JP2006276763A - 光学モジュール及び携帯端末 - Google Patents
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Abstract
【課題】シャッタユニットとレンズユニットとを結合してなる光学モジュール及び該光学モジュールを備える携帯端末を提供する。
【解決手段】光学モジュール28は、レンズユニット23とレンズユニット23の被写体側に配置されるシャッタユニット22とが結合されて構成され、レンズユニット23は、被写体の光像を結像する光学レンズ61と、光学レンズ61を収納するレンズ用筐体39と、レンズ用筐体39に設けられた爪部39dとを備え、シャッタユニット23は、光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根53と、シャッタ羽根53を収納するシャッタベース37と、シャッタ用筐体37に設けられ、爪部39dと結合する孔部37dを有する延在部37bとを備える。
【選択図】図3
【解決手段】光学モジュール28は、レンズユニット23とレンズユニット23の被写体側に配置されるシャッタユニット22とが結合されて構成され、レンズユニット23は、被写体の光像を結像する光学レンズ61と、光学レンズ61を収納するレンズ用筐体39と、レンズ用筐体39に設けられた爪部39dとを備え、シャッタユニット23は、光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根53と、シャッタ羽根53を収納するシャッタベース37と、シャッタ用筐体37に設けられ、爪部39dと結合する孔部37dを有する延在部37bとを備える。
【選択図】図3
Description
本発明は、光学モジュール及び前記光学モジュールを備えた携帯端末に関する。
特許文献1では、固定レンズユニットと、固定レンズの撮影者側に配置されたシャッタユニットとを備えるカメラが開示されている。
特許文献2では、撮像素子とレンズとIRカットフィルタとを備えるカメラが開示されている。
特許文献3では、レンズ群の被写体側に開口絞りが配置された前絞り2群ズームレンズが開示されている。
特許文献4では、物体側より順に、開口絞りと、開口絞りより像側に空気間隔を隔てて配置された正レンズ群を有するソフトフォーカスレンズが開示されている。
特許文献5では、同一の地板上に回動自在なNDフィルタと絞り板とが配設された絞り機構が開示されている。
特許文献6では、被写体側からNDフィルタ、2枚の絞り羽根が配置された絞り装置が開示されている。
特許文献2では、撮像素子とレンズとIRカットフィルタとを備えるカメラが開示されている。
特許文献3では、レンズ群の被写体側に開口絞りが配置された前絞り2群ズームレンズが開示されている。
特許文献4では、物体側より順に、開口絞りと、開口絞りより像側に空気間隔を隔てて配置された正レンズ群を有するソフトフォーカスレンズが開示されている。
特許文献5では、同一の地板上に回動自在なNDフィルタと絞り板とが配設された絞り機構が開示されている。
特許文献6では、被写体側からNDフィルタ、2枚の絞り羽根が配置された絞り装置が開示されている。
なお、シャッタユニットと、シャッタユニットと結合されるレンズホルダと、レンズホルダに保持されているレンズユニットを駆動するためのレバーをレンズホルダから延出させたカメラが知られている。シャッタではないが、絞り羽根とNDフィルタとを組み合わせて構成した絞り装置が知られている。シャッタ羽根とNDフィルタとを同一軸上に回転可能に支持するシャッタが知られている。絞り兼用のシャッタとNDフィルタとを有する装置が知られている。
特開平09−26538号公報
特開2004−235547号公報
特開平10−123418号公報
特開平07−77653号公報
特開平02−123335号公報
特開平11−15042号公報
撮像素子の画素数、種類により、シャッタやフィルタの要否が左右される。このため、撮像素子の画素数、種類に応じて、レンズ鏡枠本体の専用設計が行われている。一方で、カメラモジュールの市場拡大に伴って多種多様な撮像素子が生産されており、光学系の設計に対する要求も多様化するとともに、開発スピードの向上も要求されている。
本発明の目的は、シャッタユニットとレンズユニットとを結合してなる光学モジュール及び該光学モジュールを備える携帯端末を提供することにある。
本発明の光学モジュールは、レンズユニットと該レンズユニットの被写体側に配置されるシャッタユニットとが結合されて構成される光学モジュールであって、前記レンズユニットは、前記被写体の光像を結像する光学レンズと、前記光学レンズを収納するレンズ用筐体と、前記レンズ用筐体に設けられたレンズユニット側結合部と、を備え、前記シャッタユニットは、前記光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根と、前記シャッタ羽根を収納するシャッタ用筐体と、前記シャッタ用筐体に設けられ、前記レンズユニット側結合部と結合するシャッタユニット側結合部と、を備える。
好適には、前記シャッタユニットは、前記シャッタ用筐体に収納され、前記光学レンズの光路に配置可能なフィルタを更に備える。
好適には、前記レンズユニット側結合部は、前記レンズ用筐体に設けられた係止部であり、前記シャッタユニット側結合部は、前記シャッタ用筐体から前記レンズ用筐体側へ延出する延出部と、当該延出部に形成され、前記係止部に係止される被係止部とを備える。
好適には、前記レンズユニットは、前記光学レンズを光軸方向に駆動するレンズ駆動手段と、前記レンズ駆動手段の動作を制御するための電気信号を伝達するレンズユニット側回路基板と、を更に備え、前記シャッタユニットは、前記シャッタ羽根を駆動する羽根駆動手段と、前記羽根駆動手段の動作を制御するための電気信号を伝達するシャッタユニット側回路基板と、を更に備え、前記レンズユニット側回路基板と前記シャッタユニット側回路基板とは電気的に接続されている。
好適には、前記レンズユニット側回路基板は、前記レンズ用筐体の外面に配置されると共に、レンズユニット側接続端子を備え、前記シャッタユニット側回路基板は、前記シャッタ用筐体から前記レンズ用筐体側に延びる延在部と、前記延在部に設けられ、前記レンズユニット側接続端子と接続されるシャッタユニット側接続端子と、を備える。
本発明の携帯端末は、端末筐体と、前記端末筐体に収納され、前記端末筐体に設けられた開口部からの光像を結像させる光学モジュールと、前記光学モジュールにより結像された光像に応じた電気信号を出力する撮像素子と、前記撮像素子からの電気信号に基づく画像を表示する表示部と、を備え、前記光学モジュールは、レンズユニットと、前記レンズユニットの被写体側に配置されるシャッタユニットと、を備え、前記レンズユニットは、前記被写体の光像を結像する光学レンズと、前記光学レンズを収納するレンズ用筐体と、前記レンズ用筐体に設けられたレンズユニット側結合部と、を備え、前記シャッタユニットは、前記光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根と、前記シャッタ羽根を収納するシャッタ用筐体と、前記シャッタ用筐体に設けられ、前記レンズユニット側結合部と結合するシャッタユニット側結合部と、を備える。
本発明によれば、シャッタユニットとレンズユニットとを結合してなる光学モジュール及び該光学モジュールを備える携帯端末を提供することができる。
図1及び図2は、本発明を適用した携帯電話機の一実施形態を示す外観斜視図である。携帯電話機1はいわゆる折り畳み式の携帯電話機として構成されており、図1は開状態を、図2は閉状態を示している。
携帯電話機1は、受話筐体2と、送話筐体3とを備え、受話筐体2及び送話筐体3は連結部4により開閉可能に連結されている。受話筐体2及び送話筐体3は、閉状態で互いに対向する面(正面)側の正面側ケース2c、3cと、その背面側の背面側ケース2d、3dとをそれぞれ備えている。これらケースは、例えば樹脂によりそれぞれ一体成形される。
受話筐体2には、正面側に画像を表示するメイン表示部7と、その背面側に画像を表示するサブ表示部8とが、それぞれ各面に沿って設けられている。メイン表示部7及びサブ表示部8は、例えば液晶表示ディスプレイによって構成される。
また、受話筐体2には、背面側に撮像レンズが露出するカメラモジュール9と、背面側から発光するストロボ10とが設けられている。受話筐体2の連結部4側の端部には、カメラモジュール9の撮影モードを通常の撮影モードからマクロ撮影に切り替えるための操作部材11が設けられている。
送話筐体3は正面側に操作部15を備えている。操作部15には、テンキーボタン15a等の携帯電話機1を操作するための各種ボタンが配置されている。携帯電話機1は、テンキーボタン15への入力操作に応じて、無線通信やカメラモジュール9による撮像を行う。
なお、携帯電話機1の内部には、無線通信用の高周波回路やアンテナ、通話用のマイクやスピーカが設けられているが、図示は省略する。
図3は、カメラモジュール9を一部分解して示す斜視図であり、図4は、図3のカメラモジュール9を受話筐体2に取り付けた状態で示す断面図である。なお、図3及び図4において、紙面上下方向が光軸方向であり、紙面上方が被写体側(受話筐体2の背面側、図2の紙面上方)である。
カメラモジュール9は、被写体側から順にシャッタカバー21、シャッタユニット22、レンズユニット23、センサカバー24、撮像素子25(図3では不図示)、センサ基板26、電子素子27を備えている。そして、図4に示すように、これらが積層されるとともに、クッション材31、32を介して受話筐体2の背面側ケース2dと正面側ケース2cとに挟持させることもできる。
背面側ケース2dには、カメラモジュール9へ光像を取り込むための開口部2eが設けられるとともに、当該開口部2eを塞ぐ窓部材33が設けられている。窓部材33は例えばガラスやプラスチックにより構成され、透光性を有している。
クッション材31、32は、例えばゴムにより構成され、弾性を有している。クッション材31は、一方側が固定部材34によりシャッタカバー21に固定されるとともに、他方側は背面側ケース2dの内側に当接する。クッション材32は、一方側が固定部材35により正面側ケース2c内側に固定されるとともに、他方側が電子素子27に当接している。なお、固定部材34、35は例えば接着剤や両面テープである。クッション材31には、背面側ケース2dの開口部2eからの光像をカメラモジュール9へ透過させるための開口部31aが設けられている。
シャッタカバー21は、例えば硬質の樹脂又は金属により構成されている。シャッタカバー21は、全体として箱状に形成され、底面部21aと、底面部21aの周囲を囲む側面部21bとを有し、背面側ケース2d側からシャッタユニット22に被せられている。底面部21aには、光像を透過させるための開口部21cが設けられている。
シャッタユニット22は、レンズユニット23に含まれる光学レンズの光路を開閉する。シャッタユニット22は、シャッタ羽根等を収納するシャッタベース(シャッタ用筐体)37を備えており、シャッタベース37は、光軸に直交する方向の広さがレンズユニット23よりも広いベース部37aと、ベース部37aからレンズユニット23側へ延出し、レンズユニット23の周囲を囲む延出部37bとを有している。なお、シャッタベースは、例えば硬質の樹脂や金属により形成される。
図4に示すように、ベース部37aには、外周側へ突出する爪部37cが設けられている。一方、シャッタカバー21には、側面部21bに切り込みをいれ、側面部21bの一部を内側へ折り曲げることにより、内側に突出する爪部21dが形成されている。そして、爪部37cと爪部21dとが係合することにより、ベース部37aとシャッタカバー21とは光軸方向において固定されている。
また、シャッタカバー21はベース部37aと略同程度の広さを有するように形成されており、シャッタカバー21の側面部21bの内側はベース部37aの爪部21dに当接する。換言すれば、ベース部37aはシャッタカバー21の内部に嵌合する。これにより、ベース部37aとシャッタカバー21とは光軸に直交する方向において固定されている。
ベース部37aは、クッション材31の弾性力をシャッタカバー21を介して受け、背面側ケース2d側から正面側ケース2c側へ(紙面下方へ)押圧されている。一方、ベース部37aの正面側ケース2c側には、背面側ケース2dの一部であり、光軸に垂直な方向に延びる板状の受け部2fが設けられている。従って、ベース部37aはクッション材31により受け部2fに押し付けられて受話筐体2に対して光軸方向において固定されている。なお、シャッタカバー21の深さ(紙面上下方向の長さ)は、ベース部37aの厚さと同程度又は若干浅く設定されている。
レンズユニット23は、固定レンズ61を含むレンズ群により、背面側ケース2dの開口部2eからの被写体の光像を撮像素子25に結像する。レンズユニット23は、レンズやレンズを駆動する駆動装置等を収納するレンズ用筐体39を備えている。レンズ用筐体39は、例えば全体として略直方体状に形成され、シャッタユニット22側の端面部39aと、光軸に平行な側面部39bと、撮像素子25側の端面部39cを備えている。なお、レンズ用筐体39は、例えば硬質の樹脂又は金属により形成される。
レンズ用筐体39は、クッション材32の弾性力をセンサカバー24、センサ基板26、電子素子27を介して受け、正面側ケース2cから背面側ケース2d側へ(紙面上方へ)押圧されている。一方、端面部39aの少なくとも一部はシャッタベース37のベース部37aの下部に当接しており、これによりレンズユニット23は光軸方向において受話筐体2に対して固定されている。なお、レンズ用筐体39とシャッタベース37とが積層されることにより、レンズユニット23のレンズと、シャッタベース37のシャッタ羽根とは互いに位置決めされる。これにより、シャッタ羽根は絞り兼用とすることができる。
レンズ用筐体39のシャッタユニット22側の一部は、複数の延在部37b間に嵌合している。また、レンズ用筐体39の撮像素子25側の一部は、正面側ケース2cから背面側ケース2d側へ光軸に平行に突出する板状の位置決め部2g間に嵌合している。これにより、レンズ用筐体39は、光軸に直交する方向において、受話筐体2に対して固定されている。なお、位置決め部2gは、正面側ケース2cの一部である。
センサカバー24は、全体として略箱状に形成されており、レンズユニット23側の端面部24aと、光軸に略平行な側面部24bとを有し、撮像素子25に被せるようにして、センサ基板26上に配置されている。
センサカバー24は、クッション材32の弾性力を電子素子27、センサ基板26を介して受け、正面側ケース2c側から背面側ケース2d側へ押圧されている。一方、側面部24bには、レンズユニット23側よりもセンサ基板26側が幅広になるように段差が設けられており、レンズユニット23側がレンズ用筐体39の端面39cに設けられた開口部に挿入され、段差が端面39c側に設けられた不図示の位置決め部に当接する。これによりセンサカバー24は光軸方向において受話筐体2に対して固定されている。また、センサカバー24のレンズ用筐体39に挿入された部分は、レンズ用筐体39内部に設けられた不図示の位置決め部に嵌合挿入されることにより、光軸に直交する方向において受話筐体2に固定されている。
なお、センサカバー24の端面部24aには、レンズユニット23からの光束を透過させるための開口部24cが設けられ、開口部24cはガラス等により形成された透光性の保護部材41により塞がれている。
撮像素子25は、例えばCCDやCMOSセンサにより構成され、レンズユニット23により結像された光像に応じた電気信号を出力する。撮像素子25は、センサ基板26のレンズユニット23側に、例えばアンダーフィル材を用いてフリップチップ実装されている。
センサ基板26は、例えば硬質の樹脂を含んで構成されたプリント基板である。センサ基板26は、クッション材32の弾性力を電子素子27を介して受け、センサカバー24に押し付けられることにより光軸方向において受話筐体2に対して固定されている。また、センサ基板26は、位置決め部2g間に嵌合することにより、光軸に直交する方向において受話筐体2に固定されている。なお、レンズ用筐体39、センサカバー24、センサ基板26が積層されて位置決めされることにより、レンズユニット23のレンズに対して撮像素子25は正確に位置決めされる。
電子素子27は、センサ基板26の撮像素子25が設けられる面とは反対側の面に設けられており、クッション材32に当接している。電子素子27は、例えばICにより構成され、撮像素子25から出力された電気信号を処理して画像データを生成し、携帯電話機1の不図示の制御装置に出力する。当該制御装置では、生成された画像データに基づく画像を表示させるように表示部7(図1参照)を制御する。
なお、クッション材32はクッション材31よりも低弾性力であり、クッション材31によるシャッタベース37の受け部2fへの押し付けを妨げない。また、クッション材31の弾性力は受け部2fに受けられるので、レンズユニット23から電子素子27までの間に過度の荷重がかかることは無い。クッション材32は、電子素子27の熱を外部へ伝道する効果もある。
図3において、シャッタユニット22と、レンズユニット23とを分離して示したように、携帯電話機1では、シャッタユニット22と、レンズユニット23とはそれぞれ独自に筐体としてのシャッタベース37と、レンズ用筐体39とを有して構成されている。そして、当該シャッタベース37とレンズ用筐体39とが結合されることにより光学モジュール28が構成される。シャッタユニット22とレンズユニット23との結合方法は以下の通りである。
延在部37bは、全体として略板状に形成され、ベース部37aからレンズユニット23側へ光軸に平行に延びている。延在部37bは、レンズ用筐体39の側面39bに対応して4つ設けられるとともに、各延在部37bはレンズ用筐体39の各側面39bに対して平行に設けられ、レンズ用筐体39は延在部37b間に嵌合する。
レンズ用筐体39の側面39bには、側面39bから突出する爪部(凸部)39dが設けられている。爪部39dは、側面39bに対して平行に見て略直角三角形に形成されており、シャッタユニット22側ほど側面39bに近接する傾斜面39eと、側面39bに対して直交する直交面39fとを有している。また、爪部39dは、側面39bに対して垂直に見て矩形状に形成されている。
一方、延在部37bには、爪部39dと係合する孔部37dが設けられている。孔部37dは、光軸方向に長い略矩形状に形成されている。また、延在部37bは、先端側に、レンズユニット23側ほど側面26bから離間する傾斜面37eを有している。
図5は、図3のV−V線矢視方向における断面図である。この図に示すように、レンズ用筐体39の爪部39dの幅d(側面26dに平行で光軸に直交する方向の長さ)と、シャッタベース37の孔部37dの幅方向の径は同一であり、幅方向において爪部39dと孔部37dとは嵌合する。これにより、光軸と略垂直な方向における位置決めがなされる。なお、生産上の精度誤差等を考慮して、孔部37dが爪部39dよりも若干大きくなるように設定してもよい。
図6は、レンズユニット23と、シャッタユニット22とを結合させた状態のカメラモジュール9を示す図であり、図6(a)は被写体側から見たカメラモジュール9の平面図、図6(b)は図6(a)のVI−VI線矢視方向における断面図、図6(c)は側面図である。なお、各図においてシャッタカバー21は省略して示している。
図6(b)に示すように、シャッタベース37をレンズ用筐体39に被せていくと、延在部37bの傾斜面37eと爪部39dの傾斜面39eとが摺動して延在部37bが外周側へ撓む。その後更にシャッタベース37をレンズ用筐体39に被せると、爪部39dは孔部37dの位置に到達する。そして、延在部37dは剛性により側面39bに平行な位置に戻り、爪部39dの直交面39fと延在部37dの孔部37dの縁部とが係合する。これにより、光軸方向においてシャッタベース37とレンズ用筐体39とを離間させる方向の位置決めがなされる。なお、この際、レンズ用筐体39のシャッタベース37側の端面部39aの一部はベース部37aのレンズ用筐体39側の面に当接し、シャッタベース37とレンズ用筐体39とを近接させる方向の位置決めもなされる。
図7は、シャッタユニット22の詳細等を示す分解斜視図である。シャッタユニット22のシャッタベース37のベース部37aは、全体として箱状に形成され、底面部37gと、底面部37gの周囲を囲む側面部37hとを有している。底面部37gには、入射光をレンズユニット23へ透過させる開口部37iが設けられている。開口部37iの形状は適宜であるが、例えば矩形である。
ベース部37aの内部には、レンズユニット23に入射する光の光量を減じるための減光フィルタ51、減光フィルタ51を押さえる減光フィルタ押え板52、複数のシャッタ羽根53A〜53D、シャッタ羽根53A〜53Dを押さえる押え板54が収納される。なお、以下では、シャッタ羽根53A〜53Dを特に区別する必要がない場合は、単にシャッタ羽根53という。
一方、ベース部37aのレンズユニット22側には、減光フィルタ51を駆動するための減光フィルタ駆動アクチュエータ55、シャッタ羽根53を駆動するための羽根駆動アクチュエータ56、減光フィルタ駆動アクチュエータ55や羽根駆動アクチュエータ56に接続されるFPC(フレキシブルプリント配線板)57が設けられている。
図8(a)及び図8(b)は、減光フィルタ51をシャッタベース37に取り付けた状態で示す平面図であり、図8(a)は減光フィルタ51の光路からの退避時を、図8(b)は減光フィルタの光路への挿入時を示している。
減光フィルタ51は、例えばベース部37aの開口部37iよりも広い本体部51aと、遮蔽部51aから突出する被支持部51bとを有している。被支持部51bには、固定側孔部51c、駆動側孔部51dが設けられており、固定側孔部51cにはベース部37aの底面部37gから突出する凸部37jが挿通され、駆動側孔部51dには減光フィルタ駆動アクチュエータ55により駆動されるロッド55aが挿通されている。従って、ロッド55aの往復運動により、減光フィルタ51は凸部37jを中心に揺動し、減光フィルタ51の本体部51aの光路への挿入又は光路からの退避が行われる。
なお、底面部37gには、減光フィルタ51の退避時に本体部51aの縁部に当接して減光フィルタ51を位置決めする複数の凸部37kが設けられている。また、ロッド55aは底面部37gに設けられた長孔37l(図8(b)参照)に挿通されており、長孔37lによって移動範囲が規制されている。
減光フィルタ押え板52は、シャッタベース37の内部に嵌合する大きさに形成され、入射光をレンズユニット23へ透過させるための開口部52aや、シャッタベース37の底部37gに設けられた種々の凸部やロッド55a等が挿通される複数の孔部52bを有している。減光フィルタ押え板52がシャッタベース37に取り付けられることにより、減光フィルタ51の光軸方向の位置決めがなされる。
図8(c)及び図8(d)は、シャッタ羽根53をシャッタベース37に取り付けた状態で示す平面図であり、図8(c)はシャッタ羽根53の光路からの退避時を、図8(d)はシャッタ羽根53の光路への挿入時を示している。
シャッタ羽根53は、それぞれ全体として長尺状に形成されるとともに、それぞれ端部に固定側孔部53a、駆動側孔部53bが設けられている。そして、固定側孔部53aにはベース部37aの底面部37gから突出する凸部37lが挿通され、駆動側孔部53bには羽根駆動アクチュエータ56により駆動されるロッド56aが挿通されている。従って、ロッド56aの往復運動により、シャッタ羽根53は凸部37lを中心に揺動し、シャッタの開閉が行われる。
なお、図7に示すように、シャッタ羽根53A〜53Dは、固定側孔部53aはそれぞれ互いに異なる凸部37lに挿通されるとともに、駆動側孔部53bには一つのロッド56aが挿入される。これにより、一つのロッド56aにより互いに異なる移動範囲のシャッタ羽根53A〜53Dを駆動している。また、ロッド56aは底面部37gに設けられた長孔37m(図8(c)参照)に挿通されており、長孔37mによって移動範囲が規制されている。
シャッタ羽根53は、例えば、開口部37iと同等の大きさ、形状(矩形)をシャッタ羽根53の開閉方向に均等に2分割し、2分割したそれぞれを内側の小片(シャッタ羽根53C、53D)と、外周側の大片(シャッタ羽根53A、53B)とに分割した形状を含むように形成されている。シャッタ羽根53A、53Bは、凸部37lに軸支される側であって内側に凹部を有しているから、長方形2枚でシャッタ羽根を構成した場合に比較して少ない移動量で光路に退避又は挿入可能である。
シャッタ羽根押え板54は、シャッタベース37の内部に嵌合する大きさに形成され、入射光をレンズユニット23へ透過させるための開口部54aや、シャッタベース37の底部37gに設けられた種々の凸部やロッド56a等が挿通される複数の孔部54bを有している。シャッタ羽根押え板54がシャッタベース37に取り付けられることにより、シャッタ羽根53の光軸方向の位置決めがなされる。
減光フィルタ駆動アクチュエータ55、羽根駆動アクチュエータ56は、それぞれシャッタベース37に対してねじなどにより固定されている。すなわち、各アクチュエータの固定は、レンズ用筐体39等の他の部材に依存していない。
なお、減光フィルタ駆動アクチュエータ55、羽根駆動アクチュエータ56は、それぞれロッド55a、55bを往復運動可能に適宜に構成してよい。例えば、不図示の電磁石を含んで構成し、電磁石の吸着作用によりロッド55a、55bを駆動してもよいし、モータを含んで構成し、モータの回転をカム等により往復運動に変換してロッド55a、55bを駆動してもよい。各アクチュエータ55、56には、FPC57により不図示の電源から電力の供給がなされるとともに、不図示の制御装置からの制御信号が伝達される。
FPC57は、図3にも示すように、減光フィルタ駆動アクチュエータ55、羽根駆動アクチュエータ56のレンズユニット23側に取り付けられている。FPC57の一部はレンズユニット23側へ延びて延在部57bを形成し、その先端には複数の接続端子57aが設けられている。
図7に示すように、レンズユニット23は、シャッタユニット37側の端面部39aから露出する固定レンズ61を備えている。レンズ用筐体39の内部には、固定レンズ61との距離を変化させて焦点距離を変化させる移動レンズや当該移動レンズを駆動するための駆動装置が収納されている。具体的には以下の通りである。
図9は、レンズ用筐体39の内部の構成を一部省略して示す斜視図である。なお、図9の紙面左右方向は、図7の紙面左右方向と逆である。レンズユニット23は、移動レンズを保持する第1レンズ移動枠体62、第2レンズ移動枠体63を備えている。第1レンズ移動枠体62、第2レンズ移動枠体63は、一つ又は複数の不図示のレンズをそれぞれ保持している。なお、固定レンズ61は、第1レンズ移動枠体62の紙面上方側に配置され、固定レンズ61と、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63に保持されている不図示の移動レンズとにより被写体の光像が撮像素子25に結像される。
第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63の側方には、光軸に平行に延びるガイド軸64が設けられている。ガイド軸64は、例えば2本設けられ、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63を挟んで対向配置されている。第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63には、それぞれガイド軸64に案内される被ガイド部62a、63aが設けられている。被ガイド部62a、63aは、例えばガイド軸64が挿通される孔部を有し、あるいは、ガイド軸64を挟持する凹部を有している。第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63はガイド軸64に案内されて光軸方向に移動可能である。
また、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63の側方には、これら移動枠体を駆動するためのカム装置65が設けられている。カム装置65は、モータ67と、モータ67の駆動力を伝達するギア群69と、ギア群69からの駆動力により光軸に平行な軸回りに回転可能な回転体66とを備えている。
回転体66は、外周から突出し、螺旋状に配置された帯状のカム部66aを備えている。カム部66aは、固定レンズ61側(紙面上方側)に面するカム面66bと、その反対側に面するカム面66cとを有している。
一方、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63には、光軸に直交する方向に突出し、カム面66b、66cに当接する被係止部62b、63bが設けられている。被係止部62b、63bは、カム部66aを挟み込むように配置される。なお、第1レンズ移動枠体62と第2レンズ移動枠体63とは不図示の引張りばね(付勢手段)により互いに近接する方向に付勢されている。
従って、回転体66がモータ67によって回転駆動されることにより、被係止部62b、63bがカム面66b、66cに案内されて、第1レンズ移動枠体62及び第2レンズ移動枠体63は光軸方向に移動する。なお、第1レンズ移動枠体62と第2レンズ移動枠体63との距離は、カム部66aのカム面66bからカム面66cまでの厚さにより適宜調整される。
なお、回転体66の軸部66d、ギア群69を支持するシャフト68等は、レンズ用筐体39の端面部39a、39cに設けられた軸受部により軸支される。具体的には、図5に示すように、端面部39aには、ガイド軸64の軸受部39g、回転体66の軸部66dの軸受部39h、シャフト68の軸受部39iが設けられている。なお、端面部39aと対向する端面部39cにも同様に軸受部が設けられるが図示は省略する。
図7に示すように、モータ67にはFPC71が接続される。FPC71にはモータ67を制御するための不図示のモータドライバも設けられている。モータ67及びモータドライバには、FPC71により不図示の電源から電力の供給がなされるとともに、不図示の制御装置からの制御信号が伝達される。
FPC71の一部は、レンズ用筐体39の側面39bに沿って延びて側面配置部71bを形成し、側面配置部71bには複数の接続端子71aが設けられている。また、FPC71の他の一部はレンズ用筐体39の外周側へ延びて延在部71cを形成し、延在部71cにはコネクタ72が設けられている。コネクタ72は、FPC74に設けられたコネクタ73と接続される。FPC74は、不図示の携帯電話機1の制御装置や電源に接続されており、これによりレンズユニット23への電力供給や制御装置からの信号の伝達が行われる。なお、FPC74は、センサ基板26にも接続されている。
図6(c)は、シャッタユニット22と、レンズユニット23との電気的な接続方法を示している。図6(b)に示したように、レンズ用筐体39の爪部39dがシャッタベース37の延在部37bの孔部37dに係合したとき、FPC57の接続端子57aは、FPC71の接続端子71aと配置位置に位置する。そして、接続端子57aと接続端子71aとを半田などにより互いに固定することにより、シャッタユニット22とレンズユニット23とは電気的に接続される。
図10は、光学モジュール28の受話筐体2への取付方法の変形例を示す図であり、図10(a)は、光学モジュール28を被写体側(図2の紙面上方側)から見た図であり、図10(b)は光学モジュール28の一部を分解して示す斜視図である。この変形例では、光学モジュール28を受話筐体2に取り付けるためのホルダー81を有している。
ホルダー81は、例えば樹脂により形成されている。ホルダー81は、全体としてシャッタベース37のベース部37aの周囲を囲む枠状に形成され、ベース部37aはホルダー81の開口部81aに嵌め込まれて保持されている。ホルダー81には、携帯電話機1の落下時等の衝撃を吸収するための衝撃吸収部81bが複数設けられている。
具体的には、ベース部37aの一端側から外周側に突出し、その後他端側に延びる4つの衝撃吸収部81bが設けられ、ホルダー81は全体として卍形に形成されている。衝撃吸収部81bの先端には貫通孔81cが設けられ、当該貫通孔81cに挿通されたビス82は受話筐体2に対して螺合される。従って、衝撃吸収部81bが撓むことにより、シャッタユニット22への衝撃が緩和される。なお、衝撃吸収部81bには、衝撃吸収部81bの長手方向に延びる長孔が設けられており、衝撃吸収部81bはより撓みやすくなっている。
なお、ホルダー81の開口部81aをシャッタカバー21と嵌合する大きさにし、ホルダー81による取り付けと図2に示す取り付けとを併用してもよい。
以上の実施形態によれば、光学モジュール28を、レンズユニット23とレンズユニット23の被写体側に配置されるシャッタユニット22とを結合して構成することとし、また、レンズユニット23及びシャッタユニット22は、それぞれ独自に筐体を有するとともに、当該筐体を結合しているから、シャッタユニット22の要否に応じてシャッタユニット22を取り付けることができる。
また、レンズ構成等が互いに異なるレンズユニット群、シャッタ羽根の構成が互いに異なるシャッタユニット群からレンズユニット、シャッタユニットを適宜に選択、組み合わせることにより、撮像素子の種類に適した光学モジュールを構成することが可能であり、シャッタユニット22、レンズユニット23の個々の開発に注力することができるとともに光学モジュールの種類も増加する。換言すれば、シャッタユニット22は、レンズユニット23との結合に関して互換性を有する複数のシャッタユニット群に含まれるものあり、レンズユニット23は、シャッタユニット22との結合に関して互換性を有する複数のレンズユニット群に含まれるものあってもよい。なお、結合に関して互換性を持たせるためには、例えば、シャッタユニット群及びレンズユニット群それぞれにおいて、シャッタベース37とレンズ用筐体39とを共通化すればよい。
シャッタユニット22と、レンズユニット23との結合は、孔部39d及び凸部37d(係合手段)により行っているから、シャッタユニット22とレンズユニット23とは着脱可能である。従って、例えば一方に故障が生じたときの取り替え作業が容易である。
シャッタユニット22、レンズユニット23を撮像素子25が取り付けられるセンサ基板26からも独立して構成していることから、シャッタユニット22、レンズユニット23を組み立て、撮像素子25を取り付けない状態で、シャッタユニット22、レンズユニット23の動作確認をすることができる。これにより、高価な撮像素子を取り付けた状態で動作確認をした場合に比較して、不良品の発生によるコスト増加が抑えられる。
シャッタユニット22は、減光フィルタ51を更に備えていることから、一層開発負担が軽減される。なお、光学モジュール28では、減光フィルタ51がシャッタ羽根53よりもレンズユニット23側に配置されている。一般に、シャッタ羽根は光を遮蔽するだけであるので、シャッタ羽根53のように複数の分割されたシャッタ羽根により構成し、シャッタ羽根及びその移動範囲の小型化を図ることができるが、減光フィルタ51を分割すると、光が一様に透過しないこととなり画質が低下する。一方、入射光線はレンズユニット22側ほど断面積が小さくなっている。従って、シャッタ羽根53よりも減光フィルタ51をレンズユニット23側に配置することにより、減光フィルタ51の小型化が図られる。
レンズユニット23側に爪部39dを設け、シャッタユニット22側に爪部39dと係合する孔部37dを設け、当該爪部39dの幅と孔部37dの幅とを同一としているため、レンズユニット23とシャッタユニット22との光軸方向の係合がなされるとともに、幅方向の位置決めもなされる。
シャッタユニット22とレンズユニット23とは、FPC57及びFPC71により電気的に接続されている。従って、例えばシャッタユニット22にはレンズユニット23を介して制御信号を伝達すればよく、携帯電話機1の制御装置からシャッタユニット22に制御信号を伝達するケーブルを独立に設ける必要がない。
また、レンズユニット23側のFPC71の一部をレンズ用筐体29の側面39bに沿って配置して接続端子71aを設けるとともに、シャッタユニット22側のFPC57を側面39bに沿って延出させて接続端子57aを設け、接続端子71aと接続端子57aとが重なるようにしているため接続作業が容易である。
なお、上述の実施形態からは、筐体と、該筐体に収納される撮像素子と、該撮像素子よりも被写体側に配置された光学レンズ群と、該光学レンズ群における光学レンズの少なくとも一部のレンズを保持するレンズホルダと、該レンズホルダを光軸方向に移動させるカムと、該カムを軸受けするカム軸受部と、駆動源からの駆動力を前記カムに伝えるギア群と、該ギア群を支持するシャフトと、該シャフトを軸受けするシャフト軸受部と、前記レンズ群の少なくとも最も被写体側のレンズを位置決め保持するレンズ保持部と、前記最も被写体側のレンズよりも被写体側に配置されたシャッタ部と、を備える光学モジュールの発明を抽出できる。
本発明は以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施してよい。本発明の光学モジュールは携帯電話機に用いられるものに限定されず、自動車や監視装置に用いられるものでもよい。シャッタユニットは、絞り兼用であってもよいし、なくてもよい。なお、絞り兼用でない場合にはレンズに対する距離の自由度が向上する。フィルタは、光学レンズの光路に配置されるものであればよく、減光フィルタに限定されない。例えば赤外カットフィルタやローパスフィルタでもよい。また、光路に出し入れ可能であってもよいし、光路に配置されたままでもよい。シャッタユニットとレンズユニットとを結合する係止部及び被係止部は、いずれが凸部でいずれが孔部であってもよい。また、孔部に代えて凹部でもよい。
22…シャッタユニット、23…レンズユニット、28…光学モジュール、39…レンズ用筐体、39d…爪部(レンズユニット側結合部)、39…シャッタベース(シャッタ用筐体)、37b…延在部(シャッタユニット側結合部)、53…シャッタ羽根、56…シャッタ駆動アクチュエータ、61…光学レンズ。
Claims (6)
- レンズユニットと該レンズユニットの被写体側に配置されるシャッタユニットとが結合されて構成される光学モジュールであって、
前記レンズユニットは、
前記被写体の光像を結像する光学レンズと、
前記光学レンズを収納するレンズ用筐体と、
前記レンズ用筐体に設けられたレンズユニット側結合部と、
を備え、
前記シャッタユニットは、
前記光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根と、
前記シャッタ羽根を収納するシャッタ用筐体と、
前記シャッタ用筐体に設けられ、前記レンズユニット側結合部と結合するシャッタユニット側結合部と、
を備えた
光学モジュール。 - 前記シャッタユニットは、前記シャッタ用筐体に収納され、前記光学レンズの光路に配置可能なフィルタを更に備えた
請求項1に記載の光学モジュール。 - 前記レンズユニット側結合部は、前記レンズ用筐体に設けられた係止部であり、
前記シャッタユニット側結合部は、前記シャッタ用筐体から前記レンズ用筐体側へ延出する延出部と、当該延出部に形成され、前記係止部に係止される被係止部とを備える
請求項1又は2に記載の光学モジュール。 - 前記レンズユニットは、
前記光学レンズを光軸方向に駆動するレンズ駆動手段と、
前記レンズ駆動手段の動作を制御するための電気信号を伝達するレンズユニット側回路基板と、
を更に備え、
前記シャッタユニットは、
前記シャッタ羽根を駆動する羽根駆動手段と、
前記羽根駆動手段の動作を制御するための電気信号を伝達するシャッタユニット側回路基板と、
を更に備え、
前記レンズユニット側回路基板と前記シャッタユニット側回路基板とは電気的に接続されている
請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学モジュール。 - 前記レンズユニット側回路基板は、前記レンズ用筐体の外面に配置されると共に、レンズユニット側接続端子を備え、
前記シャッタユニット側回路基板は、前記シャッタ用筐体から前記レンズ用筐体側に延びる延在部と、前記延在部に設けられ、前記レンズユニット側接続端子と接続されるシャッタユニット側接続端子と、を備えた
請求項4に記載の光学モジュール。 - 端末筐体と、
前記端末筐体に収納され、前記端末筐体に設けられた開口部からの光像を結像させる光学モジュールと、
前記光学モジュールにより結像された光像に応じた電気信号を出力する撮像素子と、
前記撮像素子からの電気信号に基づく画像を表示する表示部と、
を備え、
前記光学モジュールは、
レンズユニットと、
前記レンズユニットの被写体側に配置されるシャッタユニットと、
を備え、
前記レンズユニットは、
前記被写体の光像を結像する光学レンズと、
前記光学レンズを収納するレンズ用筐体と、
前記レンズ用筐体に設けられたレンズユニット側結合部と、
を備え、
前記シャッタユニットは、
前記光学レンズの光路を開閉するシャッタ羽根と、
前記シャッタ羽根を収納するシャッタ用筐体と、
前記シャッタ用筐体に設けられ、前記レンズユニット側結合部と結合するシャッタユニット側結合部と、
を備えた
携帯端末。
Priority Applications (1)
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