JP2006276607A - オートフォーカス装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 合焦レンズを含む対物レンズと、画面内における複数のフォーカスエリアの焦点調節状態をそれぞれ検出する焦点検出装置と、検出された複数のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて合焦レンズを駆動し、対象物体に合焦せしめる焦点調節手段とを備えたオートフォーカス装置において、対物レンズの焦点距離および合焦させるべき物体までの距離に基づいて倍率を演算し、倍率が所定の閾値以下であればフォーカスエリア中の特定エリア(例えば、下エリア)を無効とし、倍率が所定の閾値を超える場合には特定エリアを有効とする。特定エリアが無効の場合には、特定エリアを除く他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて合焦レンズを駆動し、特定エリアが有効の場合には、特定エリアと他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて合焦レンズを駆動する。
【選択図】 図7
Description
請求項1,2の発明は、対物レンズの焦点距離および合焦させるべき物体までの距離の少なくともいずれか一方に基づいて、複数のフォーカスエリアのうちの特定エリアの有効・無効を決定するエリア判定手段を有し、焦点調節手段は、特定エリアが無効の場合には、特定エリアを除く他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて合焦レンズを駆動し、特定エリアが有効の場合には、特定エリアと他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて合焦レンズを駆動する。
特に請求項2の発明は、対物レンズの焦点距離および合焦させるべき物体までの距離に基づいて倍率を演算する演算手段を更に備え、倍率が所定の閾値以下であれば特定エリアを無効とし、倍率が所定の閾値を超える場合には特定エリアを有効とするものである。
請求項3の発明は、複数のフォーカスエリアのうちの特定エリアを除く少なくとも1エリアで焦点検出が可能であれば、特定エリアを無効とし、特定エリアを除く全てのエリアで焦点検出が不能であれば、特定エリアを有効とするエリア判定手段を有する。
請求項4の発明は、複数のフォーカスエリアのうちの特定エリアを除く少なくとも1エリアで焦点検出が可能であれば、対物レンズの焦点距離および合焦させるべき物体までの距離の少なくともいずれか一方に基づいて、特定エリアの有効・無効を決定し、特定エリアを除く全てのエリアで焦点検出が不能であれば、特定エリアを有効とする。
請求項5の発明は、当該オートフォーカス装置の姿勢を検出する姿勢検出装置を更に備え、その検出結果に応じて特定エリアを決定するものである。
請求項6の発明は、画面の下部に位置するエリアを特定エリアとしたものである。
請求項3の発明によれば、特定エリア以外で焦点検出が不能なときに特定エリアを有効とするようにしたので、主要被写体にピントが合う可能性を高めることができる。
請求項4の発明によれば、請求項1の方法と請求項3の方法とを組み合わせたので、主要被写体にピントが合う可能性をより高めることができる。
図1〜図8により本発明を一眼レフタイプのデジタルカメラに適用した場合の実施形態を説明する。
図1は本実施形態におけるデジタルカメラ(オートフォーカスカメラ)を示す概略図であり、10はカメラボディ、200はカメラボディ10に装着された撮影レンズ鏡筒を示している。鏡筒200内には、撮影光学系(対物レンズ)を構成する複数のレンズ群210a〜210dおよび絞り250が設けられる。レンズ群210bはズーム光学系を構成し、不図示のズーム環の操作により光軸方向に移動する。このズーム光学系210bの移動により撮影光学系の焦点距離が変化する。220は、ズーム光学系210bの位置を焦点距離情報として検出するズームエンコーダである。
エリア選択とは、上述したレンズ目標位置の演算に使用するフォーカスエリアを選択する動作を指し、ここで選択されたエリアは有効エリア、選択されなかったエリアは無効エリアとなる。基本的には、下エリアの位置に主要被写体が存在する可能性は低いという考え方を採用し、5つのフォーカスエリア410〜450のうち、上部の4エリアは必ず有効エリアとなるが、下エリアについては、以下に示すように条件に応じて有効・無効を切換える。
なお、下エリアでも焦点検出不能のときは焦点調節が行えないので、撮影を禁止するか、予め決められた位置に合焦レンズ210cを駆動して撮影を許容する。
すなわち、撮影倍率が小さいと、主要被写体の画面における占有面積が小さく、下エリアが主要被写体にかかる可能性は低くなる。例えば図5は撮影倍率が小さい例を示し、主要被写体である人物の画面専有面積が小さいため、下エリア440は人物よりも手前の地面にかかっている。このとき、下エリア440を有効エリアとすると、至近優先のアルゴリズムは下エリア440のデフォーカス量で焦点調節を行うため、結果として地面にピントが合ってしまう。本実施形態では、このように撮影倍率が小さいときには下エリアが無効となるため、上部の4エリアの中の最至近エリア(エリア450または410)のデフォーカス量で焦点調節が行われ、人物にピントを合わせることができる。
例えば不図示のレリーズボタンが半押し操作されるとこのプログラムが起動される。ステップS100〜S800は、デフォーカス量演算部320によるデフォーカス演算処理を示している。ここでは、下エリアを除く中央エリア、上エリア、右エリア、左エリアの4エリアのデフォーカス量を順に演算する。カメラの姿勢と各エリアの対応は図8の通りである。なお、演算の順番はこれに限定されるものではない。
その後、レリーズボタンが全押し操作されると、上記のレンズ位置で撮影が行われる。
ステップS100〜S800で下エリアを除く中央、上、右、左エリアのデフォーカス量を演算した後、ステップS1600で検出可能エリアの有無を判定する。焦点検出可能エリアがあれば、ステップS1200で至近優先による最終デフォーカス量を求め、ステップS1300に進む。
110 姿勢センサ
200 撮影レンズ鏡筒
210c 合焦レンズ
220 ズームエンコーダ
230 距離エンコーダ
240 フォーカスモータ
300 撮影倍率演算部
310 検出エリア選択部
320 デフォーカス量演算部
330 レンズ目標位置演算部
340 レンズ駆動信号演算部
400 撮影画面
410〜450,510〜610 フォーカスエリア
Claims (6)
- 合焦レンズを含む対物レンズと、
前記対物レンズによる像面内に設定される複数のフォーカスエリアにおける焦点調節状態をそれぞれ検出する焦点検出装置と、
前記検出された前記複数のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動し、対象物体に合焦せしめる焦点調節手段とを備えたオートフォーカス装置において、
前記対物レンズの焦点距離および合焦させるべき物体までの距離の少なくともいずれか一方に基づいて、前記複数のフォーカスエリアのうちの特定エリアの有効・無効を決定するエリア判定手段を有し、
前記焦点調節手段は、前記特定エリアが無効の場合には、該特定エリアを除く他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動し、前記特定エリアが有効の場合には、該特定エリアと前記他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動することを特徴とするオートフォーカス装置。 - 前記対物レンズの焦点距離および合焦させるべき物体までの距離に基づいて倍率を演算する演算手段を更に備え、前記エリア選択手段は、前記倍率が所定の閾値以下であれば前記特定エリアを無効とし、前記倍率が所定の閾値を超える場合には前記特定エリアを有効とすることを特徴とする請求項1に記載のオートフォーカス装置。
- 合焦レンズを含む対物レンズと、
前記対物レンズによる像面内に設定される複数のフォーカスエリアにおける焦点調節状態をそれぞれ検出する焦点検出装置と、
前記検出された前記複数のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動し、対象物体に合焦せしめる焦点調節手段とを備えたオートフォーカス装置において、
前記複数のフォーカスエリアのうちの特定エリアを除く少なくとも1エリアで焦点検出が可能であれば、前記特定エリアを無効とし、前記特定エリアを除く全てのエリアで焦点検出が不能であれば、前記特定エリアを有効とするエリア判定手段を有し、
前記焦点調節手段は、前記特定エリアが無効の場合には、該特定エリアを除く他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動し、前記特定エリアが有効の場合には、該特定エリアと前記他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動することを特徴とするオートフォーカス装置。 - 合焦レンズを含む対物レンズと、
前記対物レンズによる像面内に設定される複数のフォーカスエリアにおける焦点調節状態をそれぞれ検出する焦点検出装置と、
前記検出された前記複数のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動し、対象物体に合焦せしめる焦点調節手段とを備えたオートフォーカス装置において、
前記複数のフォーカスエリアのうちの特定エリアを除く少なくとも1エリアで焦点検出が可能であれば、前記対物レンズの焦点距離および合焦させるべき物体までの距離の少なくともいずれか一方に基づいて、前記特定エリアの有効・無効を決定し、前記特定エリアを除く全てのエリアで焦点検出が不能であれば、前記特定エリアを有効とするエリア判定手段を有し、
前記焦点調節手段は、前記特定エリアが無効の場合には、該特定エリアを除く他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動し、前記特定エリアが有効の場合には、該特定エリアと前記他のフォーカスエリアの焦点調節状態に基づいて前記合焦レンズを駆動することを特徴とするオートフォーカス装置。 - 当該オートフォーカス装置の姿勢を検出する姿勢検出装置を更に備え、その検出結果に応じて前記特定エリアを決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のオートフォーカス装置。
- 前記特定エリアは、画面の下部に位置するエリアであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のオートフォーカス装置。
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