JP2006271025A - 電柱用支線バンド - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐荷重性の有る電柱用支線バンドを提供する。
【解決手段】 尾端側を直接又は間接的に互いに接続した一対のバンド片１，１を、電柱Ｄに巻回する主体部片１０と該主体部片１０の基端側に連設した緊締受部片５とで構成し、該バンド片１の、互いに相対する前記緊締受部片５，５間に緊締ボルト７をわたして電柱Ｄに締付け、しかも、緊締ボルト７に支線１３の上端を接続するようにする。そして、前記バンド片１の、前記主体部片１０の両側に補強部片１１を相対するようにして設け、該補強部片１１の前記電柱の周側面との接触縁１１ａ´にリブ１２を設ける。
【選択図】図１
【解決手段】 尾端側を直接又は間接的に互いに接続した一対のバンド片１，１を、電柱Ｄに巻回する主体部片１０と該主体部片１０の基端側に連設した緊締受部片５とで構成し、該バンド片１の、互いに相対する前記緊締受部片５，５間に緊締ボルト７をわたして電柱Ｄに締付け、しかも、緊締ボルト７に支線１３の上端を接続するようにする。そして、前記バンド片１の、前記主体部片１０の両側に補強部片１１を相対するようにして設け、該補強部片１１の前記電柱の周側面との接触縁１１ａ´にリブ１２を設ける。
【選択図】図１
Description
本発明は、一方側にのみ風圧力等に因る電線張力がかかる引留柱や左右の柱間差等の不均衡な荷重が負荷する通し柱の倒伏を防ぐためにこれら電柱に上端を接続して用いる支線の、上端を前記電柱に取付けるために用いる支線バンドに関するものである。
概し、尾端側を補助バンド片に重合して接続ボルトで接続した一対のバンド片の先端側に設けた緊締受片に緊締ボルトをわたして電柱に締付け、概緊締ボルトに、概し、シンブルを用いて支線の上端を接続するようにした構造のものがある（所謂三片式のものであるが、補助バンド片を省略した二片式のものもある）。
前記の支線は直立する電柱に対し斜め方向に荷重を負荷し、このためバンド片のずり下がり方向の荷重に対する抵抗を大きくし、かつ、該抵抗に耐え得るだけの強度をバンド片に施す必要があるが、本発明はその解決策の一つとして提案するものである。
尾端側を直接又は間接的に互いに接続した一対のバンド片を、電柱に巻回する主体部片と該主体部片の基端側に連設した緊締受部片とで構成し、該バンド片の、互いに相対する前記緊締受部片間に緊締ボルトをわたして電柱に締付け、しかも、緊締ボルトに支線の上端を接続するようにした電柱用支線バンドにおいて、前記バンド片の、前記主体部片の両側に補強部片を相対するようにして設け、該補強部片の前記電柱の周側面との接触縁にリブを設けた構成としたものである。
本発明によれば、支線の荷重が負荷する部分側の主体部片の基部側が、上下に位置することになる補強部片（２条の）によって電柱面に接触するから前記荷重に対する抵抗が大きくなってずり下がり方向の荷重に可及的に耐えることができ、また、当該部分の接触縁にリブが設けてあるので、前記荷重によって生じる補強部片に対する折り曲げ方向の外力対しても耐えられ、総じて支線に因る張力にも耐え得る電柱用支線バンドを提供できる。
図面は本発明に係る電柱用支線バンドの一実施例を示し、図１は一部欠截平面図、図２は一部拡大正面図である。
実施例の電柱用支線バンドＡは、一対のバンド片１，１の尾端側に列設した透孔の適宜のものを、補助バンド片２の両端部に列設した透孔の適宜のものと一致させ、これらに接続ボルト３を貫通させて、該接続ボルト３に接続ナット４を螺合して、前記一対のバンド片１，１を前記補助バンド片２を介して互いに接続する一方、バンド片１，１の基端側に電柱Ｄの外方向にして突設して相対する緊締受部片５，５に設けた貫通孔６に緊締ボルト７を貫通させて前記緊締受部片５，５間にわたし、一方の貫通孔６より突出する該緊締ボルト７の先端に緊締ナット８を螺合して締付けて電柱Ｄに巻回したものである。
前記バンド片１は、電柱Ｄの周面の円弧形と同様の円弧状の主体部片１０の基端側を、電柱Ｄより突出する方向（電柱Ｄの外方向）に屈曲して前記緊締受部片５を設けると共に、前記主体部片１０からこの緊締受部片５にかけて、該部片１０，５の板厚方向に対して交叉する方向にして補強部片１１を設けて構成したものである。
補強部片１１は、主体部片１０の基部の相対する両側から緊締受部片５の周端に連続的に屈曲して（搾り加工して）主体部片１０乃至緊締受部片５に対していわば起立状に配したもので、主体部片１０の基部側の補強部片部分１１ａ，１１ａの、主体部片１０の内面（片面）１０´から連続する端縁を主体部片１０の前記円弧形に平面視ほぼ連続する円弧状の接触（圧接）縁１１ａ´とし、この接触縁１１ａ´を構成する前記補強部片部分１１ａには電柱Ｄ周面と交叉するリブ１２を設けて、該部分１１ａを凹凸状にしたものである。
しかして、補助バンド片２を介して互いに接続したバンド片１，１の緊締受部片５に設けた貫通孔６に貫通させて緊締ボルト７をバンド片１，１（緊締受片５）に組付ける際、該ボルト７を貫通させるようにしてシンブル９を組付け、このシンブル９に支線１３を接続して、電柱用支線バンドＡとして供するのである。
なお、実施例は三片式のバンドを示すが、四片式の電柱用支線バンドにも本発明は適用できる。
１ バンド片
５ 緊締受部片
７ 緊締ボルト
１０ 主体部片
１１ 補強部片
１１ａ´ 接触縁
１２ リブ
５ 緊締受部片
７ 緊締ボルト
１０ 主体部片
１１ 補強部片
１１ａ´ 接触縁
１２ リブ
Claims (1)
- 尾端側を直接又は間接的に互いに接続した一対のバンド片を、電柱に巻回する主体部片と該主体部片の基端側に連設した緊締受部片とで構成し、該バンド片の、互いに相対する前記緊締受部片間に緊締ボルトをわたして電柱に締付け、しかも、緊締ボルトに支線の上端を接続するようにした電柱用支線バンドにおいて、前記バンド片の、前記主体部片の両側に補強部片を相対するようにして設け、該補強部片の前記電柱の周側面との接触縁にリブを設けた電柱用支線バンド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005081482A JP2006271025A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 電柱用支線バンド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005081482A JP2006271025A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 電柱用支線バンド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006271025A true JP2006271025A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37206399
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005081482A Pending JP2006271025A (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 電柱用支線バンド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2006271025A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105914688A (zh) * | 2016-06-15 | 2016-08-31 | 国网浙江省电力公司绍兴供电公司 | 一种导线绑扎固定器 |
| JP2019008171A (ja) * | 2017-06-26 | 2019-01-17 | イワブチ株式会社 | 看板取付金具および看板取付方法 |
-
2005
- 2005-03-22 JP JP2005081482A patent/JP2006271025A/ja active Pending
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