JP2006279806A - Av機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 この発明は、ブロードキャスト出力させたい録画機器に対して、他のAV機器側からブロードキャスト出力をさせることが可能となるAV機器を提供することを目的とする。
【解決手段】 デジタルインタフェースに接続されている録画機器からブロードキャスト出力をさせるための機器をユーザに選択させるための選択画面を表示する第1手段、選択画面上で選択された対象録画機器に対して、電源オンコマンドを発行した後、再生コマンドを発行する第2手段、再生コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第3手段、ならびに第3手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第4手段を備えている。
【選択図】 図1
【解決手段】 デジタルインタフェースに接続されている録画機器からブロードキャスト出力をさせるための機器をユーザに選択させるための選択画面を表示する第1手段、選択画面上で選択された対象録画機器に対して、電源オンコマンドを発行した後、再生コマンドを発行する第2手段、再生コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第3手段、ならびに第3手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第4手段を備えている。
【選択図】 図1
Description
この発明は、録画機器およびコントローラ機能を有するAV機器を含む複数のAV機器がデジタルインタフェースによって接続されるAVシステムに用いられるコントローラ機能を有するAV機器に関する。
AV系IEEE1394ネットワークにおいて、例えば、DTVとD−VHSをIEEE1394ケーブルで接続し、D−VHSのテープに録画されたコンテンツをDTVに表示させるためには、それらの機器間で論理的なコネクションを設定する必要がある。
コネクションの設定には、IEEE1394ネットワークに接続されたAV機器に対して論理的な信号接続を行うためのプラグを使用する。コネクションの接続形態には、(1) 1つの出力プラグと1つの入力プラグを1つのチャンネルを介して接続するpoint-to-pointコネクションと、(2) 1つの出力プラグを1つのチャンネルに接続するbroadcast out コネクションと、1つの入力プラグを1つのチャンネルに接続するbroadcast inコネクションとを組み合わせたbroadcast コネクションとの2種類がある。
チャンネルとは、例えば、TS(Transport Stream)形式やDV(Digital Video) 形式でフォーマットされたストリームなどを転送するための同期パケット( アイソクロナス・パケット) のヘッダ部に含まれるフィールドのひとつであり、同期パケットを識別するために使用する。
機能的には、映像の送信機能であるsource機能、映像の受信機能であるsink機能、source機器の機器制御を行うコントローラ機能に分類される。DTVをコントローラと見做した場合、接続相手機器であるD−VHSを指定することにより、point-to-pointコネクションの接続が行なわれる。point-to-pointコネクションの接続の方向は、再生時と録画時とで逆方向になる。再生時には、D−VHSがsource機能、DTVがsink機能として働く。一方、録画時は、DTVがsource機能、D−VHSがsink機能として働く。point-to-pointコネクションのコネクション設定の後においては、DTV側において、DTV側の操作パネルなどにより、再生、停止、早送り、巻き戻しなどの機器操作が行われるとともに、テープ走行状態、テープカウント値などの状態取得が行われる。
一方、DTV側でブロードキャスト入力を行う場合には、DTV側に対してブロードキャスト入力の指示があると、IEEE1394バス上に接続されたAV機器の中で、ブロードキャスト出力を行っている機器(D−VHS)を探索する。ブロードキャスト出力を行っている機器が見つかれば、ブロードキャストコネクションが設定され、ブロードキャスト出力機器が送出しているコンテンツがDTVに表示される。
point-to-pointコネクション入力に比べてブロードキャスト入力の利点は、接続相手を指定する必要がない点である。複数台のD−VHSと複数台のDTVとが、1394ネットワークを形成しているシステムにおいて、複数台のDTVに、D−VHSを切り替えてD−VHSからの映像を出力させたい場合、各DTV側をブロードキャスト入力モードにしていると、source機能として働くD−VHSを切り替える毎に、D−VHSを指定しなおす必要がなくなる。
ところで、複数台のD−VHSと複数台のDTVとが、1394ネットワークを形成しているシステムにおいて、例えば、所定のD−VHSからの出力映像を、全てのDTVにブロードキャスト入力させたい場合がある。しかしながら、上記所定のD−VHSがブロードキャスト出力していない場合がある。
このような場合には、上記所定のD−VHSに対してブロードキャスト出力の設定を行なう必要があるが、DTV側からは上記所定のD−VHSに対してブロードキャスト出力の設定を行なうことはできなかった。
この発明は、ブロードキャスト出力させたい録画機器に対して、他のAV機器側からブロードキャスト出力をさせることが可能となるAV機器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、録画機器およびコントローラ機能を有するAV機器を含む複数のAV機器がデジタルインタフェースによって接続されるAVシステムに用いられるコントローラ機能を有するAV機器において、デジタルインタフェースに接続されている録画機器からブロードキャスト出力をさせるための機器をユーザに選択させるための選択画面を表示する第1手段、選択画面上で選択された対象録画機器に対して、電源オンコマンドを発行した後、再生コマンドを発行する第2手段、再生コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第3手段、ならびに第3手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第4手段を備えていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第3手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始しなかったと判別した場合には、対象録画機器に対して、point-to-pointコネクションを解除するための内部コネクト切換コマンドを発行する第5手段、第5手段によって内部コネクト切換コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第6手段、ならびに第6手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第7手段を備えていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、第6手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始しなかったと判別した場合には、デジタルインタフェースに接続されている対象録画機器以外のAV機器に対して、point-to-pointコネクションを解除するための内部コネクト切換コマンドを発行する第8手段、第8手段によって内部コネクト切換コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第9手段、ならびに第9手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第10手段を備えていることを特徴とする。
この発明によれば、ブロードキャスト出力させたい録画機器に対して、他のAV機器側からブロードキャスト出力をさせることが可能となる。
以下、図面を参照して、この発明の実施例について説明する。
図1は、AVシステムの構成例を示している。
この例では、複数台のDTV1および複数台のD−VHS(録画機器)2が、IEEE1394ケーブル11を介してディジーチェーン接続されている。ここでは、DTV1は、コントローラ機能を備えているものとする。このようなAVシステムでは、各DTV1側をブロードキャスト入力モードにしていると、ブロードキャスト出力機器としてのD−VHSを切り替えだけで、全てのDTV1にブロードキャスト出力機器となったD−VHSからの映像が出力される。
ところで、所定のD−VHS2からの出力映像を、全てのDTV1にブロードキャスト入力させたい場合がある。しかしながら、上記所定のD−VHS2がブロードキャスト出力していない場合がある。この実施例では、このような場合に、DTV1側の操作に基づいて、上記所定のD−VHS2にブロードキャスト出力させようとするものである。
なお、録画機器は、D-VHS の他、DVカメラ、AV-HDD、Blu-Ray Disc Player/Recorder、HD-DVD Player/Recorder等のAV機器であってもよい。
図2は、DTV1内の制御部およびIEEE1394関連機器の構成を示している。
制御部は、マイコン21、ROM22およびRAM23を備えている。IEEE1394関連機器は、LINKチップ31、PHYチップ32および1394コネクタ33を備えている。
ROM22には、IEEE1394プログラムを含むプログラムおよび必要なデータが格納されている。RAM23にはプログラム実行時に必要なデータが一時的に格納される。マイコン21は、電源が投入されると、ROM22に格納されているプログラムをRAM23上に展開し、そのプログラムを実行する。
LINKチップ31は、IEEE Std1394-1995 で規定されているリンク機能を実装している。PHYチップ32は、IEEE Std1394-1995 で規定されている物理層を実装している。LINKチップ31とPHYチップ32とを統合してワンチップ化している場合もある。1394コネクタ33には、IEEE1394ケーブル11が接続されている。
図3は、DTV1に設けられたマイコン21によるブロードキャストコネクション処理の手順を示している。
以下の説明においては、ブロードキャストをBCと略すことにする。なお、DTV1のステータスSには、オンエア番組を放映中である通常モードと、IEEE1394バス上でBC出力しているAV機器が存在すれば、AV機器を選択することなく、BC出力している映像をDTV1側で再生できるBC入力モードとがある。ステータスSの初期値は、通常モードである。
なお、バスリセット時(電源がオンされたとき、接続が変更されたとき)には、DTV1は、IEEE1394のデジタルインタフェースを介して接続されている各AV機器から、ノードID、GUID、メーカ名、機種情報を取得し、取得した情報をテーブルとして保持しているものとする。機種情報には、型名(機種名)等の情報が含まれている。
常時は、DTV1は、リモコンイベント(リモコンEVT)待ちの状態となっている(ステップS1)。BC入力開始イベントが発生した場合には(ステップS2でYES)、BC出力を行なっている機器(ブロードキャスト出力機器)を探索し、探索したBC出力機器から出力されているPTS(Partial Transport Stream) を入力するためのBC入力コネクション設定等を行なうためのBC入力開始処理を実行する(ステップS3)。BC入力開始処理の詳細については後述する。そして、ステータスSをBC入力モードとした後(ステップS4)、オンエア放映画面からBC入力画面に切り換える(ステップS5)。そして、ステップS1に戻る。なお、ステータスがBC入力モードである場合には、ブロードキャスト出力機器の探索が定期的に行なわれる。
BC入力停止イベントが発生した場合には(ステップS6でYES)、BC出力機器の探索を停止した後(ステップS7)、ステータスSを通常モードとした後(ステップS8)、BC入力画面からオンエア放映画面に切り換える(ステップS9)。そして、ステップS1に戻る。
BC入力開始イベントおよびBC入力停止イベント以外のリモコンイベントが発生した場合には、つまり、操作関連イベントが発生した場合には、ステータスSがBC入力モードであるか否かを判別する(ステップS10)。ステータスSがBC入力モードでない場合、つまり、通常モードである場合には、ステップS1に戻る。
ステータスSがBC入力モードである場合には、発生した操作関連イベントに応じて次のような処理を行なう。
操作関連イベントが操作パネル表示イベントである場合には(ステップS11でYES)、図4に示すような操作パネルをBC入力画面上に表示する(ステップS12)。そして、ステップS1に戻る。図4の例では、操作パネルには、電源オンオフボタン41、巻き戻し再生ボタン42、再生ボタン43、早送り再生ボタン44、一時停止ボタン45、スキップ巻き戻し再生ボタン46、停止ボタン47、スキップ早送り再生ボタン48、録画ボタン49等の操作ボタンが表示される。なお、BC制御機器がD−VHSの場合、情報取得系AVコマンドを発行することによって、「テープカウンタ」、「テープ走行状態」、「メディア情報」を取得して、表示することが可能となっている。
操作関連イベントが操作パネル非表示イベントである場合には(ステップS13でYES)、操作パネルをBC入力画面上から消去する(ステップS14)。
ユーザは、IEEE1394バス上にあるAV機器のうち、現在BC出力を行なっていない所定のAV機器から映像をBC入力したい場合には、再生イベントを発生させる。操作関連イベントが再生イベントである場合には(ステップS15でYES)、本願発明の特徴である再生処理を行なう(ステップS16)。再生処理の詳細については後述する。
操作関連イベントが、停止イベント、巻き戻し再生イベント、早送り再生イベント、一時停止イベント、スキップ巻き戻し再生イベント、スキップ早送り再生イベントまたは録画イベントである場合には(ステップS17)、そのイベントに対応した制御コマンドを発行して、制御機器に送る(ステップS18)。そして、ステップS1に戻る。
図5は、図3のBC入力開始処理(図3のステップS3の処理)の詳細な手順を示している。
BC入力開始処理においては、まず、DTV1はIEEE1394バス上のBC出力を行なっている機器(BC出力機器)を探索する(ステップS21)。ここでは、全てのBC出力機器を探索する。BC出力機器の探索は、IEEE1394に接続されている機器の特定オフセットアドレス( 0X FFFF:F0000904 〜0 X FFFF:F000097C)に割り当てられている出力フラグであるoPCR( oPCR[0] 〜oPCR[30]) のbcc(broadcast connection counter) フラグが立っている(”1”となっている)か否かを調べることにより行われる。
BC出力機器が発見できた場合には(ステップS22でYES)、DTV1のモニタ上に、図6に示すようなBC制御機器選択画面を表示する(ステップS23)。BC制御機器選択画面には、見つかったBC出力機器毎に、チェックボックス、メーカ名、型名が表示されるとともに、不選択用のチェックボックスが表示される。ユーザは、希望するBC出力機器が有る場合には、そのBC出力の機器に対応するチェックボックスにチェックをいれることにより、そのBC出力機器をBC制御機器として選択する。なお、希望するBC出力機器がない場合には、不選択用のチェックボックスにチェックをいれる。
BC制御機器が選択された場合には(ステップS24でYES)、そのBC制御機器からのPTS(Partial Transport Stream) を入力できるように、BC入力コネクション設定を行う(ステップS25)。具体的には、入力フラグであるiPCRのbccフラグを”1”に設定するとともにiPCRのchに選択されたBC制御機器がブロードキャスト出力をしているチャンネル番号を設定する。これにより、PTSの入力が開始される。そして、BC制御機器選択画面を消去した後(ステップS26)BC出力機器の探索を継続する(ステップS27)。
上記ステップS24において、BC出力機器が選択されなかった場合には、BC制御機器選択画面を消去した後(ステップS26)、BC出力機器の探索を継続する(ステップS27)。上記ステップS22において、BC出力機器が見つからなかった場合には、ステップS27に移行し、BC出力機器の探索を継続する。
図7は、図3の再生処理(図3のステップS16の処理)の詳細な手順を示している。
再生処理においては、まず、「BC出力を行なわせたい機器以外のコネクションを切断する可能性がありますが、実行しますか?」という警告メッセージを含む警告画面を表示する(ステップS31)。この警告画面には、「YES」ボタンと「NO」ボタンも表示される。
ユーザが「NO」ボタンを押した場合には(ステップS32でNO)、図3のステップS1に戻る。ユーザが「YES」ボタンを押した場合には(ステップS32でYES)、BC制御機器からのPTSの入力中(BC入力中)であるか否かを判別する(ステップS33)。BC入力中である場合には、当該BC制御機器に対して停止コマンドを発行した後(ステップS34)、ステップS35に進む。BC入力中でない場合は、ステップS35に進む。
ステップS35では、IEEE1394バス上にあるAV機器うちからBC出力を行なわせたい機器をユーザに選択させるための図8に示すようなAV機器選択画面を表示する。
AV機器選択画面には、IEEE1394バス上にあるAV機器毎に、チェックボックス、メーカ名、型名が表示される。ユーザは、BC出力を行なわせたい機器に対応するチェックボックスにチェックをいれる。ここで表示されるメーカ名、型名は、電源投入時やIEEE1394ケーブルの抜き差しに発生するバスリセットをトリガーイベントとして、DTV1が取得する情報である。実際には、IEEE1394バス上に接続されているノードのコンフィグレーション・ロムなどを読み取ることによって、メーカ名、型名を取得することができる。
ユーザによってAV機器が選択されなかった場合には、図3のステップS1に戻る。ユーザによってAV機器(この例では、D−VHS)が選択されると(ステップS36でYES)、選択したAV機器に対して電源オンコマンドを発行する(ステップS37)。これにより、選択したAV機器が電源オフ状態であれば、電源オン状態に遷移する。
この後、選択したAV機器に対して再生コマンドを発行する(ステップS38)。これにより、選択したAV機器が再生を開始する。この再生開始と同時に選択したAV機器がBC出力を開始した場合には(ステップS39でYES)、そのAV機器からPTS(Partial Transport Stream) を入力できるように、BC入力コネクション設定を行う(ステップS40)。そして、BC出力機器の探索を継続する(ステップS41)。
選択したAV機器に対して再生コマンドを発行しても選択したAV機器がBC出力を開始しない場合は、ステップS42に進む。
選択したAV機器が、再生を開始しても、BC出力を開始しない理由としては、以下の理由が考えられる。
(a)選択したAV機器にBC出力機能が実装されていない。 (b)選択したAV機器が既に他のAV機器とpoint-to-pointコネクションを張っている。
(c)IEEE1394バス上の他のAV機器どうしが既にコネクションを張っており、帯域が不足している。
(c)IEEE1394バス上の他のAV機器どうしが既にコネクションを張っており、帯域が不足している。
IEEE1394の仕様的には、point-to-pointコネクションの実装は必須であるが、BC出力コネクションに関してはオプション扱いである。上記(a)の場合には、選択したAV機器にBC出力をさせることは不可能である。
上記(b)の場合には、選択したAV機器と他のAV機器との間に張られているpoint-to-pointコネクションを切断させることによって、選択したAV機器にBC出力をさせることが可能である。上記(c)の場合にも、自己以外のAV機器間に張られているpoint-to-pointコネクションを切断させることによって、帯域を開放させることが可能となる。
選択したAV機器と他のAV機器との間に張られているpoint-to-pointコネクションを切断させる方法について説明する。
図9は、D−VHS2のAV/Cユニットモデル図である。
図9において、101は外部入力プラグ、102はシリアルバス非同期入力プラグ(iPCR) 、103はアンテナである。104は外部出力プラグ、105はシリアルバス非同期出力プラグ(oPCR) である。
111はテープレコーダ/プレーヤサブユニットであり、112はチューナサブユニットである。
SW1は、シリアルバス非同期入力プラグ102とチューナサブユニット112との間に設けられたスイッチSW1である。
SW2は、テープレコーダ/プレーヤサブユニット111への入力を、外部入力プラグ101、シリアルバス非同期入力プラグ102またはチューナサブユニット112の出力に切り換えるためのスイッチである。
SW3は、外部出力プラグ104およびシリアルバス非同期出力プラグ105への入力を、テープレコーダ/プレーヤサブユニット111の出力または接点Pに切り換えるためのスイッチである。
(1) 図9のD−VHS2が選択されたAV機器であるとする。選択されたD−VHS2が他の機器と入力方向のpoint-to-pointコネクションを設定している場合には、スイッチSW2がシリアルバス非同期入力プラグ(iPCR) 102に接続されている。IEEE1394において直接コネクションを切断するコマンドは存在しないが、コネクトコマンド(内部コネクト切換コマンド)を用いてスイッチSW2を外部入力プラグ101若しくはチューナサブユニット112に接続させることによって、通常は、D−VHS2は他の機器との間で設定していたコネクションを切断する。コネクションを切断することによって、選択されたD−VHS2は他の機器からのTS入力を停止する。この時、上記他の機器が重ね張りをしていない場合には、上記他の機器はTS出力を停止するので、使用していた帯域は開放される。
(2) 選択されたD−VHS2が他の機器と出力方向のpoint-to-pointコネクションを設定している場合において、テープ再生中はスイッチSW3がテープレコーダ/プレーヤサブユニット111の出力端子に接続されている。テープ停止中において、スイッチSW3が接点Pに、スイッチSW2がチューナサブユニット112の出力端子に接続されている場合には、アンテナ103から受信した映像が出力される。このように、D−VHS2が他の機器と出力方向のpoint-to-pointコネクションを設定している場合には、D−VHS2に対してAVコマンド等を発行しても、D−VHS2からのpoint-to-pointコネクションを切断できない。したがって、選択されたD−VHS2の通信相手である他の機器の入力コネクションを上記(1)と同様な方法によって切断することが期待できる。
図7に戻って、ステップS42では、選択されたAV機器(D−VHS)に対して、スイッチSW2をシリアルバス非同期入力プラグ(iPCR) 102以外の箇所(例えば、外部入力プラグ101若しくはチューナサブユニット112)に接続させるためのコネクトコマンド(内部コネクト切換コマンド)を発行する。上述したように、選択されたD−VHS2が他の機器と入力方向のpoint-to-pointコネクションを設定している場合には、D−VHS2は他の機器との間で設定していたコネクションを切断する。
そして、選択したAV機器がBC出力を開始したか否かを判別する(ステップS43)。選択したAV機器がBC出力を開始した場合には、そのAV機器からPTS(Partial Transport Stream) を入力できるように、BC入力コネクション設定を行う(ステップS40)。そして、BC出力機器の探索を継続する(ステップS41)。
上記ステップS43において、選択したAV機器がBC出力を開始しなかった場合には、選択したAV機器以外の全てのAV機器に対して、スイッチSW2をシリアルバス非同期入力プラグ(iPCR) 102以外の箇所(例えば、外部入力プラグ101若しくはチューナサブユニット112)に接続させるためのコネクトコマンド(内部コネクト切換コマンド)を発行する(ステップS44)。このコマンドの発行により、選択されたD−VHS2が他の機器と出力方向のpoint-to-pointコネクションを設定している場合にも、このコネクションが切断されるようになる。
そして、選択したAV機器がBC出力を開始したか否かを判別する(ステップS45)。選択したAV機器がBC出力を開始した場合には、そのAV機器からPTS(Partial Transport Stream) を入力できるように、BC入力コネクション設定を行う(ステップS40)。そして、BC出力機器の探索を継続する(ステップS41)。
上記ステップS45において、選択したAV機器がBC出力を開始しなかった場合には、BC出力できなかった旨を表示した後(ステップS46)、図3のステップS1に戻る。
上記実施例では、説明を単純にするため、操作パネル関係のイベント受付はステータスSがBC入力モードのときのみとしたが、ステータスSがオンエア番組を放映中である通常モードである場合にも、再生イベントによる上記のような制御を行なえるようにしてもよい。
1 DTV
2 D−VHS
21 マイコン
22 ROM
23 RAM
31 LINKチップ
32 PHYチップ
33 1394コネクタ
2 D−VHS
21 マイコン
22 ROM
23 RAM
31 LINKチップ
32 PHYチップ
33 1394コネクタ
Claims (3)
- 録画機器およびコントローラ機能を有するAV機器を含む複数のAV機器がデジタルインタフェースによって接続されるAVシステムに用いられるコントローラ機能を有するAV機器において、
デジタルインタフェースに接続されている録画機器からブロードキャスト出力をさせるための機器をユーザに選択させるための選択画面を表示する第1手段、
選択画面上で選択された対象録画機器に対して、電源オンコマンドを発行した後、再生コマンドを発行する第2手段、
再生コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第3手段、ならびに
第3手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第4手段、
を備えていることを特徴とするAV機器。 - 第3手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始しなかったと判別した場合には、対象録画機器に対して、point-to-pointコネクションを解除するための内部コネクト切換コマンドを発行する第5手段、
第5手段によって内部コネクト切換コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第6手段、ならびに
第6手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第7手段、
を備えていることを特徴とする請求項1に記載のAV機器。 - 第6手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始しなかったと判別した場合には、デジタルインタフェースに接続されている対象録画機器以外のAV機器に対して、point-to-pointコネクションを解除するための内部コネクト切換コマンドを発行する第8手段、
第8手段によって内部コネクト切換コマンドを発行した後に、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したか否かを判別する第9手段、ならびに
第9手段によって、対象録画機器がブロードキャスト出力を開始したと判別した場合には、対象録画機器からのPTSを入力するためのブロードキャスト入力コネクション設定を行なう第10手段、
を備えていることを特徴とする請求項2に記載のAV機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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