JP2006262218A - アンテナ基板、電子回路パッケージおよび通信装置 - Google Patents

アンテナ基板、電子回路パッケージおよび通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006262218A
JP2006262218A JP2005078314A JP2005078314A JP2006262218A JP 2006262218 A JP2006262218 A JP 2006262218A JP 2005078314 A JP2005078314 A JP 2005078314A JP 2005078314 A JP2005078314 A JP 2005078314A JP 2006262218 A JP2006262218 A JP 2006262218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
substrate
antenna
electronic circuit
pseudo
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005078314A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakano
洋 中野
Yasutaka Hirachi
康剛 平地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Device Innovations Inc
Original Assignee
Sumitomo Electric Device Innovations Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Device Innovations Inc filed Critical Sumitomo Electric Device Innovations Inc
Priority to JP2005078314A priority Critical patent/JP2006262218A/ja
Publication of JP2006262218A publication Critical patent/JP2006262218A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Aerials With Secondary Devices (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Waveguide Aerials (AREA)

Abstract

【課題】 平面アンテナと基板の厚さ方向に配置される伝送線路との接続損失が大きい。
【解決手段】 基板(10)と、基板(10)の一方の面に設けられ、第1導体(1)、および第1導体(1)と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体(2)を備えるアンテナ部と、基板(10)の厚さ方向に設けられ、第1導体(1)に接続された中心導体(3)、および第2導体(2)に接続されるとともに中心導体(3)と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体(4)を備える擬似同軸線路とを有するアンテナ基板。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板上に平面アンテナ有する装置に関する。
従来から、基板上に平面アンテナを設けた装置は広く用いられている。たとえば、平面アンテナとしてよく知られているパッチアンテナは、基板の一方の面に設けられたパッチと、他方の面に設けられた接地面とで構成されている。このようなパッチアンテナが配線基板に実装される場合、通信装置などを構成する電子回路は、パッチが設けられる面とは反対側の面に実装される(特許文献1の第7図参照)。
特開平02−214205号公報
配線基板に搭載される電子回路とパッチとの間を接続するには、配線基板の厚さ方向を貫通する配線を設ける必要がある。しかしながらパッチアンテナは、前述のようにパッチと接地面とで構成された、いわゆるマイクロストリップのモード構造を持っているのに対し、これに接続する貫通配線は基板の厚さ方向に設けられるため、マイクロストリップ構造とは異なり、したがって、両者は全く異なるモード構造であるといえる。このように、異なるモード構造であると、その接続部分の不連続性により損失が発生し、特性を劣化させる虞がある。この問題は、準ミリ波あるいはミリ波帯以上の帯域で顕著である。近年、ミリ波帯を利用した通信システムが検討されているが、回路技術だけでなく、デバイス技術においても、上記のような問題が、開発の障害となっている。
本発明の目的は、基板の厚さ方向の伝送線路と基板面上のアンテナとを小さい損失で接続できるための構造、およびそれを応用した種々の装置を提供することにある。
本発明の一観点によれば、基板と、前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備えるアンテナ部と、前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体に接続された中心導体、および前記第2導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路とを有することを特徴とするアンテナ基板が提供される。
また、別の観点によれば、基板と、前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備える第1アンテナ部と、前記基板の他方の面に設けられ、第3導体、および前記第3導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第4導体を備える第2アンテナ部と、前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体および第3導体に接続された中心導体、および前記第2導体および第4導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路とを有することを特徴とするアンテナ基板が提供される。
また、更に別の観点によれば、基板と、前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備えるアンテナ部と、前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体に接続された中心導体、および前記第2導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、前記基板の他方の面に設けられた電子回路を収容するキャビティとを有することを特徴とする電子回路パッケージが提供される。
また、更に別の観点によれば、基板と、前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備える第1アンテナ部と、前記基板の他方の面に設けられ、第3導体、および前記第3導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第4導体を備える第2アンテナ部と、前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体および第3導体に接続された中心導体、および前記第2導体および第4導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、前記基板の他方の面に設けられた電子回路を収容するキャビティとを有することを特徴とする電子回路パッケージが提供される。
また、更に別の観点によれば、基板と、前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備えるアンテナ部と、前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体に接続された中心導体、および前記第2導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、前記擬似同軸線路と接続される電子回路とを有することを特徴とする通信装置が提供される。
また、更に別の観点によれば、基板と、前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備える第1アンテナ部と、前記基板の他方の面に設けられ、第3導体、および前記第3導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第4導体を備える第2アンテナ部と、前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体および第3導体に接続された中心導体、および前記第2導体および第4導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、前記擬似同軸線路と接続される電子回路とを有することを特徴とする通信装置が提供される。
本発明は、平面アンテナを構成するアンテナ部として第1(第3)導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2(第4)導体を有する構造を採用している。いっぽう、本発明では基板の厚さ方向に信号を伝送する伝送線路として、中心導体とその周囲に間欠的に設けられた接地導体からなる、いわゆる擬似同軸線路を採用している。
以上のように、本発明で採用するアンテナ部と擬似同軸線路は、いずれも中央の導体の周囲に接地導体が配置された同軸構造を持っていることから、両者は同等のモード構造を持つことになり、不連続性の少ない接続を実現することができる。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態によるアンテナ基板を図1乃至図3を用いて説明する。
図1は、本実施形態によるアンテナ基板であり、(a)はアンテナ部側から見た平面図、(b)は(a)の線分A−A’におけるアンテナ基板の断面図、(c)はアンテナ部とは反対側から見た平面図である。
図1に示す本実施形態によるアンテナ基板は、配線基板10とアンテナ部と擬似同軸線路とを有する。配線基板10は、たとえば低温同時焼成セラミックス(LTCC:Low Temperature Co−fired Ceramics)によって構成されている。アンテナ部は、配線基板10の一方の面に設けられ、中心導体(第1導体)1、および中心導体10と離間してその周囲に設けられた接地電位となる接地導体(第2導体)2とを備える。擬似同軸線路は、配線基板10の厚さ方向に設けられ、前記中心導体1に接続された中心導体3(第2導体)、および前記接地導体2に接続されるとともに中心導体3と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体4を備える。更に、アンテナ基板は、配線基板の他方の面に設けられた伝送線路を構成するマイクロストリップライン6と、その端部を包囲する接地導体5とを有する。
これら構造のうち、擬似同軸線路を構成する中心導体3と接地導体4は、配線基板10を構成するセラミックスの焼成前に所定の孔が設けられ、その部分に導電性材料が分散されたペーストが埋め込まれることで、セラミックスの焼成と同時に形成される。また、中心導体1、接地導体2、接地導体5、マイクロストリップライン6それぞれを構成する導電層についても、配線基板10の焼成前に導電性材料が分散されたペーストのパターンを設けることで同様に焼成と同時に実現することができる。もちろん、これら導電層の形成方法は種々の手法が採用でき、上記に限定されるものではない。たとえば、擬似同軸を構成する中心導体3と接地導体4を除く他の導電層は、セラミックスの焼成時には、全面にベタ層で形成し、焼成後に所定のリソグラフ工程によって、パターンを形成しても良い。特にLTCCを利用する場合、焼成前後で熱収縮誤差が大きいため、焼成前に導電層のパターンを形成すると、収縮誤差によって設計どおりのパターンを実現することが困難な場合があるが、そのような場合には、上記のように焼成後にパターン化を行うことが一つの解決策となる。
本実施形態によれば、基板の厚さ方向の伝送線路となる擬似同軸線路と、アンテナ部の構造が、いずれも同軸構造を備えているため、モード構造が同じ同軸型となり、その結果、不連続性が改善されて、損失の少ない接続構造が実現できる。
本実施形態によって構成された配線基板10は、アンテナ部とは反対側の面に電子回路が実装可能であることから、電子回路の実装基板とアンテナが集積化されて、小型の通信モジュールを実現することが可能になる。
なお、本実施形態が採用しているアンテナ部は、アンテナ部の中心導体1の周囲に沿って共振点が形成されることから、そのビーム形状は、ほぼシンメトリカルな球形となる。したがって、図2(a)(b)に示す誘電体レンズ7やホーン8のような放射器と相性がよく、これらをアンテナ部上に設けることで、アンテナ特性を更に改善することができる。
図2(a)は誘電体レンズ7を本実施形態のアンテナ部に設けた態様を示すものである。誘電体レンズ7は例えば低誘電率のフッ素樹脂を成型することで実現され、図示しない支持部によってアンテナ部との距離を所定値に保っている。このような構造において、例えば60GHz帯の送信信号がアンテナ部から出力されると、この誘電体レンズ7によってビームが絞り込まれ、高い指向性を実現することができる。図2(b)は、いわゆるホーン8を本実施形態のアンテナ部に設けた態様を示すものである。ホーン8は接地電位に接続された金属によって構成されており、これによって、アンテナ利得を向上することができる。
また、図1に示した本実施形態のアンテナは、マイクロストリップライン6によって電力が供給されることから、マイクロストリップラインの電力供給方向(図1においては紙面の水平方向)に偏波面を持つ直線偏波となる。いっぽう、図3に示すようにアンテナの中心導体1に縮退分離用に切り欠き部9を設けることにより、円偏波が実現できる。
図3は本実施形態のアンテナを円偏波にするための構造であり、図1(a)におけるアンテナの中心導体1を拡大して示したものである。図3の中心導体1には、縮退分離用に、中心導体1の中心を通って対向する縁に切り欠き部9が設けられており、これにより円偏波が実現される。
[第2実施形態]
図4は本発明の第2実施形態を説明する図である。図4において、図1と同じ部位には同じ符号が付されている。本実施形態は、実質的に第1実施形態と同様の態様を持っており、その動作も第1実施形態に準じるため、重複する部分については、説明を省略する。
本実施形態が第1実施形態と異なるのは、図4(b)および(c)に示すように、マイクロストリップライン6が設けられる側の配線基板10の面にも、アンテナ部を設けた点である。第1実施形態の図1(c)からも理解できるように、マイクロストリップライン6から擬似同軸線路へ信号を導入する部分は、マイクロストリップライン6の存在と、それを通過させるために設けられた接地導体5の切り欠き部分を除けば、図1(a)のアンテナ部と同じ構造も持っており、これはアンテナとして機能させることが可能である。本実施形態では、この部分をアンテナ部として機能させるため、マイクロストリップライン6が形成される側の面にアンテナ部を構成する中心導体(第3導体)11を設け、その周囲に配置された接地導体(第4導体)12との間でアンテナ部を実現している。
本実施形態によれば、アンテナ部が配線基板10の表裏に設けられるため、配線基板10の表または裏の何れの方向に対しても利得を持つことができる。この構成は、ミリ波帯域のように伝播が直線的である帯域を取扱う場合に好適である。
[第3実施形態]
図5は本発明の第3実施形態を説明する図である。図5において、図4と同じ部位には同じ符号が付されている。本実施形態は、実質的に第2実施形態と同様の態様を持っており、その動作も第1実施形態に準じるため、重複する部分については、説明を省略する。
第2実施形態では、図4(c)に示すようにマイクロストリップライン6とアンテナ部とが同じ面に設けられていることから、このアンテナ部はそのビーム形状がマイクロストリップライン6の存在により、若干歪むことが考えられる。
本実施形態ではこれを解決するために、擬似同軸の中心導体3に対して、配線基板10の内部で伝送線路となるマイクロストリップライン16と接続する構造を採用するものである。本実施形態の構造は、多層セラミックス基板技術などの多層基板技術が採用でき、これによって、配線基板10の内部にマイクロストリップライン16を配置することができる。
本実施形態によれば、配線基板10の表裏とも同じアンテナ構造、つまり裏の接地導体12も接地導体2と同様にベタ層で形成された構成となり、対称なアンテナ特性を実現することが可能である。
[第4実施形態]
図6は本発明の第4実施形態を説明する図であり、図6において、図1と同じ部位には同じ符号が付されている。本実施形態は、本発明を電子回路を収容するパッケージに採用したものである。
図6(a)に示すように、本実施形態では、たとえばLTCCで構成されたパッケージ基板61に設けられたキャビティ62内に電子回路64が搭載された配線基板63が配置された構造を持っている。図6(a)の領域Pの要部を拡大した図6(b)を使用して、本実施形態のパッケージ基板61と配線基板63の関係を説明する。
図6(b)に示すように、本実施形態のパッケージ基板61には、第1実施形態と同様に擬似同軸を構成する中心導体3と接地導体4が、その厚さ方向に形成されている。また、キャビティ62と反対側の面には、アンテナ部を構成する中心導体1と接地導体2が設けられている。擬似同軸を構成する中心導体3と接地導体4はパッケージ基板61のキャビティ62側に露出しており、この部分に対して、電子回路64を搭載した配線基板63が接続される。
ここで配線基板63は、電子回路64が搭載される側の面には、図6(c)に示すように、マイクロストリップライン65と、その先端を取り囲む接地導体67が設けられており、この領域を通じて配線基板63の反対側へ端子を導出する構造を持っている。また、配線基板63の反対側の面には、接地導体66が設けられている。なお、配線基板63の反対側への端子の導出にあたっては、パッケージ基板61と同様の擬似同軸構造が採用される。
以上のように構成された本実施形態のパッケージは、配線基板63を搭載した後、キャップ(図示せず)によって封止される。
本実施形態の電子回路パッケージは、他の実施形態と同様、低損失でアンテナ部に対する接続が可能であることから、良好な特性でアンテナ部を集積化した電子回路パッケージが実現できる。なお、本実施形態の電子回路パッケージは、この形態に限定されるものではなく、例えば第3実施形態と同様の構成を採用することで、電子回路パッケージの表裏両側にアンテナ部を配置することも可能である。
図7はその構成の概略を示すものであり、図5および図6と同様の部分には、同じ符号を付している。図7に示すように、パッケージ基板61には、一方の面にアンテナ部を構成する中心導体1と接地導体2が設けられ、また、他方の面にアンテナ部を構成する中心導体11と接地導体12が設けられている。なお、これらアンテナ部はキャビティ62の外側の領域に配置されている。また、パッケージ基板61の内部には、マイクロストリップライン16が設けられており、前記アンテナ部両方に接続される擬似同軸の中心導体3と接続されている。
図7の電子回路パッケージによれば、その表裏両側に対して利得を有するアンテナ部が集積化された電子回路パッケージが実現できる。
なお、本実施形態ではパッケージ基板61のキャビティ62内には電子回路64が搭載された配線基板63が配置されたが、パッケージ基板61のキャビティ62側の面に直接に配線パターンを設け、そこに電子回路64を搭載することも可能である。また、本実施形態の電子回路64は、それ自体で通信装置の全てを実現してもよいし、たとえば、通信装置のうち、中間周波数(IF)段までは外部で構成し、高周波(RF)段のみを実現しても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれら特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が可能である。
たとえば、本発明のアンテナ基板に設けられる擬似同軸は、アンテナ基板全体を貫通せず、たとえば、アンテナ基板の内部でストリップラインなど別の伝送線路と接続させることも可能である。また、本発明のアンテナ基板には、その任意の面内にストリップライン6などの伝送線路を形成しない構造を採用することも可能である。この構造は、第4実施形態の配線基板63に対するパッケージ基板61のような関係を指す。このように構成すれば、アンテナ基板を、電子回路に接続される個別のアンテナ部品(伝送線路を持たない)として利用することが可能になる。
また、第1実施形態あるいは第2,第3実施形態のようなアンテナ基板を通信装置に搭載することも可能である。この場合、第4実施形態に示すように、電子部品パッケージの態様に限らず、本発明のアンテナ基板をたとえば、通信装置の筐体の一部に採用したり、あるいは電波透過窓を介してその内部に搭載することも可能である。このように通信装置に搭載された本発明のアンテナ基板は、その内部の電子回路と接続され、小型の通信装置の実現に寄与できる。この場合にも、前記した各実施形態における種々の構造が採用できることは言うまでも無い。
本発明の第1実施形態によるアンテナ基板を示す構成図である。 本発明の第1実施形態において放射器を取り付けた態様を示す構成図である。 本発明の第1実施形態においてアンテナ部の中心導体の態様を示す構成図である。 本発明の第2実施形態によるアンテナ基板を示す構成図である。 本発明の第3実施形態によるアンテナ基板を示す構成図である。 本発明の第4実施形態による電子回路パッケージを示す構成図である。 本発明の第4実施形態による電子回路パッケージの改変例を示す構成図である。
符号の説明
1、11…アンテナ部の中心導体
2、12…アンテナ部の接地導体
3…擬似同軸の中心導体
4…擬似同軸の接地導体
5、66、67…接地導体
6、16、65…マイクロストリップライン
7…誘電体レンズ
8…ホーン
9…切り欠き
10…配線基板
61…パッケージ基板
62…キャビティ
63…配線基板
64…電子回路

Claims (15)

  1. 基板と、
    前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備えるアンテナ部と、
    前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体に接続された中心導体、および前記第2導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、
    を有することを特徴とするアンテナ基板。
  2. 基板と、
    前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備える第1アンテナ部と、
    前記基板の他方の面に設けられ、第3導体、および前記第3導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第4導体を備える第2アンテナ部と、
    前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体および第3導体に接続された中心導体、および前記第2導体および第4導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、
    を有することを特徴とするアンテナ基板。
  3. 前記基板の他方の面には、前記擬似同軸線路の中心導体と接続される伝送線路が設けられることを特徴とする請求項1または2記載のアンテナ基板。
  4. 前記アンテナ部上に誘電体レンズあるいはホーンからなる放射器を有することを特徴とする請求項1または2記載のアンテナ基板。
  5. 前記第1導体あるいは第3導体には、その中心を通って対向する縁に切り欠き部が設けられてなることを特徴とする請求項1または2記載のアンテナ基板。
  6. 基板と、
    前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備えるアンテナ部と、
    前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体に接続された中心導体、および前記第2導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、
    前記基板の他方の面に設けられた電子回路を収容するキャビティと、
    を有することを特徴とする電子回路パッケージ。
  7. 基板と、
    前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備える第1アンテナ部と、
    前記基板の他方の面に設けられ、第3導体、および前記第3導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第4導体を備える第2アンテナ部と、
    前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体および第3導体に接続された中心導体、および前記第2導体および第4導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、
    前記基板の他方の面に設けられた電子回路を収容するキャビティと、
    を有することを特徴とする電子回路パッケージ。
  8. 前記基板の内部には、前記擬似同軸線路の中心導体と接続された伝送線路が設けられてなることを特徴とする請求項6または7記載の通信装置。
  9. 前記アンテナ部上に誘電体レンズあるいはホーンからなる放射器を有することを特徴とする請求項6または7記載の電子回路パッケージ。
  10. 前記第1導体あるいは第3導体には、その中心を通って対向する縁に切り欠き部が設けられてなることを特徴とする請求項6または7記載の電子回路パッケージ。
  11. 基板と、
    前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備えるアンテナ部と、
    前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体に接続された中心導体、および前記第2導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、
    前記擬似同軸線路と接続される電子回路と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  12. 基板と、
    前記基板の一方の面に設けられ、第1導体、および前記第1導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第2導体を備える第1アンテナ部と、
    前記基板の他方の面に設けられ、第3導体、および前記第3導体と離間してその周囲に設けられた接地電位となる第4導体を備える第2アンテナ部と、
    前記基板の厚さ方向に設けられ、前記第1導体および第3導体に接続された中心導体、および前記第2導体および第4導体に接続されるとともに前記中心導体と離間してその周囲に間欠的に設けられた複数の接地導体を備える擬似同軸線路と、
    前記擬似同軸線路と接続される電子回路と、
    を有することを特徴とする通信装置。
  13. 前記基板の内部には、前記擬似同軸線路の中心導体と接続された伝送線路が設けられてなることを特徴とする請求項11または12記載の通信装置。
  14. 前記アンテナ部上に誘電体レンズあるいはホーンからなる放射器を有することを特徴とする請求項11または12記載の通信装置。
  15. 前記第1導体あるいは第3導体には、その中心を通って対向する縁に切り欠き部が設けられてなることを特徴とする請求項11または12記載の通信装置。
JP2005078314A 2005-03-18 2005-03-18 アンテナ基板、電子回路パッケージおよび通信装置 Pending JP2006262218A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078314A JP2006262218A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 アンテナ基板、電子回路パッケージおよび通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005078314A JP2006262218A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 アンテナ基板、電子回路パッケージおよび通信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006262218A true JP2006262218A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37100939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005078314A Pending JP2006262218A (ja) 2005-03-18 2005-03-18 アンテナ基板、電子回路パッケージおよび通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006262218A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213021A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Shiga Prefecture 電波レンズ
JP7159512B1 (ja) * 2022-03-02 2022-10-24 Fcnt株式会社 アンテナ装置、無線端末及び無線モジュール
WO2022224482A1 (ja) * 2021-04-19 2022-10-27 京セラ株式会社 アンテナおよびアレイアンテナ

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60236303A (ja) * 1984-05-09 1985-11-25 Nec Corp アンテナ
JPS63200906U (ja) * 1987-06-17 1988-12-23
JPH027703A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Sharp Corp 平面アンテナ
JPH02214205A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Fujitsu Ltd 電子回路装置
JPH04122106A (ja) * 1990-09-13 1992-04-22 Mitsubishi Electric Corp マイクロストリップアンテナ
JPH04352505A (ja) * 1991-05-30 1992-12-07 Mitsubishi Electric Corp アンテナ一体化マイクロ波回路
JPH0629725A (ja) * 1991-02-28 1994-02-04 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 平面アンテナ
JPH0615328U (ja) * 1992-07-21 1994-02-25 三洋電機株式会社 マイクロ波アンテナ
JPH11261456A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Hitachi Ltd 非接触型icカード
JP2001044716A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Mitsubishi Electric Corp ストリップライン給電装置
JP2002246832A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信装置
JP2003332830A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 平面アンテナ、無線端末装置および無線基地局
JP2004055570A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Kyocera Corp 高周波用パッケージ
JP2004274259A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Tdk Corp アンテナ一体型モジュールおよび通信機

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60236303A (ja) * 1984-05-09 1985-11-25 Nec Corp アンテナ
JPS63200906U (ja) * 1987-06-17 1988-12-23
JPH027703A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Sharp Corp 平面アンテナ
JPH02214205A (ja) * 1989-02-14 1990-08-27 Fujitsu Ltd 電子回路装置
JPH04122106A (ja) * 1990-09-13 1992-04-22 Mitsubishi Electric Corp マイクロストリップアンテナ
JPH0629725A (ja) * 1991-02-28 1994-02-04 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 平面アンテナ
JPH04352505A (ja) * 1991-05-30 1992-12-07 Mitsubishi Electric Corp アンテナ一体化マイクロ波回路
JPH0615328U (ja) * 1992-07-21 1994-02-25 三洋電機株式会社 マイクロ波アンテナ
JPH11261456A (ja) * 1998-03-10 1999-09-24 Hitachi Ltd 非接触型icカード
JP2001044716A (ja) * 1999-08-03 2001-02-16 Mitsubishi Electric Corp ストリップライン給電装置
JP2002246832A (ja) * 2001-02-15 2002-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 通信装置
JP2003332830A (ja) * 2002-05-09 2003-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 平面アンテナ、無線端末装置および無線基地局
JP2004055570A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Kyocera Corp 高周波用パッケージ
JP2004274259A (ja) * 2003-03-06 2004-09-30 Tdk Corp アンテナ一体型モジュールおよび通信機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010213021A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Shiga Prefecture 電波レンズ
WO2022224482A1 (ja) * 2021-04-19 2022-10-27 京セラ株式会社 アンテナおよびアレイアンテナ
JP7159512B1 (ja) * 2022-03-02 2022-10-24 Fcnt株式会社 アンテナ装置、無線端末及び無線モジュール
WO2023166600A1 (ja) * 2022-03-02 2023-09-07 Fcnt株式会社 アンテナ装置、無線端末及び無線モジュール
US11901650B2 (en) 2022-03-02 2024-02-13 Fcnt Limited Antenna device, wireless terminal, and wireless module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4980306B2 (ja) 無線通信装置
US8922425B2 (en) Waveguide structure, high frequency module including waveguide structure, and radar apparatus
US7852270B2 (en) Wireless communication device
US10971824B2 (en) Antenna element
TWI811264B (zh) 用於具有波導耦合裝置之雷達物位量測裝置的電路板
JP2006024618A (ja) 配線基板
JP2004007559A (ja) 多共振アンテナ、アンテナモジュールおよび多共振アンテナを用いた無線装置
JP2006191077A (ja) 導波管‐プリント基板(pwb)相互接続
JP2005086603A (ja) 電子部品モジュールおよびその製造方法
JP2013081009A (ja) 高周波線路−導波管変換器
US11303004B2 (en) Microstrip-to-waveguide transition including a substrate integrated waveguide with a 90 degree bend section
JP2005051331A (ja) マイクロストリップ線路と誘電体導波管との結合構造
US20190207284A1 (en) Transmission line
JP4995174B2 (ja) 無線通信装置
JP2006041966A (ja) 高周波モジュール
JP2008193204A (ja) アンテナ装置
JP2006262218A (ja) アンテナ基板、電子回路パッケージおよび通信装置
JP3631667B2 (ja) 配線基板およびその導波管との接続構造
JP5179570B2 (ja) 高周波モジュールおよびその製造方法ならびに該高周波モジュールを備えた送信器、受信器、送受信器およびレーダ装置
JP2004518143A (ja) レーダビームを送信および/または受信するための装置
US20190181528A1 (en) Transmission line
JP4799238B2 (ja) 開口面アンテナ
JP4713367B2 (ja) 開口面アンテナ
JP3006399B2 (ja) デュアルバンドアンテナ
JP2003234613A (ja) アンテナ素子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110405

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110531

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110621