JP2006277166A - 3次元形状比較プログラム及び3次元類似形状検索プログラム - Google Patents

3次元形状比較プログラム及び3次元類似形状検索プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 3次元形状の特徴を抽出し、類似性比較処理を行う。
【解決手段】 投影図作成手段11aは、比較対象元モデルの3次元データから比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と、比較対象先モデルの3次元データから同様にして複数の比較先投影図を作成する。投影図比較手段11bは、任意の投影方向の比較元投影図と、投影方向が異なる複数の比較先投影図とを順次比較し、最も類似する比較先投影図より算出される類似度を、この投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度とする。比較対象元モデルのすべての投影方向の比較元投影図について同様の処理を行い、全投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度を設定する。類似度算出手段11cは、すべての図面類似度を用いて、比較対象元モデルに対する比較対象先モデルの類似度を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は3次元形状比較プログラム及び3次元類似形状検索プログラムに関し、特に3次元の比較対象元モデルと比較対象先モデルの形状の類似性を比較する処理を行う3次元形状比較プログラム、及び複数の比較対象先モデルについてこの類似性比較を行って、最も類似する比較対象先モデルを検索する処理を行う3次元類似形状検索プログラムに関する。
従来、CAD(Computer Aided Design)を利用した3次元モデルの設計では、設計時に、以前に設計した3次元モデルデータが登録されるデータベースの中から類似するモデルデータを検索して流用していた。
このようなモデルデータの検索では、データベースに登録されているモデルデータに付与されているキーワードを用いて希望するモデルデータを検索することが多かった。しかしながら、利用者の感性と一致したキーワードがモデルデータに設定されていなければ、検索を行っても希望するモデルデータが得られない場合がある。
そこで、3次元モデルの形状を比較することによって、モデルデータを検索することが必要となっている。3次元モデルの形状比較として、3次元の対象物体の外形の特徴を良く表す断面を求め、その断面形状によって3次元物体の形状を比較する3次元映像識別装置及び3次元映像識別方法が提案されている(たとえば、特許文献1)。
このような3次元映像識別方法では、対象物体の3次元データを操作者の指定もしくは予め選択された第1の2次元投影平面に投影し、投影像の重心を通って投影像の長手方向に一致する直線を求める。そして、得られた直線上を通り、第1の2次元投影平面と直交する第2の2次元平面によって対象物体を切断した断面形状を求め、この断面形状から輪郭曲線を抽出し、抽出された輪郭曲線から輪郭の面積などに基づく識別パラメータを算出する。それぞれの3次元物体について識別パラメータを算出すれば、得られた識別パラメータを用いてその3次元物体の形状を比較し、希望に最も類似するモデルを検索することができる。
特開2001−84385号公報(段落番号〔0017〕〜〔0032〕、図1)
しかし、従来の3次元形状比較及び3次元形状比較を用いた3次元類似形状検索では、3次元形状の特徴を抽出することが難しく、比較が容易ではないという問題点があった。
従来、2次元の図形については、図形の形状の特徴量を算出し、図形間の類似度を算出するいくつかの手法が知られている。しかしながら、3次元形状については、その特徴量も増大し、3次元モデル間の形状比較を行うことが容易ではないという問題がある。特に、3次元形状が複雑になるほど特徴量も増大し、その比較処理に多大な時間を要することとなり、実現は現実的でない。
一方、対象の3次元物体の外形の特徴を良く表す断面を求め、その断面形状によって3次元物体の形状を比較すれば、比較処理に要するデータ量は少なくなり、処理の実行時間を短くすることができる。しかしながら、3次元形状を特定の投影方向の2次元図形で類似度を比較した場合、比較が正しく行われない場合があるという問題がある。この物体を他の投影方向の2次元図形で比較した場合に、まったく異なる図形である可能性を否定できないからである。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、3次元モデル間の形状の類似性の比較処理を容易に行うことが可能な3次元形状比較プログラム、及びこの比較処理を用いて3次元モデルの類似形状を検索する3次元類似形状検索プログラムを提供することを目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、図1に示すような処理をコンピュータに実行させるための3次元形状比較プログラムが提供される。本発明に係る3次元形状比較プログラムは、コンピュータを形状比較部11として機能させ、以下の処理を実行させることができる。形状比較部11は、投影図作成手段11a、投影図比較手段11b及び類似度算出手段11cを具備し、3次元の比較対象元モデルに対する比較対象先モデルの類似度を算出する。投影図作成手段11aは、比較対象元モデル及び比較対象先モデルの3次元データを入力し、比較対象元モデル及び比較対象先モデルを異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図及び比較先投影図を作成する。投影図比較手段11bは、異なる投影方向で作成された比較元投影図ごとに、比較元投影図と、異なる投影方向で作成された複数の比較先投影図と比較し、最も類似する比較先投影図との類似度をこの投影方向の比較元投影図についての比較対象先モデルの図面類似度とする。これにより、比較対象元モデルの比較元投影図の数、すなわち投影方向の数だけ比較対象先モデルの図面類似度が算出される。類似度算出手段11cは、比較対象元モデルのすべての投影方向の比較元投影図について算出された比較対象先モデルの図面類似度を用いて、比較対象元モデルに対する比較対象先モデルの類似度を算出する。
このような3次元形状比較プログラムが実行されると、コンピュータは、入力された比較対象元モデルの3次元データから比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図を作成する。これとともに、比較対象元と比較する比較対象先モデルの3次元データから同様にして複数の比較先投影図を作成する。比較対象先モデルが複数あれば、比較対象先モデルごとに投影方向ごとの比較先投影図を作成する。続いて、任意の投影方向の比較元投影図と、投影方向が異なる複数の比較先投影図とが順次比較され、最も類似する比較先投影図より算出される類似度を、この投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度とする。比較対象元モデルのすべての投影方向の比較元投影図について同様の処理を行い、全投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度を設定する。そして、すべての図面類似度を用いて、比較対象元モデルに対する比較対象先モデルの類似度を算出する。
また、上記課題を解決するために、3次元の比較対象元モデルと類似する比較対象先モデルを検索する処理を行う3次元類似形状検索プログラムが提供される。この3次元類似形状検索プログラムは、コンピュータを、投影図作成手段、投影図比較手段、類似度算出手段及び類似形状選択手段として機能させる。投影図作成手段は、比較対象元モデルの比較元投影図と検索対象の複数の比較対象先モデルについての比較先投影図を異なる投影方向から平行投影して作成する。投影図比較手段は、任意の比較対象先モデルについて、異なる投影方向で作成された比較元投影図ごとに、比較元投影図に最も類似する比較先投影図との類似度をこの比較元投影図についての比較対象先モデルの図面類似度とし、すべての投影方向の比較元投影図に対する図面類似度を算出する。同様にして、すべての比較対象先モデルについて、すべての投影方向の比較元投影図に対する図面類似度を算出する。類似度算出手段は、比較対象先モデルごとに、全投影方向の図面類似度を用いて比較対象先モデルについての類似度を算出する。類似形状選択手段は、類似度算出手段によって得られた比較対象元モデルに対するすべての比較対象先モデルの類似度を比較し、類似度の最も高い比較対象先モデルを選択する。
このような3次元類似形状検索プログラムが実行されると、コンピュータは、比較対象元モデルと検索対象の複数の比較対象先モデルに関し、異なる投影方向の投影図(比較対象元モデルの比較元投影図と比較対象先モデルの比較先投影図)を作成する。次に、任意の比較対象先モデルについて、ある投影方向の比較元投影図と全投影方向の比較先投影図を比較して最も類似する比較先投影図の類似度を算出し、この投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度とする。同じようにしてすべての投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度が算出される。他の比較対象先モデルについても同様の処理を行い、すべての比較対象先モデルについて全投影方向の図面類似度が算出される。こうして算出された全投影方向の図面類似度から、比較対象元モデルに対する比較対象先モデルの類似度を算出する。そして、類似度が最も高い比較対象先モデルを類似形状として選択する。
本発明では、3次元モデルの形状を比較する場合に、比較対象元モデルと比較対象先モデルについて異なる投影方向から投影した複数の投影図を作成し、その2次元平面の投影図を比較して類似度を算出する。すなわち、比較対象元モデルの各投影方向の投影図ごとに、最も類似する比較対象先モデルの投影図の類似度を図面類似度とし、全投影方向の図面類似度より類似度を算出する。2次元平面上の図形の特徴量を抽出して比較する処理は3次元での処理に比べ情報量が格段に少なく、処理の実行時間を短縮することができる。
さらに、所定の3次元モデルに類似する3次元データの検索を行う際に、このような3次元モデルの形状比較を行うことによって、類似検索の実行処理時間を短縮することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず、実施の形態に適用される発明の概念について説明し、その後、実施の形態の具体的な内容を説明する。
図1は、実施の形態に適用される発明の概念図である。
本発明に係る3次元類似形状検索装置(以下、類似形状検索装置とする)10は、3次元の比較対象元モデルと比較対象先モデルの投影図を作成する投影図作成手段11a、作成された比較対象元モデルと比較対象先モデルの投影図を比較する投影図比較手段11b及び比較対象先モデルの類似度を算出する類似度算出手段11cを有する形状比較部11と、3次元モデルの情報データが格納される3Dモデルデータベース(以下、DBとする)12と、比較対象元モデルに最も類似する比較対象先モデルを選択する類似形状選択手段13を具備する。
形状比較部11は、3次元の比較対象元モデル及び比較対象先モデルの形状の類似度を、対象モデルを2次元平面に投影した複数の投影図を比較することによって算出する。
投影図作成手段11aは、比較対象元モデルを記述した3次元データ(以下、3Dデータとする)と、比較対象先モデルを記述した3Dデータを入力し、それぞれについて、異なる投影方向から投影した複数の投影図を作成する。これらの3Dデータは、3DモデルDB12から読出すようにすることもできる。具体的には、3次元モデルを記述するための3次元直交座標系の2つの座標軸上を通る平面に対して平行な2次元平面を成す6方向を投影方向とし、この投影方向から比較対象元モデルと比較対象先モデルを投影し、6種類の比較元投影図と比較先投影図を作成する。投影図は、たとえば、光線追跡法を用いて、投影画面上の画素から光線を出射し、その光線と、対象の3次元物体とが交差する可視点、すなわち、物体の境界線を抽出することによって作成される。実際の処理では、対象の3次元モデルのデータから、このような投影図データが生成される。3Dデータから投影図を作成する手法については、公知であり、ここでは特に言及しない。なお、比較対象元モデルまたは比較対象先モデルについての投影図データが予め3DモデルDB12などに格納されている場合は、これを取得して該比較対象元モデルまたは比較対象先モデルの投影図データとし、新たに投影図データを作成することはしない。
投影図比較手段11bは、異なる投影方向の比較元投影図ごとに、比較元投影図と類似する比較先投影図を任意の比較対象先モデルの全投影方向の比較先投影図から探し、その比較先投影図より算出される類似度を、その投影方向の比較元投影図に対するこの比較対象先モデルの図面類似度とする。すなわち、任意の投影方向の比較元投影図について、比較対象の比較対象先モデルについて作成された複数の投影方向の比較先投影図の類似度を順次算出する。そして、最も高い類似度をその投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度とする。このような処理を比較元投影図の数(すなわち、投影方向の数)実行し、全投影方向についての図面類似度を算出する。比較対象先モデルが複数の場合、それぞれについてこの処理を行い、すべての比較対象先モデルの図面類似度を算出する。
類似度算出手段11cは、各比較対象先モデルについて算出された図面類似度に基づいて、それぞれの比較対象先モデルの類似度を算出する。たとえば、図面類似度の総和を算出し、これを類似度とする。
3DモデルDB12は、比較対象先モデルまたは比較対象元モデルに関する3Dデータや、投影図データなどを格納するデータベースである。たとえば、所定の3次元モデルの3Dデータが作成されるごとに、その3Dデータを格納する。登録時、予め投影図作成手段11aによってこの3次元モデルの各投影方向の投影図を作成し、3DモデルDB12に格納しておくこともできる。
類似形状選択手段13は、形状比較部11によって算出された検索対象の比較対象先モデルの類似度を比較し、最も比較対象元モデルと類似する比較対象先モデルを選択する。
なお、類似形状検索装置10の各処理手段は、コンピュータが3次元類似形状検索プログラムを実行することによりその処理機能を実現することができる。また、3次元形状比較プログラムは、3次元類似形状検索プログラムの一部、または、3次元類似形状検索プログラムから呼出し可能なアプリケーションとして存在する。
以上の構成の類似形状検索装置10の動作について説明する。以下、3DモデルDB12には複数の比較対象先モデルの3Dデータが格納されており、そこから比較対象元モデルに最も類似する比較対象先モデルを検索する場合の動作について説明する。なお、投影図は、3次元直交座標系の2つの座標軸上を通る平面に対して平行で対象のモデルを囲む6投影方向で作成されるとする。
形状比較部11では、投影図作成手段11aが、入力された比較対象元モデルの3Dデータに基づき、比較対象元モデルについての6投影方向の比較元投影図を作成する。また、検索対象の任意の比較対象先モデルについての3Dデータを3DモデルDB12から取得し、同様にして6投影方向の比較先投影図を作成する。投影図比較手段11bは、比較対象元モデルに関する6投影方向の比較元投影図ごとに比較対象先モデルの比較先投影図との類似性を比較する。すなわち、任意の投影方向の比較元投影図と、6投影方向の比較先投影図の類似度を各々算出し、最も高い類似度の値をこの投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度とする。同様の処理を比較元投影図ごとに行って、6投影方向すべての比較元投影図に対する図面類似度を算出する。この場合、6投影方向の比較元投影図のそれぞれに対し、6投影方向の比較先投影図が比較されるので、6×6の計36回の比較処理が行われる。次に、類似度算出手段11cは、6投影方向の比較元投影図に対する比較対象先モデルの図面類似度の総和を算出し、算出値をこの比較対象先モデルの比較対象元モデルに対する類似度に設定する。同様の処理を比較対象先モデルごとに繰り返し行って、各比較対象先モデルの比較対象元モデルに対する類似度が算出される。次に、類似形状選択手段13は、形状比較部11によって算出された各比較対象先モデルの比較対象元モデルに対する類似度を比較し、最も比較対象元モデルに類似する比較対象先モデルを選択する。
以上の処理動作によって、3次元の比較対象元モデルと検索対象の比較対象先モデルに関し、複数の投影方向の2次元平面の投影図が作成され、この2次元平面の投影図での類似性に応じた類似度が算出される。そして、算出された類似度に基づき、比較対象元モデルに最も類似する比較対象先モデルが選択される。
このように、3次元モデルの形状比較を2次元の投影図で行うことによって、比較処理に要するデータ量を削減し、比較処理をより速く実行することが可能となる。また、比較は複数投影方向の投影図で行われるので、1の投影図で比較する場合に比べて、信頼性は高くなる。さらに、モデルを取り囲む全6方向の投影図を用いれば、どのような形状のモデルでもその特徴を抽出することができ、比較結果の信頼性をより高くすることができる。
なお、上記の説明では、比較対象先モデルごとに投影図作成手段11a、投影図比較手段11b及び類似度算出手段11cが処理を順次行って、類似度を順次算出するとしたが、すべての比較対象先モデルの処理を各処理手段が一度に行うこともできる。この場合、投影図作成手段11aは、検索対象の比較対象先モデルの3Dデータをすべて読込んで、それぞれの比較先投影図を作成し、投影図比較手段11bで比較対象先モデルごとに比較先投影図を比較元投影図と比較し、類似度算出手段11cで比較対象先モデルごとの類似度を算出する。
以下、実施の形態を、所定の3次元モデルAに最も類似する形状を有する3次元モデルを登録モデルDBより検索する場合を例に図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本発明の実施の形態の類似形状検索装置の構成を示したブロック図である。
本実施の形態の類似形状検索装置100は、通信制御部110、記憶部120及び制御部130を具備し、ネットワーク150を介して利用者の端末装置140に接続している。
端末装置140は、遠隔地の利用者が3次元モデルの類似形状検索を行う場合などに、ネットワーク150を介して指示を送るとともに、比較対象元モデルの3Dデータを送信したり、検索された比較対象先モデルの3Dデータを受信したりする。なお、利用者は、類似形状検索装置100を直接操作して類似形状検索を行うこともできる。
通信制御部110は、ネットワーク150を介して端末装置140などの間の通信を制御する。
記憶部120は、制御部130による各種処理に必要なデータなどを格納する記憶手段である。機能的には、比較対象元モデルの3Dデータなど、比較対象元モデルに関する情報ファイルを記憶する比較元ファイルDB121、以前に作成された登録3次元モデルなど、検索対象となる登録モデルの3Dデータや投影図データなどを記憶する登録モデルDB122及び検索結果などの結果情報を記憶する検索結果ファイルDB123を有する。
比較元ファイルDB121には、比較対象元の3次元モデルの3Dデータを含む比較元3Dデータと、その投影図データのファイルが格納される。各ファイルには、比較元3Dファイル名と、比較元投影図ファイル名が設定されており、ファイル名に基づいてそれぞれのデータを読出すことができる。登録モデルDB122には、検索対象となる複数の比較対象先の3次元モデルの3Dデータを含む比較先3Dデータと、その投影図データのファイルが格納される。各ファイルには、比較先3Dファイル名と、比較先投影図ファイル名が設定されており、ファイル名に基づいてそれぞれのデータを読出すことができる。検索結果ファイルDB123には、制御部130による検索結果や算出された類似度に関する類似度算出結果情報が格納される。
制御部130は、投影図作成部131、投影図比較部132、類似度算出部133及び類似形状選択部134を有する。
投影図作成部131は、比較元ファイルDB121から比較対象元の3次元モデルに関する比較元3Dデータとその投影図データを読出し、作業領域に設定する。また、投影図データが存在しない場合は、比較対象元モデルの3Dデータからそれぞれの投影方向の投影図を作成する。同様に、登録モデルDB122から検索対象のすべての比較対象先の3次元モデルに関する比較先3Dデータとその投影図データを読出し、作業領域に設定する。また、投影図データが存在しない場合は、その比較対象先モデルの3Dデータからそれぞれの投影方向の投影図を作成する。
投影図比較部132は、作業領域に設定された比較対象元モデルの比較元投影図と比較対象先モデルの比較先投影図を読出し、比較対象元モデルの比較元投影図ごとに、比較対象先モデルの比較先投影図を比較し、比較元投影図ごとに比較対象先モデルの図面類似度を算出する。
類似度算出部133は、投影図比較部132によって算出された比較対象先モデルの図面類似度の総和を算出し、比較対象元モデルに対する比較対象先モデルの類似度として設定する。
類似形状選択部134は、類似度算出部133が算出した比較対象元モデルに対する比較対象先モデルの類似度に基づき、比較対象元モデルに最も類似する比較対象先モデルを選択する。また、投影図比較部132の算出した比較対象先モデルの図面類似度、類似度算出部133の算出した比較対象先モデルの類似度及び選択結果などから類似度算出結果表を作成し、検索結果ファイルDB123に格納するとともに、利用者に提示する。
ここで、類似形状検索装置100のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態の類似形状検索装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。
類似形状検索装置100は、CPU(Central Processing Unit)101によって装置全体が制御されている。CPU101には、バス107を介してRAM(Random Access Memory)102、ハードディスクドライブ(HDD:Hard Disk Drive)103、グラフィック処理装置104、入力インタフェース105、通信インタフェース106が接続されている。
RAM102には、CPU101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、RAM102には、CPU101による処理に必要な各種データが格納される。HDD103には、OSやアプリケーションのプログラムが格納される。グラフィック処理装置104には、モニタ108が接続されており、CPU101からの命令に従って画像をモニタ108の画面に表示させる。入力インタフェース105には、キーボード109aやマウス109bが接続されており、キーボード109aやマウス109bから送られてくる信号を、バス107を介してCPU101に送信する。通信インタフェース106は、ネットワーク150に接続されており、ネットワーク150を介して他装置との間でデータの送受信を行って、他装置の保有する3Dデータまたは投影図データなどを受信し、他装置に検索結果や検索された類似形状の3Dデータなどを送信することができる。
このようなハードウェア構成によって、本実施の形態の処理機能を実現することができる。
類似形状検索装置100による3次元モデルの形状比較処理及び類似形状検索処理の処理動作について説明する。以下、比較対象元モデルであるモデルAに最も類似するモデルを、検索対象である比較対象先モデルであるモデルB、モデルC及びモデルDから検索する場合を例にとり、説明する。
ここで、本実施の形態の3次元モデル(以下、3Dモデルとする)の投影図について図4、図5及び図6を用いて説明する。図4は、本実施の形態の座標系と投影図の投影方向の一例を示した図である。また、図5及び図6は、本実施の形態の投影図の一例を示した図である。図5に示した(1)が正面図、(2)が平面図及び(3)が右側面図である。また、図6に示した(4)が左側面図、(5)が底面図及び(7)が背面図である。
図4に示した座標系の例では、x、y及びzの座標軸の原点に3Dモデル200の中心を置くローカル座標系が用いられている。また、投影方向210、220、230、240、250、260は、3Dモデル200との位置関係だけを示したものである。
図4の3Dモデル200は、直方体状の下部201の上面に円柱状の上部202が搭載される形状を有している。この3Dモデル200を記述するためのローカル座標系は、3Dモデル200の水平方向のx軸(左から右へ伸びる)、垂直方向のy軸(下から上へ伸びる)及び前後方向のz軸(奥から手前に伸びる)が互いに直交している。また、x軸、y軸及びz軸が交差する原点は、3Dモデル200の中心に当たる。
投影図は、3つの座標軸のうちの2つの座標軸上を通る平面に対し平行に形成される2次元平面に投影された図面をいう。本実施の形態では、投影方向1(210)、すなわち、x軸とy軸上を通る平面(以下、xy平面とする)に対して平行な2次平面であってz軸の手前方向(z軸の+方向)に形成される投影図を正面(立面)図211と呼ぶ。同様に、投影方向2(220)、すなわち、x軸とz軸上を通る平面(以下、xz平面とする)に対して平行な2次平面であってy軸の上方向(y軸の+方向)に形成される投影図を平面(上面)図221とする。また、投影方向3(230)、すなわち、y軸とz軸上を通る平面(以下、yz平面とする)に対して平行な2次平面であってx軸の右方向(x軸の+方向)に形成される投影図を右側面図231とする。また、投影方向4(240)すなわち、yz平面に対して平行な2次平面であってx軸の左方向(x軸の−方向)に形成される投影図を左側面図241とする。また、投影方向5(250)、すなわち、xz平面に対して平行な2次平面であってy軸の下方向(y軸の−方向)に形成される投影図を底面(下面)図251とする。そして、投影方向6(260)、すなわち、xy平面に対して平行な2次平面であってz軸の奥方向(z軸の−方向)に形成される投影図を背面図261とする。
なお、上記の説明では、ローカル座標系を例にとり説明したが、上記の説明の6方向の投影図を得ることができれば、どのような座標系を用いてもよい。また、図5及び図6に示した投影図からわかるように、本実施の形態の投影図では、陰線処理を行わない。
類似形状検索装置100では、類似形状検索を行う比較対象元モデルと、検索対象の比較対象先モデルが指定され、処理が開始される。指定は、各モデルのデータが格納されるファイル名などによって行われる。
投影図作成部131は、指定されたファイル名に基づき比較元ファイルDB121及び登録モデルDB122を検索し、該当するファイル名の比較元3Dデータ及び比較元投影図と、比較先3Dデータ及び比較先投影図を取得し、作業領域に設定する。
比較対象元モデル及び比較対象先モデルの各々について、上記の説明の6投影方向の投影図が投影図作成部131によって作成、または記憶部120より読出され、作業領域に設定される。この作業領域は、比較対象元モデルに関する比較元情報と比較対象先モデルに関する比較先情報により構成される。
図7は、本実施の形態の投影図比較処理が用いる比較元情報及び比較先情報の構成図である。比較元情報(モデルA)310は、比較対象元モデルであるモデルAの3Dデータを含む比較元3Dデータが格納されるモデルA(311)、モデルAの正面図が格納されるモデルA投影図(1)312、モデルAの平面図が格納されるモデルA投影図(2)313、モデルAの右側面図が格納されるモデルA投影図(3)314、モデルAの左側面図が格納されるモデルA投影図(4)315、モデルAの底面図が格納されるモデルA投影図(5)316及びモデルAの背面図が格納されるモデルA投影図(6)317を有する。これらのモデルA投影図は、モデルAの3Dデータより作成される。
比較先情報には、比較対象先モデルであるモデルBに関する比較先情報(モデルB)320、モデルCに関する比較先情報(モデルC)330及びモデルDに関する比較先情報(モデルD)340がある。それぞれの構成は、比較元情報(モデルA)310と同様であるので、説明は省略する。
投影図比較部132では、比較対象元3Dモデルの投影図と検索対象の比較対象先モデルの投影図を比較し、投影図ごとの類似度を算出する。たとえば、モデルBについて、モデルAの平面図であるモデルA投影図(1)312の投影図データと、比較先情報(モデルB)320のモデルB投影図(1)からモデルB投影図(6)との類似度を算出する。類似度は、たとえば、モデルA投影図(1)とモデルB投影図(1)それぞれの図面特徴量を算出し、特徴量の差を算出し、これを類似度とする。すなわち、同一形状の場合には類似度(特徴量の差)が0.00となり、最も類似していることになる。類似度の数値が増えるごとに、形状の差異は大きくなる。こうして算出されたモデルA投影図(1)に対するモデルB投影図(1)からモデルB投影図(6)の類似度を比較し、値が最も小さいもの、従って、モデルA投影図(1)に最も類似するモデルBの投影図を検出する。そして、その類似度をモデルA投影図(1)に対するモデルBの図面類似度とする。
図8は、本実施の形態の投影図比較処理による投影図比較の手順の一例を示した図である。図では、A、B、C及びDは、それぞれモデルA、モデルB、モデルC及びモデルDを表し、1、2、3、4、5及び6は、それぞれ投影図(1)、投影図(2)、投影図(3)、投影図(4)、投影図(5)及び投影図(6)を表す。たとえば、A1は、モデルA投影図(1)を表す。
投影図比較部132では、図のように、まずモデルA投影図(1)、図ではA1について、モデルB、モデルC、モデルDについて図面類似度を算出する。処理401では、モデルA投影図(1)とモデルBの各投影図を比較して図面類似度を算出し、続く処理402では、モデルA投影図(2)とモデルBの各投影図を比較して図面類似度を算出し、続く処理403では、モデルA投影図(3)とモデルBの各投影図を比較して図面類似度を算出し、続く処理404では、モデルA投影図(4)とモデルBの各投影図を比較して図面類似度を算出し、続く処理405では、モデルA投影図(5)とモデルBの各投影図を比較して図面類似度を算出し、続く処理406では、モデルA投影図(6)とモデルBの各投影図を比較して図面類似度を算出する。このように、モデルAの1つの投影図について、比較対象先モデルの数分、投影図の比較が行われる。投影図はそれぞれ6図あるので、計6×6=36回の比較処理が行われる。
続いて、処理411でモデルA投影図(1)とモデルCの各投影図を比較して図面類似度を算出し、処理412でモデルA投影図(2)とモデルCの各投影図を比較して図面類似度を算出し、処理413でモデルA投影図(3)とモデルCの各投影図を比較して図面類似度を算出する。以降、同様の処理でモデルA投影図(4)、モデルA投影図(5)、モデルA投影図(6)とモデルCの各投影図を比較して図面類似度を算出する。
そして、最後に、処理431でモデルA投影図(1)とモデルDの各投影図を比較して図面類似度を算出し、処理432でモデルA投影図(2)とモデルDの各投影図を比較して図面類似度を算出し、処理433でモデルA投影図(3)とモデルDの各投影図を比較して図面類似度を算出する。以降、同様の処理でモデルA投影図(4)、モデルA投影図(5)、モデルA投影図(6)とモデルDの各投影図を比較して図面類似度を算出する。
こうして、比較元投影図と全比較先投影図が比較され、比較対象元モデルのモデルAの各投影図に対する比較対象先モデルであるモデルB、モデルC及びモデルDの図面類似度が算出される。比較処理は、比較対象先モデルごとに、比較対象元モデルのモデルAの投影図が6枚存在するので、6×6=36回行われる。従って、トータルの比較処理は、比較対象先モデルをn個として、36×n回行われる。
上記の説明の比較処理は、どのような形状のモデルについても、2次元の投影図面の比較が36回(投影図が6枚の場合)行われ、形状の複雑さに応じて処理回数や処理時間が変化することはない。また、全体の比較処理もモデルの比較対象数に比例した時間内で実行できることとなる。
次に、類似度算出部133は、投影図比較部132によって比較対象元のモデルAの6種の投影図に対して算出された比較対象先モデルのモデルBの図面類似度をすべて加算し、その総和をモデルAに対するモデルBの類似度とする。同様にして、モデルC及びモデルDについてもモデルAに対する類似度が算出される。
なお、比較処理であれば、比較対象元モデルと比較対象先モデルとの類似度が算出され、ここで処理を終了する。
続いて、類似形状選択部134は、類似度算出部133によって算出された比較対象元モデルのモデルAに対する比較対象先モデルのモデルB、モデルC及びモデルDの類似度に基づき、モデルB、モデルC及びモデルDのうち最もモデルAに類似するモデルを選択する。たとえば、モデルB、モデルC及びモデルDを類似度の高い順にソートし、最も上位に設定されたモデルを選択する。また、このような検索結果とともに、算出された類似度や図面類似度を用いて類似度算出結果情報を作成する。
図9は、本実施の形態の類似度算出処理の出力する類似度算出結果表の一例を示した図である。
類似度算出結果表500は、比較対象元モデルのモデルAの各投影図に対する比較対象先モデルのモデルB、モデルC及びモデルDの図面類似度と、図面類似度の総和より得られる全体の類似度と、類似順が設定されている。図の例では、モデルAの正面図に対するモデルBの図面類似度は0.00、モデルAの平面図に対するモデルBの図面類似度は0.00、モデルAの右側面図に対するモデルBの図面類似度は0.01、モデルAの左測面図に対するモデルBの図面類似度は0.00、モデルAの底面図に対するモデルBの図面類似度は0.00、モデルAの背面図に対するモデルBの図面類似度は0.01となり、全体の類似度は0.02となる。同様に、モデルCは類似度0.83及びモデルDは類似度0.18となる。類似度の値が小さいほど類似しているので、類似順は、モデルB、モデルD、モデルCの順になる。
以上の処理手順が実行されることにより、3Dモデルの形状の類似度が3Dモデルを2次元平面に投影した投影図の類似度を調べることにより得られるので、3Dモデルの類似性の比較処理に要する時間を短縮することができる。また、この結果、類似する形状の3Dモデルを流用対象の3Dモデル群から検索する場合、効率よくデータ検索を行うことができる。
次に、本実施の形態の類似形状検索プログラムにより実行される類似形状検索方法について説明する。
図10は、本実施の形態の類似形状検索処理の処理手順を示したフローチャートである。3次元の比較対象元モデルと、類似形状を検索する比較対象先モデル群のファイル名が指定され、処理が開始される。
[ステップS01] 比較元データ取得処理を行う。指定された比較対象元モデルの3Dデータを含む比較元3Dデータと、その投影図データなどを取得し、比較元情報310を作成する。詳細は後述する。
[ステップS02] 比較先データ取得処理を行う。指定された比較対象先モデルの3Dデータを含む比較先3Dデータと、その投影図データなどを取得し、比較先情報320、330、340を作成する。詳細は後述する。
[ステップS03] 類似検索処理を行う。ステップS01で取得した比較元情報310と、ステップS02で取得した比較先情報320、330、340を用いて、比較対象元モデルに類似する比較対象先モデルを検索する。詳細は後述する。
各処理の詳細な処理手順を順に説明する。
図11は、本実施の形態の比較元データ取得処理の処理手順を示したフローチャートである。
[ステップS11] 指定された比較対象元モデルの比較元3Dデータに関する比較元3Dファイル名を取得する。
[ステップS12] 比較元3Dファイル名によって規定される比較対象元モデルの比較元3Dデータを格納領域から読出し、比較元情報[0]領域へ保存する。比較元情報領域は、比較処理に使用する作業領域であり、図7に示したような構造をとる。
[ステップS13] 比較対象元モデルについて作成された投影図が設定される比較元投影図ファイル名を取得する。なお、比較元投影図ファイルには、比較対象元モデルについての6方向の投影図データが格納されている。
[ステップS14] 比較元投影図ファイル名によって規定される比較対象元モデルの投影図データを記憶領域から読出し、投影図ごとに比較元情報[1]領域(図7のモデル投影図(1)312)から比較元情報[6]領域(図7のモデル投影図(6)317)へ保存する。比較元情報(1)には正面図、比較元情報(2)には平面図、比較元情報(3)には右側面図、比較元情報(4)には左側面図、比較元情報(5)には底面図及び比較元情報(6)には背面図が格納される。
以上の処理手順が実行されることにより、比較対象元モデルの3Dモデルに関する比較元情報が作業領域に設定される。
図12は、本実施の形態の比較先データ取得処理の処理手順を示したフローチャートである。
[ステップS21] 比較対象先モデル数をカウントするカウンタ及び比較対象先モデルに関するデータのデータ格納先を示すポインタとして利用するパラメータiの値を0に初期化する。
[ステップS22] 次(i番目)のデータ、すなわち、次の比較対象先モデル[i]があるかどうかを判断する。ない場合は、処理をステップS28へ進める。
[ステップS23] 次の比較対象先モデル[i]が存在する場合、該当する比較対象先モデル[i]に関する比較先3Dファイル名を取得する。
[ステップS24] 比較先3Dファイル名によって規定される比較対象先モデル[i]の比較先3Dデータを格納領域から読出し、比較先情報[i]の[0]領域へ保存する。
[ステップS25] 比較対象先モデル[i]の比較先投影図ファイル名を取得する。
[ステップS26] 比較対象先モデル[i]の比較先投影図ファイル名によって規定される比較対象先モデル[i]の投影図データを記憶領域から読出し、比較対象先モデル[i]に対応する比較先情報[1]領域から比較元情報[6]領域へ保存する。
[ステップS27] パラメータiの値に1を加算して更新する。そして、ステップS22に戻って、次の比較対象先モデルに対する処理を行う。
[ステップS28] 次の比較対象先モデル[i]が存在しない場合、パラメータiの値を比較先データ数(比較対象先モデルの総数を表す)に設定する。
以上の処理手順が実行されることにより、比較対象先モデルの3Dモデルに関する比較先情報が作業領域に設定され、比較先データ数が設定される。
図13は、本実施の形態の類似検索処理の処理手順を示したフローチャートである。
[ステップS31] 比較対象先モデルを指示するパラメータiを1に初期化する。i=1は、比較対象先モデル[1]、すなわち、1番目の比較対象先モデルから処理を開始する設定を行う。
[ステップS32] 比較対象先モデル[i]の比較対象元モデルに対する類似度[i]を0に初期化する。これとともに、比較対象元モデルの投影図を指示するパラメータjを1に初期化する。j=1は、比較元投影図(1)を示す。
[ステップS33] 比較対象先モデルの比較先投影図を指示するパラメータkを1に初期化する。k=1は、比較対象先モデル[i]の比較先投影図(1)を示す。また、図面類似度として、最大値1000を設定しておく。これは、図面類似度が高くなるほど、類似性は低くなることによる。
[ステップS34] 比較元投影図[j]と、比較対象先モデル[i]の比較先投影図[k]の図面比較処理を行う。
[ステップS35] 比較結果として算出された比較元投影図[j]と比較対象先モデル[i]の比較先投影図[k]の類似度が図面類似度より小さいかどうかを判定する。比較結果が図面類似度以上の場合、処理をステップS37へ進め、図面類似度を更新しない。
[ステップS36] 比較結果が図面類似度より小さい場合、図面類似度に比較結果を設定し、図面類似度を更新する。
[ステップS37] パラメータkの値に1を加算して更新する。
[ステップS38] パラメータkが6(比較対象先モデルの投影図の枚数)を超えたかどうかを判定する。パラメータkは、比較処理を行った比較対象先モデルの投影図の枚数+1であり、ここでの判定は、すべての比較対象先モデルの投影図に関する処理が終了したかどうかを判定している。超えていない場合、すなわち、すべての比較対象先モデルの投影図との比較処理が終了していない場合は、ステップS34に戻って、次の投影図に対する処理を行う。
[ステップS39] 比較対象先モデル[i]の類似度について、これまでに算出された類似度[i]と、今回算出された投影図に関する図面類似度を加算し、類似度[i]に格納する。
[ステップS40] パラメータjの値に1を加算して更新する。
[ステップS41] パラメータjが6(比較対象元モデルの投影図の枚数)を超えたかどうかを判定する。パラメータjは、比較処理を行った比較対象元モデルの投影図の枚数+1であり、ここでの判定は、すべての比較対象元モデルの投影図に関する処理が終了したかどうかを判定している。超えていない場合、すなわち、すべての比較対象元モデルの投影図に関する処理が終了していない場合は、ステップS33に戻って、次の投影図に対する処理を行う。
[ステップS42] パラメータiの値に1を加算して更新する。
[ステップS43] パラメータiの値が比較先データ数を超えたかどうかを判定する。パラメータiの値は、これまでに類似度算出処理が終了した比較対象先モデルの数+1であり、ここでの判定は、すべての比較対象先モデルに関する類似度算出が終了したかどうかを判定している。超えていない場合、すなわち、すべての類似度算出処理が終了していない場合、ステップS32に戻って次の比較対象先モデルに関する処理を行う。
[ステップS44] パラメータiの値が比較先データ数を超えた場合、すなわち、すべての比較対象先モデルの類似度が算出された場合、類似度に基づき並び替えを行って、最も類似する比較対象先モデルを決定し、処理を終了する。
以上の処理手順が実行されることにより、比較対象先モデルの類似度が算出され、最も比較対象元モデルに類似する比較対象先モデルが算出される。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、3次元形状比較装置または3次元類似形状検索装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録しておくことができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、半導体メモリなどがある。磁気記録装置には、ハードディスク装置(HDD)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープなどがある。光ディスクには、DVD(Digital Versatile Disc)、DVD−RAM(Random Access Memory)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Recordable)/RW(ReWritable)などがある。光磁気記録媒体には、MO(Magneto-Optical disk)などがある。
プログラムを流通させる場合には、たとえば、そのプログラムが記録されたDVD、CD−ROMなどの可搬型記録媒体が販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、たとえば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
(付記1) 3次元の比較対象元モデルと比較対象先モデルの形状の類似性を比較する処理を行う3次元形状比較プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と前記比較対象先モデルの形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成する投影図作成手段、
異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度とする投影図比較手段、
すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出する類似度算出手段、
として機能させることを特徴とする3次元形状比較プログラム。
(付記2) 前記投影図作成手段に、
前記比較元投影図及び前記比較先投影図として、3次元モデルを記述するための3次元直交座標系の2つの座標軸上を通る平面に対して平行な2次元平面を成す6方向を投影方向とした前記比較対象元モデルの6種類の前記比較元投影図と前記比較対象先モデルの6種類の前記比較先投影図を作成させる、
ことを特徴とする付記1記載の3次元形状比較プログラム。
(付記3) 前記投影図作成手段に、
前記3次元直交座標系を水平方向のx軸と、垂直方向のy軸及び奥行きを示すz軸で構成する場合に、前記6種類の投影図として、x軸とy軸上を通るxy平面に平行で前記比較対象元モデル及び前記比較対象先モデルを手前側方向から投影した正面図と奥行き方向から投影した背面図、x軸とz軸上を通るxz平面に平行で前記比較対象元モデル及び前記比較対象先モデルを上側方向から投影した平面図と下側方向から投影した底面図、及びy軸とz軸上を通るyz平面に平行で前記比較対象元モデル及び前記比較対象先モデルを右方向から投影した右側面図と左方向から投影した左側面図を作成させる、
ことを特徴とする付記2記載の3次元形状比較プログラム。
(付記4) 前記類似度算出手段に、
前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度として、前記比較対象先モデルについて算出された前記図面類似度の総和を算出させる、
ことを特徴とする付記1記載の3次元形状比較プログラム。
(付記5) 3次元の比較対象元モデルと比較対象先モデルの形状の類似性を比較する処理を行う3次元形状比較装置において、
前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と前記比較対象先モデルの形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成する投影図作成手段と、
異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度とする投影図比較手段と、
すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出する類似度算出手段と、
を具備することを特徴とする3次元形状比較装置。
(付記6) 3次元の比較対象元モデルと比較対象先モデルの形状の類似性を比較する処理を行う3次元形状比較方法において、
投影図作成手段が、前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と前記比較対象先モデルの形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成し、
投影図比較手段が、異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度とし、
類似度算出手段が、すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出する、
手順を有することを特徴とする3次元形状比較方法。
(付記7) 3次元の比較対象元モデルと類似する比較対象先モデルを検索する処理を行う3次元類似形状検索プログラムにおいて、
コンピュータを、
前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と、検索対象である複数の前記比較対象先モデル各々の形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成する投影図作成手段、
複数の前記比較対象先モデル各々について、異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度として設定する投影図比較手段、
前記比較対象先モデルごとに、すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出する類似度算出手段、
前記類似度算出手段によって前記比較対象先モデルごとに算出された前記比較対象先モデルの類似度を比較し、前記比較対象元モデルに最も類似する前記比較対象先モデルを選択する類似形状選択手段、
として機能させることを特徴とする3次元類似形状検索プログラム。
(付記8) 前記類似形状選択手段に、
前記類似度算出手段によって前記比較対象先モデル各々について算出された前記比較対象先モデルの類似度に応じて前記比較対象先モデルを類似する順に並び替え、並び替えの結果を出力させる、
ことを特徴とする付記7記載の3次元類似形状検索プログラム。
(付記9) 前記比較対象先モデルに関する前記比較先投影図は、前記比較対象先モデルの作成時に作成され、3次元モデルデータ記憶手段に格納されており、
前記投影図作成手段に、指定された前記比較対象先モデルに関する前記比較先投影図を前記3次元モデルデータ記憶手段から取得させる、
ことを特徴とする付記7記載の類似形状検索プログラム。
(付記10) 3次元の比較対象元モデルと類似する比較対象先モデルを検索する3次元類似形状検索装置において、
前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と、検索対象である複数の前記比較対象先モデル各々の形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成する投影図作成手段と、
複数の前記比較対象先モデル各々について、異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度として設定する投影図比較手段と、
前記比較対象先モデルごとに、すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出する類似度算出手段と、
前記類似度算出手段によって前記比較対象先モデルごとに算出された前記比較対象先モデルの類似度を比較し、前記比較対象元モデルに最も類似する前記比較対象先モデルを選択する類似形状選択手段と、
を具備することを特徴とする3次元類似形状検索装置。
(付記11) 3次元の比較対象元モデルと類似する比較対象先モデルを検索する3次元類似形状検索方法において、
投影図作成手段が、前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と、検索対象である複数の前記比較対象先モデル各々の形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成し、
投影図比較手段が、複数の前記比較対象先モデル各々について、異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度として設定し、
類似度算出手段が、前記比較対象先モデルごとに、すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出し、
類似度選択手段が、前記類似度算出手段によって前記比較対象先モデルごとに算出された前記比較対象先モデルの類似度を比較し、前記比較対象元モデルに最も類似する前記比較対象先モデルを選択する、
手順を有することを特徴とする3次元類似形状検索方法。
実施の形態に適用される発明の概念図である。 本発明の実施の形態の類似形状検索装置の構成を示したブロック図である。 本実施の形態の類似形状検索装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施の形態の座標系と投影図の投影方向の一例を示した図である。 本実施の形態の投影図の一例を示した図である(正面図、平面図、右側面図)。 本実施の形態の投影図の一例を示した図である(左側面図、底面図、背面図)。 本実施の形態の投影図比較処理が用いる比較元情報及び比較先情報の構成図である。 本実施の形態の投影図比較処理による投影図比較の手順の一例を示した図である。 本実施の形態の類似度算出処理の出力する類似度算出結果表の一例を示した図である。 本実施の形態の類似形状検索処理の処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態の比較元データ取得処理の処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態の比較先データ取得処理の処理手順を示したフローチャートである。 本実施の形態の類似検索処理の処理手順を示したフローチャートである。
符号の説明
10 類似形状検索装置
11 形状比較部
11a 投影図作成手段
11b 投影図比較手段
11c 類似度算出手段
12 3次元モデルDB
13 類似形状選択手段

Claims (5)

  1. 3次元の比較対象元モデルと比較対象先モデルの形状の類似性を比較する処理を行う3次元形状比較プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と前記比較対象先モデルの形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成する投影図作成手段、
    異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度とする投影図比較手段、
    すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出する類似度算出手段、
    として機能させることを特徴とする3次元形状比較プログラム。
  2. 前記投影図作成手段に、
    前記比較元投影図及び前記比較先投影図として、3次元モデルを記述するための3次元直交座標系の2つの座標軸上を通る平面に対して平行な2次元平面を成す6方向を投影方向とした前記比較対象元モデルの6種類の前記比較元投影図と前記比較対象先モデルの6種類の前記比較先投影図を作成させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の3次元形状比較プログラム。
  3. 前記類似度算出手段に、
    前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度として、前記比較対象先モデルについて算出された前記図面類似度の総和を算出させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の3次元形状比較プログラム。
  4. 3次元の比較対象元モデルと類似する比較対象先モデルを検索する処理を行う3次元類似形状検索プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    前記比較対象元モデルの形状を異なる投影方向から平行投影した複数の比較元投影図と、検索対象である複数の前記比較対象先モデル各々の形状を同様にして平行投影した複数の比較先投影図を作成する投影図作成手段、
    複数の前記比較対象先モデル各々について、異なる投影方向で作成された前記比較元投影図ごとに、前記比較元投影図を異なる投影方向で作成された複数の前記比較先投影図と比較し、最も類似する前記比較先投影図との類似度を該投影方向の前記比較元投影図についての前記比較対象先モデルの図面類似度として設定する投影図比較手段、
    前記比較対象先モデルごとに、すべての投影方向の前記比較元投影図について算出された前記比較対象先モデルの前記図面類似度を用いて、前記比較対象元モデルに対する前記比較対象先モデルの類似度を算出する類似度算出手段、
    前記類似度算出手段によって前記比較対象先モデルごとに算出された前記比較対象先モデルの類似度を比較し、前記比較対象元モデルに最も類似する前記比較対象先モデルを選択する類似形状選択手段、
    として機能させることを特徴とする3次元類似形状検索プログラム。
  5. 前記類似形状選択手段に、
    前記類似度算出手段によって前記比較対象先モデル各々について算出された前記比較対象先モデルの類似度に応じて前記比較対象先モデルを類似する順に並び替え、並び替えの結果を出力させる、
    ことを特徴とする請求項4記載の3次元類似形状検索プログラム。
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