JP2006263898A - 長尺ワーク自動送り穴あけ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 長尺ワークに、任意設定間隔で任意設定深さの穴を、多数あける場合の自動送り装置を提供する。
【解決手段】 必要最大ストロークのあるモーターシリンダー1に直結される移動テーブル2、2’に、クランプ手段であるシリンダー3、3’、押さえ部材4、4’を装着したものを、片側は必要最大ストローク分の間隔を持たせ固定テーブル5の両側に設ける。移動テーブル2,2’は連結部材12によって連結されスライドレール13で連動する。固定テーブル5には、クランプ手段であるシリンダー6、6’、押さえ部材7、7’を押さえ部材4,4’と横同一方向に設け、穴あけ手段である穴あけドリルとその送り手段であるシリンダー、スライドレールを縦方向テーブルに装着する。それぞれの押さえ部材の対面には任意間隔を持って固定部材14が固設される。固定テーブル5のセンター部には初期位置決め用シリンダー15を固定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 必要最大ストロークのあるモーターシリンダー1に直結される移動テーブル2、2’に、クランプ手段であるシリンダー3、3’、押さえ部材4、4’を装着したものを、片側は必要最大ストローク分の間隔を持たせ固定テーブル5の両側に設ける。移動テーブル2,2’は連結部材12によって連結されスライドレール13で連動する。固定テーブル5には、クランプ手段であるシリンダー6、6’、押さえ部材7、7’を押さえ部材4,4’と横同一方向に設け、穴あけ手段である穴あけドリルとその送り手段であるシリンダー、スライドレールを縦方向テーブルに装着する。それぞれの押さえ部材の対面には任意間隔を持って固定部材14が固設される。固定テーブル5のセンター部には初期位置決め用シリンダー15を固定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は木製採光シャッターの横枠、組み立て式家具、アルミサッシ等、長尺ワークに多数の穴をあけることに関するものである。
工作機械、プレス等連続して多数の穴あけを行う技術はあった。
工作機械はワークと加工テーブルが一緒に移動するのが特徴であり、加工テーブルの送り量に比例した長尺ワークのみを自動送り穴あけが可能で、加工テーブルより長いワークの場合は機械の運転を止めワークのチャッキング(把持)を変えなければならず作業効率が悪い。
プレスの長尺ワークの自動送りは周知の技術であるが、肉厚のワークに深さのある穴あけをする事は不可能である。
なお、本発明に関連する公知技術として次の特許文献を挙げることができる。
上述の如く、従来技術に係る長尺ワークの自動送りはチェーン、ベルト、ボールねじ、ラックピニオン等を利用し、モーターによってワークを把持した加工テーブルを可動させるものであり長尺方向のワーク送り量はテーブル最大移動量しかできない。
加工テーブル最大移動量より長いワークの場合、移動したテーブルを元位置に復帰させワークを外して位置決め入れ換え作業が必要となる。
加工テーブル最大移動量より長いワークの場合、移動したテーブルを元位置に復帰させワークを外して位置決め入れ換え作業が必要となる。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ワークを入れ換えることなく無限大の長尺ワークを一連の動作で送り穴あけを可能にすることである。
上述の目的を達成する本発明の自動送りは、長尺ワークのクランプ装置数ヶ所とワークに直角上方向に、送り手段であるシリンダーに直結された穴あけドリルを設けた固定テーブルの両端に、片側は必要最大間隔をもたせ、モーターシリンダーによって連動可動する移動テーブルを配置し、この両側移動テーブルに固定テーブルと横同一位置に同様のワークのクランプ装置を設けて、長尺ワークをクランプするタイミングを固定テーブル側、移動テーブル側それぞれをシーケンス回路で制御し、モーターシリンダーによる制御で長尺ワークを任意設定間隔自動送りし穴あけ位置を設定後、送り量を設定したドリルで穴あけを行う。
一連の動作をシーケンス制御させることで一本の長尺ワークに任意設定間隔で任意設定深さの穴を連続してあけること特徴とした。
一連の動作をシーケンス制御させることで一本の長尺ワークに任意設定間隔で任意設定深さの穴を連続してあけること特徴とした。
一例として、前記長尺ワーク自動送り装置は記載説明上一本の長尺ワークとして説明してあるが、図面に示すように本装置を2列に設ける事で2本の長尺ワークを同時に加工出来、またドリルを数ヶ所設置する事で直径の違う穴をあけることも可能となる。
以上説明したように本発明によれば、長尺ワークに多数の穴あけを行う場合、異径の穴でも間隔が違う位置関係の穴でも、深さの違う穴でも、一連の動作によって連続してでき、段取り換えすることなく無限大の長尺ワークに穴あけを施すことができることで、作業者の手間が大幅に軽減されそのコストが低減される。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
モーターシリンダー1に直結される移動テーブル2,2’にワークのクランプ手段であるシリンダー3,3’、押さえ部材4,4’を装着したものを、片側は必要最大ストローク分の間隔を持たせ固定テーブル5の両側に設ける。
移動テーブル2,2’は連結部材12によって連結され、スライドレール13で連動する。
移動テーブル2,2’は連結部材12によって連結され、スライドレール13で連動する。
固定テーブル5には、クランプ手段であるシリンダー6,6’、押さえ部材7,7’を移動テーブル2,2’の押さえ部材4,4’と横同一方向に設け、穴あけ手段である穴あけドリル8とその送り手段であるシリンダー9、スライドレール10を縦方向テーブル11に装着する。
それぞれの押さえ部材4,4’、7,7’の対面には任意間隔を持って固定部材14が固設される。
固定テーブル5のセンター部には初期位置決め用シリンダー15を固設する。
それぞれのシリンダー及びモーターシリンダー1は単独で任意設定ストローク駆動できるようシーケンス制御される。
一連の動作をシーケンス制御させることで長尺ワーク20に任意設定間隔で任意設定深さで異径の穴でも連続してあけることができる。
それぞれの押さえ部材4,4’、7,7’の対面には任意間隔を持って固定部材14が固設される。
固定テーブル5のセンター部には初期位置決め用シリンダー15を固設する。
それぞれのシリンダー及びモーターシリンダー1は単独で任意設定ストローク駆動できるようシーケンス制御される。
一連の動作をシーケンス制御させることで長尺ワーク20に任意設定間隔で任意設定深さで異径の穴でも連続してあけることができる。
本発明は以上のような構成であり、これを使用する過程を図4から図7を参照して次に述べる。
なお説明上穴の間隔、深さはあらかじめプログラミングされているものとする。
なお説明上穴の間隔、深さはあらかじめプログラミングされているものとする。
長尺ワーク20を図4の右方向から差し込み初期位置決め用シリンダー15のロッド16に押し当てる。
電源を投入することでスタートとなり、初期位置決めシリンダー15のロッド16が後退し、移動テーブル2,2’のワーククランプ手段であるシリンダー3,3’が作動し押さえ部材4,4’が移動し長尺ワーク20をクランプし、クランプ確認後モーターシリンダー1が一個目の穴あけ設定位置まで移動する。(図4から図5参照)
モーターシリンダー1の移動停止確認後、固定テーブル5のクランプ手段であるシリンダー6,6’、が作動し押さえ部材7,7’で長尺ワークをクランプし穴あけ手段である穴あけドリル8が回転しその送り手段であるシリンダー9が作動し設定深さの穴あけを行う。(図6参照)
穴あけ完了後穴あけドリル8は送り手段シリンダー9によって初期位置まで戻り穴あけドリル8の回転を中止する。
電源を投入することでスタートとなり、初期位置決めシリンダー15のロッド16が後退し、移動テーブル2,2’のワーククランプ手段であるシリンダー3,3’が作動し押さえ部材4,4’が移動し長尺ワーク20をクランプし、クランプ確認後モーターシリンダー1が一個目の穴あけ設定位置まで移動する。(図4から図5参照)
モーターシリンダー1の移動停止確認後、固定テーブル5のクランプ手段であるシリンダー6,6’、が作動し押さえ部材7,7’で長尺ワークをクランプし穴あけ手段である穴あけドリル8が回転しその送り手段であるシリンダー9が作動し設定深さの穴あけを行う。(図6参照)
穴あけ完了後穴あけドリル8は送り手段シリンダー9によって初期位置まで戻り穴あけドリル8の回転を中止する。
穴あけドリル8の送り手段シリンダー9が初期位置まで戻った事を確認後、移動テーブル2,2’のワーククランプ手段シリンダー3,3’がもどりクランプを解除し解除信号を受けモーターシリンダー1が作動し移動テーブル2,2’が初期位置まで戻る。(図7参照)
モーターシリンダー1が初期位置まで戻ると移動テーブル2,2’のクランプ手段であるシリンダー3,3’が作動し押さえ部材4,4’で長尺ワークをクランプし、固定テーブルのワーククランプ手段であるシリンダー6,6’が作動しクランプを解除し、2個目の穴あけ設定位置までモーターシリンダー1が作動し2個目の穴あけが開始される。
一連の動作を繰り返す事で、一本の長尺ワークに多数の穴をあける事ができるものである。
一連の動作を繰り返す事で、一本の長尺ワークに多数の穴をあける事ができるものである。
移動テーブル2’と固定テーブル5の必要最大ストロークの間隔とモーターシリンダー1のストロークはワークにあける穴と穴の最大ピッチをあらかじめ想定し、決定する。
本発明は穴と穴の最大ピッチの移動ストロークを持つ装置で、無限大の長さを持つワークに多数の穴を任意設定間隔で任意設定深さであける事を可能にしたものである。
本発明は穴と穴の最大ピッチの移動ストロークを持つ装置で、無限大の長さを持つワークに多数の穴を任意設定間隔で任意設定深さであける事を可能にしたものである。
1 モーターシリンダー
2、2’ 移動テーブル
3、3’ シリンダー
4、4’ 押さえ部材
5 固定テーブル
8 穴あけドリル
10 スライドレール
11 縦方向テーブル
14 固定部材
15 位置決めシリンダー
20 長尺ワーク
2、2’ 移動テーブル
3、3’ シリンダー
4、4’ 押さえ部材
5 固定テーブル
8 穴あけドリル
10 スライドレール
11 縦方向テーブル
14 固定部材
15 位置決めシリンダー
20 長尺ワーク
Claims (1)
- 長尺ワークのクランプ装置数ヶ所とワークに直角上縦方向に、送り手段であるシリンダーに直結された穴あけドリルを設けた固定テーブルの両端に、片側は必要最大間隔をもたせ、モーターシリンダーによって連動可動する移動テーブルを配置し、この両側移動テーブルに固定テーブルと横同一位置に同様のワークのクランプ装置を設けて、長尺ワークをクランプするタイミングを固定テーブル側、移動テーブル側それぞれをシーケンス回路で制御し、モーターシリンダーによる制御で長尺ワークを任意設定間隔自動送りし穴あけ位置を設定後、送り量を設定したドリルで穴あけを行う。
以上一連の動作をシーケンス制御させ繰り返し動作で長尺ワークを順送りさせることで一本の長尺ワークに任意設定間隔で任意設定深さの穴を連続してあけることを特徴とする。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120275A JP2006263898A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 長尺ワーク自動送り穴あけ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005120275A JP2006263898A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 長尺ワーク自動送り穴あけ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006263898A true JP2006263898A (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=37200391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005120275A Pending JP2006263898A (ja) | 2005-03-23 | 2005-03-23 | 長尺ワーク自動送り穴あけ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006263898A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103611968A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-05 | 浙江锐博建材有限公司 | 一种楼承板钻孔机的钻孔机构 |
CN109290606A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-02-01 | 天津秀曼科技发展有限公司 | 轴类双面深孔钻机床 |
CN110722193A (zh) * | 2019-11-30 | 2020-01-24 | 重庆阳登机电有限公司 | 电机轴中心位置定位装置 |
CN112060256A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-12-11 | 陈乐� | 一种用于胶合板或单板加工的冲孔装置 |
-
2005
- 2005-03-23 JP JP2005120275A patent/JP2006263898A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103611968A (zh) * | 2013-11-28 | 2014-03-05 | 浙江锐博建材有限公司 | 一种楼承板钻孔机的钻孔机构 |
CN109290606A (zh) * | 2018-11-16 | 2019-02-01 | 天津秀曼科技发展有限公司 | 轴类双面深孔钻机床 |
CN109290606B (zh) * | 2018-11-16 | 2024-03-19 | 天津秀曼科技发展有限公司 | 轴类双面深孔钻机床 |
CN110722193A (zh) * | 2019-11-30 | 2020-01-24 | 重庆阳登机电有限公司 | 电机轴中心位置定位装置 |
CN112060256A (zh) * | 2020-09-15 | 2020-12-11 | 陈乐� | 一种用于胶合板或单板加工的冲孔装置 |
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