JP2006261693A - モールド変圧器 - Google Patents

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JP2006261693A
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tap
winding
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Tomohiro Kaizu
朋宏 海津
Hiroshi Tsutsui
宏 筒井
Atsushi Suzuki
敦 鈴木
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Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
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Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】装置の小型化及び軽量化を可能にする新規な構造のモールド変圧器のタップ切替器を提供する。
【解決手段】巻線1の周囲を樹脂層8で覆い、巻線の巻終わりからタップ電圧に応じて所定の巻回数より複数のタップ線2a〜2eを引き出し、かつ、巻線の周囲を覆う樹脂層8の前面部に複数のタップ端子3a〜3eを配置してタップ線2a〜2eを接続してなるコイル脚4a〜4cを備えたモールド変圧器において、前記コイル脚のタップ端子3a〜3eを配置した樹脂層前面部の、これらタップ端子3a〜3eを配置した部分とは異なる部分に、肉薄の樹脂層による切り欠き部9を形成して樹脂層の軽量化を、しいては、モールド変圧器の小型、軽量化を図る。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部にコイルを備えてタップ線を引き出し、電源電圧を所定の電圧に変換するモールド変圧器に関する。
モールド変圧器は、従来、例えば特開平5−135961号公報等に見られるようなロータリー式のタップ切替器を取り付けたものが知られている。また、従来、その前面にタップ端子を設けたものも既に知られている。
特開平5−135961号公報
しかしながら、上述した従来技術では、未だ、以下のような問題点が指摘されていた。
すなわち、上記従来技術である特開平5−135961号公報により知られたロータリー式のタップ切替器では、各コイル脚毎にタップ切替操作が行われるため、誤接続の可能性があった。また、その前面にタップ端子を設けた上記従来技術になるモールド変圧器では、このタップ端子を設ける厚い樹脂層が形成されており、そのため、軽量化の妨げとなっていた。また、この厚い樹脂層は、内部に収納された巻線から発熱を外部に放熱する妨げとなっており、そのため、かかる変圧器を大形化させていた。さらには、上記の従来技術になる変圧器では、各コイル脚のコイル高さ方向における制作誤差等により、その接続導体の取付が困難になる場合も生じていた。
そこで、本発明は、上記従来技術における問題点に鑑みてなされたものであり、特にそのタップ切替器の操作性を向上すると共に、その小型、軽量化を可能とし、もって、小型、軽量化が可能なモールド変圧器のタップ切替器を提供することをその目的とする。
かかる上記の目的を達成するため、巻線の周囲を絶縁性の樹脂層で覆い、該巻線を巻始め部から巻終り部まで巻装し、所定の巻回数より複数のタップ線を引き出し、前記樹脂層の前面部のタップ端子に接続してなるコイル脚を備えたモールド変圧器において、前記巻線の巻始め部は、前記樹脂層の前面部の上部に配置し、前記巻線の巻終り部及び前記タップ端子より構成されるタップ切替部は、前記樹脂層の前面部の下部に配置し、前記コイル脚の樹脂層の前面部で、前記巻線の巻始め部と前記タップ切替部との間に、前記巻線の巻始め部又は前記タップ切替部の樹脂層よりも薄肉の切り欠き部を有し、前記複数のタップ端子を水平方向又は垂直方向に等間隔としたことを特徴とする。
以上の詳細な説明からも明らかなように、本発明になるタップ切替器とこれを備えたモールド変圧器によれば、巻線前面の樹脂層を大幅に軽量化してモールド変圧器全体としての小型化、軽量化を図ることが可能となるという優れた効果を発揮する。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。まず、図1には、本発明の一の実施の形態になるモールド変圧器の1つのコイル脚の斜視図が、図2には、上記モールド変圧器のコイル脚の断面図が、そして、図3には、上記モールド変圧器のコイル脚の正面図が示されている。なお、このコイル脚は、図示しないが、三相星形結線、あるいは、単相二脚に接続され、その各脚の巻き終わり同士が接続されてモールド変圧器となる。
かかるモールド変圧器のコイル脚では、図2にも示すように、巻線1を、その巻始め部7からその巻き終わりに巻装し、この巻線1から、タップ電圧に応じた所定の巻回数よりタップ線を2a〜2eを引き出し、これらをタップ切替部6のタップ端子3a〜3eに接続する。そして、この巻線1を取り囲んで絶縁性の樹脂によりモールド成形された樹脂層8は、添付の図1及び図3からも明らかなように、上記巻始め部7及び上記タップ端子3a〜3eが設けられた前面部の肉厚の樹脂層を除いた部分、すなわち、本実施の形態では、台形状の部分の樹脂層の厚さを薄く成形し、切り欠き部分9としている。
このように、上記モールド変圧器コイル脚のタップ端子3a〜3eの取付け部分であるタップ切替部6を除いた前面部分の樹脂層8の厚さを薄くし、もって、前面部分の一部に樹脂層の薄肉の切り欠き部分9を形成することにより、従来のモールド変圧器のコイル脚におけるタップ取付前面を厚肉の樹脂層としたものに比較して、その軽量化を図り、かつ、内部の巻線1からの発熱を外部に放熱する妨げになるのを防止することが可能になる。より具体的には、本発明の上記の構造により、約4%の小型化、軽量化が可能になった。
次に、本発明の第二の実施の形態になるモールド変圧器について、添付の図4を参照しながら説明する。
なお、この第二の実施の形態においても、上記第一の実施の形態と同様に、三相星形結線もしくは単相二脚に接続されるように各コイル脚の巻終わり同士を接続するモールド変圧器のコイル脚は、上記図2に示したと同様に、その巻線1を、その巻始め部7からその巻き終わりに巻装し、この巻線1からタップ電圧に応じた所定の巻回数よりタップ線を2a〜2eを引き出し、これらをタップ端子3a〜3eに接続することは上記と同様である。
この時、この第二の実施の形態においては、図4に示すように、上記のタップ端子3a〜3eを水平方向及び高さ方向に一定間隔にて略「V」字状に配置し、そして、上記巻線1の前面の上記タップ線を2a〜2eを引き出した部分とは反対側、すなわち、図4では上側の樹脂層8を、図中に斜線部で示すような形状で薄肉部とし、もって、切り欠き部分9としている。
これによれば、やはり上記の第一の実施の形態と同様に、モールド変圧器におけるタップ切替器6である巻線1前面の樹脂層8の軽量化を図ることが可能になると共に、また、この巻線1からの放熱が良好となり、もって、モールド変圧器自体の小型化が可能になる。なお、上記のモールド変圧器は、各脚部4a〜4cとして、そのタップ端子(この例では、タップ端子3d)が板状の接続導体5により接続される。なお、この時、各コイル脚4a〜4cの高さ方向の製作誤差により上記接続導体5による接続が困難な場合には、上記板状の接続導体5に代えて、例えばケーブル等のフレキシブルな接続導体で接続することも可能である。
さらに、本発明の第三の実施の形態になるモールド変圧器のコイル脚について、添付の図5を参照しながら説明する。
なお、この第三の実施の形態においても、上記第一の実施の形態と同様に、三相星形結線もしくは単相二脚に接続されるように各コイル脚の巻終わり同士を接続するモールド変圧器のコイル脚は、上記図2に示したと同様に、その巻線1を、その巻始め部7からその巻き終わりに巻装し、この巻線1からタップ電圧に応じた所定の巻回数よりタップ線を2a〜2eを引き出し、これらをタップ端子3a〜3eに接続することは上記と同様である。
そして、この第三の実施の形態においては、図5に示すように、上記のタップ端子3a〜3eを高さ方向に一定間隔に一直線字状に配置し、そして、上記巻線1の前面の上記タップ線を2a〜2eを引き出した部分とは反対側、すなわち、図5では右側及び上側の樹脂層8を、図中に斜線部で示すような形状で薄肉部とし、もって、切り欠き部分9としたものである。
そして、これによれば、やはり上記の第一の実施の形態と同様に、モールド変圧器におけるタップ切替器6である巻線1前面の樹脂層8の軽量化を図ることが可能になると共に、また、この巻線1からの放熱が良好となり、もって、モールド変圧器自体の小型化が可能になる。なお、このモールド変圧器でも、各脚部としてタップ端子を接続導体により接続する場合、上記板状の接続導体5により、あるいは、その接続が困難な場合には、これに代えてケーブル等のフレキシブルな接続導体で接続することも可能であることは同様である。
本発明の第一の実施の形態になるモールド変圧器のコイル脚の構造を示す斜視図である。 上記第一の実施の形態になるモールド変圧器コイル脚の断面図である。 上記第一の実施の形態になるモールド変圧器コイル脚の正面図である。 本発明の第二の実施の形態になるモールド変圧器のコイルの構造を示す正面図である。 本発明の第三の実施の形態になるモールド変圧器のコイルのコイル脚の構造を示す正面図である。
符号の説明
1…巻線、 2a〜2e…タップ線、 3a〜3e…タップ端子、
4a〜4c…コイル脚、 5…接続導体、 6…タップ切替部、
7…巻始め部、 8…樹脂層、 9…切り欠き部。

Claims (1)

  1. 巻線の周囲を絶縁性の樹脂層で覆い、該巻線を巻始め部から巻終り部まで巻装し、所定の巻回数より複数のタップ線を引き出し、前記樹脂層の前面部のタップ端子に接続してなるコイル脚を備えたモールド変圧器において、
    前記巻線の巻始め部は、前記樹脂層の前面部の上部に配置し、
    前記巻線の巻終り部及び前記タップ端子より構成されるタップ切替部は、前記樹脂層の前面部の下部に配置し、
    前記コイル脚の樹脂層の前面部で、前記巻線の巻始め部と前記タップ切替部との間に、前記巻線の巻始め部又は前記タップ切替部の樹脂層よりも薄肉の切り欠き部を有し、
    前記複数のタップ端子を水平方向又は垂直方向に等間隔としたことを特徴とするモールド変圧器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109215987A (zh) * 2018-11-14 2019-01-15 天津市特变电工变压器有限公司 环氧树脂浇注干式变压器高压线圈装配结构及成型工艺
WO2022061620A1 (en) * 2020-09-23 2022-03-31 Siemens Gas And Power Gmbh & Co. Kg Auto-transformer, method for designing auto-transformer and storage medium

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