JP2006279820A - ブロードキャスト抑制機能を有するネットワークシステム - Google Patents

ブロードキャスト抑制機能を有するネットワークシステム Download PDF

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Abstract

【課題】ブロードキャスト転送による無駄な帯域消費を抑制する。
【解決手段】レイヤ2スイッチは、送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチにおいてブロードキャスト転送されたフレームを受信したとき、このフレームに含まれている宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ送信元MACアドレスを未学習である場合、宛先端末から本来送信される応答フレームを仮想した仮想応答フレームを前記フレームを受信したポートから送信する第1の制御手段と;前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第2の制御手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、レイヤ2(L2)スイッチサービスを提供するネットワークシステムに関し、特にブロードキャスト抑制機能を有するネットワークシステムに関する。
L2スイッチサービスを提供するネットワークシステムにおいては、通常、L2スイッチは、フレームを受信した際に、送信元MAC(Media Access Control)アドレスとVLAN ID(Virtual Local Area Network Identifier)と受信ポート番号とを記憶する
ためのMACアドレス学習テーブルを持つ。
L2スイッチは、フレームを中継する際に、宛先MACアドレス及びVLAN IDにてこのテーブルを検索し、エントリが無い場合は、VLAN IDの属する全ポートに転送(ブロードキャスト)するが、エントリがある場合は、対応ポートにのみ転送(ユニキャスト)する。
これにより、ネットワークシステムにおける不必要なフレームの転送を抑制している。なお、この転送処理の過程において、それぞれのエントリは予め定められた時間参照されないと、MACアドレス学習テーブルから削除(エージング)される。この時間をエージングタイム(Aging Time)という。
図1を参照して、従来のL2スイッチサービスを提供するネットワークシステムSYSについて説明する。ここでは、VLAN ID:1のユーザネットワークNW2に属する端末TEB(MACアドレス:B)からVLAN ID:1のユーザネットワークNW1に属する端末TEA(MACアドレス:A)にフレームを送信する場合を例示する。
このとき、端末TEAとVLAN ID:1のユーザネットワークNW3に属する端末TEC(MACアドレス:C)との間では、既にフレームの送受信を行っており、L2スイッチSW1,SW2,SW3は既にMACアドレス:Aについて学習済みであるものとする。
端末TEBから送信されたフレームを受信したL2スイッチSW5は、宛先MACアドレス:Aを基にMACアドレス学習テーブルTBLを検索するが、MACアドレス:AはL2スイッチSW5において未学習のため、このフレームはブロードキャスト転送される。
ブロードキャストされたフレームを受信したL2スイッチSW2は、宛先MACアドレス:Aを基にMACアドレス学習テーブルTBLを検索する。このとき、MACアドレス:Aは学習済みのため、フレームはポート1にユニキャスト転送される。L2スイッチSW1はL2スイッチSW2と同様に宛先MACアドレス:Aを学習済みのため、フレームはユニキャストで転送され、端末TEAまで送信される。
ブロードキャストされたフレームを受信したL2スイッチSW4はMACアドレス:Aを未学習のため、フレームは更にブロードキャスト転送されて、VLAN ID:1のユーザネットワークNW4内まで転送される。
フレームを受信した端末TEAは端末TEBに対して応答フレームを返すが、L2スイッチSW1,SW2は既にMACアドレス:Bについて学習済みのため、応答フレームは
ユニキャスト転送される。この応答フレームを受信したL2スイッチSW5はMACアドレス:Aを学習する。
以後、宛先MACアドレス:Aのフレームは、ブロードキャスト転送を停止され、ポート1にユニキャスト転送される。しかし、端末TEAからの応答フレームを受信するまでは、L2スイッチSW5はブロードキャスト転送を続けるため、その間は帯域(伝送帯域)を無駄に消費することを免れない。
広域LAN(Local Area Network)ネットワークのように、L2スイッチサービスが広域に至りかつ複雑になると、ネットワークシステムを構成するL2スイッチの数も増加し、ブロードキャストフレームによる帯域消費の影響も増大する。
特開2004−193821号公報 特開2001−203739号公報 特開平11−177601号公報 特開平8−18571号公報
本発明の課題は、ブロードキャスト転送による無駄な帯域消費を抑制することを可能にする手法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のレイヤ2スイッチは、送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチにおいてブロードキャスト転送されたフレームを受信したとき、このフレームに含まれている宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ送信元MACアドレスを未学習である場合、宛先端末から本来送信される応答フレームを仮想した仮想応答フレームを前記フレームを受信したポートから送信する第1の制御手段と;
前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第2の制御手段とを備える。
この構成において、前記仮想応答フレームは、送信元MACアドレスに前記フレームの前記宛先MACアドレス、宛先MACアドレスに前記フレームの前記送信元MACアドレス、及びペイロード部にオール”0”データをそれぞれ設定されている。
上記レイヤ2スイッチは、前記フレームに含まれている前記宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ前記送信元MACアドレスを未学習であることがMACアドレス学習テーブルに基づいて検出された場合、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信を前記第1の制御手段に依頼する第3の制御手段を更に備える。
上記レイヤ2スイッチは、前記送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチへの重複する前記仮想応答フレームの送信を防止するために、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信後、受信フレームを予め定めた時間監視し、前記宛先MACアドレスと前記送信元MACアドレスとの両方を学習済みの前記仮想応答フレームを前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した場合、受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第4の制御手段を更に備える。
上記レイヤ2スイッチは、MACアドレス学習テーブルにおいて予め定めた時間参照されない学習情報を削除するためのエージングタイムの経過時間に応じて、前記仮想応答フレームの送信要否を決定する第5の制御手段を更に備える。
本発明によれば、L2スイッチにおいて、送信元MACアドレスが未学習、かつ宛先MACアドレスが学習済みのフレームを受信した場合、宛先端末からの応答フレームを擬似した仮想応答フレームを即時に返信することで、仮想応答フレームの送信元MACアドレス(L2スイッチで受信したフレームの宛先MACアドレス)を未学習のL2スイッチは、宛先端末からの応答フレームを受信する前にブロードキャスト転送を停止することが可能となり、ブロードキャスト転送による無駄な帯域消費を抑制することができる。
また、エージングタイムの経過時間に応じて、仮想応答フレームの送信要否を選択することで、有効なMACアドレスのみを学習させることができる。
本発明の他の課題、特徴及び利点は、図面及び併記の特許請求の範囲とともに取り上げられる際に、以下に記載される実施の形態を読むことにより明らかになるであろう。
以下、添付図面を参照して、本発明についてさらに詳細に説明する。図面には本発明の好ましい実施形態が示されている。しかし、本発明は、多くの異なる形態で実施されることが可能であり、本明細書に記載される実施形態に限定されると解釈されてはならない。むしろ、これらの実施形態は、本明細書の開示が徹底的かつ完全となり、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるように提供される。
[L2スイッチの基本機能]
本発明の一実施の形態におけるネットワークシステムを示す図2を参照すると、L2スイッチサービスを提供するネットワークシステムSYSにおけるL2スイッチSW(ここでは、L2スイッチSW(A))は、受信ポートを通してフレーム(厳密には、データフレーム)を受信した際、受信フレームの送信元MACアドレスが未学習であり、かつ宛先MACアドレスが学習済みである場合に、そのフレーム受信ポートから送信元MACアドレスと宛先MACアドレスとを入れ替えた仮想応答フレーム(VRF)を送信する仮想応答フレーム送信機能を有する。
また、この仮想応答フレーム(送信元MACアドレスが未学習であり、かつ宛先MACアドレスが学習済みである仮想応答フレーム)を送信したL2スイッチSW(A)は、他のL2スイッチSWから受信した宛先MACアドレス及び送信元MACアドレスの両方が学習済みである仮想応答フレームを廃棄する仮想応答フレーム廃棄機能を更に有する。
これにより、L2スイッチSW(A)は、ブロードキャストフレームの転送時間を短縮するMACブロードキャスト抑制機能を有するネットワークシステムSYSの構築を可能にする。
このネットワークシステムSYSはユーザネットワークNW1,NW2,NW3,NW4を含む。宛先端末TEAはユーザネットワークNW1に収容され、送信元端末はTEBはユーザネットワークNW2に収容される。
[L2スイッチの構成]
図2に示すネットワークシステムSYSを構成する各L2スイッチSWは、上述した仮想応答フレーム送信機能及び仮想応答フレーム廃棄機能などを果たすために、次の構成を採る。
図3を参照すると、L2スイッチSWを構成するフィルタリング制御部11は、フレーム内容をチェックし、後に詳述するフィルタリング条件に合致した場合は、フレームを廃
棄する。このフィルタリング制御部11は、仮想応答フレーム監視状態を管理し、仮想応答フレーム監視中の場合は、受信フレームを一定時間(予め定めた時間)監視し、廃棄対象の仮想応答フレームを廃棄する。
受信フレーム制御部12は、フレームの送信元MACアドレス、VLAN ID及び受信ポート番号をMACアドレス学習テーブル18に登録するように、学習テーブル制御部15に依頼する。
学習テーブル検索部13は、フレームの宛先MACアドレス及びVLAN IDを基に、MACアドレス学習テーブル18からフレームを送信するポート番号を検索する。
送信フレーム制御部14は、MACアドレス学習テーブル18の検索結果を基に、送信ポートへフレームを転送する。
学習テーブル制御部15は、フレームの送信元MACアドレス、VLAN ID及び受信ポート番号をMACアドレス学習テーブル18へ登録する。学習テーブル制御部15は、受信フレームの送信元MACアドレスが未学習であり、かつ宛先MACアドレスが学習済みである場合、仮想応答フレーム制御部17に仮想応答フレームを送信するように依頼する。また、学習テーブル制御部15は、エージングタイムの経過時間に応じて、仮想応答フレームの送信要否を決定する。
エージングタイム管理部16は、MACアドレス学習テーブル18の各学習情報について、エージングタイムを管理する。ここで、学習情報は、MACアドレス学習テーブル18に登録されるMACアドレス、VLAN ID、及びポート番号を含む。また、エージングタイムとは、MACアドレス学習テーブル18において、一定時間参照されないと学習情報が削除されるが、このときの一定時間のことである。
仮想応答フレーム制御部17は、宛先端末から本来送信(返信)される応答フレーム(RF)を仮想した各L2スイッチSWに宛先MACアドレスを学習させるためのフレームである仮想応答フレーム(VRF)を生成する。
具体的には、仮想応答フレーム制御部17は、送信元MACアドレスに受信フレームの宛先MACアドレス、宛先MACアドレスに受信フレームの送信元MACアドレス、及びVLAN IDに受信フレームのVLAN IDを設定し、ペイロード(Pay Load)部にオール0(All”0”)を設定した仮想応答フレームを生成し、送信フレーム制御部14に仮想応答フレームをフレームの受信ポートから送信するように依頼する。
また、仮想応答フレーム制御部17は、フィルタリング制御部11に仮想応答フレーム監視状態を監視中に変更するように依頼する。
なお、L2スイッチSWの構成を示す図3において、実線矢印はフレームの伝送方向を示し、点線矢印は制御信号の伝送方向を示す。
図4は仮想応答フレーム制御部17によって生成される仮想応答フレーム(VRF)のフォーマットの概要を示す。この仮想応答フレームのフォーマットにおいて、DAは宛先MACアドレス、SAは送信元MACアドレス、及びVLAN IDはVLANを識別するための識別子であり、L2ネットワーク(ユーザネットワーク)で一意な値を採る。さらに、このフォーマットにおいて、ペイロード部は仮想応答フレームを識別することを可能にするためのデータ(All”0”)の格納部、及びFCSはフレームチェックシーケンスである。
[ネットワークシステムの動作]
次に、図2に示す本発明の一実施の形態のネットワークシステムSYSにおける各種動作例を説明する。
(第1の動作例)
宛先MACアドレス(DA:A)を学習済み、かつ送信元MACアドレス(SA:B)を未学習のフレーム受信の場合:
図2から図6を併せ参照し第1の動作例として説明するネットワークシステムSYSにおいては、ユーザネットワークNW1収容の端末TEAとユーザネットワークNW3収容の端末TECとの間では、既にフレーム送受信を行っており、L2スイッチSW1及びL2スイッチSW2は、端末TEAの宛先MACアドレスを学習済みであることを前提条件とする。
このネットワークシステムSYSにおいては、宛先MACアドレスが未学習であるので、フレームをブロードキャスト転送するL2スイッチ(ブロードキャストフレーム(BCF)送信スイッチ)SW3は、この宛先MACアドレス対応の端末(宛先端末)TEAから通常時に送信される応答フレーム(RF)を受信するのではなく、この宛先MACアドレスを学習済みのL2スイッチ(BCF中継スイッチ)SW2から送信される仮想応答フレーム(VRF)を受信して、宛先MACアドレスを学習することを可能にする。
ユーザネットワークNW2収容の端末TEBから送信されたフレームを受信したL2スイッチ(BCF送信スイッチ)SW3のフィルタリング制御部11は、そのまま受信フレームを受信フレーム制御部12へ渡すのではなく、受信フレーム制御部12へ受信フレームを渡す前に、内部保有の仮想応答フレーム監視状態管理テーブル(後に詳述)の内容に基づいて、仮想応答フレーム監視状態を判定し、監視停止中の場合は、受信フレームを受信フレーム制御部12へ渡す。
フィルタリング制御部11からフレームを受け取った受信フレーム制御部12は、フレームの送信元MACアドレス(SA:B)、VLAN ID及び受信ポート番号をMACアドレス学習テーブル18に登録するように、学習テーブル制御部15に依頼した後、フレームを学習テーブル検索部13へ渡す。
受信フレーム制御部12からフレームを受け取った学習テーブル検索部13は、フレームの宛先MACアドレス(DA:A)及びVLAN IDを基に、MACアドレス学習テーブル18を検索する。そして、学習テーブル検索部13は、この宛先MACアドレスが未学習のため、フレームをブロードキャスト転送するように送信フレーム制御部14へ依頼する。この依頼を受けた送信フレーム制御部14は、ポート1,3からフレームをブロードキャストする。
学習テーブル制御部15は、通常、フレームの送信元MACアドレス(SA:B)及びVLAN IDを基に、MACアドレス学習テーブル18を検索するが、このMACアドレスは未学習のため、この送信元MACアドレス:B、VLAN ID:1及び受信ポート番号:2をMACアドレス学習テーブル18へ登録する。しかし、ここでは、学習テーブル制御部15は、フレームの送信元MACアドレスが未学習の場合、この送信元MACアドレス、VLAN ID及び受信ポート番号をMACアドレス学習テーブル18へ登録し、次に宛先MACアドレス:A及びVLAN ID:1を基に、MACアドレス学習テーブル18を検索するが、宛先MACアドレスが未学習の場合はそのまま処理を終了する。
BCF送信スイッチであるL2スイッチSW3からフレームを受信したBCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2において、フィルタリング制御部11及び受信フレーム制御部12の動作は、L2スイッチSW3と同様のため割愛する。
L2スイッチSW2において、受信フレーム制御部12からフレームを受け取った学習テーブル検索部13は、フレームの宛先MACアドレス:A及びVLAN ID:1を基に、MACアドレス学習テーブル18を検索する。ここでは、学習テーブル検索部13は、このMACアドレスが学習済みのため、フレームをポート1から送信するように送信フレーム制御部14へ依頼する。この依頼を受けた送信フレーム制御部14はフレームをポート1から送信する。
フレームの送信元MACアドレス:B、VLAN ID:1及び受信ポート番号:3をMACアドレス学習テーブル18に登録するように受信フレーム制御部12から依頼された学習テーブル制御部15は、通常、フレームの送信元MACアドレス及びVLAN IDを基に、MACアドレス学習テーブル18を検索するが、このMACアドレスが未学習のため、送信元MACアドレス、VLAN ID及び受信ポート番号をMACアドレス学習テーブル18へ登録する。
しかし、ここでは、学習テーブル制御部15は、フレームの送信元MACアドレスが未学習の場合、この送信元MACアドレス:B、VLAN ID:1及び受信ポート番号:3をMACアドレス学習テーブル18へ登録し、次に宛先MACアドレス:A及びVLAN ID:1を基に、MACアドレス学習テーブル18を検索する。
学習テーブル制御部15は、宛先MACアドレスを学習済みの場合は、宛先MACアドレスがフレームの送信元MACアドレス:A、送信元MACアドレスがフレームの宛先MACアドレス:B、及びVLAN IDがフレームのVLAN ID:1である仮想応答フレームを、フレームのポート3から送信するように、仮想応答フレーム制御部17へ依頼する。
仮想応答フレーム制御部17は、仮想応答フレーム(VRF)を生成し、ポート3から送信するように送信フレーム制御部14へ依頼し、仮想応答フレームを送信フレーム制御部14に渡す。また、仮想応答フレーム制御部17は、フィルタリング制御部11に対して、仮想応答フレームの監視開始を依頼する。
仮想応答フレーム制御部17から仮想応答フレームを受け取った送信フレーム制御部14は、ポート3から仮想応答フレームを送信する。また、仮想応答フレーム制御部17から仮想応答フレームの監視開始を依頼されたフィルタリング制御部11は、仮想応答フレーム監視状態管理テーブルの内容に基づいて受信フレーム監視状態を判定する。フィルタリング制御部11は、監視停止中の場合は、仮想応答フレーム監視状態を監視中に変更し、仮想応答フレーム監視タイマーを起動する。また、フィルタリング制御部11は、監視中の場合は、仮想応答フレーム監視タイマーをリセットし、再度起動する。
これにより、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2において、受信フレームの送信元MACアドレス:Bが未学習であり、かつ受信フレームの宛先MACアドレス:Aが学習済みならば、仮想応答フレームを送信することが可能となる。
次に、L2スイッチSW2のポート3から送信された仮想応答フレーム(VRF)は、図6に示すように、BCF送信スイッチ対応のL2スイッチSW3のポート1で受信される。L2スイッチSW3は、仮想応答フレーム(VRF)を通常の応答フレーム(RF)と同様に処理し、送信元MACアドレス(SA:A)を学習する。この後、L2スイッチ
SW3が端末TEBから端末TEA宛のフレームを受信した場合、このフレームはポート1からユニキャストで送信される。
このように、L2スイッチSW3において仮想応答フレームの送信元MACアドレス(SA:A)を学習することで、端末TEAから応答フレームを受信する前にブロードキャスト転送を停止することが可能となる。
(第2の動作例)
仮想応答フレーム監視中に、宛先MACアドレス(DA:B)を学習済み、かつ送信元MACアドレス(SA:A)を学習済みの仮想応答フレーム受信の場合:
図2、図3、図4及び図7を併せ参照し第2の動作例として説明するネットワークシステムSYSにおいては、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2が、仮想応答フレーム監視中に、宛先MACアドレス及び送信元MACアドレスを学習済みである仮想応答フレーム(VRF)を宛先端末側スイッチ対応のL2スイッチSW1から受信した場合、受信した仮想応答フレームを廃棄することを可能にする。
この第2の動作例においては、上述した第1の動作例におけるL2スイッチSW2のポート1から送信されたフレームをL2スイッチSW1が受信したものとして説明する。
このネットワークシステムSYSにおいては、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2のポート1からのフレームを受信した宛先端末側スイッチ対応のL2スイッチSW1は、受信フレームの送信元MACアドレス(SA:B)が未学習であり、かつ宛先MACアドレス(DA:A)が学習済みのため、上述した第1の動作例におけるL2スイッチSW2と同様に、仮想応答フレーム(VRF)をポート2から送信する。
L2スイッチSW1からの仮想応答フレームを受信したL2スイッチSW2のフィルタリング制御部11は、受信フレーム制御部12へ受信したフレーム(仮想応答フレーム)を渡す前に、仮想応答フレーム監視状態管理テーブルに基づいて仮想応答フレーム監視状態を判定し、監視中の場合は、フレームのペイロード部のデータにより仮想応答フレームか否かを判定する。
フィルタリング制御部11は、仮想応答フレーム(ペイロード部のデータAll”0”)の場合、送信元MACアドレス:A及びVLAN ID:1を基にMACアドレス学習テーブル18を検索する。そして、フィルタリング制御部11は、送信元MACアドレス:Aが学習済みの場合、宛先MACアドレス:B及びVLAN ID:1を基にMACアドレス学習テーブル18を更に検索する。
フィルタリング制御部11は、送信元MACアドレス:A及び宛先MACアドレス:Bが学習済みの場合は、仮想応答フレームを廃棄する。なお、フィルタリング制御部11は、この後、仮想応答フレーム監視タイマーがタイムアウトしたとき、仮想応答フレーム監視状態を監視停止中に変更する。
このように、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2において仮想応答フレームを監視中の場合、宛先端末側スイッチ対応のL2スイッチSW1から受信した仮想応答フレームの送信元MACアドレス:A及び宛先MACアドレス:Bが学習済みであることを判定して、そのフレーム(仮想応答フレーム)を廃棄することにより、重複する仮想応答フレームの送信を防止することが可能となる。
(第3の動作例)
学習済みの宛先MACアドレス(DA:A)のエージングタイムが一定時間経過後に、
宛先MACアドレスを学習済み、かつ送信元MACアドレス(SA:B)を未学習のフレーム受信の場合:
図2、図3、図4及び図8を併せ参照し第3の動作例として説明するネットワークシステムSYSにおいては、宛先MACアドレスを学習済み、かつ送信元MACアドレスを未学習であるフレームを受信した場合、この宛先MACアドレスのエージングタイムの経過時間に応じて、仮想応答フレーム(VRF)の送信要否を決定することを可能にする。
この第3の動作例においては、ユーザネットワークNW3収容の端末TECとフレーム送受信を行っていたユーザネットワークNW1収容の端末TEAが、異なるネットワークであるユーザネットワークNW4に移動した後の状態であり、L2スイッチSW1及びL2スイッチSW2は、端末TEAのMACアドレスを移動前の状態で学習済みであることを前提条件とする。
このネットワークシステムSYSにおいては、ユーザネットワークNW2収容の端末TEBからのフレームを受信したBCF送信スイッチ対応のL2スイッチSW3は、上述した第1の動作例と同様に、ポート1,3からフレームをブロードキャスト転送する。
L2スイッチSW3からのフレームを受信したBCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2におけるフィルタリング制御部11及び受信フレーム制御部12の動作は、上述した第1の動作例と同様のため割愛する。
受信フレーム制御部12からのフレームを受け取った学習テーブル検索部13は、上述した第1の動作例と同様に、フレームをポート1から送信するように送信フレーム制御部14へ依頼する。この依頼を受けた送信フレーム制御部14はフレームをポート1から送信する。
学習テーブル制御部15は、フレームの送信元MACアドレス:B、VLAN ID:1及び受信ポート番号:3をMACアドレス学習テーブル18に登録するように受信フレーム制御部12から依頼されたときに、フレームの送信元MACアドレスが未学習の場合、送信元MACアドレス、VLAN ID及び受信ポート番号をMACアドレス学習テーブル18へ登録する。この後、学習テーブル制御部15は、宛先MACアドレス:A及びVLAN ID:1を基に、MACアドレス学習テーブル18を検索する。
また、学習テーブル制御部15は、宛先MACアドレス:Aが学習済みの場合は、エージングタイム(200s(秒))と仮想応答フレーム送信判定値(仮想応答フレームの送信要否を判定するために使用する値)とを比較し、エージングタイムが仮想応答フレーム送信判定値以下であると、そのまま処理を終了する。
このように、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2が、エージングタイムの経過時間に応じて仮想応答フレームの送信要否を決定することにより、BCF送信スイッチ対応のL2スイッチSW3に有効なMACアドレス学習を行わせることが可能である。
[第1の具体例]
図9〜図28は本発明の一実施の形態における第1の具体例を説明するための図である。この第1の具体例においては、広域LANネットワークシステムを例に挙げて説明するが、基本的なL2ネットワークシステムについても適用可能である。
図9は第1の具体例におけるネットワークシステムSYSの構成例である。このネットワークシステムSYSにおいて、ユーザネットワーク(1〜4)NW1,NW2,NW3,NW4のそれぞれには、全てVLAN ID:1が割り当てられている。
図5〜図8を参照して上述した第1及び第2の動作例に比較すると、L2スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5の配置は異なる。L2スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5のそれぞれは、図3に示す構成を採る。
L2スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5のそれぞれで設定されているエージングタイムは、図示省略のネットワーク管理端末(パーソナルコンピータなど)からのコマンド入力等で任意に設定可能であるが、ここでは初期設定で300sに設定されているものとする。
この第1の具体例では、ユーザネットワークNW1収容の端末TEAと、ユーザネットワークNW3収容の端末TECとの間でフレーム送受信を既に行っており、その後、ユーザネットワークNW2収容の端末TEBから端末TEAに対してフレームを送信する場合について説明する。
端末TEAのMACアドレスは00−E0−00−00−10−10、端末TEBのMACアドレスは00−E0−00−00−10−20、及び端末TECのMACアドレスは00−E0−00−00−10−30である。各L2スイッチSW1,SW2,SW3のポート1、ポート2、及びポート3には、VLAN ID:1が登録されている。端末TEA,TEB,TECはパーソナルコンピータなどで構成可能である。
端末TEAと端末TEC間でフレーム送受信を行うと、既知の技術によりL2スイッチSW1,SW2,SW3でMACアドレスが学習される。このとき、L2スイッチSW1,SW2,SW3のMACアドレス学習テーブル18は図14に示すとおりとなる。
上述した事項を前提条件として、図10に示すように、ユーザネットワークNW2の端末TEBからユーザネットワークNW1の端末TEAに対して送信されたフレームが、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2で受信されるまでの各L2スイッチの動作について説明する。
L2スイッチSW5のポート1、ポート2及びポート3にはVLAN ID:1が登録されており、L2スイッチSW4のポート1及びポート2にも同様にVLAN ID:1が登録されている。L2スイッチSW1,SW2,SW3のMACアドレス学習テーブル18は図14に示す状態である。
端末TEBより送信されたフレームは、L2スイッチSW5のポート2で受信され、フィルタリング制御部11へ渡される。フィルタリング制御部11は、図24A及び図24Bの処理フローに示すように、内部保有の仮想応答フレーム監視状態管理テーブルの内容に基づいて仮想応答フレーム監視状態を判定する。フィルタリング制御部11は、図19に示すように、仮想応答フレーム監視状態管理テーブルの内容が監視停止中:0のため、受信フレーム制御部12にフレームを渡す。
受信フレーム制御部12は、フレームの送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、VLAN ID:1、及び受信ポート番号:2をMACアドレス学習テーブル18へ登録するように、学習テーブル制御部15へ依頼し、フレームを学習テーブル検索部13へ渡す。
学習テーブル検索部13は、フレームの宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−10及びVLAN ID:1を基に、図15に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。この結果、学習テーブル検索部13は、宛先MACアドレスが未学習の
ため、送信フレーム制御部14にフレームをブロードキャスト転送するように依頼し、フレームを渡す。
学習テーブル検索部13からフレームを渡された送信フレーム制御部14は、フレームをポート1及びポート3から送信(ブロードキャスト転送)する。
受信フレーム制御部12からフレームの送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、VLAN ID:1、及び受信ポート番号:2をMACアドレス学習テーブル18へ登録するよう依頼された学習テーブル制御部15は、図25の処理フローに示すように、送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20及びVLAN
ID:1を基に、図15に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。
学習テーブル制御部15は、この送信元MACアドレスが未学習のため、MACアドレス学習テーブル18に送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、VLAN ID:1、及びポート番号:2を登録する。このときのMACアドレス学習テーブル18の状態を図16に示す。
次に、学習テーブル制御部15は、宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−10及びVLAN ID:1を基に図16に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。この結果、学習テーブル制御部15は、宛先MACアドレスが未学習のため、処理を終了する。
BCF送信スイッチ対応のL2スイッチSW5のポート1から送信されたフレームは、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2のポート3で受信され、フィルタリング制御部11へ渡される。フィルタリング制御部11は、図24A及び図24Bの処理フローに示すように、仮想応答フレーム監視状態管理テーブルに基づいて仮想応答フレーム監視状態を判定する。この時は、図19に示すように、L2スイッチSW5は監視停止中のため、受信フレーム制御部12にフレームを渡す。
受信フレーム制御部12は、フレームの送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、VLAN ID:1、及び受信ポート番号:3をMACアドレス学習テーブル18へ登録するように、学習テーブル制御部15へ依頼し、学習テーブル検索部13へフレームを渡す。
学習テーブル検索部13は、フレームの宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−10及びVLAN ID:1を基に図14に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。学習テーブル検索部13は、この宛先MACアドレスが学習済みのため、送信フレーム制御部14にポート1からフレームを送信するように依頼し、フレームを渡す。
学習テーブル検索部13からフレーム送信依頼を受けた送信フレーム制御部14は、フレームをポート1から送信する。
受信フレーム制御部12からフレームの送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、VLAN ID:1及び受信ポート番号:3をMACアドレス学習テーブル18へ登録するように依頼された学習テーブル制御部15は、図25の処理フローに示すように、送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20及びVLAN
ID:1を基に図14に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。
学習テーブル制御部15は、この送信元MACアドレスが未学習のため、MACアドレ
ス学習テーブル18に送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、VLAN ID:1及びポート番号:3を登録する。この時のMACアドレス学習テーブル18を図17に示す。
次に、学習テーブル制御部15は、宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−20及びVLAN ID:1を基に図17に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。学習テーブル制御部15は、この宛先MACアドレスが学習済みのため、宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−10、及びVLAN ID:1の仮想応答フレーム(VRF)をポート3から送信するように、仮想応答フレーム制御部17へ依頼する。
仮想応答フレーム制御部17は、図26の処理フローに示すように、図23に示す仮想応答フレーム(VRF)を生成し、ポート3から仮想応答フレームを送信するように、送信フレーム制御部14へ依頼し、仮想応答フレームを渡す。図23に示す仮想応答フレーム(VRF)において、TPID(Tag Protocol Identifier)及びTCI(Tag Control
Information)がVLAN IDを指定するための領域に対応する。
その後、仮想応答フレーム制御部17はフィルタリング制御部11に仮想応答フレームの監視開始を依頼する。
仮想応答フレーム制御部17から仮想応答フレーム送信依頼を受けた送信フレーム制御部14は、図11に示すように、仮想応答フレームをポート3から送信する。
また、仮想応答フレーム制御部17から仮想応答フレームの監視開始を依頼されたフィルタリング制御部11は、図27の処理フローに示すように、仮想応答フレーム監視状態管理テーブルに基づいて仮想応答フレーム監視状態を判定する。図20に示すように、L2スイッチSW2は監視停止中のため、図21に示すように、仮想応答フレーム監視状態を監視中:1に変更し、仮想応答フレーム監視タイマーを起動する。
上述したように、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2においては、送信元MACアドレスが未学習であり、かつ宛先MACアドレスが学習済みであるフレームの受信を契機に、仮想応答フレームを送信することが可能となる。
次に、図12に示すL2スイッチSW2のポート1から送信されたフレームが端末TEAで受信されるまでの各L2スイッチの動作について説明する。
L2スイッチSW2のポート1から送信されたフレームは、宛先端末側スイッチ対応のL2スイッチSW1のポート2で受信される。L2スイッチSW1のMACアドレス学習テーブル18は図14に示すとおりであるため、受信フレームはポート1から送信され、その後、端末TEAまで送信される。また、仮想応答フレームがポート2から送信される。このときのL2スイッチSW1の動作は、図11を参照して説明したL2スイッチSW2の動作と同様であるため、詳細な説明は割愛する。
L2スイッチSW1のポート2から送信された仮想応答フレームは、L2スイッチSW2のポート1で受信され、フィルタリング制御部11へ渡される。フィルタリング制御部11は、図24A及び図24Bの処理フローに示すように、仮想応答フレーム監視状態管理テーブルに基づいて仮想応答フレーム監視状態を判定する。
フィルタリング制御部11は、図21に示すように、監視中:1のため、フレームのペイロード部のデータに基づいて仮想応答フレームであるか否かを判定する。具体的には、フィルタリング制御部11は、ペイロード長が46byte、かつ、データがAll”0
”の場合は仮想応答フレームと判定する。
フィルタリング制御部11は、受信したフレームが仮想応答フレームのため、仮想応答フレームの送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−10及びVLAN ID:1を基に図17に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。
フィルタリング制御部11は、このMACアドレスが学習済みのため、次に宛先MACアドレス:00−E0−00−10−20及びVLAN ID:1を基に図17に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。フィルタリング制御部11は、このMACアドレスが学習済みのため、仮想応答フレームを廃棄する。
なお、この後、仮想応答フレーム監視タイマーがタイムアウトすると、図28の処理フローに示すように、フィルタリング制御部11は、図22に示すように仮想応答フレーム監視状態を監視停止中に変更する。
上述したように、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2においては、宛先MACアドレス及び送信元MACアドレスの両方を学習済みの仮想応答フレームを受信した場合、フレームを廃棄することが可能となる。
次に、図13に示すL2スイッチSW2のポート3から送信された仮想応答フレームが端末TEBで受信されるまでの各L2スイッチの動作について説明する。
L2スイッチSW2のポート3から送信された仮想応答フレームを受信したL2スイッチSW5においては、仮想応答フレームを通常のフレームと認識して処理し、宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−20及びVLAN ID:1を基に図18に示すMACアドレス学習テーブル18を検索し、フレームをポート2から送信する。
さらに、L2スイッチSW5においては、仮想応答フレームの送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−10、VLAN ID:1及びポート番号:1をMACアドレス学習テーブル18に登録する。
以降、端末TEBから端末TEAに送信されるフレームは、L2スイッチSW5のMACアドレス学習テーブル18に宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−10が学習済みのため、ポート1からユニキャストで転送される。
なお、L2スイッチSW5のポート2から送信された仮想応答フレームは、最終的に端末TEBで不明なフレームとして廃棄される。これについても従来技術と同様であるため、詳細な説明は割愛する。
上述したように、BCF送信スイッチ対応のL2スイッチSW5においては、仮想応答フレーム(VRF)を受信することにより、端末TEAからの応答フレーム(RF)を受信する前に仮想応答フレームの送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−10を学習することができ、端末TEBから端末TEAに送信されるフレームのブロードキャスト転送を早く収束させることが可能となる。
[第2の具体例]
図29〜図34A及び図34Bは本発明の一実施の形態における第2の具体例を説明するための図である。この第2の具体例においては、上述した第1の具体例と同様に、広域LANネットワークシステムを例に挙げて説明するが、基本的なL2ネットワークシステムについても適用可能である。
図29は第2の具体例におけるネットワークシステムSYSの構成例である。このネットワークシステムSYSにおいて、ユーザネットワークNW1,NW2,NW3,NW4のそれぞれには、全てVLAN ID:1が割り当てられている。
図5〜図8を参照して上述した第1及び第2の動作例に比較すると、L2スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5の配置は異なる。L2スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5のそれぞれは、図3に示す構成を採る。
L2スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5のそれぞれで設定されているエージングタイムは、図示省略のネットワーク管理端末(パーソナルコンピータなど)からのコマンド入力等で任意に設定可能であるが、ここでは初期設定で300sに設定されているものとする。
また、L2スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5のそれぞれで設定されている仮想応答フレーム送信判定値は、ネットワーク管理端末からのコマンド入力等で任意に設定可能であるが、ここでは初期設定で240sに設定されているものとする。
この第2の具体例では、ユーザネットワークNW1収容の端末TEAと、ユーザネットワークNW3収容の端末TECとの間でフレーム送受信を既に行っており、端末TEAがユーザネットワークNW1からユーザネットワークNW4へ移動し、その後、ユーザネットワークNW2収容の端末TEBから端末TEAに対してフレームを送信する場合について説明する。
端末TEAのMACアドレスは00−E0−00−00−10−10、端末TEBのMACアドレスは00−E0−00−00−10−20、及び端末TECのMACアドレスは00−E0−00−00−10−30である。各L2スイッチSW1,SW2,SW3のポート1、ポート2、及びポート3には、VLAN ID:1が登録されている。
端末TEAと端末TEC間でフレーム送受信を行うと、既知の技術によりL2スイッチSW1,SW2,SW3でMACアドレスが学習される。このとき、L2スイッチSW1,SW2,SW3のMACアドレス学習テーブル18は図31に示すとおりとなる。
上述した事項を前提条件として、ユーザネットワークNW2の端末TEBからのフレームを受信したL2スイッチSW5がフレームをポート1及びポート3からブロードキャスト転送するまでの動作は、上述した第1の具体例と同様であるため、この第2の具体例での説明は割愛する。
L2スイッチSW5のポート1から送信されたフレームは、L2スイッチSW2のポート3で受信される。フレーム受信後のL2スイッチSW2の動作については、学習テーブル制御部15以外の動作は上述した第1の具体例と同様であるため、この第2の具体例での説明は割愛する。
学習テーブル制御部15は、図34A及び図34Bの処理フローに示すように、送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20及びVLAN ID:1を基に、図31に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。
学習テーブル制御部15は、この送信元MACアドレスが未学習のため、MACアドレス学習テーブル18に送信元MACアドレス:00−E0−00−00−10−20、VLAN ID:1及びポート番号:3を登録する。この時のMACアドレス学習テーブル
18の状態を図32に示す。
次に、学習テーブル制御部15は、宛先MACアドレス:00−E0−00−00−10−20及びVLAN ID:1を基に、図32に示すMACアドレス学習テーブル18を検索する。
学習テーブル制御部15は、この宛先MACアドレスが学習済みのため、エージングタイム:200sと仮想応答フレーム送信判定値:240sとを比較し、エージングタイムが仮想応答フレーム送信判定値以下のため、仮想応答フレームの送信依頼を行わない。
L2スイッチSW5のポート3から送信されたフレームは、宛先端末側スイッチ対応のL2スイッチSW4を経由し、端末TEAで受信される。端末TEBからのフレームを受信した端末TEAは、端末TEBへ応答フレームを送信する。この応答フレームは、L2スイッチSW4を経由して、L2スイッチSW5で受信される。
L2スイッチSW4,SW5では、図33に示すように、L2スイッチSW4,SW5のMACアドレス学習テーブル18に端末TEAのMACアドレス:00−E0−00−00−10−10、VLAN ID:1及びポート番号:3が学習される。
上述したように、BCF中継スイッチ対応のL2スイッチSW2においては、エージングタイムが仮想応答フレーム送信判定値以下の場合、仮想応答フレームの送信依頼を行わないことで、L2スイッチSW4,SW5に有効なMACアドレス学習を行わせることが可能となる。
[変形例]
上述した一実施の形態における処理はコンピュータで実行可能なプログラムとして提供され、CD−ROMやフレキシブルディスクなどの記録媒体、さらには通信回線を経て提供可能である。
また、上述した一実施の形態における各処理はその任意の複数または全てを選択し組合せて実施することもできる。
[その他]
(付記1) 送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチにおいてブロードキャスト転送されたフレームを受信したとき、このフレームに含まれている宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ送信元MACアドレスを未学習である場合、宛先端末から本来送信される応答フレームを仮想した仮想応答フレームを前記フレームを受信したポートから送信する第1の制御手段と;
前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第2の制御手段と;
を備えるレイヤ2スイッチ。

(付記2) 前記仮想応答フレームは、送信元MACアドレスに前記フレームの前記宛先MACアドレス、宛先MACアドレスに前記フレームの前記送信元MACアドレス、及びペイロード部にオール”0”データをそれぞれ設定されている
付記1記載のレイヤ2スイッチ。

(付記3) 前記フレームに含まれている前記宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ前記送信元MACアドレスを未学習であることがMACアドレス学習テーブルに基づいて検出された場合、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信
を前記第1の制御手段に依頼する第3の制御手段
を更に備える付記1記載のレイヤ2スイッチ。

(付記4) 前記送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチへの重複する前記仮想応答フレームの送信を防止するために、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信後、受信フレームを予め定めた時間監視し、前記宛先MACアドレスと前記送信元MACアドレスとの両方を学習済みの前記仮想応答フレームを前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した場合、受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第4の制御手段
を更に備える付記1記載のレイヤ2スイッチ。

(付記5) MACアドレス学習テーブルにおいて予め定めた時間参照されない学習情報を削除するためのエージングタイムの経過時間に応じて、前記仮想応答フレームの送信要否を決定する第5の制御手段
を更に備える付記1記載のレイヤ2スイッチ。

(付記6) 送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチにおいてブロードキャスト転送されたフレームを受信したとき、このフレームに含まれている宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ送信元MACアドレスを未学習である場合、宛先端末から本来送信される応答フレームを仮想した仮想応答フレームを前記フレームを受信したポートから送信する第1のステップと;
前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第2のステップと;
を備えるレイヤ2スイッチにおけるブロードキャスト抑制方法。

(付記7) 前記仮想応答フレームは、送信元MACアドレスに前記フレームの前記宛先MACアドレス、宛先MACアドレスに前記フレームの前記送信元MACアドレス、及びペイロード部にオール”0”データをそれぞれ設定されている
付記6記載のレイヤ2スイッチにおけるブロードキャスト抑制方法。

(付記8) 前記フレームに含まれている前記宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ前記送信元MACアドレスを未学習であることがMACアドレス学習テーブルに基づいて検出された場合、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信を依頼する第3のステップ
を更に備える付記6記載のレイヤ2スイッチにおけるブロードキャスト抑制方法。

(付記9) 前記送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチへの重複する前記仮想応答フレームの送信を防止するために、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信後、受信フレームを予め定めた時間監視し、前記宛先MACアドレスと前記送信元MACアドレスとの両方を学習済みの前記仮想応答フレームを前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した場合、受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第4のステップ
を更に備える付記6記載のレイヤ2スイッチにおけるブロードキャスト抑制方法。

(付記10) MACアドレス学習テーブルにおいて予め定めた時間参照されない学習情報を削除するためのエージングタイムの経過時間に応じて、前記仮想応答フレームの送信要否を決定する第5のステップ
を更に備える付記6記載のレイヤ2スイッチにおけるブロードキャスト抑制方法。
本発明は、L2スイッチサービスを提供するネットワークシステム、またこのネットワークシステムを構成するデータ伝送装置としてのレイヤ2スイッチに適用可能である。
図1は従来のネットワークシステムを説明するための図である。 図2は本発明の一実施の形態におけるネットワークシステムの構成を示す。 図3は本発明の一実施の形態におけるL2スイッチの構成を示す。 図4は本発明の一実施の形態における仮想応答フレームのフォーマットを示す。 図5は図2に示すネットワークシステムにおける第1の動作例を説明するための図である。 図6は図2に示すネットワークシステムにおける第1の動作例を説明するための図である。 図7は図2に示すネットワークシステムにおける第2の動作例を説明するための図である。 図8は図2に示すネットワークシステムにおける第3の動作例を説明するための図である。 図9は第1の具体例を説明するための図(ネットワークシステム構成例)。 図10は第1の具体例を説明するための図(端末TEBからL2スイッチSW2へのフレーム送信)。 図11は第1の具体例を説明するための図(L2スイッチSW2からの仮想応答フレーム送信)。 図12は第1の具体例を説明するための図(L2スイッチSW2から端末TEAへのフレーム送信)。 図13は第1の具体例を説明するための図(L2スイッチSW2から端末TEBへの仮想応答フレーム送信)。 図14は第1の具体例を説明するための図(端末TEAと端末TEC間のフレーム送受信後のL2スイッチSW1,SW2,SW3のMACアドレス学習テーブル)。 図15は第1の具体例を説明するための図(端末TEBからのフレーム受信前のL2スイッチSW5のMACアドレス学習テーブル)。 図16は第1の具体例を説明するための図(端末TEBからのフレーム受信後のL2スイッチSW5のMACアドレス学習テーブル)。 図17は第1の具体例を説明するための図(端末TEBからのフレーム受信後のL2スイッチSW2のMACアドレス学習テーブル)。 図18は第1の具体例を説明するための図(L2スイッチSW2からの仮想応答フレーム受信後のL2スイッチSW5のMACアドレス学習テーブル)。 図19は第1の具体例を説明するための図(端末TEBからのフレーム受信時のL2スイッチSW5の仮想応答フレーム監視状態管理テーブル)。 図20は第1の具体例を説明するための図(端末TEBからのフレーム受信時のL2スイッチSW2の仮想応答フレーム監視状態管理テーブル)。 図21は第1の具体例を説明するための図(仮想応答フレーム送信後のL2スイッチSW2の仮想応答フレーム監視状態管理テーブル)。 図22は第1の具体例を説明するための図(仮想応答フレーム受信後のL2スイッチSW2の仮想応答フレーム監視状態管理テーブル)。 図23は第1の具体例を説明するための図(L2スイッチSW2から送信する仮想応答フレーム内容(IEEE802.3))。 図24Aは第1の具体例を説明するための図(フィルタリング制御部の処理フロー1)。 図24Bは第1の具体例を説明するための図(フィルタリング制御部の処理フロー1)。 図25は第1の具体例を説明するための図(学習テーブル制御部の処理フロー)。 図26は第1の具体例及び第2の具体例を説明するための図(仮想応答フレーム制御部の処理フロー)。 図27は第1の具体例及び第2の具体例を説明するための図(フィルタリング制御部の処理フロー2)。 図28は第1の具体例及び第2の具体例を説明するための図(フィルタリング制御部の処理フロー3)。 図29は第2の具体例を説明するための図(ネットワークシステム構成例)。 図30は第2の具体例を説明するための図(端末TEBから端末TEAへのフレーム送信)。 図31は第2の具体例を説明するための図(端末TEAと端末TEC間のフレーム送受信後のL2スイッチSW2のMACアドレス学習テーブル)。 図32は第2の具体例を説明するための図(端末TEBからのフレーム受信後のL2スイッチSW2のMACアドレス学習テーブル)。 図33は第2の具体例を説明するための図(端末TEAからのフレーム受信後のL2スイッチSW5のMACアドレス学習テーブル)。 図34Aは第2の具体例を説明するための図(学習テーブル制御部の処理フロー)。 図34Bは第2の具体例を説明するための図(学習テーブル制御部の処理フロー)。
符号の説明
SYS ネットワークシステム
SW L2スイッチ
NW ユーザネットワーク
TEA 宛先端末
TEB 送信元端末
11 フィルタリング制御部
12 受信フレーム制御部
13 学習テーブル検索部
14 送信フレーム制御部
15 学習テーブル制御部
16 エージングタイム管理部
17 仮想応答フレーム制御部
18 MACアドレス学習テーブル
VRF 仮想応答フレーム

Claims (5)

  1. 送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチにおいてブロードキャスト転送されたフレームを受信したとき、このフレームに含まれている宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ送信元MACアドレスを未学習である場合、宛先端末から本来送信される応答フレームを仮想した仮想応答フレームを前記フレームを受信したポートから送信する第1の制御手段と;
    前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第2の制御手段と;
    を備えるレイヤ2スイッチ。
  2. 前記仮想応答フレームは、送信元MACアドレスに前記フレームの前記宛先MACアドレス、宛先MACアドレスに前記フレームの前記送信元MACアドレス、及びペイロード部にオール”0”データをそれぞれ設定されている
    請求項1記載のレイヤ2スイッチ。
  3. 前記フレームに含まれている前記宛先MACアドレスを学習済みであり、かつ前記送信元MACアドレスを未学習であることがMACアドレス学習テーブルに基づいて検出された場合、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信を前記第1の制御手段に依頼する第3の制御手段
    を更に備える請求項1記載のレイヤ2スイッチ。
  4. 前記送信元端末側に位置するレイヤ2スイッチへの重複する前記仮想応答フレームの送信を防止するために、前記フレームを受信したポートからの前記仮想応答フレームの送信後、受信フレームを予め定めた時間監視し、前記宛先MACアドレスと前記送信元MACアドレスとの両方を学習済みの前記仮想応答フレームを前記宛先端末側に位置するレイヤ2スイッチから受信した場合、受信した前記仮想応答フレームを廃棄する第4の制御手段
    を更に備える請求項1記載のレイヤ2スイッチ。
  5. MACアドレス学習テーブルにおいて予め定めた時間参照されない学習情報を削除するためのエージングタイムの経過時間に応じて、前記仮想応答フレームの送信要否を決定する第5の制御手段
    を更に備える請求項1記載のレイヤ2スイッチ。
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