JP2006269333A - 燃料電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】発電状態を正確に検出可能な燃料電池を提供する。
【解決手段】MEA13を挟持するアノードセパレータ7、カソードセパレータ8を有する単位セル1を積層した燃料電池1において、単位セル1の電圧を検出する電圧モニターの端子を接続する突起部28、29をカソードセパレータ8に設け、隣接する単位セル1の電圧を検出する場合に、電圧モニターの端子を接続する突起部28、29が単位セル1の積層方向に重ならないように取り付ける。
【選択図】 図3
【解決手段】MEA13を挟持するアノードセパレータ7、カソードセパレータ8を有する単位セル1を積層した燃料電池1において、単位セル1の電圧を検出する電圧モニターの端子を接続する突起部28、29をカソードセパレータ8に設け、隣接する単位セル1の電圧を検出する場合に、電圧モニターの端子を接続する突起部28、29が単位セル1の積層方向に重ならないように取り付ける。
【選択図】 図3
Description
本発明は燃料電池用に関するものであり、特に燃料電池用セパレータに関するものである。
燃料電池システムは、燃料が有する化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する装置であり、電解質膜を挟んで設けられた一対の電極のうちアノードに水素を含有する燃料ガスを供給するとともに、他方のカソードに酸素を含有する酸化剤ガスを供給し、これら一対の電極の電解質膜側表面で生じる下記の電気化学反応を利用して電極から電気エネルギーを取り出すものである。各電極では下記(1)(2)反応が行われる。
アノード:H2→2H++2e-・・・式(1)
カソード:2H++2e-+(1/2)O2→H2O・・・式(2)
アノードに供給する燃料ガスは、水素貯蔵装置から直接供給する方法、例えばガソリンやアルコール、天然ガス等の燃料を改質した水素含有ガスを供給する方法が知られている。水素貯蔵装置としては、高圧ガスタンク、液化水素タンク、水素吸蔵合金タンク等がある。カソードに供給する燃料ガスとしては、一般的に空気が利用されている。
カソード:2H++2e-+(1/2)O2→H2O・・・式(2)
アノードに供給する燃料ガスは、水素貯蔵装置から直接供給する方法、例えばガソリンやアルコール、天然ガス等の燃料を改質した水素含有ガスを供給する方法が知られている。水素貯蔵装置としては、高圧ガスタンク、液化水素タンク、水素吸蔵合金タンク等がある。カソードに供給する燃料ガスとしては、一般的に空気が利用されている。
両極のセパレータとしてグラファイトや樹脂と黒鉛粉末を主成分とした複合材料をプレス成形したカーボン系セパレータを使用していたが、特に移動体への燃料電池の積載を目的とする場合には、小型化とそれに伴う出力密度向上のために、従来のカーボンセパレータを薄型化する試みや、薄型化の容易な金属セパレータの開発が行われている。
薄型を狙ったカーボンセパレータではその厚みが2mm以下、金属セパレータの場合、板厚さは一般的に0.05〜0.5mm程度で使用される場合が多い。
従来、単位セルを多数積層し、隣接する単位セルにセル電圧モニターを接続し、単位セルの電圧を検出するものが特許文献1に記載されている。
特開2004−079192号公報
しかし、上記の発明では、隣接する単位セルのプレートに取り付けた電圧端子が、振動などによって他の導電体に接触して短絡するという問題点があった。
本発明は以上の問題を鑑みて実施されるものであり、極めてピッチの小さいセルの積層体において、燃料電池の発電状態を検出する時の短絡の発生を防止することを目的とする。
本発明では、電解質膜を有する膜電極複合体と、膜電極複合体を挟持するセパレータと、備えた単位セルを積層して構成する燃料電池において、セパレータは、単位セルの発電状態を検出する端子を取り付け可能な複数の突起部を備え、単位セルの発電状態を検出する場合に、端子を単位セルの積層方向に重ならない突起部にそれぞれ取り付ける。
また、電解質膜を有する膜電極複合体と、膜電極複合体を挟持するセパレータと、を備えた単位セルを積層して構成する燃料電池において、セパレータは、単位セルの発電状態を検出する端子を取り付け可能な複数の突起部を備え、端子を取り付ける突起部と端子を取り付けない突起部とが単位セルの積層方向で重ならないようにする。
本発明によると、燃料電池の発電状態を検出するための端子と他の導電性部材との接触を防止することができる。
本発明の第1実施形態の燃料電池は単位セル1を例えば100枚程度積層して構成される。ここでは単位セル1について図1の概略構成図を用いて説明する。
単位セル1は、プロトン伝導性の固体高分子電解質膜(以下、電解質膜とする)2と、電解質膜2を挟持するアノード触媒層3とカソード触媒層4と、アノード触媒層3の外側に設けたアノードガス拡散層5と、カソード触媒層4の外側に設けたカソードガス拡散層6と、を備える。また、アノードガス拡散層5の外側に設けられ、後述する水素流路11を有するアノードセパレータ7と、カソードガス拡散層6の外側に設けられ、後述する空気流路12を有するカソードセパレータ8を備える。また、単位セル1を冷却する冷却水が流れる冷却水流路(図示せず)を備える。以下において、電解質膜2とアノード触媒層3とカソード触媒層4とアノードガス拡散層5とカソードガス拡散層6とMEA13(Membrane Electrode Assembly)とする。なお、水素、空気または冷却水がリークしないようにエッジシール(図示せず)などを備える。
アノードセパレータ7、カソードセパレータ8は基板となるSUS316上に金メッキを施した金属プレートを圧縮プレス、または打ち抜き加工によって形成される。また、エッチング加工によってSUS316を加工しても良い。なお、基板としてはSUS316以外の材料、例えばその他のステンレス、銅、アルミニウム、チタンなどの金属材料を用いても良く、これらの金属材料に金メッキなどの耐食性を有する表面処理を行っても良い。また、金属材料に限られず、例えば黒鉛などを用いたカーボンセパレータを用いても良い。
アノードセパレータ7について図2を用いて説明する。図2は単位セル1を構成する電解質膜2側から見たアノードセパレータ7の正面図である。アノードセパレータ7は、電解質膜2と向かい合う面に水素が流れる水素流路11を備え、水素流路11に例えば水素ボンベ(図示せず)から水素を供給する水素導入マニホールド20と、単位セル1における発電反応に使用されなかった水素を水素流路11から排出する水素排出マニホールド21を備える。水素流路11と水素導入マニホールド20、水素排出マニホールド21はそれぞれディフューザー22、23によって連通する。
また、アノードセパレータ7は、カソードセパレータ8に設けた後述する空気流路12に空気を導入する空気導入マニホールド24と、単位セル1における発電反応に使用されなかった空気を空気流路12から排出する空気排出マニホールド25と、を備える。さらに、冷却水流路10に冷却水を導入するための冷却水導入マニホールド26と、冷却水流路10から冷却水を排出するための冷却水排出マニホールド27と、を備える。
カソードセパレータ8について図3を用いて説明する。図3は単位セル1を構成する電解質膜2側から見たカソードセパレータ8の正面図である。カソードセパレータ8は、電解質膜2と向かい合う面に空気が流れる空気流路12を備え、空気流路12と空気導入マニホールド24、空気排出マニホールド25はそれぞれディヒューザー30、31によって連通する。なお、カソードセパレータ8はアノードセパレータ7と同様に、水素導入マニホールド20と水素排出マニホールド21と冷却水導入マニホールド26と冷却水排出マニホールド27と、を備える。
水素流路11と空気流路12は例えば直線形状の流路であり、単位セル1を構成する場合に水素流路11と空気流路12とが平行となるように配設される。また水素流路11と空気流路12は直線形状に限られず、直線部と折り返し部からなるサーペンタイン形状などでもよい。
また、カソードセパレータ8は、単位セル1を積層した場合に燃料電池の側面を構成するカソードセパレータ8の面(以下、側面とする)8aに単位セル1の発電状態を検出する電圧モニターの端子(図示せず)を接続するための突起部28、29を備える。突起部28、29はカソードセパレータ8の側面8aから突出しており、突起部28と突起部29の間には所定の間隔を設ける。突起部28、29の突出量は1mm〜10mmとする。これはカソードセパレータ8に金属セパレータを用いると、カソードセパレータ8の単位セル1積層方向の厚さが薄いために振動などによって隣接する単位セル1の突起部28、29が接触し、短絡するのを防止するためであり、電圧モニターの端子が外れず、さらに短絡を防止する突出量とする。突起部28、29には電圧モニターの端子が外れにくいように例えば波形部などを設けることが望ましい。
隣接する単位セル1間の電圧を測定する場合に、カソードセパレータ8に端部に突起部28、29を設け、一方の単位セル1には電圧モニターの端子を突起部28に接続し、もう一方の単位セル1には電圧モニターの端子を突起部29に接続する。隣接する単位セル1間の電圧を検出する場合に、電圧モニターの端子を突起部28、29に交互に接続することで、電圧モニターの端子間の接触を防止することができる。
また、電圧モニターの端子を接続しない突起部28、29を切断しても良い。さらに電圧モニターの端子を接続しない突起部28、29を絶縁部材によって被膜しても良い。これにより、突起部28、29の接触による単位セル1の短絡をさらに防止することができる。
カソードセパレータ8の同一の側面8aに突起部28、29を設けたが、例えば図4に示すようにカソードセパレータ40の1つの側面40aに1つの突起部41を設け、異なる側面40bにもう一方の突起部42を設けても良い。また、突起部の数は2つに限られることはなく、例えば3つなど複数の突起部を有すればよい。なお、図4において図3と同一の構成であるものには同一の番号を付している(以下、同様とする)。
また、カソードセパレータ8に電圧モニターの端子と接続するための突起部28、29を設けたが、アノードセパレータ7に設けても良い。
本発明の第1実施形態の効果について説明する。
カソードセパレータ8に突起部28、29を設け、隣接する単位セル1の電圧を検出する場合に電圧モニターの端子を一方の単位セル1の突起部28と、もう一方の単位セル1の突起部29とに接続する。これにより、隣接する単位セル1に接続した電圧モニターの端子間の接触を防止することができ、単位セル1の電圧を正確に検出することができる。
次に本発明の第2実施形態について図5、図6を用いて説明する。この実施形態では、カソードセパレータ50、アノードセパレータが第1実施形態と異なっており、ここではカソードセパレータ50について説明する。その他の構成については第1実施形態と同じ構成なので、ここでの説明は省略する。
図5はカソードセパレータ50を単位セルを構成する電解質膜2側から見た正面図である。この実施形態は同一形状のセパレータをアノードセパレータとカソードセパレータとして使用する。ここではカソードセパレータ50について説明し、アノードセパレータについては説明を省略する。
カソードセパレータ50の1つの側面(第1の面)50aに突起部(第1の突起部)51を設け、側面50aと対峙する、つまり側面50aの反対側に位置する側面(第2の面)50cに突起部(第2の突起部)52を設ける。突起部51と突起部52との位置関係は、突起部51を側面50aの端部に設け、突起部52をカソードセパレータ50の中心点(図5中、O点)に対する点対称とならない側面50cの端部に設ける。すなわち、単位セルの積層方向の中心軸に対してカソードセパレータ50を180°回転させた場合に、回転後の突起部51と回転前の突起部52とが重ならないように突起部51、52を設ける。
図6は単位セルを複数積層した積層体60の概略構成図である。図6においては水素導入マニホールド20などを省略する。この実施形態では単位セルを複数積層し、積層した単位セルの或る所定の数を1つのブロック53としてブロック53の電圧を検出する。単位セルを積層する場合に、電圧モニターの端子を接続するカソードセパレータ50(以下において、電圧モニターの端子を接続するカソードセパレータ50については添え字eを付す)の突起部51e、52eの向きが、他のカソードセパレータ50(以下において、電圧モニターの端子を接続しないカソードセパレータ50については添え字fを付す)の突起部51f、52fの向きと反対方向となるように積層する。すなわちカソードセパレータ50fに対してカソードセパレータ50eを、O点を中心に180°回転させて積層する。
また、アノードセパレータの突起部と突起部51f,52fとは単位セルの積層方向に重なるように積層する。
つまり、単位セルを積層した場合に、突起部51e、52eと、突起部51f、52fとアノードセパレータの突起部とは、単位セルの積層方向に重ならないように積層体60を構成する。これにより電圧モニターの端子を例えば突起部51eに接続する場合に、電圧モニターの端子を接触させることなく各ブロック53の発電状態を検出することができる。
なお、突起部51e、52eは、単位セルを積層したときに、突起部51e、52eが突起部51f、52fまたはアノードセパレータの突起部と積層方向に重ならないように配置すればよく、図5の形状に限られるものではない。
本発明の第2実施形態の効果について説明する。
複数の単位セルを1つのブロック53として、ブロック53間の電圧を電圧モニターによって検出する場合に、突起部51eと、突起部51f、52fとアノードセパレータの突起部と、が単位セルの積層方向に重ならないようにカソードセパレータ50eを配置し、積層体60を構成する。これにより電圧モニターの端子を接続する突起部51eの間隔を十分に取ることができ、電圧モニターの端子がそれぞれ接触することなくブロック53の電圧を検出することができる。また、電圧モニターの端子とアノードセパレータの突起部との接触を防止することができ、ブロック53の電圧をより正確に検出することができる。
同一形状のセパレータをアノードセパレータ7またはカソードセパレータ8として使用することができ、コストを削減することができる。
次に本発明の第3実施形態について図7を用いて説明する。この実施形態は第2実施形態からアノードセパレータ65の形状が異なっており、ここではアノードセパレータ65について説明する。図7はアノードセパレータ65を単位セルを構成する電解質膜2側から見た正面図である。
アノードセパレータ65は、側面65aに突起部66を設ける。なお、この突起部66は図5に示すカソードセパレータ50の突起部51、52と単位セルの積層方向に重ならない位置とする。その他の構成については第1実施形態の図2に示すアノードセパレータ7と同じ構成なので、ここでの説明は省略する。なお、アノードセパレータ65の中心点を図7中にO点として示す。
図8は単位セルを積層した積層体67の概略構成図である。図8においては水素導入マニホールドなどを省略する。また、図8では電圧モニターの端子を接続するカソードセパレータ50とアノードセパレータ65に添え字eを付す。この実施形態では電圧モニターの端子を接続する単位セルのカソードセパレータ50とアノードセパレータ65の向きを、電圧モニターの端子を接続しない単位セルのカソードセパレータ50とアノードセパレータ65の向きと反対方向となるように積層体67を構成する。すなわち電圧モニターの端子を接続しないカソードセパレータ50、アノードセパレータ65に対してカソードセパレータ50e、アノードセパレータ65eを、O点を中心にそれぞれ180°回転させて積層する。
これにより、単位セルの電圧を検出する際に突起部51eと突起部66eに電圧モニターの端子を接続し、電圧モニターの端子の接触させることなく単位セルの電圧を検出することができる。
なお、積層した単位セルの或る所定の数を1つのブロックとして、ブロック間の電圧を検出する場合にもこの実施形態のアノードセパレータ65、カソードセパレータ50を使用することで、比較的少ない単位セルを1つのブロックとして電圧モニターの端子の接触させることなく電圧を検出することができる。
本発明の第3実施形態の効果について説明する。
この実施形態では、アノードセパレータ65の側面65aに突起部66を設け、突起部66の位置をカソードセパレータ50の突起部51、52と単位セルの積層方向に重ならない位置とする。単位セルを積層した積層体67において、電圧を検出する単位セルの方向をその他の単位セルの方向と反対方向として積層する。これによって電圧モニターの端子を接続する場合に電圧モニターの端子が接触することを防止し、単位セルの電圧を正確に検出することができる。
次に本発明の第4実形態について図9を用いて説明する。図9(a)はMEA14の単位セル80積層方向の正面図であり、図9(b)は図9(a)のA−A断面図である。
この実施形態では、水素と空気中の酸素が発電反応を起こす発電領域70以外の電解質膜2の主面を覆う樹脂部材71を備える(以下、第1実施形態のMEA13と、樹脂部材71を含めてここではMEA14とする)。発電領域70は、アノード触媒層3、アノードガス拡散層5、カソード触媒層4、カソードガス拡散層6を配置する領域を示す。
樹脂部材71は、耐熱性、耐酸性、耐スチーム性の樹脂で構成され、燃料電池の作動環境下においても劣化しない部材であればよい。これにより、発電領域70以外の酸性を示す電解質膜2の露出を防止し、単位セル80の劣化を抑制することができる。また、樹脂部材71は電気的に絶縁性能を有する樹脂である。
また、樹脂部材71は突出部72、73を備え、突出部72、73はカソードセパレータ8の突起部28、29と略同一の形状である。つまり、MEA14の外形状(外縁)は、カソードセパレータ8の外形状(例えば、図2に示すカソードセパレータ8の外縁)と略同一形状であり、単位セル80の積層方向に対して、カソードセパレータ8の突起部28、29と突出部72、73とが重なるように樹脂部材71を構成する。
図10はこの実施形態の単位セル80を積層した燃料電池の概略分解図である。単位セル80の積層方向に対して突起部28、29を有するカソードセパレータ8の外形状と重なるように突出部72、73を有する絶縁性の樹脂部材71を設ける、つまり突起部28、29と突出部72、73とが単位セル80の積層方向に重なるように積層するので、振動などにより突起部28、29が振動、または変形した場合でも隣接する単位セル80における突起部28、29の接触を防止することができ、単位セル80の電圧を正確に検出することができる。なお、突出部72、73を突起部28、29よりも大きくしても良い。これにより隣接する単位セル80において突起部28、29の接触を更に防止することができる。
本発明の第4実施形態の効果について説明する。
電解質膜2に突出部72、73を有する樹脂部材71を設け、樹脂部材71の外形状を突起部28、29を有するカソードセパレータ8の外形状と略同一形状とする。これにより単位セル80を積層した場合に隣接する単位セル80間の突起部28、29の接触を突出部72、73によって防止し、単位セル80の電圧を正確に検出することができる。
樹脂部材71を耐熱性、耐酸性、耐スチーム性の絶縁樹脂で構成し、電解質膜2の主面を覆うので、単位セル80の劣化を抑制することができる。また、電解質膜2に樹脂部材71を設けることで、単位セル80を積層した場合にMEA14の強度を高くすることができる。
本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内でなしうるさまざまな変更、改良が含まれることは言うまでもない。
燃料電池を搭載した燃料電池車両に利用することができる。
1、80 単位セル
2 電解質膜
7、65 アノードセパレータ
8、40、50 カソードセパレータ
13、14 MEA(膜電極複合体)
28、29、41、42 突起部
50a 側面(第1の面)
50b 側面(第2の面)
51 突起部(第1の突起部)
52 突起部(第2の突起部)
71 樹脂部材(絶縁樹脂部材)
72、73 突出部
2 電解質膜
7、65 アノードセパレータ
8、40、50 カソードセパレータ
13、14 MEA(膜電極複合体)
28、29、41、42 突起部
50a 側面(第1の面)
50b 側面(第2の面)
51 突起部(第1の突起部)
52 突起部(第2の突起部)
71 樹脂部材(絶縁樹脂部材)
72、73 突出部
Claims (4)
- 電解質膜を有する膜電極複合体と、
前記膜電極複合体を挟持するセパレータと、備えた単位セルを積層して構成する燃料電池において、
前記セパレータは、前記単位セルの発電状態を検出する端子を取り付け可能な複数の突起部を備え、
前記単位セルの前記発電状態を検出する場合に、前記端子を前記単位セルの積層方向に重ならない前記突起部にそれぞれ取り付けることを特徴とする燃料電池。 - 電解質膜を有する膜電極複合体と、
前記膜電極複合体を挟持するセパレータと、を備えた単位セルを積層して構成する燃料電池において、
前記セパレータは、前記単位セルの発電状態を検出する端子を取り付け可能な複数の突起部を備え、
前記端子を取り付ける前記突起部と前記端子を取り付けない前記突起部とが前記単位セルの積層方向で重ならないこと特徴とする燃料電池。 - 前記セパレータは、2つの前記突起部を有し、
第1の突起部は、前記セパレータの前記単位セルの積層方向と平行な第1の面に設け、
第2の突起部は、前記第1の面と対峙する第2の面に設け、
前記単位セルの積層方向と平行な前記セパレータの中心線を軸として180°回転した場合に、回転前の前記第1の突起部と回転後の前記第2の突起部とは重ならない位置に前記第1の突起部と前記第2の突起部とを設けることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池。 - 前記膜電極複合体の発電領域以外の前記電解質膜の主面上に形成し、前記突起部と略同一形状の突出部を有する電気的絶縁部材を備え、
前記突起部と前記突出部とが、前記単位セルの積層方向で重なることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の燃料電池。
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