JP2006276323A - 光スイッチ - Google Patents

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礼高 松原
Kazutaka Nara
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  • Optical Modulation, Optical Deflection, Nonlinear Optics, Optical Demodulation, Optical Logic Elements (AREA)

Abstract

【課題】2つの光分岐結合器と、それらを接続する2本のアーム光導波路と、アーム光導波路に設けられた位相調整部とからなるマッハツェンダ干渉計を縦列接続して構成された光スイッチにおいて、設計動作波長から波長がずれるに従って、挿入損失特性が劣化し広帯域に渡って低挿入損失特性を確保できなかった。更に光分岐結合器の作製誤差が発生した場合に広帯域に渡って消光比特性・挿入損失特性が大きく劣化し、充分な高消光比及び挿入損失の特性が得られなかった。
【解決手段】 前記複数のマッハツェンダー干渉計を構成する光分岐結合器が少なくとも2種類以上の光分岐結合器で構成されている。これにより、一方の光分岐結合器に作製誤差による透過特性にズレが生じたとしても、他方の光分岐結合器は種類の異なるもので構成されているために同様の透過特性のズレが生じにくく、前記課題を解決することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光通信分野で用いられる光導波路回路を用いた光スイッチに関する。
従来、波長多重伝送システムで用いられる重要な光部品の一つに、回線切り替えを行う光スイッチがある。近年には、信号光波長域の広帯域化が検討されており、広帯域で動作可能な光スイッチが求められている。
これまでに検討されている光スイッチの一例として、PLC(Planar Lightwave Circuit:平面光導波路回路)を用いた光スイッチがある。PLCを用いたものは、量産性・光学特性制御性・光学特性安定性の面から有望なデバイスとされており、例えばスプリッタなどで既に実用化されている。
ここで、図11を参照して石英系PLCを用いた従来の光スイッチの一例(従来例1)を説明する(例えば、特許文献1参照)。
この光スイッチは、基板K上に導波路回路によって、2つの2入力2出力型の方向性結合器Qで構成された光分岐結合器R1、R2と、それらを接続する2本のアーム光導波路F1、F2と、アーム光導波路F1、F2の一方に設けられた位相調整部Sとで形成されたマッハツェンダ干渉計1(以下MZI1という)によって構成されている。2つの光分岐結合器R1、R2は同じ特性をもつ方向性結合器Qで構成されている。位相調整部Sを動作させてMZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間に位相差を設定することにより、スイッチ動作が可能である。
スイッチON動作時には、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定する。このとき、入力ポートI1から入射した光は出力ポートO2に出力し、入力ポートI2から入射した光は出力ポートO1に出力する。
スイッチOFF動作時には、アーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定する。このとき、入力ポートI1から入射した光は出力ポートO1に出力し、入力ポートI2から入射した光は出力ポートO2に出力する。
この特性を利用し2入力2出力光スイッチとして動作させることが可能である。
従来例1の光スイッチ構成における、入力ポートI1から信号光を入射した際の、出力ポートO1の波長に対する透過特性を図12に示し、波長に対する消光比特性を図13に示す。また出力ポートO2の波長に対する透過特性を図14に示し、波長に対する消光比特性を図15に示す。なお透過特性を示す全ての特性図は最小値がゼロになるように規格化して表示している。
図12・図14から明らかなように、設計動作波長である1545nm付近では消光比が40dB以上、挿入損失が0.05dB以下という値が得られ、いずれも良好な値が得られている。しかしながら、図12〜図15から判るように、設計動作波長から波長がずれるに従って消光比特性および挿入損失特性が劣化する。例えば図13を用いて説明すると、設計動作波長(ここでは1545nm)から±20nm(ここでは波長領域1525nmから1565nmまで)の範囲では消光比の最低値は21dBと小さく、広帯域で動作する光スイッチとしては十分な特性が得られないことがわかる。
そこで例えば設計動作波長から±20nmの範囲といった広帯域で高消光比を得るために、図16に示すような複数のMZIを縦列接続した2入力2出力光スイッチの構成(従来例2)が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
1段目のMZI(以下MZI1という)の一方の出力光導波路b1に2段目のMZI(以下MZI21という)が接続され、MZI1のもう一方の出力光導波路b2に2段目のMZI(以下MZI22という)が接続されている。MZI1、MZI21、MZI22はそれぞれの光分岐結合器R1、R2として方向性結合器Qが用いられている。
スイッチON動作時には、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定する。このとき、入力ポートI1から入射された光は、出力光導波路b2に伝播し、MZI22を伝播して出力ポートO4に出射される。また入力ポートI2から光を入射するときは、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定する。これにより、入力ポートI2から入射された光は、出力光導波路b1に伝播し、MZI21を伝播して出力ポートO1に出射する。
スイッチOFF動作時には、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定する。このとき、入力ポートI1から入射した光は出力光導波路b1に伝播し、MZI21を伝播して出力ポートO1に出射される。また入力ポートI2から光を入射するときは、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定する。これにより、入力ポートI2から入射した光は出力光導波路b2に伝播し、MZI22を伝播して出力ポートO4に出射しする。
従来例2の光スイッチ構成における、出力ポートO1における波長に対する透過特性を図17に示し、波長に対する消光比特性を図18に示す。また出力ポートO4における波長に対する透過特性を図19に示し、波長に対する消光比特性を図20に示す。
図18に示すピッチズレ無し時の特性・図20に示すピッチズレ無し時の特性から明らかなように、設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲では消光比40dB以上が得られており、消光比特性に関して従来例1よりも特性が改善されていることが判る。
特許第2659293号 特許第3555842号
しかしながら、図19に示すピッチズレ無し時の特性から判るように、設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において出力ポートO4の挿入損失の最小値と最大値の差は0.05dB以上であり、従来例1の図14と比べて波長依存性が大きくなっていることが課題である。図16に示す従来例2の光スイッチ構成は、図11に示す従来例1の構成を2段縦列接続して構成されている。方向性結合器を用いたMZIの透過特性は、図14に示すように波長依存性を持つが、2段縦列接続したことにより、その波長依存性が倍増する。従って、従来例2の出力ポートO4の透過特性は、従来例1の構成における透過特性(図14)における波長依存性が倍増した特性となる。この波長依存性は縦列接続するMZIの数を増やすに従い大きくなる。
更にMZIを構成する光分岐結合器に作製誤差が発生した場合について着目する。この際MZIの透過特性は設計値からずれるため、光スイッチの透過特性も設計値から劣化する。従来例2においてはMZI1・MZI21およびMZI22を構成する複数の光分岐結合器には全て同じ種類の光分岐結合器が用いられており、具体的にはすべての光分岐結合器に方向性結合器が唯一用いられている。従って光スイッチの透過特性は一種類の光分岐結合器の作製精度に依存している。仮に方向性結合器に作製誤差がありその特性が設計値からずれた場合には、全てのMZIの透過特性にずれが発生するため、光スイッチの出力ポートO1およびO4の透過特性が大きく劣化する。
その一例として、図21に示す方向性結合器Qの結合部Uにおける光導波路間隔P(以下単にピッチPという)がずれた場合を考える。ピッチPは方向性結合器Qの作製において作製誤差が発生しやすい部分のひとつである。ここでは、図16に示す従来例2において、MZI1を構成する1つ目の方向性結合器Qがほぼ設計どおりとなっており、2つ目の方向性結合器QのピッチPが設計値から±0.2μmずれた場合について説明する。この構成による光スイッチの出力ポートO1における波長に対する透過特性を図17に、波長に対する消光比特性を図18に示す。また出力ポートO4における波長に対する透過特性を図19に、波長に対する消光比特性を図20に示す。
図18から判るように設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲での出力ポートO1における消光比の最低値は26.9dBであり、作製誤差の無い場合と比較して28dB以上の大きな劣化があり、高消光比を確保できていない。また図17から判るように挿入損失の最大値は0.41dBであり0.38dB以上の大きな劣化がある。次に図20から判るように同波長範囲での出力ポートO4における消光比の最低値は30.2dBであり、作製誤差の無い場合に比較して35dB以上の大きな劣化があり、高消光比を確保できていない。また図19から判るように挿入損失の最大値は0.58dBであり0.57dB以上の大きな劣化がある。
以上のことから広帯域光スイッチとして実用に耐える十分な特性が得られない場合があった。
本発明の課題は、以下のとおりである。すなわち少なくとも2つ以上の複数のMZIを縦列接続した光回路からなる光スイッチにおいて、
設計動作波長から波長がずれるに従って挿入損失特性が劣化する波長依存性が大きく、広帯域において低挿入損失特性を確保できない。
さらに光分岐結合器の作製において作製誤差が発生した場合に、消光比特性もしくは挿入損失特性が大きく劣化し、広帯域において十分に高い消光比もしくは低い挿入損失特性を確保できない。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、光導波路回路によって、前段と後段とに光分岐結合器が形成され、その前段の光分岐結合器によって分岐された導波路が位相調整部によって位相差を持つように後段の光分岐結合器に接続されたマッハツェンダー干渉計が少なくとも2段以上、同一平面基板上に縦列接続されて構成された光スイッチにおいて、前記複数の光分岐結合器の内、少なくとも1つが種類の異なるもので構成されていることを特徴とする。
光スイッチの透過特性は光分岐結合器の作製精度に依存している。それゆえ、本発明は種類の異なる光分岐結合器を用いる構成とする。即ち、一方の光分岐結合器に作製誤差による透過特性にズレが生じたとしても、他方の光分岐結合器は種類の異なるもので構成されているために同様の透過特性のズレが生じにくい。従って、従来例2のように1種類の光分岐結合器のみを用いた構成に比べて、作製誤差による光スイッチの透過特性の劣化具合を軽減できる。また、種類の異なる光分岐結合器として透過特性の波長依存性が小さい光分岐結合器を用いる構成とすることにより、MZIを多段接続した際に発生する透過特性の波長依存性を低減できる。
これにより本発明は、広帯域で高消光比が得られ、挿入損失の波長依存性が小さく、なおかつ回路を構成する光分岐結合器に作製誤差がある場合であっても消光比・挿入損失特性の劣化が小さい光スイッチを提供することができる。
本発明は以下のように種々の実施形態を採用することができる。
初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器が方向性結合器であり、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器が方向性結合器とは異なる光分岐結合器で構成されていることを特徴とする。
方向性結合器と異なる光分岐結合器としてY分岐回路を用いて構成されていることを特徴とする。
方向性結合器と異なる光分岐結合器としてMZI回路を用いて構成されていることを特徴とする。
2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器としてY分岐回路と光分岐結合器の1種である多モード干渉回路(Multimode Interference:以下MMI回路という)を用いて構成されていることを特徴とする。
初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器がMMI回路であり、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器がMMI回路と異なる光分岐結合器で構成されていることを特徴とする。
MMI回路と異なる光分岐結合器としてY分岐回路を用いて構成されていることを特徴とする。
MMI回路と異なる光分岐結合器として方向性結合器を用いて構成されていることを特徴とする。
2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器としてY分岐回路とMMI回路を用いて構成されていることを特徴とする。
初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がそれぞれ方向性結合器であり、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がそれぞれY分岐回路で構成されていることを特徴とする。
初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がそれぞれ方向性結合器であり、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がY分岐回路と方向性結合器で構成されていることを特徴とする。
図1に本発明による実施例1の光スイッチの構成を示す。
本実施例1の構成は、1段目のMZI1の一方の出力光導波路b1に2段目のMZI21が接続され、もう一方の出力光導波路b2に2段目のMZI22が接続されている2入力2出力の光スイッチである。
MZI1を構成する2つの光分岐結合器R1、R2には同じ特性をもつ方向性結合器Qを用いられており、MZI1には2本の入力光導波路a1、a2と2本の出力光導波路b1、b2が用いられている。MZI21を構成する2つの光分岐結合器R1、R2には同じ特性をもつY分岐回路Yが用いられており、MZI21には1本の入力光導波路c1と1本の出力光導波路d1とが設けられている。MZI22を構成する2つの光分岐結合器R1、R2には同じ特性をもつY分岐回路Yが用いられており、MZI22には1本の入力光導波路c2と1本の出力光導波路d2が設けられている。
スイッチON動作時には、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定する。このとき入力ポートI1から入射された光は出力光導波路b2に伝播し、MZI22を伝播して出力ポートO2に出射される。また、入力ポートI2から光を入射するときは、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定する。これにより入力ポートI2から入射された光は出力ポートO1から出射される。
設定スイッチOFF動作時には、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定する。このとき、入力ポートI1から入射された光は出力光導波路b1に伝播し、MZI21を伝播して出力ポートO1に出射される。また、入力ポートI2から光を入射するときは、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定する。これにより入力ポートI2から入射された光は出力ポートO2から出射される。
本光スイッチの構成に使用されている光分岐結合器R1、R2は方向性結合器QとY分岐回路Yの2種類であるため、光スイッチの透過特性は構成の異なる2種類の光分岐結合器R1、R2の作製精度に依存している。それゆえ、1種類の光分岐結合器である方向性結合器Qに作製誤差による透過特性のズレが仮に生じたとしても、もう1種類の光分岐結合器であるY分岐回路Yは構成が異なるため同様の透過特性のズレは生じにくい。従って、従来例2のように1種類の光分岐結合器のみを用いた構成に比べて作製誤差による光スイッチの透過特性の劣化具合を軽減できる。更に構成の異なる光分岐結合器としてY分岐回路である透過特性の波長依存性が小さい光分岐結合器を用いることにより、光スイッチの透過特性の波長依存性を低減することができる。
本実施例の光スイッチは石英系PLCを用いて作製されている。まずその作製工程について説明する。火炎加水分解堆積法を用いてシリコン基板上に石英系ガラスのアンダークラッド膜、コア膜を形成し、その後、前記構成の描かれたフォトマスクを介してフォトリソグラフィーを行い、反応性イオンエッチング法にて光導波路となるコアをパターニングした。その後再度、火炎加水分解堆積法を用いて石英系ガラスのオーバークラッド膜を形成した。続いて、位相調整部の構成箇所にスパッタ法によりTi/Niヒーターを形成し、給電用としてTi/Ni/Au電極を施し、本構成の光スイッチを作製した。
続いて本発明の光スイッチ構成における透過特性を、方向性結合器の作製誤差がほとんど無い場合と発生した場合に分けて説明する。最初に方向性結合器の作製誤差がほとんど無く、ほぼ設計どおりの特性を示す場合について説明する。入力ポートI1から光を入射した際の、出力ポートO1における波長に対する透過特性を図2に示し、波長に対する消光比特性を図3に示す。また出力ポートO2における波長に対する透過特性を図4に示し、波長に対する消光比特性を図5に示す。
図3に示すピッチズレ無し時の特性・図5に示すピッチズレ無し時の特性から判るように出力ポートO1、O2ともに設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において消光比40dB以上が得られた。消光比の大きさは従来例1に比べると明確に大きく、従来例2に比べるとほぼ同等であり、広帯域にて高消光比の特性が得られた。また図2に示すピッチズレ無し時の特性から判るように、設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において出力ポートO1の挿入損失の最小値と最大値の差は0.01dB以下であり、広帯域にて波長依存性の小さい良好な特性が得られた。図4に示すピッチズレ無し時の特性からわかるように出力ポートO2の挿入損失の最小値と最大値の差は0.04dB以下であり、広帯域にて波長依存性の小さい良好な特性が得られた。従来例2に比べると挿入損失の波長依存性が明確に改善されている。
続いて、方向性結合器R1、R2に作製誤差が発生しピッチが設計値から±0.2μmずれた場合について説明する。出力ポートO1の波長に対する透過特性を図2に示し、波長に対する消光比特性を図3に示す。また出力ポートO2における波長に対する透過特性を図4に示し、波長に対する消光比特性を図5に示す。
図3・図5からわかるように、消光比の劣化具合は従来例2に比べると明確に小さく、方向性結合器の作製誤差が発生した場合においても、出力ポートO1、O2ともに設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において消光比40dB以上が得られた。また図2から判るように、設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において出力ポートO1の挿入損失の最大値は0.13dBであり、方向性結合器のずれが無い場合に比べて0.12dB以下の劣化に留まっており、方向性結合器の作製誤差による影響を低減した結果、良好な特性が得られた。従来例2に比べると改善されておりその効果が明確である。また図4から判るように設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において出力ポートO2の挿入損失の最大値は0.3dBであり0.26dB以下の劣化に留まり、方向性結合器の作製誤差による影響を低減した結果、良好な特性が得られた。従来例2に比べると改善されておりその効果が明確である。
以上のように本発明構成により、課題を改善する効果が明確に得られることを確認できた。
図6に本発明の他の実施例(実施例2)の光スイッチの構成を示す。
本実施例2の構成は、1段目のMZI1の一方の出力光導波路b1に2段目のMZI21が接続され、もう一方の出力光導波路b2に2段目のMZI22が接続されている2入力2出力の光スイッチである。MZI1を構成する2つの光分岐結合器R1、R2には同じ特性をもつ方向性結合器Qを用いており、MZI1には2本の入力光導波路a1、a2と2本の出力光導波路b1、b2が設けられている。MZI21を構成する2つの光分岐結合器R1、R2には一方の光分岐結合器R1にY分岐回路Yを用い、もう一方の光分岐結合器R2に方向性結合器Qを用いている。MZI21には1本の入力光導波路c1と2本の出力光導波路d1、d2が設けられている。MZI22を構成する2つの光分岐結合器には一方の光分岐結合器R1にY分岐回路Yを用い、もう一方の光分岐結合器に方向性結合器Qを用いている。MZI22には1本の入力光導波路c2と2本の出力光導波路d3、d4が設けられている。
スイッチON動作時には、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/4」倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数−1/4」倍に設定する。このとき入力ポートI1から入射された光は出力光導波路b2に伝播し、MZI22を伝播して出力ポートO4に出射される。また、入力ポートI2から光を入射するときは、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の整数倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数-1/4」倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/4」倍に設定する。これにより入力ポートI2から入射された光は出力ポートO2から出射される。
スイッチOFF動作時には、MZI1の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数−1/4」に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/4」倍に設定する。このとき、入力ポートI1から入射された光は出力光導波路b1に伝播し、MZI21を伝播して出力ポートO2から出射される。また、入力ポートI2から光を入射するときは、MZIの2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/2」倍に設定し、MZI21の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数+1/4」倍に設定し、MZI22の2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差を設計動作波長の「整数−1/4」倍に設定する。これにより、入力ポートI2から入射された光は出力ポートO4から出射される。
本光スイッチの構成に使用されている光分岐結合器R1、R2は方向性結合器QとY分岐回路Yの2種類であるため、光スイッチの透過特性は構成の異なる2種類の光分岐結合器の作製精度に依存している。それゆえ、1種類の光分岐結合器である方向性結合器に作製誤差による透過特性のズレが仮に生じたとしても、もう1種類の光分岐結合器であるY分岐回路は構成が異なるために同様の透過特性のズレは生じにくい。従って、従来例2のように1種類の光分岐結合器のみを用いた構成に比べて、作製誤差による光スイッチの透過特性の劣化具合を軽減できる。さらに構成の異なる光分岐結合器として、Y分岐回路である透過特性の波長依存性が小さい光分岐結合器を用いることにより、光スイッチの透過特性の波長依存性を低減させることができる。
本実施例の光スイッチは石英系PLCを用いて作製された。まずその作製工程について説明する。火炎加水分解堆積法を用いてシリコン基板上に石英系ガラスのアンダークラッド膜、コア膜を形成し、その後、前記構成の描かれたフォトマスクを介してフォトリソグラフィーを行い、反応性イオンエッチング法にて光導波路となるコアをパターニングした。その後再度、火炎加水分解堆積法を用いて石英系ガラスのオーバークラッド膜を形成した。続いて、位相調整部分にスパッタ法によりTi/Niヒーターを形成し、給電用としてTi/Ni/Au電極を施し、本構成の光スイッチを作製した。
続いて本発明の光スイッチ構成における透過特性を、方向性結合器の作製誤差がほとんど無い場合と発生した場合に分けて説明する。最初に方向性結合器の作製誤差がほとんど無く、ほぼ設計どおりの特性を示す場合について説明する。入力ポートI1から光を入射した際の、出力ポートO2における波長に対する透過特性を図7に示し、波長に対する消光比特性を図8に示す。また出力ポートO4における波長に対する透過特性を図9に示し、波長に対する消光比特性を図10に示す。
図8・図10からわかるように出力ポートO2、O4ともに設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において消光比38.5dB以上が得られた。消光比の大きさは従来例2と比べると明確に大きく、従来例2に比べるとほぼ同等であり、広帯域にて高消光比特性が得られた。また図7から判るように、設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において出力ポートO2の挿入損失の最小値と最大値の差は0.01dB以下であり、広帯域にて波長依存性の小さい良好な特性が得られた。図9から判るように出力ポートO4の挿入損失の最小値と最大値の差は0.04dB以下であり、広帯域にて波長依存性の小さい良好な特性が得られた。従来例2に比べると挿入損失の波長依存性が明確に改善されている。
続いて、方向性結合器に作製誤差が発生しピッチが設計値から±0.2μmずれた場合について説明する。出力ポートO2における波長に対する透過特性を図7に示し、波長に対する消光比特性を図8に示す。また出力ポートO4における波長に対する透過特性を図9に示し、波長に対する消光比特性を図10に示す。
図8・図10からわかるように消光比の劣化具合は従来例2に比べると明確に小さく、方向性結合器の作製誤差が発生した場合においても出力ポートO2、O4ともに設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において消光比38dB以上が得られた。
また図7からわかるように設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において出力ポートO2の挿入損失の最大値は0.14dBであり、方向性結合器の作製ずれが無い場合に比べて0.13dB以下の劣化に留まっており、方向性結合器の作製誤差に依存しない良好な特性が得られた。従って、本実施例は従来例2に比べて出力ポートO2の挿入損失が改善されておりその効果が明確である。
また図9から判るように設計動作波長(1545nm)から±20nmの範囲において出力ポートO4の挿入損失の最大値は0.3dBであり0.26dB以下の劣化にとどまり、方向性結合器の作製誤差に依存しない良好な特性が得られた。本実施例は従来例2に比べて出力ポートO4の挿入損失が改善されておりその効果が明確である。
また出力ポートO1およびO3は光スイッチの出力ポートとして使用しておらず、モニターポートとして利用することができる。MZIの2本のアーム光導波路F1、F2間の位相差が正しく設定されていない場合には、出力ポートO1およびO3から設計動作波長の光が出射されるため、出力ポートO1およびO3からの出力光をモニターしながら設計動作波長の出射光が無くなるように位相差を設定すると、正確に位相差を設定することが可能である。
以上のように本発明の構成により、課題を改善する効果が明確に得られることを確認できた。
本発明の一実施例(実施例1)である光スイッチの概略を示す平面模式図。 実施例1の出力ポートO1におけるの波長に対する透過特性を示す特性図。 実施例1の出力ポートO1における波長に対する消光比を示す特性図。 実施例1の出力ポートO2における波長に対する透過特性を示す特性図。 実施例1の出力ポートO2における波長に対する消光比を示す特性図。 本発明による他の実施例(実施例2)である光スイッチの概略を示す平面模式図。 実施例2の出力ポートO2における波長に対する透過特性を示す特性図。 実施例2の出力ポートO2における波長に対する消光比を示す特性図。 実施例2の出力ポートO4における波長に対する透過特性を示す特性図。 実施例2の出力ポートO4における波長に対する消光比を示す特性図。 従来一例(従来例1)の光スイッチの概略を示す平面模式図である。 従来例1の出力ポートO1における波長に対する透過特性を示す特性図。 従来例1の出力ポートO1における波長に対する消光比を示す特性図。 従来例1の出力ポートO2における波長に対する透過特性を示す特性図。 従来例1の出力ポートO2における波長に対する消光比を示す特性図。 従来他の他の例(従来例2)の光スイッチの概略を示す平面模式図。 実施例2の出力ポートO1における波長に対する透過特性を示す特性図。 実施例2の出力ポートO1における波長に対する消光比を示す特性図。 実施例2の出力ポートO4における波長に対する透過特性を示す特性図。 実施例2の出力ポートO4における波長に対する消光比を示す特性図。 一般的な方向性結合器の導波路間隔(ピッチ)について説明する平面模式図。
符号の説明
1 マッハツェンダ干渉計
1 MZI
21 MZI
22 MZI
a1 入力光導波路
a2 入力光導波路
b1 出力光導波路
b2 出力光導波路
c1 入力光導波路
c2 入力光導波路
d1 出力光導波路
d2 出力光導波路
d3 出力光導波路
d4 出力光導波路
F1 アーム光導波路
F2 アーム光導波路
I1 入力ポート
I2 入力ポート
K 基板
O1 出力ポート
O2 出力ポート
O3 出力ポート
O4 出力ポート
P ピッチ
Q 方向性結合器
R1 光分岐結合器
R2 光分岐結合器
S 位相調整部
U 結合部
Y Y分岐回路

Claims (11)

  1. 光導波路回路によって、前段と後段とに光分岐結合器が形成され、その前段の光分岐結合器によって分岐された導波路が位相調整部によって後段の光分岐結合器に接続されたマッハツェンダー干渉計が少なくとも2段以上、同一平面基板上に縦列接続されて構成された光スイッチにおいて、前記複数の光分岐結合器の内、少なくとも1つが種類の異なるもので構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  2. 請求項1において、初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器が方向性結合器であり、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器が方向性結合器とは異なる光分岐結合器で構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  3. 請求項2において、方向性結合器と異なる光分岐結合器としてY分岐回路を用いて構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  4. 請求項2において、方向性結合器と異なる光分岐結合器としてMMI回路を用いて構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  5. 請求項2において、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器としてY分岐回路とMMI回路を用いて構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  6. 請求項1において、初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器がMMI回路であり、
    2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器のうちいずれか一方もしくは両方の光分岐結合器がMMI回路と異なる光分岐結合器で構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  7. 請求項6において、MMI回路と異なる光分岐結合器としてY分岐回路を用いて構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  8. 請求項6において、MMI回路と異なる光分岐結合器として方向性結合器を用いて構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  9. 請求項6において、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器としてY分岐回路とMMI回路を用いて構成されていることを特徴とする光スイッチ。
  10. 請求項1において、初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がそれぞれ方向性結合器であり、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がそれぞれY分岐回路で構成されていることを特徴とする2入力2出力光スイッチ。
  11. 請求項1において、初段のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がそれぞれ方向性結合器であり、2段目以降のマッハツェンダー干渉計を構成する2つの光分岐結合器がY分岐回路と方向性結合器で構成されていることを特徴とする2入力2出力光スイッチ。
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