JP2006274008A - ガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法 - Google Patents

ガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法 Download PDF

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【課題】高圧下で生成した天然ガスハイドレートを常圧下で貯蔵する際に、パージガスの発生を抑制する。
【解決手段】造粒機4と貯槽7の間に設けた脱圧装置5を、混合器11、過冷却器12、ロックホッパ13、減圧ドラム14、凝縮器15、及び加熱器16により構成する。そして、造粒機のガスハイドレート排出口18を、混合器11内の原料ガスと同系統の液化ガスiによって液封する。また、ロックホッパ13内のペレット状のガスハイドレートpを減圧ドラム14に供給すると同時に、過冷却器12で所定の温度に冷却した液化ガスiを前記減圧ドラム14内にフラッシュして、前記ペレット状のガスハイドレートpを所定の温度に過冷却する。過冷却したペレット状のガスハイドレートpを貯槽7に排出し、貯蔵する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ペレット状のガスハイドレートを脱圧装置によって常圧まで減圧するに際して、パージガスの発生を防止するパージガス発生防止方法に関するものである。
従来の天然ガスハイドレート製造システムは、図8に示すように、例えば、第1生成器1、脱水器2、第2生成器3、造粒機4、脱圧装置5、冷却器6、及び貯槽7を備え、前記第1生成器1に天然ガス(原料ガス)gと水(原料水)wを導入して、バブリング方式などの公知の方式によって天然ガスgと水wとを積極的に接触させ、天然ガスハイドレートnを生成するようになっている。
第1生成器1内の天然ガスハイドレートnは、スラリー状(天然ガスハイドレート含有率20%程度)であるから、脱水器2に導入して機械的又は重力脱水等の他の方式で脱水し、天然ガスハイドレートnの含有率を高めるようになっている(例えば、70%程度)。
脱水器2で除去された水wは、第1生成器1に戻され、脱水器2で脱水された天然ガスハイドレートnは、第2生成器3に導入され、更に、脱水するようになっている。第2生成器3は、第1生成器1から導入した未反応の天然ガスgと、天然ガスハイドレートnに付随している水wとを反応(水和反応)させて、天然ガスハイドレートnの含有率を更に高めるのである(例えば、90%程度)。なお、第1生成器1及び第2生成器3で発生する反応熱は、一般には、冷凍機(図示せず)によって除去するようになっている。
第2生成器3で脱水された天然ガスハイドレートnは、造粒機4によって任意の形状及びサイズのペレットpに成形した後、常圧下で貯蔵するために、脱圧装置5によって天然ガスハイドレート生成圧力(例えば、54ata(53MPa))から常圧まで減圧される。
脱圧後のペレット状の天然ガスハイドレートpは、冷却器6により所定の温度(例えば、−20℃程度)に冷却した後、常圧下で貯槽7内に貯蔵される。
他方、脱圧装置5で除去された未反応の天然ガス(パージガス)jは、バージガス圧縮機8によって所定の圧力(例えば、54ata(53MPa))に昇圧された後、第1生成器1に戻されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−105362公報(第11−12頁、図12)
しかしながら、従来の天然ガスハイドレート製造システムは、上記の如く、脱圧装置5で除去された未反応の天然ガスjを、パージガス圧縮機8によって所定の圧力(例えば、54ata(53MPa))に昇圧する必要があるため、パージガス圧縮機8を運転するための消費電力、あるいは、除熱用の冷凍機を運転するための消費電力などが増大するという問題があった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたものであり、高圧下で生成した天然ガスハイドレートを常圧下で貯蔵する際に、パージガスの発生を抑制することを目的とするものである。
本発明は、このような目的を達成するため、次のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、原料ガスを、水と水和反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを造粒機によってペレット状に成形し、しかる後に、このペレット状のガスハイドレートを脱圧装置によって常圧まで減圧して貯蔵するに際し、
前記造粒機のガスハイドレート排出口を、混合器内の原料ガスと同系統の液化ガスによって液封する工程と、
前記造粒機から前記混合器にペレット状のガスハイドレートを供給する工程と、
前記混合器内の液化ガスとペレット状のガスハイドレートとを一緒に排出する工程と、 前記混合器から排出された液化ガスとペレット状のガスハイドレートとを分級手段によって分級する工程と、
前記分級手段によって分級後のペレット状のガスハイドレートをロックホッパ内に貯蔵する一方、前記分級手段によって分級後の液化ガスを過冷却器内に貯蔵する工程と、
前記ロックホッパ内のペレット状のガスハイドレートを減圧ドラムに供給すると同時に、過冷却器で所定の温度に冷却した液化ガスを前記減圧ドラム内にフラッシュ膨張して、前記ペレット状のガスハイドレートを所定の温度に過冷却する工程と、
前記減圧ドラム内に残ったペレット状のガスハイドレートを貯槽内に排出する工程と成るガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法である。
請求項2に記載の発明は、前記混合器内の圧力を、液化ガスの臨界圧程度に保持することを特徴とする請求項1記載のガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法である。
請求項3に記載の発明は、前記減圧ドラム内で液化ガスを、フラッシュ膨張してペレット状のガスハイドレートを−20℃付近に冷却することを特徴とする請求項1記載のガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法である。
上記のように、請求項1に記載の発明は、原料ガスを、水と水和反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを造粒機によってペレット状に成形し、しかる後に、このペレット状のガスハイドレートを脱圧装置によって常圧まで減圧して貯蔵するに際し、前記造粒機のガスハイドレート排出口を、混合器内の原料ガスと同系統の液化ガスによって液封しているため、減圧装置である減圧ドラムで減圧して、ペレット状のガスハイドレートを大気圧下に取り出す場合に、未反応の原料ガス(パージガス)の流出を抑制することができる。
従って、従来のように、減圧装置から流出したパージガスを原料ガスのガス圧まで昇圧して第1生成器の上流側に戻す必要がないため、従来に比べてプラントの消費電力を抑制することができる。このため、従来より安価のペレット状のガスハイドレートを製造することができる。
更に、この発明は、LNG(液化天然ガス)の冷熱を利用して所定の温度に冷却した液化ガスをフラッシュさせてペレット状のガスハイドレートを氷点下に過冷却するので、冷凍機も不要となり、その分、プラントの消費電力を抑制することができる利点がある。
請求項2に記載の発明は、前記混合器内の圧力を、液化ガスの臨界圧程度に保持するので、造粒機のガスハイドレート排出口を、混合器内の原料ガスと同系統の液化ガスによって液封することができる。
請求項3に記載の発明は、前記減圧ドラム内で液化ガスを、常圧下でフラッシュ膨張してペレット状のガスハイドレートを−20℃付近に冷却するので、パージガス抑制と同時にペレット状のガスハイドレートを冷却することができ、従来に比べてプラントの消費電力を抑制することができる。このため、従来より安価のペレット状のガスハイドレートを製造することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
図1は本発明に係る天然ガスハイドレート製造システムの概略構成図であり、第1生成器1と、脱水器2と、第2生成器3と、造粒機4と、脱圧装置5と、貯槽7とから構成され、所定の圧力(例えば、54ata(5.30MPa))の原料ガス(天然ガス)gと、常温(例えば、4℃)の水wとを第1生成器1に導入し、バブリング方式などの任意の方式で天然ガスgと水wとを反応させて天然ガスハイドレート(以下、ガスハイドレートという。)nを生成するようになっている。その際、反応熱は、LNGの冷熱を利用して除去するようになっている。
このガスハイドレートnは、ガスハイドレート含有率が20%のスラリーの状態であるから脱水器2に導入して脱水し、ガスハイドレートの含有率を70%程度に高め、脱水した水wは、第1生成器1に戻すようになっている。
脱水器2で脱水されたガスハイドレートnは、第2生成器3に導入され、第1生成器1からの天然ガスgを導入してガスハイドレートnに付随している未反応の水wと反応(水和反応)させ、ガスハイドレートのハイドレート化率を90%程度に高める。この第2生成器3では、第1生成器1と同様にLNG(液化天然ガス)の冷熱を利用して反応熱を除去するようになっている。
第2生成器3でほぼ脱水されたガスハイドレートnは、造粒機4によって任意の形状(例えば、球形状)およびサイズ(例えば、5〜70mm程度)のペレットpに成形した後、後述する脱圧装置5によって常圧まで脱圧し、しかる後に、常圧、氷点下(例えば−20℃程度)で貯槽7に貯蔵するようになっている。
脱圧装置5は、図2に示すように、混合器11、過冷却器12、ロックホッパ13、減圧ドラム14、凝縮器15、及び加熱器16を備えている。そして、減圧ドラム14の下方に貯槽7を設置するようになっている。この貯槽7と減圧ドラム14を接続する配管には、バルブ17が設けられている。
混合器11は、器内に液体プロパンなどの炭化水素系の液化ガスiを封入しており、この液化ガスiによって混合器11内に突き出したペレット導入管18の下端部を液封するようになっている。また、混合器11は、その上端部に均圧配管19を設け、混合器11の上部空間内に溜まったガスjの一部を第1生成器1に連通するようになっている。
その際、混合器11の上部空間内に存在するガスjの圧力Aは、生成工程の操作圧である。
従って、液化ガスiは、圧力Aで、生成工程の操作温度になるように加熱器16により維持される。液化ガスiがプロパンとすると、Aはプロパンの臨界圧を超える。
上記混合器11と過冷却器12とを接続する配管は、減圧弁22を有し、過冷却器12と減圧ドラム14とを接続する配管は、膨張弁23を有している。また、この過冷却器12は、その内部に篩24を設け、ペレット状のガスハイドレートpと液化ガスiとを分離するようになっている。この篩24は、傾斜して設けられ、ペレット状のガスハイドレートpが転がり落ちるようになっている。
また、過冷却器12の上部側面、即ち、篩24で2分された過冷却器12の上部空間と、減圧ドラム14とを接続する配管には、第1バルブ25、ロックホッパ13、及び第2バルブ26がこの順に設けられている。
上記減圧弁22は、図3(a)に示すように、油圧式スライド弁28の上方にらせん状に屈曲した複数の案内翼29を有し、ペレット状のガスハイドレートp及び液化ガスiを排出する時、図3(b)に示すように、ペレット状のガスハイドレートp及び液化ガスiがらせん状に旋回しながら落下するようになっている。
また、図2に戻って説明すると、減圧ドラム14と上記混合器11とを接続する液化ガス戻し管31には、バルブ32、ブロアー33、凝縮器15、ポンプ35、及び加熱器16が、この順に設けられている。この加熱器16は、熱媒として清水kを用いているが、清水供給量は、配管37に設けた温調弁38によって制御するようになっている。
更に、上記貯槽7は、均圧排出管39を備え、貯槽7内で生じたパージガスj’を上記液化ガス戻し管31に戻すようになっている。
図4は、プロパンの状態線図を示したものである。
この図4において、f→aは、凝縮器15におけるLNG冷熱によるプロパンの冷却過程である。a→bは、凝縮器15で凝縮したプロパン液をポンプ35によって昇圧する過程である。b→cは、清水kによる加熱過程である(温度調節)。c→dは、減圧弁22による減圧である。ペレット状のガスハイドレートnとプロパンの液iとは、ここで分離される。d→eは、分離後のプロパン液をLNG冷熱により過冷却する過程である(5℃→−40℃)。e→aは、膨張弁23による過程でロックホッパ13から送出されたペレット状のガスハイドレートpから熱を奪い、プロパンが全部蒸発してペレット状のガスハイドレートnを−20℃まで冷却する。その時の冷凍効果は、a→fの過程である。
ここで、上記冷凍効果(a→f)は、101kcal/kgである。
また、ペレット状のガスハイドレートと液体プロパンの流量比は、上記冷却効果により、ペレット状のガスハイドレートが5℃→−20℃に冷却されることによって決まる。
すなわち、プロパンの循環量をm、ペレット状のガスハイドレートの取り出し量をGとすると、次式のようになる。
G/m=8.08
次に、図5〜図7を用いて脱圧装置の作用について説明する。
図5に示すように、減圧弁22及びロックホッパ上部の第1バルブ25を「閉」から「開」に切り替えると、混合器11内のペレット状のガスハイドレートpと液化ガスである液体プロパンiが過冷却器12内に流入する。
過冷却器12内に流入した液体プロパンiは、篩24を通過して過冷却器12内に溜まる。他方、篩24に遮られたペレット状のガスハイドレートpは、篩24の傾斜面に沿って転がり、第1バルブ25を経てロックホッパ13内に貯蔵される。
上記過冷却器12内に貯蔵された液体プロパンiは、LNGの冷熱を利用して冷却された中間冷媒sによって−40℃に冷却される。
次に、図6に示すように、減圧弁22及びロックホッパ上部の第1バルブ25を「開」から「閉」に切り替えた後、ロックホッパ下部の第2バルブ26、膨張弁23、バルブ32を「閉」から「開」に切り替えると、ロックホッパ13内のペレット状のガスハイドレートpが第2バルブ26を経て減圧ドラム14内に供給される。
他方、過冷却器12内の液体プロパンiは、膨張弁23によって減圧ドラム14内でフラッシュされる。そして、フラッシュに伴って蒸発する時に、減圧ドラム14内に供給されたペレット状のガスハイドレートpを−20℃まで冷却する。
気化したプロパンガスi’は、ブロアー33によって凝縮器15に供給され、そこで凝縮されて液体プロパンiに戻る。ここで、凝縮器15の冷媒には、LNGの冷熱を利用して冷却された中間冷媒sを使用する。
凝縮器15によって凝縮された液体プロパンiは、ポンプ35によって上記混合器11に供給される。その際、液体プロパンiは、加熱器16を通過する間に清水kによって−40℃から5℃に昇温される。
この場合、液体プロパンiとペレット状のガスハイドレートpとは、ほぼ同じ温度であり、相互の熱交換は、無視できるほど小さい。
次に、上記ロックホッパ下部の第2バルブ26、膨張弁23、バルブ32を「開」から「閉」に切り替えた後、図7に示すように、減圧ドラム14の下方にあるバルブ17を「開」にすると、減圧ドラム14内のペレット状のガスハイドレートpがバルブ17を経て貯槽7に供給される。均圧管39は、減圧ドラム14と貯槽7とを連通する。
本発明に係る天然ガスハイドレート製造システムの概略構成図である。 本発明における脱圧装置の構成図である。 (a)減圧弁の断面図、(b)減圧弁の作用説明図である。 プロパンの状態線図である。 混合器内のペレット状ガスハイドレートと液体プロパンを排出する説明図である。 ロックホッパ内のペレット状ガスハイドレートを減圧タンク内に供給する一方、過冷却器内の液体プロパンをフラッシュさせる説明図である。 減圧タンク内のペレット状ガスハイドレートを貯槽内に供給する説明図である。 従来の天然ガスハイドレート製造システムの概略構成図である。
符号の説明
g 原料ガス
i 液化ガス
n ガスハイドレート
p ペレット状のガスハイドレート
w 水
4 造粒機
5 脱圧装置
7 貯槽
11 混合器
12 過冷却器
13 ロックホッパ
14 減圧ドラム
18 ガスハイドレート排出口
24 分級手段

Claims (3)

  1. 原料ガスを、水と水和反応させてガスハイドレートを生成し、このガスハイドレートを造粒機によってペレット状に成形し、しかる後に、このペレット状のガスハイドレートを脱圧装置によって常圧まで減圧して貯蔵するに際し、
    前記造粒機のガスハイドレート排出口を、混合器内の原料ガスと同系統の液化ガスによって液封する工程と、
    前記造粒機から前記混合器にペレット状のガスハイドレートを供給する工程と、
    前記混合器内の液化ガスとペレット状のガスハイドレートとを一緒に排出する工程と、 前記混合器から排出された液化ガスとペレット状のガスハイドレートとを分級手段によって分級する工程と、
    前記分級手段によって分級後のペレット状のガスハイドレートをロックホッパ内に貯蔵する一方、前記分級手段によって分級後の液化ガスを過冷却器内に貯蔵する工程と、
    前記ロックホッパ内のペレット状のガスハイドレートを減圧ドラムに供給すると同時に、過冷却器で所定の温度に冷却した液化ガスを前記減圧ドラム内にフラッシュして、前記ペレット状のガスハイドレートを所定の温度に過冷却する工程と、
    前記減圧ドラム内に残ったペレット状のガスハイドレートを貯槽内に排出する工程と成るガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法。
  2. 前記混合器内の圧力を、液化ガスの臨界圧程度に保持することを特徴とする請求項1記載のガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法。
  3. 前記減圧ドラム内で液化ガスを、常圧近傍圧力にて膨張させることにより、ペレット状のガスハイドレートを−20℃付近に冷却することを特徴とする請求項1記載のガスハイドレート製造時におけるパージガス発生防止方法。
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