JP2000101649A - ネットワ―ク内のレイヤ―3転送を実行する方法 - Google Patents

ネットワ―ク内のレイヤ―3転送を実行する方法

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JP2000101649A
JP2000101649A JP22681699A JP22681699A JP2000101649A JP 2000101649 A JP2000101649 A JP 2000101649A JP 22681699 A JP22681699 A JP 22681699A JP 22681699 A JP22681699 A JP 22681699A JP 2000101649 A JP2000101649 A JP 2000101649A
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Benny Rodrig
ロドリッジ ベニー
Lior Shabtai
シャブダイ リオー
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04L49/354Switches specially adapted for specific applications for supporting virtual local area networks [VLAN]

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  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】レイヤー3転送の機能がネットワーク内の複数
のスイッチ間に分散され、複数のスイッチのいずれかが
必ずしもルータであることを必要としないようなネット
ワークを提供する。 【解決手段】 複数のポートを有するネットワーク素子
により少なくとも1つのルータを有するネットワーク内
でレイヤー3転送を実行する方法において、(A)ネッ
トワーク内の各ルータに対し、他のポートをルータの下
流側ポートとして識別するステップと、(B)そのレイ
ヤー2の宛先がルータであるパケットを受領すると、レ
イヤー3転送を実行するステップとを有することを特徴
とするネットワーク内のレイヤー3転送を実行する方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク、並
びにネットワーク内のスイッチング装置およびスイッチ
ング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】LANとIPネットワーキングは、公知
である。LANとIPネットワークに関する概論および
IPルーティングと、ARPの関連技術は以下の文献に
記載されている。
【0003】 MACブリッジの国際標準:Std 802.1D, IEEE, 1993, 仮想LAN(VLAN)標準:802.1Q, IEEE, 1998, LANE標準:ATMバージョン2を介してのLANエ
ミュレーション−−LUNI仕様,af-lane-0084.00,
ATMフォーラム1997年7月で、これらはwww.atmf
orum.com,のインターネットで入手可能である、 MPOA標準:ATM仕様v1.0,に関するマルチプロト
コル、af-mpoa-0087.000,ATMフォーラム1997年
7月で、これらはwww.atmforum.comのインターネットで
入手可能である、「レイヤー3スイッチ」,InfoWorld
magazine,1998年6月1日(vol. 20,第22
版),これはwww.infoworld.comのインターネットで入
手可能である
【0004】以下のインターネットRFCドキュメント
が、例えばwww.ietf.org:IP−RFC791(インタ
ーネットプロトコル),ARP−RFC826(アドレ
ス解析プロトコル),RFC1812(IPバージョン
4ルータの要件),RFC1700(割り当てられたメ
ンバー),RFC1256(ICMPルータディスカバ
リメッセージ),SNMP−RFC1157(シンプル
ネットワークマネージメントプロトコル),RFC12
13(TCP/IPベースのインターネット:MIB−
IIのネットワークマネージメント用のマネージメント
情報ベース),VRRP−RFC2338(仮想ルータ
冗長性プロトコル),HSRP−RFC2281(Ci
scoホットスタンバイルータプロトコル)
【0005】今日知られている多くのルーティング−ス
イッチ/スイッチ−ルータ/レイヤー3スイッチの各ス
イッチはルーティング装置であり、ルーティングプロト
コルを走らせることおよびルータの構築と保守を必要と
する点からすると、従来のルータと同一のネットワーク
アーキテクチャ原理に従う。このようなレイヤー3スイ
ッチは、ネットワーク内のあるロケーションに中心的に
搭載され、一方残りのネットワークスイッチはレイヤー
2のみである場合、レイヤー3転送(layer 3forwardin
g)の性能が限定されてしまう。
【0006】分散型のレイヤー3スイッチングシステム
を構築するためにレイヤー3転送の機能はネットワーク
内の適宜のポイントで行われるが、この設計仕様におい
ては、ネットワークスイッチの多くあるいは全ては、レ
イヤー3スイッチでなければならない。このためLAN
内の複数のルーティング装置の構築および保守を必要と
し、これが大きな負担となっている。
【0007】ある種のスイッチングシステムは、分散型
のレイヤー3転送エンジンを具備した中央ルーティング
サーバーの概念を回避して設計している。これらのシス
テムは、ルーティングサーバーとレイヤー3転送情報を
通信するためには特殊のプロトコルを必要とする。これ
らのシステムのあるものは、ATMネットワークのMP
OA標準を実行している。イーサーネット(ethernet)
ネットワークにおいては、これらのプロコールはルーテ
ィングサーバーと全てのレイヤー3転送装置は、単一の
業者からのものであるという機器自体の制約があり、こ
れによりユーザの選択範囲を制限してしまっている。ま
た、このようなシステムを既存のネットワークに導入す
ることは、ネットワークを大規模に変更しなければなら
ない。
【0008】IPステーションの自動学習に基づいたレ
イヤー3スイッチングの考え方が公表されている。この
方式は、ルータのフロントエンドにあるスイッチを用い
てその転送性能を向上させているが、全ネットワークレ
ベルでの分散型レイヤー3スイッチングシステムにまで
拡張することは提案されていない。このようなスイッチ
は、レイヤー3の(IP)スイッチングを実行するルー
タである必要はない。即ち、ルータとしてステーション
に既知のものである必要はなく、ルータが行うようなコ
ンフィグレーション(構築、構成)を必要としない。こ
のような考え方は、ネットワーク内にルータが存在し、
ルータをデフォルトの転送装置として用い、自動的にI
Pステーションに関する情報を学習するということを前
提にしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、レイ
ヤー3転送の機能がネットワーク内の複数のスイッチ間
に分散され、複数のスイッチのいずれかが必ずしもルー
タであることを必要としないようなネットワークを提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のシステムは、現
在のレイヤー3スイッチに共通の「ルーティングパーポ
ート(routing per port)」のアプローチに必ずしも従
うものではない。このレイヤー3転送は、送信元に最も
近いスイッチにより常に実行されるわけではなく、送信
元からルータへのパス上にあるスイッチに加え、ルータ
から宛先へのパス上にあるスイッチにより実行される。
【0011】本発明の他の実施例によれば、スイッチは
特定のルータの性能を改善するのではなくネットワーク
全体の性能を改善させるようにしている。例えば、この
実施例は分散型のレイヤー3スイッチをスイッチトイー
サーネットネットワーク内に具備する場合に特に有効で
ある。他のアプリケーションは、イーサーネットとAT
M−LANEを含むネットワーク内に適用され、本発明
はMPOA(multi-protocol over ATM =ATMを介し
たマルチプロトコル)の代わりに、あるいはそれに加え
て高性能のレイヤー3スイッチングを提供する際に有効
である。
【0012】ネットワークブースティング(ネットワー
クの性能を上げる)の実施例においては、スイッチは必
ずしもルータのMACアドレスを知る必要はない。スイ
ッチは、パケットがMAC層において1個のルータある
いは異なる複数のルータにアドレスが付されるか否かに
かかわらず、これらのパケットへに対するレイヤー3転
送機能をそれ自身で実行する。
【0013】スイッチはパケットの宛先MACアドレス
がルータのアドレスであるということを認識する以外の
方法で、レイヤー3転送を必要とするパケットを識別し
ている。通常、受領したパケットの宛先MACアドレス
は、パケットの宛先IPアドレスに対応するものとし
て、スイッチに既知のMACアドレスとは異なることを
識別することにより、スイッチはレイヤー3転送を必要
とするパケットを識別する。
【0014】本発明の一実施例は、複数のポートを有す
るネットワーク要素は、少なくとも1つのルータを含む
ネットワーク内でレイヤー3転送を実行する。さらに本
発明の方法は、請求項1に記載した特徴を有する。
【0015】さらに本発明の一実施例によれば、ネット
ワーク素子によりレイヤー3転送が実行されないパケッ
トは、レイヤー2のネットワーク素子により転送され
る。さらにまた本発明の一実施例によれば、本発明は請
求項2に記載した特徴を有する。さらに本発明の一実施
例によれば、本発明は請求項3に記載した特徴を有す
る。さらに本発明の一実施例によれば、本発明は請求項
4に記載した特徴を有する。さらに本発明の一実施例に
よれば、本発明は請求項5に記載した特徴を有する。
【0016】さらに本発明の一実施例によれば、本発明
は請求項6に記載した特徴を有する。さらにまた本発明
の一実施例によれば、転送情報はネットワーク素子を通
過するパケットを解析することによりその全部が既知と
なる。さらに本発明の一実施例によれば、転送情報はネ
ットワーク素子をARPパケットを解析することにより
少なくとも一部が既知となる。
【0017】さらに本発明の一実施例によれば、転送情
報はネットワーク素子をIPパケットを解析することに
より少なくとも一部が既知となる。さらに本発明の一実
施例によれば、転送情報はその送信元レイヤー2アドレ
スがルータのアドレスであるネットワーク素子を通過す
るレイヤー3パケットを解析することにより少なくとも
一部が既知となる。
【0018】本発明のさらに他の態様によれば、本発明
は請求項7に記載した特徴を有する。さらに本発明の一
実施例によれば、本発明は請求項8に記載した特徴を有
する。さらに本発明の別の態様によれば、本発明は請求
項9に記載した特徴を有する。さらに本発明の一実施例
によれば、本発明は請求項10に記載した特徴を有す
る。さらに本発明の一実施例によれば、本発明は請求項
11に記載した特徴を有する。
【0019】さらに本発明の別の態様によれば、本発明
は請求項12に記載した特徴を有する。さらに本発明の
一実施例によれば、本発明は請求項13に記載した特徴
を有する。
【0020】さらに本発明の一実施例によれば、本発明
は請求項6に記載した特徴を有する。さらにまた本発明
の一実施例によれば、転送情報はネットワーク素子を通
過するパケットを解析することによりその全部が既知と
なる。さらに本発明の一実施例によれば、転送情報はネ
ットワーク素子を解析することにより少なくとも一部が
既知となる。
【0021】さらにまた本発明の一実施例によれば、レ
イヤー3転送はネットワーク素子によりパケットに対し
実行されるが、これはネットワーク素子に既知のパケッ
トのレイヤー3宛先に対応するレイヤー2アドレスがパ
ケットの宛先のレイヤー2アドレスと異なるときのみ実
行される。
【0022】さらに本発明の一実施例によれば、レイヤ
ー3転送がネットワーク素子により実行されないパケッ
トは、レイヤー2のネットワーク素子により転送され
る。
【0023】さらにまた本発明の一実施例によれば、パ
ケットのレイヤー3転送は、ネットワーク素子により実
行されるが、但しこれはパケットの宛先レイヤー2アド
レスが、パケットをネットワーク素子が受信したポート
とは異なるポートを介して到達可能なネットワーク素子
に既知の場合のみ行われる。
【0024】さらに本発明の一実施例によれば、パケッ
トが廃棄される場合は、パケットの宛先レイヤー2アド
レスが、パケットをネットワーク素子が受領したポート
を介してネットワーク素子に既知の場合である。
【0025】さらに本発明の一実施例によれば、この実
行ステップはパケットの送信元レイヤー2アドレスがネ
ットワーク素子Aのレイヤー2アドレスに変更すること
を含む。さらに本発明の他の態様によれば、本発明は請
求項14に記載した特徴を有する。さらに本発明の一態
様によれば、本発明は請求項15に記載した特徴を有す
る。
【0026】本発明のシステムは、少なくとも1つのル
ータを有するネットワーク内で転送情報を用いてレイヤ
ー3転送を実行する複数のポートを有するネットワーク
素子を特徴とする。本発明のシステムは、パケットを受
領すると、ルータの識別子に関する情報を用いずにパケ
ットがレイヤー3転送を必要とするか否かを決定する装
置と、パケットがレイヤー3転送を必要とし、必要な転
送情報の全てが入手可能の場合には、レイヤー3転送を
実行しそれ以外の場合には、レイヤー2転送を実行する
装置を含む。
【0027】素子Iが素子IIを介してネットワークに
接続されているとされる場合には、素子Iは必ずしも直
接素子IIに接続する必要はない。言い換えると素子I
は、素子IIの下流側にあるが必ずしもその子供である
必要はない。
【0028】本明細書において、用語「ネットワーク素
子」とは、いかなる種類のスイッチも含むネットワーク
内をパケットが通過する素子を含む。これは、例えばL
ANスイッチ,MACスイッチ,イーサーネットスイッ
チ,イーサーネットエッヂ装置,イーサーネットと少な
くとも1つのATMポートを有するスイッチ,オペレー
ティングLANEと選択的事項としてのMPOA,MA
Cブリッジ,レイヤー3スイッチ,多層スイッチ,ルー
ティングスイッチ等を含む。
【0029】用語「ステーション」とは、パケットを発
信したり、受信したりする装置を含むが、これは必ずし
もワークステーション,コンピュータ,プリンタ,サー
バー,ルータに限定されるものではない。
【0030】用語「ルータ」は、オフサブセット(offー
subnet)の宛先に到達可能なルータまたはゲートウェイ
としてステーションに既知の装置を含み、これはルータ
レイヤー3スイッチ,多層スイッチ,ルーティング装置
等を含む。
【0031】用語「パケットをルーティングする」,
「パケット上でルーティング機能を実行する」,「パケ
ットのレイヤー3転送」とは、ほぼ同等の意味を有す
る。例えば、これらの用語はRFC1812で定義され
たIPフォワードを意味する。
【0032】用語「サブネット」は、共通の特徴を有す
るステーションの組を指す用語で、例えばIPサブネッ
ト,IPネット等である。
【0033】本発明は、ルータを1個のみ有するネット
ワークおよび複数のルータを有するネットワークの両方
に適用可能である。
【0034】
【発明の実施の形態】図1−5は、本発明の第1実地例
に従って構成され、動作するスイッチング方法を示す。
図1は、本発明の一実施例により構成され動作するスイ
ッチング方法を表すフローチャートを示す。
【0035】図2Aは、図1の方法に従って構成された
ネットワークのブロック図を示す。ステーションIから
ステーションIIへのIPパケット用のレイヤー3転送
機能は、スイッチAではなくスイッチCにより実行され
る。図2Aのスイッチは適宜のネットワーク素子を含
み、必ずしもスイッチそのものを含む必要はない。
【0036】送信元に最も近いスイッチ内でレイヤー3
転送機能を実行するという要件がないために、そのスイ
ッチが必要なレイヤー3転送情報をいかに得るかという
他の設計方法では処理しなければならない主要な問題が
なくなる。この共通のアプローチは、スイッチが完全な
ルータとなることが必要で、その結果全ての情報を得る
ことが必要である。このルーティングサーバーアプロー
チが、必要なレイヤー3転送情報をそのスイッチに搬送
する特別なプロトコルを必要とする。
【0037】このプロトコルは、ルーティングを送信元
に最も近いスイッチが実行する必要がない場合には、こ
のプロトコルはいずれも必要としない。その理由はその
スイッチは、スイッチ自身が容易に取得できる情報以外
のどんな情報も必要としないからである。レイヤー3ス
イッチング機能を実行するスイッチが、ルータから宛先
までのパス上に存在する場合には、そこを通過するパケ
ットから必要な全ての情報を容易に取得できる。
【0038】さらにまた図1−5の実施例においては、
IPパケット用の標準のレイヤー3転送機能を実行する
際には、スイッチは、通常ルータのMACアドレスを転
送されるパケットの送信元MACアドレスフィールドに
書き込む。この機能がステーションIからステーション
IIへのパケットに対しスイッチAで実行されると、そ
の結果ルータのMACアドレスを送信元として有するパ
ケットは、スイッチAからルータの方向にスイッチング
システム内に送信される。
【0039】スイッチングシステムが単純な標準のスイ
ッチング装置を有する場合には、MAC取得メカニズム
は、ルータからとスイッチAからの2つの異なる方向か
ら入ってくる同一のMACアドレスを見ることにより混
乱し、その結果ネットワークの接続性の問題が発生す
る。この問題は、図1−5の実施例で解決することがで
きる。各スイッチは、ルータ方向以外の方向に出ていく
トラフィックにたいしてのみレイヤー3転送機能を実行
する。
【0040】それを介してルータに到達可能なスイッチ
ポートは、上流側ポートと称し、スイッチは下流側ポー
ト間でのみレイヤー3転送機能を実行する。スイッチの
下流側にある(即ちスイッチの下流側ポートを介して到
達可能な)全てのステーションと、装置に対しては、ス
イッチにより配送された(即ち、レイヤー3で転送され
た)パケットは、ルータにより配送されたかのように見
える。
【0041】各スイッチが下流側ポート間でレイヤー3
転送機能のみを実行するように、レイヤー3転送機能を
ネットワーク内に分配することは安全性のようなさらに
別の利点がある。例えばネットワークは、フロアー
(床)間のネットワークトラフィックがアクセスの制約
を受けるが、同一フロアーにあるステーション間ではこ
のような制約は受けないようなビルディングに設置する
ことが可能である。この場合のアクセス制御パケットの
フィルタリングは、フロアースイッチ(例えば、図2A
のスイッチA,B)にアクセス制御構成が全く存在しな
いようなバックボーンスイッチ(例、図2Aのスイッチ
C)に構築することができるが、その理由はこれらがパ
ケットを別のフロアーに配送しようとはしないからであ
る。
【0042】このことはフロアースイッチは、バックボ
ーンスイッチよりも単純かつ安いものであり、異なるフ
ィルタリング(選別)機能を有し、そしてパケットのフ
ィルタリング(選別)を全くサポートしない。どの種類
のパケットに対しどのスイッチがレイヤー3スイッチン
グ機能を実行するかをユーザが理解して決めることは、
アクセス制御のパケットフィルタリングルールがより簡
単な構成であることを示す。
【0043】このレイヤー3転送機能の分配は、全ての
スイッチがレイヤー2とレイヤー3の両方でワイヤ速度
でトラフィックを転送できることを仮定することによ
り、スケーリング性能の問題を発生させない。パケット
は、通常送信元から宛先へのあるパスを通過する。その
ためレイヤー3機能が実行されるパス内の正確な配置
は、スイッチング機能の全体的な性能には影響を及ぼさ
ない。
【0044】図1−5に記載した本発明の第1実施例に
よれば、本発明のスイッチはルータのMACアドレスに
関する知識と、ルータに到達可能なスイッチポートの特
定を必要とする。このスイッチがこの知識を得る1つの
方法は、ルータのIPアドレスがスイッチにマニュアル
構成により与えられることが必要である。その後スイッ
チは、ARPリクエストをルータに送ることにより、そ
してARPからの回答を得ることにより残りの情報(知
識)を取得する。
【0045】スイッチがこの知識を得る別の方法は、ス
イッチがルータに関し、ルーティングプロトコルメッセ
ージ(例、RIP,OSPF,IGRP,EIGRP)
および/またはICMPルータディスカバリプロトコル
メッセージを特定し、これらのメッセージの送信元アド
レスを学習することにより自動的に学習する。
【0046】スイッチに既知の複数のルータが存在する
場合がある、そのような場合、この実施例に記載したル
ータに関連する全てのスイッチの動作は、通常各ルータ
に対し実行される。特に、パケットがいずれかのルータ
により送信される場合には、既知となり、その宛先MA
Cアドレスがいずれかのルータのアドレスの場合には、
スイッチによりパケットはレイヤー3で転送される。
【0047】本発明の方法が複数のルータを含むネット
ワーク内で使用される場合には、本発明の方法は、複数
のルータがルータ冗長性機構を用いて互いにバックアッ
プするような事態が発生することを考慮に入れている。
この機構は、HSRPとVRRPを含み(必ずしもこれ
に限定されるものではないが)、「仮想ルータ」を表す
余分のMACアドレスを知ることに関連する。このMA
Cアドレスは、上記の方法と同一の方法を用いてあるい
はマニュアルによる構成を用いてスイッチにより得られ
る。
【0048】本発明の装置と方法は、仮想LAN(VL
AN)が展開するネットワークに用いられる。このよう
なネットワークにおいては、ルータとスイッチはVLA
N情報を通信する。別の構成例として、ルータはVLA
Nとは無関係にあり、全てのVLANのパケットを転送
するある種の「グローバル(統一)」ポートを介してス
イッチに接続される。別の構成例としてルータは、スイ
ッチングシステムに複数のインターフェース(VLAN
毎に1個のインターフェース)を介して接続される。こ
のような場合、スイッチはルータの複数のMACアドレ
スを知る必要があり、かつこれらのアドレスが異なるV
LANにいかに対応しているかを知る必要がある。
【0049】仮想LANを含むネットワークに複数のル
ータが存在する場合には、スイッチはどのMACアドレ
スが同一のルータに対応するかを知る必要があるが、そ
の理由は、パケットがレイヤー3で転送される場合には
適宜の送信元MACアドレスをスイッチが知るためであ
る。スイッチは手動によりあるいはSNMPを介して、
ルータデータベースの一部(例えば、標準のMIB−I
IからのIPアドレステーブルおよびインターフェース
テーブルの一部)をモニタすることによりこれらの知識
を獲得できる。
【0050】スイッチは、IPステーションに関しおよ
びこれらのステーションに向けられたバッケットのレイ
ヤー3転送を実行するために必要な転送情報を自動的に
学習する。この情報は、パケットをレイヤー3でそのI
Pステーションに転送する際に用いられる宛先MACア
ドレスを含む。さらに別の情報、例えばVLANID等
も知ることができる。この情報は、以下に説明する方法
およびそれらの組み合わせを用いることにより適宜の方
法で取得できる。
【0051】図1−5の実施例においては、スイッチは
上流側ポート(例えばルータがそれを介して到達可能な
ポート)に関する情報を得ており、通常そのポートを介
して到達可能ないかなるステーションを学習することを
回避している。図1−5の学習メカニズムは、好ましく
はダイナミックなものであり、ステーションの移動と変
更に毎に更新される。
【0052】スイッチに既知のIPステーションが上流
側ポートを介して到達可能となるよう移動する場合に
は、スイッチはIPステーションのデータベースからそ
のステーションを取り除く。このIP学習プロセスは、
ステーションの移動と変更に関する指示をスイッチのM
AC学習プロセスから受領する。学習された情報に関
し、エージング(aging)プロセスが存在し、ユーザの
構築は、このエージングメカニズムとそれが適用される
ステーションの種類と特性を制御する(例えば、別のル
ータを介して到達可能な遠隔のIPステーション用の高
速のエージング)。
【0053】好ましい学習方法は、以下のものを含む。 (a)ルータから送られたIPパケットの宛先の学習、
即ちその送信元MACアドレスがルータのMACアドレ
スであり、宛先IPアドレスが学習したステーションの
IPアドレスであるようなパケットからの学習
【0054】(b)ARPパケットの送信元と、ARP
リクエストまたはARP応答またはその両方の学習 (c)ARP応答の宛先の学習 (d)IPパケットの送信元,ローカルサブネットから
の全てあるいは一部のみあるいは予め構成されたIPア
ドレス範囲に属するあるいは属さないものの学習
【0055】(e)あるMACアドレスに送信されたあ
るいはそこから送信したIPパケットの送信元またはあ
るMACアドレスに送信されていないあるいはそこから
送信していないIPパケットの送信元の学習(例、ルー
タのMACアドレスに送信されたIPパケットは、その
送信元MACアドレスとして別のルータのMACアドレ
スを有さない) (f)ルータのARPテーブルまたはSNMPまたは他
のメカニズムを用いてルータから読み出すことのできる
他のデータベースからの学習 (g)他の構成からの学習
【0056】図1−5の実施例においては、スイッチは
ルータを模擬し、ルータが同じパケットを取り扱うのと
同じ方法でパケットを処理する。このようにしてあるス
テーションへのパケットの第1ストリームは、スイッチ
には未知のものであり、ルータにより配送され、しかし
その後のパケットは第1パケットからの必要な情報を全
て学習したスイッチにより配送される。
【0057】図1−5の実施例によれば、その宛先MA
CアドレスがルータのMACアドレスであり、その宛先
IPアドレスがスイッチにとって既知のパケットは、レ
イヤー3でスイッチにより転送(即ち、ルーティング)
される。ゼロに等しいIPオプションまたはゼロに等し
いTTLを有するような例外的なパケットは、スイッチ
では転送されずレイヤー2で転送される。このスイッチ
は、標準のルーティング機能(パケットの有効性のチェ
ックを含む)に従ってレイヤー3で転送され、MACヘ
ッダを置換し、TTLを減分してチェックサムを更新す
る。
【0058】このスイッチは、ルータのMACアドレス
または他のMACアドレスをパケットの送信元MACア
ドレスフィールドに書き込む。別の設計方法でも同一の
学習方法を用い、標準のルーティング機能の一部の使用
を回避する、例えばその送信元MACアドレスを変更す
ることなくパケットを転送すること、あるいは宛先MA
Cアドレス以外の何物も変更せずにパケットを転送する
こと、あるいはパケットの宛先MACアドレスがルータ
のアドレスであることをチェックせずにパケットを転送
すること等を行う。
【0059】スイッチ内のレイヤー3転送プロセスは、
アクセス制御パケットフィルタリングメカニズムと組み
合わせることができ、その結果パケットのブロックおよ
び/またはレイヤー2でのパケットの転送となる。
【0060】図1−5の実施例によれば、その宛先MA
CアドレスがルータのMACアドレスであり、そのIP
宛先がスイッチにとっては未知であるような各パケット
は、レイヤー2で通常スイッチングされ、そのためさら
にルータに転送される。その後ルータへのパス上の別の
スイッチによりレイヤー3で転送されるかあるいはルー
タに到着し、ルータにより配送されるかのいずれかであ
る。
【0061】パケットがルータに到着するいくつかの場
合を以下に示す。 (a)スイッチでは取り扱われず、レイヤー2で常に転
送される特殊なタイプのパケット、例えばIPオプショ
ンを具備するパケット。 (b)ルータを越えて移動する例えば図2Aのネットワ
ーク内のAからDに送られるパケット。宛先Dは、スイ
ッチには取得されず、例えばDは常にスイッチA,Cに
は未知のものであり、Dへの全てのパケットは、スイッ
チAとCによりレイヤー2でスイッチングされる。
【0062】(c)スイッチによりまだ未知の切り換え
ネットワーク内で、ステーションに戻されるローカルパ
ケット。ルータを通るローカルトラフィックの量は小さ
いが、その理由は適宜のスイッチは解析されたパケット
から新たなステーションを取得し、このようなトラフィ
ックそのものの処理を開始させる。
【0063】図2Bは図2Aのネットワーク素子CのI
Pテーブル70の例である。同図に示すようにネットワ
ーク素子CのIPテーブルは、ネットワーク要素Cの下
流側の各ステーションのIPアドレスとMACアドレス
を記憶する。
【0064】図2Cは図2Aのネットワーク素子のMA
Cテーブルの例を示す。同図に示すようにネットワーク
素子のMACテーブルは、ネットワーク素子CのMAC
ネットワーク内の各MACエンティティに対するMAC
エンティティのMACアドレスとネットワーク素子Cの
ポートを記憶する。そしてこのポートを介してネットワ
ーク素子CがパケットをそのMACエンティティに転送
する。ネットワーク素子のMACネットワークは、通常
全てのMACエンティティ(ネットワーク素子,ルータ
またはステーション)を含み、これらは直接または(ル
ータではなく)スイッチまたはブリッジを介してネット
ワーク素子に接続される。
【0065】次に図3を参照すると、同図はスイッチ内
のパケットフローのフローチャートを表し、例えば図2
Aのネットワーク素子Aとネットワーク素子C内のパケ
ットフローを表す。これらのステップの説明を次に行
う。
【0066】パケットを待つ(ステップ100)−本発
明のシステムはパケットが到達するのを待ち、そしてパ
ケットが到達すると、ステップ110に移る。IPか?
(ステップ110)−フレームは、IPのタイプとして
識別され、例えばイーサーネットネットワーク上では、
イーサータイプ0×800のフレームは、IPパケット
を搬送する。ARPか?(ステップ120)−フレーム
はARPタイプとして識別される。例えばイーサーネッ
トネットワーク上では、イーサータイプ0×860のフ
レームは、ARPパケットを搬送する。
【0067】送信元MACは下流側か?(ステップ13
0)−パケットの発信元MACアドレスは未知ではな
い。 即ち図2CのMACテーブル80内にある。そし
て図2CのMACテーブル80内でそれに対応するポー
トは、ルータがそれを介して到達可能なポートではな
い。
【0068】送信側IPの学習(ステップ140)−パ
ケット内のARPメッセージから送信側IPアドレスを
読み出す。図2BのIPテーブル70内にこのIPアド
レスに対応する記録を見いだす。図2BのIPテーブル
70内にこのような記録が存在しない場合にはそれを創
設する。パケット内のARPメッセージの送信が、ハー
ドウェアアドレスフィールドから発信元MACアドレス
を読み出す。このMACアドレスを図2BのIPテーブ
ル70の記録内のMACアドレスフィールドに書き込
む。
【0069】ユニキャストか?(ステップ150)−宛
先MACアドレスがユニキャストMACアドレスの場合
には、このパケットは、ユニキャストパケットである。
通常のIPパケットか?(ステップ160)−RFC1
812の定義に従って、このIPパケットは有効であ
る。このIPパケットがバージョン4であり、IPオプ
ションを含まずTTLが1より大きい。
【0070】送信元MACはルータか?(ステップ17
0)−このステップにおいては、パケットの送信元MA
Cアドレスがチェックされる。それがルータのMACア
ドレスに等しい場合には、このパケットは、ルータによ
り発信されるかあるいは転送されるかがわかる。
【0071】宛先MACは下流側か?(ステップ18
0)−パケットの宛先MACアドレスが未知ではない。
即ち図2CのMACテーブル80内に見いだされ、図2
CのMACテーブル80内のそれに対応するポートは、
ルータがそれを介して到達可能なポートではない。
【0072】宛先IP学習(ステップ190)−パケッ
トのIPヘッダから宛先IPアドレスを読み出す。図2
BのIPテーブル70内にこのIPアドレスに対応する
記録を見いだす。図2BのIPテーブル70内にこのよ
うな記録が存在しない場合にはそれを創設する。パケッ
トのMACヘッダから宛先MACアドレスを読み出す。
このMACアドレスを図2BのIPテーブル70の記録
内のMACアドレスフィールドに書き込む。パケットの
MACヘッダから送信元MACアドレスを読み出す。こ
のMACアドレスを図2BのIPテーブル70内の記録
のルータのMACフィールドに書き込む。
【0073】送信元MACは下流側か?(ステップ20
0)−パケットの送信元MACアドレスフィールドが図
2CのMACテーブル80と比較され、MACアドレス
がマッピングされるポートは、下流側ポートか否かが決
定される。図2Aにおいては、スイッチCは2つの下流
側ポート(ポート1,2)と1つの上流側ポート(ポー
ト3)を有する。
【0074】送信元IP学習(ステップ210)−パケ
ットのIPヘッダから送信元IPアドレスを読み出す。
図2BのIPテーブル70内にこのIPアドレスに対応
する記録を見いだす。図2BのIPテーブル70内にこ
の記録が存在しない場合にはそれを創設する。パケット
のMACヘッダから送信元MACアドレスを読み出す。
このMACアドレスを図2BのIPテーブル70内の記
録のMACアドレスフィールドに書き込む。
【0075】宛先MACはルータか?(ステップ22
0)−パケットの宛先MACアドレスは、ルータのMA
Cアドレスの1つである。これはパケットをルーティン
グ(レイヤー3転送)の機能を経験するパケットとして
識別する。このパケットの送信元IPアドレスと宛先I
Pアドレス(即ち送信ステーションと受信ステーショ
ン)は、異なるIPネットあるいは異なるサブネット内
にある可能性がある。
【0076】宛先IPをIPテーブル内に見いだす(ス
テップ230)−図2BのIPテーブル70が、パケッ
トの宛先IPアドレスに適合する記録を見いだすために
検索される。見いだされたか?(ステップ240)−パ
ケットの宛先IPアドレスに適合する記録がステップ2
30によりIPテーブル70内に見いだされるとステッ
プ250に進み、それ以外の場合にはステップ260に
進む。
【0077】IP転送(ステップ250)−通常、標準
のIP転送は、RFC1812で定義されたように機能
し、TTLを1づつ減分し、それに従ってIPチェック
サムを更新することが含まれる。さらにまた、送信元M
ACアドレスをルータのMACアドレスで置換し、宛先
MACアドレスを図2BのIPテーブル70内の記録に
見いだされ宛先IPに対応するMACアドレスで置換す
る。
【0078】MACスイッチング(ステップ260)−
標準のMACスイッチングは、IEEE標準802.1
Dで定義されたように機能し、図2CのMACテーブル
80を学習し更新することを含む。
【0079】図4は、本発明の第1実施例によるスイッ
チ内のフロー制御を表すフローチャート図である。IP
テーブルのエージング(ステップ300)−30秒毎に
全ての記録は図2BのIPテーブル70から消去(エー
ジング)される。
【0080】MAC学習指示(ステップ310)−ある
MACアドレスは、図2CのMACテーブル80から取
り除くべきか、あるいは変更したポートを有するかの指
示がスイッチ内のMAC学習プロセスから受信される。
これはMAC学習プロセスが新たな情報を受信パケット
から学習し、あるいは図2CのMACテーブル80から
あるMACアドレスが取り除かれるかあるいはポートを
変更するかの指示の結果である。
【0081】削除指示か?(ステップ320)−ステッ
プ310で受領した指示がMACアドレスをMACテー
ブル80から削除することを指示している場合には、ス
テップ340を実行する。これ以外の場合、即ちステッ
プ309で受信した指示がMACアドレスがポートを変
更するよう指示している場合にはステップ330に進
む。
【0082】新たなポートは上流側か?(ステップ33
0)−この図2CのMACテーブル80内のMACアド
レスに関連するポートが変更され、新たなポートはそこ
を介してルータが到達可能なポートである。IPテーブ
ルからの除去(ステップ340)−図2BのIPテーブ
ル70からMACアドレスフィールド内の前記MACア
ドレスを特定する全ての記録を取り除く。無視(ステッ
プ344)−何もしない。
【0083】本発明の他の実施例によれば、本発明は請
求項7に記載した方法を提供する。ここでルータの転送
(例、ARP)情報は、SNMP機構を用いて読み出さ
れる。
【0084】図5は上記の本発明の実施例のスイッチ内
でのフロー制御を表すフローチャート図である。初期化
時間(ステップ350)と、各例えば30毎(ステップ
370)と、ルータのARPテーブルが図2BのIPテ
ーブル70内に読み出される(ステップ360)。例え
ばこのプロセスは、次のようにして実行される。SNM
Pが得た次のリクエストは、ルータのIPアドレスに送
られ、そこでこの要求の対象物の識別子がMIB−II
(RFC1213)で定義されたネットツーメディアの
表を特定する。図2BのIPテーブル70内の全ての情
報は、ルータのSNMPの応答から受領した情報により
置換される。
【0085】本発明の他の実施例を図6−9を参照して
説明する。図6−9の実施例には、図1−5の実施例と
同様にレイヤー3スイッチングがネットワークワイド
に、即ちネットワークのスイッチで、ネットワークのス
イッチが必ずしもルータであることを要せずに行われる
ようにする。
【0086】図6−9の実施例によりスイッチは、特定
のルータではなくネットワーク全体をブーストする(高
機能化する)。このスイッチは、ルータのMACアドレ
スが実際にルータのMACアドレスであることを必ずし
も知る必要はない、そうではなくスイッチは、レイヤー
3の転送を必要とするようなパケットへそれ自身がレイ
ヤー3の転送機能を実行し、これはこれらのパケットが
MACレイヤーで1個のルータにアドレス付けられてい
るか、あるいは個々の複数のルータにアドレス付けられ
ているかにかかわりなく行われる。このスイッチは、必
ずしもパケットの宛先MACアドレスをルータのアドレ
スとして認識することによりレイヤー3の転送を必要と
するパケットを識別する必要はない。スイッチはこの識
別機能を以下に述べるような他の手段により実行する。
【0087】スイッチは、自動的にIPステーションを
学習し、このステーションに宛名の付けられたパケット
のレイヤー3転送を実行するのに必要な転送情報を学習
する。この情報は、そのIPステーションへのパケット
のレイヤー3の転送が行われるときに用いられる宛先M
ACアドレスを含む。さらに余分の情報も学習される、
例えば仮想LAN(VLAN)IDである。この情報
は、例えば以下に述べるような方法あるいはその組み合
わせにより学習される。
【0088】この学習機構は、好ましくはダイナミック
なものであり、ステーションの変更が更新される。学習
された情報に関しては、エージングプロセスが行われ、
ユーザによる構築が、このエージングメカニズムの特性
を制御する。
【0089】好ましい学習方法は以下のものがある。 * ARPパケットまたはARPリクエストまたはAR
P応答またはその両方の送信元を学習する * ARP応答の宛先を学習する * このIPパケットの送信元に関する情報を読みだ
し、この情報を用いて新たなステーションだけでなく情
報をリフレッシュし、スイッチにすでに既知のステーシ
ョンに関し別の方法で学習する * 少なくともあるIPパケットの送信元フィールドか
ら学習する * 少なくともあるIPパケットの宛先フィールドから
学習する
【0090】選択的事項としてスイッチによりユーザ
は、どのIPステーションがレイヤー3スイッチングに
対し学習する資格があるか否かを構築することにより学
習機構を制御する。学習する資格があるステーションの
みがIPテーブルに追加され、その結果そのステーショ
ンへのパケットがその後経路指定(ルーティング)され
る。学習する無資格ステーションは、IPテーブルには
入らずその結果そのステーションへのパケットは、この
スイッチによっては経路指定されない。
【0091】言い換えると、学習する無資格ステーショ
ンへのパケットは、レイヤー3でこのスイッチによって
は、転送されることはなく常にレイヤー2でスイッチン
グされる。このようにしてユーザは、これらのステーシ
ョン向けのパケットがルータまたはアクセス制御および
トラフィックの監視が可能なような別のスイッチに到達
できるようにする。このような特徴を構成する1つの構
成は、有資格IPアドレス範囲のリストを記録する学習
制御テーブルを含む。有資格IPアドレス範囲例えばI
Pサブネットは、その全てが学習する資格のあるIPア
ドレスの範囲である。別の構成例として、無資格IPア
ドレス範囲は、全てが学習する資格のないIPアドレス
の範囲を含むよう記録される。
【0092】例えば、図7Cの学習制御テーブル470
は、IPアドレス範囲のリスト、例えばIPサブネット
を含む。各IPアドレス範囲は、IPアドレスとマスク
により定義される。この学習制御テーブルは、この実施
例では用いて全ての有資格IPアドレス範囲を記録す
る。別法としてこの学習制御テーブルを用いて全ての無
資格IPアドレス範囲を記録することもできる。さらに
別の構成例として、学習制御テーブルは、対応するアド
レスが学習する資格があるか否かを表すフラグを記憶す
る別のフィールドを含むこともできる。
【0093】スイッチは受信したパケットを検査し、そ
れがレイヤー3転送を必要とするか否かを識別する。こ
のことはパケットがルータの宛先MACアドレスを有す
るか否かに基づく必要はなく、そしてスイッチはルータ
のMACアドレスが実際にルータのMACアドレスであ
ることを知る必要もない。パケットは、通常次の2つの
条件の全てが満たされるとレイヤー3転送を必要とす
る。
【0094】(a)受信したパケットの宛先MACアド
レスがスイッチに既知の場合(即ち、図2CのMACテ
ーブル80に見いだされる場合)、そしてMACテーブ
ル内(図2C)の受信したパケットの宛先MACアドレ
スに対応するポート番号がパケットを受信したポート番
号ではない場合。 (b)受信したパケットの宛先IPアドレスがスイッチ
に既知で(即ち、図2BのIPテーブル70内に見いだ
される)、受信したパケットの宛先MACアドレスがパ
ケットの宛先IPアドレスに対応するMACアドレス以
外の場合、これは図2BのIPテーブルに見いだされる
場合。
【0095】条件(a)は、パケットの宛先MACアド
レスがパケットを受信したポートを介して到達可能であ
る場合にパケットの重複を避けるために重要である。こ
の場合、MAC層でパケットが向けられているステーシ
ョンまたはルータが、パケットを受領しそのものをそれ
自身で処理する。
【0096】本発明の方法は、このような場合が発生し
ないようにするような制約がネットワーク構造に適用さ
れる場合には、条件(a)をチェックせずに動作する。
このような制約例は、共有LANセグメントがスイッチ
に接続されておらず、その代わりにスイッチはステーシ
ョンまたはルータにのみ接続されている場合である。
【0097】条件(b)は、サブネット内のパケットの
ルーティングを回避するため、即ち同一のIPサブネッ
ト内のステーション間で送信されるパケットのルーティ
ングを回避するために重要である。このようなパケット
は、どのようなルータでも宛先が指定されておらず、レ
イヤー2で転送、即ちスイッチングされる。スイッチが
レイヤー3で条件(b)に合わないパケットを送信する
場合には、宛差MACアドレスに対するいかなる変更も
行われない。実施例には示していないが本発明の方法
は、条件(b)をチェックすることなく動作する。
【0098】レイヤー3転送を必要とすると識別された
各パケットは、通常上記のように規定され、スイッチに
よりレイヤー3で転送(即ち、ルーティング、経路指
定)される。IPオプションまたはゼロに等しいTTL
を有する例外パケットは、スイッチによってはルーティ
ングされずレイヤー2により転送され、その結果これら
のパケットは、ルータに到着し、そしてこれらはMAC
層により宛先が指定されそれにより処理される。
【0099】レイヤー3で転送すると、スイッチは、標
準のルーティング機能(パケットの有効性のチェック,
MACヘッダの置換,TTLの減分,チェックサムの更
新)に従ってそれを行う。スイッチはそれ自身のMAC
アドレスをパケットの送信元MACアドレスフィールド
に書き込む。スイッチは、異なるVLAN上に複数のM
ACアドレスを有し、この場合送信元として用いられる
MACアドレスは、その上にパケットが送信されるVL
ANに適した1つである、即ち宛先ステーションのVL
ANである。別の方法は、同一の学習とパケット識別方
法を用い標準のルーティング機能(宛先MACアドレス
以外に何も変更することなくパケットを転送する)の一
部を回避する。
【0100】スイッチ内でレイヤー3の転送プロセス
は、あるアクセス制御パケットフィルタリングメカニズ
ムと組み合わされ、パケットのブロックおよび/または
レイヤー2におけるパケットの転送を行うことになる。
【0101】レイヤー3転送(上に定義した)を必要と
しないと識別された各パケットは、レイヤー2でスイッ
チングされる。このパケットはルーティングを必要とす
るが、その宛先アドレスは、スイッチには知られていな
いようなパケットを含む。このようなパケットは、ルー
タによりMAC層で宛先の指定された所にルーティング
される(あるいはそのルータへの転送パス上にある別の
スイッチによりルーティングされる)。
【0102】このようなパケットの宛先は、リモートI
Pアドレスであり、それはルータを介してのみ到達可能
であり、スイッチには学習されることはないが、ローカ
ルネットワーク内のステーションのIPアドレスでもあ
り、これはルータを通ることなくスイッチから到達でき
るものである。このようなローカルIPアドレスは、ス
イッチにより自動的に学習され、そのため通常はネット
ワーク内のルータを通るローカルトラフィックの量は小
さく、その理由は適宜のスイッチは新たなステーション
についてすぐに学習し、このようなトラフィックの処理
をそれ自身が開始するからである。
【0103】次に図6−9について述べる。図6は、本
発明の他の実施例により構成され動作する方法の例を示
す。同図に示すようにスイッチAのポート1とポート2
は、そのID番号が8と5であるそれぞれ2つのVLA
Nに割り当てられている。
【0104】図7Aは、図6のネットワーク素子AのI
Pテーブル450の例を示す。このIPテーブル内の各
記録は、IPアドレスとMACアドレスとこのIPアド
レスを有するパケットが転送されるべきVLAN−ID
を含む。各記録はさらにまた記録の他のフィールドの情
報をいかに更新するかを示す学習フラグを含む。より一
般的には、ルータはIPアドレス(図示せず)を有し、
この場合そのルータに専用の記録は図7AのIPテーブ
ル450に追加される。図7Bは、図6のネットワーク
素子AのMACテーブル460の例を示す。
【0105】図7Cは、図6のネットワーク素子Aの学
習制御テーブル470の例を示す。上記したように図7
Cの学習制御テーブル470は、IPアドレス範囲のリ
スト、例えばIPサブネットを示す。各IPアドレス範
囲は、IPアドレスとマスクにより定義される。学習制
御テーブルは、全ての有資格IPアドレス範囲あるい
は、全ての無資格IPアドレス範囲を記憶し、さらにま
たフラグに対応するアドレス範囲が学習すべき資格があ
るか否かを示すフラグを記憶する別のフィールドを有す
る。
【0106】図8,9は、ステーションIからネットワ
ーク素子Aを介して図6のネットワークに接続され、さ
らにネットワーク素子Aから到達可能なステーションに
個々のパケットにレイヤー3転送する方法を示す。この
図8,9の方法においては、パケットのレイヤー2の宛
先は、ネットワーク内のステーションあるいはルータの
いずれかのレイヤー2のアドレスを含む。
【0107】ネットワーク素子Aは、必ずしもどのレイ
ヤー2のアドレスがルータに帰属するのか否かを知る必
要はない。本発明の方法は、ネットワーク素子Aにパケ
ット上のルーティング機能を実行する機能を具備させ
る。そしてこのルーティング機能は、ステーションIか
らステーションIIにパケットをルーティングし、ネッ
トワーク素子Aで前記個々のパケット上のルーティング
機能を実行する。
【0108】図8は図6のネットワーク素子Aのような
ネットワーク素子内のパケットフローを表すフローチャ
ート図である。IPか?(ステップ510)−フレーム
は、IPタイプとして識別される。例えば、イーサーネ
ットネットワーク上では、イーサータイプ0×800の
フレームはIPパケットを搬送する。
【0109】ARPか?(ステップ520)−フレーム
は、ARPタイプとして識別される。例えば、イーサー
ネットネットワークにおいては、イーサータイプ0×8
60のフレームは、ARPパケットを搬送する。送信側
を学習したか?(ステップ525)−送信側の局のIP
アドレスが図7Cの学習制御テーブル470とチェック
され、それがこのアドレスを学習することを許可された
か否かを決定する。
【0110】ステップ530(送信側IPの学習)にお
いて、本発明の方法は、パケット内のARPアドレスか
ら送信側IPアドレスを読み出す。この方法は、IPテ
ーブル450(図7A内)にこのIPアドレスに対応す
る記録を見いだす。このテーブル内にこのような記録が
存在しない場合には、本発明の方法は、それを創設す
る。本発明の方法は、パケット内のARPメッセージの
送信側ハードウェアアドレスフィールドから送信元MA
Cアドレスを読み出す。
【0111】このMACアドレスは、IPテーブル記録
のMACアドレスフィールド内に書き込まれる。この記
録は、図7AのIPテーブル450内の記録の学習フラ
グを設定することにより学習されたものとしてマークさ
れる。VLANがサポートされている場合には、ARP
メッセージがそこから受信されるVLANのIDは、そ
のIPテーブル記録のVLANIDフィールドに書き込
まれる。
【0112】ユニキャストか?(ステップ540)−宛
先MACアドレスがユニキャストMACアドレスの場合
には、このパケットは、ユニキャストパケットである。
通常のIPパケット(ステップ550)−RFC181
2の定義に従って、このIPパケットは、有効である。
さらにまたこのIPパケットがバージョン4であり、I
Pオプションを含まずTTLが1より大きい。
【0113】選択的事項として(ステップ560)(送
信元IPのリフレッシュ)において、送信元IPアドレ
スは、パケットのIPヘッダから読み出される。本発明
の方法は、IPテーブル450(図7A内)にこのIP
アドレスに対応する記録を見いだす。このテーブル内に
このような記録が存在しない場合には、本発明の方法は
何もせず、それを創設もしない。このような記録が存在
する場合には、送信元MACアドレスはパケットのMA
Cヘッダから読み出される。
【0114】このMACアドレスが、IPテーブルの記
録のMACアドレスフィールドとは、異なる場合にはこ
の方法は何もせず記録を更新しない。このMACアドレ
スがIPテーブルの記録のMACアドレスフィールドに
等しい場合には、この本発明の方法は、図7Aのテーブ
ル450内の記録の「学習フラグ」を設定することによ
りこの記録をリフレッシュし、それにより記録を「学習
済み」とマークする。
【0115】ステップ570(宛先MACが未知)にお
いて、パケットの宛先MACアドレスは、図7のMAC
テーブル460内で見いだされるかあるいは見いだされ
ないかのいずれかである。ステップ580(宛先MAC
がオンセグメント)において、図7BのMACテーブル
460内のパケットの宛先MACアドレスに対応するポ
ートが、パケットがそこから受信したポートに等しいか
あるいは等しくないかである。
【0116】ステップ590(パケットの廃棄)におい
ては、パケットは転送されない。ステップ600におい
ては、図7AのIPテーブル450は、パケットの宛先
IPアドレスにマッチする記録を見いだすために検索さ
れる。ステップ610において、パケットの宛先IPア
ドレスにマッチする記録がステップ600によりIPテ
ーブル450内で見いだされない場合には、ステップ6
20に進み、それ以外の場合には、ステップ650に進
む。
【0117】ステップ620(MAC=宛先MAC)に
おいては、パケットの宛先MACアドレスがパケットの
宛先IPアドレスに対応するMACアドレスに等しいか
あるいは等しくないかであり、これは図7AのIPテー
ブル450内で見いだされる。
【0118】IP転送(ステップ630)−通常、標準
のIP転送は、RFC1812で定義されたよう機能す
る。これは、 (a)TTLを1づづ減分し、それに応じてIPチェッ
クサムを更新する (b)宛先MACアドレスを宛先IPに対応する図7A
のIPテーブル450内の記録内で見いだされたMAC
アドレスで置換する (c)送信元MACアドレスを現在のスイッチのMAC
アドレスで置換する。スイッチが複数のMACアドレス
を有する場合には、本発明の方法はパケットが送信され
るべきVLANに適した1つを使用する。
【0119】MACスイッチング(ステップ650)−
標準のMACスイッチングは、IEEE標準802.1
Dに定義されたように機能し、これは図7BのMACテ
ーブル460を学習し、更新することを含む。
【0120】図9は、図6のネットワーク素子Aのよう
なネットワーク素子内の好ましいフロー制御シーケンス
のフローチャート図である。タイマーコール(ステップ
700)においては、例えば30秒等の所定の時間が経
過すると、シーケンスはステップ705に進む。
【0121】決定705(エージング時間?)は、エー
ジングプロセスが図7AのIPテーブル450上で実行
されて以来、例えば5時間が経過したときには正とな
る。それ以外の場合には負となる。十分な時間が経過す
ると、ステップ720に進み、それ以外の場合には何も
しない(ステップ710)。ステップ720(IPテー
ブルのエージング)−図7AのIPテーブル450内の
各記録、即ちエントリに対しステップ730−750を
繰り返す。
【0122】決定730(学習済みとマークされたか
?)は、現在チェックされたIPテーブルの記録がステ
ップ530または560で学習済みとマークされている
場合には、通常正であり、これは設定した記録の学習済
みフラグにより識別される。「学習済みフラグ」は、図
7AのIPテーブル450のフィールドの1つである。
ステップ740:図7AのIPテーブル450内の「学
習済みフラグ」フィールドがクリアされる。ステップ7
50(エントリをIPテーブルから削除)は、図7Aの
IPテーブル450から現在検査された記録を削除す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例により構成され動作するスイ
ッチング方法を表すフローチャート図
【図2】A 図1の方法に従って与えられたネットワー
クの例を示すブロック図 B Aのネットワーク要素CのIPテーブルの実施例を
表す図 C Aのネットワーク要素CのMACテーブルの実施例
を表す図
【図3】図2Aのスイッチまたはネットワーク素子Aと
Cのパケットフローシーケンスを表すフローチャート図
【図4】図2Aのスイッチまたはネットワーク素子Aと
Cの中で行われるフロー制御シーケンスのフローチャー
ト図
【図5】図2Aのスイッチまたはネットワーク素子A内
のフロー制御のブロック図
【図6】本発明の一実施例により構成され動作するネッ
トワークのブロック図
【図7】A 図6のネットワーク素子AのIPテーブル
の例を表す図 B 図6のネットワーク素子AのMACテーブルの例を
表す図 C 図6のネットワーク素子A用の学習制御テーブルの
例を表す図
【図8】図6のネットワーク素子A内のパケットフロー
を表すフローチャート図
【図9】図6のネットワーク素子A内のフロー制御シー
ケンスを表すフローチャート図
【符号の説明】
35、40 ステーション 45、50、55 スイッチ 60 ルータ MACアドレス 64 ステーション 70 IPテーブル 80 MACテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 リオー シャブダイ イスラエル,55900 ガネイ チクバ,ハ レイ イエフダ ストリート 58/20

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のポートを有するネットワーク素子
    により少なくとも1つのルータを有するネットワーク内
    でレイヤー3転送を実行する方法において、 (A)ネットワーク内の各ルータに対し、複数のポート
    のうちそれを介してルータに到達可能なポートをルータ
    の上流側ポートとして、他のポートをルータの下流側ポ
    ートとして識別するステップと、 (B)そのレイヤー2の宛先がルータであるパケットを
    受領すると、ネットワーク素子がパケットのレイヤー3
    宛先がルータの下流側ポートのいずれかを介して到達可
    能であることを示す転送情報を保有している場合に、レ
    イヤー3転送を実行するステップとを有することを特徴
    とするネットワーク内のレイヤー3転送を実行する方
    法。
  2. 【請求項2】 前記パケットのレイヤー3送信元とレイ
    ヤー3宛先とは、異なるサブネットにあることを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 (C)前記転送情報を学習するステップ
    をさらに有することを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記転送情報は、パケットのレイヤー3
    宛先に対応する仮想LAN(VLAN)ー識別情報(I
    D)を含むことを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記転送情報は、パケットのレイヤー3
    宛先に対応するレイヤー2アドレスを含むことを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記転送情報は、前記ネットワーク素子
    を通過するパケットを解析することにより少なくとも部
    分的に取得することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 ステーションIからステーションIIに
    個々のパケットをレイヤー3転送するレイヤー3転送方
    法において、 前記パケットのレイヤー2宛先は、ステーションIとI
    Iがそれを介して接続されるネットワーク素子Aからネ
    ットワークに到達可能なネットワーク内にルータを有
    し、 前記ルータはARP情報を記録し、 (A)ステーションIからステーションIIにパケット
    をレイヤー3転送する機能をネットワーク素子Aに具備
    させるステップと、 (B)前記ネットワーク素子Aで前記個々のパケットに
    対しレイヤー3転送を実行するステップとを有し、 前記(A)のステップは、ネットワーク素子Aの一部の
    上に、ステーションIからステーションIIにパケット
    を転送するためにルータにより使用される転送情報を前
    記ルータのARP情報を読み込むことによって学習する
    ステップを含むを有することを特徴とするレイヤー3転
    送方法。
  8. 【請求項8】 前記ARP情報を読みだすステップは、
    前記ARP情報を読み出すためにSNMP機構を用いる
    ステップを含むことを特徴とする請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 複数のポートを有するネットワーク素子
    により少なくとも1つのルータを有するネットワーク内
    でレイヤー3転送を転送情報を用いて実行する方法にお
    いて、 (A)パケットを受領すると、ルータの識別関連情報を
    用いずに、パケトがレイヤー3転送を必要としているか
    否かを決定するステップと、 (B) パケトがレイヤー3転送を必要としている場
    合、かつ必要な転送情報が得られる場合に、レイヤー3
    転送を実行するステップと、を有し、それ以外の場合
    は、レイヤー2転送を実行するを有することを特徴とす
    るネットワーク内のレイヤー3転送を実行する方法。
  10. 【請求項10】 前記パケットのレイヤー3送信元とレ
    イヤー3宛先とは、異なるサブネットにあることを特徴
    とする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 (C)レイヤー3転送を実行するのに
    有益な転送情報を学習するステップをさらに有すること
    を特徴とする請求項9記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記転送情報は、パケットのレイヤー
    3宛先に対応する仮想LAN(VLAN)ー識別情報
    (ID)を含むことを特徴とする請求項9記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記転送情報は、パケットのレイヤー
    3宛先に対応するレイヤー2アドレスを含むことを特徴
    とする請求項9記載の方法。
  14. 【請求項14】 複数のポートを有するネットワーク素
    子により少なくとも1つのルータを有するネットワーク
    内でレイヤー3転送を実行するシステムにおいて、 ネットワーク内の各ルータに対し、複数のポートのうち
    それを介してルータに到達可能なポートをルータの上流
    側ポートとして、他のポートをルータの下流側ポートと
    して識別するポート識別子と、 そのレイヤー2の宛先がルータであるパケットを受領す
    ると、ネットワーク素子がパケットのレイヤー3宛先が
    ルータの下流側ポートのいずれかを介して到達可能であ
    ることを示す転送情報を保有している場合に、レイヤー
    3転送を実行する素子とを有することを特徴とするネッ
    トワーク内のレイヤー3転送を実行するシステム。
  15. 【請求項15】 ステーションIからステーションII
    に個々のパケットをレイヤー3転送するレイヤー3転送
    システムにおいて、 前記パケットのレイヤー2宛先は、ステーションIとI
    Iがそれを介して接続されるネットワーク素子Aからネ
    ットワークに到達可能なネットワーク内にルータを有
    し、 前記ルータはARP情報を記録し、 ステーションIからステーションIIにパケットをレイ
    ヤー3転送する機能をネットワーク素子Aに具備させる
    学習素子と、 前記個々のパケットに対しレイヤー3転送を実行するネ
    ットワーク素子Aと を有し、 前記学習素子は、ネットワーク素子Aの一部の上に、ス
    テーションIからステーションIIにパケットを転送す
    るためにルータにより使用される転送情報を前記ルータ
    のARP情報を読み込むことによって学習するを有する
    ことを特徴とするレイヤー3転送システム。
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