JP2006275128A - Lng洋上貯蔵構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 陸上に設置するLNGタンクと同等レベルの安全性を確保することができるLNG洋上貯蔵構造体を提供すること。
【解決手段】 LNG14を貯蔵するための内壁体10と、前記内壁体10の外側に配設された外壁体8と、を備えたLNG洋上貯蔵構造体。外壁体8は、外壁体8としての強度を保つための外コンクリート壁30と、外コンクリート壁30の内側表面に配設された冷熱抵抗緩和材32と、冷熱抵抗緩和材32の表面に配設された保護コンクリート壁34とを備えている。内壁体10と外壁体8との間にはバラスト空間16が規定され、このバラスト空間16にソリッドバラスト18が充填される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、LNG(液化天然ガス)を海上にて貯蔵するためのLNG洋上貯蔵構造体に関する。
近年、環境に優しい燃料としてLNGが注目され、広く利用されている。このLNGを例えば燃料ガスとして利用するために、消費地にLNG貯蔵設備及びLNG気化設備が設けられ、LNG埋蔵地にて採掘されたLNGは、液体の状態でLNGタンカーで輸送されてLNG貯蔵設備に貯蔵され、LNG貯蔵設備に貯蔵されたLNGは、消費地の消費量に応じてLNG気化設備を用いて気化され、気化されたLNG(必要に応じて、LPGなどを添加して熱量調整などが行われる)が燃料ガス(例えば、都市ガス)として消費者(工場、家庭など)に供給される。
このようなLNG貯蔵設備及びLNG気化設備は、一般に、消費者に送給のための送給コスト(例えば、配管コスト、その保守コストなど)などを考慮して、消費地に近い地上に設けられ、LNG貯蔵設備から送出されてLNG気化設備にて気化されたLNGが配管などを通して消費者に供給される。
一般に、LNG貯蔵設備及びLNG気化設備を備えたLNG施設を設けるには広大な敷地を必要とし、またLNGを気化するためには大量の海水を利用し、それ故に、工場、住宅が密集した都市近郊における海岸近くの地上に新設することが難しくなってきている。
このようなことから、LNG施設を地上に設けることに代えて、海上に設けることも考えられている。ところが、海上にLNG貯蔵設備及びLNG気化設備を設けようとすると、周囲に海水が存在する故に、LNGが周囲の海水と接触することがないように充分な安全性を確保しなければならない。
本発明の目的は、海水に対する充分な安全性を確保することができるLNG洋上貯蔵構造体を提供することである。
また、本発明の他の目的は、作業者による保安、点検を容易に行うことができるLNG洋上貯蔵構造体を提供することである。
本発明の請求項1に記載のLNG洋上貯蔵構造体は、LNGを貯蔵するための内壁体と、前記内壁体の外側に配設された外壁体と、を備えたLNG洋上貯蔵構造体であって、
前記外壁体は、前記外壁体としての強度を保つための外コンクリート壁と、前記外コンクリート壁の内側表面に配設された冷熱抵抗緩和材と、前記冷熱抵抗緩和材の表面に配設された保護コンクリート壁とを備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載のLNG洋上貯蔵構造体は、LNGを貯蔵するための貯蔵タンクと、前記貯蔵タンクの外側に配設された内壁体と、前記内壁体の外側に配設された外壁体と、を備えたLNG洋上貯蔵構造体であって、
前記内壁体は、前記内壁体としての強度を保つための内コンクリート壁と、前記内コンクリート壁の内側表面に配設された冷熱抵抗緩和材と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載のLNG洋上貯蔵構造体では、前記内壁体と前記貯蔵タンクとの間に保安点検用の空間が設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載のLNG洋上貯蔵構造体では、前記内壁体と前記外壁体との間の空間にソリッドバラストが充填されることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載のLNG洋上貯蔵構造体によれば、LNGを貯蔵するための内壁体と、この内壁体の外側に配設された外壁体の二重構造となっているので、貯蔵したLNGの漏れなどに対して充分な安全性を考慮した構造となっている。また、外壁体の外コンクリート壁の内側表面側に冷熱抵抗緩和材が設けられているので、万一の内壁体からのLNGの漏洩に対しても、漏れたLNGによる冷熱がこの冷熱抵抗緩和材により緩和され、LNGの冷熱による外コンクリートへの悪影響を回避し、外コンクリート壁を保護することができる。また、この冷熱抵抗緩和材の表面側に保護コンクリートが設けられているので、冷熱抵抗緩和材をこの保護コンクリートで保護することができ、洋上貯蔵構造体の設置作業時などにおける冷熱抵抗緩和材の破損を防止することができる。
また、本発明の請求項2に記載のLNG洋上貯蔵構造体によれば、LNGを貯蔵するための貯蔵タンクの外側に内壁体が配設され、この内壁体の外側に外壁体が配設され、壁体構造が二重構造となっているので、貯蔵したLNGの漏れなどに対して充分な安全性を考慮した構造となっている。また、内壁体の内コンクリート壁の内側表面側に冷熱抵抗緩和材が設けられているので、万一の内壁体のLNGの漏洩に対しても、漏れたLNGによる冷熱がこの冷熱抵抗緩和材により緩和され、LNGの冷熱による外コンクリートへの悪影響を回避して内コンクリート壁を保護することができる。尚、この冷熱抵抗緩和材の表面側に保護コンクリートを設けるようにしてもよく、保護コンクリートを設けることによって冷熱抵抗緩和材を保護することができる。
また、本発明の請求項3に記載のLNG洋上貯蔵構造体によれば、内壁体と貯蔵タンクとの間に保安、点検用の空間が設けられているので、内壁体及び貯蔵タンクの保安、点検を容易に行うことができる。
また、本発明の請求項4に記載のLNG洋上貯蔵構造体によれば、内壁体と外壁体との間にバラスト用の砂が充填されるので、万一の内壁体からのLNGの漏洩に対しても、漏れたLNGの冷熱による悪影響を最小限とすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従うLNG洋上貯蔵構造体の実施形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1〜図4を参照して、第1の実施形態のLNG洋上貯蔵構造体について説明する。図1は、第1の実施形態のLNG洋上貯蔵構造体を簡略的に示す斜視図であり、図2は、図1のLNG洋上貯蔵構造体を示す縦断面図であり、図3は、図1のLNG洋上貯蔵構造体を示す横断面図であり、図4は、図1のLNG洋上貯蔵構造体の壁体の一部を示す部分断面図である。
図1〜図3において、図示のLNG洋上貯蔵構造体は構造体本体4を備え、この構造体本体4は、海岸から例えば500〜2000m程度の沖合の海床2に建造される。構造体本体4は例えば細長い直方体状に形成され、その下側の大部分が海水中に位置し、その上部が海面6から上方に位置している。構造体本体4は、底面及び四側面が外壁体8及び内壁体10から構成される二重構造に構成され、このように二重構造とすることによって、保安上の安全性が高められている。
外壁体8及び内壁体10の上面は床構造体12によって密閉され、内壁体10及び床構造体12によって規定される密封空間が貯蔵空間14となり、この貯蔵空間14にLNG(液化天然ガス)15が貯蔵される。また、外壁体8、内壁体10及び床構造体12によって規定される密封空間、即ち貯蔵空間14の外側空間がバラスト空間16となり、このバラスト空間16に砂利などのソリッドバラスト18(図4参照)が充填される。外壁体8及び内壁体10については、後に詳述する。
床構造体12の上面には各種設備、例えばLNGを送出圧力まで昇圧させるための昇圧装置20、海水を利用してLNG15を気化させるためのLNG気化装置19、メンテナンス用のクレーン装置22などが設置される。また、構造体本体4には受入ステーション24が設けられ、LNGを運搬するLNG船26がこの受入ステーション24に接岸され、LNG船26の貯蔵タンク28に充填して運搬されたLNGがこの受入ステーション24から構造体本体4の貯蔵空間14に所要の通りに送給され、この貯蔵空間14内に液体の状態で貯蔵される。貯蔵されたLNGは、消費地におけるLNGの消費量に応じて貯蔵空間14から送出され、LNG気化装置19によって例えば海水を利用して気化され、例えば海中に敷設された送給管(図示せず)を通して陸上に送られ、更に陸上に埋設された埋設導管(図示せず)を通して消費地の工場、家庭などに送られる。
次に、図2及び図3とともに図4を参照して、外壁体8及び内壁体10について説明する。この実施形態では、外壁体8は構造体本体4の外側の底面及び側面を覆うように設けられ、外コンクリート壁30、冷熱抵抗緩和材32及び保護コンクリート34から構成されている。外コンクリート壁30は海水6、海床2と接する外壁体8の外周部及び底部に設けられている。この外コンクリート壁30は外壁体8としての強度を保つたものものであり、周囲の海水からの水圧などに耐え得るように充分な強度を有している。冷熱抵抗緩和材32は外コンクリート壁30の内側表面の全域に設けられている。この冷熱抵抗緩和材32は、例えば、パーライトコンクリートから構成され、LNGの冷熱が外コンクリート壁30に作用するのを緩和する。また、保護コンクリート壁34は冷熱抵抗緩和材32の表面に配設され、冷熱抵抗緩和材32の全域を覆い、ソリッドバラスト18による損傷などから冷熱抵抗緩和材32を保護する。
また、内壁体10は、内コンクリート壁36、モイスチャーバリア層38、保冷材40、バリア層42及びメンブレン44から構成されている。内コンクリート壁36は内壁体10としての強度を保つためのものであり、外壁体8と対向する内壁体10の外周部及び底部に設けられている。モイスチャーバリア層38は、例えばウレタン樹脂、エポキシ樹脂などから形成され、内コンクリート壁36の内側表面の全域に設けられている。このモイスチャーバリア層38は、外側の内コンクリート壁36側からの水蒸気の浸入を防止する。また、保冷材40は、例えばポリウレタンフォームから形成され、モイスチャーバリア層38の表面の全域を覆っており、LNGの冷熱が内コンクリート壁36に伝わって外側に逃げるのを防止する。また、メンブレン44は、保冷材40の表面の全域に設けられ、この保冷材40を覆っている。このメンブレン44は、例えばステンレス鋼から形成され、LNGを貯蔵するための貯蔵空間14を規定する。更に、バリア層42は、保冷材40の目地部に対応して、保冷材40とメンブレン44との間に介在され、メンブレン44からのLNGの漏洩を防止する。このようなバリア層42は、例えば薄いアルミニウム箔などから形成される。
外壁体8と内壁体10との間にはバラスト空間16が設けられ、このバラスト空間16に構造体本体4を安定させるための錘となるソリッドバラスト18が充填される。バラスト空間16は、構造体本体4の底部において、上下方向に対向する外壁体8及び内壁体10の間を、縦方向(図2において紙面に垂直な方向、図3において上下方向)に延びる第1縦仕切壁46と、横方向(図2及び図3において左右方向)に延びる第1横仕切壁48とにより格子状に区画され、これら区画されたバラスト空間16にソリッドバラスト18が充填される。また、このバラスト空間16は、構造体本体4の外周部において、縦方向に対向する外壁体8及び内壁体10の間を上下方向に延びる第2縦仕切壁50と、横方向に対向する外壁体8及び内壁体10間を上下方向に延びる第2横仕切壁52とにより区画され、かく区画されたバラスト空間16にもソリッドバラスト18が充填される。この実施形態では、バラスト用に砂利などを用いているが、海水、水などを用いるようにしてもよいが、万一のLNGの漏れなどを考慮した場合に、砂利などを用いるのが望ましい。
この洋上貯蔵構造体は、上述した構造を備える故に、次の通りの特徴を有する。第1に、外壁体8の外コンクリート壁30の内側表面に冷熱抵抗緩和材32が設けられているので、万一に内壁体10を通してバラスト空間16内にLNGが漏れたとしても、LNG冷熱の外コンクリート壁30への伝達が冷熱抵抗緩和材32によって抑えられ、漏れたLNGの冷熱から外コンクリート壁30を保護することができる。第2に、冷熱抵抗緩和材32の表面側に保護コンクリート壁34が設けられているので、この保護コンクリート壁34が冷熱抵抗緩和材32を覆って保護し、バラスト空間16にソリッドバラスト18を充填する際に充填する砂利18などによって冷熱抵抗緩和材32が損傷することを防止することができる。第3に、構造体本体4のバラスト用として砂利18などが用いられているので、万一の内壁体10を通してのバラスト空間16へのLNGの漏洩に対しても、漏れたLNGが海水の熱により気化されることがなく、充分な安全性を確保することができる。
このような構造体本体4においては、内壁体を図5に示すように構成することもできる。図5は、変形形態の内壁体の一部を示す部分断面図である。尚、以下の説明において、第1の実施形態と実質上同一のものには同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図5において、この内壁体10Aにおいては、保冷材40Aが二層構造となっており、内コンクリート壁36の内側表面に配設される外側保冷材40aと、外側保冷材40aの表面側に配設される内側保冷材40bとから構成され、外側保冷材40aと内側保冷材40bとの間に二次バリア層62が介在されている。この二次バリア層62は例えばアルミニウム箔などから形成され、両保冷材40a,40b間の全域に設けられる。この変形形態のその他の構成は、上述した第1の実施形態と実質上同一である。
この変形形態においては、保冷材40aが二層構造で、外側保冷材40aと内側保冷材40bとの間に二次バリア層62が設けられているので、内側保冷材40bによってメンブレン44の溶接熱から二次バリア層62を保護することができる。
第2の実施形態
次に、図6を参照して、第2の実施形態のLNG洋上貯蔵構造体について説明する。図6は、第2の実施形態のLNG洋上貯蔵構造体の一部を示す部分断面図である。
図6において、この第2の実施形態のLNG洋上貯蔵構造体における構造体本体4Bは、底面及び四側面が外壁体8B及び内壁体10Bから構成される二重構造に構成され、この二重構造の壁体の内側に、LNGを貯蔵するための貯蔵タンク72が収容されている。このように構造体本体4Bが第1の実施形態と同様に二重構造である故に、保安上の安全性が高められている。
外壁体8Bは構造体本体4Bの外側の底面及び側面を覆うように設けられ、外コンクリート壁30Bから構成されている。外コンクリート壁30Bは海水6、海床2と接するように設けられ、周囲の海水からの水圧などに耐え得るように充分な強度を有している。
また、内壁体10Bは内コンクリート壁36B及び冷熱抵抗緩和材74を備えている。内コンクリート壁36Bは内壁体10Bとしての強度を保つためのものであり、充分な強度を有している。冷熱抵抗緩和材74は、内コンクリート壁36Bの内側表面の全域に設けられている。この冷熱抵抗緩和材74は、第1の実施形態の冷熱抵抗緩和材32と同様のものでよく、或いはポリウレタンフォームなどの断熱材でもよく、LNGの冷熱が内コンクリート壁36Bに作用するのを緩和する。
冷熱抵抗緩和材74の表面には、更に、保護コンクリート壁76が設けられており、この保護コンクリート壁76は冷熱抵抗緩和材74の全域を覆って冷熱抵抗緩和材74を保護する。尚、この保護コンクリート壁76は省略することもできる。
更に、貯蔵タンク72は、密閉された貯蔵空間78を規定するタンク本体80を備え、このタンク本体80内にLNGが貯蔵される。このタンク本体80は例えば、アルミニウム合金から構成される。タンク本体80の外周面には保冷材82が配設され、保冷材82はタンク本体80の外周面全域を覆っている。この保冷材82は第1の実施形態における保冷材40と実質上同一のものでよく、LNGの冷熱が外側に逃げるのを防止する。
この第2の実施形態においても、外壁体8Bと内壁体10Bとの間にバラスト空間16Bが設けられ、このバラスト空間16Bには砂利などのソリッドバラスト18が充填される。このバラスト空間16Bも、第1の実施形態と同様にして複数の空間に区画される。また、内壁体10Bと貯蔵タンク72との間には空間84が設けられており、この空間84は、作業者が歩いて通るに充分な大きさに形成される。
第2の実施形態の洋上貯蔵構造体は、次の通りの特徴を有する。第1に、内壁体10Bの内コンクリート壁36Bの内側表面に冷熱抵抗緩和材74が設けられているので、万一の貯蔵タンク72からの空間84へのLNGの漏れに対しても、LNG冷熱の内コンクリート壁36Bへの伝達が冷熱抵抗緩和材74によって抑えられ、漏れたLNGの冷熱から内コンクリート壁36Bを保護することができる。第2に、内壁体10Bと貯蔵タンク72との間に空間84が設けられているので、この空間を保安、点検用の空間として利用することができ、これによって、内壁体10B及び貯蔵タンク72の保安、点検を容易に行うことができる。
以上、本発明に従うLNG洋上貯蔵構造体について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
第1の実施形態のLNG洋上貯蔵構造体を簡略的に示す斜視図。 図1のLNG洋上貯蔵構造体を示す縦断面図。 図1のLNG洋上貯蔵構造体を示す横断面図。 図1のLNG洋上貯蔵構造体の壁体の一部を示す部分断面図。 変形形態の内壁体の一部を示す部分断面図。 第2の実施形態のLNG洋上貯蔵構造体の一部を示す部分断面図。
符号の説明
4,4B 構造体本体
8,8B 外壁体
10,10A,10B 内壁体
14,78 貯蔵空間
15 LNG
16,16B バラスト空間
18 ソリッドバラスト
30,30B 外コンクリート壁
32,74 冷熱抵抗緩和材
34,76 保護コンクリート壁
36,36B 内コンクリート壁
40,40A,82 保冷材
44 メンブレン
42 バリア層
72 貯蔵タンク
80 タンク本体

Claims (4)

  1. LNGを貯蔵するための内壁体と、前記内壁体の外側に配設された外壁体と、を備えたLNG洋上貯蔵構造体であって、
    前記外壁体は、前記外壁体としての強度を保つための外コンクリート壁と、前記外コンクリート壁の内側表面に配設された冷熱抵抗緩和材と、前記冷熱抵抗緩和材の表面に配設された保護コンクリート壁とを備えることを特徴とするLNG洋上貯蔵構造体。
  2. LNGを貯蔵するための貯蔵タンクと、前記貯蔵タンクの外側に配設された内壁体と、前記内壁体の外側に配設された外壁体と、を備えたLNG洋上貯蔵構造体であって、
    前記内壁体は、前記内壁体としての強度を保つための内コンクリート壁と、前記内コンクリート壁の内側表面に配設された冷熱抵抗緩和材と、を備えることを特徴とするLNG洋上貯蔵構造体。
  3. 前記内壁体と前記貯蔵タンクとの間に保安点検用の空間が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のLNG洋上貯蔵構造体。
  4. 前記内壁体と前記外壁体との間の空間にソリッドバラストが充填されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のLNG洋上貯蔵構造体。
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