JP2006261906A - 2画面テレビジョン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 副画面に特定の映像フォーマットのみ表示できる2画面テレビジョン装置において、1画面での高品位表示と2画面表示を両立するためには、視聴者が1画面、2画面を切換る操作が煩雑であった。
【解決手段】 複数の映像フォーマットの映像信号が同一番組であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記複数の映像フォーマットの映像信号が同一番組があると判別された時、1画面の外部入力映像表示時に前記複数の映像フォーマットの映像信号から高品位な映像フォーマットを選択し、2画面の副画面に外部入力映像表示時に前記特定の映像フォーマットを選択する映像選択手段とを備えて、1画面での高品位表示と2画面表示とを容易に切換られることにより利便性を高めた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のフォーマットからなる映像ソースを2画面表示する際に、これらの映像ソースを最適に選択し出力する2画面テレビジョン装置に関する。
近年のテレビジョン受像機では、映像信号のソースフォーマットとして必ずしも同じフォーマットの信号が受信、入力されるとは限らない。ソースフォーマットの種類としては、たとえば、480iフォーマット(有効走査線数480本、Interlaced scan:飛び越し走査方式、以下SD信号と言う)、1080iフォーマット(有効走査線数1080本、飛び越し走査方式、以下HD信号と言う)等がある。
図3は2画面表示機能の観念図である。本図では主映像と副映像が左右に均等に表示している。表示部Aが主映像、Bが副映像を表示している。また、図4は主画面のなかに副画面が入る形である。Aが主映像、Bが副映像である。
このような2画面TVの従来の信号合成回路の構成を図8に示す。外部映像受信機1はSTB(セットトップボックス)、ケーブルTV受信機等の単独でテレビジョン放送を受信可能な映像受信機である。TV受信部2は単独でテレビジョン放送を受信可能な受信部であり、テレビジョン放送としてHD信号を受信する。映像入力端子を2つ備えており、SD信号、HD信号のいずれかを選択できる。さらに、テレビジョン放送と外部入力信号を同時に2画面として表示できる。パネル表示部3はテレビジョン映像表示部であり、CRT、液晶、PDP等である。TV受信部2からの信号をパネル22に表示する。
本従来技術のシステムは主映像はHD信号、SD信号とも表示でき、副画面はSD信号のみ表示できるものとする。2画面でHD信号を表示するためにはHD−SD信号変換回路でHD信号をSD信号に変換し表示する必要がある。しかし、HD−SD信号変換回路は回路規模が大きいため、ICのゲート数の制限、コストとの兼ね合いからHD−SD信号変換回路を1回路のみ実装することが一般的な形態としてある。よって、主画面はHD信号、SD信号を表示でき、副画面についてはSD信号のみ表示可能となる。
外部映像受信機1について説明する。一般的に専用放送、有料放送を受信するためのSTB等の放送受信機である。アンテナ4は放送受信用アンテナである。受信回路5はアンテナ4からの放送信号を検波、復調し、映像信号を生成する回路である。HD−SD変換回路6はHD信号をダウンコンバートすることによってSD信号を生成する回路である。HD信号出力回路7、SD信号出力回路8はそれぞれHD信号、SD信号を出力する回路である。
TV受信部2について説明する。TV受信部2はTVの受信、外部信号の入力、受信信号と外部入力信号の切換と2画面合成を行う。アンテナ9は放送受信用アンテナである。受信回路10はアンテナ9からの放送信号を検波、復調し、映像信号を生成する回路である。画像処理回路11は受信回路10からの映像信号の画質、色調等を調整する回路である。HD信号入力回路16、SD信号入力回路17はそれぞれHD信号、SD信号専用の入力回路である。接続する機器によってHD信号を接続する場合、SD信号を接続する場合、HD信号、SD信号両方を接続する場合がある。HD信号、SD信号の両方に接続する場合は両方の信号が同一番組であるのが一般的である。以下の説明ではHD信号入力とSD信号入力に同じ番組が入っている場合を説明する。外部信号切換SW18は外部入力についてHD信号とSD信号を切換るものである。HD信号時はa側が、SD信号時はb側が選択される。画像処理回路20は外部入力信号の画質、色調等を調整する回路である。主画像切換SW12は主画面としてTV信号と外部信号のどちらを選択するか決定するものであり、画像処理回路11からのTV信号と画像処理回路20からの外部入力信号を切り換える。TV信号時はc側が、外部入力時はd側が選択される。HD−SD変換回路13は2画面時に主画面の信号をHD信号からSD信号に変換するものである。HD−SD変換切換SW14はHD−SD変換回路13を通すか否かを切り換えるSWである。2画面表示時はHD信号をSD信号に変換するためf側を、1画面時はe側を選択する。画像合成回路15は主画面用映像信号と副画面用映像信号を合成する回路であり、HD−SD変換切換SW14からの主画面用信号と画像処理回路20からの副画面用信号を合成する。操作SW群19はユーザーが操作する画面表示切換、入力切換のためのSW群である。1/2画面切換SW25は画面を1画面または2画面に切り換えるSWである。TV/外部切換SW26はTV表示と外部入力表示を切り換えるSWである。外部入力HD/SD切換SW27は外部入力をHD信号またはSD信号に切り換えるSWである。マイコン23はTV受信部2全体を制御する部分であり、操作SW群19の内容に従って外部信号切換SW18、主画像切換SW12、HD−SD変換切換SW14を後述する条件に従って切り換える。
パネル部3について説明する。TV受信部2から出力された合成映像信号はパネルコントロール回路21に入り、パネル制御に適した信号に変換される。パネル22はCRT、液晶、PDP等の表示装置であり、パネルコントロール回路21からの信号にしたがって画像表示を行う。
従来回路での動作を説明する。前述のように主映像はHD信号、SD信号とも表示でき、副画面はSD信号のみ表示できるシステムである。外部映像受信機1からHD信号、SD信号とも入力され、かつHD信号、SD信号が同一番組の場合について説明する。また、説明を簡単にする為に2画面時、主画面はTV信号、副画面は外部入力とする。
このシステム構成で表示される画面の表示内容を図10に示す。1画面時が3種類、2画面が1種類である。1画面時は図10のNo1から3に示すようにTV表示、外部入力HD信号表示、外部入力SD表示の3種類がある。2画面時の表示状態は、前述のようにTV信号を主画面画像、外部入力を副画面とする。副画面の外部入力はHD信号入力とSD信号入力の場合が考えられるが、前述のように副画面にHD信号は表示できない。従って、2画面時は図10のNo4に示すように主画面画像がTV表示、副画面画像が外部入力SD信号表示となる。他の表示状態はない。
次に図11に従ってユーザー操作SWの切換内容と画面表示について説明する。操作SW群19は前述の様に1/2画面表示切換SW25、TV/外部切換SW26、外部入力HD/SD切換SW27がある。この3つのSWの内容がマイコン23に入り、マイコン23は表示状態を図10に従った内容にするべく回路内の切換SWを切り換える。操作SW群19の内容によっては実現できない場合がある。その際は、その旨の警告メッセージを画面に表示し、ユーザーに知らせる。図11のNo1、2の操作SW位置は1画面側、TV表示側であり、画面は1画面のTV表示となる。No3、4の操作SW位置は1画面側、外部入力側であり、外部入力HD/SD切換SW27に従って、外部入力のSD信号またはHD信号が表示される。No5、7は1/2画面切換SW25が2画面側であり、外部入力HD/SD切換SW27がHD側である。副画面にはHD信号は表示されないため、この場合は2画面表示ができない。そのため、1画面表示のまま、「2画面表示できません」とメッセージが表示される。No6,8は1/2画面切換SW25が2画面側でかつ、外部入力HD/SD切換SW27がSD側である。この場合2画面表示可能である。前述のように本例では説明を簡単にする為に2画面時、主画面はTV信号、副画面は外部入力とするので、主画面側にTV、副画面側に外部入力SD信号が表示される。
次に図12の従来例の各画面表示内容と回路内SWの関係と図8の従来例の構成図に従って画面表示内容と回路内のSW設定の関係を説明する。まず、No1の1画面TV表示時について説明する。外部入力HD/SD切換SW18はa側,b側どちらでもよい。主画面切換SW12はc側でTV信号を選択する。HD−SD変換切換SW14はe側である。1画面の場合はHD−SD変換を行わないためである。従って映像信号はアンテナ9、受信回路10、画像処理回路11を通り、主画面切換SW12、HD−SD変換切換SW14を通り、画面合成回路15を通りパネル表示部3に出力されパネル22にて映像表示される。画面合成回路15では画面合成は行われない。
図12のNo2の1画面外部入力SD信号時信号切換SW18はb側でSD入力信号を選択する。主画面切換SW12はd側に入り、外部入力を選択する。HD−SD変換切換SW14は1画面のためe側を選択する。従って映像信号の流れを見ると外部映像受信機1のSD信号出力回路8から出力されるSD信号はSD信号入力回路17、外部信号切換SW18、画像処理回路20、主画像切換SW12、HD−SD変換切換SW14、画像合成回路15、パネルコントローラ回路を経て、パネル22で画像表示されることになる。
図12のNo3の1画面外部入力HD信号時、信号切換SW18はa側でHD信号が選択される。他はNo2の場合と同様である。
図12のNo4の2画面表示時、外部信号切換18はb側でSD入力信号が選択される。主画面切換SW12はc側に入り、TVを選択する。HD−SD変換切換SW14はf側に入り、HD−SD変換回路13を選択する。2画面時にTV信号をHDからSDに変換するためである。主映像信号であるTV信号はアンテナ9、受信回路10、画像処理回路11、主画面切換SW12を通り、HD−SD変換回路13でSD信号に変換され、HD−SD変換切換SW14を経て画像合成回路15に入る。他方、外部入力信号について見ると外部映像受信機1から出力したSD信号はSD信号入力回路17に入り外部信号切換SW18、画像処理回路20を通り、画像合成回路15に入る。画像合成回路15にてTV信号と外部入力信号が2画面合成され、パネル表示部3で画像表示される。
次に図9のフローチャートと図11に従って操作SW群19を切り換えた際の動作を説明する。動作は操作SW群19の位置によって一意的に決定される。まず、操作SW群19が切り換えられ図11のNo1、2の状態になった場合を説明する。操作SW群19に変化が無い場合はフローチャート上S1の各操作SWの状態変化は無いのでNであり、S1の状態を続ける。いずれかの操作SWの状態が変化すると、S1の条件がYとなり、S2に移動する。1/2画面切換SW25は1画面側であるから、S2の「1/2画面切換SWは2画面側?」がNとなり、S6に移動する。TV/外部切換SW26はTV側であるからS6の「TV/外部切換SWはTV側?」はYとなり、S8に移動し、1画面、TV表示となる。外部入力HD/SD切換SW27がHD信号側かSD信号側かは関係しない。
No3は操作SWが1画面側、外部入力側、外部入力HD信号側の場合である。1画面側であるからS2はNとなり、S6に移動する。TV/外部SW26は外部側であるからS6はNとなり、S7に移動する。外部入力HD/SD切換SW27はHD側であるからS7の「外部入力HD/SD切換SWはSD側か?」はNとなり、S10に移動し、1画面、外部入力HD信号表示となる。次にNo4の場合であるがNo3との違いは外部入力HD/SD切換SW27がSD側である点のみである。従って、S7はYとなりS9に移動する。S9にて、1画面、外部入力SD信号表示となる。
次にNo5は操作SWが、2画面側、TV側、外部入力HD信号側の場合である。S2はSWが2画面側であるからYとなり、S3に移動する。外部入力HD/SD切換SW27がHD側であるためS3の「外部入力HD/SD切換SWはSD側か?」はNとなり、S5に移動する。S5にて「2画面表示できません。」表示を行う。副画面にHD信号が表示できないためである。S6に移動し、TV/外部切換SW26はTV側であることからS8に移動し、1画面、TV表示となる。No6は操作SWが2画面側、TV側、外部入力SD側であるから、S1、S2、S3と移動しS3にて外部入力SD信号側であるからYとなり、S11に移動し、2画面で主画面がTV信号表示、副画面が外部入力SD信号表示となる。No8の場合も同様である。
No7は操作SWが2画面側、外部側、HD側の場合である。S1、S2、S3と移動しHDのためNとなり、S5にて「2画面表示できません。」表示を行う。TV/外部切換SWが外部側、外部入力HD/SD切換SWがHD側であるからS6、S7、S10と移動し1画面、外部入力HD信号表示となる。
ここで、外部入力の視聴に注目する。1画面の外部入力映像を見る場合、HD信号による視聴とSD信号による視聴が可能であるが、より高品位での視聴を考えると視聴者はHD信号を選ぶのが普通である。そのため、視聴者は外部入力HD/SD切換SW27をHD側に切換えて視聴する。その場合の表示状態は図11のNo3になる。次に、視聴者が2画面視聴にするために、1/2画面切換SW25を2画面側にした場合を考える。図11の表で見るとNo7の状態になる。この状態では前述のように、副画面のHD表示ができないことから2画面に移行せず1画面のまま「2画面表示できません」のメッセージが出てしまう。視聴者が2画面表示を行うためには、外部入力HD/SD切換SW27をSD側にしなければならない。外部入力HD/SD切換SW27をSD側にすることにより、図11のNo8の状態になり、視聴者は2画面表示を視聴することができるようになる。
次に、その状態から1画面に切り換えるために1/2画面切換SW25を1画面に切り換えると図12のNo4の状態となり、外部入力をSD信号で視聴することになる。より高品位で視聴するためには視聴者が外部入力HD/SD切換SW27をHD信号側に切り換えなければならない。
このように外部入力信号について2画面視聴とHD信号(高品位)での1画面視聴を両立するには、視聴者は1,2画面切換ごとに1/2画面切換SW25とは別に外部入力HD/SD切換SW27を操作しなければならないため、SW操作の手間が増えてしまう。この従来例では操作SW群19がセットの表面にある場合を説明したが、OSD表示のメニューによって外部入力HD/SDを切り換える方法も一般的な手法であり、この場合は視聴者はさらに煩雑な操作が必要になっていた。
また、複数の映像フォーマットを表示する従来技術の例として特開2001−268473号公報がある。複数の入力端子をもち、複数の映像フォーマットを表示できるテレビジョン受信機について、受信あるいは入力された映像信号のフォーマットに応じて、これらの映像ソースを最適化した組み合わせのフォーマットに変換して出力することにより、最適の2画面表示を行うテレビジョン放送受信機が示されている。しかし、複数のフォーマット変換を持つことはコスト的、LSIのチップの規模的制限により製品上困難な場合がある。その場合の対応については記載されておらず、そのような制限のある製品では副画面の映像表示が特定のフォーマットでしか表示できない問題点があった。
特開2001−268473号
上記の如く、複数の映像フォーマットの映像信号を入力できる複数の外部入力回路を備え、2画面時の副画面は特定の映像フォーマットのみ表示できる2画面テレビジョン装置において、前記複数の映像フォーマットの映像信号が同一番組があった時、1画面での外部入力映像視聴時に高品位の映像フォーマットで視聴しようとすると、外部入力を高品位の映像フォーマット信号に切換る必要があった。次に視聴者が1画面から2画面への切換操作を行い、2画面の副画面に外部入力信号を表示させようとした場合は、外部入力を特定の映像フォーマットに切り換える必要があった。
このように、視聴者は1画面の外部入力映像の高品位での視聴と2画面での外部入力映像の視聴を両立するためには1,2画面を切り換えるごとに外部入力を高品位映像フォーマットと特定の映像フォーマットとを切り換えねばならず不便であった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって1画面での高品位表示と2画面表示を両立しようとする際の煩雑な操作を軽減することを技術的課題とする。
第1の発明は複数の映像フォーマットの映像信号を入力できる複数の外部入力回路を備え、2画面時の副画面は特定の映像フォーマットのみ表示できる2画面テレビジョン装置において、前記複数の映像フォーマットの映像信号が同一番組であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記複数の映像フォーマットの映像信号が同一番組があると判別された時、1画面の外部入力映像表示時に前記複数の映像フォーマットの映像信号から高品位な映像フォーマットを選択し、2画面の副画面に外部入力映像表示時に前記特定の映像フォーマットを選択する映像選択手段とを有してなることを特徴とする。
第2の発明は請求項1に記載の2画面テレビジョン装置において、前記高品位な映像フォーマットはハイビジョン放送フォーマット、前記特定の映像フォーマットは標準放送フォーマットであることを特徴とする。
本発明によれば、主画面についてHD信号、SD信号の両映像フォーマットが表示でき、副画面にはSD信号等の低品位の映像信号のみ表示可能なテレビジョン放送受信機に、HD信号とSD信号を同時に出力する外部映像受信機を接続した場合に、視聴者は煩雑な操作を行うことなく1画面時での高品位視聴と、2画面表示を両立できる。従って視聴者の利便性を向上させるものである。
本発明の実施例の構成図を図1に示す。外部映像受信機1は単独でテレビジョン放送を受信可能な映像受信機である。TV受信部2は単独でテレビジョン放送を受信可能な受信部であり、テレビジョン放送としてHD信号を受信する。映像入力端子を2つ備えており、SD信号かHD信号のいずれかを選択できる。さらに、テレビジョン放送と外部入力信号を同時に2画面表示できる。パネル表示部3はテレビジョン映像表示部であり、CRT、液晶、PDP等である。TV受信部2からの信号をパネルに表示する。
本発明の従来例同様にシステムは主映像はHD信号、SD信号とも表示でき、副画面はSD信号のみ表示できるものとする。2画面でHD信号を表示するためにはHD−SD信号変換回路13でHD信号をSD信号に変換し表示する必要がある。しかし、HD−SD信号変換回路13は回路規模が大きいため、ICのゲート数の制限、コストとの兼ね合いからHD−SD信号変換回路を1回路のみ実装することが一般的な形態としてある。よって、主画面はHD信号とSD信号の両方を表示でき、副画面はSD信号のみ表示可能となる。また、TV受信部2は外部入力端子をもち、入力信号がSD信号の場合はSD信号用の入力端子(SD信号入力回路17)に接続し、入力信号がHD信号の場合はHD信号用の入力端子(HD信号入力回路16)に接続する。入力する機器がHD信号、SD信号どちらか一方のみをもつ場合を他方を未接続にする。本発明例では従来例同様に外部映像受信機1がHD信号、SD信号の両方を出力でき、同一番組をHD信号、SD信号の両方で出力している場合について説明する。また、説明を簡単にする為に2画面時、主画面はTV信号、副画面は外部入力とする。
回路構成で従来例と異なる部分について説明する。映像判別回路24はHD信号入力回路16、SD信号入力回路17に接続されHD信号入力回路16とSD信号入力回路17への入力信号が同一番組か否かを判別する回路である。判別は画像を複数のブロックに分け、HD信号とSD信号で各ブロックの輝度レベルが同一か否かによって同一番組否かを判別する。判別結果はマイコン23に入力され、マイコン23はHD信号とSD信号が同一番組か否かによって回路内の信号切換内容を変更する。
このシステム構成でかつ外部入力HD信号と外部入力SD信号が同一番組と判別されている場合について図5に従って説明する。外部入力HD信号と外部入力SD信号が同一番組でない場合は従来例と同様に図10の表示内容になる。マイコン23は外部入力HD信号と外部入力SD信号は同一番組であることから判断し、ユーザーから見てより高品位、より利便性のある表示内容となるようにシステムを制御する。表示状態の種類は1画面時がTV表示、外部入力HD表示の2種類、2画面時が主画面TV表示、副画面外部入力SD表示の1種類である。1画面での外部入力SD表示はHD表示に比べ低品位であるため行わない。
次に図6に従ってユーザー操作SWの切換内容と表示について説明する。操作SW群19は前述の様に1/2画面表示切換SW25、TV/外部切換SW26、外部入力HD/SD切換SW27がある。1/2画面表示切換SW25は1画面表示と2画面表示を切り換える。TV/外部切換SW26はTV表示と外部入力表示を切り換える。外部入力HD/SD切換SW27は外部入力時にHD信号入力とSD信号入力を切り換える。前述同様に画像判別回路24にて外部入力SD信号と外部入力HD信号が同一番組と判定されている場合について説明する。HD信号とSD信号が同一番組でない場合は図11の従来例と同様である。図6のNo1,2の操作SW位置は1/2画面切換SW25が1画面側、TV/外部切換SW26がTV側であり、画面はTVの1画面となる。No3は1/2画面切換SW25が1画面側、外部入力HD/SD切換SW27がHD側の場合であり1画面外部入力HD信号表示となる。No1からNo3までは従来例の図11のNo1から3と同様である。図6のNo4は操作SW位置が1画面側、外部入力側、SD側の場合であり、画像判別回路24でHD信号とSD信号が同一番組であると判別されているので高画質での視聴を優先し1画面、外部入力HD信号表示となる。図6のNo5からNo8の場合であるが、1/2画面切換SW25が2画面側で、かつ画像判別回路24によってHD信号とSD信号が同一番組と判別されているので、外部入力HD/SD切換SW27の状態によらず、すべて2画面表示で主画面がTV表示、副画面が外部入力SD信号表示となる。従来例図11のNo5、No7のように「2画面表示できません。」と表示することはない。
次に図7の本発明の各画面表示内容と回路内SWの関係と図1の本発明の構成図に従って画面表示内容と回路内のSW設定の関係を説明する。まず、No1の1画面TV表示時について説明する。外部入力信号信号切換SW18はa側,b側どちらでもよい。主画面切換SW12はc側でTV信号を選択する。HD−SD変換切換SW14はe側である。1画面の場合はHD−SD変換を行わないためである。従って映像信号はアンテナ9、受信回路10、画像処理回路11を通り、主画面切換SW12、HD−SD変換切換SW14を通り、画面合成回路15を通りパネル表示部3に出力されパネル22にて映像表示される。画面合成回路15では画面合成は行われない。
図7のNo2の1画面外部入力HD信号時は信号切換SW18はa側でHD信号が選択される。主画面切換SW12はd側に入り、外部入力を選択する。HD−SD変換切換SW14は1画面のためe側に入れる。従って映像信号は外部映像受信機1のHD信号出力回路7から出力されるHD信号はHD信号入力回路16、外部信号切換SW18、画像処理回路20、主画像切換SW12、HD−SD変換切換SW14、画像合成回路15、パネルコントローラ回路21を経て、パネル22で画像表示される。
図7のNo3の2画面表示時は外部信号切換18はb側でSD入力信号が選択される。主画面切換SW12はc側に入り、TV側を選択する。HD−SD変換切換SW14はf側に入り、HD−SD変換回路13を選択する。2画面時にTV信号をHDからSDに変換するためである。主映像信号であるTV信号はアンテナ9、受信回路10、画像処理回路11、主画面切換SW12を通り、HD−SD変換回路13でSD信号に変換され、HD−SD変換切換SW14を経て画像合成回路15に入る。他方、外部入力信号について見ると外部映像受信機1から出力したSD信号はSD信号入力回路17に入り外部信号切換SW18、画像処理回路20を通り、画像合成回路15に入る。画像合成回路15にてTV信号と外部入力信号が2画面合成され、パネル表示部3で画像表示される。
次に図2のフローチャートと図6に従って操作SW群19を切り換えた際の動作を説明する。動作は操作SW群19の位置によって一意的に決定される。まず、操作SW群19が切り換えられ図6のNo1、2の状態になった場合を説明する。操作SW群19に変化が無い場合はフローチャート上S1の各操作SWの状態変化は無いのでNであり、S1の状態を続ける。いずれかの操作SWの状態が変化すると、S1の条件がYとなり、S2に移動する。1/2画面切換SW25は1画面側であるから、S2の「1/2画面切換SWは2画面側?」がNとなり、S6に移動し、TV/外部切換SW26はTV側であることからS6の「TV/外部切換SWはTV側?」はYとなり、S8に移動し、1画面、TV表示となる。外部入力がHD信号かSD信号かは関係しない。
No3は1/2画面切換SW25が1画面側、TV/外部切換SW26が外部側、外部入力HD/SD切換SW27がHD側の場合である。1/2画面切換SW25が1画面側であるからS2の「1/2画面切換SWは2画面側?」はNとなり、S6に移動する。TV/外部切換SW26は外部側であるからS6の「TV/外部切換SWはTV側?」はNとなり、S12に移動する。HD信号とSD信号は同一番組と判別された場合S12の「外部入力のHD入力とSD入力は同一番組か?」はYとなり、S10に移動し、1画面、外部入力HD信号表示となる。外部入力のHD入力とSD入力が同一番組でなかった場合はS12がNとなりS7に移動する。外部入力HD/SD切換SW27はHD入力であるから、S7の「外部入力HD/SD切換SWはSD側か?」はNとなりS10に移動し1画面、外部入力HD信号表示となる。
次にNo4は操作SWが1画面側、TV側、SD側である。No3と同様S2、S6、S12と移動し、S12の「外部入力のHD入力とSD入力は同一番組か?」はYとなり、No3と同様に1画面、外部入力HD信号表示となる。外部入力のHD入力とSD入力が同一番組でないと判別された場合はS12の判断がNとなり、S7に移動する。外部入力HD/SD切換SW27がSD側であるから「外部入力HD/SD切換SWはSD側か?」はYとなりS9に移動し、1画面、外部入力SD信号表示となる。
次にNo5は、操作SWが2画面側、TV側、HD側の場合である。2画面側であるからS2の「1/2画面切換SWは2画面側?」はYとなり、S3に移動、外部入力HD/SD切換SW27はHD側であるためS3の「外部入力HD/SD切換SWはSD側か?」はNとなり、S4に移動する。外部入力のHD信号、SD信号は同一番組と判別された場合はS4の「外部入力のHD入力、SD入力は同一番組か?」はYとなり、S11になり、2画面 主画面TV表示、副画面外部入力SD信号表示となる。外部入力のHD信号、SD信号は同一番組でないと判別された場合はS4での判断がNとなり、S5に移動する。S5にて「2画面表示できません。」表示を行い、S6に移動する。TV/外部切換SW25はTV側であるからS6の「TV/外部切換SWはTV側?」はYとなり、S8に移動する。S8にて1画面、TV表示となる。
No6は、操作SWが2画面側、TV側、SD側であるから、S1、S2、S3と移動する。S3の「外部入力HD/SD切換SWはSD側か?」はSD側であるからYとなり、S11に移動し、2画面で主画面がTV、副画面が外部SD信号となる。No8は、操作SWが2画面側、外部側、SD側である。フローの流れはNo6と同一であり、2画面で主画面がTV、副画面が外部SD信号となる。
No7は操作SWが2画面側、外部側、HD側の場合である。S1、S2、S3と移動し、S3の「外部入力HD/SD切換SW27はSD入力か?」はNとなり、S4に移動する。外部入力のHD信号、SD信号は同一番組と判別された場合S4の「外部入力のHD入力とSD入力は同一番組か?」がYとなり、S11に移動し、2画面で主画面TV表示、副画面外部入力SD信号表示となる。外部入力のHD信号、SD信号は同一番組で無いと判別された場合はS4の「外部入力のHD入力とSD入力は同一番組か?」がNとなり、S5に移動する。S5で「2画面表示できません。」表示を行い、S6に移動する。TV/外部切換SW26は外部側であるからS6の「TV/外部切換SWはTV側?」はNとなり、S12に移動する。外部入力のHD信号、SD信号は同一番組でないのでS12の判断はNとなり、S7に移動し、外部入力HD/SD切換SW27はHD側であるからS7の「外部入力HD/SD切換SWはSD入力か?」はNとなりS10に移動する。1画面外部入力HD信号表示となる。
この動作により、外部入力に外部映像受信機1を接続し、かつ外部映像受信機1がHD信号、SD信号出力を備え、同一番組内容を出力できる場合に、視聴者は煩雑な操作を行うことなく、2画面表示と高品位の1画面表示を視聴することができる。
また、ユーザー操作SWについてはセット上のスイッチを想定しているが、リモコンによる切換の場合も同様である。
本発明の一実施形態における全体構成例を示す図である。 一実施形態の操作スイッチ切換時のフローチャートを示す図である。 2画面表示例1を示す図である。 2画面表示例2を示す図である。 一実施形態の画面表示内容を示す図である。 一実施形態の操作スイッチと画面表示内容を示す図である。 一実施形態の画面内容と回路内スイッチ内容を示す図である。 従来例の全体構成を示す図である。 従来例の操作スイッチ切換時のフローチャートを示す図である。 従来例の画面表示内容を示す図である。 従来例の操作スイッチと画面表示内容を示す図である。 従来例の画面内容と回路内スイッチ内容を示す図である。
符号の説明
1 外部映像受信機
2 TV受信部
3 パネル表示部
4 アンテナ
5 受信回路
6 HD−SD変換回路
7 HD信号出力回路
8 SD信号出力回路
9 アンテナ
10 受信回路
11 画像処理回路
12 主画像切換SW
13 HD−SD変換回路
14 HD−SD変換切換SW
15 画像合成回路
16 HD信号入力回路
17 SD信号入力回路
18 外部信号切換SW
19 操作SW群
20 画像処理回路
21 パネルコントロール回路
22 パネル
23 マイコン
24 画像判別回路
25 1/2画面表示切換SW
26 TV/外部切換SW
27 外部入力HD/SD切換SW

Claims (2)

  1. 複数の映像フォーマットの映像信号を入力できる複数の外部入力回路を備え、2画面時の副画面は特定の映像フォーマットのみ表示できる2画面テレビジョン装置において、前記複数の映像フォーマットの映像信号が同一番組であるか否かを判別する判別手段と、前記判別手段により前記複数の映像フォーマットの映像信号が同一番組があると判別された時、1画面の外部入力映像表示時に前記複数の映像フォーマットの映像信号から高品位な映像フォーマットを選択し、2画面の副画面に外部入力映像表示時に前記特定の映像フォーマットを選択する映像選択手段とを有してなることを特徴とする2画面テレビジョン装置。
  2. 請求項1に記載の2画面テレビジョン装置において、前記高品位な映像フォーマットはハイビジョン放送フォーマット、前記特定の映像フォーマットは標準放送フォーマットであることを特徴とする2画面テレビジョン装置。
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