JP2006277406A - 動作試験方法、動作試験装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 商用運転時の負荷状況を網羅したランニング試験を実施可能な動作試験方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 試験中の装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定し、測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較し、測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整し、目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させながら同様の手順を繰り返す構成を有する。
【選択図】 図8

Description

本発明は動作試験方法、動作試験装置及びプログラムに係り、特に様々な処理負荷状態が想定される処理装置の動作試験を行うための動作試験方法、当該方法を自動的に実行する動作試験装置及び当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
例えば複数の磁気ディスク装置を備え、それらの記憶容量を統合的に管理する機能を有するディスクアレイ装置の動作を検証する方式として、装置の処理負荷状態を変動させながら稼働させる所謂ランニング試験による方式がある。
ディスクアレイ装置の動作検証のためのランニング試験は、例えば当該ディスクアレイ装置に対してアクセス動作を行うサーバを当該ディスクアレイ装置にデータ転送路を介して接続した状態で行う。その場合、サーバの性能、データ転送路のデータ処理速度及びデータ転送速度は、年々増加している。また、動作検証の対象であるディスクアレイ装置自体の処理速度も増加し、さらにディスクアレイ装置内部のデータ経路や制御機能も複雑化している。
従来ディスクアレイ装置に対するランニング試験は、装置を高負荷状態とすることに重点をおいて行っていた。また、年々動作検証環境が変化する中、装置の高負荷状態を実現するために走行パラメタの調整を検証作業者が手作業により行う必要があった。
図1に従来のランニング試験を実施するためのシステム構成の一例を示す。
図示の如く、複数の磁気ディスク装置1121乃至1124を備えたディスクアレイ装置1100のランニング試験を行う場合、実際にディスクアレイ装置1100に対してアクセス動作を行うサーバ1200をデータ転送路を介して接続する。そして検証作業者が所定の走行パラメタを設定することにより、サーバはディスクアレイ装置1100に対し、当該走行パラメタに応じた態様でディスクアレイ装置1100のコントローラ1110に対しアクセス動作行う。
ディスクアレイ装置1100のコントローラ1110はこのアクセス動作に応じて各磁気ディスク装置1121乃至1124に対してアクセス動作を実施する。検証作業者はサーバ1200を介してディスクアレイ装置1100の動作状況を監視し、必要に応じて適用する走行パラメタを変更することによってその処理負荷状態を調整する。
特開2001−236602号公報 特開平8−255113号公報
このようにランニング試験を実施する際、ディスクアレイ装置内部のデータ転送経路や制御機能が複雑化している中、上記の如く高負荷状態に重点をおいた動作検証が行われるため、ディスクアレイ装置の内部では一定の負荷状態となっており、状態変化点の動作検証は実施されていなかった。
そのため、ディスクアレイ装置のファームウェアが管理する処理テーブル更新矛盾や各種リソース競合における処理順序矛盾などの障害の可能性を未然に発見することは困難であった。
さらに、このように装置内部が一定の負荷状態で稼働されるため、複雑化しているデータ経路および制御機能の一部しか動作検証されていなかった。そのためディスクアレイ装置が有する複数の機能間の通信制御におけるレスポンス遅延などの障害の可能性の未然の発見は困難であった。
本発明は上記問題点に鑑み、データ処理速度及びデータ転送速度が増加すると共にディスクアレイ装置内部のデータ転送経路及び制御機能が複雑化する中、被検証装置の動作状態として想定され得るものを網羅的に実現可能とすることにより検証漏れを防ぎ、もって商用稼働中に障害が発生するような事態を確実に防止可能な動作試験方法を提供することを目的とする。
又、更に、様々な処理負荷状態で発生し得るディスクアレイ装置内における処理テーブル更新矛盾、各種リソース競合における処理順序矛盾等の障害の可能性を発見することが可能なように走行パラメタを組み合わせることが可能な動作試験方法を提供することを目的とする。
本発明では試験対象の処理装置に所定の処理条件にて所定の処理動作を実行させる処理動作実行段階と、当該所定の処理動作が装置内で実行された際の当該装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定段階と、測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較する処理負荷率比較段階と、測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整する処理条件調整段階と、測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内にある状態で当該処理装置の動作検証を行う動作検証段階とを有し、目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させて前記処理動作実行段階、処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返す構成とした。
このように測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内に入るように所定の処理条件を自動調整することで所望の処理負荷状態を実現する。そして目標処理負荷率を所定の態様で変化させ、その都度同様に自動調整を行う。その結果商用運転時に想定されるような様々な処理負荷状況の変動を試験中に実現可能となり、もって検証漏れを防ぎ、商用稼働中に障害が発生するような事態を確実に防止可能な動作試験方法を提供することが可能となる。
更に、処理装置の複数の機能の夫々の機能に関する処理動作毎に、所定の処理負荷率範囲を所定の態様で変化させながら前記処理動作実行段階、前記処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返す構成とすることが望ましい。
このように処理装置が有する様々な機能要素毎に処理負荷率を変動させながら試験運転を行うことにより、機能相互間の関連性に起因して生ずるような障害の可能性の発見を確実に行なうことが可能になる。その結果、検証漏れを防ぎ、商用稼働中に障害が発生するような事態をより確実に防止可能な動作試験方法を提供することが可能となる。
このように本発明によれば処理装置の動作検証を、商用運転時に想定され得る状況を網羅的に実現しながら実施可能なため、効果的且つ効率的な動作試験の実現が可能となる。
本発明の実施の形態によれば、動作検証対象たるディスクアレイ装置に対する負荷が一定で態変化点の動作検証が行えていなかった従来の問題点を解決するため、負荷変動の要素に着目している。
負荷変動の範囲として一例として図2に示す如くの5種類の要素(以下、「負荷区分」と称する)を設定し、これらの要素の組み合わせにより負荷変化点が得る。
図3A乃至3Dはこれらの要素の組み合わせから得られる負荷変動パターンとして負荷変動要素を列挙したものである。
これらの負荷変動要素を実現するため、図4に示す如くの、負荷変化前の負荷レベルと負荷変化後の負荷レベルとを示す情報を格納した「負荷変動要素テーブル」を設ける。同テーブル中、負荷No.は図2に示される負荷No.を指す。
以下本発明の第1の実施の形態としての動作試験方法の具体的な手順を述べる。
(1)負荷区分に対応する走行パラメタを決定し、図5に示す如くの「負荷区分と走行パラメタとの対応テーブル」を作成する。なおこの場合、図示の如く、図2に示す負荷区分に対し、更に細分化した負荷区分を適用することが可能である。その結果、商用運転時に想定され得る様々な処理負荷状況に対し精度良く検証動作が実行可能となる。
(2)ランダム選択、または、検証作業者による任意選択により試験開始時の負荷区分を決定する。
(3)「負荷区分と走行パラメタとの対応テーブル」を参照し、決定された負荷区分に対応した走行パラメタを適用してディスクアレイ装置を稼働させることによりランニング試験を実施する。
(4)一定時間(時間はランダムに決定、または、検証作業者の指定により決定)経過後、図4に示す「負荷変動要素テーブル」中、その負荷変化前の負荷No.が現在の負荷区分と一致する負荷変動No.をランダムに選択する。
その際、負荷変動要素の選択に偏りが生じないよう、負荷変動要素の選択回数の実績をテーブルに記録しておく。そして、選択されることにより実際の処理負荷測定用に適用された各負荷変動要素の選択回数の差を求める。そしてこの差が所定の選択偏り許容回数を超えた場合、選択回数が少ない方の負荷変動要素を優先的に選択するようにする。その結果、試験運転において適用される負荷変動要素間の適用回数のバラツキを解消可能である。
(5)このように選択された図4の負荷変動要素テーブル中の負荷変動No.における負荷変化後の負荷No.を参照し、ディスクアレイ装置の運転をその負荷No.の負荷区分に対応した走行パラメタによる走行に切替える。
(6)上記段階(4)乃至(5)を繰り返し実施して負荷変動のランニング試験走行を行う。
次に本発明の第2の実施の形態としての動作試験方法について述べる。
例えばディスクアレイ装置の機能として、図6に示す如く、「サーバとのインタフェース機能」150、「ディスクアレイ制御機能」160及び「データを保存するディスク制御機能」170が挙げられる。
サーバとのインタフェース機能150について述べる。サーバ200において所定のアプリケーションソフトウェア250を実施することによりディスクアレイ装置100に対してアクセス動作が行われる際、キャッシュメモリ115の使用等により効率的な読み出しデータの取得等がなされる。このように、当該機能150により、サーバ200とディスクアレイ装置100のコントローラとの情報交換が効率化され、サーバ200による円滑なアクセス動作が可能となる。
ディスクアレイ制御機能160は、サーバ200からのアクセス動作に対し、該当する処理を実行すべく、配下の各磁気ディスク装置121乃至125に対するアクセス動作を実施する。各磁気ディスク装置121乃至125ではディスク制御機能170により、自己の磁気ディスク記録媒体に対し、該当するデータ書き込み/読み出し処理を実施する。
従来の動作試験ではディスクアレイ装置に対する処理負荷が一定とされ、各機能単位および機能間の負荷の差に着目した検証が行われていなかった。この問題を解決するため本発明の第2の実施の形態では、各機能単位の処理負荷および機能間の処理負荷の差を、例えば図2に示す負荷区分に対応させて変化させるべく、図7に示す如くの「機能の負荷区分の相関テーブル」を設ける。さらに、図4に示す「負荷変動要素テーブル」を、これら各機能単位に設ける。
以下に本発明の第2の実施の形態としての動作試験方法の具体的な手順を述べる。
(1)上記各機能間の目標負荷状態値の組み合わせを設定すると共にそれらの組み合わせ毎に走行パラメタを決定し、図7に示す「機能の負荷区分の相関テーブル」を作成する。尚、図7中、各機能毎の負荷区分No.は図2に示す負荷No.を指す。
同テーブル作成の際、各機能間の相互関係によっては実現し得ないような負荷区分の組合せも生じ得る。その場合、該当するテーブルNo.をinvalid(無効)とし、当該組み合わせを適用対象外とする。
(2)ランダム選択、または、検証作業者による選択により試験開始時に負荷変動を生じさせる機能(負荷変動有効機能)およびその負荷区分を決定する。
(3)図7の「機能の負荷区分の相関テーブル」を参照し、決定された負荷変動有効機能及び負荷区分と一致する要素を有するテーブルNo.をランダムに選択する。
その際テーブルNo.の選択に偏りが生じないようにするため、機能毎の負荷区分の組み合わせの選択回数をテーブルに記録しておく。そして各テーブルNo.の選択回数の差が所定の選択偏り許容回数を超えた場合、選択回数が少ない負荷変動要素を優先的に選択適用するようにする。
(4)選択されたテーブルNo.に対応した走行パラメタを使用してランニング試験の走行を開始する。
(5)一定時間(時間はランダムに決定、または、検証作業者の指定による)経過後、当該負荷変動有効機能につき、図4に示す「負荷変動要素テーブル」中、その負荷変化前の負荷No.が現在の走行中の負荷区分と一致する負荷変動No.をランダムで選択する。
その際も負荷変動要素の選択に偏りが生じないようにするため、負荷変動要素の選択回数をテーブルに記録しておく。そして各負荷変動要素の選択回数間の差が所定の選択偏り許容回数を超えた場合、選択回数が少ない負荷変動要素を優先的に選択適用するようにする。
(6)このように選択された図4の負荷変動要素テーブル中の負荷変動No.における負荷変化後の負荷No.を参照し、上記段階(3)と同様の手順で負荷変化後の負荷No.に対応する負荷区分の走行パラメタを図5に示す対応テーブルから決定し、その決定にしたがって走行条件を切替える。
(7)このようにして特定の機能重視の検証試験を行った後、次に負荷変動を行う機能(負荷変動有効機能)をランダムに決定する。
その際、各機能についての負荷変動要素テーブル(即ち負荷変動を適用する機能要素)の選択回数の合計回数の機能間の差が所定の選択偏り許容回数を超えた場合、選択回数が少ない機能要素を優先的に負荷変動有効機能として選択適用するようにする。
(8)上記段階(5)乃至(7)の手順を繰り返し実施して負荷変動のランニング試験走行を行う。
上記第1の実施の形態によれば、該当する手順をプログラム化しコンピュータに自動実施させることで、自動的に検証対象のディスクアレイ装置に対する負荷変動を網羅的に実現することが可能となり、装置負荷状態の変化点の動作検証を容易且つ確実に実施することが可能となる。
又第2の実施の形態によれば、検証対象のディスクアレイ装置の特定の機能部分に重点をおいた負荷変動を実現でき、機能毎の状態遷移に対する網羅的な動作検証が可能となる。その結果検証範囲を拡大することが可能となり、従来の一定負荷の検証では検出し得なかった機能単位の状態遷移に対する障害の可能性が確実に検出可能となり、さらなる製品の品質向上を図ることが可能となる。
以下、上記第1の実施の形態に対応する本発明の実施例1による動作試験方法及び動作試験装置につき、図と共に詳細に説明する。
図8は実施例1による動作試験方法及び装置について説明するための、動作試を実施するための構成のブロック図である。
図示の如く、動作試験装置としてのサーバ200は、試験対象のディスクアレイ装置100の動作条件を規定する走行パラメタにしたがってディスクアレイ装置100のコントローラ110に対してアクセス動作を実施する。ディスクアレイ装置100ではこれに応じて配下の磁気ディスク装置121乃至124に対し、該当するデータ処理を実行させる。
ディスクアレイ装置100ではその処理の間、上記サーバ200とのインタフェース機能150、ディスクアレイ制御機能160及びディスク制御機能170等に関する処理負荷を示す装置負荷状態値を得、これをサーバ200にLAN経由でフィードバックする動作を行なう。
サーバ200はこれを受けて当該装置負荷状態値を所定の目標値と比較し、目標値範囲を逸脱していればこれに収めるよう上記走行パラメタを自動的に調整する。このようにして走行パラメタを調整することによってディスクアレイ装置100が所定の処理負荷状態で走行するように制御する。そしてそのように所定の処理負荷状態で走行させた状態で当該ディスクアレイ装置100が所定の動作を実施し得ることを検証する。
上記検証動作は図8に示す如く、このディスクアレイ装置100に対し動作検証に用いるサーバー200を接続した形態にて行うが、サーバー200がディスクアレイ装置100から「装置負荷状態値」を取得するインタフェースの形式は問わない。ここでは上記の如くLANを使用した接続形態を想定している。
以下、図11,12に示す動作フローチャートに沿って実施例1におけるサーバ200の動作を説明する。
ステップS1にて、走行パラメタとして、図16,(1)に示す如くのベース・パラメタを設定する。
尚、図示の走行パラメタの各要素の意味は図10に示すとおりである。
また、図17,(1)に示す、負荷区分毎の走行パラメタを決定するための「負荷区分と走行パラメタとの対応テーブル」中、テーブルNo.1についての走行パラメタを求めるべく所定の初期化処理を行う。
ステップS2にて、装置負荷状態値の収集開始をディスクアレイ装置100に指示する。ディスクアレイ装置100では装置負荷状態値の収集を実施する(ステップS21)。
ここでディスクアレイ装置100が採取すべき装置負荷状態値の例としてはディスクアレイ装置100の制御部としてのコントローラのビジー(BUSY)率、キャッシュメモリ115のキャッシュヒット率、磁気ディスク装置121乃至124に対するディスクアクセス量等が挙げられる(図9参照)。
ステップS3にて、上記設定に係る走行パラメタにしたがってサーバ200はディスクアレイ装置100に対しアクセス動作を実施する。その際ディスクアレイ装置100では装置負荷状態値を採取して逐次記録する(ステップS22)。
ステップS4にて、装置負荷状態値の通知をディスクアレイ装置100に対して指示し、ディスクアレイ装置100から通知された装置負荷状態値を取得する(ステップS23)。
ステップS5にて、現在適用中の走行パラメタをファイルに保存し、図5に示される如くの負荷区分と走行パラメタとの対応テーブル中、装置負荷状態値がステップS4にて取得した装置負荷状態値と一致するテーブルNo.の走行パラメタ名称欄に、当該ファイル名を設定する。
この処理を、テーブルNo.1の負荷区分実現用の走行パラメタを決定する例で説明する。
図16、(1)の走行パラメタを“parameter−A”のファイル名で保存する。ここで例えばこの走行パラメタにしたがった走行によって得られた装置負荷状態値が70%の負荷率(以下、負荷率の語を省略する)であった場合、図17,(2)に示す如く、負荷区分と走行パラメタとの対応テーブル中、負荷状態値の範囲が上記得られた装置負荷状態値を包含するテーブルNo.2の走行パラメタ名称に
“parameter−A”を設定する。
ステップS6にて、ディスクアレイ装置100から通知された負荷状態値と、負荷区分と走行パラメタとの対応テーブル中の当該テーブルNo.1の装置負荷状態値(期待値)とを比較する。
この比較処理を、上記同様、テーブルNo.1の負荷区分用走行パラメタを決定する例で説明する。
装置負荷状態値が70%であった場合、当該テーブルNo.1の負荷区分の負荷率の範囲は81%乃至100%であるため、走行によって得られた装置負荷状態値はこの期待する範囲内には無い(ステップS6のNo)。この場合は以下に説明するステップS7の処理に移る。
他方、走行によって得られた装置負荷状態値が94%であった場合、当該テーブルNo.1の負荷区分の負荷率の範囲81%乃至100%内である(ステップS6のYes)。この場合には求めようとするテーブルNo.1の負荷区分実現用走行パラメタとして有効といえる。このため、後述するステップS8の処理に移る。
ステップS7では求めようとするテーブルNo.の負荷区分の期待値と、走行によって得られた負荷状態値との差分を係数として用い、現在適用中の走行パラメタ要素の値を変更する。
この処理を上記同様、テーブルNo.1の負荷区分用走行パラメタを決定する例で説明する。
ここで各負荷区分実現用の走行パラメタは最低2つ求める。そしてそのいずれも未決定の場合、当該テーブルNo.1の負荷区分の負荷率の範囲81%乃至100%の中間値である90.5%を差分を求める際の基準値とする。他方既に走行パラメタが決定している場合、この範囲中の最大値である100%を差分を求める際の基準値とする。
走行によって得られた装置負荷状態値が70%であった場合、差分による係数は、90.5%÷70%≒1.29として求まる。この係数で走行パラメタの変動要素であるアクセス・サイズとキューイング数とを乗算する。その結果、アクセスサイズは64×1.29≒82(kB)と得られ、キューイング数は10×1.29≒10と得られる。
又走行パラメタの他の要素としてのアクセス・タイミングについては、70%÷90.5%≒0.77を係数として乗算する。具体的には、0×0.77=0として求まる。
図16,(2)は図16,(1)に示すベースパラメタに対し、このようにして調整変更された走行パラメタの各要素を示す。
このようにして変更によって得られた新たな走行パラメタについて対応する走行パラメタ名称を与えたのち、当該走行パラメタを適用してステップS2以降の手順を再度実施する。そのようにして上記同様、走行による装置負荷状態値を得る。
このようにして各走行パラメタをディスクアレイ装置100に適用した結果得られた装置負荷状態値により、上記負荷区分と走行パラメタとの対応テーブルの走行パラメタ名称の欄には該当する走行パラメタ名称が順次設定される(ステップS5)。
ステップS8では、このようにして負荷区分と走行パラメタとの対応テーブルのすべてのテーブルの走行パラメタ名称が最低2つ設定されているか否かを判定する。その結果、Yesの場合、ステップS9の処理に移る。
このようにして最終的に決定された負荷区分と走行パラメタとの対応テーブルの内容を図17,(3)に示す。
他方ステップS8の結果未決定のテーブルNo.が存在する場合、ステップS3の処理に戻る。
ステップS9では、上述の手順で得られた各負荷区分毎の走行パラメタを実際に適用してランニング試験を実施するにあたり、まず「負荷区分と走行パラメタとの対応テーブル」から初期走行パラメタをランダム(乱数mod(テーブル数+1))に選択する。
ここで243mod(テーブル数+1)とは、乱数243を(テーブル数+1)で除算した場合の余りを求める関数である。例えば乱数として243が得られ、図17,(3)のテーブルを適用する場合、243mod(5+1)=40余り3となり、テーブルNo.として3が求まる。その結果図17,(3)においてテーブルNo.3が適用され、当該テーブルNo.3の最初に登録されている走行パラメタ名称である
“parameter−E”が選択される。
ステップS10では、このようにして得られた走行パラメタをディスクアレイ装置100に適用して試験走行を実施する。
なお、微変動の負荷変動要素を適用する場合、試験走行時には該当する負荷区分実現用に設定されている複数の走行パラメタを短時間に切替えて走行させる。例えば、テーブルNo.3の負荷区分の場合、該当する走行パラメタ“parameter−E”及び“parameter−F”のそれぞれを短時間に切替えて走行させる。
ステップS11では、このようにしてディスクアレイ装置100を走行させた状態で一定時間経過後、図18に示す如くの「負荷変動要素テーブル」中、その負荷変化前の負荷No.が現在適用中の走行パラメタに該当する負荷区分に一致する負荷変動No.のうちからいずれかをランダムに選択する(ステップS12)。
例えば、図18の負荷変動要素テーブルを適用する場合、その負荷変化前の負荷No.が現在適用中の負荷区分のテーブルNo.(即ち上記テーブルNo.3)に一致する負荷変動No.は、No.13乃至18である。ここからランダムに決定された値が例えば15であった場合、適用すべき負荷変動No.として15を設定する。
ステップS13では、このように設定された負荷変動No.の実績としての選択回数と、当該負荷変動要素テーブル中、これ以外の同一の負荷変動前の負荷No.を有する負荷変動No.のそれぞれの選択回数のうちの最小値との差分を求める。そして求められた差分が所定の許容回数以内であるか判定し、許容回数以内であれば(ステップS13のNo)選択した負荷変動No.をそのまま適用する。この場合、当該負荷変動No.の選択回数に1を加算し、ステップ15の処理に移る。
他方差分が許容回数を超えた場合(ステップS13のYes)、ステップ14の処理に移る。
この処理につき、例えば、上記所定の許容回数を2とした場合を以下に説明する。
図18の状態で負荷変動No.15が選択された場合、負荷変動No.15の選択回数は0であり、負荷変動要素テーブル中、負荷変化前の負荷No.として同一負荷区分を有する負荷変動No.(上記即ち、No.13乃至18)についての、No.15以外の選択回数(この時点では全て0)の最小値は0である。その結果、差分は0となる。差分は許容回数以内であるため負荷変動No.15が許容され、この選択回数に1が加算され、ステップS15の処理に移る。図19はその結果としての負荷変動要素テーブルの内容を示す。
他方、図20の状態で負荷変動No.15が選択された場合、負荷変動No.15の選択回数は3であり、負荷変動要素テーブル中の負荷変化前の負荷No.として同一負荷区分を有する負荷変動No.の選択回数(No.13,14,16,17,18=1,0,2,2,0)中の最小値は0であり、この場合差分3−0=3として求まる。この差分は許容範囲2を超えるため、ステップS14の処理に移る。
ステップS14では、負荷変動要素テーブル中、負荷変化前の負荷No.が同一負荷区分とされた負荷変動No.を昇順に検索し、選択回数が最小値と一致するテーブルを得、この負荷変動No.を選択し、ステップS12にて設定されたものに代えて検証対象の負荷変動要素として適用するものとし、該当テーブルNo.の選択回数に1を加算する。
例えば図20の状態では、負荷変動No.13乃至18を昇順に検索すると、負荷変動No.14の選択回数0が最小値と一致する。このため、負荷変動No.14を選択し、選択回数に1を加算する。図21はその場合の結果を示す。
ステップS15ではこのようにして設定された負荷変動要素にしたがってランニング試験を実施する。
そしてランニング試験の試験結果(ディスクアレイ装置100からLANを介して得られる復帰コードおよび走行ログ)から装置アクセス異常有無のチェックを実施する。また、サーバー200が保持するログ内容から一時的な装置アクセス異常(再実行で成功するケース)有無のチェックを実施する。
その結果異常が発生していれば試験走行を停止する。
ステップS16では、上記ステップS10乃至16のループを繰り返し実施し、順次異なる走行条件で負荷変動のランニング試験を行う。
次に本発明の実施例2につき、説明する。この実施例2は上記第2の実施の形態に該当する。
本実施例では、図9に示す如く、その内部機能単位毎に「装置負荷状態値」の採取機能を有するディスクアレイ装置100に動作検証用の動作試験装置としてのサーバー200を接続した形態で動作検証を行う。
サーバー200がディスクアレイ装置100から「装置負荷状態値」を取得するインタフェースの形式は特に問わないが、ここでも実施例1同様、LANを使用した接続形態を想定する。
図9は実施例2による動作試験方法及び装置について説明するための、動作試験を実施するための構成のブロック図である。
実施例1の場合同様、動作試験装置としてのサーバ200は、試験対象のディスクアレイ装置100の動作条件を規定する走行パラメタにしたがってディスクアレイ装置100のコントローラ110に対してアクセス動作を実施する。ディスクアレイ装置100ではこれに応じて配下の磁気ディスク装置121乃至125に対し、該当するデータ処理動作、即ちデータ書き込み/読み出し処理を実行させる。
ディスクアレイ装置100ではその処理の間、上記サーバ200とのインタフェース機能150、ディスクアレイ制御機能160及びディスク制御機能170に関する夫々の機能要素毎の処理負荷を示す装置負荷状態値を得、これをサーバ200に対しLAN経由でフィードバックする。
サーバ200はこれを受けて所定の目標値と比較し、目標値範囲を逸脱していればこれに収めるよう上記走行パラメタを自動的に調整する。このようにして走行パラメタを調整することによってディスクアレイ装置100が所定の処理負荷状態で走行するように制御する。
実施例2では、ディスクアレイ装置100の機能要素としてのインタフェース機能150、ディスクアレイ制御機能160及びディスク制御機能170のそれぞれに関する処理負荷を示す装置負荷状態値として例えば、インタフェース機能150につきキャッシュメモリ115のキャッシュヒット率、ディスクアレイ制御機能につきコントローラのビジー率、磁気ディスク装置121乃至125に対するディスク制御機能につきディスクアクセス量を得る。
又実施例2では、これら各機能要素毎に負荷変動要素を実現した走行を行う。その結果、機能間の負荷率の関係にバリエーションを持たせた走行の実現が可能となり、機能間の関連要素に起因したシステム障害の可能性の確実な発見が可能となる。
そのように所定の処理負荷状態で走行させた状態で当該ディスクアレイ装置100が所定の動作を正常に実施し得ることを検証する。
以下、図13乃至15に示す動作フローチャートに沿って実施例2によるサーバ200の動作を説明する。
ステップS31では実施例1の場合同様、走行パラメタとしてベース・パラメタを設定する。
また、図22に示す如くの、適用すべき走行パラメタを決定するための、機能の負荷区分の相関テーブルのテーブルNo.を1に初期化する。
ステップS32では装置負荷状態値の収集開始をディスクアレイ装置100に指示する。ディスクアレイ装置100では機能単位の装置負荷状態値の収集を実施する(ステップS61)。
ステップS33では、走行パラメタ(上記ベース・パラメタ等)でディスクアレイ装置にアクセスを実施する。ディスクアレイ装置100ではその間、機能単位の装置負荷状態値を逐次記録する(ステップS62)。
ステップS34では、装置負荷状態値の通知をディスクアレイ装置100に指示し(ステップS63)、ディスクアレイ装置100から機能単位の装置負荷状態値を取得する。
ステップS35では現在の走行パラメタをファイルに保存し、上記機能の負荷区分の相関テーブル中、その機能単位の負荷区分が装置から取得した機能単位の負荷状態値に一致するテーブルNo.の走行パラメタ名称の欄に、当該ファイル名を設定する。
一致するテーブルNo.が存在しない場合は当該ファイルを削除する。
この処理を、機能の負荷区分の相関テーブル中(図22)、テーブルNo.1の負荷組み合わせ実現用走行パラメタを決定する例で説明する。
例えば上記図16,(1)のベース・パラメタとしての走行パラメタを“parameter−A”のファイル名で保存し、当該走行パラメタを適用した結果得られた走行による装置負荷状態値が以下の通りであったとする。
即ち、サーバー・インタフェース制御負荷状態値:82%、ディスクアレイ制御負荷状態値:95%、ディスク制御負荷状態値:65%であった場合、図2の負荷区分と見比べると、夫々の負荷区分は1,1,2であることが分かる。その結果、各機能の負荷状態値は図22中、テーブルNo.2の負荷区分の負荷状態値とそれぞれ一致する。このため、このテーブルNo.2の負荷組み合わせ実現用走行パラメタ名称として“parameter−A”を設定する。図23は、その結果を示す。
ステップS36では、ディスクアレイ装置100から取得した機能単位の負荷状態値と、上記図23中、走行パラメタを求めるべきテーブルNo.1の機能単位毎の負荷状態値(期待値)とを比較する。
上記の如くサーバー・インタフェース制御負荷状態値:82%、ディスクアレイ制御負荷状態値:95%、ディスク制御負荷状態値:65%であった場合、サーバ・インタフェース制御状態値及びディスクアレイ制御状態値は期待する範囲内に収まっているが、ディスク制御負荷状態値のみが期待する範囲内を逸脱している(ステップS36のNo)。その結果、ステップS37の処理に移る。
即ち、サーバ・インタフェース制御負荷状態値82%及びディスクアレイ制御負荷状態値95%は各々図2の負荷区分1に該当するが、ディスク制御負荷状態値65%は負荷区分2に該当する。したがって図23のテーブルNo.1に規定された夫々の負荷区分1,1,1と比較すると、ディスク制御負荷状態値のみが期待値から逸脱している。
他方、ディスク制御負荷状態値が81%以上であった場合すべての機能の負荷状態値が期待する範囲内にあることになり、ベース・パラメタがこの場合の走行パラメタとして有効であると判定され(ステップS36のYes)、ステップS38の処理に移る。
ステップS37では、図23の該当テーブルNo.上の期待値と走行により得られた実際の負荷状態値との機能毎の差分の総和を求め、これを係数として用い走行パラメタ要素の値を調整変更する。この調整変更の具体例は実施例1につきステップS7の処理として説明した場合と同様であり、説明を省略する。
なお、このようにして走行パラメタ要素の調整変更を所定回数実施しても求めるべき機能の負荷区分による相関テーブル中のテーブルNo.上の各機能の負荷区分の組合せが得られない場合、当該テーブルNo.上の「有効/無効」の欄に、無効を意味するInvalidのフラグを設定する。
ステップS38では当該「機能の負荷区分の相関テーブル」中のすべてのテーブルNo.に対する走行パラメタ名称が2種以上決定しているか否かを判定する。その結果がYesの場合、ステップS39の処理に移る。
ここで、このようにして最終的に決定された機能の負荷区分の相関テーブルの内容の例を図24に示す。
ステップS38において有効/無効の欄の設定がなされず、かつ、走行パラメタ名称が2種以上未決定のテーブルNo.が存在する場合、ステップS33の処理に戻る。
上記の如くステップS38の結果がYesとなった場合、ステップS39以降、実際のランニング試験を実施する。
ステップS39では、図2に示す如くの負荷区分中から、初回の負荷区分として適用すべきものをランダム(上記同様、「乱数mod負荷区分数」の関数等による)に決定する。
ステップS40では、「負荷変動有効機能」として適用する機能要素をランダム(「乱数mod装置機能数」)に選択する。ここでは例えばサーバ・インタフェース制御機能、ディスクアレイ制御機能及びディスク制御機能のうち最初に負荷変動を適用する機能要素を選択する。
即ちこの例の場合、サーバ・インタフェース制御機能、ディスクアレイ制御機能及びディスク制御機能の3種の機能要素の内、2種の機能要素については負荷区分を固定し、他の1種の機能要素につき、その負荷区分を変動させる。この場合の負荷区分を変動させる機能要素を「負荷変動機能要素」と称する。
このようにして選択した「負荷変動有効機能」についての実績としての選択回数と、図25に示す如くの「負荷変動要素テーブルの総合テーブル」に記録された他の各機能毎の実績としての選択回数の最小値との差分を求め、この差分が所定の許容回数を超えているか否かを判定する(ステップS40A)。
許容回数を超えている場合(No)、上記総合テーブル上、選択回数が最小な機能要素を、上記ランダムに選択された機能要素に代えて新たに負荷変動有効機能として選択する(ステップS40B)。そしてこのようにして選択された負荷変動有効機能を、「負荷変動要素テーブルの総合テーブル」上の変数としての「負荷変動有効機能」として設定する。選択後、該当する負荷要素の選択回数に1を加算する。
ステップS41では、図24の如くの「機能の負荷区分の相関テーブル」中、上記負荷変動有効機能として設定された機能要素につき、ステップS39にて決定した負荷区分に一致する負荷区分を有するテーブルNo.上の走行パラメタ中、いずれかをランダム(乱数mod(テーブル数+1))に選択する。
図25乃至28は、初期の状態の負荷変動要素テーブルの総合テーブル、サーバ・インタフェース制御機能の負荷変動要素テーブル、ディスクアレイ制御機能の負荷変動要素テーブル及びディスク制御機能の負荷変動要素テーブルをそれぞれ示す。図29乃至32は、上述の如く負荷変動有効機能が設定され(ステップS40)、図24の如くの機能の負荷区分の相関テーブル中のテーブルNo.が選択された後の状態の負荷変動要素テーブルの総合テーブル、サーバ・インタフェース制御機能の負荷変動要素テーブル、ディスクアレイ制御機能の負荷変動要素テーブル及びディスク制御機能の負荷変動要素テーブルの例をそれぞれ示す。
この例では、ステップS39にて負荷区分1が選択され、ステップS40にてディスクアレイ制御機能が選択され、ステップS41にて図24中、テーブルNo.1乃至5の内の何れかが選択され、後述するステップS47にて図31に示すディスクアレイ制御機能の負荷変動要素テーブル中、負荷変動No.3が選択された場合の例を示している。
このような場合、図24中で選択されたテーブルNo.上に規定された各機能要素毎の負荷区分の負荷率にて各機能要素が実行されることになる。その際、該当するテーブルNo.上に設定された走行パラメタを適用して走行させることにより、各機能を該当する負荷区分の負荷状態で実行させることを実現可能である。
次に、ステップS41にて選択された「機能の負荷区分の相関テーブル」中のテーブルNo.の実績としての選択回数と、同「機能の負荷区分の相関テーブル」中の、当該機能要素につき同一負荷区分を有する他のテーブルNo.の選択回数の内の最小値との差分を求め、その差分が所定の許容回数を超えているか否かを判定する(ステップS42)。その結果、所定の許容回数を超えていれば、上記ランダムに選択されたテーブルNo.に代え、上記同一負荷区分を有するテーブルNo.中、選択回数が最小なテーブルNo.を新たに選択する(ステップS43)。
次にステップS45にて、このようにして選択した走行パラメタでの試験走行を開始する。
なお、適用する負荷変動要素が微変動の場合には試験走行時、相関テーブル中の当該テーブルNo.上の複数の走行パラメタを短時間に切替えて走行することで実現する。
ステップS46にて、上記走行開始後一定時間経過後、「負荷変動要素テーブルの総合テーブル」の変数「負荷変動有効機能」に対応する「負荷変動要素テーブル」中、その負荷変化前の負荷No.が現在適用中の走行パラメタに該当する負荷区分に一致する負荷変動No.中、いずれかをランダム(「乱数mod負荷区分数」)に選択する(ステップS47)。
上記の例の場合、負荷変動有効機能に設定された機能要素「ディスクアレイ制御機能」に対応する負荷変動要素テーブルは図27であり、現在適用されている走行パラメタは図24の相関テーブル中、テーブルNo.1乃至5の内の何れかに設定されたものである。即ちこの場合、図示の如く、ディスクアレイ制御機能についての負荷区分は1である。したがって図27中、負荷変動前の負荷No.がこれと一致する負荷変動No.は1乃至6と求まる。ステップS47では、このうちのいずれかが選択される。上記の如く、図31は、このうち負荷変動No.3が選択された場合を示す。
ステップS48にて、このように選択された負荷変動No.の選択に偏りが生じないようにするため、このように設定された負荷変動No.の実績としての選択回数と、当該負荷変動要素テーブル中、同一の負荷変動前負荷No.を有する負荷変動No.のそれぞれの実績としての選択回数のうちの最小値との差分を求める。そして求められた差分が所定の許容回数以内であるか比較し、許容回数以内であれば(ステップS48のNo)選択された負荷変動No.をそのまま適用する(ステップS50)。この場合、当該負荷変動No.の選択回数に1を加算し、ステップS50の処理に移る。
他方上記差分が許容回数を超える場合(ステップS48のYes)、ステップS49の処理に移る。
ステップS49では当該負荷変動要素テーブル中、上記負荷変化前負荷No.として同一負荷区分を有する負荷変動No.を昇順に検索し、その選択回数が上記最小値と一致するテーブルを得、この負荷変動No.を新たに選択するものとする。そしてこれをステップS47にて設定されたものに代えて検証対象の負荷変動要素として適用する。そして該当テーブルNo.の選択回数に1を加算する。
ステップS50にて、このように選択された負荷変動No.に該当する走行パラメタを図24等の「機能の負荷区分の相関テーブル」から選択する。そして選択した走行パラメタを適用して試験走行を切替える。
上記の例の如くに図31中の負荷変動No.3が選択された場合、当該負荷変動No.上の負荷変化後の負荷No.は2である。この場合、図24の相関テーブル中、当該ディスクアレイ機能につき、上記負荷No.2に該当する負荷区分2と一致する負荷区分を有するテーブルNo.は、No.6以降である。したがってステップS50では、この中からいずれかのテーブルNo.が選択され、そのテーブルNo.上の走行パラメタを適用した各機能の実行がなされる。
ステップS51にて、このように実施されたランニング試験の試験結果(復帰コードおよび走行ログ)から装置アクセス異常有無をチェックする。また、サーバー200が保持するログ内容から、一時的な装置アクセス異常(再実行で成功するケース)有無をチェックする。その結果異常が発生していれば試験走行を停止する。
ステップS52にて、ステップS40乃至S51の手順を繰り返すことにより、順次機能毎に異なる負荷パターンを適用した負荷変動のランニング試験を実施する。
図33は、図8又は9に示すサーバ200のハードウェア構成例を示す。
図示の如く、この場合サーバ200はコンピュータよりなり、当該コンピュータはCPU1と、ディスプレイ3と、操作部2と、メモリ4と、ハードディスクドライブ5と、CD−ROMドライブ6と、モデム7と、さらにこれらを相互にデータ送受信可能に接続するバス8とよりなる。
この場合、上記実施例1或いは実施例2における図11,12或いは図13乃至15と共に説明した手順を当該コンピュータに実行させるための命令よりなるプログラムを作成し、これをCD−ROMドライブ6等の可搬式記録媒体、或いはインターネット、LAN等の通信回線を介して同コンピュータにダウンロードしHDD5にインストールする。
その後、CPU1がこれを読み出し、メモリ4を使用しながら当該プログラムの各命令を実行する。その結果上記本発明の各実施例による動作試験方法を実現することが可能となる。
本発明は以下の付記に記載の構成にて実施可能である。
(付記1)
試験対象の処理装置に所定の処理条件にて所定の処理動作を実行させる処理動作実行段階と、
当該所定の処理動作が装置内で実行された際の当該装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定段階と、
測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較する処理負荷率比較段階と、
測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整する処理条件調整段階と、
測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内にある状態で当該処理装置の動作検証を行う動作検証段階とを有し、
目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させて前記処理動作実行段階、処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返すことを特徴とする動作試験方法。
(付記2)
前記処理装置は複数の機能を有し、
更に当該複数の機能の夫々の機能に関する処理動作毎に、所定の処理負荷率範囲を所定の態様で変化させながら前記処理動作実行段階、前記処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返すことを特徴とする付記1に記載の動作試験方法。
(付記3)
前記処理装置は複数の磁気ディスク装置を備え、それらの記憶領域を統合的に管理する機能を有するディスクアレイ装置よりなることを特徴とする付記1に記載の動作試験方法。
(付記4)
前記複数の機能は当該ディスクアレイ装置に対するアクセス動作を実施するサーバとのインタフェースの制御に関する機能、複数の磁気ディスク装置の統合管理に関する機能及び個々の磁気ディスク装置の制御に関する機能のうちの少なくとも一のものを含むことを特徴とする付記3に記載の動作試験方法。
(付記5)
前記処理負荷率は、ディスクアレイ装置の制御部のビジー率、キャッシュメモリのキャッシュヒット率、及び磁気ディスク装置に対するアクセス量のうちの少なくとも一のものを含むことを特徴とする付記3又は4に記載の動作試験方法。
(付記6)
試験対象の処理装置に所定の処理条件にて所定の処理動作を実行させる処理動作実行手段と、
当該所定の処理動作が装置内で実行された際の当該装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定手段と、
測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較する処理負荷率比較手段と、
測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整する処理条件調整手段と、
測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内にある状態で当該処理装置の動作検証を行う動作検証手段とを有し、
目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させて前記処理動作実行手段による所定の処理動作の実行、処理負荷率測定手段による処理負荷利率の測定、処理負荷率比較手段による処理負荷率の比較、処理条件調整手段による処理負荷率の調整及び動作検証手段による動作検証を繰り返すことを特徴とする動作試験装置。
(付記7)
前記処理装置は複数の機能を有し、
更に当該複数の機能の夫々の機能に関する処理動作毎に、所定の処理負荷率範囲を所定の態様で変化させながら前記処理動作実行手段による所定の処理動作の実行、処理負荷率測定手段による処理負荷利率の測定、処理負荷率比較手段による処理負荷率の比較、処理条件調整手段による処理負荷率の調整及び動作検証手段による動作検証を繰り返すことを特徴とする付記6に記載の動作試験装置。
(付記8)
前記処理装置は複数の磁気ディスク装置を備え、それらの記憶領域を統合的に管理する機能を有するディスクアレイ装置よりなることを特徴とする付記6に記載の動作試験装置。
(付記9)
前記複数の機能は当該ディスクアレイ装置に対するアクセス動作を実施するサーバとのインタフェースの制御に関する機能、複数の磁気ディスク装置の統合管理に関する機能及び個々の磁気ディスク装置の制御に関する機能のうちの少なくとも一のものを含むことを特徴とする付記8に記載の動作試験装置。
(付記10)
前記処理負荷率は、ディスクアレイ装置の制御部のビジー率、キャッシュメモリのキャッシュヒット率、及び磁気ディスク装置に対するアクセス量のうちの少なくとも一のものを含むことを特徴とする付記8に記載の動作試験装置。
(付記11)
検査対象の処理装置の動作試験をコンピュータに実行させるための命令よりなるプログラムであって、
処理装置に所定の処理条件にて所定の処理動作を実行させる処理動作実行段階と、
当該所定の処理動作が装置内で実行された際の当該装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定段階と、
測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較する処理負荷率比較段階と、
測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整する処理条件調整段階と、
測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内にある状態で当該処理装置の動作検証を行う動作検証段階とをコンピュータに実行させ、
更に目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させて前記処理動作実行段階、処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返す動作をコンピュータに実行させるための命令を含むプログラム。
(付記12)
前記処理装置は複数の機能を有し、
更に当該複数の機能の夫々の機能に関する処理動作毎に、所定の処理負荷率範囲を所定の態様で変化させながら前記処理動作実行段階、前記処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整手段及び動作検証段階を繰り返す動作をコンピュータに実行させるための命令を含む付記11に記載のプログラム。
(付記13)
前記処理装置は複数の磁気ディスク装置を備え、それらの記憶領域を統合的に管理する機能を有するディスクアレイ装置よりなることを特徴とする付記11に記載のプログラム。
(付記14)
前記複数の機能は当該ディスクアレイ装置に対するアクセス動作を実施するサーバとのインタフェースの制御に関する機能、複数の磁気ディスク装置の統合管理に関する機能及び個々の磁気ディスク装置の制御に関する機能のうちの少なくとも一のものを含むことを特徴とする付記13に記載のプログラム。
(付記15)
前記処理負荷率は、ディスクアレイ装置の制御部のビジー率、キャッシュメモリのキャッシュヒット率、及び磁気ディスク装置に対するアクセス量のうちの少なくとも一のものを含むことを特徴とする付記13に記載のプログラム。
(付記16)
付記11乃至15の内の何れかに記載のプログラムを格納したコンピュータ読取可能情報記録媒体。
従来の一例のディスクアレイ装置の動作試験を説明するための図である。 負荷区分を説明するための図である。 負荷変動要素を説明するための図(その1)である。 負荷変動要素を説明するための図(その2)である。 負荷変動要素を説明するための図(その3)である。 負荷変動要素を説明するための図(その4)である。 負荷変動要素テーブルを示す図である。 装置負荷状態値と走行パラメタとの対応テーブルを示す図である。 ディスクアレイ装置の機能要素を説明するための図である。 機能の負荷区分の相関テーブルを示す図である。 本発明の実施例1によるディスクアレイ装置の動作試験を説明するための図である。 本発明の実施例2によるディスクアレイ装置の動作試験を説明するための図である。 走行パラメタ要素の例を示す図である。 本発明の実施例1によるディスクアレイ装置の動作試験の動作フローチャート図(その1)である。 本発明の実施例1によるディスクアレイ装置の動作試験の動作フローチャート図(その2)である。 本発明の実施例2によるディスクアレイ装置の動作試験の動作フローチャート図(その1)である。 本発明の実施例2によるディスクアレイ装置の動作試験の動作フローチャート図(その2)である。 本発明の実施例2によるディスクアレイ装置の動作試験の動作フローチャート図(その3)である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における走行パラメタの変化の様子を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における負荷区分と走行パラメタとの対応テーブルの変化の様子を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における負荷変動要素テーブルの初期状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における負荷変動要素テーブルの変化後の状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における負荷変動要素テーブル中の選択回数の調整が必要な場合を説明するための図(その1)である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における負荷変動要素テーブル中の選択回数の調整が必要な場合を説明するための図(その2)である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における機能の負荷区分の相関テーブルの初期状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における機能の負荷区分の相関テーブルの調整後の状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における機能の負荷区分の相関テーブルの全てのパラメタが決定された状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における機能単位の負荷テーブルの初期状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験におけるサーバインタフェース制御機能の負荷変動要素テーブルを示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験におけるディスクアレイ制御機能の負荷変動要素テーブルを示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験におけるディスク制御機能の負荷変動要素テーブルを示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験における機能単位の負荷テーブルの変化後の状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験におけるサーバインタフェース制御機能の負荷変動要素テーブルの変化後の状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験におけるディスクアレイ制御機能の負荷変動要素テーブルの変化後の状態を示す図である。 本発明の実施例によるディスクアレイ装置の動作試験におけるディスク制御機能の負荷変動要素テーブルの変化後の状態を示す図である。 本発明の実施例におけるサーバをコンピュータで構成する例を示す図である。
符号の説明
100 ディスクアレイ装置
110 コントローラ
115 キャッシュメモリ
121,122,123,124,125 磁気ディスク装置
200 サーバ

Claims (5)

  1. 試験対象の処理装置に所定の処理条件にて所定の処理動作を実行させる処理動作実行段階と、
    当該所定の処理動作が装置内で実行された際の当該装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定段階と、
    測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較する処理負荷率比較段階と、
    測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整する処理条件調整段階と、
    測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内にある状態で当該処理装置の動作検証を行う動作検証段階とを有し、
    前記目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させて前記処理動作実行段階、処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返すことを特徴とする動作試験方法。
  2. 前記処理装置は複数の機能を有し、
    更に当該複数の機能の夫々の機能に関する処理動作毎に、所定の処理負荷率範囲を所定の態様で変化させながら前記処理動作実行段階、前記処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返すことを特徴とする請求項1に記載の動作試験方法。
  3. 試験対象の処理装置に所定の処理条件にて所定の処理動作を実行させる処理動作実行手段と、
    当該所定の処理動作が装置内で実行された際の当該装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定手段と、
    測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較する処理負荷率比較手段と、
    測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整する処理条件調整手段と、
    測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内にある状態で当該処理装置の動作の検証を行う動作検証手段とを有し、
    目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させて前記処理動作実行手段による所定の処理動作の実行、処理負荷率測定手段による処理負荷利率の測定、処理負荷率比較手段による処理負荷率の比較、処理条件調整手段による処理負荷率の調整及び動作検証手段による動作検証を繰り返すことを特徴とする動作試験装置。
  4. 前記処理装置は複数の機能を有し、
    更に当該複数の機能の夫々の機能に関する処理動作毎に、所定の処理負荷率範囲を所定の態様で変化させながら前記処理動作実行手段による所定の処理動作の実行、処理負荷率測定手段による処理負荷利率の測定、処理負荷率比較手段による処理負荷率の比較、処理条件調整手段による処理負荷率の調整及び動作検証手段による動作検証を繰り返すことを特徴とする請求項3に記載の動作試験装置。
  5. 試験対象の処理装置の動作試験をコンピュータに実行させるための命令よりなるプログラムであって、
    処理装置に所定の処理条件にて所定の処理動作を実行させる処理動作実行段階と、
    当該所定の処理動作が装置内で実行された際の当該装置内の処理負荷率を測定する処理負荷率測定段階と、
    測定された処理負荷率を所定の目標処理負荷率範囲と比較する処理負荷率比較段階と、
    測定処理負荷率が目標処理負荷率範囲内に入るように前記所定の処理条件を調整する処理条件調整段階と、
    測定処理負荷率が目標処理負荷率の範囲内にある状態で当該処理装置の動作を検証する動作検証段階とをコンピュータに実行させ、
    更に目標処理負荷率範囲を所定の態様で変化させて前記処理動作実行段階、処理負荷率測定段階、処理負荷率比較段階、処理条件調整段階及び動作検証段階を繰り返す動作をコンピュータに実行させるための命令を含むプログラム。
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