JP2006262298A - データ伝送方法、データ伝送制御装置及びデータ伝送装置 - Google Patents

データ伝送方法、データ伝送制御装置及びデータ伝送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 通信を行っている周波数帯域付近に妨害となるような電波が存在している場合に、その妨害波の影響を回避し、かつ、途中でデータ伝送が途切れることなく、安定した品質のデータ伝送を行う。
【解決手段】 データ伝送制御装置からデータ伝送装置に対するデータ送信要求である周期的なポーリングに基づいて行われるデータ通信における、データ伝送方法において、データ伝送装置の周囲の電波状況を測定し、電波状況測定結果を含むデータを、データ伝送制御装置に送信し、データに含まれる電波状況測定結果を解析し、解析の結果に基づき、データ伝送装置に対し、現在のデータ通信用のチャネルを他のチャネルに切り替える指示を発行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、データ伝送方法、データ伝送制御装置及びデータ伝送装置に関し、無線LAN等のメディアアクセス制御、データリンク層、ネットワーク層において、無線信号を媒体としてデジタル化された音声や映像の同期データに対して特に有用なデータ伝送方法、データ伝送制御装置、及び、データ伝送装置に関する。
従来、家庭内、オフィス内などの比較的狭い範囲内において、各種映像機器やパーソナルコンピュータ装置とその周辺装置などの複数の機器間で、それらの機器が扱うデータを伝送しようとする場合に、各機器間を何らかの有線で接続を行う代わりに、各機器に無線信号の送受信装置(無線伝送装置)を接続して、無線伝送でデータ伝送が出来るようにすることがある。
近年、無線LAN等でも良く知られる2.4GHzの周波数帯域を使用する機器が増えてきている。この周波数帯域は、他にも電子レンジ、Bluetooth機器、医療機器といった機器も使用する周波数帯域であり、混信の可能性があるという問題がある。
そこで、上記点を改善する方法として、Bluetooth機器等で採用されている周波数ホッピング方式が良く知られている。この方式は、送受信する周波数帯域を時間単位で切り替えていく方式であり、予め送信機と受信機の間でホッピングパターンを決めておき、そのパターンに従って、お互いに使用する周波数帯域を切り替えながら送受信を行うため、妨害波の影響を受けにくい方式とされている。
さらに、この周波数ホッピング方式を改良した方式として、特許文献1に記載されたものが知られている。この方式は、切り替える予定の周波数が使用不能であると判断できる場合に、該当する周波数をホッピングパターンから削除して、妨害の影響を受けないようにするものである。
図8は、従来の方式を説明するものである。データ伝送装置及びデータ伝送制御装置は、それぞれ図8のホッピングパターンを格納していて、決められたタイミングで周波数帯域を切り替えている。
特開平9−93654号公報
しかしながら、上記に説明した従来の方式では、一旦、送信側と受信側の同期が外れてしまうと(図8のT時刻)、次のホッピングパターンの開始地点(図8のA点)までの網掛けをした一定時間(図8の801のt時間、最大でT時間)待たないと、通信が出来ない時間が存在する。すなわち、最大でT時間の間は、データをやり取りできなくなってしまい、例えば、映像等の場合では、犯罪等の決定的瞬間の部分が抜け落ちてしまう恐れがある。特に、監視分野で使用する場合には、監視画像が重大な証拠映像であることも考えられるため、このような映像の抜けがなく、データ伝送が途切れなく行えること、すなわち、映像品質が重要となっている。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、通信を行っている周波数帯域付近に妨害となるような電波が存在している場合に、その妨害波の影響を回避し、かつ、途中でデータ伝送が途切れることなく、安定した品質のデータ伝送を行うことができるデータ伝送方法、データ伝送制御装置及び、データ伝送装置を提供することを目的とする。
本発明のデータ伝送方法は、第1の装置から第2の装置に対する周期的なポーリングに基づいて行われるデータ通信における、データ伝送方法であって、前記第2の装置の周囲の電波状況を測定する測定ステップと、前記測定ステップの結果である電波状況測定結果を含むデータを、前記第1の装置に送信する送信ステップと、前記データに含まれる電波状況測定結果を解析する解析ステップと、前記解析ステップの結果に基づき、前記第2の装置に対し、現在のデータ通信用のチャネルから他のチャネルへの切り替え指示を発行する第1の発行ステップと、を備える。
この方法により、第1の装置、例えばデータ伝送制御装置と、第2の装置、例えばデータ伝送装置間の同期を合わせることなく、かつ、現在使用中の周波数帯域に妨害波が観測された場合であっても、通信に良好な周波数帯域を選択して、妨害波を回避して、かつ、データ伝送を途切れさせることなく通信を行うことが可能となる。
上述の方法において、更に、前記切り替え指示を受け入れる旨を示すチャネル変更了解のデータを、前記第2の装置から前記第1の装置へ発行する第2の発行ステップを設けることができる。また、第1の発行ステップにおいて、前記第1の装置から前記第2の装置へのポーリングに際して使用されるポーリングパケットに前記他のチャネルへの切り替えを指示するパケットを付加するようにすることもできる。
また、第1の発行ステップにおいて、前記現在のチャネルの妨害波レベルが所定のしきい値以上である場合、前記現在のチャネルを、前記所定のちきい値より妨害波レベルの小さい前記他のチャネルに切り替える指示を発行することができる。また、前記現在のチャネルの妨害波レベルが前記他のチャネルの妨害波レベルより大きい場合、前記現在のチャネルを前記他のチャネルに切り替える指示を発行することもできる。
また、本発明のデータ伝送制御装置は、所定のタイミングを計るカウンタ部と、所定のタイミングで送信するポーリングパケットを生成する送信パケット生成部と、生成したポーリングパケットを送信する送信部と、データ伝送装置から送信されてくるデータを受信する受信部と、受信したデータを解析するデータ解析部と、受信したデータが符号化されたデータである場合に復号化する復号化部と、周辺の電波状況を測定する電波状況測定部と、受信したデータを処理完了後に、前記電波状況測定部に対し周辺の電波状況測定を指示し、受信したデータにチャネル変更了解が含まれている場合には、チャネル変更を設定する制御部とを備える。
この装置により、データ伝送制御装置と各データ伝送装置間の同期を合わせることなく、かつ、現在使用中の周波数帯域に妨害波が観測された場合であっても、通信に良好な周波数帯域を選択して、妨害波を回避して、かつ、データ伝送を途切れることなく通信が行うことが可能となる。
更に、本発明のデータ伝送装置は、データ伝送制御装置から送信されてくるポーリングパケットに従って、送信するためのデータを外部から取得し、取得したデータを符号化する符号化部と、符号化したデータを送信するためのパケットを生成するパケット生成部と、生成したパケットを送信する送信部と、周辺の電波状況を測定する電波状況測定部と、データ伝送制御装置から受信したパケットを受信する受信部と、受信したパケットを解析し、チャネル変更指示が含まれている場合には、チャネル変更を設定する制御部とを備える。
この装置により、データ伝送制御装置と各データ伝送装置間の同期を合わせることなく、かつ、現在使用中の周波数帯域に妨害波が観測された場合であっても、通信に良好な周波数帯域を選択して、妨害波を回避して、かつ、データ伝送を途切れることなく通信が行うことが可能となる。
本発明によれば、たとえ通信を行っている周波数帯域付近に妨害となるような電波が存在している場合であっても、等時性が要求される同期データの伝送品質を保つことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の装置であるデータ伝送制御装置500(図5)の処理手順を説明するフローチャートである。まず、所定の経過時間を測定することにより、現在が、データを要求するタイミングか否かを判定する(タイミング判定ステップ;ステップS101)。これは、仮に、データ伝送制御装置が、第2の装置であるデータ伝送装置700(図7)に対して、一定の周期(T)毎にデータ伝送要求を出して、データ伝送装置から所定の周期毎にデータを受信する場合に、この時間Tが経過したか否かを計測するものである。こうすることにより、例えば、映像データといった等時性が要求される同期データの伝送が可能となる。時間Tが計測されるまでこの判定が行われる。
タイミング判定ステップにおいて、所定のタイミングになったとき、チャネル変更が必要かどうかを判定する(チャネル変更判定ステップ;S102)。これは、後段の電波状況データ解析ステップ(ステップS110)にて判定された結果、チャネルの変更が必要と判断され、かつ、前の周期期間でデータ伝送装置から受信したパケットにチャネル変更了解のデータが含まれている場合にチャネル変更が行われる。このチャネル変更了解のデータにおいては、パケットのヘッダ部にパケット種別「DATA+CHOK」が格納されている。パケットの構成については、後の図3で説明する。
続いて、チャネルの変更が必要な場合には、チャネルを変更する(チャネル変更ステップ;ステップS103)。
その後、所定のタイミングになった後、データ伝送装置に対してデータの送信を要求するために、ポーリングパケットを生成する(ポーリングパケット生成ステップ;ステップS104)。ここで、以降の電波状況データ解析ステップ(ステップS110)にて、現在使用しているチャネルの電波状況が悪いと判定された場合に、他の良好な電波状況のチャネルを選択するように指示するパケットをポーリングパケットに付加する。このように生成したポーリングパケットを送信する(送信ステップ;ステップS105)。次に、データ伝送装置からパケットを受信しているかどうかをチェックする(データ受信判定ステップ;ステップS106)。受信パケットがあれば、受信パケットの内容を解析する(受信データ解析ステップ;ステップS107)。まず、パケットのヘッダ部にデータと電波状況測定結果を合わせたパケットであることを示すパケット種別「DATA+CH」を検出する。パケットの構成については、後の図3で説明する。
さらに、受信したパケットの先頭から所定のビット数は、映像データであり、そのデータを読み出して、復号化を開始する(受信パケット復号化ステップ;S108)。さらに、その後のデータは、データ伝送装置付近の電波状況の測定結果であり、それらの測定結果をメモリに格納する。続いて、データ伝送制御装置付近の各チャネルの電波状況の測定を実施する(電波状況測定ステップ;ステップS109)。総てのチャネルの電波状況を測定し終わると、データ伝送装置とデータ伝送制御装置の各測定結果をまとめて解析する(電波状況データ解析ステップ;ステップS110)。解析の方法については、後の図4で説明する。
ここで、送受信するパケットの構成について説明する。図2は、パケットの構成例を説明する図である。図2の(a)はデータ伝送制御装置からデータ伝送装置へ向けた下り方向のデータ伝送フレームを示している。各フレームの先頭には、受信側がビット同期を確立するために必要なブリアンブルビット「PRE」が付加されている。PREに続くフレームはデータ受信時にデータの有効性を確かめるためのユニークワード「UW」で始まり、続いて送信元のデータリンクアドレス「SA」、宛先のデータリンクアドレス「DA」の順で構成される。次にポーリングであることを示す「POLL」があり、最後にルート情報のためのネットワークアドレス「RL」が格納され、情報エラーを検出する「CRC」と続いている。ネットワークアドレス「RL」とは、経路情報のことを示す。また、(b)は、データ伝送装置からデータ伝送制御装置に向けてデータ伝送される場合のフレームの構成である。このようなフレームによりデータ伝送が行われる。また、例えば、データ伝送制御装置からデータ伝送装置に対して、新しいチャネルを通知する場合には、パケット種別が「POLL」となる部分がパケット種別「POLL+CH」となり、ポーリングパケットの最後に新しいチャネル番号が格納されて送信される。また、データ伝送装置がデータ伝送制御装置に対して送信するパケットのヘッダにおいて、データと電波状況の測定結果を合わせて送信する場合には、「DATA」の部分に「DATA+CH」を格納し、データとチャネル変更了解を合わせて送信する場合には、パケット種別が「DATA」となる部分にパケット種別「DATA+CHOK」を格納する。
また、ここで、周期期間のデータのやり取りについて説明する。図3は、周期間のチャネル変更時のデータのやり取りを説明する図である。例えば、チャネル3を使用してデータ伝送制御装置とデータ伝送装置間でデータのやり取りをしていた場合、ある周期Aの期間でデータ伝送制御装置とデータ伝送装置の双方で電波状況を測定した結果、図4のような結果であるとする。図4は、電波状況測定結果の格納方法について説明する図である。図4のようにデータ伝送装置から受信した電波受信状況の測定結果を各チャネル毎に格納して、妨害波の少ないチャネルを選択する。この場合は、各チャネルの妨害波レベルを10段階に正規化して格納しているが、正規化せずに測定した生データのまま格納しても良い。
格納した電波状況測定結果を用いた判定方法としては、例えば、妨害波のレベルのしきい値(Th)を5以上とすると、現在使用しているチャネルが1チャネルである場合、問題がないと判定して、そのまま当該チャネルを使用し続ける。仮に、現在使用しているチャネルが3チャネルであった場合には、データ伝送制御装置側で設定したTh以上を超えるため、データ伝送装置とデータ伝送制御装置の双方で影響が少ない他のチャネルを選択することになる。この場合では、例えば、6〜8チャネルを選択する。こうして選択した新しいチャネルを図3の次の周期Bにて、データ伝送制御装置は、パケット種別が「POLL+CH」パケットに選択した新しいチャネル番号を格納してデータ伝送装置に対して送信する。「POLL+CH」パケットを受信したデータ伝送装置は、チャネル変更を了解して送信データと共にパケット種別が「DATA+CHOK」のパケットを送信する。その後、周期Cにて、新しいチャネルに変更してデータ伝送制御装置からデータ伝送装置に対して「POLL」パケットを送信する。
また、現在のチャネルの妨害波レベルが、たとえしきい値より小さい場合であっても、より良好な通信状況を確保するため、さらに妨害波レベルが小さい他のチャネルを選択することもできる。
図5はデータ伝送制御装置を説明するためのブロック図である。データ伝送制御装置500は、受信RF部501と、ベースバンド部502と、受信パケット解析部503と、復号化部504と、カウンタ部505と、電波状況測定部506と、送信パケット生成部507と、ベースバンド部508と、送信RF部509と、無線伝送路510と、制御部511とから構成されている。無線伝送路510は、図7の無線伝送路710と接続され、データ伝送制御装置500は、データ伝送装置700と接続される。
まず、データ伝送制御装置500の送信側の動作を説明する。カウンタ部505にてポーリングを送信するタイミングを計数する。所定のタイミングになった時に、ポーリングパケットを生成するために送信パケット生成部507でポーリングパケットが生成される。次に、ベースバンド部508にて、図2に示したPRE、UWを付加して、送信RF部509にて無線伝送路510へ送信する。
次に、データ伝送制御装置500の受信側の動作を説明する。まず、無線伝送路510から受信RF部501にてパケットを受信する。続いて、ベースバンド部502へ受信データを送り、PREによりビット同期を確立してUWによりフレームの正しさを解析して以降に続くフレームを受信する。次に、受信パケット解析部503では、受信パケットのヘッダ部を解析して、仮にパケット種別が「DATA+CH」パケットであれば、次の復号化部504へ所定量のパケットを送り、データを復号する。さらに、残りのパケットデータは、電波状況の測定結果が含まれているため、制御部511へデータ伝送装置の測定結果を送る。制御部511は、電波状況測定部506へ測定結果を保持するように指示を出す。また、次に電波状況測定部506では、自身のデータ伝送制御装置500付近の電波状況を測定する。この測定結果を受信したパケット中にある測定結果と合わせて、先に説明した図4のような形で格納する。その際に、現在使用しているチャネルで妨害波が観測されていれば、次にポーリングを送信するタイミングで新しいチャネルに切り替える指示を加える。具体的には、次のポーリングを生成するタイミングで、送信パケット生成部507に対して、電波状況測定部506は、新しいチャネルを通知してパケット種別「POLL+CH」パケットを生成するように指示を出す。以降、送信の手順は、先に説明した通りである。また、電波状況測定部506において、現在使用しているチャネルで妨害波が観測されなければ、次にポーリングを送信するタイミングでパケット種別「POLL」パケットのみを生成するように送信パケット生成部507に対して指示を出す。
図6は、本発明のデータ伝送装置700(図7)の処理手順を説明するフローチャートである。まず、データ伝送装置は、データ伝送制御装置の指示に従って動作するため、パケット受信があるまでループし続ける(パケット受信判定ステップ;ステップS601)。パケットを受信したら、受信したパケットを解析する(受信パケット解析ステップ;ステップS602)。受信パケットのヘッダ部にパケット種別「POLL」があれば、符号化データを取得する(符号化データ取得ステップ;ステップS603)。ここで、符号化データとは、例えば、外部のカメラ等からの映像データであり、符号化器は、随時動作しており、符号化データは、一定の周期毎(T)のポーリングパケットを受信する期間で一定量の符号化データをメモリに格納している。続いて、パケットの生成を行う(パケット生成ステップ;ステップS604)。パケット生成ステップでは、符号化データと前の周期で測定した電波状況測定結果を合わせてパケットに格納する。次に、生成したパケットを送信する(送信ステップ;ステップS605)。次に、付近の全チャネルの電波状況を測定する(電波状況測定ステップ;ステップS606)。受信したパケット種別は「POLL」であるのでチャネル変更が不要と判定する、(チャネル変更判定ステップ;ステップS607)。当該周期内での処理は終わり、次のパケットを受信するまで受信パケットを待つ(受信パケット判定ステップ;ステップS601)。
受信したパケットを解析した結果(受信パケット解析ステップ;ステップS602)、受信パケットのヘッダ部にパケット種別「POLL+CH」があれば、符号化データを取得する(符号化データ取得ステップ;ステップS603)。ここで、符号化データとは、例えば、外部のカメラ等からの映像データであり、符号化器は、随時動作しており、符号化データは、一定の周期毎(T)のポーリングパケットを受信する期間で一定量の符号化データをメモリに格納している。続いて、パケットの生成を行う(パケット生成ステップ;ステップS604)。符号化データと前の周期で測定した電波状況測定結果を合わせてパケットに格納する。次に、生成したパケットを送信する(送信ステップ;ステップS605)。次に、付近の全チャネルの電波状況を測定する(電波状況測定ステップ;ステップS606)。パケット生成ステップでは、受信したパケット種別は「POLL+CH」であるので、データ伝送制御装置からチャネル変更指示が出ているため、チャネル変更が必要と判定する(チャネル変更判定ステップ;ステップS607)。次に、チャネルの変更を行う(チャネル変更ステップ;ステップS608)。変更するチャネル番号は、受信した一定量のデータパケットの後のチャネルパケットに指示されている番号である。次に、チャネル変更を完了したことを示す「DATA+CHOK」のパケット種別を格納し、パケットを生成する(チャネル変更結果パケット生成ステップ;ステップS609)。次に、生成したパケットを送信する(チャネル変更結果送信ステップ;ステップS610)。当該周期内での処理は終わり、次のパケットを受信するまで受信パケットを待つ(受信パケット判定ステップ;S601)。
図7はデータ伝送装置を説明するためのブロック図である。データ伝送装置700は、受信RF部701と、ベースバンド部702と、受信パケット解析部703と、制御部704と、符号化部705と、パケット生成部706と、電波状況測定部707と、ベースバンド部708と、送信RF部709と、無線伝送路710とから構成されている。
まず、データ伝送装置700の送信側の動作を説明する。まず無線伝送路から710の受信RF部にてパケットを受信する。続いて、ベースバンド部702へ受信データを送り、PREによりビット同期を確立してUWによりフレームの正しさを解析して以降に続くフレームを受信する。次に受信パケット解析部703では、受信パケットのヘッダ部を解析して、仮にパケット種別「POLL」であれば、次の制御部704へパケット種別「POLL」を受信したことを伝える。一方、外部カメラ等から映像データが符号化部705に入力され、所定期間、すなわち、周期(T)時間分の映像データを符号化してメモリに格納する。また、制御部は、全てのパケットを受信後、符号化部705で出力された符号化データと、当該周期の直前の周期で電波状況測定部707にて測定した電波状況結果を合わせてパケット生成部706にてパケット化する。次に、ベースバンド部708にて図2に示したPRE、UWを付加して、送信RF部709にて無線伝送路710へ送信する。
また、受信パケット解析部703で、受信パケットのヘッダ部を解析した結果、仮にパケット種別が「POLL+CH」であれば、チャネル変更指示も出ているため、以下に説明する。まず、制御部704へチャネル変更指示が来ていることを伝える。同様に、外部カメラ等から映像データが符号化部705に入力され、所定期間、すなわち、周期(T)時間分の映像データを符号化してメモリに格納する。また、制御部は、全てのパケットを受信後、符号化部705で出力された符号化データと、当該周期の直前の周期で電波状況測定部707にて測定した電波状況結果、及び、チャネル変更了解を示すパケット種別を付けて、パケット生成部706にてパケット化する。この時のパケットヘッダ部に付けられるパケット種別は、「DATA+CHOK」となる。次に、ベースバンド部708にて図2に示したPRE、UWを付加して、送信RF部709にて無線伝送路710へ送信する。パケットを送信後に、チャネル変更の設定を行う。
これは、制御部704が行い、次の周期からは、新しいチャネルで送受信を行う。
このような本発明の実施形態によれば、データ伝送制御装置とデータ伝送装置の間でデータ伝送が行われている場合に、データ伝送制御装置とデータ伝送装置間の同期を合わせることなく、かつ、通信に使用しているチャネルに妨害波が検出された場合にも、一定の時間を待ってチャネルの切り替えを行う必要がなく、途切れることなくデータを伝送させることができる。従って、等時性が要求される同期データの品質を保ちながらデータを伝送することができる。
言い換えると、本発明を用いたデータ伝送システムにおいては、各データ伝送装置とデータを受信するデータ伝送制御装置の各装置において、データ伝送制御装置と各データ伝送装置間の同期を合わせることなく、かつ、同一周期内で測定した各装置付近の各チャネル毎の電波状況測定結果を用いて、使用しているチャネルに妨害波の影響があると判定された場合には、他のチャネルに切り替え、両者で切り替えの確認が取れた後にチャネル切り替えを実行する。このため、データの伝送抜けが発生せず、等時性が要求される同期データの伝送品質を保つことが出来る。
以上、本発明の各種実施形態を説明したが、本発明は前記実施形態において示された事項に限定されず、明細書の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変更・応用することも本発明の予定するところであり、保護を求める範囲に含まれる。
本発明によれば、たとえ通信を行っている周波数帯域付近に妨害となるような電波が存在している場合であっても、等時性が要求される同期データの伝送品質を保つことが可能となる。
本発明の実施の形態におけるデータ伝送制御装置の動作を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態におけるパケット構成を説明するパケット構成図 本発明の実施の形態におけるデータ伝送方法のシーケンス図 本発明の実施の形態における電波状況測定結果の格納の様子を説明する電波状況測定結果格納図 本発明の実施の形態におけるデータ伝送制御装置のブロック図 本発明の実施の形態におけるデータ伝送装置の動作を説明するフローチャート図 本発明の実施の形態におけるデータ伝送装置のブロック図 従来の周波数ホッピングパターンの説明図
符号の説明
500 データ伝送制御装置
501 受信RF部
502 ベースバンド部
503 受信パケット解析部
504 復号化部
505 カウンタ部
506 電波状況測定部
507 送信パケット生成部
508 ベースバンド部
509 送信RF部
510 無線伝送路
511 制御部
700 データ伝送装置
701 受信RF部
702 ベースバンド部
703 受信パケット解析部
704 制御部
705 符号化部
706 パケット生成部
707 電波状況測定部
708 ベースバンド部
709 送信RF部
710 無線伝送路

Claims (7)

  1. 第1の装置から第2の装置に対する周期的なポーリングに基づいて行われるデータ通信における、データ伝送方法であって、
    前記第2の装置の周囲の電波状況を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップの結果である電波状況測定結果を含むデータを、前記第1の装置に送信する送信ステップと、
    前記データに含まれる電波状況測定結果を解析する解析ステップと、
    前記解析ステップの結果に基づき、前記第2の装置に対し、現在のデータ通信用のチャネルから他のチャネルへの切り替え指示を発行する第1の発行ステップと、を備えるデータ伝送方法。
  2. 請求項1記載のデータ伝送方法であって、
    前記切り替え指示を受け入れる旨を示すチャネル変更了解のデータを、前記第2の装置から前記第1の装置へ発行する第2の発行ステップを更に含む、データ伝送方法。
  3. 請求項1または2記載のデータ伝送方法であって、
    前記第1の発行ステップは、前記第1の装置から前記第2の装置へのポーリングに際して使用されるポーリングパケットに前記他のチャネルへの切り替えを指示するパケットを付加する付加ステップを含む、データ伝送方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のデータ伝送方法であって、
    前記第1の発行ステップが、前記現在のチャネルの妨害波レベルが所定のしきい値以上である場合、前記現在のチャネルを、前記所定のしきい値より妨害波レベルの小さい前記他のチャネルに切り替える指示を発行する、データ伝送方法。
  5. 請求項1ないし3のいずれか1項記載のデータ伝送方法であって、
    前記第1の発行ステップが、前記現在のチャネルの妨害波レベルが前記他のチャネルの妨害波レベルより大きい場合、前記現在のチャネルを前記他のチャネルに切り替える指示を発行する、データ伝送方法。
  6. 所定のタイミングを計るカウンタ部と、
    所定のタイミングで送信するポーリングパケットを生成する送信パケット生成部と、
    生成したポーリングパケットを送信する送信部と、
    データ伝送装置から送信されてくるデータを受信する受信部と、
    受信したデータを解析するデータ解析部と、
    受信したデータが符号化されたデータである場合に復号化する復号化部と、
    周辺の電波状況を測定する電波状況測定部と、
    受信したデータを処理完了後に、前記電波状況測定部に対し周辺の電波状況測定を指示し、受信したデータにチャネル変更了解が含まれている場合には、チャネル変更を設定する制御部と、を備えるデータ伝送制御装置。
  7. データ伝送制御装置から送信されてくるポーリングパケットに従って、送信するためのデータを外部から取得し、取得したデータを符号化する符号化部と、
    符号化したデータを送信するためのパケットを生成するパケット生成部と、
    生成したパケットを送信する送信部と、
    周辺の電波状況を測定する電波状況測定部と、
    データ伝送制御装置から受信したパケットを受信する受信部と、
    受信したパケットを解析し、チャネル変更指示が含まれている場合には、チャネル変更を設定する制御部と、を備えるデータ伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015050609A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 セコム株式会社 無線通信システム

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