JP2006269318A - バックライトランプセット及びこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents

バックライトランプセット及びこれを用いた液晶表示装置 Download PDF

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淳也 美田
Kenji Hirao
健二 平尾
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Abstract

【課題】線状光源からの出射光を効率よく利用し導光板の輝度を高めると共に、線状光源とリフレクタとの間隙を適正に維持し、光取り出し効率が高い液晶表示装置のバックライトランプセット提供する。
【解決手段】導光板16と、導光板16の底面に配置された反射板17と、導光板16の側端面に対して平行に配置された線状光源25と、線状光源25を覆い線状光源25の光を導光板16側へ反射するように配置されたリフレクタ26とを有し、リフレクタ26の導光板16の側端面と反対側に位置する背面部26aには、線状光源25に対して平行かつ導光板16の側端面に対して垂直な方向に延び、線状光源25に向かって突出する突出部26eが形成され、突出部26eは線状光源25との間に所定の間隙を有している。
【選択図】図4

Description

本発明は、液晶表示装置に使用されるバックライトランプセット及びこのバックライトランプセットを用いた液晶表示装置に関するものであり、特に線状のランプを光源とするエッジライト型バックライトランプセットと、このバックライトランプセットを用いた液晶表示装置に係るものである。
テレビジョンなどの表示装置として、省電力で薄型、軽量である液晶表示装置が賞用され、その液晶表示装置に用いる輝度が安定した信頼性が高いバックライトランプセットが求められている。
この種の液晶表示装置は、液晶セルの背面に配置したバックライトからの光を液晶セルに照射して液晶セルに形成された映像を見る方式のものであって、直下ライト方式及びサイドライト方式のものが知られている。
このうち直下ライト方式は、大型の液晶モジュールや中型のテレビジョン等、高輝度が必要とされる際のバックライトランプセットによく使用されている。このような直下ライト方式のバックライトランプセットとしては、例えば特許文献1に開示されたものが知られている。このバックライトランプセット110は、図7に示すように、液晶セルの背面に並べた複数本の蛍光管114を、これを収納するハウジング113とハウジング113の開口部を覆うように配置された拡散板112内にハウジングに充填する充填材115と共に収納するものであり、厚みが厚くなり、薄型モジュールには不適で、しかも光源を多く必要とするためコストがかかるものであった。
よって、薄型が要求されかつそれほど高輝度が必要とされない用途、例えば中型のノートタイプのパソコンなどに用いられるモニタには一般にサイドライト方式が採用されている。サイドライト方式のバックライトランプセットは、本体側面に配置された線状光源からの光を面状光源に変更するための導光板を備え、導光板の背面には反射板が、前面には拡散板が配置される。この種の光源としては従来から線状の冷陰極管がよく用いられており、光源を導光板の縁に設けることからエッジライト型バックライトともいわれる。
エッジライト型のバックライトランプセットは、アクリル樹脂製等の導光板の入光面であるサイドエッジ(側端面)が線状光源の出射面と平行に配置されており、導光板の背面には白色の反射板が、前面には拡散板が配置されている。しかし、エッジライト型のバックライトランプセットにおいても、液晶テレビジョン等の液晶表示装置の大型化に伴い、輝度不足の解決や光量の均質度向上の要求がある。そのため、この種エッジライト型のバックライトランプセットにおいては、導光板の側端面に沿って配置した線状光源の導光板に対向する側を開放した略コ字状あるいは半円筒状のリフレクタを線状光源の全長に沿って備え、反射効率を上げて線状光源からの出射光を効率よく導光板に導入して液晶パネルを照明するようにしている。
以下において、エッジライト型バックライトランプセットとして下記特許文献2に開示されている基本的なバックライトランプセットを、図8を用いて説明する。このバックライトランプセット120は、液晶セル(図示せず)の背面に配置される透明な板からなる導光板124の入光面である側端面124aに沿って配置した線状光源121と、線状光源121を収容して導光板の側端面に開口を有するリフレクタ125と、リフレクタ125の内壁と線状光源121の外壁との間に介挿して線状光源121をリフレクタ125の内壁に対して所定の間隔を持って保持するホルダー126とを有する。
上述のバックライトランプセットは、スライド式に液晶表示装置に抜き差し可能なため、線状光源の収納作業を簡素化するとともに、線状光源の交換等のメンテナンスが容易になり、また、部品コストの低減が可能となるという効果を奏するものである。
特開2003−233071号公報 特開2003−215582号公報
しかしながら、上記特許文献2に開示されているバックライトランプセット120は、線状光源121から導光板124の反対側に位置するリフレクタ125に放射された光は、リフレクタ125の背面部で線状光源121側に反射され、それが再び線状光源121に反射されるというように両者間を往復する状態となる。すなわち、本従来技術のような線状光源とリフレクタの配置では、線状光源121が邪魔になってリフレクタ125の反射効率が悪く、高い輝度が得られ難い。これはこの往復反射による線状光源121の光吸収が大きいことから導光板124に入射する光エネルギーが減少することに起因する。このことから、このようなバックライトランプセットを用いた場合、その光取り出し効率(液晶セルに与える輝度/光源の消費電力量)を高くすることができず、線状光源を使用するエッジライト型のバックライトランプセットにおいては光取り出し効率をどのようにして増加させるかが重要な課題となっていた。
また、線状光源がリフレクタに接触すると光取り出し効率が低くなることから、線状光源とリフレクタ背面部との間には通常所定の間隙が設けられている。これは導光板の側端面に沿って設けられる線状光源の両端部はゴム製のホルダーで支持され平行度が維持されるが、線状光源の管径が小さく、一辺の長さが比較的長い大型の液晶表示装置にあっては、製造時に生じる設置位置のばらつきや動作時の発熱によって線状光源に反りや撓みが発生して線状光源の中央部がリフレクタに接触することがあり、そうすると接触箇所で漏れ電流が発生して輝度が低下することがある。このため、リフレクタ背面部と線状光源の外形との間には所定の間隙が保たれていることが必要である。
また、リフレクタの背面部が平板又は曲面であるので、背面部の裏側を経て両端に引き回された線状光源に対する電圧印加のためのリード線を効率的に収納でき、以って液晶表示装置の底板へのバックライトランプセット取付け作業の効率がよいものが望まれている。
本願の発明者は、前記の問題点を解決すべく種々検討を行った結果、線状光源とリフレクタとの関係に着目し、線状光源のリフレクタ側へ出射される光量が有効利用できるように、線状光源を覆うリフレクタの構造を工夫することによって、上記問題点を解決できることを見出し、本発明を完成するに至ったものである。
すなわち、本発明は特に線状の冷陰極管などを光源とする液晶表示装置のバックライトランプセットにおいて、線状光源自体による反射光吸収を減少させ、線状光源の出射光を効率よく利用してバックライトランプセットの輝度を高めることができるバックライトランプセットを提供することを目的とするものである。
また、本発明は導光板の側端面に線状光源を対置せしめたとき、リフレクタと線状光源との間隔を適正に維持し、線状光源とリフレクタとが近接し過ぎ又は接触するために生じる輝度の低下を防止した液晶表示装置のバックライトランプセットを提供することを目的とする。
さらに、本発明は液晶表示装置のバックライトランプセットを液晶表示装置に部材として組みこむ際に、線状光源の電圧供給用リード線の配線が邪魔にならないように、底板の溝に挿入することができ、組み立てや修繕が容易にできるバックライトランプセットを提供することを目的とする。
さらにまた、本発明は上述のような特徴を備えたバックライトランプセットを使用した液晶表示装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本願の請求項1のバックライトランプセットに係る発明は
導光板と、前記導光板の底面に配置された反射板と、前記導光板の側端面に対して平行に配置された線状光源と、前記線状光源を覆い前記線状光源の光を前記導光板側へ反射するように配置されたリフレクタとを有し、前記リフレクタの前記導光板の側端面と反対側に位置する背面部には、前記線状光源に対して平行かつ前記導光板の側端面に対して垂直な方向に延び、前記線状光源に向かって突出する突出部が形成され、前記突出部は前記線状光源との間に所定の間隙を有していることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のバックライトランプセットにおいて、前記リフレクタの背面部は、断面が前記突出部を境界として前記導光板の厚み方向に対称な形状を有していることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のバックライトランプセットにおいて、前記リフレクタの背面部は、前記突出部に隣接し、かつ前記突出部の突出方向と逆向きに延び、断面がアルファベットのUを二つ密接して並べた形状に形成されていることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載のバックライトランプセットにおいて、前記リフレクタの背面部は断面がM字状に形成されていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のバックライトランプセットにおいて、前記リフレクタの上側側面は、その内面が前記導光板の上面と同じ高さになるように水平に形成され、前記リフレクタの下側側面の内面は前記反射板の底面と同じ高さになるように水平に形成されていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のバックライトランプセットにおいて、前記突出部の外面に沿った位置には、前記線状光源への電圧供給用のリード線が配設されていることを特徴とする。
また、請求項7に記載の液晶表示装置の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のバックライトランプセットを導光板側端面に配置したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、リフレクタの背面部において、線状光源に対して平行に配置され、線状光源に向かって突出する突出部を設けた。その結果、線状光源から発せられた光がリフレクタによって反射された際に線状光源に向かって反射し難くなるため、線状光源によるリフレクタの反射光の吸収が減少し、バックライトランプセットから導光板の側端面への入射光の光量を効率よく増加させることができるため、光の利用効率が向上し、輝度が高い高品質のエッジライト型のバックライトランプセットが得られる。また、リフレクタの突出部の先端と線状光源との間には所定の間隙が設けられているため、線状光源がリフレクタ中央部の突出部に接触することも少なくなる。
また、請求項2の発明によれば、線状光源から出る光線がリフレクタの背面部において導光板の厚み方向に対してバランスよく反射できるので、線状光源によるリフレクタの反射光の吸収が減少し、導光板の側端面に入る光量が増し、光取り出し効率が従来例のものに比べ高くなる。
また、請求項3の発明によれば、リフレクタの背面部は、突出部に隣接し、かつ突出部の突出方向と逆向きに延び、断面がアルファベットのUを二つ密接して並べた形状に形成されている。そのため、突出部が線状光源と対向する部分の面積が非常に小さくなり、しかもリフレクタの背面部への入射光は入射方向とは異なる方向に反射されるので、線状光源から出てリフレクタの背面部によって反射され、再び線状光源によって反射するという往復反射する光の量は大きく減る。その結果、光取り出し効率は従来に比べ高くなる。
また、請求項4の発明によれば、リフレクタの背面部は、断面がM字状に形成されているため、リフレクタの背面部への入射光は入射方向とは異なる方向に反射されるので、線状光源から出てリフレクタの背面部によって反射され、再び線状光源によって反射するという往復反射する光の量は大きく減る。その結果、光取り出し効率は従来に比べ高くなる。
また、請求項5の発明によれば、リフレクタの上側側面は内面が導光板の上面と同じ高さになるように水平に形成され、下側側面の内面は反射板の底面と同じ高さになるように水平に形成される。その結果、導光板の側端面に入る光が外部に漏れることがないので光取り出し効率が従来に比べて高くなる。
また、請求項6の発明によれば、突出部の外面に沿った位置には、線状光源への電圧供給用のリード線が配設されている。このように突起部の外面の窪んだ位置にリード線を配置したので、線状光源、リフレクタ、リード線及びランプホルダ等からなるバックライトランプセットを、液晶表示装置の組み立てや補修時に底板の溝に挿入するとき、リード線が邪魔にならない。
また、請求項7の発明によれば、液晶表示装置において、前述のバックライトランプセットを導光板側端面に配置することにより、光取り出し効率が高く、組み立ての容易な液晶表示装置が得られる。
以下、本発明に係るバックライトランプセットとこのバックライトランプセットを備えた液晶表示装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのバックライトランプセット及びそれを用いた液晶表示装置を例示するものであって、本発明をこの実施例に特定することを意図するものではなく、本発明は特許請求の範囲に示した技術思想を逸脱することなく種々の変更を行ったものにも均しく適用し得るものである。
実施例1の液晶表示装置10は、図1の分解斜視図に示したように、例えばTAB(Tape Automated Bonding)方式を用いてFPC(Flexible Print Circuits)13を介して制御回路などが実装された回路基板12が接続された液晶セル11と、矩形平板状のアクリル樹脂等からなる導光板16と、プリズムシート及び拡散シートなどからなる複数枚の光学シート15と、導光板16の底面に配置した反射板17が組み合わされ、これらが上側に液晶セル11を支持し下側にその他の構成部材を収納する樹脂枠体14に嵌め込まれ、底板20に収容された上、前面に前面枠23を嵌め込んで組み立てられる。
そして、導光板16の対向する2つの側端面にはリフレクタに線状光源を取付けたバックライトランプセット18、19が導光板16の側端面に平行になるように導光板16と樹脂枠体14及び底板20の隙間に取付けられる。なお、底板20に取り付けられた回路基板12などは、カバー21、22で覆われて固定され、保護されている。
図2は、図1の液晶表示装置10の組み立て斜視図であり、液晶セル11を前面に配置し前面枠23を嵌めこんだ液晶表示装置10の両側に、バックライトランプセット18と19が組み込まれている。図3は、図2の液晶表示装置10のバックライト装置の平面図であり、バックライトランプセット収納部分の断面構造を示す図4ないし図6の断面箇所を示している。
図4は、液晶表示装置10の導光板16の側端面に取付けられたバックライトランプセット18の収納状態を示すための図3に示すA−A線で切断した断面図である。また図5は、図4と同様に液晶表示装置10の導光板16の対向する側端面に取付けられたバックライトランプセット19の収納状態を示すための図3に示すB−B線で切断した断面図である。
以下において、図4、図5を参照して液晶表示装置に組み込まれるバックライトランプセットの構造を説明する。液晶表示装置10のバックライトランプセット18、19は、導光板16の対向する2つの側端面にリフレクタ26に取付けた線状光源25が導光板16の端面に平行になるように取付けられるように、底板20とその折り曲げて形成された側板20aと枠体14と導光板16の側端面とで形成される開口部に収納される。
バックライトランプセット18、19の一端からはリード線27の引き出し端が装置本体から露出し、そのリード線引き出し端にコネクタが取り付けられて底板20の背面にまわされ、外部電源(図示省略)に配線されている。
冷陰極管からなる線状光源25は、その直径が1.8〜3.0mm程度であり、長さは取り付けられる液晶表示装置の大きさに比例するが、おおよそ300〜460mmという細長い直管である。線状光源25はその両端の端子にリード線27を接続した後、図示しないシリコンゴム製のキャップを嵌め込み、リフレクタ26の両端部にキャップを固定して線状光源25とリフレクタ26とを取付ける。
また、線状光源25の長手方向の中央部分には、図示しないが、予め絶縁スペーサがその孔に線状光源25を挿し通して取付けてあり、リフレクタ26との間隔を保持してランプの平行度を維持する。
リフレクタ26は、線状光源25と略同じ長さの金属板、例えばアルミニウム板を所定の断面形状に成形し、その内側面に銀蒸着シートなどの反射シートを貼り付けたものである。線状光源25の導光板16に面する部分以外を取り囲むようにして固定し、その開口部を導光板16の側端面に対置して取付けられる。リフレクタ26は線状光源25に対向する背面部26aと、背面部26aを導光板16に対して支持する上部側面26b、下部側面26cとを有しており、背面部26aは、リフレクタ26の長手方向に沿って内側反射面の幅方向の中央が凸となる突出部26eを有する。
すなわち、リフレクタ26の背面部26aにはその長手方向に沿って内側に向けて連続した突出部26eが設けられ、突出部26eの裏側には窪みが溝26dとして形成される。なお、ここでは液晶表示装置10の表示面が位置する方向を上部とし、表示面の裏面を下部として説明している。
線状光源25から背面部26a側に発せられる光はリフレクタ26で反射されて導光板16に導かれるが、リフレクタ26内に線状光源25が収納されているので、図8に示した従来のリフレクタ125のようにその背面が平坦面で形成されていると、リフレクタ125の反射光が線状光源121に遮られてしまう。
そこで本発明のリフレクタ26は、導光板16の側端面に線状光源25を介して対向するリフレクタ26の背面部26aの断面が、導光板16の側端面の厚み方向の中心29と線状光源25の中心28と背面部26aの中心を垂直に結ぶ線30を境として、導光板16の厚み方向に対称となるようにし、線状光源25から背面部26a側に向かって出た光が背面部26aと線状光源25間を繰り返し往復しないように、所定の反射角度となるように形成したものである。
すなわち、リフレクタ26の背面部26aは、突出部26eの線状光源25と対向する部分の面積が小さくなるようにするとともに、この突出部26eが線状光源25に対して平行かつ導光板16の側端面に対して垂直な方向に延びる様に、かつ、線状光源25に向かって突出する様に形成されている。この突出部26eを境として導光板16の厚み方向に対称となるような隣接する二つの同一形状の部材から形成されている。
このリフレクタ26の背面部26aの断面形状は、その中央部が線状光源25が設けられた方向に突出していて、その両側に形成された曲面の形状が線状光源25からの光を効率よく導光板16側へ反射するような角度を有するように設計されている。
より具体的には、本実施例においては、リフレクタ26の背面部26aは、突出部26eに隣接し、かつ突出部26eの突出方向と逆向きに延び、断面がアルファベットのUを二つ密接して並べた形状に形成されている。この様に、背面部26aは、線状光源25からの光を直接的に、線状光源25に向かって、再び反射しない様に、形成されている。
このために、線30に沿ってリフレクタ26へ入射する光及びリフレクタ26で反射されて線状光源25に入射する光の量は非常に少なくなる。
一方、線状光源25から両側のU字面に出射された光線31は、例えば矢印で示すように反射されるので、線状光源25に妨げられることなく導光板16の側端面に導かれる。この結果、線状光源25の出射光は、線状光源25自体により吸収されることが少なく、効率よく導光板16に入射することになる。
なお、本実施例において、線状光源25の外周とリフレクタ26の背面部との間に図示しないランプホルダ及び絶縁スペーサによって確保された所定の間隙が設けられている。すなわち、本実施例のリフレクタ26は、幅方向の中央部に当たる突出部26eが線状光源25が設けられた方向に突出しているが、前述のランプホルダ及び絶縁スペーサは線状光源25を中央部の突出部26eと所定の間隔を保って接触しないよう保持している。
なお、絶縁スペーサは、線状光源25の光の出射を妨げないように透明なシリコンゴム製のものが好ましく、その一部はリフレクタ26の背面部の突出部26eに適合するように窪みが形成されているとよい。この絶縁スペーサは、発熱などにより線状光源25に仮に反りや撓みが発生しても、線状光源25とリフレクタ26との直接接触を防止する効果があるため、線状光源25とリフレクタ26との過度の接近や直接接触による高周波の漏れ電流の発生をもたらすことがなく、線状光源25の輝度低下の恐れを防止できる。
また、リフレクタ26の上部側面26bはその内面が導光板16の上面と同じ高さになるように水平に形成され、下部側面26cはその内面が反射板17の底面と同じ高さになるように水平に形成されている。その結果、出射された光が全て導光板16側に導かれることになり導光板16の側端面に入る光量が増すので光取り出し効率は高くなる。
また、背面部26aの突出部26eの外面に位置する溝26d内には、線状光源25の一端に取付けられたリード線27が収納され、リフレクタ26の外側を通って他方の端まで引き回され、線状光源の他端に取付けられたリード線27とまとめて本体外部に引き出される。
そして、引き出されたリード線27の端部にはコネクタ32a(32b)が取付けられる。リード線27は、溝26dの中に通すだけでなく、溝26dに接着剤等で固定してもよい。なお、リフレクタ26の両端に嵌合されたランプホルダの背面においても、リフレクタ26の突出部26eに適合するように窪みが設けられている。
次に、本発明の実施例2に係る液晶表示装置について説明する。図6は本発明の実施例2に係る液晶表示装置10’を図3のA−A線に相当する位置で切断した断面図であり、液晶表示装置のバックライトランプセットにおけるリフレクタの構造以外は上記実施例1の液晶表示装置と同様の構造を備えている。そこで、以下には実施例1と同一構成部分については同一の参照符号を付与して説明する。
液晶表示装置10’は、図6に示すように、液晶セル11と、その背後に配置された導光板16と、導光板16の底面に配置された反射板17と、導光板16の側端面に対して平行に配置された線状光源25と線状光源25を覆うように配置されたリフレクタ26’を備えたバックライトランプセット18’とを備えている。実施例2のリフレクタ26’は、線状光源25に対して導光板16の側端面に間に線状光源25を介して対向するリフレクタ26’の断面がM字状に形成されているものである。
すなわち、本実施例においては、導光板16の側端面に対向するリフレクタ26’の背面部26a’の断面は、中央部が導光板16の方向に突出した突出部26e’を形成し、幅方向に対称なM字の形状に形成される。2つのV字状部分をつなぐ背面の中央部は面取りがなされていると好ましく、線状光源25からの光を直接的に線状光源25に向かって反射しないように形成されている。
このために、両側のV字面に出射された光線31は例えば矢印のように反射されるので線状光源25からの光は線状光源25に妨げられることなく導光板16の側端面に導かれる。この結果、線状光源25の出射光は、線状光源25自体により吸収されることが少なく、効率よく導光板16に入射することになる。
導光板16の厚み方向の中心と線状光源25の中心とを結ぶ線30を中心として対称的に形成されたリフレクタ26の突出部26e’と線状光源25の外形との間には所定の間隙が設けられている。
また、リフレクタ26’の上部側面26b’は内面が導光板16の上面と同じ高さになるように水平に形成され、下部側面26c’の内面は反射板17の底面と同じ高さになるように水平に形成されている。その結果、出射された光が全て導光板16側に導かれることになり導光板16の側端面に入る光量が増すので光取り出し効率は高くなる。
以上の実施例では、リフレクタの背面部の断面が一対の大文字Uを隣接させた形状又はM字状の物について説明した。しかし、リフレクタはこれらのものに限らず、背面部26a,26a’の断面が2個並列した半円形あるいは半楕円形や放物線状等のものでも同様の効果を奏することができる。
さらに、本発明のバックライトランプセットを液晶表示装置の導光板側端面に配置することにより、光取り出し効率が高く、組み立て、補修の容易な液晶表示装置が得られる。
本発明の実施例1に係る液晶表示装置の分解斜視図である。 図1の各部材を組み立てた液晶表示装置の斜視図である。 図2の平面図である。 図3のA−A線断面図で液晶表示装置の構造断面図である。 図3のB−B線断面図である。 本発明の実施例2に係る液晶表示装置を図3のA−A線に相当する位置で切断した断面図である。 従来の液晶表示装置における直下ライト方式のバックライトの構造を説明する断面図である。 従来の液晶表示装置におけるエッジライト方式のバックライトの構造を示す断面図である。
符号の説明
10、10’ 液晶表示装置
11 液晶セル
12 回路基板
13 FPC
14 枠体
15 光学シート
16 導光板
17 反射板
18、19 バックライトランプセット
20 底板
21、22 カバー
23 前面枠
25 線状光源
26、26’ リフレクタ
26a、26a’ 背面部
26b、26b’ 上部
26c、26c’ 下部
26d、26d’ 溝
26e、26e’ 突出部
27 リード線
31 光線

Claims (7)

  1. 導光板と、前記導光板の底面に配置された反射板と、前記導光板の側端面に対して平行に配置された線状光源と、前記線状光源を覆い前記線状光源の光を前記導光板側へ反射するように配置されたリフレクタとを有し、前記リフレクタの前記導光板の側端面と反対側に位置する背面部には、前記線状光源に対して平行かつ前記導光板の側端面に対して垂直な方向に延び、前記線状光源に向かって突出する突出部が形成され、前記突出部は前記線状光源との間に所定の間隙を有していることを特徴とするバックライトランプセット。
  2. 前記リフレクタの背面部は、断面が前記突出部を境界として前記導光板の厚み方向に対称な形状を有していることを特徴とする請求項1に記載のバックライトランプセット。
  3. 前記リフレクタの背面部は、前記突出部に隣接し、かつ前記突出部の突出方向と逆向きに延び、断面がアルファベットのUを二つ密接して並べた形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックライトランプセット。
  4. 前記リフレクタの背面部は、断面がM字状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックライトランプセット。
  5. 前記リフレクタの上側側面は、その内面が前記導光板の上面と同じ高さになるように水平に形成され、前記リフレクタの下側側面の内面は前記反射板の底面と同じ高さになるように水平に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のバックライトランプセット。
  6. 前記突出部の外面に沿った位置には、前記線状光源への電圧供給用のリード線が配設されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のバックライトランプセット。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のバックライトランプセットを導光板側端面に配置したことを特徴とする液晶表示装置。
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WO2019182381A1 (ko) * 2018-03-23 2019-09-26 주식회사 에이엘테크 측면 조명식 표지 장치

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