JP2006271852A - 洗面化粧台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 洗面化粧台周りの動作の邪魔にならず洗面化粧台における空間を有効利用した物干し具を備えた洗面化粧台を提供することを課題とする。
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明は洗面台と前記洗面台の上方かつ奥側に配置された化粧鏡と、前記化粧鏡の上方に配置された収納棚と、保持部を有する物干し具とを備え、前記収納棚前面は前記化粧鏡前面より手前側に配置され、前記保持部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記収納棚の下端縁より下方に配置されることを特徴とする洗面化粧台を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は物干し具を備えた洗面化粧台に関するものである。
従来の洗面化粧台は鏡の前面に折り畳み可能なタオル掛けを設けたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような場合、タオル掛け使用時には鏡の前面にタオル掛けバーが配置されるため、衣服やバスタオルを干した場合には水栓および洗面器に触れてしまい大きな洗濯物を干すには不具合があった。また、使用者が鏡を見る際に使用者と鏡の間にタオル掛けが配置されるため鏡を見る際にはタオル掛けを折り畳む必要があり面倒であるという問題点があった。また、洗濯物を干した際に洗濯物が鏡に当たらない位置に持ってくるには物干しを長くする必要があり、強度の問題点があった。
また、キャビネットの上部に引き出し自在のハンガーを設けたものが開示されている(例えば、特許文献2参照)。しかし、このような場合、物干しバーに洗濯物を干すとキャビネット前面の扉に濡れた洗濯物が触れてしまうためハンガーを長く引き出す必要があり、強度を強くする必要があった。更に、ハンガーに洗濯物を干している際にはキャビネット前面扉の開閉の邪魔になるという問題点があった。
特開2000−107053号公報 特開平9−149826号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、洗面化粧台周りの動作の邪魔にならず、空間を有効利用した物干し具を備えた洗面化粧台を提供することである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、洗面台と前記洗面台の上方かつ奥側に配置された化粧鏡と、前記化粧鏡の上方に配置された収納棚と、保持部を有する物干し具とを備え、前記収納棚前面は前記化粧鏡前面より手前側に配置され、前記保持部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記収納棚の下端縁より下方に配置されることを特徴とする洗面化粧台により、洗面台と化粧鏡と収納棚とで形成される凹空間を有効利用して洗濯物を干すことができる。
更に、保持部が化粧鏡より上方かつ前記収納棚より下方にあることで、洗濯物を干した際に化粧台に洗濯物が触れにくくなる。また、使用者が鏡を見る際に物干しが邪魔にならないため使い勝手がよい。
また、請求項2記載の発明によれば、前記洗面台の上部に洗面器を有し、前記保持部は前記洗面器前縁より奥側に配置されることを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台により、洗濯物をかける保持部が洗面器より奥側に配置されるため、洗面器内に洗濯物からの水が着水し、周りの床が水濡れしにくくなる。
また請求項3記載の発明によれば、前記物干し具を固定する固定部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記化粧鏡前面と収納棚前面との間に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の洗面化粧台により、凹空間を有効利用して化粧鏡より手前側に物干し具の固定部を配置するため、固定部と保持部との距離が短くても洗濯物が化粧鏡に触れない位置に保持部を配置することが可能となる。また、固定部と保持部との距離が短くても化粧鏡に触れないため、強度を強く保つことができる。
また、請求項4記載の発明によれば、前記洗面台より上方かつ前記化粧鏡上端縁より下方に前記洗面台手前方向に移動可能な移動扉を備えたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の洗面化粧台により、保持部が化粧鏡より上方に配置されているため、収納部や扉を洗面台手前方向に移動させる動作において保持部が邪魔にならない。
また、請求項5記載の発明によれば、前記化粧鏡は主鏡と、前記主鏡の左右に配置された袖鏡とを有する三面鏡であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の洗面化粧台により、保持部が化粧鏡より上方に配置されているため、左右の袖鏡を開閉させて三面鏡として使用する際に保持部が邪魔にならない。
また、請求項6記載の発明によれば、前記保持部を前記洗面台手前方向に引き出し可能にする移動手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5記載の洗面化粧台により、洗濯物をかける時のみ物干し具を引き出すことができ、洗濯物をかけない時には邪魔にならない位置に物干し具を収納することができる。
また、請求項7記載の発明によれば、前記移動手段は、前記収納棚下部に固定された内部が中空の中空棒と、前記中空棒内を摺動可能な摺動棒とを備え、前記中空棒内を摺動することで前記摺動棒に固定された前記保持部が引き出し可能となることを特徴とする請求項6記載の洗面化粧台により、洗濯物をかけない時には物干し具を収縮させコンパクトに収納し、洗濯物をかける時には長く引き出すことが可能となる。
また、請求項8記載の発明によれば、前記中空棒の奥側には隙間を介して照明が配置され、前記中空棒は両端が開放され、前記摺動棒は前記中空棒より長く形成され、前記摺動棒が奥側に収納された状態で前記中空棒と前記照明との隙間を埋めるように突出した状態になることを特徴とする洗面化粧台により、洗面化粧台の限られたスペースにおいて、収納棚の下部に照明と物干し具を配置しても、摺動棒を引き出すことで中空棒と照明との間の隙間を利用して照明のメンテナンスが容易にできる。
本発明によれば、洗面化粧台周りの動作の邪魔にならず、空間を有効利用した物干し具を備えた洗面化粧台を提供することを可能とした。
本発明の第一の実施例を説明する。
本発明による洗面化粧台1は、図1に示すように、洗面台2と、洗面台2の上部に配置された洗面器3と、洗面台2の前面に開閉可能に設けられた洗面台前扉4と、洗面台2と洗面器3の奥側かつ上方に配置された化粧鏡5と、化粧鏡5の左右に配置された収納部6と収納部6の前面を覆う開閉可能な収納扉7と、化粧鏡5の上方かつ手前側に開閉可能な収納棚前扉9を有する収納棚8と、化粧鏡5と収納棚8との間に配置された照明11と、収納棚8下部に固定され、化粧鏡5より上方かつ収納棚8より下方に洗濯物21をかける保持部50を有するコ字状の物干し具10を備えている。
尚、収納棚8前面は洗面台2前面より奥側かつ化粧鏡5前面より手前側に配置される。
使用者は化粧鏡5を見る際、保持部50が化粧鏡5の上方に配置されており、使用者と鏡5との間に保持部50が介在しないため邪魔にならない。このため、使用者は、物干し具10が邪魔にならずに化粧鏡5を不快なく使用することができる。
また、収納棚8底面より下方に物干し具10の保持部50が配置されるため、収納棚前扉9の開閉動作を行う際に収納棚前扉9が物干し具10に当たることがない。
また、好ましくは保持部50、固定部51は、垂直方向で照明11の略中心部より上方に配置されると、照明11と使用者との間に保持部50および固定部51が介在しないため、化粧鏡5を見る際に使用者の顔に影ができないため使用者は物干し具10を不快に感じない。
また、図2に示すように、洗濯物21を保持部50にかけた状態において、保持部50は化粧鏡5の上方に配置されているため、大きな洗濯物21を干した場合であっても洗面器3および水栓22に触れにくい位置に洗濯物21は配置されるため使い勝手が良い。
また、垂直方向高さで水栓より上方に洗濯物21が配置されるため使用者は洗濯物21を干している状態であっても水栓22を使用することが出来る。
また、物干し具10の保持部50を洗面器3前縁より奥側に配置すると、洗濯物21は洗面器3の上方にあり、洗面器3内に洗濯物21から落ちる水は着水し、周りの床が水濡れしにくくなる。また、物干し具10の保持部50が洗面器3から突出した位置にならないため使用者が洗面化粧台1の前を通る際に物干し具10が邪魔にならない。
また、化粧鏡5の前方に洗濯物21を干す場合、洗濯物21が化粧鏡5に当たらないようにするため、保持部50と化粧鏡5との距離を長く取る必要がある。しかし、保持部50までの距離を長くすると強度が弱くなるという問題点がある。本発明の構成によれば、洗面台2上面と、洗面台2の上方かつ奥側に配置された化粧鏡5の前面と、化粧鏡5の上方且つ手前側に前面を有する収納棚8底面とで形成される凹空間を利用して収納棚8の下部に物干し具10を固定している。そのため、化粧鏡5より手前側の収納棚8下部に固定部51を配置することで、固定部51と化粧鏡5との距離を稼ぐことができる。このため保持部50と固定部51との距離が短くても、洗濯物21が化粧鏡5に触れない位置に保持部50を配置することが可能になるとともに、保持部50と固定部51との距離が短くなるため強度を強くすることができる。尚、保持部50と固定部51との距離とはコ字状の横方向の長さである。
尚、本実施例では固定部51を収納棚8の下部に取り付けたが収納棚8側部または収納棚8側壁に設けても良い。つまり、保持部50が収納棚8の下方かつ化粧鏡5の上方に配置され、固定部51が化粧鏡5前面と収納棚8前面との間かつ化粧鏡5より上方に配置されていれば、凹空間を有効に利用することができる。
また、図1に示すように保持部50が化粧鏡5の上方に配置されるため、化粧鏡5の左右に配置された収納扉7の開閉動作の邪魔にならない。このため使用者は収納扉7を開いて、その奥側の収納部6内に収納されている収納物の取り出し、および収納が出来る。収納部6は使用者にとって、収納物の取り出しが容易な位置にあるため、歯ブラシや歯磨き粉、髭剃り、洗顔用品、コップなど日常において使用頻度の高い物を収納していることが多い。そのため、頻繁に収納扉7の開閉動作を伴う。本発明の構成では、保持部50の下方に収納扉7が配置されているため、物干し具10が邪魔にならずに収納扉7の開閉動作を行うことができるため使い勝手が良い。
尚、収納部6を覆う収納扉7は開閉式によるものだけでなく、洗面器3手前方向に引き出し可能なスライド式のものであっても良い。
更に、収納扉7の前面に鏡を取り付けて三面鏡として使用しても良い。この場合、化粧鏡5が主鏡、収納扉7前面の鏡が袖鏡としての役割を果たす。三面鏡として用いる際には左右の袖鏡を開くことが必要となるが、保持部50が化粧鏡5より上方に配置されているため、袖鏡の開閉動作の邪魔にならないため使用者は不敏なく三面鏡を使用することができる。また、割れ物である鏡に物干し具10が当たることが無いため、鏡が物干し具10に当たって割れる心配が無い。
物干し具10の別の実施形態として、引き出し自在な移動手段を備えたコ字状の物干し具300について説明する。
図3を用いて、上記した引き出し自在な物干し具300について詳細に説明する。図3(a)は物干し具300を収納した状態であり、図3(b)は物干し具300を引き出した状態である。
物干し具300は収納棚8の下部に物干し具300を(図示しない)ビス止めして固定する固定部102を左右に二箇所設け、固定部102は引き出し方向側が開放された半円筒形状の棒状部材であり、固定部102の内部を摺動することで洗面器3手前方向に引き出し可能にする引出し部101と、左右二つの引き出し部101の洗面器3手前側の端部を繋いで横方向に配置された保持部100を備えている。
以上によって物干し具300はコ字状に形成されており、使用者は保持部100に洗濯物21をかけて干すことができる。
尚、固定部102および引き出し部101の断面は円形状であっても多角形状であっても良く、固定部102内を引き出し部101が摺動可能になるように形成されていれば良い。
また、本実施例においては物干し具300をコ字状としたが、物干し具300はL字状であってもロ字状であっても良く、固定部102の数を変更しても良い。つまり、洗濯物21をかける保持部100が正面視で横方向に配置され、洗面器3手前方向に引き出し可能になっていれば良い。更に、保持部100と引き出し部101は一体成形であっても良いし、別体で成形されたものを組み合せたものであっても良い。
次に、図3を用いて物干し具300の収納状態および引き出し状態について説明する。
まず、図3(a)を用いて、物干し具300が収納された状態における洗面化粧台1の使い勝手について説明する。使用者は化粧鏡5を見る際、物干し具300が化粧鏡5の上方に配置されており、使用者と化粧鏡5との間に物干し具300の保持部100が介在しないため邪魔にならない。
また、物干し具300の保持部100が、取っ手12全面部より奥側、より好ましくは収納棚前扉9より奥側かつ収納棚8の底部より下方かつ化粧鏡5より上方に配置されるため、収納棚前扉9の取っ手12を掴んで収納棚8内の収納物の取り出し及び物を収納する際に、物干し具300が邪魔にならずに、収納棚前扉9の開閉を行うことができる。
また、洗面台2と化粧鏡5と収納棚8とで形成される凹空間のデッドスペースに保持部100が配置されるため、美観性が良く使用者は物干し具300を邪魔に感じることなく、他の洗面化粧動作を行うことが出来る。尚、ここで示した凹空間とは、洗面台2上面と、洗面台2の上方かつ奥側に配置された化粧鏡5の前面と、化粧鏡5の上方且つ手前側に前面を有する収納棚8底面とで形成される空間であり、洗面化粧台1ならではの空間スペースである。
次に、図3(b)を用いて、物干し具300が引き出された状態における洗面化粧台1の使い勝手について説明する。使用者は図3(a)の状態から正面視で横方向に配置された保持部100を持って手前方向に引き出すことにより、図3(b)のように保持部100は収納棚8の前面扉9と正面視で平行に突き出した状態となる。保持部100は洗面台2前面より奥側に位置するように引き出し部の引き出し長さは規制されている。
使用者は化粧鏡5を見る際、物干し具300の保持部100が化粧鏡5の上方に配置されており、使用者と鏡5との間に保持部100が介在しないため邪魔にならない。このため、使用者は、物干し具300を引き出した状態であっても化粧鏡5を不快なく使用することができる。
また、収納棚8底面より下方に物干し具300の保持部100が配置されるため、収納棚前扉9の開閉動作を行う際に収納棚前扉9が物干し具300に当たることがない。
次に、図4を用いて、物干し具300を引き出して洗濯物21を干した状態における洗面化粧台1の使い勝手について説明する。洗濯物21を物干し具300の保持部100にかけた状態において、保持部100は化粧鏡5の上方に配置されているため、大きな洗濯物21を干した場合であっても洗面器3および水栓22に触れない位置に洗濯物21は配置されるため使い勝手が良い。
また、垂直方向高さで水栓22より上方に洗濯物21があるため使用者は洗濯物21を干している状態であっても水栓22を使用することが出来る。
更に、物干し具300の保持部100は洗面器3前縁まで移動可能とすることにより、物干し具300を最大に引き出した状態においても、保持部100が洗面器3前縁部までしか引き出せないように規制されているため、引き出した状態であっても、洗濯物21は洗面器3の上方にあり洗面器3内に洗濯物21から落ちる水は着水し、周りの床が水濡れしない。更に、物干し具300の保持部100が洗面器3から突出した位置にならないため使用者が洗面化粧台1の前を通る際に洗濯物300が邪魔にならない。
また、化粧鏡5の前方に洗濯物21を干す場合、洗濯物21が化粧鏡5に当たらないようにするため、保持部100と化粧鏡5との距離を長く取る必要がある。しかし、物干し具300を長くすると強度が弱くなるという問題点がある。本発明の構成によれば、洗面台2上面と、洗面台2の上方かつ奥側に配置された化粧鏡5の前面と、化粧鏡5の上方且つ手前側に前面を有する収納棚8底面とで形成される凹空間を利用して収納棚8の下部に物干し具300を取り付けている。そのため、化粧鏡5より手前側の収納棚8下部に固定部102を配置することで、固定部102と化粧鏡5との距離が稼ぐことができる。このため保持部100を長く引き出さなくても、洗濯物21が化粧鏡5に触れない位置に保持部100を配置することが可能になるとともに、保持部100と固定部102との距離が短くなるため強度を強くすることができ、更に洗濯物を干さない時には邪魔にならないように収納することができる。
また、引き出し可能としたことで、洗濯物21を干している際にも保持部100を引き出すことで収納棚8前面の収納扉の開閉動作の邪魔にならないで済む。このため洗濯物を干している時も、収納棚8から収納物を取り出すことができる。
尚、本実施例では固定部102を収納棚8の下部に取り付けたが、収納棚8側部または収納棚8側壁に設けても良い。つまり、保持部100が収納棚8の下方かつ化粧鏡5の上方に配置され、固定部102が化粧鏡5より手前側かつ化粧鏡5より上方に配置されていれば、凹空間を有効に利用することができる。
物干し具10の別の実施形態として、図5に示すように、移動手段が伸縮可能なものであっても良い。図5(a)は物干し具400を収納した状態の詳細図であり、図5(b)は物干し具400を引き出した状態の詳細図である。
収納棚8下部に固定される固定部102は引き出し方向側が貫通した半円筒形状の棒状部材であり、固定部102内を摺動することで洗面器3手前側方向に引き出し可能にする引出し部102が複数段、伸縮可能に形成されており、その最内側の引き出し方向側の端部に保持部100が接続されている。引き出し部101を複数段伸縮可能にしたことで長く引き出すことが可能となる。
伸縮可能になっているため、不使用時にはコンパクトに収納することができ、複数段になっているため、固定部102の長さが短くても長く引き出すことが可能となる。
本発明の第二の実施例を説明する。
本実施例による洗面化粧台1は、図6に示すように、洗面台2と、洗面台2の上部に配置された洗面器3と、洗面台2の前面に開閉可能に設けられた洗面台前扉4と、洗面器3の奥側かつ上方に配置された化粧鏡5と、化粧鏡5の上方に配置され前面に収納棚前扉9を有する収納棚8と、収納棚8の下部に洗面器3手前方向に引き出し可能なコ字状に形成された三段式の伸縮可能な物干し具500と物干し具500の奥側(後述する摺動棒202が収納した状態で当たらない位置)かつ化粧鏡5と収納棚8との間に配置された照明11を備えている。ここで、化粧鏡の奥側には収納部があり、化粧鏡5は片側の端部を軸として開閉自在である。
尚、図6において上記した実施例1と同番号で示しているものは実施例1と同じ構成であり同様の効果を成し得る。
次に、図6および図7を用いて本実施例における伸縮自在な物干し具500について詳細に説明する。図6に示すように、物干し具500を(図示しない)ビスを用いて収納棚8の下部に固定する固定部193を2箇所設け、固定部193内を摺動することで伸縮し、洗面器3手前方向に引き出し可能な引き出し部192と、引き出し部192の洗面器3手前方向の端部を繋ぐ保持部191とを備えている。以上の構成により物干し具500はコ字状に形成される。ここで、固定部193と照明11との間には照明カバーを取り外しできる程度の隙間を空けておくこととする。
尚、本実施例においては物干し具500をコ字状としたが、物干し具500はL字状であってもロ字状であっても良く、固定部193の数を変更しても良い。つまり、洗濯物21をかける保持部191が横方向に配置され、洗面器3手前側に引き出し可能になっていれば良い。更に、保持部191と引き出し部192は一体成形であっても良いし、別体で成形されたものを組み合せたものであっても良い。
図6をさらに詳しく説明する。図7(a)は物干し具500を収納した状態、図7(b)は物干し具500を引き出した状態を示す詳細図である。図7に示すように、固定部193は両端が開放した中空棒203で形成されており、中空棒203内を引き出し部192が摺動可能となっている。引き出し部192は引き出し方向とは逆側の端部が塞がれている筒形状の第一摺動棒202で形成されており、第一摺動棒202は中空棒203より長く形成されている。この際、第一摺動棒202は中空棒203の引き出し方向とは逆の端部から突出した位置まで移動可能であり、照明11と当たらないようににストッパーを備えて、第一摺動棒202と照明11が当たらないように規制している。更に、第一摺動棒内202を摺動可能な第二摺動棒204を備え、第二摺動棒204は第一摺動棒202内の奥側の端部が塞がれていることで、第一摺動棒202の奥側の端部から突出しないように規制されている。また、第二摺動棒204の引き出し方向側の端部は洗濯物21をかける保持部201が横方向に接続されている。
本実施例による洗面化粧台1によって、収納棚8の下部に伸縮自在な物干し具500を備え、物干し具500の奥側に照明11を配置した場合であっても、物干し具500の使用時は第一摺動棒202が中空棒203の両端を貫通して照明11と中空棒203との間の隙間を埋めるように中空棒203より長く形成されているため、洗面器3手前方向に長く引き出すことができる。また、照明11のカバーを取り替える際には、物干し具500を引き出した状態にすれば、中空棒203と照明11との間には照明カバーを取り外せる隙間を第一摺動棒202が埋めていないため、物干し具500を取り外さなくても照明11のメンテナンスが可能となる。本構成によると、収納棚8下部の限られたデッドスペースを有効に利用することができる。照明11のメンテナンスを行う際には中空棒203と照明11との間に隙間を第一摺動棒202が埋めないようにし、照明11のメンテナンスを行わない際には、収納時は摺動棒202が中空棒203の奥側の端部から突出した状態となり、照明11と中空棒203との間の隙間を埋めるように配置され、物干し具500の引出し時には突出した分だけ保持部201を長く引き出すことが可能となる。
本実施例においては、中空棒203と第一摺動棒202と第二摺動棒204から成る三段伸縮可能な物干し具500を示したが、複数段であれば何段であってもよく、保持部201をより長く引き出すことができる。。
また、中空棒203は両端が貫通された複数の棒状部材が伸縮自在に重なり合い、その最内側に配置された中空棒203の内側を第一摺動棒202が摺動できれば何段式であっても良く、第一摺動棒202が奥側に突出した状態で照明11とぶつからない位置に規制されていれば良い。
本発明実施例1の洗面化粧台の外観斜視図 本発明実施例1の洗濯物を干した状態を示す図 移動手段を備えた物干し具の拡大図 移動手段を備えた物干し具に洗濯物を干した状態を示す図 移動手段を備えた物干し具における別の実施形態の詳細図 本発明実施例2の洗面化粧台の外観斜視図 本発明実施例2における物干し具の詳細図
符号の説明
1…洗面化粧台
2…洗面台
3…洗面器
4…洗面台前扉
5…化粧鏡
6…収納部
7…収納扉
8…収納棚
9…収納棚前扉
10、300、400、500…物干し具
11…照明
12…取っ手
21…洗濯物
22…水栓
50、100、191、201…保持部
51、102、193…固定部
101、192…引出し部
202…第一摺動棒
203…中空棒
204…第二摺動棒

Claims (8)

  1. 洗面台と前記洗面台の上方かつ奥側に配置された化粧鏡と、前記化粧鏡の上方に配置された収納棚と、保持部を有する物干し具とを備え、前記収納棚前面は前記化粧鏡前面より手前側に配置され、前記保持部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記収納棚の下端縁より下方に配置されることを特徴とする洗面化粧台。
  2. 前記洗面台の上部に洗面器を有し、前記保持部は前記洗面器前縁より奥側に配置されることを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。
  3. 前記物干し具を固定する固定部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記化粧鏡前面と前記収納棚前面との間に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の洗面化粧台。
  4. 前記洗面台より上方かつ前記化粧鏡上端縁より下方に前記洗面台手前方向に移動可能な移動扉を備えたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の洗面化粧台。
  5. 前記化粧鏡は主鏡と前記主鏡の左右に配置された袖鏡とを有する三面鏡であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の洗面化粧台。
  6. 前記保持部を前記洗面台手前方向に引き出し可能にする移動手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の洗面化粧台。
  7. 前記移動手段は、前記収納棚下部に固定された内部が中空の中空棒と、前記中空棒内を摺動可能な摺動棒とを備え、前記中空棒内を摺動することで前記摺動棒に固定された前記保持部が引き出し可能となることを特徴とする請求項6記載の洗面化粧台。
  8. 前記中空棒の奥側には隙間を介して照明が配置され、前記中空棒は両端が開放され、
    前記摺動棒は前記中空棒より長く形成され、前記摺動棒が収納された状態において前記中空棒と前記照明との隙間を埋めるように突出した状態になることを特徴とする請求項7記載の洗面化粧台。

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