JP2017211418A - 付爪用出力装置およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯に適した付爪用出力装置を提供することを目的とする。【解決手段】付爪用出力装置Mは、画面SP1を有する携帯端末(スマートフォンSP)に取り付けられるカバー1と、電子ペーパEPを有する付爪FNの先端部に設けられる端子EP1と接触することで、携帯端末から送られてくる出力データを電子ペーパEPに出力する出力端子と、を備える。カバー1には、付爪FNの先端部のみを差し込むための溝17が形成される。溝17内には、出力端子が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、電子ペーパを有する付爪に対して出力データを出力するための付爪用出力装置およびプログラムに関する。
従来、付爪用出力装置として、断面視略コ字状の筐体と、筐体内に設けられ、付爪の電子ペーパに対して出力データを非接触で出力するための無線通信部や制御部などを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この付爪用出力装置では、筐体の凹部に、電子ペーパを貼り付けた爪を指ごと通過させる若しくは指を配置することで、電子ペーパに画像を表示させている。
特開2012−20035号公報
しかしながら、従来技術では、様々なユーザの指が凹部内に入ることができるように、凹部をある程度大きく形成する必要があるため、付爪用出力装置が大型化し、携帯には適さないといった問題があった。
そこで、本発明は、携帯に適した付爪用出力装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る付爪用出力装置は、画面を有する携帯端末に取り付けられるカバーと、電子ペーパを有する付爪の先端部に設けられる端子と接触することで、前記携帯端末から送られてくる出力データを前記電子ペーパに出力する出力端子と、を備える。
前記カバーには、前記付爪の前記先端部のみを差し込むための溝が形成される。
前記溝内には、前記出力端子が設けられている。
この構成によれば、カバーに形成される溝が、付爪の先端部のみが差し込める程度の細い間隙であるため、従来技術のような指ごと凹部に入れなければならない装置に比べ、付爪用出力装置を小型化することができ、ユーザが付爪用出力装置を良好に携帯することができる。また、付爪用出力装置を携帯端末のカバーとして携帯端末に取り付けることができるので、ユーザが付爪用出力装置を携帯端末とともに良好に携帯することができる。
また、前記溝は、前記付爪に沿って湾曲していてもよい。
これによれば、溝が付爪に沿って湾曲しているので、溝の幅を小さくすることができ、溝内に塵埃が入り込むのを抑えることができる。
また、前記カバーは、前記携帯端末の背面に沿って設けられるベース部と、当該ベース部から前記携帯端末の側面に沿って延びる側壁部と、を有し、前記溝は、前記側壁部に形成されていてもよい。
これによれば、例えば溝をベース部に形成する構造と比べ、ベース部を薄くすることができるので、カバーを取り付けた状態の携帯端末をより携帯しやすくなる。
また、前記溝は、前記側壁部のうち前記携帯端末とは反対側の面に形成されていてもよい。
付爪を溝に差し込んだ状態において、その付爪と携帯端末との間で側壁部を挟持することができるので、例えば溝を側壁部のうちベース部とは反対側の面に形成する構造と比べ、携帯端末からカバーが外れるのを抑えることができる。また、例えば溝を側壁部のうちベース部とは反対側の面に形成する構造と比べ、ユーザが、一方の手の付爪を溝内に差し込んだまま、当該一方の手で携帯端末を容易に保持することができる。
また、前記出力端子は、前記側壁部の長手方向において、前記画面の範囲内に配置されていてもよい。
これによれば、付爪の先端部を溝に差し込んだときに付爪の先端部が画面を向くので、例えば画面上のアイコンを付爪に向けてドラッグして付爪に出力データを出力することができる。
また、前記付爪用出力装置は、前記出力端子を、複数有していてもよい。
これによれば、例えば出力端子を1つしか設けない構造と比べ、所定の出力端子に対して付爪の端子を付け替える手間を削減することができる。
また、前記溝および前記出力端子は、前記画面を挟んだ一方側と他方側とに配置されていてもよい。
これによれば、例えば、一方の手の付爪を一方側の溝内に差し込んだまま、当該一方の手で携帯端末を容易に保持することができるとともに、他方の手の付爪を他方側の溝内に差し込んだまま、当該他方の手で携帯端末を容易に保持することができるので、付爪用出力装置の操作性を向上させることができる。
また、前記付爪用出力装置は、前記携帯端末から送られてくる出力データを前記複数の出力端子に振り分ける制御を行う制御部を備えていてもよい。
これによれば、携帯端末からカバー内へ引き込む配線の数を少なくすることができる。
また、前記付爪用出力装置は、前記携帯端末に接続される接続端子を備えており、前記制御部は、前記接続端子を介して前記携帯端末から電力を受けるように構成されていてもよい。
これによれば、制御部を作動させるためのバッテリや電池を付爪用出力装置に設ける必要がないので、付爪用出力装置の軽量化を図ることができる。
また、本発明に係るプログラムは、前述した付爪用出力装置が装着された携帯端末の制御装置を動作させるためのプログラムであって、前記制御装置を、前記出力データをアイコンとして前記画面上に表示する表示手段と、前記画面上の前記アイコンが所定の出力端子に対応する位置まで移動したときに、前記アイコンに対応した出力データを前記所定の出力端子に出力する出力手段として機能させる。
これによれば、画面上のアイコンを実際の付爪に近づけるだけで、出力データを付爪に出力することができるので、操作性を向上させることができる。
また、前記プログラムは、前記出力端子に前記付爪の端子が接触した場合に、前記制御装置を前記表示手段として機能させるように構成されていてもよい。
これによれば、ユーザがカバーの溝に付爪を差し込めば、画面にアイコンが表示されるので、付爪への出力データの出力を迅速に行うことができる。
本発明によれば、携帯に適した付爪用出力装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る付爪用出力装置を備えた付爪用システムを示す斜視図である。 スマートフォンに取り付けられた付爪用出力装置を示す図であり、前側から見た正面図(a)と、右側から見た側面図(b)と、下側から見た下面図(c)である。 付爪用出力装置を背面側から見た背面図である。 付爪用システムの構成を示すブロック図である。 制御装置の動作を示すフローチャートである。 出力制御を示すフローチャートである。 記憶部に記憶された各データの一例を示す図(a)と、図7(a)の状態からカラーナンバ「001」の最大使用回数Nmaxを更新した状態を示す図(b)である。 溝に付爪を差し込むことによって、付爪用アプリが立ち上がった状態を示す図である。 複数のマニキュアアイコンが表示された状態を示す図である。 カラーナンバ「080,023」のマニキュアアイコンが選択された状態を示す図である。 カラーアイコンのドラッグにより色データが出力された状態を示す図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、付爪用システムSは、電子ペーパEPを有する付爪FNと、付爪FNの電子ペーパEPに対して、出力データの一例としての色データを出力する付爪用出力装置Mと、携帯端末の一例としてのスマートフォンSPと、スマートフォンSPと通信可能なサーバSVとを備えている。なお、本実施形態では、色データを、単色の色データとする。
付爪FNの先端部には、付爪用出力装置Mから色データが入力される端子EP1が設けられている。そして、端子EP1に入力された色データは、付爪FNの電子ペーパEP上に表示される。
ここで、電子ペーパEPとしては、例えばエレクトロクロミズムを利用したものを使用することができる。なお、電子ペーパEPは、エレクトロクロミズムを利用したものに限らず、コレステリック液晶、強誘電性液晶、エレクトロウエッティング、エレクトロデポジションなどを利用したものであってもよい。
スマートフォンSPは、矩形の板形状に構成され、主に、タッチパネルからなる矩形の画面SP1と、画面SP1をスリープ状態からホーム画面を表示させる状態に戻す等の機能を有するホームボタンSP2とを有している。なお、以下の説明では、方向を、スマートフォンSPを操作するユーザを基準として説明する。つまり、スマートフォンSPの画面SP1が配置される側を「前側」と称し、スマートフォンSPの画面SP1とは反対側を「後側(背面側)」と称し、スマートフォンSPの長手方向におけるホームボタンSP2側を「下側」と称し、その反対側を「上側」と称し、図示左側を「左側」と称し、図示右側を「右側」と称する。
付爪用出力装置M(詳しくは、後述するカバー1)は、スマートフォンSPの背面側から被さるようにスマートフォンSPに取り付けられている。図2(a)〜(c)に示すように、付爪用出力装置Mは、カバー1と、8つの出力端子2と、1つの接続端子3と、制御部4(図3参照)とを備えている。
カバー1は、樹脂などの非導電性の部材からなり、スマートフォンSPの背面に沿って設けられるベース部11と、当該ベース部11からスマートフォンSPの側面に沿って延びる側壁部12と、を有している。側壁部12は、スマートフォンSPの4つの側面を囲うように形成され、スマートフォンSPの側面に設けられるイヤホンジャックや各種ボタン(符号略)等を外部に露出するための複数の切欠を有している。
詳しくは、側壁部12は、上壁部13と、右壁部14と、左壁部15と、下壁部16とで構成されている。上壁部13は、スマートフォンSPの上面から左右の側面の上部に回り込むような、略U形状に形成されている。上壁部13の前端部は、スマートフォンSPの前面に回り込んでおり、これにより、スマートフォンSPの上端部に係合している。
右壁部14および左壁部15は、画面SP1を挟んで左右方向の一方側と他方側とに配置されており、左右対称の構造となっている。以下の説明では、右壁部14の各部位を代表して説明し、左壁部15の各部位については右壁部14の各部位に対応する符号を付して説明を省略する。
右壁部14は、上壁部13から所定距離離れた位置からスマートフォンSPの側面に沿って下方に延びた後、スマートフォンSPの下面の右端部に回り込むような、略L形状に形成されている。右壁部14の長手方向の長さは、スマートフォンSPの長手方向の長さの半分以上の長さとなっている。右壁部14の前端部は、スマートフォンSPの前面に回り込んでおり、これにより、スマートフォンSPの右端部の大部分と下端部の一部に係合している。
右壁部14の右側面14A(右壁部14のうちスマートフォンSPとは反対側の面)には、複数の平面部A1と、左右方向内側に向けて凹む4つの曲面部A2とを有している。各平面部A1は、左右方向に直交する平面となっており、各曲面部A2に隣接して配置されている。
各曲面部A2は、上から順に、ユーザの左手の人差し指、中指、薬指および小指の各付爪FNに対応した大きさで形成されている。各曲面部A2は、前側から見て、左右方向内側に向けて凹となるように湾曲している。
図2(b)に示すように、右側面14Aには、波型の溝17が形成されている。溝17は、上から順に、ユーザの左手の人差し指、中指、薬指および小指の各付爪FNに対応した4つの湾曲部17Aと、上下方向に延びる2つの直線溝17Bとを有している。
各湾曲部17Aは、前述した右側面14Aの各曲面部A2に形成されており、それぞれユーザの左手の人差し指、中指、薬指および小指の各付爪FNに対応した大きさとなっている。詳しくは、各湾曲部17Aは、各付爪FNの先端部のみを差し込むことが可能で、付爪FNの全体や指を入れることができない幅で形成され、各付爪FNに沿って湾曲している。言い換えると、各湾曲部17Aは、前側に向けて凸となるように湾曲している。各湾曲部17Aは、連結されており、1つの波型の溝として形成されている。
そして、各湾曲部17A内には、後述する出力端子2がそれぞれ設けられている。詳しくは、各出力端子2は、各湾曲部17Aの背面側に配置され、各湾曲部17A内の空間に露出している。
上側の直線溝17Bは、最も上方の湾曲部17Aの上端から右側面14Aの上端まで延びて、上方に向けて開口している。下側の直線溝17Bは、最も下方の湾曲部17Aの下端から右壁部14の下端(スマートフォンSPの下面の右端部に回り込んだ部分の先端)まで延びて、左右方向内側に向けて開口している。
図2(a)に示すように、下壁部16は、スマートフォンSPの下面の左右方向中央部に配置され、右壁部14および左壁部15から所定距離離れている。下壁部16の前端部は、スマートフォンSPの前面に回り込んでおり、これにより、スマートフォンSPの下端部の左右方向中央部に係合している。
図2(c)に示すように、下壁部16は、スマートフォンSPの下面の左右方向中央部に設けられる穴SP3を覆うように形成されている。なお、穴SP3内には、スマートフォンSPとパソコンとの接続やスマートフォンSPと充電器との接続などを行うためのUSBケーブルなどが接続される外部接続端子(図示略)が設けられている。図2(a),(c)に示すように、下壁部16には、穴SP3に入り込んで、当該穴SP3内の外部接続端子に接続される接続端子3が、上方に突出するように設けられている。
図2(a)に示すように、各出力端子2は、付爪FNの先端部に設けられる端子EP1と接触することで、スマートフォンSPから送られてくる色データを電子ペーパEPに出力する端子であり、前述した溝17の各湾曲部17A内に配置されている。つまり、右壁部14の溝17の4つの湾曲部17A内に4つの出力端子2がそれぞれ配置され、左壁部15の溝17の4つの湾曲部17A内に4つの出力端子2がそれぞれ配置されている。
各出力端子2は、上下方向、つまり右壁部14または左壁部15の長手方向において、画面SP1の範囲内に配置されている。言い換えると、各出力端子2は、画面SP1の右端縁または左端縁に左右方向で対向するように配置されている。ここで、本実施形態におけるスマートフォンSPでは、画面SP1の右端からスマートフォンSPの右側面までの距離と画面SP1の左端からスマートフォンSPの左側面までの距離が、同じ大きさであり、画面SP1の上端からスマートフォンSPの上側面までの距離または画面SP1の下端からスマートフォンSPの下側面までの距離よりも小さくなっている。そのため、前述の記載をさらに言い換えると、各出力端子2は、スマートフォンSPの各側面を囲う側壁部12のうち、画面SP1に最も近い部分に配置されており、これにより、各出力端子2が画面SP1に近接して配置されている。
そして、図3に示すように、各出力端子2と接続端子3は、制御部4に配線Wを介して接続されている。
制御部4は、CPU(Central Processing Unit)などで構成されており、接続端子3を介してスマートフォンSPから電力を受けるように構成されている。また、制御部4は、接続端子3を介してスマートフォンSPから色データを受信し、受信した色データを、複数の出力端子2に振り分ける制御を行う機能を有している。
具体的には、例えば、各出力端子2には、固有の識別番号が割り当てられている。また、スマートフォンSPは、色データとともに識別番号を出力するように構成されている。そして、制御部4は、スマートフォンSPから受信した識別番号から当該識別番号に対応した出力端子2を選択し、当該出力端子2に色データを出力する。
図4に示すように、スマートフォンSPは、前述した画面SP1等を有する他、制御装置SP4および記憶部SP5を有している。制御装置SP4は、CPU(Central Processing Unit)などで構成され、記憶部SP5は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などで構成されている。
記憶部SP5には、制御装置SP4を動作させるためのプログラム、詳しくはスマートフォンSPから付爪用出力装置Mに色データを出力するためのプログラムが記憶されている。なお、このプログラムは、ユーザが要求する情報処理を直接実行するアプリケーションソフトウェア(以下、「付爪用アプリ」とも称する。)であり、制御装置SP4によってインターネットを介してサーバSVからダウンロードされることで記憶部SP5に記憶されてもよいし、予め記憶部SP5に記憶されていてもよい。
制御装置SP4は、前述したプログラムに従って動作することで、主に、表示手段および出力手段として機能する。詳しくは、表示手段として機能する制御装置SP4は、色データを、マニキュアの容器を模したマニキュアアイコン51(図9参照)として画面SP1上に表示する。また、出力手段として機能する制御装置SP4は、画面SP1上のマニキュア液を模したカラーアイコン52(図11参照)が所定の出力端子2に対応する所定位置まで移動したときに、カラーアイコン52に対応した色データを所定の出力端子2に出力する出力手段として機能する。また、制御装置SP4は、付爪用アプリが立ち上がっていない状態において、出力端子2に付爪FNの端子EP1が接触した場合には、付爪用アプリを立ち上げて、前述した表示手段として機能するように構成されている。
また、制御装置SP4は、サーバSVから色データをダウンロードし、ダウンロードした色データを記憶部SP5に記憶させる機能を有している。ここで、サーバSVには、複数種類の色データが記憶されており、ユーザは、サーバSVから色データを購入(ダウンロード)することが可能となっている。また、色データのダウンロード時には、色データに対応したカラーナンバの情報と、色データの使用許可情報としての最大使用回数Nmaxの情報とが一緒にダウンロードされるようになっている。ここで、最大使用回数Nmaxは、色データを出力できる最大の回数を示すデータであり、本実施形態では、100回とする。
つまり、制御装置SP4は、サーバSVから色データ、カラーナンバおよび最大使用回数Nmaxを受信し、受信した色データ、カラーナンバおよび最大使用回数Nmaxを記憶部SP5に記憶させる。制御装置SP4は、サーバSVから色データ等を受信した際に、その色データ等が既に記憶部SP5に記憶されている場合には、その色データに対応した最大使用回数Nmaxを増やすように構成されている。詳しくは、制御装置SP4は、例えば記憶部SP5に記憶された最大使用回数Nmaxが100である場合には、受信した新たな最大使用回数Nmax(100)を、記憶済みの最大使用回数Nmax(100)に加えることで、最大使用回数Nmaxを200に更新する。
制御装置SP4は、色データを付爪FNに出力するたびに当該色データの出力回数Nをカウントし、その出力回数Nを記憶部SP5に記憶する機能を有している。制御装置SP4は、色データの出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えたか否かを判断し、超えた場合に色データの出力を禁止するように構成されている。つまり、最大使用回数Nmaxは、出力の禁止を判断するための所定の閾値となっている。
また、制御装置SP4は、記憶部SP5に記憶した所定の色データに対応する最大使用回数Nmaxおよび出力回数Nに基づいて、色データの残りの使用回数を示す使用可能回数Npを算出する機能を有している。使用可能回数Npは、色データの出力回数Nの増加に応じて減少する値であり、以下に示す式(1)によって算出される。
Np = Nmax − N ・・・ (1)
また、制御装置SP4は、算出した使用可能回数Npを、記憶部SP5に記憶させるとともに、画面SP1に出力して使用可能回数Npを画面SP1で表示させる機能を有している。ここで、使用可能回数Npは、画面SP1上において、マニキュアの容器を模したマニキュアアイコン51内に表示されているマニキュア液の残量を示す画像として表示されるとともに、残量を示す数字で表示されている(図9参照)。詳しくは、マニキュア液の残量を示す画像は、使用可能回数Npが100以上である場合に、マニキュアの容器が満杯になるような表示となり、以後、使用可能回数Npが減るたびに、徐々にマニキュア液の液面が下がっていくように表示される。また、マニキュア液の残量を示す数字は、使用可能回数Npの最小単位である「1(回)」に対して、1%が割り当てられている。つまり、使用可能回数Npが100である場合には、残量を示す数字は、100%で表示され、以後、使用可能回数Npが99,98,97,・・・と減るたびに、数字は、99%、98%、97%、・・・と同様に減っていく。
なお、使用可能回数Npが100よりも大きい場合、例えば130である場合には、数字は、使用可能回数Npに対応した数字、つまり130%で表示される。また、数字が100%以上で表示されても、画像であるマニキュア液の液量は、100%のときと同じ液量(容器に満杯な状態)で表示される。
次に、制御装置SP4の動作について、図5および図6に示すフローチャートを参照して詳細に説明する。なお、制御装置SP4は、画面SP1が、複数種類のアプリを表示したホーム画面である場合(画面SP1が消灯しているスリープ状態でない場合)に、図5のフローチャートを繰り返し実行している。
図5に示すように、制御装置SP4は、まず、付爪用アプリを示すアプリアイコンがユーザによってタッチされたか否かを判断する(S1)。ステップS1においてアプリアイコンがタッチされていないと判断した場合には(No)、制御装置SP4は、付爪FNの端子EP1が少なくとも1つの出力端子2に接触したか否かを判断する(S2)。
ステップS2において付爪FNの端子EP1がいずれの出力端子2にも接触していないと判断した場合には(No)、制御装置SP4は、本制御を終了する。ステップS2において付爪FNの端子EP1がいずれかの出力端子2に接触したと判断した場合(Yes)、または、ステップS1においてアプリアイコンがタッチされたと判断した場合(Yes)には、制御装置SP4は、付爪用アプリを立ち上げる(S3)。
ステップS3の後、制御装置SP4は、記憶部SP5に保存済みのカラーデータに対応した1または複数のマニキュアアイコン51を画面SP1に表示する(S4)。ステップS4の後、制御装置SP4は、ユーザによるマニキュアアイコン51の選択が完了したか否かを判断する(S5)。詳しくは、制御装置SP4は、ステップS5において、図10に示すような画面SP1上に表示される選択完了ボタンSP11がタッチされたか否かを判断する。
ステップS5においてマニキュアアイコン51の選択が完了したと判断した場合には(Yes)、制御装置SP4は、カラーアイコン52が所定位置、つまり付爪FNの端子EP1と接触している出力端子2に対応した位置に移動したか否かを判断する(S6)。ここで、カラーアイコン52は、図11に示すように、ユーザが指でマニキュアアイコン51をタッチしたときに指周りに表示される円形のアイコンであり、その色は、色データに対応した色(図では、カラーナンバ「023」に対応した色)となっている。
ステップS6においてカラーアイコン52が所定位置に移動したと判断した場合には(Yes)、制御装置SP4は、色データを出力するための出力制御を実行する(S7)。詳しくは、図6に示すように、制御装置SP4は、出力制御において、まず、所定位置に移動したカラーアイコン52に対応する出力禁止フラグFが1であるか否かを判断することで、当該カラーアイコン52に対応する色データについて出力制限がかかっているか否かを判断する(S71)。
ステップS71においてF=1であると判断した場合には(Yes)、制御装置SP4は、所定位置に移動したカラーアイコン52に対応する色データについて出力制限がかかっていると判断して、色データを出力することなく、本制御を終了する。ステップS71においてF=1でないと判断した場合には(No)、制御装置SP4は、所定位置に移動したカラーアイコン52に対応する色データについて出力制限がかかっていないと判断して、所定位置に対応した出力端子2に色データを出力する(S72)。
ステップS72の後、制御装置SP4は、出力した色データの出力回数Nをカウントアップして、記憶部SP5に記憶させる(S73)。ステップS73の後、制御装置SP4は、出力回数Nが最大使用回数Nmax以上である否かを判断する(S74)。
ステップS74においてN≧Nmaxであると判断した場合には(Yes)、制御装置SP4は、出力禁止フラグFを「1」にして(S75)、出力制御を終了する。ステップS74においてN<Nmaxであると判断した場合には(No)、制御装置SP4は、そのまま出力制御を終了する。
図5に戻って、制御装置SP4は、出力制御(S7)の終了後、または、ステップS5,S6においてNoと判断した場合に、サーバSVから色データがダウンロードされたか否かを判断する(S8)。ステップS8においてダウンロードされたと判断した場合には(Yes)、制御装置SP4は、ダウンロードされた色データに対応した最大使用回数Nmaxを記憶部SP5に記憶させる(S9)。
詳しくは、制御装置SP4は、ステップS9において、ダウンロードされた色データが過去に一度もダウンロードされていない色データである場合には、当該色データのカラーナンバに対応づけて最大使用回数Nmaxを記憶部SP5に記憶させる。また、制御装置SP4は、ステップS9において、ダウンロードされた色データが過去にダウンロードされている色データである場合には、記憶部SP5に既に記憶されている最大使用回数Nmaxに、受信した最大使用回数Nmaxを加えることで、最大使用回数Nmaxを更新する。さらに、この際、制御装置SP4は、ダウンロードされた色データに対応する出力禁止フラグが「1」である場合には、出力禁止フラグFを「0」にする。
ステップS9の後、または、ステップS8においてNoと判断した場合には、制御装置SP4は、付爪用アプリが終了したか否かを判断する(S10)。ステップS10において付爪用アプリが終了していないと判断した場合には(No)、制御装置SP4は、ステップS4の処理に戻る。また、ステップS10において付爪用アプリが終了したと判断した場合には(Yes)、制御装置SP4は、本制御を終了する。
次に、付爪用システムSの使用方法について説明する。
図1に示すように、付爪用システムSを利用するにあたって、ユーザは、まず、スマートフォンSPからインターネット等を介してサーバSVにアクセスして、サーバSVから様々な色データをスマートフォンSPにダウンロードする。なお、ダウンロードされた最初の状態において、スマートフォンSPの画面SP1に表示されるマニキュア液は、容器を満杯に満たした状態で表示され、マニキュア液の残量を示す数字は、100%となっている。
このように様々な色データをスマートフォンSPにダウンロードすると、図7(a)に示すように、記憶部SP5には、各色データのカラーナンバに対応づけられて最大使用回数Nmaxが記憶される。なお、この段階では、まだ付爪用出力装置Mが未使用の状態であるため、図7(a)のN,Npの欄の数字とは異なり、各カラーナンバに対応する出力回数Nはすべて0となり、使用可能回数Np(Nmax−N)はすべて100となっている。
図8に示すように、スマートフォンSPの画面SP1にホーム画面が表示されている状態において、ユーザが左手の親指以外の指の各付爪FNを右側の溝17の各湾曲部17A内に差し込むと、各付爪FNの端子EP1が各出力端子2と接触して、付爪用アプリが立ち上がる。なお、この際、カバー1の右側面14Aの各曲面部A2が溝17の各湾曲部17Aに対応した位置に形成されていることで、ユーザは、各曲面部A2を付爪FNを差し込む位置の目印とすることができる。
付爪用アプリが立ち上がると、図9に示すように、画面SP1上に複数のマニキュアアイコン51が表示される。ユーザが、複数のマニキュアアイコン51の中から自分の使用したいマニキュアアイコン51をタッチして選択すると、図10に示すように、例えばタッチしたマニキュアアイコン51が拡大表示され、ユーザによって選択されていることが表示される。なお、ユーザによって選択されていることの表示は、拡大表示に限らず、例えば、点滅表示などであってもよい。
ユーザが、例えばカラーナンバ「080,023」のマニキュアアイコン51を順次タッチすると、カラーナンバ「080,023」のマニキュアアイコン51が拡大表示される。その後、ユーザが選択完了ボタンSP11をタッチすると、制御装置SP4が選択完了と判断する。その後、制御装置SP4は、画面SP1上の表示を、図11に示すような、選択されたマニキュアアイコン51だけを表示する選択完了画面に切り替える。
その後、ユーザが選択完了画面上において使用したいカラーナンバ「023」のマニキュアアイコン51をタッチすると、制御装置SP4は、マニキュアアイコン51をタッチしている指の周りにカラーアイコン52を表示する。次いで、ユーザがカラーアイコン52を所定位置、図では小指に対応した位置までドラッグすると、制御装置SP4は、カラーナンバ「023」の色データを、小指に対応した出力端子2に出力する。これにより、小指の付爪FN上にカラーナンバ「023」の色が表示される。なお、図11では、制御装置SP4が、カラーナンバ「080」の色データを、人差し指と薬指の各付爪FNに出力し、カラーナンバ「023」の色データを、中指と小指の各付爪FNに出力した状態を示している。
なお、その後、ユーザは、選択完了画面にしたまま、人差し指から小指までの各付爪FNを溝17から抜いた後、左手の親指の付爪FNを、左側の溝17のいずれかの湾曲部17A内に差し込む。次いで、ユーザは、いずれかのマニキュアアイコン51をタッチした後、指の周りに表示されたカラーアイコン52を親指に対応した位置までドラッグする。これにより、親指の付爪FNにも色データが表示される。
なお、右手の各指に付けた付爪FNへの色データの出力は、スマートフォンSPを持つ手は左手から右手に持ち替えて、前述した動作を同じように行うことで同様に実行することができる。また、右手の各指の付爪FNへ出力する色データを変更したい場合には、ユーザが付爪用アプリを一旦終了させた後再度立ち上げ直せばよい。なお、図11に示す選択完了画面上に、選択解除ボタンを表示させ、この選択解除ボタンがタッチされたときに、制御装置SP4が、画面SP1の表示を、選択完了画面から、図10に示す選択画面に切り替えるように構成されていてもよい。
また、制御装置SP4は、前述したように付爪FNに色データを出力すると、記憶部SP5に記憶された、対応する色データの出力回数Nを増やす。具体的には、例えば図7(a)に示すように、カラーナンバ「124」の色データを、両手の各指(つまり、10本の指)の付爪FNに対して順次出力した場合には、カラーナンバ「124」に対応する出力回数Nが、出力のたびに順次増えていき、最終的には、10となる。
その後、制御装置SP4が、カラーナンバに対応した最大使用回数Nmax(100)から出力回数N(10)を引くことで使用可能回数Np(90)を算出し、使用可能回数Npを90に更新する。これにより、画面SP1上のカラーナンバ「124」に対応したマニキュアアイコン51内のマニキュア液が100%のときよりも少し減った量で表示されるとともに、数字が90%に変更される(図9参照)。そして、カラーナンバ「124」の出力回数Nが最大使用回数Nmax以上になった場合には、カラーナンバ「124」に対応したマニキュアアイコン51内のマニキュア液が空の状態となるとともに、数字が0%に変更され、カラーナンバ「124」の色データの付爪FNへの出力が禁止される。
図7(a)に示すように、カラーナンバ「001」の使用頻度が高く、残りの使用可能回数Npが30と少なくなった場合には、ユーザは、カラーナンバ「001」の色データ等を、サーバSVからスマートフォンSPに再度ダウンロードする。これにより、図7(b)に示すように、記憶部SP5において、カラーナンバ「001」に対応した最大使用回数Nmaxが、100から200に更新される。
その後、制御装置SP4が、最大使用回数Nmax(200)から出力回数N(70)を引くことで、使用可能回数Npが130に更新される。これにより、画面SP1上の画像であるカラーナンバ「001」に対応したマニキュア液が容器に満杯な状態で表示されるとともに、数字が130%に変更される。
以上、本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
カバー1に形成される溝17が、付爪FNの先端部のみが差し込める程度の細い間隙であるため、従来技術のような指ごと凹部に入れなければならない装置に比べ、付爪用出力装置Mを小型化することができ、ユーザが付爪用出力装置Mを良好に携帯することができる。また、付爪用出力装置Mをカバー1としてスマートフォンSPに取り付けることができるので、ユーザが付爪用出力装置MをスマートフォンSPとともに良好に携帯することができる。
溝17の各湾曲部17Aが付爪FNに沿って湾曲しているので、溝17の幅を小さくすることができ、溝17内に塵埃が入り込むのを抑えることができる。
溝17がカバー1の側壁部12(右壁部14または左壁部15)に形成されているので、例えば溝をベース部に形成する構造と比べ、ベース部11を薄くすることができ、カバー1を取り付けた状態のスマートフォンSPがより携帯しやすくなる。
溝17が、側壁部12のうちスマートフォンSPとは反対側の面に形成されているので、付爪FNを溝17に差し込んだ状態において、その付爪FNとスマートフォンSPとの間で側壁部12を挟持することができる。そのため、例えば溝17を側壁部12の前面(ベース部11とは反対側の面)に形成する構造と比べ、スマートフォンSPからカバー1が外れるのを抑えることができる。また、例えば溝17を側壁部12の前面に形成する構造と比べ、手の指先を側壁部12の前面まで回し込む必要がないので、ユーザが、一方の手の付爪FNを溝17内に差し込んだまま、当該一方の手でスマートフォンSPを容易に保持することができる。
各出力端子2が側壁部12の長手方向において画面SP1の範囲内に配置されることで、付爪FNの先端部を溝17に差し込んだときに付爪FNの先端部が画面SP1を向くので、画面SP1上のカラーアイコンを付爪FNに向けてドラッグして付爪FNに色データを出力することができる。なお、この動作は、指先につけたマニキュア液を付爪FNに塗り付ける動作と同じ動作であるため、コンピュータの操作に疎いユーザであっても容易に付爪FNに色データを出力することができる。
出力端子2を複数設けたので、例えば出力端子2を1つしか設けない構造と比べ、所定の出力端子2に対して付爪FNの端子EP1を付け替える手間を削減することができる。
溝17と出力端子2が画面SP1を挟んだ一方側と他方側とに配置されているので、例えば、左手の付爪FNを右側の溝17内に差し込んだまま、その左手でスマートフォンSPを容易に保持することができるとともに、右手の付爪FNを左側の溝17内に差し込んだまま、その右手でスマートフォンSPを容易に保持することができる。そのため、付爪用出力装置Mの操作性を向上させることができる。
スマートフォンSPから送られてくる色データを複数の出力端子2に振り分ける制御を行う制御部4を付爪用出力装置Mに設けたので、スマートフォンSPの外部接続端子からカバー1内へ引き込む配線の数を少なくすることができる。詳しくは、本実施形態のように8つの出力端子2を備える構造において、制御部4を設けない場合には、スマートフォンSPの外部接続端子からカバー1内へ引き込む配線を、少なくとも各出力端子2の数だけ設けなければならないが、本実施形態では、制御部4を設けることで、図3に示すように2本の配線で済ませることができる。
制御部4が接続端子3を介してスマートフォンSPから電力を受けるように構成されることで、制御部4を作動させるためのバッテリや電池を付爪用出力装置Mに設ける必要がないので、付爪用出力装置Mの軽量化を図ることができる。
制御装置SP4が、画面SP1上のカラーアイコン52が所定の出力端子2に対応する位置まで移動したときに、カラーアイコンに対応した色データを所定の出力端子2に出力するので、画面SP1上のカラーアイコンを実際の付爪FNに近づけるだけで、色データを付爪FNに出力することができ、操作性を向上させることができる。
ユーザがカバー1の溝17に付爪FNを差し込んで、付爪FNの端子EP1と出力端子2を接触させるだけで、付爪用アプリが立ち上がって、画面SP1にマニキュアアイコン51が表示されるので、付爪FNへの色データの出力を迅速に行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、携帯端末としてスマートフォンSPを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばタブレット端末などであってもよい。
前記実施形態では、図11に示すような選択完了画面上において、マニキュアアイコン51とは別のカラーアイコン52をドラッグすることで、色データを付爪FNに出力するように構成したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図9に示すような複数のマニキュアアイコン51がレイアウトされた画面において、ユーザが、マニキュアアイコン51自体を所定位置までドラッグしたときに、制御装置SP4が、ドラッグしたマニキュアアイコン51に対応した色データを出力端子2に出力するように構成されていてもよい。なお、この場合には、制御装置SP4による、マニキュアアイコン51の選択が完了したか否かの判断は行わなくてよい。
前記実施形態では、出力データとして色データを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば模様や文字などの画像データであってもよい。
前記実施形態では、出力の禁止・許可を決定するために、出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えたか否かを判定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、出力回数Nが最大使用回数Nmaxを超えたか否かの判定を、使用可能回数Npが所定値以下になったか否かを判定することで行ってもよい。具体的には、例えば、制御装置SP4において、最大使用回数Nmaxから出力回数Nを引くことで使用可能回数Npを算出し、使用可能回数Npが0以下になったか否かを判定することで、出力の禁止・許可を決定してもよい。
なお、付爪FNに表示した色を消色する方法は、どのような方法であってもよい。ここで、消色とは、電子ペーパEPの表示を、初期状態(電子ペーパEPの内部の素子の色)に戻すことをいう。この方法としては、例えば、着色された付爪FNの先端部を溝17に差し込んだときに、制御装置4が溝17に差し込まれた付爪FNに対して所定の消色信号を送信することで、着色された付爪FNを消色する方法などが挙げられる。詳しくは、図5に示すステップS3において付爪用アプリを立ち上げたときに、制御装置4が溝17のどの湾曲部17Aに付爪FNが差し込まれているか否かを判断し、付爪FNが差し込まれている湾曲部17A内の主力端子2に対して消色信号を送信すればよい。
1 カバー
2 出力端子
17 溝
EP 電子ペーパ
EP1 端子
FN 付爪
M 付爪用出力装置
SP スマートフォン

Claims (11)

  1. 画面を有する携帯端末に取り付けられるカバーと、
    電子ペーパを有する付爪の先端部に設けられる端子と接触することで、前記携帯端末から送られてくる出力データを前記電子ペーパに出力する出力端子と、を備え、
    前記カバーには、前記付爪の前記先端部のみを差し込むための溝が形成され、
    前記溝内に前記出力端子が設けられていることを特徴とする付爪用出力装置。
  2. 前記溝は、前記付爪に沿って湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の付爪用出力装置。
  3. 前記カバーは、前記携帯端末の背面に沿って設けられるベース部と、当該ベース部から前記携帯端末の側面に沿って延びる側壁部と、を有し、
    前記溝は、前記側壁部に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の付爪用出力装置。
  4. 前記溝は、前記側壁部のうち前記携帯端末とは反対側の面に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の付爪用出力装置。
  5. 前記出力端子は、前記側壁部の長手方向において、前記画面の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の付爪用出力装置。
  6. 前記出力端子を、複数有することを特徴とする請求項5に記載の付爪用出力装置。
  7. 前記溝および前記出力端子は、前記画面を挟んだ一方側と他方側とに配置されていることを特徴とする請求項6に記載の付爪用出力装置。
  8. 前記携帯端末から送られてくる出力データを前記複数の出力端子に振り分ける制御を行う制御部を備えたことを特徴とする請求項6または請求項7に記載の付爪用出力装置。
  9. 前記携帯端末に接続される接続端子を備え、
    前記制御部は、前記接続端子を介して前記携帯端末から電力を受けることを特徴とする請求項8に記載の付爪用出力装置。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の付爪用出力装置が装着された携帯端末の制御装置を動作させるためのプログラムであって、
    前記制御装置を、
    前記出力データをアイコンとして前記画面上に表示する表示手段と、
    前記画面上の前記アイコンが所定の出力端子に対応する位置まで移動したときに、前記アイコンに対応した出力データを前記所定の出力端子に出力する出力手段として機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 前記出力端子に前記付爪の端子が接触した場合に、前記制御装置を前記表示手段として機能させることを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
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