JP2006272699A - 駆動ローラ軸の移動量規制装置、記録装置及び液体噴射装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の駆動ローラ軸の移動量規制装置1は、記録装置本体3に対して固定状態で設けられるローラ軸支承部31と、駆動ローラ軸30に対して一体に移動し得る移動規制部材32と、前記ローラ軸支承部31と移動規制部材32との間に移動可能空間Sを形成した状態で設けられる移動量規制スリーブ33と、記録装置本体3に対して固定状態で設けられる固定部材34と、該固定部材34に対して前記移動量規制スリーブ33を軸方向に移動可能な状態で連結する弾性連結片35とを備えている。
【選択図】図4
Description
更に本発明は、インク等の液体をそのヘッドから吐出(噴射)して被記録材(被液体噴射材)に記録を実行する(液体を付着する)インクジェット式記録装置などの液体噴射装置及び該液体噴射装置において設けられる駆動ローラ軸の移動量規制装置に関するものである。
液体噴射ヘッドとして、前記記録ヘッドの他に、液晶ディスプレー等のカラーフィルター製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレーや面発光ディスプレー(FED)等の電極形成に用いられる電極材(導電ペースト)噴射ヘッド、バイオチップ製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド、精密ピペットとしての試料噴射ヘッド等が挙げられる。
インクジェットプリンタには、下記の特許文献1に示すように、搬送用駆動ローラの駆動ローラ軸101に対してモータが停止した時に該駆動ローラ軸101が速やかに減速できるようにブレーキ機構102が設けられている。このブレーキ機構102は、圧縮コイルばね103を使用して摩擦部材104を駆動ローラ軸101を支承するローラ軸支承部105に押し当てることによって制動力を得ている。
本発明の第3の態様によれば、被記録材の搬送を案内する既存の案内部材を固定部材として利用しているから、部品の有効利用が図れ、部品点数の減少によって製品コストの削減に寄与し得る。
本発明の第4の態様によれば、2本の連結要素と移動量規制スリーブと固定部材とがあたかも平行リンク機構のように機能するから、2本の連結要素の撓み変形によって、移動量規制スリーブは傾くことなく水平姿勢を維持した状態で所定量円滑に移動し得るようになる。
本発明の第5の態様によれば、ブレーキ機構の所望の制動作用に何ら影響を及ぼすことのないよう、移動量規制スリーブの移動を許容すると共に、急激な移動量規制スリーブの移動を防止することで周辺部材への衝撃力の伝搬を回避することができる。
尚、ここで説明するインクジェットプリンタ100は、図1に示すように液体噴射装置本体の一例である記録装置本体としてのプリンタ本体3の上面前方寄りに上面カバー4、前面上部右隅部に操作ボタン6、前面上部にディスクトレイカバー7、前面下部に排出用スタッカ50、上面後方寄りに自動給送装置2を備えたインクジェットプリンタである。
次に、このようなインクジェットプリンタ100に対して設けられる本願発明に係る駆動ローラ軸の移動量規制装置1について説明する。
本願発明に係る駆動ローラ軸の移動量規制装置1及び該駆動ローラ軸の移動量規制装置1を備えた記録装置100等は、以上述べたような構成を基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行なうことも勿論可能である。例えば、本発明の移動量規制装置1の適用対象となる駆動ローラ軸30は、前述の実施例のように搬送用駆動ローラ19a用の駆動ローラ軸に限らず、例えば排出用駆動ローラ20a用の駆動ローラ軸等、他の駆動ローラ軸とすることも可能である。また、固定部材としても、前述の実施例のように案内部材34を適用する他、プリンタ本体3に対して固定状態で設けられている種々の部材、例えばローラ軸支承部31や側部フレーム36等を利用することも可能である。
3 プリンタ本体(記録装置本体)、4 上面カバー、5 給送用トレイ、
6 操作ボタン、7 ディスクトレイカバー、9 給送用トレイカバー、
10 キャリッジ、12 キャリッジガイド軸、13 記録ヘッド、
14 給送用ローラ、15A 固定エッジガイド、15B 可動エッジガイド、
16 ホッパ、17 回転軸(給送用ローラの)、
18 ローラホルダ(搬送用従動ローラ用の)、18c 補助押えローラ、
19 搬送用ローラ、19a 搬送用駆動ローラ、19b 搬送用従動ローラ、
20 排出用ローラ、20a 排出用駆動ローラ、20b 排出用従動ローラ、
22 排出用補助ローラ、22a 排出用補助駆動ローラ、
22b 排出用補助従動ローラ、26 記録ポジション、28 プラテン、
30 駆動ローラ軸、31 ローラ軸支承部、32 移動規制部材、
33 移動量規制スリーブ、34 案内部材(固定部材)、35 弾性連結片、
36 側部フレーム、37 伝達ギヤ、38 ブレーキ機構、39 支承部側摩擦部材、40 規制部材側摩擦部材、41 圧縮コイルばね、42 連結要素、
50 排出用スタッカ、51 載置面、100 インクジェットプリンタ(記録装置)、
P 用紙(被記録材)、X 主走査方向、Y 副走査方向、PG プラテンギャップ、
S 移動可能空間、L 長さ、B 距離
Claims (7)
- 駆動ローラ軸の軸方向の移動量を所定の範囲内に保つように規制する駆動ローラ軸の移動量規制装置であって、
記録装置本体に対して固定状態で設けられるローラ軸支承部と、
該ローラ軸支承部によって軸周りに回転可能で軸方向に移動可能な状態で支承されている駆動ローラ軸に対して一体に移動し得るように取り付けられる移動規制部材と、
前記駆動ローラ軸に対して一定の間隙を有するように外嵌めされると共に、前記ローラ軸支承部と移動規制部材との間に移動可能空間を形成した状態で設けられる移動量規制スリーブと、
記録装置本体に対して固定状態で設けられる固定部材と、
該固定部材に対して前記移動量規制スリーブを軸方向に移動可能な状態で連結する弾性連結片と、を備えていることを特徴とする駆動ローラ軸の移動量規制装置。 - 請求項1において、前記駆動ローラ軸はホッパと給送用ローラとの挟圧送り作用によって給送された被記録材を記録ヘッドとプラテンとが対向している記録ポジションに導く搬送用ローラにおける搬送用駆動ローラ用の駆動ローラ軸であることを特徴とする駆動ローラ軸の移動量規制装置。
- 請求項1または2において、前記固定部材は駆動ローラ軸に取り付けられる駆動ローラと該駆動ローラに対して圧接される従動ローラとの間に被記録材を導くように案内する案内部材であることを特徴とする駆動ローラ軸の移動量規制装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項において、前記弾性連結片は所定の間隔を隔てて平行に設けられる2本の連結要素によって構成されていることを特徴とする駆動ローラ軸の移動量規制装置。
- 請求項1〜4のいずれか1項において、前記ローラ軸支承部と移動規制部材とによって挟まれた空間にはローラ軸支承部側から支承部側摩擦部材、圧縮コイルばね及び規制部材側摩擦部材が配置された駆動ローラ軸を速やかに減速させるためのブレーキ機構が設けられており、前記移動可能空間は駆動ローラ軸の速やかな減速を可能にする前期圧縮コイルばねの自由な圧縮変形を許容すると共に、該圧縮コイルばねが完全に縮み切る前の段階で前記移動量規制スリーブの端面がローラ軸支承部ないし移動規制部材に、あるいは支承部側摩擦部材ないし規制部材側摩擦部材に当接するような寸法に設定されていることを特徴とする駆動ローラ軸の移動量規制装置。
- モータからの駆動力を受けて軸周りに回転可能で軸方向に移動可能な状態で設けられる駆動ローラ軸と、該駆動ローラ軸の軸方向の移動量を所定の範囲内に保つように規制する駆動ローラ軸の移動量規制装置とを備えた記録装置であって、
前記駆動ローラ軸の移動量規制装置として請求項1〜5のいずれか1項に記載した駆動ローラ軸の移動量規制装置を適用したことを特徴とする記録装置。 - モータからの駆動力を受けて軸周りに回転可能で軸方向に移動可能な状態で設けられる駆動ローラ軸と、該駆動ローラ軸の軸方向の移動量を所定の範囲内に保つように規制する駆動ローラ軸の移動量規制装置とを備えた液体噴射装置であって、
前記駆動ローラ軸の移動量規制装置は液体噴射装置本体に対して固定状態で設けられるローラ軸支承部と、該ローラ軸支承部によって軸周りに回転可能で軸方向に移動可能な状態で支承されている駆動ローラ軸に対して一体に移動し得るように取り付けられる移動規制部材と、前記駆動ローラ軸に対して一定の間隙を有するように外嵌めされると共に、前記ローラ軸支承部と移動規制部材との間に移動可能空間を形成した状態で設けられる移動量規制スリーブと、液体噴射装置本体に対して固定状態で設けられる固定部材と、該固定部材に対して前記移動量規制スリーブを軸方向に移動可能な状態で連結する弾性連結片とを備えていることを特徴とする液体噴射装置。
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JP2005093828A JP4475412B2 (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 駆動ローラ軸の移動量規制装置 |
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JP2012086920A (ja) * | 2010-10-18 | 2012-05-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 搬送経路切り替え装置 |
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