JP2006278070A - 燃料電池用膜電極接合体、燃料電池及びその製造方法 - Google Patents

燃料電池用膜電極接合体、燃料電池及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】容易に解体可能なMEAの提供。
【解決手段】電解質膜11と、電解質膜11の厚み方向の両側に接合された触媒層12、15と、更にその両側に触媒層12、15を介して接合されたガス拡散層14、17とを有し、拡散層14、17の周辺部と電解質膜11との間に介設され、拡散層14、17から外側に突出する剥離補助部材13、16を有することを特徴とする。つまり、拡散層と電解質膜との間に予め剥離補助部材を介装することで、MEAを実際に解体する際に、拡散層と電解質膜との剥離を容易に行うことができる。特に、剥離補助部材は、本MEAを挟持するセパレータに固定可能な部材であることが望ましい。剥離補助部材がセパレータに固定されることで、セパレータを解体する際に、剥離補助部材に対して剥離される方向の力が加わり、拡散層も電解質膜から剥離できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、解体しやすさに特徴をもつ燃料電池用膜電極接合体、燃料電池及びその製造方法に関する。
従来、燃料電池用の膜電極接合体(以下、適宜、「MEA」という)は、イオン伝導性をもつ電解質膜と、その電解質を両側から挟持する触媒層と、更にその両側から挟持する拡散層とをもつ。発電の際には、電解質の一面側から燃料が供給され、他面側から酸化剤が供給される。
上記MEAによれば、電解質膜、触媒層及び拡散層は接合されているため、複数のMEAを並設させつつセパレータと共に燃料電池として組み付けるとき、電解質膜、触媒層及び拡散層の位置ずれが抑えられ、燃料電池の高品質化に寄与することができる。
特許文献1には、電解質膜に接合する前のガス拡散電極をこれの厚み方向にプレス型で加圧する技術が開示されている。特許文献1には、ガス拡散電極の表面における毛ばたちが抑制されると記載されている。
特許文献2には、プロトン伝導性をもつ電解質膜に加圧治具により触媒層を加熱圧着する技術を開示すると共に、加圧治具の表面が平面度0.010以下であり、触媒層を形成する基材フィルムの平面度が0.005mm以下である技術が開示されている。
特開2003−234106号公報 特開平6−338335号公報
ところで、上記した燃料電池の寿命は有限であるため、寿命の尽きた燃料電池を廃却したり、リサイクルで再利用することがある。この場合、燃料電池は解体される。殊に、白金、ルテニウムなどの価格が高い触媒を使用している場合には、MEAを解体して、触媒を回収することが好ましい。また、電解質膜、触媒層などにはフッ素樹脂などから構成される高価な電解質が採用されており、電解質を回収することが望まれる場合も多い。
しかしながら上記したMEAは、電解質膜、触媒層及び拡散層が固く密着されているため、解体は容易ではない。このため、白金、ルテニウムなどの価格が高い触媒などを安価に回収することは必ずしも容易ではなかった。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、電解質膜、触媒層及び拡散層を容易に解体させることができるようにすることで、再生が望まれる材料を回収するのに有利な燃料電池用膜電極接合体(MEA)及びその製造方法、並びに燃料電池を提供することを課題とする。
上記課題を解決する目的で本発明者は鋭意研究を行った結果、以下の発明を完成した。
(1)すなわち、本発明のMEAは、電解質膜と、該電解質膜の厚み方向の両側に接合された触媒層と、該電解質膜の厚み方向の両側に該触媒層を介して接合されたガス拡散層とを有するMEAにおいて、
前記拡散層の周辺部と前記電解質膜との間に介設され、該拡散層から外側に突出する剥離補助部材を有することを特徴とする。
つまり、拡散層と電解質膜との間に予め剥離を考慮に入れた部材を介装することで、MEAを実際に解体する際に、拡散層と電解質膜との剥離を容易に行うことができる。
特に、前記剥離補助部材は、本発明のMEAを燃料電池に適用する場合に、本MEAを挟持するセパレータに固定可能な部材であることが望ましい。剥離補助部材がセパレータに固定されることで、セパレータを解体する際に、剥離補助部材に対して剥離される方向の力が加わる。剥離補助部材は電解質膜と拡散層との間に介装されているので、拡散層を電解質膜から剥離する方向に作用する。この場合、特に、拡散層から外側に突出した部分がセパレータに固定されることが望ましい。
そして、剥離補助部材がセパレータに固定されている場合、
(a)前記剥離補助部材は前記電解質膜の両面に配設され、
(b)一方の面側の該剥離補助部材は、
該一方の面側に配設される前記セパレータに、その一部分にて固定可能であり、且つ、
該電解質膜側の一部分であって、該セパレータに固定された部位と異なる部分で該電解質膜及び/又は前記触媒層に固定され、
(c)他方の面側の該剥離補助部材は、
該電解質膜側の一部分であって、一方の面側の該剥離補助部材が該電解質膜又は該触媒層に固定された部位と異なる部分で、該電解質膜及び/又は該触媒層に固定されており、且つ、
該他方の面側に配設される前記セパレータに、該電解質膜及び/又は該触媒層に固定された部位と異なる部分で固定可能である、ことが望ましい。
後に詳述するが、例えば、電解質膜の両面のいずれか一方側に配設された剥離補助部材について、MEAの広がり方向でできるだけ離れた2つの部位(正方形や長方形の場合の対向する辺など)で電解質膜及びセパレータに固定し、且つ、電解質膜の反対側に配設された剥離補助部材においては、同じくMEAの広がり方向でできるだけ離れた2つの部位であって、前述の一方側に配設された剥離補助部材とは電解質膜側とセパレータ側との位置関係を反転した部位にてセパレータ及び電解質膜に固定するが挙げられる。この構成によると、本MEAを挟持するセパレータを2つに分離することで拡散層、剥離補助部材、電解質膜、剥離補助部材及び剥離補助部材がジャバラ状につながった状態となって容易に分離できる。従って、拡散層は、電解質膜の両側の面から共に簡便に剥離することができる。
ここで、前記拡散層及び前記電解質膜は前記触媒層よりも一回り大きく、前記剥離補助部材は、該触媒層と同程度の厚みであり、該触媒層の周囲に配設されていることが望ましい。このような構成によると、剥離補助部材が介装された部分においても、MEAの厚みの変化が小さくなり、好ましくない変形や応力が加わることが抑制できる。
そして、前記剥離補助部材を前記触媒層及び前記電解質膜の間に介設されている構成を採用することで、剥離補助部材により電解質膜と触媒層との間を容易に剥離することができる。また、前記剥離補助部材を前記拡散層及び前記触媒層の間に介設されている構成を採用することで、剥離補助部材により触媒層と拡散層との間を容易に剥離することができる。
また、前記剥離補助部材の形状を額縁状にすることで、剥離補助部材が、電解質膜及び触媒層の間、又は、触媒層及び拡散層の間のいずれかを剥離する際に、剥離補助部材から拡散層などがすり抜けることを防止できる。特に、剥離補助部材が拡散層の周辺部の全周にわたって重なるような形状を採用することで、剥離補助部材から拡散層がすり抜けることをより確実に防止できる。
更に、本MEAを解体するときに、前記触媒層は、前記拡散層又は前記電解質膜のうち、定まった一方から剥離され、定まった他方に付着するようにすることが望ましい。電解質膜及び拡散層のそれぞれに対して、触媒層を固定する強度に差を付けることで剥離した場合に触媒層がいずれに付着するかを制御できる。そして、前記電解質膜及び前記拡散層のうちの前記剥離される一方と前記触媒層との間は、その周辺部が接合されていないような構成を採用することで、解体時に、触媒層が電解質膜及び拡散層のうちのどちらに残存するかが、より確実に制御できる。
また、前記剥離補助部材としては前記電解質膜に固定されたものと前記拡散層に固定されたものとの2枚以上の薄膜状部材を重ね合わせたものを採用し、重ね合わせた2枚以上の該薄膜状部材の間を分離することで、該拡散層と該電解質膜とを分離解体できる構成を採用することができる。剥離補助部材を2枚以上用いることで、より簡単に電解質膜及び拡散層の間を剥離することができる。
ここで、剥離補助部材は、前記拡散層の周辺部と前記電解質膜との間に代えて、前記触媒層の周辺部と前記電解質との間、並びに、前記触媒層の周辺部と前記拡散層との間の少なくとも1つの間に介設することもできる。剥離補助部材を介設する部位を変更しても上述したような種々の構成を採用することができる。
(2)本発明の燃料電池は、上述の(1)に示したMEAと該MEAを挟持するセパレータとを有することを特徴とする。
また、本発明の燃料電池の製造方法は、上述の燃料電池を製造する方法であって、前記電解質膜を、2つの前記触媒層、2つの前記拡散層の順であって、該電解質膜及び該拡散層の間のそれぞれに前記剥離補助部材を介装した状態で挟持してMEAを製造する工程と、該MEAの両側をセパレータで挟持する工程と、を有することを特徴とする。
本発明のMEAは、剥離補助部材を備えることにより、容易に電解質膜と拡散層との間を分離することができる。従って、使用済みの燃料電池から必要な部分を必要な形態で分離することが簡単にできる。
本実施形態のMEAは、電解質膜と触媒層と拡散層と剥離補助部材とを有する。電解質膜は特に限定しないが、プロトン伝導性材料から構成される一般的な膜が採用できる。触媒層は電解質膜の両面に形成されている。触媒層の構成についても特に限定しないが、電解質材料中に触媒を分散させたものが採用できる。この触媒は貴金属などを含む場合が多く、リサイクルの対象になる。拡散層は電解質膜の両面に触媒層を形成した後の膜の両面に接合されている。拡散層の構成についても特に限定しない。例えば、カーボンペーパなどをそのまま、又は必要に応じて電解質材料を含浸させたものが採用できる。
一般的に触媒層は電解質溶液中に触媒粉末を分散させて調製した触媒ペーストから製膜することが多い。例えば、触媒ペーストを拡散層や電解質膜に直接、塗布することで、触媒層付きの拡散層や電解質膜を調製したり、ETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やポリオレフィン製の板上に触媒ペーストを塗布して製膜後、電解質膜や拡散層に転写する方法がある。
剥離補助部材は拡散層及び電解質膜の間に介装される部材である。剥離補助部材をMEAから剥離することで電解質膜と拡散層との間を剥離することができる部材である。剥離補助部材の形態としては薄膜状のほか、断面楕円状、外側に行くに従い、厚みが増加(減少)する断面くさび状などの任意の断面形状をもつ部材を採用することができる。MEAの広がり方向の形態についても後述する僅かな限定を除けば概ね限定はない。
剥離補助部材は、電解質膜や拡散層よりも剛性(及び/又は強度)が高いことが望ましい。剛性などが高いと、拡散層などと共に剥離補助部材を剥がす際に剥離補助部材が破損したり、変形したりして拡散層などがすり抜けることを防止できる。剥離補助部材は、本MEAを燃料電池に使用した場合に、シール部材を兼ねることができるので、シール部材を兼ねる場合にはシール性が高い材料から構成されることが望ましい。また、化学的安定性に優れた材料から構成されることが望ましい。また、剥離補助部材は剥離する側の部材(電解質膜又は拡散層)に対して自己接着性がない素材から構成することで、より簡単に剥離作業を行うことができる。例えば、エラストマー系の材料、例えば、シリコンゴム、フッ素樹脂、ポリオレフィン系樹脂などから構成することができる。また、電解質膜や、拡散層に採用される素材と同系材料を採用することで、剥離補助部材自身の解体後の処理についても容易になる。
剥離補助部材は少なくとも一部が拡散層よりも外側に突出する。拡散層よりも外側に突出する部位を手がかりにして電解質膜から拡散層を剥離することができる。特に剥離補助部材は燃料電池に適用した際にセパレータに固定可能な素材乃至構成を採用することが望ましい。特に外側に突出する部位にてセパレータに固定できることが望ましい。剥離補助部材にてセパレータに固定された状態で燃料電池を解体すると、拡散層及び電解質膜の間に介装された状態で剥離補助部材がセパレータにより力を受けるので、拡散層及び電解質膜の間を剥離する方向に力を加えることができる。セパレータ及び剥離補助部材間の固定方法は特に限定しないが、熱融着による方法や、接着剤による方法、互いに切り欠きを設けて係合させる方法などが挙げられる。
特に、剥離補助部材が電解質膜の両面に配設されている場合に、拡散層及び電解質膜の間の剥離をより確実に行う目的で、電解質膜の一方及び他方の面側に配設されたそれぞれの剥離補助部材として以下の構成を採用することができる。まず、それぞれの剥離補助部材は本MEAの広がり方向の異なる位置で、それぞれセパレータ及び電解質膜(剥離補助部材が触媒層上に配設される場合には触媒層)に固定される。ここで、剥離補助部材間で電解質膜側にて固定される部位が異なるようにする。
このような構成を採用すると、本MEAを燃料電池に適用後、解体する際に、本MEAを挟持するセパレータを分離することで、それぞれのセパレータに固定された剥離補助部材により、両面側それぞれの拡散層と電解質膜との3つの部材間で剥離方向の力が加わり、簡単に解体することができる。特に、一方の面側でセパレータに固定された部位と他方の面側で電解質膜側に固定された部位とをほぼ同じ部位にすることが解体の容易性向上の観点からは望ましい。
ここで、拡散層及び電解質膜は触媒層よりも一回り大きくすることが望ましい。その上で、剥離補助部材を触媒層と同程度の厚みとすることが望ましい。そして、剥離補助部材の形状を触媒層の周囲に配設されるような形状(例えば、環状、額縁状、円環状などMEAの形状にあわせて採用する)にすることが望ましい。本形態を採用することで、触媒層が挟持された部位と、剥離補助部材が挟持された部位とにおける厚みがほぼ等しくなって、拡散層及び電解質膜に加わるひずみを小さくできる。
そして、剥離補助部材は触媒層及び電解質膜の間に介設されていることもできる。また、剥離補助部材は拡散層及び触媒層の間に介設されていることもできる。つまり、必要に応じて剥離補助部材を触媒層に重ねて介設することができる。更に、剥離補助部材により触媒層の両面から挟持することで、より確実に触媒層を分離することができる。
剥離補助部材を触媒層と重ねた場合、その重なった部位は、剥離補助部材に相当する厚みが増加するので、その厚みの大きさだけ、触媒層、拡散層及び電解質膜のうちの少なくとも1つの厚みを減少させることで全体としての厚みを均等化することが望ましい。また、剥離補助部材の厚みを部位によって変化させることを組み合わせることで、全体としての厚みを均等化することもできる。
ここで、本MEAは、解体するときに、触媒層が、拡散層又は電解質膜のうち、定まった一方から剥離され、定まった他方に付着するように構成されていることが望ましい。触媒層が、電解質膜及び拡散層のどちらの部材に付着・残存することになるかが定まることで、解体の作業効率が向上する。触媒層がどちらの部材に付着するかについては接着・固定の方法を両者の間で差を付けたりすることで制御することができる。
また、電解質膜及び拡散層のうちの剥離される一方になる部材について、触媒層との間の周辺部に接合されていない部位(一部分でも良いし、全周にわたっていても良い)を設けることでも、解体時にどちらの部材に付着することになるかを決定する要因の一つになる。
また、剥離補助部材は、電解質膜に固定されたものと、拡散層に固定されたものとの2枚以上の薄膜状部材を重ね合わせたものを採用することができる。解体時に、重ね合わせた2枚以上の薄膜状部材の間を分離することで、拡散層と電解質膜との分離解体を効率的に行うことができる。特に、剥離補助部材として、一枚の大きな薄膜状部材を折り畳んだものを採用することもできる。また、電解質膜の両面に配設する剥離補助部材について、一枚の大きな薄膜状部材をじゃばら状に折り畳んだ部材を採用することもできる。
以上説明したMEAを有する燃料電池は解体時の作業効率が向上できる。
以下、本発明のMEAを採用した燃料電池について、単セルを例に挙げ、図を用いて更に詳細に説明を行う。当然に、単セルを複数組み合わせた燃料電池スタックに本発明を適用することも可能である。なお、図を採用する場合に、各図は各部材の厚みなどの長さの比も正確なものではないことがある。特に、厚み方向は大きく誇張して示している。
(構成)
本実施例の燃料電池は、図1及び2に示すように、正方形の電解質膜11、電解質膜11の両面の略中央部に配設された同じく正方形の触媒層12及び15、触媒層12及び15の周囲を囲むように配設された額縁状の剥離補助部材13及び16、触媒層12及び15の電解質膜11に対して反対側に配設される拡散層14及び17、剥離補助部材13及び16の周辺部にて、剥離補助部材13及び16並びに電解質膜11を挟持するセパレータ21及び22から構成される。剥離補助部材13及び16はシール部材を兼ねている。
本実施例の燃料電池の製造は、図3及び4に示すように、まずMEAを製造することから行う。最初に、電解質膜11の両面に触媒層12及び15を形成する。触媒層12及び15は、一旦、ETFE製の平板上に触媒ペーストを塗布した後、電解質膜11上に転写することで形成する。触媒層12及び15は、電解質膜11よりも僅かに小さい外形をもつ。
その後、触媒層12及び15の周囲を囲むように剥離補助部材13及び16を配設する。剥離補助部材13及び16は形成された触媒層12及び15と同程度の厚みをもつ部材であり、ETFEから形成される。
拡散層14及び17は、触媒層12及び15よりも僅かに大きい外形をもつ部材である。拡散層14及び17の周辺部と剥離補助部材13及び16の内周部とは全周にわたって重なっている。拡散層14及び17が重ね合わされることで、MEAが完成する。
図5に示すように、製造されたMEAを両面からセパレータ21及び22により挟持することで、燃料電池が完成する。セパレータ21及び22と剥離補助部材13及び16との間は熱融着により接合されている。拡散層14及び17と剥離補助部材13及び16との重なる部分についても接合することができる。
(解体)
本実施例の燃料電池を解体するときの手順を説明する。図1に示すような状態の燃料電池に対し、セパレータを手がかりにして解体を行う。まず、セパレータ21及び22の間を引きはがす作業から始める。セパレータ21及び22を分離することで、接合されている剥離補助部材13及び16がセパレータ21及び22の分離に伴って電解質膜11から分離する。このときに、拡散層14及び17は周辺部が剥離補助部材13及び16にて拘束されているので、セパレータ21及び22と共に電解質膜11から分離し、電解質膜11には触媒層12及び15だけが残る。従って、電解質膜11と触媒層12及び15とを燃料電池から容易に分離することができる。
本実施例の燃料電池は、図7に示すように、外周面の一部乃至全部に切り欠きCを設けたセパレータ21b及び22bを採用したこと以外は実施例1の燃料電池と同様の構成をもつ。
燃料電池の解体を行うときに、切り欠きCに、その切り欠きCと嵌合できる形状の突起をもつ解体補助具を嵌合させてセパレータ21b及び22bの間を分離することができる。切り欠きCによりセパレータ21b及び22bの間の分離が容易になる。
本実施例の燃料電池は、図8に示すように、触媒層12及び15の周辺部との間で未接合部をもつ拡散層14b及び17bを採用したこと以外は実施例1の燃料電池と同様の構成をもつ。
燃料電池の解体を行うときに、拡散層14b及び17bと触媒層12及び15の周辺部との間に未接合部を有することで、解体時に、触媒層12及び15が確実に電解質膜11の方に接合した状態になる。
本実施例の燃料電池は、図9に示すように、剥離補助部材13に代えて2枚の薄膜状部材131及び132を重ねた部材を、剥離補助部材16に代えて2枚の薄膜状部材161及び162を重ねた部材を用いたこと以外は実施例1の燃料電池と同様の構成をもつ。
薄膜状部材131及び161は電解質膜11に接合し薄膜状部材132及び162はそれぞれセパレータ21及び22に接合することで、電解質膜11の剛性が増すため作業が容易になって、電解質膜11及び触媒層12及び15を簡便に分離することができる(図10)。
本実施例の燃料電池は、図11及び12に示すように、額縁形状である剥離補助部材13の一辺部分13aにてセパレータ21及び電解質膜11に固定され、一辺部分13aに対向する他辺部分13bにてセパレータ21のみに固定されていること、剥離補助部材16についても図12には示さないが、一辺部分13aに対応する部分がセパレータ22のみに固定され、他辺部分13bに対応する部分がセパレータ22及び電解質膜11に固定されていること、剥離補助部材13及び16のその他の部分は電解質膜11には固定されていないこと以外は実施例1の燃料電池と同様の構成をもつ。
従って、燃料電池を解体する際に、セパレータ21及び22の間を分離することにより、剥離補助部材13は拡散層14と共にセパレータ21に固定された状態になる。このときに、剥離補助部材13は、電解質膜11に一辺部13aで固定・接合されているので、電解質膜11の一辺部分が剥離補助部材13に接合した状態のままになる。
反対側の剥離補助部材16においては、電解質膜11が剥離補助部材13に接合している部分と反対側の部分で、電解質膜11に接合している。その結果、セパレータ21及び22を単に分離しただけで、拡散層14及び17から電解質膜11がほぼ完全に分離した状態にまで解体できる。
本実施例の燃料電池は、図13に示すように、額縁形状である薄膜状部材131の一辺の部分にて薄膜状部材132及び電解質膜11に固定され、一辺の部分に対向する他辺の部分にて電解質膜11のみに固定され薄膜状部材132からは容易に剥離できる状態になっていること、薄膜状部材161についても、薄膜状部材131の一辺の部分に対応する部分が電解質膜11のみに固定され薄膜状部材162には固定されておらず簡単に剥離でき、他辺の部分に対応する部分が薄膜状部材162及び電解質膜11に固定されていること、薄膜状部材131及び132の間、並びに、161及び162間のその他の部分は固定されておらず簡単に剥離できること以外は実施例4の燃料電池と同様の構成をもつ。なお、薄膜状部材131及び132、薄膜状部材161及び162は一枚の部材を2つ折りにした状態で形成することができる。また、薄膜状部材131、132、161及び162の全て乃至は一部について任意の組み合わせで1つの部材から折り畳んで形成することができる。
従って、上述の構成を有することから、本実施例の燃料電池は、解体する際に、セパレータ21及び22の間を分離することにより、薄膜状部131及び132の間、並びに、薄膜状部材161及び162の間であって互いに接合・固定されていない部分が容易に剥離することで、セパレータ21及び22の間で、電解質膜11及び触媒層12が対向する辺をそれぞれセパレータ21及び22に接合した状態になっているだけで、他の部分はほぼ完全に拡散層14及び17から電解質膜11が分離した状態にまで解体できる。
本実施例の燃料電池は、図14に示すように、剥離補助部材13及び16が、触媒層12及び15の周辺部と電解質膜11との間に介設されている以外、実施例1の燃料電池と同様の構成をもつ。触媒層12及び15の周辺部の剥離補助部材13及び16が重ね合わせられている側は、剥離補助部材13及び16を重ねた際に均一の厚みになるように厚みが薄くなっている。
従って、上述の構成を有することで、本実施例の燃料電池は、剥離補助部材13及び16を電解質膜11から剥離することで、触媒層12及び15を確実に電解質膜11から剥離することができる。すなわち、触媒層12及び15と、電解質膜11、拡散層14及び17との間の密着性などを制御しなくても、触媒層12及び15が付着・分離する方向を決定でき、作業性が向上できる。
本実施例の燃料電池は、図15に示すように、剥離補助部材13及び16が、触媒層12及び15の周辺部と拡散層14及び17との間に介設されている以外、実施例1の燃料電池と同様の構成をもつ。触媒層12及び15の周辺部の剥離補助部材13及び16が重ね合わせられている側は、剥離補助部材13及び16を重ねた際に均一の厚みになるように厚みが薄くなっている。また、剥離補助部材13及び16の厚みを調節する目的で、剥離補助部材13及び16の電解質膜11側にはシール材(又は接着剤)からなる接着層133及び163が形成されている。この接着層133及び163は、剥離補助部材13及び16と電解質膜11との間の接着力を拡散層14及び17側よりも相対的に大きく(接着層133及び163の組成、条件によっては小さく)制御するもので、剥離補助部材13及び16により触媒層12及び15がどのように回収できるかを制御するものである。
従って、上述の構成を有することで、本実施例の燃料電池は、剥離補助部材13及び16を拡散層14及び17から剥離することで、触媒層12及び15を確実に拡散層14及び17から剥離することができる。すなわち、触媒層12及び15と、電解質膜11、拡散層14及び17との間の密着性などを制御しなくても、接着層133及び163の接着性を制御することで、触媒層12及び15が付着・分離する方向を決定でき、作業性が向上できる。
本実施例の燃料電池は、図16に示すように、剥離補助部材131及び132が触媒層12の周辺部の両側から挟持するように介設され、剥離補助部材161及び162が触媒層15の周辺部の両側から挟持するように介設されていること(つまり、剥離補助部材が拡散層及び触媒層の間と触媒層及び電解質膜の間の両方に介設されている)以外は実施例4の燃料電池と同様の構成をもつ。
触媒層12及び15の周辺部の両面は、剥離補助部材13及び16を重ねた際に均一の厚みになるように厚みが薄くなっている。また、剥離補助部材131及び132の間及び剥離補助部材161及び162の間には、シール材(又は接着剤)からなる接着層133及び163がその間を接着するように形成されている。
この接着層133及び163によって、剥離補助部材131、132、161及び162が触媒層12及び15に確実に接合・一体化されている。
従って、上述の構成を有することで、本実施例の燃料電池は、剥離補助部材131、132、161及び162を剥離することで、触媒層12及び15を確実に拡散層14及び17、並びに電解質膜11から剥離することができる。すなわち、触媒層12及び15と、電解質膜11、拡散層14及び17との間の密着性などを制御しなくても、触媒層12及び15を簡単に単離することができる。その場合に、触媒層12及び15の周辺部は剥離補助部材131、132、161及び162により補強されている形態になり、触媒層12及び15を回収する際に破壊するおそれが少なくなる。
実施例1の燃料電池の概略断面図である。 実施例1の燃料電池の概略上面透視図である。 実施例1の燃料電池のMEAの組み立て概略図である。 実施例1の燃料電池の組み立て時の概略断面図である。 実施例1の燃料電池の組み立て時の概略断面図である。 実施例1の燃料電池を解体した後の概略断面図である。 実施例2の燃料電池の概略断面図である。 実施例3の燃料電池の組み立て途中における概略断面図である。 実施例4の燃料電池の概略断面図である。 実施例4の燃料電池を解体した後の概略断面図である。 実施例5の燃料電池を解体した後の概略断面図である。 実施例5の燃料電池における剥離補助部材とセパレータ及び電解質膜との接合・固定する部位を示した概略上面透視図である。 実施例6の燃料電池を解体した後の概略断面図である。 実施例7の燃料電池の概略断面図である。 実施例8の燃料電池の概略断面図である。 実施例9の燃料電池の概略断面図である。
符号の説明
11…電解質膜
12、15…触媒層
13、16…剥離補助部材
131、132、161及び162…剥離補助部材(剥離補助部材)
133、163…接着層
14、17…拡散層
21、22、21a、22a…セパレータ C…切り欠き

Claims (13)

  1. 電解質膜と、該電解質膜の厚み方向の両側に接合された触媒層と、該電解質膜の厚み方向の両側に該触媒層を介して接合されたガス拡散層とを有する燃料電池用膜電極接合体において、
    前記拡散層の周辺部と前記電解質膜との間に介設され、該拡散層から外側に突出する剥離補助部材を有することを特徴とする燃料電池用膜電極接合体。
  2. 電解質膜と、該電解質膜の厚み方向の両側に接合された触媒層と、該電解質膜の厚み方向の両側に該触媒層を介して接合されたガス拡散層とを有する燃料電池用膜電極接合体において、
    前記触媒層の周辺部と前記電解質との間、並びに、前記触媒層の周辺部と前記拡散層との間の少なくとも1つの間に介設され、該拡散層から外側に突出する剥離補助部材を有することを特徴とする燃料電池用膜電極接合体。
  3. 本燃料電池用膜電極接合体を燃料電池に適用する場合に、前記剥離補助部材は、本燃料電池用膜電極接合体を挟持するセパレータに固定可能な部材である請求項1又は2に記載の燃料電池用膜電極接合体。
  4. (a)前記剥離補助部材は前記電解質膜の両面に配設され、
    (b)一方の面側の該剥離補助部材は、
    該一方の面側に配設される前記セパレータに、その一部分にて固定可能であり、且つ、
    該電解質膜側の一部分であって、該セパレータに固定された部位と異なる部分で該電解質膜及び/又は前記触媒層に固定され、
    (c)他方の面側の該剥離補助部材は、
    該電解質膜側の一部分であって、一方の面側の該剥離補助部材が該電解質膜又は該触媒層に固定された部位と異なる部分で、該電解質膜及び/又は該触媒層に固定されており、且つ、
    該他方の面側に配設される前記セパレータに、該電解質膜及び/又は該触媒層に固定された部位と異なる部分で固定可能である、
    請求項3に記載の燃料電池用膜電極接合体。
  5. 前記拡散層及び前記電解質膜は前記触媒層よりも一回り大きく、
    前記剥離補助部材は、該触媒層と同程度の厚みであり、該触媒層の周囲に配設されている請求項1、3及び4のいずれかに記載の燃料電池用膜電極接合体。
  6. 前記剥離補助部材は前記触媒層及び前記電解質膜の間に介設されている請求項1〜4のいずれかに記載の燃料電池用膜電極接合体。
  7. 前記剥離補助部材は前記拡散層及び前記触媒層の間に介設されている請求項1〜4のいずれか記載の燃料電池用膜電極接合体。
  8. 前記剥離補助部材の形状は額縁状である請求項1〜7のいずれかに記載の燃料電池用膜電極接合体。
  9. 本燃料電池用膜電極接合体を解体するときに、前記触媒層は、前記拡散層又は前記電解質膜のうち、定まった一方から剥離され、定まった他方に付着する請求項1〜8のいずれかに記載の燃料電池用膜電極接合体。
  10. 前記電解質膜及び前記拡散層のうちの前記剥離される一方と前記触媒層との間は、その周辺部が接合されていない請求項9に記載の燃料電池用膜電極接合体。
  11. 前記剥離補助部材は前記電解質膜に固定されたものと前記拡散層に固定されたものとの2枚以上の薄膜状部材を重ね合わせたものであり、
    重ね合わせた2枚以上の該薄膜状部材の間を分離することで、該拡散層と該電解質膜とを分離解体できる請求項1〜10のいずれかに記載の燃料電池用膜電極接合体。
  12. 請求項1〜11のいずれかに記載の燃料電池用膜電極接合体と該燃料電池用膜電極接合体を挟持するセパレータとを有することを特徴とする燃料電池。
  13. 請求項12に記載の燃料電池を製造する方法であって、
    前記電解質膜を、2つの前記触媒層、2つの前記拡散層の順であって、該電解質膜及び該拡散層の間のそれぞれに前記剥離補助部材を介装した状態で挟持して燃料電池用膜電極接合体を製造する工程と、
    該燃料電池用膜電極接合体の両側をセパレータで挟持する工程と、
    を有することを特徴とする燃料電池の製造方法。
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