JP2006271852A - 洗面化粧台 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 上記課題を解決するために、本発明は洗面台と前記洗面台の上方かつ奥側に配置された化粧鏡と、前記化粧鏡の上方に配置された収納棚と、保持部を有する物干し具とを備え、前記収納棚前面は前記化粧鏡前面より手前側に配置され、前記保持部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記収納棚の下端縁より下方に配置されることを特徴とする洗面化粧台を提供する。
【選択図】 図1
Description
更に、保持部が化粧鏡より上方かつ前記収納棚より下方にあることで、洗濯物を干した際に化粧台に洗濯物が触れにくくなる。また、使用者が鏡を見る際に物干しが邪魔にならないため使い勝手がよい。
尚、収納棚8前面は洗面台2前面より奥側かつ化粧鏡5前面より手前側に配置される。
また、収納棚8底面より下方に物干し具10の保持部50が配置されるため、収納棚前扉9の開閉動作を行う際に収納棚前扉9が物干し具10に当たることがない。
また、好ましくは保持部50、固定部51は、垂直方向で照明11の略中心部より上方に配置されると、照明11と使用者との間に保持部50および固定部51が介在しないため、化粧鏡5を見る際に使用者の顔に影ができないため使用者は物干し具10を不快に感じない。
また、垂直方向高さで水栓より上方に洗濯物21が配置されるため使用者は洗濯物21を干している状態であっても水栓22を使用することが出来る。
尚、本実施例では固定部51を収納棚8の下部に取り付けたが収納棚8側部または収納棚8側壁に設けても良い。つまり、保持部50が収納棚8の下方かつ化粧鏡5の上方に配置され、固定部51が化粧鏡5前面と収納棚8前面との間かつ化粧鏡5より上方に配置されていれば、凹空間を有効に利用することができる。
物干し具300は収納棚8の下部に物干し具300を(図示しない)ビス止めして固定する固定部102を左右に二箇所設け、固定部102は引き出し方向側が開放された半円筒形状の棒状部材であり、固定部102の内部を摺動することで洗面器3手前方向に引き出し可能にする引出し部101と、左右二つの引き出し部101の洗面器3手前側の端部を繋いで横方向に配置された保持部100を備えている。
以上によって物干し具300はコ字状に形成されており、使用者は保持部100に洗濯物21をかけて干すことができる。
また、本実施例においては物干し具300をコ字状としたが、物干し具300はL字状であってもロ字状であっても良く、固定部102の数を変更しても良い。つまり、洗濯物21をかける保持部100が正面視で横方向に配置され、洗面器3手前方向に引き出し可能になっていれば良い。更に、保持部100と引き出し部101は一体成形であっても良いし、別体で成形されたものを組み合せたものであっても良い。
また、物干し具300の保持部100が、取っ手12全面部より奥側、より好ましくは収納棚前扉9より奥側かつ収納棚8の底部より下方かつ化粧鏡5より上方に配置されるため、収納棚前扉9の取っ手12を掴んで収納棚8内の収納物の取り出し及び物を収納する際に、物干し具300が邪魔にならずに、収納棚前扉9の開閉を行うことができる。
また、洗面台2と化粧鏡5と収納棚8とで形成される凹空間のデッドスペースに保持部100が配置されるため、美観性が良く使用者は物干し具300を邪魔に感じることなく、他の洗面化粧動作を行うことが出来る。尚、ここで示した凹空間とは、洗面台2上面と、洗面台2の上方かつ奥側に配置された化粧鏡5の前面と、化粧鏡5の上方且つ手前側に前面を有する収納棚8底面とで形成される空間であり、洗面化粧台1ならではの空間スペースである。
使用者は化粧鏡5を見る際、物干し具300の保持部100が化粧鏡5の上方に配置されており、使用者と鏡5との間に保持部100が介在しないため邪魔にならない。このため、使用者は、物干し具300を引き出した状態であっても化粧鏡5を不快なく使用することができる。
また、収納棚8底面より下方に物干し具300の保持部100が配置されるため、収納棚前扉9の開閉動作を行う際に収納棚前扉9が物干し具300に当たることがない。
また、垂直方向高さで水栓22より上方に洗濯物21があるため使用者は洗濯物21を干している状態であっても水栓22を使用することが出来る。
更に、物干し具300の保持部100は洗面器3前縁まで移動可能とすることにより、物干し具300を最大に引き出した状態においても、保持部100が洗面器3前縁部までしか引き出せないように規制されているため、引き出した状態であっても、洗濯物21は洗面器3の上方にあり洗面器3内に洗濯物21から落ちる水は着水し、周りの床が水濡れしない。更に、物干し具300の保持部100が洗面器3から突出した位置にならないため使用者が洗面化粧台1の前を通る際に洗濯物300が邪魔にならない。
また、引き出し可能としたことで、洗濯物21を干している際にも保持部100を引き出すことで収納棚8前面の収納扉の開閉動作の邪魔にならないで済む。このため洗濯物を干している時も、収納棚8から収納物を取り出すことができる。
尚、本実施例では固定部102を収納棚8の下部に取り付けたが、収納棚8側部または収納棚8側壁に設けても良い。つまり、保持部100が収納棚8の下方かつ化粧鏡5の上方に配置され、固定部102が化粧鏡5より手前側かつ化粧鏡5より上方に配置されていれば、凹空間を有効に利用することができる。
収納棚8下部に固定される固定部102は引き出し方向側が貫通した半円筒形状の棒状部材であり、固定部102内を摺動することで洗面器3手前側方向に引き出し可能にする引出し部102が複数段、伸縮可能に形成されており、その最内側の引き出し方向側の端部に保持部100が接続されている。引き出し部101を複数段伸縮可能にしたことで長く引き出すことが可能となる。
伸縮可能になっているため、不使用時にはコンパクトに収納することができ、複数段になっているため、固定部102の長さが短くても長く引き出すことが可能となる。
尚、図6において上記した実施例1と同番号で示しているものは実施例1と同じ構成であり同様の効果を成し得る。
尚、本実施例においては物干し具500をコ字状としたが、物干し具500はL字状であってもロ字状であっても良く、固定部193の数を変更しても良い。つまり、洗濯物21をかける保持部191が横方向に配置され、洗面器3手前側に引き出し可能になっていれば良い。更に、保持部191と引き出し部192は一体成形であっても良いし、別体で成形されたものを組み合せたものであっても良い。
また、中空棒203は両端が貫通された複数の棒状部材が伸縮自在に重なり合い、その最内側に配置された中空棒203の内側を第一摺動棒202が摺動できれば何段式であっても良く、第一摺動棒202が奥側に突出した状態で照明11とぶつからない位置に規制されていれば良い。
2…洗面台
3…洗面器
4…洗面台前扉
5…化粧鏡
6…収納部
7…収納扉
8…収納棚
9…収納棚前扉
10、300、400、500…物干し具
11…照明
12…取っ手
21…洗濯物
22…水栓
50、100、191、201…保持部
51、102、193…固定部
101、192…引出し部
202…第一摺動棒
203…中空棒
204…第二摺動棒
Claims (8)
- 洗面台と前記洗面台の上方かつ奥側に配置された化粧鏡と、前記化粧鏡の上方に配置された収納棚と、保持部を有する物干し具とを備え、前記収納棚前面は前記化粧鏡前面より手前側に配置され、前記保持部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記収納棚の下端縁より下方に配置されることを特徴とする洗面化粧台。
- 前記洗面台の上部に洗面器を有し、前記保持部は前記洗面器前縁より奥側に配置されることを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。
- 前記物干し具を固定する固定部は前記化粧鏡の上端縁より上方かつ前記化粧鏡前面と前記収納棚前面との間に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の洗面化粧台。
- 前記洗面台より上方かつ前記化粧鏡上端縁より下方に前記洗面台手前方向に移動可能な移動扉を備えたことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の洗面化粧台。
- 前記化粧鏡は主鏡と前記主鏡の左右に配置された袖鏡とを有する三面鏡であることを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の洗面化粧台。
- 前記保持部を前記洗面台手前方向に引き出し可能にする移動手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5いずれかに記載の洗面化粧台。
- 前記移動手段は、前記収納棚下部に固定された内部が中空の中空棒と、前記中空棒内を摺動可能な摺動棒とを備え、前記中空棒内を摺動することで前記摺動棒に固定された前記保持部が引き出し可能となることを特徴とする請求項6記載の洗面化粧台。
- 前記中空棒の奥側には隙間を介して照明が配置され、前記中空棒は両端が開放され、
前記摺動棒は前記中空棒より長く形成され、前記摺動棒が収納された状態において前記中空棒と前記照明との隙間を埋めるように突出した状態になることを特徴とする請求項7記載の洗面化粧台。
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