JP2006263403A - 電動式旅行カバン（キャリ−ケ−ス、ス−ツケ−ス） - Google Patents

Abstract

【課題】ボタンを押すだけでカバンが自力走行するようにしたより便利な電動式旅行用カバンを提供する。
【解決手段】動輪（４）は継手（１０）を介して電動モ−タ−（５）に接続されモ−タ−の回転により駆動され、電動モ−タ−（５）の発停はカバン上部の把手近くに設けられた、電気スイッチにより行なわれる。継手（１０）はカバンの落下、取り扱い時に車輪にかかる衝撃を吸収し電動モ−タ−や軸の損傷を防止する。
【選択図】図２

Description

この発明は車輪、電動モ−タ−、乾電池（蓄電池）、及び電気スイッチを装備し、電動で動くようにした旅行カバンに関するものである。
［背景技術］

従来、旅行カバン（キャリ−ケ−ス）は車輪を有するものの、手で引っ張っていた
［発明が解決しようとする課題］

これはつぎのような問題点があった。
旅行カバンは大形で且つ重量が重いにも関わらず、手で引っ張っていたが、持ち運び、移動時にはかなりの労力を要し非常に不便であった。
本発明は以上のような欠点を解決するためになされたものである。
［課題を解決するための手段］

カバンの底部の車輪に電動モ−タ−を接続し、乾電池又は蓄電池の電力でカバンが走行できるようにしたものである。
［発明の効果］

押しボタンスイッチを押すだけで、カバンは自力で走行し、人力を軽減する事ができ、従来より持ち運びが便利になる。特に非力な女性、老人には効果的である。
［発明を実施するための最良の形態］

以下、本発明の実施例について説明する。
（イ）カバン（１）の下部にモ−タ−室（２）を作る、モ−タ−室（２）には電動モ−タ−（４）、前輪（７）一個、動輪（４）二個、軸受け箱（９）乾電池（蓄電池）（６）、車軸（１１）、モ−タ−軸（８）を取り付ける
（ロ）前輪（７）はカバン底部板に直接取り付け、３６０度回転式とし電動モ−タ−とは接続しない自転式である。
（ハ）動輪（４）は継手（１０）を介して電動モ−タ−（５）に接続されモ−タ−の回転により駆動される。
（ニ）電動モ−タ−（５）の発停はカバン上部の把手近くに設けられた、電気スイッチ（３）により行なわれる。
（ホ）継手（１０）はカバンの落下、取り扱い時に車輪にかかる衝撃を吸収し電動モ−タ−や軸の損傷を防止する。
その構造は図のように、正回転時はモ−タ−軸（８）はストッパ−（１３）を押して動力を車軸（１１）に伝えるが、逆回転時はストッパ−を押上げてモ−タ−軸と車輪軸は夫々、空転する。
従い、モ−タ−故障や乾電池が消耗した時はケ−スを逆方向に引っ張れば通常のケ−ス同様に引っ張り、車輪の回転が阻害される事はない。
尚、ストッパ−は通常、板バネ（１２）で継手内に挿入維持される。
（ヘ）夫々の電気装置は配線で接続される。

本発明の断面図である。 本発明のモ−タ−室（２）の断面図である。 本発明の継手（１０）の断面図である。

符号の説明

１ ケ−ス本体 ２ モ−タ−室 ３ 電気スイッチ
４ 動輪 ５ モ−タ− ６ 乾電池
７ 前輪 ８ モ−タ−軸 ９ 軸受箱
１０ 継手 １１ 車軸 １２ 板バネ
１３ ストッパ−

Claims (1)

1. 電動モ−タ−、車輪及び乾電池を下部に取り付ボタン操作で動くように考案した旅行カバン類（キャリ−ケ−ス、ス−ツケ−ス）

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