JP2006262982A - つけ爪装置およびつけ爪装置システム - Google Patents

つけ爪装置およびつけ爪装置システム Download PDF

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Abstract

【課題】多様化するネイルアートの需要に応える。
【解決手段】人爪に沿った形状と大きさとを有して画像を表示する薄板状の表示層23と、表示層23に積層一体に設けられて表示層23に駆動電力を供給する薄板状の太陽電池層22と、表示層23に積層一体に設けられて人爪に着脱自在に設けられる薄板状のベース基板21とを備える。ベース基板31は、表示層23に表示する表示データが格納されるデータ格納部28と、データ格納部28から表示データを読み出して表示層23に表示させる表示制御回路29と、太陽電池層22の蓄電制御を行う太陽電池制御回路27と、太陽電池層22の発電電力を蓄電して表示部23とベース基板21とに電力を供給する蓄電池24とを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、人の爪に絵柄を描写したうえで、その描写内容を管理するつけ爪装置やつけ爪装置システムに関する。
従来から、人爪に絵柄描写(以下、ネイルアートという)を施してもらう場合、ネイルアートを所望する当人がネイルサロン等のネイルアート専門店を訪問したうえで、その店においてネイリストと呼ばれる専門家によってネイルアートを行ってもらう、あるいは、ネイルアートを所望する当人が上記ネイルアート専門店等を訪れて色・図柄が予め装飾されたつけ爪を購入したうえで、当人もしくは専門家がそのつけ爪を当人の爪に装着する、などといった方法が採られている。
また、近年、「自動ネイルアートマシン」と呼ばれる装置が開発されている。その装置では、前面パネル等に爪の挿入孔が設けられており、挿入孔に挿入された爪に自動的に絵柄を描写するように構成されている。絵柄は複数設定されており、前面パネル等に絵柄の選択ボタンが設けられている。この装置の使用に際しては、ネイルアートを所望する当人が前記装置が設置されたネイルアート専門店を訪問して、当人の指を装置の爪挿入孔に差し込んだ状態で選択ボタンを操作することで、自動的に当人の爪にネイルアートが施されるようになっている。
また、上記装置を改良したものとして、ネイルアートを所望する当人自身によって絵柄を作成したうえでその絵柄を三次元データ化して当人の爪に書き込める装置が考案されている(特許文献1参照)。
更に、ICチップを搭載したつけ爪を用いたシステムが考案されている。このシステムでは、ネイルアートを所望する当人が所有する端末装置と、ネイルアート専門店の顧客管理用端末装置と、ネイルアート情報管理サーバとがインターネット等の電気通信回線を介して双方向通信可能に接続されている。ネイルアートを所望する当人が所有する端末装置やネイルアート専門店の顧客管理用端末装置は、つけ爪のICチップとの間でデータの送受信が可能な通信装置(有線/無線通信)を備えている。また、ネイルアート情報管理サーバには、各ネイルアート専門店の描写可能絵柄や予約情報が格納されている。ネイルアートを所望する当人がその端末装置を介して、ネイルアート情報管理サーバにアクセスして、ネイルケア情報(ネイルアート専門店の予約、希望絵柄等)を登録することで、自動的に所望するネイルアート専門店に予約(時間と所望絵柄)が行えるようになっている。
予約情報は、ネイルアートを所望する当人が所有する端末装置から通信装置を介してつけ爪のICチップに格納される。この状態で上記予約を行った当人が上記つけ爪を持参してネイルアート専門店に出向き、つけ爪のICチップとネイルアート専門店の顧客管理用端末装置とを通信可能に接続することで予約の確認を行ったうえ持参したつけ爪にネイルアートを施してもらう。
特許3016147号公報 特開2003−006309号公報
しかしながら、上述したいずれの従来例においても、絵柄を、爪やつけ爪に直接顔料・染料等を用いて描写することしか出来ない。そのため、いったん爪やつけ爪に絵柄を描写したうえで絵柄を変更する場合は、先に描かれた絵柄を除去したうえで別の絵柄を描写するしかなく、多様化するネイルアートの需要に十分に応えることができない。
本発明のつけ爪装置は、人爪に沿った形状と大きさとを有して画像を表示する薄板状の表示層と、前記表示層に積層一体に設けられて前記表示層に駆動電力を供給する薄板状の太陽電池層と、前記表示層に積層一体に設けられて人爪に着脱自在に設けられる薄板状のベース基板とを備える。前記ベース基板は、前記表示層に表示する表示データが格納されるデータ格納部と、前記データ格納部から前記表示データを読み出して前記表示層に表示させる表示制御回路と、前記太陽電池層の蓄電制御を行う太陽電池制御回路と、前記太陽電池層の発電電力を蓄電して前記表示部と前記ベース基板とに電力を供給する蓄電池とを備える。このような構成を備えることで、本願発明のつけ爪装置は上述した課題を解決する。
本発明によれば、つけ爪の表示部に自由に絵柄を描写することができるうえに、描写した絵柄を自由に変更することができ、多様化するネイルアートの需要に十分に応えることができる。また、動画描写を行うことができ、その描写の表現幅を格段に広げることができる。しかも、動画描写を、各爪の間で互いに関連させた状態で表示することができ、その分、さらに描写の表現幅を広げることができる。
図1は、本発明の最良の実施形態に係るつけ爪装置システムを含む全体システムの構成図であり、図2は、つけ爪装置システムにネイルアートを供給するネイルアート作成装置の構成図であり、図3はネイルアート作成装置の機能ブロック図であり、図4(a)はつけ爪装置の一部切欠平面図であり、図4(b)は、つけ爪装置の断面図であり、図5はつけ爪装置の機能ブロック図である。
これらの図において、1はネイルアート作成装置であり、2はネイルアートデータ管理サーバであり、3は、電気通信回線の一例であるインターネット回線である。ネイルアートデータ管理サーバ2は、予めネイルアートデザインが格納されたデータベース4と、インターネット回線3を介して双方向通信する通信装置5とを備える。ネイルアートデータ管理サーバ2に格納されているネイルアートデザインは、予めネイルアートデータ管理サーバ2の管理者によってデータベース4に記憶される。
ネイルアート作成装置1は、パーソナルコンピュータ等からなるネイルアート作成装置本体6と、つけ爪通信装置7とを備える。ネイルアート作成装置本体6は、ネイルアート画像の作成を制御する画像作成器10と、ネイルアートの作成に必要となる各種画像/映像を表示する画像表示器11と、ネイルアート作成者によるネイルアート作成入力を受け付ける入力器12と、作成されたネイルアートのデータを記憶する記憶器13と、インターネット回線3との間で双方向通信する送受信器14と、ネイルアート作成装置本体6全体の動作制御を行う制御器15とを備える。
つけ爪通信装置7は、つけ爪装着孔16を有する。つけ爪装着孔16は人の指の数(図では片手の指の数(5)であるが、両手の指の数(10)であってもよい)に合致する数だけ設けられる。各つけ爪装着孔16にはつけ爪通信素子17が設けられる。つけ爪通信素子17は、次に説明するつけ爪の通信素子との間で、Bluetoothや赤外線通信等の近距離無線通信により接続されてデータ通信する素子である。
次に、ネイルアート作成装置1によりネイルアートが供給されるつけ爪装置20の構成を説明する。本発明は、つけ爪装置20や複数のつけ爪装置20から構成されるつけ爪装置システムに特徴がある。
つけ爪装置20は、ベース基板21と、太陽電池層22と、表示層23と、小型の蓄電池24とを備える。ベース基板21は、0.1〜0.5mm程度の薄い平板の多層回路基板から構成されており、人爪の形状に沿った湾曲形状を有する。ベース基板21には、各種回路部品および各種センサが実装されている。さらにベース基板21には蓄電池24が実装されている。ベース基板21の下面(爪やつけ爪通信装置7への装着面)には通信素子25が実装されている。通信素子25は、つけ爪通信装置7側のつけ爪通信素子17との間で赤外線通信やBluetooth等の近距離無線通信により接続されてデータ通信する素子である。ベース基板21に実装された各種回路部品は、表示層23のドライバ回路26(以下、液晶ドライバ回路26という)、太陽電池層22の制御回路27(以下、太陽電池制御回路27という)、ネイルアートデータを格納するデータ格納部28、データ格納部28に格納されているネイルアートデータの表示制御を行う表示制御回路29、タイマ回路30、および通信端子25を介した通信を制御するデータ送受信回路31を含む。ベース基板21に実装された各種センサは、音センサ40、接触センサ41、ジャイロセンサ42、および加速度センサ43を含む。
ベース基板21の上面には太陽電池層22が積層配置されている。太陽電池層22は0.1〜0.5mm程度の薄い平板からなり、ベース基板21と同等の形状を有する。ベース基板21の太陽電池層制御回路27と太陽電池層22とは接続されている。太陽電池層22の上面には表示層23が積層配置されている。表示層23は、0.1〜0.5mm程度の薄い平板からなり、ベース基板21と同等の形状を有する。ベース基板21の液晶ドライバ回路26と表示層23とは接続されている。表示層23は、電圧が付与されない状態では透明となる液晶構造と透明表示電極(図示省略)とを有する。また、表示層23は反射型の液晶表示構造を備えており、その上面から入射する光を太陽電池層22で反射させて表示する構成となっている。蓄電池24は、太陽電池層22で発電される電力を蓄電する。ベース基板21と液晶層23とは、蓄電池24から供給される電力により稼動する。本実施形態では、通信素子25とデータ送受信回路31とから通信部が構成されている。
表示層23は、人爪に沿った形状と大きさとを有している。太陽電池層22は、表示層23の爪装着面側に積層一体に設けられている。ベース基板21は、太陽電池層22の爪装着面側に積層一体に設けられている。このように構成されたつけ爪装置20が、つけ爪装着者の各爪に着脱自在に設けられている。装着は、例えば、両面テープ等による接着によって実施される。
つけ爪装置20は人の爪の数だけ(片手の場合には5個、両手の場合には10個)設けられて、つけ爪装置システムが構成されている。さらには、一人のつけ指装着者に装着される各つけ爪装置20どうしや、複数のつけ指装着者のつけ爪装置システムどうしが通信素子25およびデータ送受信回路31を介して互いに通信可能に連携されている。
次に、このつけ爪装置システムによるネイルアートの作成を説明する。まず、ネイルアートデータ管理サーバ2に格納されているネイルアートデータをネイルアート作成装置1にダウンロードする作成状態を説明する。この場合、ネイルアート作成装置1を操作するネイルアート希望者は、つけ爪装置20をつけ爪通信装置7のつけ爪装着孔16に装着させることで、つけ爪通信素子17と通信素子25とを通信可能とする。なお、各つけ爪装置20がつけ爪装着孔16に装着された状態において、つけ爪通信素子17と通信素子25とは互いに対向するように、つけ爪通信素子17は配置されており、これにより、つけ爪通信素子17と通信素子25とは近距離無線通信によって通信可能となる。
以上の準備をしたうえで、ネイルアート希望者はネイルアート作成装置1(送受信器14)を操作して、インターネット回線3を介してネイルアートデータ管理サーバ2にアクセスする。すると、ネイルアートデータ管理サーバ2は、データベース4から購入可能なネイルアートリスト44を読み出して、そのデータをネイルアート作成装置1に送信する。ネイルアートリスト44データを受信したネイルアート作成装置1(具体的には制御器15)は、その画像(ネイルアートの画像サンプル45を含む)を画像表示器11に表示させる。図6(a)は、ダウンロードしたネイルアートリスト44が表示された画像表示器11の表示画面を示す。ネイルアート希望者は、画像表示器11に表示されているネイルアートリスト44を画面上でスクロールしながら所望するネイルアートを選択する。所望するネイルアートが決まると、ネイルアート希望者は、画像表示器11の画面上に表示される購入ボタン50、51を図示しないマウス等の入力器12を用いて操作(クリック)する。なお、購入形態には、購入時と同時に表示層23で表示させる購入形態と、購入時には表示層23で表示させることなくネイルアートデータを一旦記憶器13に格納したうえで、後日、つけ爪装置20に送信して表示層23に表示させる購入形態とがある。画像表示器11には、両購入形態に対応した購入ボタン50,51が表示される。ネイルアート希望者は、希望する購入形態を選択してその購入形態に対応する購入ボタン50,51を操作する。
購入ボタン50,51が操作されたことを検知したネイルアート作成装置1の制御器15は、送受信器14を介してネイルアートデータ管理サーバ2に再アクセスして、購入希望のネイルアートデータを指定する。ネイルアートデータの指定を受けたネイルアートデータ管理サーバ2は、データベース4から指定されたネイルアートデータを読み出してネイルアート作成装置1に送信する。
ネイルアートデータを受信したネイルアート作成装置1(具体的には制御器15)は、受信したネイルアートデータを記憶器13に格納する。その際、例えば、画像表示器11には、図6(b)に示すように、購入したネイルアートの画像サンプル46が表示される。
購入時に直ちに表示する購入形態を選択した場合、ネイルアート作成装置1は、記憶器13に格納したネイルアートデータを、つけ爪通信装置7のつけ爪通信素子17を介してつけ爪装置20(通信素子25)に送信する。通信素子25を介してネイルアートデータを受信したつけ爪装置20のデータ送受信回路31は、そのデータをデータ格納部28に格納する。データ格納部28にネイルアートデータが格納されたことを検知した表示制御回路29は、データ格納部28からネイルアートデータを読み出して表示可能に信号処理したうえで、そのデータを液晶ドライバ回路26を介して表示層23に送ってネイルアートとして表示させる。
なお、上記したつけ爪装置20の表示動作における駆動電力は、蓄電池24から供給される。蓄電池24は、太陽電池層22により発電された電力を蓄えることでつけ爪装置20に電力を供給する。ここで、表示層23は、表示用の電圧が印加されない状態では、透明となる性質を有している。そのため、表示動作を実施しない状態では、透明となった表示層23を介して外部から太陽電池層22に光が入射することになる。太陽電池層22は、この入射光を用いて非表示動作時に発電してその発電電力を蓄電池24に蓄える。
なお、後日表示させる購入形態を選択した場合には表示層23での表示動作は行われない。また、ネイルアートデータの購入に際する支払いは、例えば、銀行口座の引き落とし処理により実施される。
以上説明したネイルアートデータのダウンロード処理および表示層23でのネイルアートデータの表示処理により、ネイルアート希望者が所望したネイルアートは、つけ爪装置20の表示層23に表示される。
次に、ネイルアートデータ管理サーバ2からネイルアートデータをダウンロードすることなく、ネイルアート作成装置1において、ネイルアートデータを作成する場合を説明する。この場合、ネイルアート作成装置1でのネイルアートデータの作成とは、ネイルアートデータ管理サーバ2からダウンロードしたネイルアートをネイルアート作成装置1において加工修/正する処理も含む。
ここでは、背景となる背景画像上をキャラクタが動き回るアニメーション画像を作成する場合を説明する。この場合、ネイルアート作成装置1は、図7(a)に示すように、背景画像レイヤ60と、キャラクタの第1の動作状態を示す第1のキャラクタ画像レイヤ61と、キャラクタの第2の動作状態を示す第2のキャラクタ画像レイヤ62とを作成したうえで、これらのレイヤ60,61,62を図7(b)に示すように合成(画面上で積層配置)したうえで、その合成具合を時間軸上で変動させることで、アニメーション画像として表示する。図7(a)〜(e)では、柵の前に小屋が配置された背景からなる背景画像レイヤ60において、ひよこのキャラクタが飛び跳ねながら右から左に移動する様子が、キャラクタの姿勢が互いに異なる第1のキャラクタ画像レイヤ61と第2のキャラクタ画像レイヤ62とを、背景画像レイヤ60に対して異なる相対位置で合成することで、アニメーション描画する。なお、図7(c)〜(e)は、時間軸上で連続する表示形態それぞれを示している。さらには、横長となった背景画像レイヤ60をその長手方向に沿って5つに分割して、分割した各画像をつけ爪装置20それぞれで表示することで、キャラクタが各つけ爪装置20を移動するかのごとくアニメーション描画する。
まず、背景画像レイヤ60,第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62の作成動作を説明する。ネイルアート作成装置1には、予め画像作成器10のソフトウェアがインストールされている。ネイルアート希望者は、ネイルアート作成装置1において画像作成器10を駆動させる。そうすると、画像表示器11には、図8(a)に示す画像レイヤの作成画面70が表示される。この作成画面70において、ネイルアート希望者は、背景画像レイヤ60および第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62を作成する。図8(a)では、背景画像レイヤ60の作成画面70が表示されているが、図8(b)に示すように、第1のキャラクタ画像レイヤ61や第2のキャラクタ画像レイヤ62も、同様の作成画面70において作成される。図8(b)においては、第1のキャラクタ画像レイヤ61は、歩いている状態のキャラクタ(ひよこ)を描画している。第2のキャラクタ画像レイヤ62は、飛び跳ねている状態のキャラクタ(ひよこ)を描画している。
画像レイヤ60,61,62の作成は、通常の画像作成用のソフトウェアと変わらないため、ここではその詳細な説明を省略するが、例えば、次のようにして作成される。すなわち、画像レイヤ60,61,62のテンプレートデータをネイルアート作成装置1(記憶器13等)に記録しておく。画像作成器10の駆動時において、上記テンプレートのリストを画像表示器11に表示して、ネイルアート希望者によって一つないし複数のテンプレートを選択させてその画像を画像表示器11を表示させる。そのうえで、ネイルアート希望者が、表示しているテンプレートを画像作成器10を用いて画像修正することで所望する画像レイヤ60,61,62に加工する。
第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62とは異なり背景画像レイヤ60においては、次に、作成した背景画像レイヤ60をつけ爪装置20の数(通常は5)に応じて分割する処理を行う。分割は、画像表示器11の画面上に表示された分割ボタン63をネイルアート希望者がマウス等の入力器12を用いて操作(クリック)することで実施される。分割ボタン63の操作を検知した画像表示器11は、背景画像レイヤ60の分割処理を実施する。分割処理は、具体的には、図9(a)に示す背景画像レイヤ60を複数の分割背景画像レイヤ6015に分割する処理と、図9(b)に示す分割した各分割背景画像レイヤ6015の座標を再計算する処理とからなる。
引き続いて、各つけ爪装置20におけるアニメーション画像の動画状態生成方法やつけ爪装置システム全体としてのの表示形態を説明する。ネイルアート希望者は、各画像レイヤ60,61,62を作成したのち、画像表示器11の作成画面70上において、動画パターンと動画速度とを設定する。動画パターンとは、図8(c)に示すように、第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62に描写されているキャラクタの移動軌跡を示すものであり、例えば、移動軌跡64aは、直線状水平移動軌跡を示し、移動軌跡64bは曲線状波線移動軌跡を示し、64cは直線状波線移動軌跡を示し、64dは矩形波状移動軌跡を示し、移動軌跡64eは楕円状Uターン移動軌跡を示す。これらの移動軌跡64a〜64eは、予め、画像作成器10において設定されて記憶されており、動画パターン設定枠71において、入力器12により選択可能な状態で表示されている。動画速度は、第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62に描写されているキャラクタの移動速度を示し、例えば移動単位数/秒として設定される。動画速度は動画速度設定枠72において、入力器12を用いて入力可能となっている。なお、ここでいう移動単位とは、上記キャラクタの最小移動単位のことである。
ネイルアート希望者は、作成画面70上の動画パターン設定枠71と動画速度設定枠72とにおいて、所望する移動軌跡64a〜64eの選択操作と動画速度の入力とを行う。選択/入力操作は入力器12を用いて行う。画像作成器10は各移動軌跡64a〜64eと動画速度とに基づいて移動関数を算定する算定式を記憶しており、選択された移動軌跡64a〜64eと入力された動画速度とから移動関数を算定する。
次に、各画像レイヤ60〜62の表示形態の具体例を説明する。
まず、各画像レイヤの表示データの概略を説明する。各画像レイヤの表示データは、
・座標領域
:画像が移動可能な最大領域を示し、本実施形態では、通常、−100≦x≦100,−100≦y≦100が設定される。
・画像データ
・表示領域
:画像の大きさを示し、本実施形態では、0≦x≦100,0≦y≦100が設定される。
・表示角度使用フラグ:画像の回転処理の有無を示し、0は無回転、1は回転を示す。
・表示基準位置(x,y)
:表示の基準となる位置を示す。
・表示角度
:回転処理を行う場合の回転角度を示す。
・表示フラグ
:画像表示の有無を示すフラグであって、1は表示、−1は非表示を示す。後述する表示関数により求められる。
・開始からの時間
:表示開始からの時間を示し、後述する移動関数や表示関数のパラメータとして用いられる。
・移動関数
:画像の移動量を示す関数であって、開始からの時間をパラメータにして計算される。
・表示関数
:表示フラグを算定する関数であって、開始からの時間をパラメータにして計算される。
まず、分割背景画像レイヤ60の表示形態例を図10を参照して説明する。ここでは、親指のつけ爪装置20に表示される分割背景画像レイヤ605を例して説明するが、他の分割背景画像レイヤ6014においても同様の表示形態である。
分割背景画像レイヤ605の表示データは次のようになる。
・座標領域(−100≦x≦100,−100≦y≦100)
・画像データ(60a)
:図10参照
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示角度使用フラグ(0)
・表示基準位置(0,0)
・表示角度(0°)
:背景画像レイヤ605では無回転処理であるため、0°となる。
・表示フラグ(1)
:背景画像レイヤ605では常時表示となる。
・開始からの時間
・移動関数y=0×t
x=0×t
:背景画像レイヤ605では無移動を示す。
・表示関数P=1+t×0
以上説明した表示データにより、背景画像レイヤ605は、表示期間中、常時表示60b(図10参照)となる。他の背景画像レイヤ6014においても、表示する背景画像の領域が異なるものの、常時表示となる。
次に、第1のキャラクタ画像レイヤ61の表示形態例を図11を参照して説明する。第1のキャラクタ画像レイヤ61の表示データは、次のようになる。
・座標領域(−100≦x≦100,−100≦y≦100)
・画像データ61a
:図11参照
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(x,y)
・表示フラグ
・移動関数y=0×t
x=−1×t
・開始からの時間(t=0)
・表示関数P=(−1)t
このような表示データを有する第1のキャラクタレイヤ61の各時刻の表示形態は次のようになる。
時刻t=0における第1のキャラクタ画像レイヤ61は、
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(0、0)
・表示角度 0°
・表示フラグ(1)
・移動関数y=0
x=0
・開始からの時間(t=0)
・表示関数P=1
となる。
以上説明した表示データにより、第1のキャラクタ画像レイヤ61は、時刻t=0において、61b(図11参照)となる。
時刻t=1における第1のキャラクタ画像レイヤ61は、
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(−1、0)
・表示角度 0°
・表示フラグ(−1)
・移動関数y=−1
x=0
・開始からの時間(t=1)
・表示関数P=−1
となる。
以上説明した表示データにより、第1のキャラクタ画像レイヤ61は、時刻t=1において、61c(図11参照:非表示)となる。
時刻t=10における第1のキャラクタ画像レイヤ61は、
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(−10、0)
・表示角度 0°
・表示フラグ(1)
・移動関数y=−10
x=0
・開始からの時間(t=10)
・表示関数P=1
となる。
以上説明した表示データにより、第1のキャラクタ画像レイヤ61は、時刻t=10において、61d(図11参照)となる。
次に、第2のキャラクタ画像レイヤ62の表示形態例を図12を参照して説明する。第2のキャラクタ画像レイヤ62の表示データは、次のようになる。
・座標領域(−100≦x≦100,−100≦y≦100)
・画像データ62a
:図12参照
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(x,y)
・表示フラグ
・移動関数y=0×t
x=−1×t
・開始からの時間(t=0)
・表示関数P=(−1)t+1
このような表示データを有する第2のキャラクタレイヤ62の各時刻の表示形態は次のようになる。
時刻t=0における第2のキャラクタ画像レイヤ62は、
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(0、0)
・表示角度 0°
・表示フラグ(0)
・移動関数y=0
x=0
・開始からの時間(t=0)
・表示関数P=−1
となる。
以上説明した表示データにより、第2のキャラクタ画像レイヤ62は、時刻t=0において、62b(図12参照:非表示)となる。
時刻t=1における第2のキャラクタ画像レイヤ62は、
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(−1、0)
・表示角度 0°
・表示フラグ(1)
・移動関数y=−1
x=0
・開始からの時間(t=1)
・表示関数P=1
となる。
以上説明した表示データにより、第2のキャラクタ画像レイヤ62は、時刻t=1において、62c(図12参照)となる。
時刻t=10における第1のキャラクタ画像レイヤ61は、
・表示領域(0≦x≦100,0≦y≦100)
・表示基準位置(−10,0)
・表示角度 0°
・表示フラグ(−1)
・移動関数y=−10
x=0
・開始からの時間(t=10)
・表示関数P=−1
となる。
以上説明した表示データにより、第2のキャラクタ画像レイヤ62は、時刻t=10において、62d(図11参照)となる。
以上説明した表示形態に沿って各画像レイヤ60,61,62の表示制御を行いつつ、これら画像レイヤ60,61,62を重ね合わせて表示することで、各つけ爪装置20を、つけ爪装置システム(単一のつけ爪装着者に装着される複数のつけ爪装置20)全体として互いに関連付けて表示させる。画像レイヤ60,61,62合成表示スケジュールの一例を図13に示す。ここでツメナンバーとは、各ツメ(つけ爪装置20)固有に付された番号であって、1は親指のつけ爪装置20を示し、2は人差し指のつけ爪装置20を示し、3は中指のつけ爪装置20を示し、4は薬指のつけ爪装置20を示し、5は小指のつけ爪装置20を示す。
次に、つけ爪装置20におけるアニメーション画像の表示形態の変形例を説明する。なお、以下に説明するアニメーション画像のデータは、上述した方法と同様の方法により予め作成されたうえで、データ格納部28に格納されている。
(キャラクタの回転表示)
つけ爪装置20におけるキャラクタの回転表示は、音センサ40からの音検知に基づいて実施される。以下、図14のフローチャートと図15の表示例を参照して説明する。この例では、描写の回転処理前の状態では、図15(a)に示すように、各つけ爪装置20では、分割背景画像レイヤ6015や第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62の左右方向が、各指Aの左右方向(幅方向)に一致している。
この状態で、つけ爪装置20を装着した使用者が、左右の手の指(最適は親指どうし)を付き合わせることで、”カチン・カチン”という音を発生させる。この音を検知した各つけ爪装置20の音センサ40は、表示制御回路29に音検知信号を送信する。表示制御回路29では、音センサ40から音検知信号を受信するか否かを監視する(S101)。S101で音検知信号の受信を検知した各つけ爪装置20の表示制御回路29は、当該つけ爪装置20が右手に装着されたものか左手に装着されたものかを判断する(S102)。装着手情報は表示制御回路29に予め記憶されており、その記憶を読み出すことで装着手は判断される。
右手装着を判断したつけ爪装置20の表示制御回路29は、次のように画像を回転処理する。親指に装着されたつけ爪装置20の表示制御回路29は、画像を時計周りに90°回転処理したうえで表示層23に表示する。一方、親指以外の指に装着されたつけ爪装置20の表示制御回路29は、画像を反時計周りに90°回転処理したうえで表示層23に表示する(S103)。
左手装着を判断したつけ爪装置20の表示制御回路29は、次のように画像を回転処理する。親指に装着されたつけ爪装置20の表示制御回路29は、画像を反時計周りに90°回転処理したうえで表示層23に表示する。一方、親指以外の指に装着されたつけ爪装置20の表示制御回路29は、画像を時計周りに90°回転処理したうえで表示層23に表示する(S104)。
回転処理は、各レイヤ60,61,62の表示データにおける回転角度を90°もしくは270°に設定することで実施される。これにより、図15(c)に示すように、当初、各つけ爪装置20の表示が並列配置された状態であったものから、親指側を上にした状態で、各つけ爪装置20の表示が縦列配置された状態に移行する。なお、図15(a)〜(c)の例では、表示例として左手の表示形態を示している。
(キャラクタの落下表示)
つけ爪装置20におけるキャラクタの落下表示は、ジャイロセンサ42からの加速度検知に基づいて実施される。以下、図16、図18のフローチャートと図17、図19の表示例を参照して説明する。この例では、落下表示前の状態では、いずれかのつけ爪装置20において、キャラクタが存在していることを前提としている。
この状態で、つけ爪装置20を装着した使用者が、左右の手のいずれかにおいて、各指の爪先を並列させる。指の並列状態は、図15(c)の指の状態と同様になる。このとき、並列させる指の本数を2本から5本まで任意に選定する。
次に、並列させた指群を、親指から小指に向かう方向に沿って降り抜いて最も小指側の指を任意の面に軽く衝突させる動作を行う。この動作は、指の並列方向に沿った加速度を発生させる。この加速度を検知した各つけ爪装置20のジャイロセンサ42は、表示制御回路29に指並列方向加速度検知信号を送信する。各指のつけ爪装置20では、表示制御回路29において、ジャイロセンサ42から指並列方向加速度検知信号を受信するか否かを監視する(S201)。S201で指並列方向加速度検知信号の受信を検知したつけ爪装置20の表示制御回路29は、周囲のつけ爪装置20に対して衝撃告知信号を送信する(S202)。送信はデータ送受信回路31によって通信素子25を介して実施される。
衝撃告知信号を送信したのち、表示制御回路29は、現時点において表示層23でキャラクタ表示を実施しているか否かを判断する(S203)。
S203で、キャラクタ表示を実施していると判断する場合、表示制御回路29は、小指側に隣接する指のつけ爪装置20から衝撃告知信号を受信したか否かを判断する(S204)。この判断は、衝撃を受けた指群において、自身が現在表示しているキャラクタを落下させる表示を連携して行う指が存在するか否かを判断する処理である。ここで、キャラクタを落下させる表示を連携して行う指とは、具体的には自身の指より小指側に隣接する指を示す。
S204で小指側に隣接する指のつけ爪装置20から衝撃告知信号を受信していないと判断する場合、表示制御回路29は、処理を終了してS201の判断に戻る。
一方、S204で、小指側に隣接する指のつけ爪装置20から衝撃告知信号を受信したと判断する場合、表示制御回路29は、表示層23において表示中のキャラクタの表示(図17(a)参照)を小指側に落下する画像(図17(b)参照)に切り換える(S205)。さらに、表示制御回路29は、落下画像を任意の時間(例えば、数秒)表示した後にキャラクタ非表示(図17(c)参照)にさらに切り換える(S206)。
S206の処理で表示層23における表示をキャラクタ非表示に切り換えたまち、表示制御回路29は、キャラクタ落下告知信号を送信する(S207)。送信はデータ送受信回路31によって通信素子25を介して実施される。
一方、S203で、キャラクタ表示を実施していないと判断する場合、表示制御回路29は、親指側に隣接する指のつけ爪装置20から、衝撃告知信号とキャラクタ落下告知信号の両信号を受信するか否かを判断する(S208)。この判断は、衝撃を受けた指群において、キャラクタを落下させる表示を連携して行う指が存在するか否かを判断する処理である。ここで、キャラクタを落下させる表示を連携して行う指とは、具体的には自身の指より親指側に隣接する指を示す。
S208で親指側に隣接する指のつけ爪装置20から両信号(衝撃告知信号とキャラクタ落下告知信号)を受信していないと判断する場合、表示制御回路29は、処理を終了してS201の判断に戻る。S208で、小指側に隣接する指のつけ爪装置20から両信号を受信したと判断する場合、表示制御回路29は、表示層23の表示形態を、キャラクタ非表示の状態(図18(a)参照)から、キャラクタが親指側から落下してくる画像(図18(b)参照)に切り換えたのち(S209)、任意の時間(例えば、数秒)経過後にキャラクタ表示(図18(c)参照)にさらに切り換える(S210)。
以上の表示切り換えを、ジャイロセンサ42による衝撃検知に基づいて実施することでキャラクタの落下表示を行う。
(キャラクタの第1の眩暈描写)
つけ爪装置20におけるキャラクタの第1の眩暈描写は、加速度センサ43からの加速度検知に基づいて実施される。以下、図19のフローチャートと図20の表示例を参照して説明する。
つけ爪装置20を装着した使用者が、両手をたたく動作を行う。この動作は、指の表裏方向(指の腹と爪とを結ぶ方向)に沿った加速度を発生させる。この加速度を検知した各つけ爪装置20の加速度センサ43は、表示制御回路29に指表裏方向加速度検知信号を送信する。各指のつけ爪装置20では、表示制御回路29において、加速度センサ43から指表裏方向加速度検知信号を受信するか否かが監視する(S301)。S301で加速度検知信号の受信を検知したつけ爪装置20の表示制御回路29は、現時点において表示層23でキャラクタ表示を実施しているか否かを判断する(S302)。
S302で、キャラクタ表示を実施していると判断する場合、表示制御回路29は、表示層23において表示中のキャラクタの表示を第1の眩暈状態の画像(図20参照)に切り換えて(S303)、処理を終了する。一方、S302で、キャラクタ表示を実施していないと判断する場合、表示制御回路29は、以降何も処理することなく終了する。
(キャラクタの第2の眩暈描写)
つけ爪装置20におけるキャラクタの第1の眩暈描写は、ジャイロセンサ42からの角速度検知に基づいて実施される。以下、図21のフローチャートと図22の表示例を参照して説明する。
つけ爪装置20を装着した使用者が、第2の眩暈表示を所望する手の指を軽く握り締めた状態でその拳を回す動作を行う。この動作は各指に角速度を発生させる。この角速度を検知した各つけ爪装置20のジャイロセンサ42は、表示制御回路29に角速度検知信号を送信する。各指のつけ爪装置20では、表示制御回路29において、ジャイロセンサ42から角速度検知信号を受信するか否かを監視する(S401)。S401で加速度検知信号の受信を検知したつけ爪装置20の表示制御回路29は、現時点において表示層23でキャラクタ表示を実施しているか否かを判断する(S402)。
S402で、キャラクタ表示を実施していると判断する場合、表示制御回路29は、ジャイロセンサ42が測定した角速度をジャイロセンサ42から取得し(S403)、取得した角速度の大きさに比例した時間長さの間、キャラクタ表示を、第2の眩暈状態の画像(図22参照)に切り換える(S404)。
一方、S402で、キャラクタ表示を実施していないと判断する場合、表示制御回路29は、以降何も処理することなく終了する。
(キャラクタの表示交換/表示移動)
つけ爪装置20におけるキャラクタの表示交換は、接触センサ41からの爪接触検知に基づいて実施される。ただし、キャラクタの表示交換は、キャラクタ交換を行う全てのつけ爪装置20のデータ格納部28に、キャラクタ交換や移動を行う複数のキャラクタの表示データやその識別データ(IDデータ)を格納していることが前提となる。
以下、図23のフローチャートと図24の表示例を参照してキャラクタの表示交換/表示移動を説明する。この場合、表示しているキャラクタの交換操作/移動操作は、自身の両手の間で実施する場合(移動)と、異なる人の間で実施する場合(交換)があるが、これらの表示交換/表示移動は以下の操作で同様に制御できる。
まず、つけ爪装置20を装着した使用者が、
・現在キャラクタが表示されている自身の指のつけ爪装置20から自身の他の指のつけ爪装置20にキャラクタを移動させたい、
・つけ爪装置20でネイルアートを実施している者どうしで互いのネイルアートを見せ合っているときに、現在自身の指のつけ爪装置20で表示しているキャラクタと、相手の指のつけ爪装置20で表示されているキャラクタとを交換したい、
と考える場合、
・キャラクタ移動を行う自身における指のつけ爪装置20同士、
もしくは、
・キャラクタ交換を所望する者同士でキャラクタ交換を行う指のつけ爪装置20同士を、
互いに接触させる。
各つけ爪装置20の接触センサ41は、上記接触を監視しており、接触を検知すると表示制御回路29に接触検知信号を送信する。表示制御回路29では、接触検知信号を受信するか否かを常時監視しており(S501)、S501で接触検知信号の受信を確認したつけ爪装置20の表示制御回路29は、データ格納部28から現在表示しているキャラクタ表示データの識別データを読み出す。さらに、表示制御回路29は、読み出したキャラクタの識別データに、現時点でのキャラクタレイヤの表示フラグと自身(つけ爪装置20)の識別情報を付加したうえで、そのデータ(以下、単に識別データという)をデータ送受信回路31を駆動させて通信素子25から周囲のつけ爪装置20に送信する(S502)。
S502でデータ送信を行ったのち表示制御回路29は、通信素子25を介してデータ送受信回路31が周囲のつけ爪装置20から識別データを受信するか否かを監視する(S503)。S503で識別データを受信したことを確認すると、表示制御回路29は、そのデータおよび送信したデータに付加されている両表示フラグを判読することで、自身のつけ爪装置20と通信相手のつけ爪装置20とで現在キャラクタを表示しているか否かを判断する(S504)。
S504で通信相手双方の両つけ爪装置20で現在キャラクタを表示していると判断する場合、表示制御回路29は、通信相手との間でキャラクタ交換の条件が整ったと判断して表示キャラクタの交換を実施する(S505)。具体的には、受信した識別データから、通信相手のつけ爪装置20で現在表示しているキャラクタを特定したうえで、特定したキャラクタの表示データをデータ格納部28から読み出す。そして、現在表示層23で表示しているキャラクタ表示データ(第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62)の表示を停止して、新たにデータ格納部28から読み出したキャラクタ表示データ(第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62)に基づいて表示層23で表示動作を行う。このような表示切り換え操作を、通信相手双方のつけ爪装置20で実施することで、図24(a)に示す表示キャラクタの交換が実施される。図24(a)では、つけ爪装置20Aで表示されているキャラクタC1と、つけ爪装置20Bで表示されているキャラクタC2とが交換されている。このキャラクタ交換は同一人の指の間でも実施される。さらには、異なる人同士の指の間においても実施される。
一方、S504で通信相手双方のうちのいずれか一方のつけ爪装置20で現在キャラクタを表示していないと判断する場合、表示制御回路29は、通信相手との間でキャラクタ交換は不可能と判断する。このように判断した表示制御回路29は、通信相手のつけ爪装置20が同一人の指に装着されている他のつけ爪装置20であるか否かを判断する(S506)。S506の判断は、識別データに付加されている通信相手のつけ爪装置20の識別データを認識することで行う。
S506で通信相手のつけ爪装置20が同一人の指に装着されている他のつけ爪装置20でないと判断する場合、表示制御回路29は、表示キャラクタの移動条件が整わないと判断して、一連のキャラクタの移動/交換処理(この場合は移動処理)を終了する。
一方、S506で通信相手のつけ爪装置20が同一人の指に装着されている他のつけ爪装置20であると判断する場合、表示制御回路29は、自身は現在キャラクタの表示状態であるか否かを判断する(S507)。S507の判断は、現在表示中の表示データにおける第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62の表示フラグを判読することで行える。
S507で自身は現在キャラクタの表示状態であると判断する場合、表示制御回路29は、キャラクタの表示を停止したうえで(S508)、一連のキャラクタ交換/移動(この場合は移動)操作を終了する。S508の処理により、自身のつけ爪装置20で表示しているキャラクタは移動により消滅することになる。
一方、S507で自身は現在キャラクタの非表示状態であると判断する場合、表示制御回路29は、通信相手のつけ爪装置20(同一人に装着されている他のつけ爪装置20)は現在キャラクタの表示状態であるか否かを判断する(S509)。S509の判断は、受信した通信相手のつけ爪装置20の識別データに付加されている表示フラグを判読することで行う。
S509で通信相手のつけ爪装置20が現在キャラクタの非表示状態であると判断する場合、表示制御回路29は、通信相手双方でキャラクタ非表示状態であって、キャラクタの移動の条件が整わないと判断して、一連のキャラクタの移動/交換処理(この場合は移動処理)を終了する。
一方、S509で通信相手のつけ爪装置20が現在キャラクタの表示状態であると判断する場合、表示制御回路29は、キャラクタの移動の条件が整ったと判断して、次の表示変更処理を行う。すなわち、表示制御回路29は、通信相手のつけ爪装置20から受信した識別データの表示データの識別データを判読することで、通信相手で表示されている表示キャラクタを特定したうえで、特定した表示キャラクタの表示データ(第1,第2のキャラクタ画像レイヤ61,62)をデータ格納部28から読み出してその表示データの表示を表示層23で開始したうえで(S510)、一連のキャラクタ交換/移動(この場合は移動)操作を終了する。S510の処理により、自身のつけ爪装置20でのキャラクタの表示が開始される。このとき、キャラクタ表示中である通信相手のつけ爪装置20では、同時に、S507,S508の処理により、キャラクタの表示が停止される。これにより、通信相手のつけ爪装置20から自身のつけ爪装置20に移動したかごとく表示されることになる。すなわち、図24(b)に示す表示キャラクタの移動が実施される。図24(b)では、つけ爪装置20Cで表示されているキャラクタC3がつけ爪装置20Dに移動している。
本発明の一実施形態のネイルアートシステムの全体構成図である。 本実施形態のネイルアートシステムを構成するネイルアート作成装置の概略構成図である。 実施の形態のネイルアート作成装置の機能ブロック図である。 実施の形態のネイルアートシステムを構成するつけ爪装置20の図であって、(a)は一部切欠き平面図、(b)は、断面図である。 実施の形態のつけ爪装置20の機能ブロック図である。 ネイルアート作成装置1を構成する画像表示器11の第1の表示例である。 つけ爪装置20における表示例である。 ネイルアート作成装置1を構成する画像表示器11の第2の表示例である。 つけ爪装置20における表示形態の説明図である。 つけ爪装置20に表示する背景画像レイヤの構成例である。 つけ爪装置20に表示する第1のキャラクタ画像レイヤの構成例である。 つけ爪装置20に表示する第2のキャラクタ画像レイヤの構成例である。 つけ爪装置20の表示スケジュール例である。 キャラクタの回転表示操作のフローチャートである。 キャラクタの回転表示の表示例である。 キャラクタの落下表示操作のフローチャートである。 キャラクタの落下表示の第1の表示例である。 キャラクタの落下表示の第2の表示例である。 キャラクタの第1の眩暈表示操作のフローチャートである。 キャラクタの第1の眩暈表示の表示例である。 キャラクタの第2の眩暈表示操作のフローチャートである。 キャラクタの第2の眩暈表示の表示例である。 キャラクタの表示交換/表示移動操作のフローチャートである。 キャラクタの表示交換/表示移動の表示例である。
符号の説明
1 ネイルアート作成装置
2 ネイルアートデータ管理サーバ
3 インターネット回線
4 データベース
5 通信装置
6 ネイルアート作成装置本体
7 つけ爪通信装置
10 画像作成器
11 画像表示器
12 入力器
13 記憶器
14 送受信器
15 制御器
16 つけ爪通信端子
17 つけ爪通信素子
20 つけ爪装置
21 ベース基板
22 太陽電池層
23 表示層
24 蓄電池
25 通信素子
26 液晶ドライバ回路
27 太陽電池制御回路
28 データ格納部
29 表示制御回路
30 タイマ回路
31 データ送受信回路
40 音センサ
41 接触センサ
42 ジャイロセンサ
43 加速度センサ
44 ネイルアートリスト
45 画像サンプル
50 購入ボタン
51 購入ボタン
60 背景画像レイヤ
61 第1のキャラクタ画像レイヤ
62 第2のキャラクタ画像レイヤ
63 分割ボタン
70 画像レイヤの作成画面
71 動画パターン設定枠
72 動画速度設定枠

Claims (10)

  1. 人爪に沿った形状と大きさとを有して画像を表示する薄板状の表示層と、
    前記表示層に積層一体に設けられて前記表示層に駆動電力を供給する薄板状の太陽電池層と、
    前記表示層に積層一体に設けられて人爪に着脱自在に設けられる薄板状のベース基板と、
    を備え、
    前記ベース基板は、
    前記表示層に表示する表示データが格納されるデータ格納部と、
    前記データ格納部から前記表示データを読み出して前記表示層に表示させる表示制御回路と、
    前記太陽電池層の蓄電制御を行う太陽電池制御回路と、
    前記太陽電池層の発電電力を蓄電して前記表示部と前記ベース基板とに電力を供給する蓄電池とを、
    有することを特徴とするつけ爪装置。
  2. 請求項1に記載のつけ爪装置において、
    前記表示層は、非通電時に透明となる表示用液晶を備えており、
    前記太陽電池層は、前記表示層の爪装着面側に積層一体に設けられており、
    前記ベース基板は、前記太陽電池層の爪装着面側に積層一体に設けられている、
    ことを特徴とするつけ爪装置。
  3. 請求項1または2に記載のつけ爪装置において、
    前記データ格納部は、動画データを格納しており、
    前記表示制御回路は、前記データ格納部から読み出した動画データを前記表示層に表示させる、
    ことを特徴とするつけ爪装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のつけ爪装置において、
    前記ベース基板は、当該つけ爪装置に外部から加えられる物理的変動を検知するセンサを備え、
    前記データ格納部は、複数の表示データを格納しており、
    前記表示制御回路は、前記センサが検知する前記物理的変動に応じて前記データ格納部から読み出して前記表示層に表示させる表示データを変更する、
    ことを特徴とするつけ爪装置。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のつけ爪装置を複数設け、
    前記つけ爪装置それぞれの前記データ格納部は、複数の表示データを格納しており、
    前記つけ爪装置それぞれの前記表示制御回路は、前記データ格納部から読み出して前記表示層で表示させる表示データを、他のつけ爪装置との間で互いに関連付ける、
    ことを特徴とするつけ爪装置システム。
  6. 請求項5に記載のつけ爪装置システムにおいて、
    前記つけ爪装置それぞれの前記ベース基板は、表示時間の制御に用いるタイマ回路を備えており、
    前記前記つけ爪装置それぞれの前記表示制御回路は、当該つけ爪装置の前記タイマ回路が計測する計時結果に基づいて、当該つけ爪装置の前記データ格納部から読み出して当該つけ爪装置の前記表示層で表示させる表示データの表示時間を他のつけ爪装置との間で互いに関連付ける、
    ことを特徴とするつけ爪装置システム。
  7. 請求項5に記載のつけ爪装置システムにおいて、
    前記つけ爪装置それぞれの前記ベース基板は、当該つけ爪装置に外部から加えられる物理的変動を検知するセンサを備えており、
    前記つけ爪装置それぞれの前記表示制御回路は、当該つけ爪装置の前記センサが検知する前記物理的変動に応じて、当該つけ爪装置の前記データ格納部から読み出して当該つけ爪装置の前記表示層で表示させる表示データを他のつけ爪装置との間で互いに関連付けた状態で変更する、
    ことを特徴とするつけ爪装置。
  8. 請求項5に記載のつけ爪装置システムにおいて、
    前記つけ爪装置それぞれが有する前記ベース基板は、他のつけ爪装置との間で相互通信を行う通信部を備えており、
    前記つけ爪装置それぞれが有する前記表示制御回路は、当該つけ爪装置の前記通信部が他のつけ爪装置との間で実施する相互通信結果に応じて、当該つけ爪装置の前記データ格納部から読み出して当該つけ爪装置の前記表示層に表示させる表示データを他のつけ爪装置との間で互いに関連付けて変更する、
    ことを特徴とするつけ爪装置システム。
  9. 請求項5ないし8のいずれかに1項に記載のつけ爪装置システムにおいて、
    前記複数のつけ爪装置は、単一のつけ爪装着者の指に装着されるものである、
    ことを特徴とするつけ爪装置システム。
  10. 請求項5ないし8のいずれかに1項に記載のつけ爪装置システムにおいて、
    前記複数のつけ爪装置は、異なるつけ爪装着者の指に装着されるものである、
    ことを特徴とするつけ爪装置システム。
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