また、払出定時割り込み処理(図4)では、コマンド受信処理(ステップS40)の後に払出処理(ステップS60)を実行するため、払出制御基板70においてコマンドを受信した払出割り込み処理の期間内に、払出駆動部75に対してコマンドに応じた動作を迅速に指示することができる。
C.その他の実施形態:
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。例えば、本発明の適用は、複数の制御基板を備えた遊技機であれば良く、パチンコ機に限らず、アレンジボールやスロットマシンなどの遊技機にも適用することもできる。また、スロットマシンの場合には、遊技コインの払出を制御する払出基板に本発明を適用することができる。また、コマンドを正常に受信できなかった側の基板は、そのコマンドを送信した側の基板に対して、コマンドの再送を要求することとしても良い。この場合に、再送の要求は、シリアル転送で行うこととしても良いし、パラレル転送で行うこととしても良い。これによって、コマンド転送の信頼性を向上させることができる。
また、払出定時割り込み処理における種々の処理についての処理は、図4に示した実施例のものに限るものではなく、アック出力処理(ステップS10)が、時間変動処理よりも優先して実行されるものであれば良い。例えば、完了までに要する時間が遊技の進行に応じて割り込み処理毎に一定である処理を、アック出力処理(ステップS10)の前に実行することとしても良い。
また、送信側CPUが生成する2バイト以上のコマンドは、偶数バイトであることとしても良い。これによって、送信側CPUによる1回の定時割り込み処理あたり2バイト分のコマンドの格納を効率良く実行することができる。例えば、主制御基板20や払出制御基板70は、3バイトの指示コマンドと、その指示コマンドのチェックサムを算出した1バイトのチェックコマンドとから成る計4バイトのコマンドを一群のコマンドとして生成し、4バイトの一群のコマンドを2回分に分けて、2回の定時割り込み処理にて2バイト毎にシリアル転送することとしても良い。また、主制御基板20や払出制御基板70は、3バイトの指示コマンドと、1バイトのチェックコマンドとの各ビットを反転させた4バイトの反転コマンドも併せて、計8バイトのコマンドを一群のコマンドとして生成し、8バイトの一群のコマンドを4回に分けて、4回の定時割り込み処理にて2バイト毎にシリアル転送することとしても良い。
パチンコ機10の全体構成を示す正面図である。 パチンコ機10の電気的な概略構成を示すブロック図である。 主制御基板20および払出制御基板70の電気的な構成の詳細を示すブロック図である。 払出制御基板70による払出定時割り込み処理を示すフローチャートである。 払出定時割り込み処理において実行されるコマンド受信処理(ステップS40)の詳細を示すフローチャートである。 コマンド受信処理(ステップS40)が実行される際の払出制御基板70における各信号の様子を示すタイムチャートである。 払出定時割り込み処理において実行されるアック出力処理(ステップS10)の詳細を示すフローチャートである。 払出定時割り込み処理において実行されるコマンド送信処理(ステップS80)の詳細を示すフローチャートである。 コマンド送信処理(ステップS80)におけるコマンド出力処理(ステップS820)の詳細を示すフローチャートである。 コマンド出力処理(ステップS820)が実行される際の払出制御基板70における各信号の様子を示すタイムチャートである。 コマンド送信処理(ステップS80)におけるアック待ち処理(ステップS860)の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
10…パチンコ機
11…外枠
12…内枠
13…遊技板
14…ガラス枠
15…ハンドル
17…球タンク
19…下皿
20…主制御基板
30…図柄制御基板
35…LCD
40…サブ制御基板
45…スピーカ
55,56,57,58,59…電飾
61…入賞口
65…遊技球センサ
66…遊技板駆動部
70…払出制御基板
72…状態表示部
75…払出駆動部
90…カードユニット
200…主CPU
210…演算処理部
220…シリアルIF部
230…パラレルIF部
240…送信バッファレジスタ
250…送信シフトレジスタ
260…受信シフトレジスタ
270…受信バッファレジスタ
280…シリアル管理部
710…払出CPU
720…シリパラIFチップ
730…パラレルIF部
740…送信バッファレジスタ
750…送信シフトレジスタ
760…受信シフトレジスタ
770…受信バッファレジスタ
780…シリアル管理部
782…クリアレジスタ
CBb…セット信号
Fa…アックフラグ
Fj…ジョブフラグ
Dab…シリアルデータ
Dba…シリアルデータ
Lbs…送信レジスタ引渡期間
Lsc…シリアル転送期間
Lwa…書込待機期間

Claims (7)

  1. 遊技機に搭載され、遊技の進行を制御する主制御基板から1バイト単位でシリアル転送された2バイト単位のコマンドに基づいて遊技球または遊技メダルの払出を制御する払出制御基板であって、
    前記払出に関する割り込み処理を定時的に繰り返し実行する中央演算処理装置と、
    前記主制御基板とのデータのやり取りを行うインタフェース装置と
    を備え、
    前記インタフェース装置は、
    1バイトの記憶容量を有し、前記主制御基板からシリアル転送されたコマンドをパラレルデータに変換して記憶するシフトレジスタと、
    1バイトの記憶容量を有し、記憶状態がクリアである場合に、前記シフトレジスタに記憶されたコマンドを受け取って記憶するバッファレジスタと、
    前記中央演算処理装置から出力されるセット信号に応じて、前記バッファレジスタをクリアするバッファクリア部と、
    前記中央演算処理装置が前記コマンドを正常に受信した際に前記中央演算処理装置から出力される確認信号を前記主制御基板に転送する確認転送部と
    を備え、
    前記中央演算処理装置は、
    前記割り込み処理において、前記バッファレジスタに記憶されたコマンドを読み出し、前記バッファクリア部に対して前記セット信号を出力し、前記確認信号を出力するための確認フラグをセットするコマンド受信手段と、
    前記割り込み処理において、前記セットされた確認フラグに応じて、前記確認転送部に前記確認信号を出力する確認出力手段と、
    前記割り込み処理において、完了までに要する時間が前記遊技の進行に応じて変動する処理を実行する時間変動処理手段と
    を備え、
    一回の前記割り込み処理における前記確認出力手段の処理は、前記コマンド受信手段および前記時間変動処理手段の処理に優先する
    払出制御基板。
  2. 請求項1記載の払出制御基板であって、
    前記時間変動処理手段は、前記払出を実行する払出駆動部に対して動作を指示する処理を実行する払出手段を含み、
    一回の前記割り込み処理における前記コマンド受信手段の処理は、前記払出手段の処理に優先する
    払出制御基板。
  3. 前記インタフェース装置は、前記バッファクリア部が前記バッファレジスタをクリアするのに応じて、前記バッファクリア部をリセットするバッファリセット部を備える請求項1または2記載の払出制御基板。
  4. 前記確認出力手段は、前記確認転送部に前記確認信号が出力されるのに応じて、前記セットされた確認フラグをリセットする確認リセット手段を備える請求項1ないし3のいずれか記載の払出制御基板。
  5. 請求項1ないし4のいずれか記載の払出制御基板であって、
    前記コマンド受信手段は、
    前記バッファレジスタに記憶されたコマンドを複数回読み取る読取手段と、
    前記複数回読み取ったコマンド同士が一致する場合に、該コマンドを正常に受信したと判断する一致検証手段と
    を備える払出制御基板。
  6. 請求項1ないし5のいずれか記載の払出制御基板を備える遊技機。
  7. 遊技の進行を制御する主制御基板と、前記主制御基板からの2バイト単位のコマンドに基づいて遊技球または遊技メダルの払出を制御する払出制御基板とを備える遊技機において、前記払出制御基板を制御する制御方法であって、
    前記主制御基板と前記払出制御装置との間は、前記コマンドを1バイト単位でシリアル転送しており、
    前記払出制御基板に設けられた中央演算処理装置は、前記主制御基板とのデータのやり取りをインタフェース装置を介して行い、前記払出に関する割り込み処理を定時的に繰り返し実行し、
    前記インタフェース装置は、
    1バイトの記憶容量を有するシフトレジスタに、前記主制御基板からシリアル転送されたコマンドをパラレルデータに変換して記憶し、
    1バイトの記憶容量を有するバッファレジスタの記憶状態がクリアである場合に、前記シフトレジスタに記憶されたコマンドを前記バッファレジスタに記憶し、
    前記中央演算処理装置から出力されるセット信号に応じて、前記バッファレジスタをクリアし、
    前記中央演算処理装置が前記コマンドを正常に受信した際に前記中央演算処理装置から出力される確認信号を前記主制御基板に転送し、
    前記制御方法は、
    前記割り込み処理において、前記バッファレジスタに記憶されたコマンドを読み出し、前記インタフェース装置に前記セット信号を出力し、前記確認信号を出力するための確認フラグをセットするコマンド受信工程と、
    前記割り込み処理において、前記セットされた確認フラグに応じて、前記インタフェース装置に前記確認信号を出力する確認出力工程と、
    前記割り込み処理において、完了までに要する時間が前記遊技の進行に応じて変動する処理を実行する時間変動処理工程と、
    を備え、
    一回の前記割り込み処理における前記確認出力工程の処理は、前記コマンド受信工程および前記時間変動処理工程の処理に優先する
    制御方法。
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