JP2006276876A - 画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】機能的なデザインを有し、高級感と高い訴求力によって顧客を引きつける構造の画像表示装置を提供する。
【解決手段】独立設置型の画像表示装置であって、透過型のスクリーン5を備えた表示板1と、当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、表示板1を、一方の面を下方に向けて、当該一方の面と床面の挟む角が鋭角になるように傾斜させて支持する支持フレーム3と、表示板1の、一方の面の下方に配置され、表示板1のスクリーン5に画像を投影するプロジェクタ11と、投影される画像の画像データを記憶し、プロジェクタ11に装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、プロジェクタ11から発せられる投影用ビームを、表示板1の下方で表示板のスクリーン5に導いて結像させる光学機構とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、店頭での広告案内表示などに適するプロジェクタを使用した画像表示装置に関する。
百貨店やスーパーマーケット、あるいは量販店などにおいて、顧客に店内の案内をしたり、商品の案内をするために、ポスターに代わって、テレビジョン式の画像表示装置が広く利用されている。こうした装置は、ポスターよりも様々な画像を繰り返し表示し、動画などを交えた広告宣伝効果が高く、要所要所に採用する店舗が増加している。液晶プロジェクタを利用して、スクリーンに画像を表示する大型の表示装置も開発されている(特許文献1、特許文献2参照)。
特開平9−154088号公報 特開2003−136892号公報
ところで、上記のような従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
プラズマディスプレイを用いた大型のスクリーンに様々な宣伝広告画面を表示すれば、顧客が遠くからその内容を知ることができ、多数の顧客に対する宣伝効果がある。一方、例えば、百貨店の一つのフロアに多数のテナントがそれぞれ個別に店を出しているような場合に、各テナントは、通路を通る顧客を自分の店に引きつける努力が必要になる。ディスプレイに表示された画面もさることながら、それぞれ自分の店に展示された商品を傍まで近づいて見てもらうような装置設計がなされることが望ましい。
本発明は、以上のような要求を満たすために開発されたもので、顧客が近づいて立った状態で見るような構造の画像表示装置を提供することを目的とする。また、本発明は、機能的なデザインによって高級感と高い訴求力によって顧客を引きつける画像表示装置を提供することを目的とする。
本発明は次の構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉独立設置型の画像表示装置であって、 一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、前記支持フレームには前記表示板の支持高さ調整機構が設けられ、前記支持高さ調整機構は、前記支持フレームの前記表示板の支持高を変更すると同時に前記光学機構による投影用ビームが通過する経路を変更する連動機構を備えたことを特徴とする画像表示装置。
この画像表示装置は独立設置型であり、任意の場所に設置できる。外部からネットワーク等を介して画像データを決められたタイミングで送り込むような操作は不要である。画像データは、プロジェクタに装着された記憶装置から読み出されるから、内容の追加変更が容易である。透過型のスクリーンを備えた表示板の下方に、プロジェクタを配置して、投影用ビームを、表示板の下方で表示板のスクリーンに導いて結像させるので、スペースをとらず、投影用ビームが不測の侵入物により遮られるおそれがない。表示板を傾斜させて支持し、立った状態で見る構造とされる。従って、見る者を近くに引き寄せる効果があり、広告宣伝用に適する。
しかも、支持フレームの構造が簡素化されているので、容易に高さ調整ができる。この支持高さの変更と同時に投影用ビームの投影角度等を変更できるようにしたので、スクリーンに投影される画像の位置ずれを防ぐことができる。
<構成2>独立設置型の画像表示装置であって、一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、前記支持フレームには前記表示板の支持角度調整機構が設けられ、前記支持角度調整機構は、前記支持フレームの前記表示板の支持角度を変更すると同時に前記光学機構による投影用ビームが通過する経路を変更する連動機構を備えたことを特徴とする画像表示装置。
支持フレームの構造が簡素化されているので、容易に支持角度の調整ができる。この支持角度の変更と同時に投影用ビームの投影角度等を変更できるようにしたので、スクリーンに投影される画像の位置ずれを防ぐことができる。
<構成3>独立設置型の画像表示装置であって、一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、前記光学機構は前記投影用ビームの全体または一部を複数に分岐させる複数系統の反射鏡を備え、そのうちの一つの投影用ビームを前記表示板のスクリーンに結像させ、他の少なくとも一つの投影用ビームを、前記床面にほぼ垂直な透過型スクリーンを持つ補助表示板であって、前記支持フレームに固定されたものに結像させることを特徴とする画像表示装置。
床面に対して傾斜した表示板には、立った状態で見てもらうコンテンツを表示する。一方、一部の画像を床面にほぼ垂直な補助表示板に表示することにより、遠くを通行する者の注意を引く。遠くからは、垂直な補助表示板の画像しか見えない。注意を引くだけでよいから、補助表示板には投影用ビームの一部だけを結像させてもよい。
<構成4>独立設置型の画像表示装置であって、一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、前記支持フレームには、複数のプロジェクタと、複数の表示板とが固定されており、各プロジェクタから発せられる投影用ビームを、それぞれ別々の表示板のスクリーンに導いて結像させる、複数の光学機構を備えたことを特徴とする画像表示装置。
支持フレームに、補助表示板等を含む複数の表示板を固定したとき、それぞれの表示板のスクリーンには、別々のプロジェクタによる画像を投影することもできる。プロジェクタは必要な台数だけ、支持フレーム上に取り付ければよい。全てのプロジェクタを支持フレームの下部に集中させて固定すれば、他の例と同様にして、装置の相当部分を透視できる構成にすることができる。
<構成5>構成1〜4いずれかに記載の画像表示装置において、前記表示板は透過型スクリーンを貼り付けた透明板からなり、前記支持フレームはこの透明板の透明な縁の部分を支持し、当該支持フレームの前記投影用ビームの通過する部分であって、少なくとも前記表示板の近傍の部分が、骨組み以外の部分をいずれの方向からも透視できる構造とされ、前記プロジェクタと前記光学機構とを、前記透明板の下方の支持フレームに固定された、側周面が不透明な収納部に収納したことを特徴とする画像表示装置。
側周面が不透明な収納部に収納したプロジェクタは、外部から容易に認識できない。支持フレームを、いわゆるスケルトン構造にすると、透明板上の透過型スクリーンは、電線も何も接続されていないので宙に浮いて見える。投影用ビームは側面からはほとんど見えないから、画像を表示されたスクリーンとそれを支持する透明板は、高い装飾的効果を示す。また、プロジェクタを収納した収納部以外の部分の構造をきわめて簡素化でき、軽量化とコスト削減に寄与する。
<構成6>構成1〜4いずれかに記載の画像表示装置において、前記支持フレームの前記投影用ビームが通過する部分が柱のみからなる構造のときに、当該柱の間にガード部材を設けたことを特徴とする画像表示装置。
支持フレームの上記投影用ビームが通過する部分が柱のみからなる構造にすれば、全体として非常に構造が簡素化されて機能的になる。反面、投影用ビームの通過を妨げる異物等が飛び込みやすい。そこで、支持フレームの柱部分にガード部材を設けた。ガード部材が柱の側周面の一部または全部を、縦または横方向に横切るように固定されていれば、異物の侵入を防ぐことができる。例えば、子供が直接投影ビームを目に入れて目を痛めるのも防止できる。
<構成7>構成1〜4いずれかに記載の画像表示装置において、前記プロジェクタは前記支持フレームの脚部に固定された収納部に収納され、前記表示板の、前記床面から見たときに最も低い位置から最も高い位置に向かう方向に、前記プロジェクタから前記投影用ビームが発射され、前記光学機構は、前記投影用ビームを、前記表示板に設けられたスクリーンに向かう方向に反射させることを特徴とする画像表示装置。
この構成によれば、投影用ビームは表示板の下方の空間を、略L字状の経路を経て、プロジェクタから表示板に達する。表示板の下方の空間は十分に広くとることができない。
しかし、プロジェクタを用いてスクリーンに画像を投影する場合に、投影用ビームが長いほど、スクリーンに大サイズの画像を投影できる。略L字状の経路により、この要求が満たされる。
<構成8>構成5に記載の画像表示装置において、前記光学機構は前記支持フレームの脚部に固定された収納部に収納されることを特徴とする画像表示装置。
本発明の画像表示装置は、ショッピングセンター、百貨店、飲食店、ホテル、テナントが多数入居する商業施設等において、各テナントの店頭に配置して使用をするのに適する。表示される画像は、テナントの店の紹介や商品の紹介、その他テナントが要求する任意のコンテンツ画像を編集したものとなる。本発明の画像表示装置は、独立設置型のもので、液晶プロジェクタ等を用いて画像を表示する。画像を結像させるスクリーンは、表示板と一体になっている。表示板は、ちょうど床面に対し、一定の傾きを持つように支持フレーム上に支持される。顧客が遠くからディスプレイを眺めてそのまま通り過ぎていくことのないように、近づいてみなければよく見えない設計がされている。全体として、スタンドのように利用され、自由な場所に移動して利用できる。
図1は本発明の液晶表示装置の具体例を示す斜視図である。
図1に示す装置は、画像を表示する表示板1を支持フレーム3で支持した構成のものである。表示板1は、例えば、アクリル樹脂のような透明な材料からなる。この下側の面には、スクリーン5が設けられている。このスクリーン5は、半透明のフィルムでもよいし、表示板1の裏面をすりガラス状に加工した部分でも構わない。ここに、後述するプロジェクタから投影された画像が結像する。表示板1が透明体からなるので、スクリーン5に結 収納部10に、投影用ビームを発射するプロジェクタ11(図2)が収納されている。投影用ビームは、収納部10に設けられた窓15を通過してスクリーン5に投影される。支持フレーム3は、アルミニウムパイプ等から構成される。支持フレーム3は傾斜部3Aと垂直部3Bと水平部3Cとアーム3Dと架台3Fとを備える。水平部3Cと架台3Fは支持フレーム3の脚部を構成している。アーム3Dは、傾斜部3Aの側面から4本突き出しており、これらが表示板1をねじ止め支持する。アーム3Dは、表示板1の透明な縁の部分を支持している。投影用のビーム自体は横から見えにくいため、スクリーン5が宙に浮き上がって見え、非常に人目を引くという効果がある。横棒3Eは、支持フレーム3の補強のために設けられている。架台3Fは、収納部10を支持フレーム3に固定して支持するためのものである。
図2は、上記の画像表示装置の側面図である。
図2に示すように、支持フレーム3は、脚4を介して床面8の上に正立させられている。脚4は、よく知られた高さ調整用のねじ部を有している。支持フレーム3の傾斜部3Aは、水平床面8に対して適度な角度αの傾きを持つように設定されている。収納部10の中には、液晶などを使用した既知のプロジェクタ11が収納されている。収納部10の中には、この他に、プロジェクタ11の発射する投影用ビーム7を反射して、表示板1のスクリーン5に向けて投影する光学機構20が設けられている。
光学機構20は、反射鏡21と軸受け22と台23とからなる。反射鏡21は、軸受け22によって角度調整できるように、台23上に固定されている。すなわち、軸受け22は自在継ぎ手のような構造を有しており、台23に固持された一方端に対して遊動可能に接合された他方端により反射鏡21を把持している。反射鏡21で反射された投影用ビーム7は、表示板1の下側の面1B上に設けられたスクリーン5に像を結像させる。この画像を表示板1の表面1A側から見ることになる。なお、スクリーン5の各部と反射鏡21との間の距離にはばらつきがあり、何も手当をしないとスクリーン5に結像された画像が歪む。これは、既知のプロジェクタ11に設けられた台形補正技術により解決できる。
この側面図から見てわかるように、プロジェクタ11から発射される投影用ビーム7は、図の左から右に向かうように方向付けられる。即ち、表示板1の、床面から見たときに最も低い位置から最も高い位置に向かう方向、換言すれば、装置の後方に向けてビームが発射される。そして、光学機構20により、その投影用ビーム7が、表示板1に設けられたスクリーン5に向かう方向に反射される。このような経路を採用することで、投影用ビームの投影距離を十分に長く選定することができる。
図3は、上記の画像表示装置の正面図である。
顧客は、図3に示した正面方向から表示板1のスクリーン5に結像した画像を立った状態で見ることになる。この表示板1から少し離れると、外光が表示板1の面で反射するため、画像は見にくくなる。従って、この画面を見るために通行人を引き寄せる効果がある。図のように、表示板1が透過型スクリーン5を貼り付けた透明板からなり、支持フレーム3がこの透明板の透明な縁の部分を支持するようにしたときは、スクリーン5が宙に浮いて見える。この実施例では、表示板1を支持する部分全体が、骨組み以外の部分をいずれの方向からも透視できる構造とされている。支持フレーム3は、例えば、箱状の構造でもよいが、美観上、全体をいわゆるスケルトン構造にすることが好ましい。プロジェクタと前記光学機構とを収納する収納部10は、美観上、例えば、側周面が不透明な筐体であることが好ましい。一方、支持フレーム3の投影用ビーム7の通過する部分であって、少なくとも表示板1の近傍の部分は、骨組み以外の部分をいずれの方向からも透視できる構造がよい。
なお、上記支持フレーム3の、投影用ビーム7が通過する部分が柱のみからなる構造のときには、非常にシンプルな構造のため、例えば、正面から手を差し入れて、投影用ビームを遮ることもできる。また、子供が頭を入れて投影用ビームを直視することも考えられる。これを防ぐために、例えば、図3に破線で示すように、防護板16をチェン17等で吊り下げるようなガード部材を設けるとよい。ガード部材としては支持フレームの柱の間の空間を横切るものでよく、柱の側周面の一部または全部を、縦または横方向に横切るように固定されていれば、異物の侵入を防ぐことができる。
図4は、上記の画像表示装置のプロジェクタ内部回路のブロック図である。
図4に示すプロジェクタ11の内部には、一点鎖線で示したような回路30が組み込まれている。ここには、コネクタ32、データ読み出し手段33、ハードディスク34、画像表示制御手段35、電源回路37及び表示画像データ指定手段38が設けられている。コネクタ32には、例えば、半導体メモリを組み込んだメモリカード31を装着する。このメモリカード31には、プロジェクタ11によって表示される画像データ18が記録されている。
メモリカード31をコネクタ32に装着すると、データ読み出し手段33によって、画像データ18の読み出しが可能になる。この画像データ18は、画像表示制御手段35によって、プロジェクタ11で表示可能な画像イメージに変換される。データ読み出し手段33は、画像データ18を画像表示制御手段35に渡すデータ読み出し制御をする。画像表示制御手段35は、画像データ18を、例えば、よく知られたスライドショーの動作を利用して、プロジェクタ11を制御するアプリケーションプログラムからなる。
表示画像データ指定手段38は、メモリカード31に複数の画像データ18が記憶されている場合に、どの画像データをプロジェクタ11で表示するか、選択指定するための手段である。これは、プロジェクタ11の図示しない外ケースに設けられている。電源回路37は、液晶のプロジェクタ11全体に駆動電力を供給するための回路である。商用電源に接続されるものでもよいし、バッテリであっても構わない。ハードディスク34は、例えば、メモリカード31に記憶された全ての画像データを読み出して記憶して、その後、プロジェクタ11にその画像データを表示させるために利用される。本発明の装置は、独立設置型であって、必要な画像データはメモリカード31、あるいはハードディスク34に記憶しておく。ハードディスク34に例えば、大量の画像データが記憶できれば、1週間分の画像データを記憶させておき、表示画像データ指定手段38によって、日替わりで任意の画像データをプロジェクタに表示させることができる。
ネットワークに接続されて表示画像を制御される端末装置は広く多用されている。しかし、システムが大規模になり、装置の設置場所が制限されて、自由に移動することもできないという問題がある。本発明の装置はプロジェクタ11に装着されたメモリカード31やハードディスク34等の記憶装置に画像データを記憶させておいて、その画像を投影して表示するので、電源さえあれば、どこにでも設置できどこへでも移動できる。記憶装置が、プロジェクタ11に対して差し替え可能な記憶媒体であれば、画像データの入れ替えが容易である。電源の接続は必要であるが、例えば、長時間電力を供給できる電池が収容できれば外部電源の接続も不要である。この画像表示装置は水平な床面に正立させて使用してもよいし、例えば、上下を反転させて逆さまに吊り下げて使用してもよい。
図2に示すように、上記の画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、表示板1の下側にプロジェクタ11を配置している。反射鏡等からなる光学機構20は、プロジェクタ11から発せられる投影用ビーム7を、表示板1の下方で表示板1のスクリーン5に導いて結像させる。すなわち、投影用ビーム7の通路も表示板1の下側に設けている。表示板1には透過型のスクリーン5が設けられ、下側の面に投影画像が結像する。従って、表示板1の下側部分を支持フレーム3やその他の部材16でガードすれば、通行人等が投影用ビームを遮るおそれがない。
録画された広告用画像をテレビジョンディスプレイに表示する独立設置型の表示装置は多用されている。しかし、これらは画面が垂直に正立している。一方、本発明の装置は、水平な床面に正立させたとき、表示板1を、図2のスクリーン5を貼り付けた面を下方に向けて、傾斜させて支持する。スクリーン5を貼り付けた面と床面との挟む角αが鋭角になっており、さらに、支持フレーム3は、表示板1を一般歩行者の目線より低い位置に支持する。従って、通行人は表示板1に表示された画像を見るために、表示板1に近づいてこれを見なければならない。これにより、この表示装置は通行人を近くに引きつける効果を発揮する。
表示板1の傾斜角αは、立った状態での見易さと、投影用ビーム7をスクリーン5に結像させるときに行う台形補正の結像条件から最適値が導かれる。表示板1の傾斜角αは、無理な姿勢をせずに立った状態で見るのに最も適する15度〜75度の範囲がよい。この傾斜は店舗案内や商品の広告等の表示に最も適する。また、表示板1の前に立って見るのには、表示板1の高さが一般歩行者の目線より低いことが好ましい。成人を対象にするとしても、男性より背の低い女性の身長を考慮することが好ましい。文部科学省の保健統計調査によれば、日本女性の17才の平均身長は、ここ10年間では、ほぼ約157センチメートルとなっている。即ち、表示板の上縁が160センチメートルを越えると、平均的な成人女性は普通の姿勢でも見づらい。従って、これ以下の高さが実用の範囲である。また、目線より低い位置で楽に見ることができるという点を考慮すると、140センチメートル以下の高さが好ましい。一方、成人女性の歩行者が無理に背をかがめて見なくても良い高さは、目の高さから30センチメートルほど下だから、120センチメートル以上と考えられる。
ところで、上記のように平均的な成人女性の身長に合わせて表示板の高さを選定したとき、表示板の傾斜が問題となる。特に、表示板の前に立って見た時に、表示板が目線より低い位置であり、床面との角度が垂直である場合、その近くに立って表示板を見ると、投影された画像は見にくいが、表示板の角度を75度に傾けた場合、通常は普通に立った状態でも画像は見やすくなるため、角度αは75度以下が好ましい。また、表示板が床面に対して水平である場合、表示板の前に立った人は、体を乗り出すように前かがみになり、無理な姿勢で見なければならなくなってしまうが、表示板の角度を床面に対して15度に傾ければ、通常の場合、表示板の前に立った状態で目線を落とし首を傾けただけの無理の無い姿勢で投影された画像を見ることが出来る。
従って、表示板の傾斜は実用上、15度以上75度の範囲が適すると考えられる。なお、例えば、紳士服店、婦人服店、子供服店、ファミリーレストランというように、顧客層がそれぞれ異なる場合には、顧客層の平均的目線の高さを基準に、表示板の高さや傾斜を選定するとよい。また、ショーウインドウ等に収納するような装置サイズの場合はもっと十分に低い構造であってよい。
以上の画像表示装置は、例えば、百貨店のテナントや商店街の角店舗の店先で、例えば、レストランのメニューを表示したり、特売の商品リストを表示したりする用途に適する。また、例えば、十分に小型化して、商品棚にディスプレイされた商品と共に並べて、様々な商品情報を表示する用途に適する。多くの通行人に広く伝えるニュースや広告を表示するよりも、斬新なデザインで顧客を引きつけて、商品に関する情報を顧客に個別に伝えるような目的に適する。
図5は、実施例2の支持角度調整機構と高さ調整機構を示す説明図である。
画像表示装置の用途によっては、表示板1の支持角度を微調整したいことがある。また、支持フレーム3の高さを微調整したいことがある。これには、図5(a)に示すように、支持フレーム3の垂直部3Bに、蝶番状の支持角度調整機構50と、カメラの三脚等で多用されている高さ調整機構51を設けるとよい。また、表示板1の支持角度や支持フレームの高さを調整すると、スクリーン5上で、投影用ビーム7の位置ずれが生じる。そこで、支持角度調整機構50と高さ調整機構51を、任意のメカニズムで、反射鏡21の角度と連動させる。従って、支持角度を調整したり、高さ調整をしたりしたとき、表示板1に表示される画像の位置ずれは自動調整できる。もちろん結像状態の最適化のために、最後に微調整を必要とすることもある。支持角度調整機構と高さ調整機構の一例を図5を用いて説明する。
図5(b)は支持角度調整機構と高さ調整機構の連動機構を側面から見た概略図、(c)は支持角度調整機構の主要部正面図、(d)は反射鏡の反射角度調整機構の主要部正面図である。これらの図に示すように、支持フレーム3の傾斜部3Aと垂直部3Bの境界部分には、支持角度調整機構50が設けられている。また、垂直部3Bの途中には、高さ調整機構51が設けられている。支持角度調整機構50は角度検出ドラム61を備える。角度検出ドラム61は、傾斜部3Aの一端に固定されている。角度検出ドラム61の中心を通る回転軸52は、垂直部3Bの上端の軸受けに支持されている。この支持角度調整機構50は、ゴム等からなるブーツ54でカバーされている。図5(c)に示すように、回転軸52を軸として傾斜部3Aの支持角度を変えると、角度検出ドラム61が回転する。角度検出ドラム61と伝達ワイヤ62とガイドロール63と角度設定ドラム64とアーム65とは、連動機構を構成する。
伝達ワイヤ62はその一端が角度検出ドラム61に巻き付けられている。伝達ワイヤ62はガイドロール63を経由して角度設定ドラム64に達する。図の(d)に示すように、伝達ワイヤ62の端は、角度設定ドラム64に巻き付けられている。角度設定ドラム64は、光学機構の台23に支持された回転軸66を中心に回転する。角度設定ドラム64とアーム65と反射鏡21は一体化されていて、回転軸66を中心に一緒に回転する。
図5(b)に示すように、支持フレーム3の傾斜部3Aの傾きを矢印aの方向に変えると、角度検出ドラム61が矢印bの方向に回転して伝達ワイヤ62を矢印cの方向に引っ張る。これにより角度設定ドラム64が矢印dの方向に回転し、アーム65が反射鏡21の角度を変更し、投影用ビームの方向を矢印eの方向に変更する。こうして、支持フレーム3の傾斜部の傾きを変更するとこれに連動して反射鏡21の傾きが自動的に変更され、投影用ビーム7が表示板1の正常な位置に投影される。
高さ調整機構51は、例えばカメラ用のナット式三脚の継ぎ目のように、支持フレーム3の垂直部3Bを分断して伸縮自在に嵌合し、この部分に、よく知られたチャックパイプ41とロックナット42を配設することにより継ぎ合わせた構成にされている。これによって、一定の範囲で自由に支持フレーム3の高さ調整ができる。支持フレーム3の高さを引き上げるように変更すると、伝達ワイヤ62が矢印cの方向に引っ張られる。
これにより、傾斜部3Aの傾きの変更と同様にして、角度設定ドラム64が回転し反射鏡21の傾きを変更する。従って、支持フレーム3の高さを変更しても、投影用ビーム7が表示板1の正常な位置に投影されるように調整される。なお、上記の構成は一例であって、機械的な連動機構により反射鏡21の角度を変更する以外の構成もある。例えば、傾斜部3Aの角度と垂直部3Bの高さを電気的なセンサにより検出して、反射鏡の角度をサーボモータやステッピングモータにより自動的に変更するようにしてもよい。
図6は、実施例3の画像表示装置の構成を示す側面図である。
すでに説明したとおり、図6に示した投影用ビーム75は、主反射鏡73により反射されて表示板1のスクリーン5に投影されて結像する。この実施例では、主反射鏡73の隣に補助反射鏡74を設け、さらに、支持フレーム3の垂直部3B側にも画像を表示する補助表示板77と補助スクリーン78とを設けたものである。主反射鏡73と補助反射鏡74とは、プロジェクタ11から出力された投影用ビーム7を、2つの投影用ビーム75と76に分岐する。主投影用ビーム75は、表示板1のスクリーン5に投影されて結像する。一方、補助投影用ビーム76は、補助表示板77の補助スクリーン78に投影されて結像する。
図6(b)に、表示板1に表示された画像81の一例を示す。図6(c)に、補助表示板77に表示された画像82の一例を示す。これらの図に示すように、表示板1に表示される画像81の一部を補助表示板77に表示することによって、この画像表示装置から離れたところを通過する者にも、この画像表示装置に何かが表示されているということがわかる。表示板1に何が表示されているかは、実際に装置に近寄ってみなければわからない。その結果、補助表示板77は、遠くにいるものを近くまで引きつける効果がある。他の実施例についても、同様であるが、表示板1には、文字、図形、静止画、動画、その他、任意の画像データを表示することができる。また、プロジェクタと共に、あるいはプロジェクタに内蔵させて、音響装置を取りつけることもできる。これにより、画像と音で顧客を引きつける画像表示装置とすることができる。
図7は、実施例4の画像表示装置の構成を示す側面図である。
この実施例では、図の(a)に示すように、主反射鏡84と補助反射鏡83の位置を、図6の実施例と逆にした。補助表示板77の位置は図6の例と変わらない。主反射鏡84と補助反射鏡83とは、プロジェクタ11から出力された投影用ビーム7を、2つの投影用ビーム88と87に分岐する。主投影用ビーム88は、表示板1のスクリーン5に投射されて結像する。一方、補助投影用ビーム87は、補助表示板77の補助スクリーン78に投射されて結像する。なお、図の(b)に示すように、補助反射鏡83の下端は支持フレーム3に蝶番85を介して支持されている。主反射鏡84は補助反射鏡83の上端に蝶番86を介して支持されている。これらの蝶番85や蝶番86を使用して、主反射鏡84と補助反射鏡83の傾斜を最適化するとよい。
図8(a)は実施例5の装置の側面図、(b)は実施例6の装置の側面図である。図8(a)において、支持フレーム3には複数(この例では2台)のプロジェクタ91、92が支持固定されている。また、同時に、支持フレーム3には複数の表示板1、77が固定されている。プロジェクタ91、92の内部には、それぞれ光学機構93、94が組み込まれている。これら各部の機能は既に説明したものと同様である。プロジェクタ91の出力する投影用ビーム96は、光学機構93に導かれて表示板1のスクリーン5に投射されて結像する。一方、プロジェクタ92の出力する投影用ビーム95は、光学機構94に導かれて補助表示板77の補助スクリーン78に投射されて結像する。このように、各プロジェクタから発せられる投影用ビームを、それぞれ別々の表示板のスクリーンに導いて結像させるようにすれば、各表示板に自由に各種の画像を表示できる。支持フレーム3に固定するプロジェクタの数は任意である。固定場所も任意である。しかし、全てのプロジェクタを支持フレームの下部に集中させて固定すれば、美感と、記憶装置交換操作の点で、有利である。
図8(b)において、この図の例では、支持フレーム3はプロジェクタを搭載していない。図の支持フレーム3の上部は図示を省略したが、実施例1と同一の構造である。脚4も実施例1と同一に図示してあるが、これをキャスタにすれば、床面8上で支持フレーム3を楽に移動できる。軽量であるし、プロジェクタや光学機構を搭載していないので、振動を心配せずに移動できる。図の床面8には、ピット97が形成されており、プロジェクタ11と光学機構98が収納されている。このように、床面直下に埋め込まれたプロジェクタ11は、上記表示板の下方から、投影ビーム7を発して、表示板のスクリーンに画像を投影することができる。支持フレーム3を他の場所に移動してしまった後は、ピット97の上面を図示しない蓋等で覆い、プロジェクタを保護することが好ましい。なお、この実施例で、複数のプロジェクタを使用したり、複数の光学機構で複数の表示板に画像を投影するようにしても構わない。また、ピット97に収納したプロジェクタ11等は、ピット97から取り出して、支持フレームに着脱式の機構を用いて固定できるようにするとよい。
実施例1の画像表示装置の構成を示す斜視図。 実施例1の画像表示装置の構成を示す側面図。 実施例1の画像表示装置の構成を示す正面図。 実施例1のプロジェクタの内部回路を示すブロック図。 実施例2の支持角度調整機構と高さ調整機構の説明図。 実施例3の画像表示装置の構成を示す側面図。 実施例4の画像表示装置の構成を示す側面図。 a)は実施例5、(b)は実施例6の装置の側面図。
符号の説明
1 表示板、3 支持フレーム、3A 傾斜部、3B 垂直部、3C 水平部、3Dアーム、3F 架台、 5 スクリーン、10 収納部、11 プロジェクタ、15窓。

Claims (8)

  1. 独立設置型の画像表示装置であって、
    一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、
    当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、
    前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、
    前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、
    前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、
    前記支持フレームには前記表示板の支持高さ調整機構が設けられ、前記支持高さ調整機構は、前記支持フレームの前記表示板の支持高を変更すると同時に前記光学機構による投影用ビームが通過する経路を変更する連動機構を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  2. 独立設置型の画像表示装置であって、
    一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、
    当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、
    前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、
    前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、
    前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、
    前記支持フレームには前記表示板の支持角度調整機構が設けられ、前記支持角度調整機構は、前記支持フレームの前記表示板の支持角度を変更すると同時に前記光学機構による投影用ビームが通過する経路を変更する連動機構を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  3. 独立設置型の画像表示装置であって、
    一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、
    当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、
    前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、
    前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、
    前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、
    前記光学機構は前記投影用ビームの全体または一部を複数に分岐させる複数系統の反射鏡を備え、そのうちの一つの投影用ビームを前記表示板のスクリーンに結像させ、他の少なくとも一つの投影用ビームを、前記床面にほぼ垂直な透過型スクリーンを持つ補助表示板であって、前記支持フレームに固定されたものに結像させることを特徴とする画像表示装置。
  4. 独立設置型の画像表示装置であって、
    一方の面で結像した画像を他方の面で視認できる透過型のスクリーンを備えた表示板と、
    当該画像表示装置を水平な床面に正立させたとき、前記表示板を傾斜させて支持する支持フレームと、
    前記表示板の、前記一方の面の下方に配置され、前記表示板のスクリーンに画像を投影するプロジェクタと、
    前記投影される画像の画像データを記憶し、前記プロジェクタに装着されて当該画像データを当該プロジェクタに読み出させる記憶装置と、
    前記プロジェクタから発せられる投影用ビームを、前記表示板の下方で前記表示板のスクリーンに導いて結像させる光学機構とを備え、
    前記支持フレームには、複数のプロジェクタと、複数の表示板とが固定されており、各プロジェクタから発せられる投影用ビームを、
    それぞれ別々の表示板のスクリーンに導いて結像させる、複数の光学機構を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1〜4いずれかに記載の画像表示装置において、
    前記表示板は透過型スクリーンを貼り付けた透明板からなり、
    前記支持フレームはこの透明板の透明な縁の部分を支持し、当該支持フレームの前記投影用ビームの通過する部分であって、少なくとも前記表示板の近傍の部分が、骨組み以外の部分をいずれの方向からも透視できる構造とされ、
    前記プロジェクタと前記光学機構とを、前記透明板の下方の支持フレームに固定された、側周面が不透明な収納部に収納したことを特徴とする画像表示装置。
  6. 請求項1〜4いずれかに記載の画像表示装置において、
    前記支持フレームの前記投影用ビームが通過する部分が柱のみからなる構造のときに、当該柱の間にガード部材を設けたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 請求項1〜4いずれかに記載の画像表示装置において、前記プロジェクタは前記支持フレームの脚部に固定された収納部に収納され、前記表示板の、前記床面から見たときに最も低い位置から最も高い位置に向かう方向に、前記プロジェクタから前記投影用ビームが発射され、前記光学機構は、前記投影用ビームを、前記表示板に設けられたスクリーンに向かう方向に反射させることを特徴とする画像表示装置。
  8. 請求項5に記載の画像表示装置において、前記光学機構は前記支持フレームの脚部に固定された収納部に収納されることを特徴とする画像表示装置。
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CN113992899A (zh) * 2021-10-21 2022-01-28 浙江科比特科技有限公司 一种无人机实时回传影像复合图形设备

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