JP2006262777A - 夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法及び添加剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 本発明の方法は、核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法において、非イオン性界面活性剤、アミド類、及び広義の糖類からなるグループから選択される1種類又はそれより多くの添加剤を核酸合成反応液に添加することを含む。
【選択図】 なし
Description
ヒトゲノムの完全解読やマウスゲノムなど多数のゲノムの解読、さらに完全長cDNAクローンが網羅的に収集されてきた。これにより遺伝子資源が整備され、本格的な遺伝子解析の時代に突入している。従来、DNAを長期的に安定して保存するためには、水溶液状態のものをそのまま冷凍するか、あるいはベクターにクローニングした状態でホストの菌ごと−80℃でグリセロールストックするかのいずれかの方法が用いられていた。しかし、いずれの方法も、多数の完全長cDNAの場合のように大量の核酸を保存するには非常に大量のスペースを必要とする。
一般に、増幅しようとする核酸が存在する反応液の中に、核酸の増幅反応を阻害する夾雑物が存在することはよくあることである。これに対して、様々な試みがなされてきた。
添加剤として使用されうる広義の糖類は、好ましくは狭義の糖類及び多価アルコール類から選択される。狭義の糖類は、好ましくはトレハロース又はスクロースである。多価アルコール類は、好ましくは、グリセリン又はソルビトールである。あるいは、多価アルコール類は、好ましくはポリエチレングリコールを含むグリコール類である。
本発明の核酸合成反応は、好ましくは核酸の増幅反応、複製反応、転写反応又は逆転写反応である。
本発明は、核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法を提供する。本発明の方法は、非イオン性界面活性剤、アミド類、及び広義の糖類からなるグループから選択される1種類又はそれより多くの添加剤を核酸合成反応液に添加することを含む。本発明は特に、上記添加剤により夾雑物による核酸合成反応への阻害効果を低減し、該夾雑物が反応溶液中に存在しても核酸を安定して、効率よく合成することを可能にする。
1−a)非イオン性界面活性剤
本明細書において、「非イオン性界面活性剤」とは、少量で界面又は表面の諸性質を変化させる性質を有する物質であり、その分子内に親水性原子団と疎水性原子団を有し、水に溶解したときイオンに解離しない物質を意味する。
ショ糖脂肪酸エステルは特に限定されないが、好ましくは、例えば、ショ糖と炭素数11ないし17の直鎖若しくは分岐鎖の、修飾若しくは未修飾の脂肪酸とのエステルを意味する。より好ましくは、脂肪酸としてはステアリン酸が選択される。ショ糖脂肪酸エステルは、例えば、三菱化学フーズ株式会社製のS−1670(商標)、HLB16(商標)が選択される。
本明細書において、「アミド類」とは、アンモニア又はアミンの水素がアシル基によって置換された構造をもつ化合物を意味する。
「糖類」は、糖質ともいい、単糖類とこれが複数個縮合した少糖類(オリゴ糖類)や多糖類の総称である。元来、「糖類」はCn(H2O)mの一般式で表される化合物を意味してきたが、今日ではこの定義が拡大され、多価アルコール類のアルデヒド、ケトン、酸、さらに多価アルコール自身やそれらの誘導体、縮合体なども含めて糖質又は炭水化物と総称している。
本発明の方法において使用する狭義の糖類の濃度は、本明細書の開示に基づき、使用する糖類の種類等に応じて当業者は適宜選択可能である。例えば、限定されるわけではないが、トレハロースは、好ましくは終濃度0.01Mから1M、より好ましくは0.2Mから0.8M、最も好ましくは0.6Mで添加される。スクロースは、好ましくは終濃度0.01Mから1M、より好ましくは0.2Mから0.8M、最も好ましくは0.6Mで添加される。
本発明の方法において多価アルコール類の濃度は、本明細書の開示に基づき、使用する多価アルコール類の種類等に応じて、当業者は適宜選択可能である。例えば、限定されるわけではないが、グリセリンは、好ましくは終濃度1%から30%、より好ましくは10%から20%、最も好ましくは20%で添加される。ソルビトールは、好ましくは終濃度0.01Mから1M、より好ましくは0.2Mから0.8M、最も好ましくは0.6Mで添加される。
本発明の方法において使用するグリコール類の濃度は、本明細書の開示に基づき、使用するグリコール類の種類、核酸合成に用いる酵素の種類等に応じて、当業者は適宜選択可能である。例えば、限定されるわけではないが、ポリエチレングリコールは、好ましくは終濃度0.1%から20%、より好ましくは1%から15%、最も好ましくは15%で添加される。ただし、核酸合成酵素に用いるDNAポリメラーゼがKOD(東洋紡績株式会社製)の場合は、最も好ましい終濃度は5%である。
(a)Tween20:終濃度0.01%から5%;
(b)TritonX−100:終濃度0.01%から5%;
(c)ショ糖脂肪酸エステル:終濃度0.01%から5%;
(d)ポリエチレングリコール:分子量1000から8000、終濃度は0.1%から20%;
(e)トレハロース:終濃度0.01Mから1M;
(f)スクロース:終濃度0.01Mから1M;
(g)ソルビトール:終濃度0.01Mから1M;
(h)ホルムアミド:終濃度0.01%から15%;又は
(i)グリセリン:終濃度1%から30%。
本発明は、核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法において、上記添加剤を添加することを特徴とする。
本発明は、核酸の他に夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法において、特定の添加剤を含むことを特徴とする。核酸反応は特に限定されないが、核酸の増幅反応、複製反応、転写反応又は逆転写反応を含みうる。核酸の増幅反応、複製反応、転写反応又は逆転写反応のための一般的な方法は当業者に周知である。本発明の方法は、このような反応において核酸の他に夾雑物を含む試料を含む場合に、特定の添加剤の添加により反応を効率よく行わせるものである。
1)反応液を調製する
2)反応液の中に鋳型DNAを添加する
3)温度と時間を設定し、反応させる。
4)反応生成物を回収する。
本発明はさらに、核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法における核酸合成反応液への添加剤を提供する。本発明の添加剤は、非イオン性界面活性剤、アミド類、及び広義の糖類からなるグループから選択される1種類又はそれより多くの物質を含む、ことを特徴とする。
以下、実施例1として非イオン性界面活性剤の例としてTween20を使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、Tween20の核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
94℃ 2分 −1)
94℃ 30秒 −2)
60℃ 1分 −3)
68℃ 2分 ―4)
2)−4)を30サイクル
Ex−Taq)
94℃ 2分 −1)
94℃ 30秒 −2)
60℃ 1分 −3)
72℃ 2分 −4)
2)−4)を30サイクル
以下、実施例2として非イオン性界面活性剤の例としてTritonX−100を使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、TritonX−100の核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
以下、実施例3としてグリコール類の例としてポリエチレングリコールを使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、ポリエチレングリコールの核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
以下、実施例4として狭義の糖類の例としてトレハロースを使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、トレハロースの核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
以下、実施例5として狭義の糖類の例としてスクロースを使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、スクロースの核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
以下、実施例6として多価アルコール類の例としてソルビトールを使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、ソルビトールの核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
以下、実施例7としてアミド類の例としてホルムアミドを使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、ホルムアミドの核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
以下、実施例8として多価アルコール類の例としてグリセリンを使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、グリセリンの核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
以下、実施例9として非イオン性界面活性剤の例としてショ糖脂肪酸エステルを使用した例を示す。本実施例の目的は各酵素において夾雑物としてのセルロースおよびセルロース誘導体(本実施例ではカルボキシメチルセルロース)の核酸増幅阻害効果と、ショ糖脂肪酸エステルの核酸増幅阻害の低減効果を合わせ見ることである。
Claims (28)
- 核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法において、非イオン性界面活性剤、アミド類、及び広義の糖類からなるグループから選択される1種類又はそれより多くの添加剤を核酸合成反応液に添加することを含む、前記核酸合成方法。
- 添加剤により夾雑物による核酸合成反応への阻害効果が低減される、請求項1の方法。
- 非イオン性界面活性剤が、Tween20、TritonX−100又はショ糖脂肪酸エステルから選択される、請求項1又は2に記載の方法。
- アミド類がホルムアミドである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の方法。
- 広義の糖類が、狭義の糖類及び多価アルコール類から選択される、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の方法。
- 狭義の糖類が、トレハロース又はスクロースである、請求項5に記載の方法。
- 多価アルコール類がグリセリン又はソルビトールである、請求項5に記載の方法。
- 多価アルコール類がグリコール類である、請求項5に記載の方法。
- グリコール類がポリエチレングリコールである、請求項8に記載の方法。
- 下記(a)ないし(i)の1種類又はそれより多くの物質が、下記の終濃度で添加される、請求項1ないし7に添加される、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の方法;
(a)Tween20:終濃度0.01%から5%;
(b)TritonX−100:終濃度0.01%から5%;
(c)ショ糖脂肪酸エステル:終濃度0.01%から5%;
(d)ポリエチレングリコール:分子量1000から8000、終濃度は0.1%から20%;
(e)トレハロース:終濃度0.01Mから1M;
(f)スクロース:終濃度0.01Mから1M;
(g)ソルビトール:終濃度0.01Mから1M;
(h)ホルムアミド:終濃度0.01%から15%;又は
(i)グリセリン:終濃度1%から30%。 - セルロース誘導体が、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシプロピルセルロース又はカルボキシプロピルメチルセルロースから選択される、請求項1ないし10のいずれか1項に記載の方法。
- 核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料が、核酸ブックに由来する、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の方法。
- 核酸合成反応が、核酸の増幅反応、複製反応、転写反応又は逆転写反応である、請求項1ないし12のいずれか1項に記載の方法。
- 核酸合成に用いる酵素が、DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ又は逆転写酵素から選択される、請求項1ないし13のいずれか1項に記載の方法。
- 核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料を用いた核酸合成方法における核酸合成反応液への添加剤であって、非イオン性界面活性剤、アミド類、及び広義の糖類からなるグループから選択される1種類又はそれより多くの物質を含む、前記添加剤。
- 夾雑物による核酸合成反応への阻害効果を低減するための、請求項15の添加剤。
- 非イオン性界面活性剤が、Tween20、TritonX−100又はショ糖脂肪酸エステルから選択される、請求項15又は16に記載の添加剤。
- アミド類がホルムアミドである、請求項15ないし17のいずれか1項に記載の添加剤。
- 広義の糖類が、狭義の糖類及び多価アルコール類から選択される、請求項15ないし18のいずれか1項に記載の添加剤。
- 狭義の糖類が、トレハロース又はスクロースである、請求項19に記載の添加剤。
- 多価アルコール類がグリセリン又はソルビトールである、請求項19に記載の添加剤。
- 多価アルコール類がグリコール類である、請求項19に記載の添加剤。
- グリコール類がポリエチレングリコールである、請求項22に記載の添加剤。
- 下記(a)ないし(i)の1種類又はそれより多くの物質を、下記の終濃度になるように含む、請求項15ないし23のいずれか1項に記載の添加剤;
(a)Tween20:終濃度0.01%から5%;
(b)TritonX−100:終濃度0.01%から5%;
(c)ショ糖脂肪酸エステル:終濃度0.01%から5%;
(d)ポリエチレングリコール:分子量1000から8000、終濃度は0.1%から20%;
(e)トレハロース:終濃度0.01Mから1M;
(f)スクロース:終濃度0.01Mから1M;
(g)ソルビトール:終濃度0.01Mから1M;
(h)ホルムアミド:終濃度0.01%から15%;又は
(i)グリセリン:終濃度1%から30%。 - セルロース誘導体が、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシプロピルセルロース又はカルボキシプロピルメチルセルロースから選択される、請求項15ないし24のいずれか1項に記載の添加剤。
- 核酸、並びにセルロース、セルロース誘導体から選択される1種類又はそれより多くの夾雑物を含む試料が、核酸ブックに由来する、請求項15ないし25のいずれか1項に記載の添加剤。
- 核酸合成反応が、核酸の増幅反応、複製反応、転写反応又は逆転写反応である、請求項15ないし26のいずれか1項に記載の添加剤。
- 核酸合成に用いる酵素が、DNAポリメラーゼ、RNAポリメラーゼ又は逆転写酵素から選択される、請求項15ないし27のいずれか1項に記載の添加剤。
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