JP2003228968A - 機器制御システム、被制御機器、被制御機器動作モード変更方法、プログラム、および媒体 - Google Patents

機器制御システム、被制御機器、被制御機器動作モード変更方法、プログラム、および媒体

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JP2003228968A
JP2003228968A JP2002022416A JP2002022416A JP2003228968A JP 2003228968 A JP2003228968 A JP 2003228968A JP 2002022416 A JP2002022416 A JP 2002022416A JP 2002022416 A JP2002022416 A JP 2002022416A JP 2003228968 A JP2003228968 A JP 2003228968A
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Akihiko Nakamura
昭彦 中村
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新しいコマンドセットに対応しているコント
ローラからでも、古いコマンドセットにしか対応してい
ないレガシーコントローラからでもターゲットの制御を
可能とすることは、できなかった。 【解決手段】 複数種類のコマンドセットにそれぞれ応
じた動作モードを複数個有し、その複数個の動作モード
の内の選択している動作モードによって制御されるAV
記録機器14であって、1394バスで接続された所定
のコマンドセットを利用して制御を行うSTB11、パ
ーソナルコンピュータ(PC)13が利用する所定のコ
マンドセットを知るための調査を所定のタイミングで行
い、その調査の結果に応じて選択すべき動作モードを変
更するAV記録機器14である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、IEE
1394規格で規定された高速シリアルバス上に接続さ
れ、AVプロトコルとAV/Cコマンドセットを実装す
るノード間での機器制御システム、被制御機器、被制御
機器動作モード変更方法、プログラム、および媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オーディオ・ビデオ機器(以下、
AV機器と略す)のデジタル化が進み、それとともに、
デジタルインターフェイスを装備した機器が普及してき
ている。例えば、HDデジタルVCR協議会で規格化さ
れたフォーマット(以下、DVフォーマット)に基づく
VCR/ビデオカメラ(以下、DVCと略す)が近年急
速に普及し、また、このDVCには、IEEE1394
で規格化されたデジタルインターフェイス端子が装備さ
れている。
【0003】このIEEE1394規格のシリアルイン
ターフェイスは、現在、100M,200M,400M
bpsの伝送速度が用意され、DVやMPEG2などの
圧縮動画を同時に複数伝送することができる。また、通
信方式としては、リアルタイム伝送用のIsochro
nous伝送と非同期データ伝送用のAsynchro
nous伝送の2種類が用意されている.動画映像や、
音声といったリアルタイムデータはIsochroun
s伝送モードを用い、制御コマンドなどには、Asyn
chronousモードを用いるといった使い分けが可
能となっている。
【0004】このIEEE1394規格をAV機器に適
用するために、IEEE1394規格の上位にAVプロ
トコルが用意されている。AVプロトコルでは、制御コ
マンドを送受信するためのコマンド伝送方法、AV信号
の接続管理方法、AV信号の伝送方法が規定されてい
る。なお、このAVプロトコルは、もともとHDデジタ
ルVCR協議会で規定され、現在は、IEC61883
規格として管理されている。また、コマンド伝送の上位
プロトコルとして、1394 Trade Assoc
iationで各種コマンドセットが規定(以下、13
94TAスペックと略す)されている。このコマンドセ
ットは、AV/Cコマンドと呼ばれ、AV機器をリモー
トで制御するためのコマンドセットである。当初DVC
用に伝送規格,コマンド規格が策定され、その後、MP
EG2などの圧縮動画の伝送規格や、D−VHS規格の
VCR(以下、D−VHSと略す)用のコマンド規格、
さらには、ディスクメディア用のコマンド規格策定へと
拡張されている。
【0005】次に、AV/Cコマンドについて詳細に説
明する。前述したように、AV/Cコマンドセットは、
当初DVC用のものが規定され、その後、各種機器・ア
プリケーション向けに拡張が進んでいる。
【0006】AV/Cコマンドセットでは、AV機器を
「ユニット」,「サブユニット」という概念によりモデ
リングしている。AV/Cユニットとは、AV機器その
もののことである。また、AV/Cサブユニットとは、
AV機器の機能を司るものである。
【0007】例えば、VCRユニットは、チューナーサ
ブユニットと、テープレコーダ/プレーヤサブユニット
(以下、VCRサブユニット)とからなるという構成を
とることができる。また、ビデオカメラユニットをカメ
ラサブユニットとVCRサブユニットからなるという構
成をとることができる。このように機能単位として適当
なものが検討され、サブユニットが定められる。
【0008】なお、サブユニットは仮想的な機能単位で
あり、実際の回路構成と一致するとは限らない。例え
ば、AV/Cコマンドで制御する必要のないブロックに
ついては、どのサブユニットにも入っていない場合があ
る。
【0009】次に、AV/Cコマンドトランザクション
について説明する。前述したように、AVプロトコルで
コマンド伝送規格が規定され、このプロトコルはFun
ction Control Protocol(以
下、FCPと略す)と呼ばれている。制御する側をコン
トローラ、制御される側をターゲットと呼ぶ。
【0010】このコマンドのやりとりには、Async
hronous通信のライトトランザクションを用い
る。そして、FCPで送られるコマンドセットの種類
は、データフィールド中のCTSに記されている。CT
S=0000にすることで、AV/Cコマンドセットで
あることを示す。
【0011】図2にAsynchronousパケット
中のFCPフレームの構成を示す。また、図3にAV/
Cコマンドフレームを示し、図4にAV/Cレスポンス
フレームを示す。図3〜4に示されているctype/
responseにはそのパケットがコマンドであるか
レスポンスであるか、コマンドの場合はコマンドの機能
分類、レスポンスの場合はコマンドの処理結果の分類が
割り当てられている。この割り当てを図5に示す。
【0012】さて、AV/Cコマンドは、大きく分けて
4種類が定義されている。
【0013】(1)機能を外部から制御するコマンドと
しては、CONTROLが定義されている。
【0014】(2)外部から状態を問い合わせるコマン
ドとしては、STATUSが定義されている。
【0015】(3)制御コマンドのサポートの有無を外
部から問い合わせるコマンドとしては、GENERAL
INQUIRY(opcodeのサポートの有無),
SPECIFIC INQUIRY(opcode+o
perandsのサポートの有無)が定義されている。
【0016】(4)状態の変化を外部に知らせるよう要
求するコマンドとしては、NOTIFYコマンド(コマ
ンドの種別に応じて変化する)が定義されている。
【0017】また、これらに対するレスポンスが、つぎ
のように定義されている。
【0018】(1)CONTROLに対するレスポンス
としては、NOT IMPLEMENTED(コマンド
が実装されていないことを通知)、ACCEPTED
(コマンドが実行されたことを通知)、REJECTE
D(コマンドが実行できなかったことを通知)、INT
ERIM(コマンドが処理中であることを通知)が定義
されている。
【0019】(2)STATUSコマンドに対するレス
ポンスとしては、NOT IMPLEMENTED,R
EJECT IN TRANSITION(ステータス
が遷移中であることを通知)、STABLE(ステータ
スが遷移中でなく安定していることをを通知)が定義さ
れている。
【0020】(3)GENERAL INQUIRY,
SPECFIC INQUIRYコマンドに対するレス
ポンスとしては、IMPLEMENTED(コマンドが
実装されていることを通知)、NOT IMPLEME
NTED(コマンドが実装されていないことを通知)が
定義されている。
【0021】(4)NOTIFYコマンドに対するレス
ポンスとしては、NOT IMPLEMENTED,R
EGECTED,INTERIM(notifyが受け
付けられたことをまず通知)、CHANGED(その
後,ターゲットの状態が変化したことを通知)が定義さ
れている。
【0022】なお、Subuit_type,subu
nit_idでは、コマンドのあて先、レスポンスの送
信元を示す。subunit_typeの種類は、図5
を参照のこと。
【0023】また、ユニット内に同じ種類のサブユニッ
トが複数存在する場合の判別を行うために、判別番号と
してsubunit_idでアドレッシングを行う。そ
して、opcodeでは命令動作をあらわし、oper
andでは命令の付加的情報をあらわす。opcode
はsubunit_typeごとに定義される。なお、
subunit_typeの中にユニットが割りあてら
れているが、これは機器そのものに送る場合に用いら
れ、例えば電源のオン・オフなどがあげられる。
【0024】また、機器のサブユニット構成問い合わせ
もユニット宛に送られる。ユニットコマンドの一覧を図
6に示す。なお、サブユニットコマンドにも対応してい
るものを一覧中に“X”マークを付与している。
【0025】さて、このような1394プロトコルスタ
ックをもつ、1394機器接続の例を以下に説明する。
例えば、DVCと1394端子付きのパーソナルコンピ
ュータ(以下、PCと略す)を1394ケーブルで接続
し、PC上で動作するアプリケーションにより、編集作
業を行うことが可能となっている。このとき、PC上の
ソフトウェアでは、接続されている機器がDVCである
ことを識別した上で動作するようになっている。一般的
には、バスリセット処理終了後、機器識別動作は行われ
る。機器識別動作としては、具体的には、Config
urationROMを読み込み、AVプロトコルを実
装していると識別できたなら、1394TAスペックに
おける1394AV/Cモデルを識別する。なお、Co
nfiguration ROMの詳細についてはここ
では省略する。
【0026】Configuration ROMの読
み込み動作は、1394トランザクションのリードトラ
ンザクションを用いて行う。また、この1394AVC
/Cモデルの識別には、ユニット宛SUBUNIT I
NFOコマンドなどが用いられる。
【0027】PCアプリケーションなど1394経由で
AV機器を制御する機器(コントローラ)は、前述のよ
うに、接続されている機器の識別が必要である。これ
は、モニタなどの表示装置に、現在の機器接続状況を表
示するためという意味合いもあるが、ターゲット機器の
種類ごとにコマンドセットの実装状況が異なるという事
情に基づく。
【0028】DVCの場合は、VCRサブユニットを持
ち、VCRコマンドをサポートしているので、VCRサ
ブユニットコマンドにより制御される。図7にVCRサ
ブユニットコマンドの一覧を示す。PCアプリケーショ
ンは図7に記されたコマンドを用いてDVCを制御し、
一方DVCは、そのときの機器の状態に応じて、PCか
らのコマンドに対してレスポンスを返す。そしてこれら
を繰り返すことにより、機器制御を実現する。例えば、
DVCを再生させたいときには、PLAYコマンドを用
いる。また、早送りや巻き戻しを行いたいときにはWI
NDコマンドを用いる。相手機器の状態を調べたいとき
には、TRANSPORT STATEコマンドを用い
る。
【0029】このように、コントローラとなる機器(こ
こではPCもしくはPCアプリケーション)は、ターゲ
ットとなる機器(ここではDVC)が実装するAV/C
コマンドセットを識別し、そのコマンドセットを用いる
ことによりターゲット機器を制御する。
【0030】前述したように、1394TAスペックと
しては、VCRサブユニットコマンドセットから始ま
り、その後ディスクコマンドセットなど、新規コマンド
セットが規格化されてきている。
【0031】ターゲットとなる機器は、それぞれの機器
に適したコマンドセットを実装すればよく、また、コン
トローラとなる機器は、コントロールしようとする(タ
ーゲットにしようとする)機器が対応しているコマンド
セットを実装する必要がある。
【0032】AV/Cコマンドセットは、上記のような
仕組みになっているので、新しいコマンドセットが規格
化され、そのコマンドセットに対応した機器をコントロ
ールしようとするなら、コントローラ側の変更が必須と
なる。例えば、PCアプリケーションの場合は、ソフト
ウェアのバージョンアップなどで対応する。
【0033】また、昨今、AV機器においても、外部に
接続された1394機器を制御する機器が普及してきて
いる。例えば、BSデジタルチューナーやBSデジタル
チューナー内蔵TVでは、1394ケーブルで接続され
たD−VHS仕様のVTRなどを制御できるようになっ
ている。また、D−VHS仕様のVTRなども、BSデ
ジタルチューナーの制御などを行えるようになってい
る。ここで、D−VHS仕様のVTRを制御するために
は、VCRコマンドを実装し、また、BSデジタルチュ
ーナーを制御するためには、Tunerコマンドを実装
する必要がある。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】ところで、記録メディ
アに関してはテープメディアからディスクメディアへの
移行が近年はじまっており、1394接続においても古
いコマンドセットであるVCRコマンドセットではなく
新しいコマンドセットであるディスクコマンドセットに
対応した機器が商品化されていくことが予想される。特
に、AV記録機器などの被制御機器の商品開発は、BS
デジタルチューナー内蔵TVなどの制御機器のそれより
も先行する傾向にある。
【0035】しかしながら、たとえば、制御機器がVC
Rコマンドセットのみにしか対応していない機器(以下
ではこのような機器をレガシー機器と呼ぶ)であり、被
制御機器がディスクコマンド対応機器である場合には、
制御機器から被制御機器を制御することができない。
【0036】もちろん、PCなどであれば、ソフトウェ
アのバージョンアップなどが容易に可能であるが、一般
的なAV記録機器ではそのようなバージョンアップは容
易にはできない。
【0037】なお、ディスクコマンド対応機器である被
制御機器であっても、レガシー機器である制御機器から
エミュレーションを利用してVCRコマンドで制御しよ
うとする方法があるが、最適ではないコマンドセットを
採用しているということから、適切な制御を実現できな
いことがある。また、ターゲットとなる被制御機器側で
複数のコマンドセットに対応しておき、ユーザーのマニ
ュアル操作によりそのコマンドセットを切り替える方法
もありうるが、ユーザーから見ると操作が非常に煩雑に
なる。
【0038】本発明は、上記従来のこのような課題を考
慮し、新しいコマンドセットに対応しているコントロー
ラからでも、古いコマンドセットにしか対応していない
レガシーコントローラからでも、ユーザーのマニュアル
操作によらずにターゲットの制御を可能とすることがで
きる機器制御システム、被制御機器、被制御機器動作モ
ード変更方法、プログラム、および媒体を提供すること
を目的とするものである。
【0039】
【課題を解決するための手段】第一の本発明(請求項1
に対応)は、複数種類のコマンドセットにそれぞれ応じ
た動作モードを複数個有し、その複数個の動作モードの
内の選択している動作モードによって制御される被制御
機器と、所定のコマンドセットを利用して前記制御を行
う制御機器と、前記被制御機器と前記制御機器とを接続
するためのバスとを備え、前記被制御機器は、前記制御
機器が利用する所定のコマンドセットを知るための調査
を所定のタイミングで行い、その調査の結果に応じて前
記選択すべき動作モードを変更する機器制御システムで
ある。
【0040】第二の本発明(請求項2に対応)は、前記
調査を行うとは、前記制御機器に対して所定の問い合わ
せを行い、その問い合わせに応じた所定のレスポンスを
得ることである第一の本発明の機器制御システムであ
る。
【0041】第三の本発明(請求項3に対応)は、前記
バスは、前記接続の状態に変化があった際にはリセット
されるバスであり、前記所定のタイミングで行うとは、
前記バスのリセットが行われた後に行うことである第一
の本発明の機器制御システムである。
【0042】第四の本発明(請求項4に対応)は、前記
被制御機器および前記制御機器は、AVプロトコルおよ
びAV/Cコマンドセットを実装しており、前記バス
は、IEEE1394規格で規定されたシリアルバスで
あり、前記複数種類のコマンドセットは、前記AV/C
コマンドセットの内のVCRコマンドセットおよびディ
スクコマンドセットの二種類のコマンドセットであり、
前記動作モードの変更とは、AV/Cターゲットとして
の動作モードの変更である第二または第三の本発明の機
器制御システムである。
【0043】第五の本発明(請求項5に対応)は、前記
被制御機器は、前記動作モードの変更とともに、Con
figuration ROMのBus_info_b
lockへのリードリクエストに対するレスポンスモー
ドの変更をも行う第四の本発明の機器制御システムであ
る。
【0044】第六の本発明(請求項6に対応)は、複数
種類のコマンドセットにそれぞれ応じた動作モードを複
数個有し、その複数個の動作モードの内の選択している
動作モードによって制御される被制御機器であって、バ
スで接続された所定のコマンドセットを利用して前記制
御を行う制御機器が利用する所定のコマンドセットを知
るための調査を所定のタイミングで行い、その調査の結
果に応じて前記選択すべき動作モードを変更する被制御
機器である。
【0045】第七の本発明(請求項7に対応)は、前記
調査を行うとは、前記制御機器に対して所定の問い合わ
せを行い、その問い合わせに応じた所定のレスポンスを
得ることである第六の本発明の被制御機器である。
【0046】第八の本発明(請求項8に対応)は、前記
バスは、前記接続の状態に変化があった際にはリセット
されるバスであり、前記所定のタイミングで行うとは、
前記バスのリセットが行われた後に行うことである第六
の本発明の被制御機器である。
【0047】第九の本発明(請求項9に対応)は、複数
種類のコマンドセットにそれぞれ応じた動作モードを複
数個有し、その複数個の動作モードの内の選択している
動作モードによって制御される被制御機器側から、バス
で接続された所定のコマンドセットを利用して前記制御
を行う制御機器が利用する所定のコマンドセットを知る
ための調査を所定のタイミングで行う調査ステップと、
その調査の結果に応じて前記選択すべき動作モードを変
更する動作モード変更ステップとを備えた被制御機器動
作モード変更方法である。
【0048】第十の本発明(請求項10に対応)は、第
九の本発明の被制御機器動作モード変更方法の、複数種
類のコマンドセットにそれぞれ応じた動作モードを複数
個有し、その複数個の動作モードの内の選択している動
作モードによって制御される被制御機器側から、バスで
接続された所定のコマンドセットを利用して前記制御を
行う制御機器が利用する所定のコマンドセットを知るた
めの調査を所定のタイミングで行う調査ステップと、そ
の調査の結果に応じて前記選択すべき動作モードを変更
する動作モード変更ステップとの全部または一部をコン
ピュータに実行させるためのプログラムである。
【0049】第十一の本発明(請求項11に対応)は、
第十の本発明のプログラムを担持した媒体であって、コ
ンピュータにより処理可能な媒体である。
【0050】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態について、図面を参照しつつ説明を行う。
【0051】(実施の形態1)はじめに、1394機器
の接続形態の一例である図8を主として参照しながら、
本実施の形態における1394機器制御システムの構成
について説明する。
【0052】図8において、11はSet Top B
ox(以下、STBと略す)、12はTVモニタ、13
はパーソナルコンピュータ(PC)、14はAV記録機
器である。この図において、STBとは、デジタル放送
対応チューナー機能を持ち、1394ケーブルで接続さ
れたAV記録機器14などの外部1394機器を制御す
る機能を持つ。このSTBは映像信号をTVモニタ12
に出力する。
【0053】なお、STB11、パーソナルコンピュー
タ13などは、従来の装置であってもよい。
【0054】STB11はデジタル放送用アンテナから
入力された信号をTVモニタに出力するために、放送用
に変調された信号を復調・選局する機能と、デジタル放
送では映像の圧縮方式としてMPEG2が用いられてい
るので、そのMPEGデコード処理を行う機能を持って
いる。
【0055】ここで、AV記録機器14のシステム構成
の一例を図9に示す。図9において21はマイクロプロ
セッサ、22は1394端子、23は1394処理/I
sochronousデータ処理部(以下、1394処
理部と略す)、24は25の1394処理部にて検出さ
れたIsochronousデータ、ここでは具体的に
は映像・音声信号をメディアへ記録するため記録処理を
行う記録処理部、25は記録処理を施されたデータをメ
ディアへ記録/再生するためのストリーム制御/ドライ
ブ制御処理部(以下、ドライブ制御部と略す)である。
また、26はメディアドライブであり、25のストリー
ム/ドライブ制御処理部によりコントロールされ、メデ
ィアの書き込み/読み出しが行われる。また、メディア
からのデータ再生時には、25のストリーム/ドライブ
制御処理部によりメディアからのデータが読み込まれ、
再生処理を施し、23の1394処理部へデータが入力
される。また、マイクロプロセッサ21は、1394処
理部23,記録系処理部24,ドライブ制御部25,再
生系処理部27をユーザー操作もしくは1394バスで
接続された外部機器からのAV/Cコマンドによる制御
指示に基づき制御する。なお、図9中には、ユーザー操
作の受付部に関しては図示していない。
【0056】また、23の1394処理部はマイクロプ
ロセッサ21でのソフトウェア処理と協調し、1394
規格の物理層/リンク層/バスマネージメント層/トラ
ンザクション層/Isochronous伝送処理を行
う。これらの個々の動作については、すでに各社から商
品化されている機器で実現済みであり、すでに既知の内
容であるので、ここでは詳細説明を省略する。1394
トランザクションにおける実際の送信パケットデータの
生成や、受信したパケットの解析などは、ソフトウェア
処理にて行われる。
【0057】なお、AV記録機器14は本発明の被制御
機器に対応し、STB11、パーソナルコンピュータ1
3は本発明の制御機器に対応し、1394バス(139
4ケーブル)は本発明のバスに対応する。
【0058】つぎに、本実施の形態における1394機
器制御システムの動作について説明する。なお、本実施
の形態における1394機器制御システムの動作につい
て説明しながら、本発明の被制御機器動作モード変更方
法の一実施の形態についても説明する。
【0059】(I)はじめに、STB11とAV記録機
器14を接続した場合の機能実現の一例について詳述す
る。
【0060】1394の接続モデルとして、STB11
がコントローラ、AV記録機器14がターゲットとして
動作し、STB11からAV記録機器14をコントロー
ルして操作させる場合を説明する。
【0061】一例として、STB11のリモコン(図示
せず)を用い、STB11のチューナーで受信した信号
をAV記録機器14に記録させたり、また、AV記録機
器14からの信号をSTB11が受信してTVモニタに
映像を表示する場合を説明する。
【0062】このとき、STB11はアンテナから受信
してユーザーにより選局された信号を1394ケーブル
経由でAV記録機器14に送信する。AV記録機器では
受信した信号を記録メディアに記録する。このとき、S
TB11からはAVプロトコルにおける信号接続管理規
定に沿って、信号の接続管理が行われるとともに、AV
/Cコマンドによって、AV記録機器側を記録モードに
移行させる。記録モードに移行させるためには、REC
ORDコマンドが用いられる。
【0063】また、ここで、1394ケーブル上に流れ
る信号のフォーマットは、従来例として説明したように
IEC61883規格に沿っている。具体的には、AV
信号としては、MPEG−TSエンコードされた信号が
伝送される。ここで、AV記録機器側では、MPEG−
TSエンコードされた信号を受信し、デコードすること
なく記録メディアへ記録する。また、AV記録機器から
の再生信号も同一規格に沿ったフォーマットで、AV記
録機器14からSTB11へ送信される。このときも記
録時と同様に、AVプロトコルでの信号接続管理処理と
ともに、AV/Cコマンドによって、AV記録機器14
側を再生モードにさせる。再生モードに移行させるため
には、PLAYコマンドが用いられる。
【0064】ここから、本発明の実施の形態1の139
4機器制御システムの動作フローチャートである図1を
主として参照しながら、バスリセット終了後、外部機器
識別処理を行い、識別された機器が所定の機器であるか
否かを判断し、その判断結果に基づき、AV/Cターゲ
ットとしての動作モードを変更することを特徴とする、
IEEE1394規格で規定されたシリアルバス上に接
続され、AVプロトコルとAV/Cコマンドセットを実
装するノード間での機器制御について、具体的に説明す
る。
【0065】なお、図1において、1はバスリセット検
出処理、2はバストポロジー情報取得処理、3はCon
figuration ROM読み込み処理、4はUN
IT/SUBUNIT情報取得処理、5は機器情報のチ
ェック処理、6はターゲットモード変更必要性判断処理
(5の処理でチェックした結果に基づき所定の機器が存
在したか否かを判断する処理)、7はAV/Cターゲッ
トとしての動作モードを変更する処理、8はバスリセッ
トを発生させる処理である。
【0066】このような機器制御方法により、ターゲッ
ト機器側の動作モードを切り替え、新しいコマンドセッ
トに対応しているコントローラからも、また、古いコマ
ンドセットにしか対応していないレガシーコントローラ
からも制御可能となるターゲット機器を提供実現するこ
とができるものである。
【0067】(第一のステップ)バスリセット検出処理
1;バスリセット検出処理1であるが、この処理は通常
ハードウェアにて行われる。バスリセットとは、新たに
ノードがバスに参加したり、バスから外されるなど、ト
ポロジーに変化が起きると、バスリセット信号がバス上
の前ノードに伝わり、トポロジー情報がすべてクリアさ
れる。バスの初期化(リセット)後、各々のノードは、
ブランチ(2つ以上接続されている)か、リーフ(1つ
だけ接続されている)か、あるいは単体(接続なし)か
の状態のみを認識する。
【0068】そしてバスの初期化後、ツリー・アイデン
ティファイ(tree−identify)において、
ツリー構造の解析を行い、全ての接続されているポート
ルートノードへの方向付けを決めることによって、1つ
のノードがルートに選出される。ルートノードの決定方
法の詳細については省略するが、一般的にはハードウェ
ア的に実現される。
【0069】具体的には、図9における23の1394
処理部にて行われる。ツリー・アイデンディファイ終了
後、セルフ・アイデンティファイ(self−iden
tify)によって、各々のノードの識別に必要なバス
で唯一のphy_IDを決め、マネジメントに必要な情
報を流す。これらの情報は、1〜4個のself−ID
パケットに乗せて送られる。全てのノードがself−
IDパケットを送った後、arbitration r
eset gap期間、バスがidle状態になること
によって、通常のアービトレーションが行える状態にな
る。
【0070】セルフ・アイデンティファイ(self−
identify)が終了すると、各々のノードは通常
のアービトレーション(arbitration:バス
の使用権を取得するための調停)を使ってパケット送信
することが可能となる。
【0071】(第二のステップ)バストポロジー情報取
得処理2;以上のようなバスリセット検出処理1が終了
すると、次にバストポロジー情報取得処理2を行う。こ
れは、前述のバスリセット検出処理1におけるセルフ・
アイデンティファイで取得したself−IDパケット
に基づき、各ノードの情報を取得する。
【0072】self−IDパケットで用意されている
内容の主だったものを以下に簡単に説明する。
【0073】physical_ID;パケットの送信
側の物理ノード識別子である。
【0074】link_active;このフィールド
がセットされている場合、ノードの中にアクティブなリ
ンクレイヤとトランザクションレイヤが存在する。
【0075】gap_count;このノードのPHY
_CONFIGURATION.gap_countの
現在の値である。
【0076】PHY_SPEED;2ビットでサポート
している速度の機能を示す。
【0077】CONTENDER;このフィールドがセ
ットされていて、link_activeフラグもセッ
トされている場合、このノードはバスマネージャまたは
アイソクロナスマネージャの競争に参加する。
【0078】POWER_CLASS;電力の消費と供
給の特性を3ビットで示す。
【0079】P0..P26:ポートの状態を2ビット
で示す。
【0080】以上のような内容をもつself_IDが
各ノードから送信されるので,それぞれのノードは、バ
ス上につながるノードの情報を取得することができる。
ここでは、少なくともバス上につながるノードの個数が
判別できたものとする。なお、これらの処理は、139
4処理部23(図9参照)にて取り込まれたパケットデ
ータをマイクロプロセッサ21でのソフトウェアにて解
析することにより行われる。
【0081】(第三のステップ)Configurat
ion ROM読み込み処理3;つぎに、Config
uration ROM読み込み処理3を行う。IEE
E1394ではデータのパケット通信において、接続さ
れている機器へのデータの書き込みや読み出しのアドレ
スをIEEE1212に準拠した64ビットのアドレス
で表している。この64ビットのアドレスを指定するこ
とにより、バス上につながれている機器へのデータの書
き込みや読み出しを1つの64ビット−レジスタへのア
クセスのように扱える。
【0082】この64ビットアドレスの特定の領域に、
Configuration ROMが割り当てられて
いる。
【0083】Configuration ROMの実
装例を図10に示す。ここではGeneral ROM
フォーマットに基づき実装した例を示している。このC
onfigROMは、1394のリードトランザクショ
ンにて読み込みを行う。
【0084】読み込みデータの機器側での活用例を簡単
に説明する。
【0085】ノード固有識別子;Bus_Info_B
lockのnode_vendor_id,chip_
id_hi,chip_id_loの各フィールドの集
合体が64bitのノード固有識別子を形成する。シリ
アルバス上の物理アドレスは、バスリセット後に変化す
る可能性があるため、この固有の識別子が、ノードを識
別する唯一の確実な情報である。
【0086】unit_spec_id,unit_s
w_version;AVプロトコルを実装している機
器では、unit_spec_id=00A02Dh,
unit_sw_version=010001hとな
る。異なる値が実装されている場合は、AVプロトコル
を実装していない機器であると判断できる。
【0087】Vendor Name,Model N
ame;Vendor NameやModel Nam
eをアスキーコードで実装可能となっている。したがっ
て、外部機器から各機器(ノード)ごとに、Vendo
r NameやModelNameを読み込むことがで
きる。
【0088】以上、代表的なものについて説明したが、
外部機器(ノード)に対してこれらの情報を読み込もう
とするときには、すでにバス上に接続されているノード
の数が判明しているとして、以下の手順を踏むのが一般
的である。
【0089】1)バス上につながっている各ノードのノ
ード固有識別子(64ビット)の取得を行う。
【0090】2)各ノードがAVプロトコルを実装して
いる機器か否かの判別(unit_spec_id,u
nit_sw_verionの読み込み)を行う。ここ
では、unit_spec_id=00A02Dh,u
nit_sw_version=010001hとして
読み込めたものとする。
【0091】3)Vendor Name,Model
Nameの読み込みを行う。ここでは、それぞれ既知
の値が取得できるものとする。
【0092】(第四のステップ)UNIT/SUBUN
IT情報取得処理4;さて、Configuratio
n ROM読み込み処理3を完了したなら、UNIT/
SUBUNIT情報取得処理4を行う。この処理は、具
体的には、AVプロトコルを実装している機器(ノー
ド)に対し、UNIT情報,SUBUNIT情報の問い
合わせを行う。
【0093】すなわち、図6に示した、UNIT IN
FOコマンドとSUBUNIT INFOコマンドを各
ノードに対して送信する。そして、それぞれのノードか
ら返ってきたAV/Cレスポンスの内容を管理する。
【0094】なお、このUNIT情報問い合わせ、SU
BUNIT情報問い合わせは、Configurati
on ROM読み込み処理3で「AVプロトコルを実装
している」と判断された機器に対して行う。
【0095】繰り返しになるが、今ここでは、図8のA
V記録機器14とSTB11が1394ケーブルで接続
されている状態を説明している。そして、STB11
は、AVプロトコルを実装しており、かつ、Tuner
サブユニットを装備しており、したがって、UNIT
INFOコマンドとSUBUNIT INFOコマンド
の両者に対し、AV/Cレスポンスのsubunit_
typeとして「Tuner」というidでレスポンス
を返すものとする。ここに、subunit_type
=00101bであった(図5参照)。
【0096】ここまでで説明した外部ノードに関する情
報を取得するにあたり、AV記録機器14では図11
(a)に示す管理テーブルを用意しておく。同図に示す
ように、管理テーブルのメンバーとしては、ターゲット
ID,ノード固有識別子,ノードID,ユニットタイ
プ,サブユニットタイプ,ベンダ名,モデル名を用意す
る。
【0097】ターゲットIDは、バス上に接続されてい
る1394機器全てに割り振り、かつ、AV記録機器1
4内部で割り振っているIDである。自身を0として取
り扱う。また、ノードIDはphy_IDと一致した値
である。バスの初期化後のセルフ・アイデンティファイ
で決定される。
【0098】ユニットタイプは、各ノードのサブユニッ
ト構成によりAV記録機器14内部で決まるものとす
る。具体的には、UNIT INFOコマンドに対し、
相手機器が返してきたAV/Cレスポンスにより決定す
ればよい。また、サブユニットタイプはSUBUNIT
INFOコマンドに対して相手機器が返したレスポン
スにより決定すればよい。
【0099】なお、図11(a)に示すように管理用テ
ーブルとしては、相手機器が複数のサブユニットを持っ
ている場合にも対応しておく。また、「ベンダ名」には
相手機器のベンダ名(メーカー名)をアスキーコードで
保存する。「モデル名」には、相手機器のモデル名(機
種名)をアスキーコードで保存する。ここでは、UNI
T/SUBUNIT情報取得処理4を終えた段階で、A
V記録機器14では、外部ノードの情報として、図11
(b)に示すように取得できたとする。ここで、機器1
はAV記録機器14自身である。また、機器2は139
4バス上に接続されているSTB11である。
【0100】ここまで、AV記録機器14側の動作を説
明してきたが、例えばSTB11などにおいても外部機
器に対してAV/Cコマンドを発行して制御動作を実行
する機器(コントローラ機器)は、ここまで説明してき
たことと同様の動作を行う。すなわち、バスリセット発
生と同時に、外部機器情報取得、具体的には図11に示
したような情報取得を行う。そして、外部機器を実際に
制御する場合には、相手機器が装備しているサブユニッ
トのコマンドセットを用いて制御を行う。
【0101】(第五のステップ)機器情報のチェック処
理5;さて、このようなUNIT/SUBUNIT情報
取得処理4を終えた後、次に機器情報のチェック処理5
を行う。
【0102】機器情報のチェック処理では、UNIT/
SUBUNIT情報取得処理4までに行った外部接続機
器情報と図12で示したリストを照らし合わせる。ここ
で図12は、AV記録機器側14から見たレガシー機器
リストである。
【0103】AV記録機器14は、ここでは、図11に
示すようにディスクサブユニットを持ち、ディスクコマ
ンドにより制御される、言い換えればディスクコマンド
を受け付ける状態になっているとする。
【0104】図12のリストに挙げられている機器は、
ディスクサブユニットをコントロールする機能を持って
おらず、VCRサブユニットをコントロールする機能の
みを持っている機器を示している。ここでは、AV記録
機器14に接続されているSTB11は、そのような機
器に該当している。
【0105】この図12で示したリストには、会社コー
ドとモデル名をあらかじめ登録しておく。会社コード
は、図10で示したConfiguration RO
MのBus_info_Blockのnode_ven
dor_id(company_id)である。
【0106】また、モデル名は、アスキーコードで管理
されるMODEL NAMEである。すなわち、5の機
器情報チェック処理では、接続されている機器の情報テ
ーブルのうち、会社コードとモデル名を図12に示した
リストとの比較を行う。ここでは、AV記録機器14に
接続されている機器は、1台だけの場合を示している
が、複数台(複数ノード)接続されている場合には、そ
れぞれの機器(ノード)に対して、図12のリストとの
比較を行う。
【0107】(第六のステップ)ターゲットモード変更
必要性判断処理6;次に、モード変更必要性判断処理6
を行う。
【0108】具体的には、まず、内部的にその時点での
AV/Cターゲットモードを管理しておく。ここでは、
外部機器から見ると、Discサブユニットにより制御
できる状態であり、Discサブユニットモードとす
る。
【0109】外部に接続されている機器のうち、少なく
とも1台でも図12のリストに該当する機器が存在し、
かつ、AV/CターゲットモードがDiscサブユニッ
トモードであれば、ターゲットモード変更処理7へ移行
する。また、AV/CターゲットモードがVCRサブユ
ニットモード(詳細は後述する)であり、かつ、該当す
る機器が存在しない場合にも、ターゲットモード変更処
理7へ移行する。
【0110】なお、その他の場合は、バスリセット検出
時の終了処理9へ移行し、バスリセット発生時の処理を
終了する。
【0111】(第七のステップ)AV/Cターゲットと
しての動作モードを変更する処理7;さて、ここでは、
図12に該当する機器が存在するので、ターゲットモー
ド変更処理7へ移行する。AV/Cターゲットモードと
該当機器の有無との組み合わせで、それぞれ次にどの処
理へ移行するかを図13に示す。
【0112】AV/Cターゲットモード変更処理7で
は、内部的な1394AV/Cターゲットモデルを変更
する。ここでは、DiscサブユニットからVCRサブ
ユニットへ変更する。
【0113】すなわち、UNIT INFOコマンドや
SUBUNITコマンドに対するレスポンスにおいて
“Disc”ではなく“VCR”に該当するsubun
it_typeを返し、また、VCRサブユニットコマ
ンドに対して制御動作を実行するようにする。すなわ
ち、図12で示したリストに載っている機器が、制御可
能なAV/Cターゲットモードに変更する。その後、バ
スリセット発生処理8へ移行する。
【0114】(第八のステップ)バスリセットを発生さ
せる処理8;バスリセット発生処理8では、バスリセッ
トを発生させる。このバスリセットはハードウェア的に
発生させる必要があるので、ここでは、そのトリガとな
る処理のみを行う。本実施の形態においては、図9の2
3に示す1394処理部にて具体的な処理を行う。な
お、バスライン上の信号が所定期間、所定のロジックで
あった場合に、各ノードはバスリセットであると判断す
る規定になっている。ここでは詳細は省略する。そし
て、バスリセット検出時の終了処理9へ移行し、バスリ
セット発生時の処理を終了する。このようにバスリセッ
トを発生させているので、直後にバスリセットが発生す
る。そして、1の処理へ復帰する。
【0115】ここまでで、バスリセット検出処理1から
バスリセット発生処理8までの一連の処理に関する一通
りの説明を終える。
【0116】つぎに、バスリセットを発生させる処理8
において自身で発生させたバスリセットを検出したと
き、これまで説明してきた場合と同様にバスリセット検
出処理1から順に行われる処理について説明する。
【0117】ここでは、外部機器としてSTB11が接
続されている状況は変わらず、また、AV/Cターゲッ
トモードとしては、AV/Cターゲットモード変更処理
7により、VCRサブユニットモードになっているとす
る。
【0118】このとき、図14に示すように、機器管理
テーブルの自身(ターゲットID=0h)に関する情報
も更新しておく。また、外部からのAV/Cコマンドに
よるUNIT INFOやSUBUNIT INFOコ
マンドなどによるユニットやサブユニット種別問い合わ
せに対しても、“DISC”から“VCR”に変更して
レスポンスを返すようにする。そして6のモード変更必
要性判断処理においては、図13に示したテーブルに基
づき、バスリセット検出時の終了処理9へ移行する。
【0119】このような処理を行うなら、VCRサブユ
ニットしかサポートしていない、STB11からもAV
記録機器14を1394経由で制御可能となる。
【0120】VCRサブユニットとDiscサブユニッ
トの両者を持っていることを外部機器に見せる方法もあ
りうるが、複数のサブユニットを持っている、具体的に
は、VCRドライブとDISCドライブの両方を備えて
いる複合機などとの区別がつかなくなってしまうという
課題がある。本実施の形態によれば、そのような問題な
く、VCRサブユニットにしか対応していない外部機器
(コントローラ)からの制御が可能となる。
【0121】以上、AV記録機器14にSTB11が接
続されている場合の処理、具体的には,STB11がコ
ントローラ、AV記録機器14がターゲットのときのA
V記録機器14側の処理について説明した。
【0122】(II)つぎに、AV記録機器14を本来
のDISC装置として、Discサブユニットコマンド
により制御させる場合の機能実現の一例について詳述す
る。
【0123】この場合、コントローラ側がDiscサブ
ユニットに対応している必要がある。詳細は省略する
が、VCR装置とDisc装置とでは、その装置として
の機能が異なっているため、用意されているコマンドセ
ットも異なっている。特に、Discコマンドの方が、
より豊富なアプリケーションを実現できるように、機能
も豊富になっている。
【0124】したがって、AV記録機器14を外部から
制御する場合においても、Discコマンドにより制御
する方が好ましい。そして、今、図8の各種機器の接続
形態図において、PC13とAV記録機器14が接続さ
れている場合について、以下に説明する。ここでもAV
記録機器14がターゲットであり、PC13がコントロ
ーラであるとする。
【0125】まず、初期状態として、AV記録機器14
のAV/Cターゲットモードは、Discサブユニット
モードであるとする。このとき、バスリセット検出処理
1からUNIT/SUBUNIT情報取得処理4までを
実行した結果、図15に示す機器管理テーブルが作成さ
れる。図15において、自身の機器情報(機器1の管理
テーブル)は図11(b)に示した場合と同様である。
PC13の情報は機器2の管理テーブルに格納される。
この機器2の管理テーブルの情報は、図12で示したリ
ストと比較して、会社コードは一致するものの、モデル
名が異なっている。
【0126】今ここでは、AV/Cターゲットモードが
Discモードであるので、このような場合には、モー
ド変更必要性判断処理6において、図13の判断テーブ
ルに従い、モード変更必要性判断処理6の処理に続い
て、バスリセット検出時の終了処理9へ移行してバスリ
セット検出をトリガとする処理を終了する。
【0127】ここで、モード変更必要性判断処理6の処
理を実行する時点でのAV/CターゲットモードがVC
Rサブユニットモードであれば、モード変更必要性判断
処理6において図13の判断テーブルに従い、AV/C
ターゲットモード変更処理7へ移行してAV/Cターゲ
ットモードをDiscサブユニットモードに設定する。
【0128】重複するので詳細は省略するが、バスリセ
ットを発生させる処理8で発生させるバスリセット発生
後、再びバスリセット検出処理1を開始するが、AV記
録機器14はDiscサブユニットモードで動作する。
【0129】したがって、PC13はDiscサブユニ
ットコマンドにてAV記録機器14を制御することが可
能となる。なお、ここでも、コントローラであるPC1
3は、バスリセット発生を検出したならば、バスが初期
化されたと判断し、1394バス上に接続されている機
器(ノード)の情報を取得し、具体的には図1の1〜4
で示したような処理を行った後、ターゲット機器を制御
可能な状態に移行することを前提としている。
【0130】したがって、このような処理を行うなら、
Discコマンドに対応しているPC13からは(すな
わち、VCRコマンドにしか対応していない機器以外か
らは)DiscコマンドにてAV記録機器を制御するこ
とができ、VCRコマンドにしか対応していない機器
(STB11)からもVCRコマンドにより制御するこ
とができる。
【0131】(III)つぎに、バスリセットを発生さ
せる処理8で発生させるバスリセットをトリガとした動
作において、コントローラ側でのターゲットとなるAV
記録機器14のAV/Cターゲットモード変更の検出を
容易にすることに対応した例を示す。
【0132】図1における基本的な処理は同様である
が、AV/Cターゲットモードの変更に伴い、Conf
iguration ROMのBus_info_bl
ockのnode_vendor_id,chip_i
d_hi,chip_id_loで形成されるノード固
有識別子も変更するということである。
【0133】より具体的には、外部機器からは、139
4トランザクションにおけるリードリクエストによりC
onfiguration ROMの上記フィールド値
の問い合わせがあり、AV記録機器側からリードレスポ
ンスにて値を返す、という動作において、そのレスポン
ス値をAV/Cターゲットモードに応じて変更するとい
うことである。このような例を図16に示す。
【0134】図16では、これまでと同様に、外部機器
情報を管理するためのテーブルと同様の書式で記述して
いる。そして、2つのモードについて、それぞれ外部
(コントローラ)から見た場合に、どのような機器に見
えるかを示している。
【0135】そして、図16の「サブユニットタイプ」
のフィールドについては、SUBUNIT INFOコ
マンドに対し、「DISC」というsubunit_t
ypeを返すことを示す。
【0136】また、「ユニットタイプ」のフィールドに
ついては、UNIT INFOコマンドに対しても、
「DISC」というsubunit_typeで返すこ
とを示す。2つのモードのうち、Discサブユニット
モードがこの状態である。
【0137】この状態のときは、Discサブユニット
コマンドをサポートしている状態になっている。ここで
は、ターゲットIDフィールドはこれまでの図との整合
を取るために設けてあり、ここでの説明においては意味
をなさない。
【0138】ノードIDのフィールドについても同様で
ある。
【0139】そして、ノード固有識別子フィールドは、
外部機器(コントローラ)からConfigurati
on ROMのBus_info_blockのnod
e_vendor_id,chip_id_hi,ch
ip_id_loをリードされたときに、どのような値
を返すかを示している。ここでは、Discサブユニッ
トモードとVCRサブユニットモードとで、それぞれ0
08045001234hと008045051234
hという異なる値を返すことを示している。
【0140】前述したように、この64ビットのノード
固有識別子は、シリアルバス上のノードを識別する唯一
の確実な情報であるとされている。したがって、上記の
ようなノード固有識別子の値の変更はこの規定から外れ
ることなく行う。
【0141】さて、バスリセット発生時の動作におい
て、通常、まず各ノードに対して、このノード固有識別
子をリードし、この各ノードのそれぞれの固有識別子が
バスリセット発生前の状態と変化がなければバスの状態
は変わっていないと判断するコントローラ機器が一般的
である。
【0142】そのような機器では、バスリセットが発生
してもバスの状態は変わっていないと判断した結果、A
V/Cコマンドによるユニットやサブユニットの問い合
わせは行われない。
【0143】したがって、そのような機器では、ターゲ
ット機器側からバスリセットを発生させ、AV/Cター
ゲットモードの変更を行ったとしても、相手機器(コン
トローラ)は、それを察知することができない。
【0144】本実施の形態によれば、AV/Cターゲッ
トモードの変更とノード固有識別子の変更を行い、バス
リセットを発生させるので、STB11などのコントロ
ーラ機器側でAV記録機器14などターゲット機器側の
モード変化(具体的にはAV/Cターゲットモードの変
化)を察知することができる。
【0145】以上、ここまで1394機器の接続形態と
して1対1接続の場合のみを説明してきたが、本発明は
この場合に限定されるわけでないことは言うまでもな
い。複数の機器(ノード)が接続されている場合におい
ても、適用可能である。
【0146】さらに、ターゲット機器側から見て、相手
機器を識別できないような場合、例えば、AVプロトコ
ルを実装していない場合などがありうるが、その場合
は、あらかじめ決定されるAV/Cターゲットモードで
動作すればよい。
【0147】また、ここでは、AV/Cターゲットモー
ドの変更として、DiscサブユニットとVCRサブユ
ニットとで変更する場合を示したが、本発明はこのよう
なケースに限定するものではない。各種サブユニットモ
ードの変更の場合や、例えば、同一のサブユニットのま
まであっても、サポートするコマンド種類などの変更に
より、動作モードを変更した場合についても本発明に含
まれる。
【0148】具体的には、同一のVCRサブユニットに
おいても、外部機器に対しては異なるフォーマットのV
CR、すなわち、アナログVHSやD−VHS,DVC
など、接続されている相手機器に応じて外部への見せ
方、すなわちAV/Cターゲットモードを変更してもよ
い。VCRサブユニットのコマンド規定によれば、同じ
VCRであっても信号フォーマットによってサポートす
べきコマンド種類や、STATUSコマンドでの問い合
わせに対するレスポンスが変わるが、このような場合も
AV/Cターゲットモードの変更の範疇に含まれ、した
がって本発明に含まれる。
【0149】つまり、発明の趣旨を変更することなく、
種々の変形が可能である。
【0150】このようにして、相手機器に応じて適切な
AV/Cターゲットに切り替えるので、相手機器のコン
トローラとしての能力に関わらずコントロールが可能と
なる。したがって、1394端子付き機器に適用すれ
ば、機器間の接続互換性が向上する。
【0151】なお、本発明の問い合わせは、上述した本
実施の形態においては、AVプロトコルを実装している
機器(ノード)に対するUNIT情報、SUBUNIT
情報の問い合わせであったが、これに限らず、要する
に、本発明の制御機器に対する所定の問い合わせであれ
ばよい。
【0152】また、本発明のレスポンスは、上述した本
実施の形態においては、それぞれのノードから返ってき
たAV/Cレスポンスであったが、これに限らず、要す
るに、本発明の問い合わせに応じた所定のレスポンスで
あればよい。
【0153】また、本発明の所定のタイミングは、上述
した本実施の形態においては、バスのリセットが行われ
た後であったが、これに限らず、制御機器が制御動作を
実行するよりも前であればよい。なお、本発明の制御機
器が利用する所定のコマンドセットを知るための調査を
バスのリセットが行われた後に行うことにより、ソフト
ウェア処理の簡略化を図ることができるという効果が得
られる。
【0154】なお、発明には、上述した本発明の機器制
御システム、および被制御機器の全部または一部の手段
(または、装置、素子、回路、部など)の機能をコンピ
ュータにより実行させるためのプログラムであって、コ
ンピュータと協働して動作するプログラムが含まれる。
もちろん、コンピュータは、CPUなどの純然たるハー
ドウェアに限らず、ファームウェアやOS、さらに周辺
機器を含むものであっても良い。
【0155】また、本発明には、上述した本発明の被制
御機器動作モード変更方法の全部または一部のステップ
(または、工程、動作、作用など)の動作をコンピュー
タにより実行させるためのプログラムであって、コンピ
ュータと協働して動作するプログラムが含まれる。
【0156】なお、本発明の一部の手段(または、装
置、素子、回路、部など)、本発明の一部のステップ
(または、工程、動作、作用など)は、それらの複数の
手段またはステップの内の幾つかの手段またはステップ
を意味する、あるいは一つの手段またはステップの内の
一部の機能または一部の動作を意味するものである。
【0157】また、本発明の一部の装置(または、素
子、回路、部など)は、それら複数の装置の内の幾つか
の装置を意味する、あるいは一つの装置の内の一部の手
段(または、素子、回路、部など)を意味する、あるい
は一つの手段の内の一部の機能を意味するものである。
【0158】また、本発明のプログラムを記録した、コ
ンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれ
る。また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピ
ュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コン
ピュータと協働して動作する態様であっても良い。ま
た、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を
伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータ
と協働して動作する態様であっても良い。また、記録媒
体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、イ
ンターネット等の伝送媒体、光・電波・音波等が含まれ
る。
【0159】なお、本発明の構成は、ソフトウェア的に
実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0160】また、発明には、上述した本発明の機器制
御システム、および被制御機器の全部または一部の手段
の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させ
るためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュー
タにより読み取り可能かつ読み取られた前記プログラム
が前記コンピュータと協動して前記機能を実行する媒体
が含まれる。
【0161】また、本発明には、上述した本発明の被制
御機器動作モード変更方法の全部または一部のステップ
の全部または一部の動作をコンピュータにより実行させ
るためのプログラムを担持した媒体であり、コンピュー
タにより読み取り可能かつ読み取られた前記プログラム
が前記コンピュータと協動して前記動作を実行する媒体
が含まれる。
【0162】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、新しいコマンドセットに対応しているコント
ローラからでも、古いコマンドセットにしか対応してい
ないレガシーコントローラからでも、ユーザーのマニュ
アル操作によらずにターゲットの制御を可能とすること
ができるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の1394機器制御シス
テムの動作フローチャートである。
【図2】Asynchronousパケット中のFCP
フレームの構成図である。
【図3】AV/Cコマンドフレームの構成図である。
【図4】AV/Cレスポンスフレームの構成図である。
【図5】AV/Cコマンドにおけるctype/res
ponseの割り当てを示した図である。
【図6】ユニットコマンドの一覧図である。
【図7】VCRサブユニットコマンドの一覧図である。
【図8】1394機器の接続形態の一例を示した図であ
る。
【図9】図8におけるAV記録機器14のシステム構成
の一例を示した図である。
【図10】Configuration ROMの一実
装例を示す図である。
【図11】外部機器管理テーブルの一例を示す図であ
る。
【図12】AV記録機器14にてあらかじめ作成してお
くレガシー機器リストの一例を示す図である。
【図13】ターゲットモード変更必要性判断処理6にて
用いる判断テーブルの一例を示す図である。
【図14】AV/Cターゲット変更後の、外部機器管理
テーブルの他の一例を示す図である。
【図15】AV/Cターゲットモードを変更しない場合
の外部機器管理テーブルの一例を示す図である。
【図16】AV記録機器14のAV/Cターゲットと機
器管理テーブルにおける情報変化の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 バスリセット発生検出処理 2 バストポロジー情報取得処理 3 Configuration ROM情報取得処理 4 UNIT/SUBUNIT情報取得処理 5 機器情報のチェック処理 6 モード変更必要性判断処理 7 AV/Cターゲットモード変更処理 8 バスリセット発生処理

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のコマンドセットにそれぞれ応
    じた動作モードを複数個有し、その複数個の動作モード
    の内の選択している動作モードによって制御される被制
    御機器と、 所定のコマンドセットを利用して前記制御を行う制御機
    器と、 前記被制御機器と前記制御機器とを接続するためのバス
    とを備え、 前記被制御機器は、前記制御機器が利用する所定のコマ
    ンドセットを知るための調査を所定のタイミングで行
    い、その調査の結果に応じて前記選択すべき動作モード
    を変更する機器制御システム。
  2. 【請求項2】 前記調査を行うとは、前記制御機器に対
    して所定の問い合わせを行い、その問い合わせに応じた
    所定のレスポンスを得ることである請求項1記載の機器
    制御システム。
  3. 【請求項3】 前記バスは、前記接続の状態に変化があ
    った際にはリセットされるバスであり、 前記所定のタイミングで行うとは、前記バスのリセット
    が行われた後に行うことである請求項1記載の機器制御
    システム。
  4. 【請求項4】 前記被制御機器および前記制御機器は、
    AVプロトコルおよびAV/Cコマンドセットを実装し
    ており、 前記バスは、IEEE1394規格で規定されたシリア
    ルバスであり、 前記複数種類のコマンドセットは、前記AV/Cコマン
    ドセットの内のVCRコマンドセットおよびディスクコ
    マンドセットの二種類のコマンドセットであり、 前記動作モードの変更とは、AV/Cターゲットとして
    の動作モードの変更である請求項2または3記載の機器
    制御システム。
  5. 【請求項5】 前記被制御機器は、前記動作モードの変
    更とともに、Configuration ROMのB
    us_info_blockへのリードリクエストに対
    するレスポンスモードの変更をも行う請求項4記載の機
    器制御システム。
  6. 【請求項6】 複数種類のコマンドセットにそれぞれ応
    じた動作モードを複数個有し、その複数個の動作モード
    の内の選択している動作モードによって制御される被制
    御機器であって、 バスで接続された所定のコマンドセットを利用して前記
    制御を行う制御機器が利用する所定のコマンドセットを
    知るための調査を所定のタイミングで行い、その調査の
    結果に応じて前記選択すべき動作モードを変更する被制
    御機器。
  7. 【請求項7】 前記調査を行うとは、前記制御機器に対
    して所定の問い合わせを行い、その問い合わせに応じた
    所定のレスポンスを得ることである請求項6記載の被制
    御機器。
  8. 【請求項8】 前記バスは、前記接続の状態に変化があ
    った際にはリセットされるバスであり、 前記所定のタイミングで行うとは、前記バスのリセット
    が行われた後に行うことである請求項6記載の被制御機
    器。
  9. 【請求項9】 複数種類のコマンドセットにそれぞれ応
    じた動作モードを複数個有し、その複数個の動作モード
    の内の選択している動作モードによって制御される被制
    御機器側から、バスで接続された所定のコマンドセット
    を利用して前記制御を行う制御機器が利用する所定のコ
    マンドセットを知るための調査を所定のタイミングで行
    う調査ステップと、 その調査の結果に応じて前記選択すべき動作モードを変
    更する動作モード変更ステップとを備えた被制御機器動
    作モード変更方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の被制御機器動作モード
    変更方法の、複数種類のコマンドセットにそれぞれ応じ
    た動作モードを複数個有し、その複数個の動作モードの
    内の選択している動作モードによって制御される被制御
    機器側から、バスで接続された所定のコマンドセットを
    利用して前記制御を行う制御機器が利用する所定のコマ
    ンドセットを知るための調査を所定のタイミングで行う
    調査ステップと、その調査の結果に応じて前記選択すべ
    き動作モードを変更する動作モード変更ステップとの全
    部または一部をコンピュータに実行させるためのプログ
    ラム。
  11. 【請求項11】 請求項10記載のプログラムを担持し
    た媒体であって、コンピュータにより処理可能な媒体。
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JP2016040728A (ja) * 2012-12-27 2016-03-24 インテル・コーポレーション カメラコマンドセットホストコマンド変換

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