JP2006280279A - 流動性物質の解凍方法及び解凍装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単な構成で、かつ短時間で流動性物質を解凍することが可能な解凍装置を提供する。
【解決手段】 解凍装置1には、果汁などの流動性物質が凍結状態で収容されるべき容器100をこの容器100の自転軸CLを略水平方向に設定して自転させる容器回転装置2と、自転中の容器100の外面に温水をシャワー化して掛け流し、容器100の内部を加熱する温水供給装置3と、が設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】 解凍装置1には、果汁などの流動性物質が凍結状態で収容されるべき容器100をこの容器100の自転軸CLを略水平方向に設定して自転させる容器回転装置2と、自転中の容器100の外面に温水をシャワー化して掛け流し、容器100の内部を加熱する温水供給装置3と、が設けられている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、凍結状態で容器に収容されている果汁等の流動性物質を解凍する解凍方法及びその解凍装置に関する。
凍結状態で容器に収容されている果汁等の流動性物質を解凍する方法としては、温度管理された部屋で流動性物質を自然解凍する方法が知られている。また、このような流動性物質を解凍する解凍装置として、凍結した流動性物質が充填された包装体が装入されている容器内にマイクロ波を照射して流動性物質を解凍する装置が知られている(特許文献1参照)。この他、容器内に凍結状態の流動性物質を削りながら攪拌する攪拌バネをおろしていく解凍装置(特許文献2参照)、容器を切断して凍結状態の流動性物質をとり出す装置(特許文献3参照)が知られている。
自然解凍によって流動性物質を解凍する場合、解凍が完了するまでに例えば2週間など長い時間を要する。マイクロ波を照射して流動性物質を解凍する装置では、マイクロ波を発生させる装置が必要であるため、解凍装置の構成が複雑になる。また、特許文献2に記載の装置では攪拌バネを回転させるとともに上下動させる装置が、特許文献3に記載の装置では容器を切断する装置がそれぞれ必要であるため、これらの装置も構成が複雑になる。
そこで、本発明は、簡単な構成で、かつ短時間で流動性物質を解凍することが可能な解凍方法及び解凍装置を提供することを目的とする。
本発明の解凍方法は、流動性物質が凍結状態で収容された容器(100)を自転させる工程と、前記容器の外面と温水とを接触させる工程と、を備えたことにより、上述した課題を解決する。
本発明の解凍方法によれば、空気よりも熱容量の大きい温水を利用して流動性物質を解凍するので、自然解凍や熱風などを利用して解凍する場合と比較して短時間で流動性物質を解凍することができる。
なお、本発明における流動性物質の容器への収容には、流動性物質が直接容器に収容されている場合、及び流動性物質が密封された袋などの包装体が容器内に収容されている場合の両方が含まれる。
本発明の解凍方法は、前記容器の自転軸(CL)が鉛直方向に対して交差していてもよい。このような状態で容器を自転させると、容器内において、解凍された流動性物質(以下、解凍液と記述する。)が凍結状態の流動性物質(以下、氷と記述する。)によって攪拌される。そのため、さらに短時間で流動性物質を解凍することができる。また、この攪拌によって容器内の解凍液の温度が略均一化されるので、一部の解凍液の温度のみが上昇することを防止できる。
また、前記自転軸が略水平方向に設定されていてもよい。この場合、容器内の解凍液の液面が自転軸と略水平になるため、氷を容器の自転軸方向に分散させることができる。そのため、氷の攪拌効果を向上させ、解凍時間をさらに短縮することができる。
本発明の解凍方法において、前記温水と接触させる工程では、前記容器の外面に対して前記温水に流れを与えてもよい。このように温水に流れを与えることで、温水から容器への熱の伝達を促進させることができる。そのため、解凍時間を短縮することができる。
また、前記温水と接触させる工程では、前記温水をシャワー化して前記容器の外面に掛け流してもよい。このように温水をシャワー化することで、温水から容器への熱の伝達をさらに促進させることができる。また、温水を掛け流すことで、容器の外面に温度の高い温水を供給し続けることができる。そのため、解凍時間をさらに短縮することができる。
本発明の解凍方法は、前記流動性物質の解凍中の温度が当該流動性物質の品質劣化を生じる温度よりも低温に維持されるように前記温水の温度を設定してもよい。このように温水の温度を調整することで、品質の劣化を防止しつつ流動性物質を解凍することができる。
本発明の解凍装置(1)は、流動性物質が凍結状態で収容されるべき容器(100)を自転させる容器自転手段(2)と、自転中の容器の外面を温水と接触させて前記容器の内部を加熱する加熱手段(3、200)と、を備えたことにより、上述した課題を解決する。
本発明の解凍装置によれば、上述した解凍方法と同様に短時間で流動性物質を解凍することができる。また、本発明の解凍装置では、容器自転手段及び加熱手段によって流動性物質を解凍するので、マイクロ波発生装置などを設ける必要がない。そのため、装置の構成を簡素化できる。
本発明の解凍装置の一形態において、前記容器自転手段は前記容器を鉛直方向に対して交差した自転軸(CL)を中心として自転させてもよいし、前記自転軸が略水平方向に設定されていてもよい。この形態によれば、上述した解凍方法と同様に、氷によって解凍液が攪拌されるので、解凍時間をさらに短縮できる。
本発明の解凍装置の一形態において、前記加熱手段は、前記容器の外面に対する流れを前記温水に与える流れ付与手段(13、201)を備えていてもよいし、前記加熱手段は、前記温水をシャワー化して前記容器の外面に掛け流す温水シャワー手段(13)を備えていてもよい。また、前記加熱手段は、前記流動性物質の解凍中の温度が当該流動性物質の品質劣化を生じる温度よりも低温に維持されるように前記温水の温度を調整する温度調整手段(17、18)を備えていてもよい。このように温水に流れを付与することで、温水から容器への熱の伝達が促進されるので、解凍時間をさらに短縮することができる。また、このように温水の温度を調整することで、流動性物質の品質を劣化を防止することができる。
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
以上に説明したように、本発明によれば、熱容量の大きい温水を利用して流動性物質を解凍するので、短時間で流動性物質を解凍することができる。また、容器の自転軸を傾けたり又は自転軸を略水平方向に設定し、解凍時に氷によって解凍液を攪拌することで、さらに解凍時間を短縮することができる。本発明の解凍装置では、容器自転手段及び加熱手段によって流動性物質を解凍するので、解凍装置の構成を簡素化できる。
図1は、本発明の一形態に係る解凍装置を示している。解凍装置1は、容器100を自転させる容器自転手段としての容器回転装置2と、容器回転装置2によって自転している容器100の外面に温水を供給して容器100を加熱する加熱手段としての温水供給装置3とを備えている。容器100は、その内部に流動性物質が収容され、蓋(不図示)によって密封されている。容器100としては例えばドラム缶などが用いられ、この容器100には流動性物質として例えば果汁などが収容される。なお、流動性物質は、容器100に直接収容されていてもよいし、袋などの包装体に密封された状態で容器100内に収容されていてもよい。
図2は、容器回転装置2を図1の左側から見た図を示している。図1及び図2に示したように、容器回転装置2は、フロアFに設置されるフレーム4と、容器100を保持するリング状の容器保持枠101と、フレーム4に取り付けられ、容器100がその中心線CL周りに自転可能なように容器保持枠101を支持する容器支持機構5とを備えている。なお、以降、容器100の中心線CLを自転軸CLと記述することもある。フレーム4の外周には、温水の飛散を防止するためのカバー(不図示)が設けられており、容器100の外面に供給された温水はフレーム4の下部に設けられた温水回収部4aに集められる。
図1及び図2に示したように、容器保持枠101は、略同じ形状を有する2本のリング102と、これら2本のリング102を連結する複数の連結棒103と、支持棒104及び連結棒103を介して2本のリング102に固定されるクランプバンド105とを備えている。複数の連結棒103は、2本のリング102が共に円周方向に回転するように2本のリング102を連結している。クランプバンド105は、一端にフック106を有し、他端にフック金具107を有しており、これらフック106及びフック金具107を係合させることによって容器100を保持する。この際、容器100は容器保持枠101とともに回転するように保持される。
容器支持機構5は、駆動軸6、従動軸7、及び駆動軸6の一端が連結される駆動モータ8を備えている。駆動軸6及び従動軸7は、フレーム4に設置された複数の軸受9によってそれぞれ回転可能に支持される。駆動軸6及び従動軸7には各軸6、7とともに回転する2個のローラ10がそれぞれ設けられており、これら2個のローラ10は各軸6、7に容器保持枠101の2本のリング102の間隔と同じ間隔で配置されている。図1及び図2に示したように、駆動軸6及び従動軸7は、各軸6、7にそれぞれ設けられた2個のローラ10上に容器保持枠101の2本のリング102がそれぞれ搭載されるようにフレーム4に配置される。また、駆動軸6及び従動軸7は、略水平に、かつ互いに平行に配置されている。駆動軸6及び従動軸7がこのように配置されることで、容器支持機構5に支持される容器100の自転軸CLを略水平方向に設定することができる。駆動軸6は、駆動モータ8によって回転駆動される。なお、駆動モータ8の回数数、回転方向などはモータ制御装置11によって制御される。
温水供給装置3は、温水を貯留するタンク12と、フレーム4に配置される温水シャワー手段としての温水シャワー13と、供給ポンプ14と、リターンポンプ15と、を備えている。タンク12に貯留されている温水は、循環ポンプ16によってタンク12と水を加熱するためのヒータ17との間を循環している。ヒータ17の動作は温度制御装置18によって制御され、温度制御装置18はタンク12に設けられた水温センサ19の出力信号を参照してタンク12に貯留されている温水の温度が所定の温度(例えば、40°C)に維持されるようにヒータ17の動作を制御する。なお、この所定の温度は、解凍する流動性物質に応じて適宜設定される。例えば、果汁を解凍する場合は、解凍時における容器100内の果汁の温度がこの果汁の品質が劣化する温度未満に維持されるように温水の温度が設定される。このように温水の温度を調整することで、ヒータ17及び温度制御装置18は本発明の温度調整手段として機能する。また、タンク12には液面センサ20が設けられており、タンク12内の液面の高さが予め設定した許容高さ以下に低下した場合は、タンク12に接続されている不図示の給水ラインからタンク12内に水が補給される。
図1及び図2に示したように温水シャワー13は、フレーム4の天井部4bに取り付けられた2本の分配管21と、各分配管21にそれぞれ設けられる複数のノズル22とを備えている。分配管21及びノズル22の数及び配置位置は、容器100の外面の略全体に温水が掛け流されるように、容器100の長さや直径などに応じてそれぞれ適宜設定される。図1に示したように各分配管21には供給ポンプ14によってタンク12から温水がそれぞれ供給され、この温水は複数のノズル22から自転している容器100の外面に向けてシャワー状に噴射される。複数のノズル22から噴射された温水は、容器100を加熱した後、温水回収部4aに回収され、リターンポンプ15によってタンク12に戻される。このように、容器100の外面に対する流れを温水に与えることで、温水シャワー13は、本発明の流れ付与手段として機能する。
次に解凍装置1による果汁などの流動性物質の解凍方法を説明する。まず、クランプバンド105によって流動性物質が凍結状態で収容された容器100を容器保持枠101に保持させる。次に、図1及び図2に示したように駆動軸6及び従動軸7の各ローラ10上に容器保持枠101を載せる。このように容器支持枠101を載せ、容器100を横に倒された状態で支持することで、容器100の自転軸CLが略水平方向に設定される。その後、駆動モータ8を動作させて駆動軸6を回転駆動する。駆動軸6の回転は、駆動軸6の2つのローラ10を介して容器保持枠101に伝達され、容器保持枠101を回転させる。そのため、この回転によって容器100は自転軸CL回りに自転する。
また、この駆動モータ8の起動と同時に供給ポンプ14及びリターンポンプ15を起動し、複数のノズル22から自転している容器100の外面にシャワー化させた温水を掛け流すとともに、温水回収部4aに回収された温水をタンク12に戻す。なお、上述したようにタンク12に貯留されている温水の温度はヒータ17によって所定の温度に維持されているので、複数のノズル22からはこの所定の温度の温水が容器100に向かって噴射される。このように自転中の容器100の外面に温水を掛け流すことで、容器100の内部が加熱され、流動性物質が解凍される。なお、自転中の容器100の回転数は、例えば流動性物質が包装体に密封されて容器100に収容されている場合、この包装体が破損しない程度の回転数に設定される。
その後、所定の時間に達するまで、容器100を自転させるとともに温水を容器100の外面に掛け流す。なお、所定の時間は、容器100に収容されている流動性物質の量、及び容器100に供給する温水の量や温度などに応じて適宜設定される。所定の時間経過後は、駆動モータ8、供給ポンプ14及びリターンポンプ15を停止して容器100の自転を停止させるとともに温水の供給を停止する。その後、容器保持枠101を容器支持機構5から降ろし、容器保持枠101から容器100を外す。この容器100は十分に衛生が確保された場所に移送された後に開封され、内部から解凍された流動性物質、即ち解凍液が取り出される。複数の容器100を処理する場合は、次の容器100を容器保持枠101に保持させて、上述した解凍方法を繰り返し行う。
この解凍装置1によれば、自転中の容器100の外面に熱容量の大きい温水が掛け流されるので、短時間で流動性物質を解凍することができる。また、自転軸CLが略水平方向に設定された状態で容器100が自転するので、氷によって解凍液が攪拌される。そのため、解凍時間をさらに短縮することができる。また、この攪拌によって解凍液の温度を略均一化できるので、一部の解凍液の温度のみが上昇することを防止できる。さらに、解凍装置1では、容器100を開封することなく容器100内の流動性物質を解凍できるので、流動性物質を衛生的に安全に解凍することができる。この解凍装置1では、容器回転装置2と温水供給装置3によって流動性物質の解凍を行うことができるので、装置の構成を簡素化することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の形態にて実施してよい。例えば、容器100の自転軸CLの設定方向は、略水平方向に限定されない。自転軸CLが略鉛直方向に設定された状態で容器100を自転させてもよいし、図3に示したように自転軸CLを鉛直線Vと交差させた状態で容器100を自転させてもよい。なお、図3の解凍装置1では、駆動モータ8の出力軸8aと自転軸CLとが同軸に配置され、かつ出力軸8aの回転とともに容器100が回転するように出力軸8aと容器100とを直接連結している。この場合、図3に一例を示したように解凍時の容器100内では、氷が容器100の上部Aに集まる。このように容器100を傾けて氷を自転軸CLに対して偏った位置に集めることで、この氷によって容器100内の解凍液を図3に矢印Bで示したように攪拌することができる。そのため、短時間で流動性物質を解凍することができる。また、流動性物質の攪拌を促進させるべく容器100内に攪拌翼などの攪拌手段を挿入し、解凍時にこの攪拌手段で流動性物質を攪拌してもよい。
容器100の外面に供給する温水の噴射形状は、シャワー状に限定されない。容器100の外面と温水とを接触させることが可能な種々の噴射形状を適用してよい。例えば、シート状の薄い膜状に噴射された温水を容器100の外面に掛け流してもよい。また、容器100の外面と温水とを接触させる方法は、温水の掛け流しに限定されない。例えば、図4に示したように温水を貯留する貯留槽200を設け、この貯留槽200の温水に容器100の少なくとも一部を浸すことで容器100の外面と温水とを接触させてもよい。この場合、図4に示したように貯留槽200の温水を攪拌するための攪拌装置201を設け、この攪拌装置201によって貯留槽200内の温水に例えば図4に矢印Cで示したような流れを与えてもよい。このように温水を攪拌することで、温水から容器100への熱の伝達が促進されるので、解凍時間を短縮することができる。この場合、貯留槽200が本発明の加熱手段として機能し、攪拌装置201が本発明の流れ付与手段として機能する。
1 解凍装置
2 容器回転装置(容器自転手段)
3 温水供給装置(加熱手段)
13 温水シャワー(温水シャワー手段、流れ付与手段)
17 ヒータ(温度調整手段)
18 温度制御装置(温度調整手段)
100 容器
200 貯留槽(加熱手段)
201 攪拌装置(流れ付与手段)
CL 自転軸
2 容器回転装置(容器自転手段)
3 温水供給装置(加熱手段)
13 温水シャワー(温水シャワー手段、流れ付与手段)
17 ヒータ(温度調整手段)
18 温度制御装置(温度調整手段)
100 容器
200 貯留槽(加熱手段)
201 攪拌装置(流れ付与手段)
CL 自転軸
Claims (12)
- 流動性物質が凍結状態で収容された容器を自転させる工程と、前記容器の外面と温水とを接触させる工程と、を備えたことを特徴とする流動性物質の解凍方法。
- 前記容器の自転軸が鉛直方向に対して交差していることを特徴とする請求項1に記載の解凍方法。
- 前記自転軸が略水平方向に設定されていることを特徴とする請求項2に記載の解凍方法。
- 前記温水と接触させる工程では、前記容器の外面に対して前記温水に流れを与えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の解凍方法。
- 前記温水と接触させる工程では、前記温水をシャワー化して前記容器の外面に掛け流すことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の解凍方法。
- 前記流動性物質の解凍中の温度が当該流動性物質の品質劣化を生じる温度よりも低温に維持されるように前記温水の温度を設定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の解凍方法。
- 流動性物質が凍結状態で収容されるべき容器を自転させる容器自転手段と、
自転中の容器の外面を温水と接触させて前記容器の内部を加熱する加熱手段と、を備えたことを特徴とする流動性物質の解凍装置。 - 前記容器自転手段は前記容器を鉛直方向に対して交差した自転軸を中心として自転させることを特徴とする請求項7に記載の解凍装置。
- 前記自転軸が略水平方向に設定されていることを特徴とする請求項8に記載の解凍装置。
- 前記加熱手段は、前記容器の外面に対する流れを前記温水に与える流れ付与手段を備えていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の解凍装置。
- 前記加熱手段は、前記温水をシャワー化して前記容器の外面に掛け流す温水シャワー手段を備えていることを特徴とする請求項7〜9のいずれか一項に記載の解凍装置。
- 前記加熱手段は、前記流動性物質の解凍中の温度が当該流動性物質の品質劣化を生じる温度よりも低温に維持されるように前記温水の温度を調整する温度調整手段を備えていることを特徴とする請求項7〜11のいずれか一項に記載の解凍装置。
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JP2005105094A JP2006280279A (ja) | 2005-03-31 | 2005-03-31 | 流動性物質の解凍方法及び解凍装置 |
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- 2005-03-31 JP JP2005105094A patent/JP2006280279A/ja active Pending
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