JP2006260242A - 文書管理装置,プログラム,および記録媒体 - Google Patents

文書管理装置,プログラム,および記録媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2006260242A
JP2006260242A JP2005077610A JP2005077610A JP2006260242A JP 2006260242 A JP2006260242 A JP 2006260242A JP 2005077610 A JP2005077610 A JP 2005077610A JP 2005077610 A JP2005077610 A JP 2005077610A JP 2006260242 A JP2006260242 A JP 2006260242A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
header information
document type
type
property
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005077610A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiko Kitayama
暁子 北山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005077610A priority Critical patent/JP2006260242A/ja
Publication of JP2006260242A publication Critical patent/JP2006260242A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

【目的】 文書管理装置(コンピュータ)が新規登録すべき文書に最適な文書タイプを自動設定できるようにする。
【構成】 UI提供部101は、デジタルカメラから入力され、入力装置17により必要に応じて編集されたExif情報を持つデジカメ画像ファイル(ファイル)の文書登録が指示されると、そのファイルを文書管理部102に渡して文書登録の処理を依頼する。それによって、文書管理部102は、その新規登録すべきファイルをヘッダ解析部103に渡して、そのファイルの種類に応じたヘッダ情報を取得すると共に、文書管理DB104から文書タイプ情報を取得する。そして、そのヘッダ情報と文書タイプ情報を構成する文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に設定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、コンピュータ(パーソナルコンピュータやワークステーション等)による文書管理装置、コンピュータに必要な機能(この発明に係わる機能)を実現させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
例えば、コンピュータによる文書管理装置として、モニタ(表示装置)の画面上でキーボード等の入力装置の操作に応じた文書(ドキュメント)を作成又は編集し、入力装置の操作によって文書登録が指示された時に、作成又は編集した文書をDB(データベース)に登録して管理するものがある(例えば特許文献1参照)。
あるいは、外部接続されたデジタルカメラ(以下「デジカメ」ともいう)等の外部装置から入力された写真画像ファイル等のファイルを入力装置の操作によって必要に応じて編集し、入力装置の操作によって文書登録が指示された時に、入力されたファイルを文書としてDBに登録して管理するものもある(例えば特許文献2参照)。
特開2004−86421号公報 特開平3−117181号公報
このような文書管理装置では、DBに登録されている文書毎に設定されている「文書タイプ」の情報を用いて、絞り込み検索を行うことができる。また、それぞれの「文書タイプ」特有のプロパティ値を用いて、より絞り込んだ検索を行うことができる。そのためには、文書に対して適切な「文書タイプ」を設定することが必要である。
一方、DB内の文書の検索を行う場合、文書に設定されているプロパティ情報を対象とした検索では、検索処理にかかる時間が短くて済む。文書毎に作成した全文検索データを対象とした検索では、処理に多少時間はかかるが、ファイル中で目に見える文字列データに対する検索を行うことができる。
しかしながら、上述したような従来の文書管理装置では、ユーザが、文書の新規登録の際に、手動(入力装置の操作)で文書に適切と思われる「文書タイプ」を選択し設定する場合、DBに登録されている全ての「文書タイプ」の情報を知っている(知らなければ調べる)必要があり、適切に設定することが難しいという問題がある。
また、デジタルカメラで撮影したExif形式の画像ファイルなど、ファイルのヘッダ情報の中に検索対象となる文字列データが存在する文書の場合、そのままではヘッダ情報を対象とした検索を行うことはできないという問題もある。
検索の処理の中で1つ1つのファイルのヘッダ情報を読み取ることは、検索性能を考えると現実的ではない。
そこで、ファイルをDBに登録する際に、対応する「文書タイプ」のプロパティ項目に値を設定しておけば、文書プロパティ情報を対処とした検索を行うことができるが、Exifファイルのプロパティ値をユーザが手動で設定するためには、ヘッダ情報を読み取るための専用プログラムなどを用いて、予めヘッダ情報の中から有効と思われる情報を抜き出し、文書の登録時に文書プロパティに設定する作業が必要になる。これは、ユーザにとって非常に手間である。
さらに、文書管理システムに「文書タイプ」の情報を追加したり削除したりする度に、既に登録済みの文書の「文書タイプ」をユーザが適切に設定することは難しいという問題もある。
この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、文書管理装置(コンピュータ)が新規登録すべき文書に最適な文書タイプを自動設定できるようにすることを目的とする。また、新規登録すべき文書に最適なプロパティ情報を自動設定できるようにすることも目的とする。
この発明は、上記の目的を達成するため、文書管理装置,プログラム,および記録媒体を提供する。
請求項1の発明による文書管理装置は、文書を登録して管理する文書管理装置であって、新規登録すべき文書あるいは登録済みの文書(更新すべき文書)に対して、その文書の種類に応じたヘッダ情報を取得するヘッダ情報取得手段と、新規登録すべき文書に対して、複数のプロパティ項目とキーワード情報の組み合わせを定義した文書タイプを設定する文書タイプ設定手段とを設け、上記文書タイプ設定手段を、文書を新規登録する際に、上記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に設定する手段としたものである。
請求項2の発明による文書管理装置は、請求項1の文書管理装置において、上記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報から上記文書タイプ設定手段によって設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として上記新規登録すべき文書に設定するプロパティ設定手段を設けたものである。
請求項3の発明による文書管理装置は、請求項2の文書管理装置において、上記文書タイプ設定手段に、登録済みの文書を更新する際に、上記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、上記登録済みの文書に再設定する手段を備え、上記プロパティ設定手段に、上記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報から上記文書タイプ設定手段によって再設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として上記登録済みの文書に再設定する手段を備えたものである。
請求項4の発明によるプログラムは、文書を登録して管理するコンピュータに、新規登録すべき文書あるいは登録済みの文書に対して、その文書の種類に応じたヘッダ情報を取得するヘッダ情報取得機能と、新規登録すべき文書に対して、複数のプロパティ項目とキーワード情報の組み合わせを定義した文書タイプを設定する文書タイプ設定機能とを実現させるためのプログラムであり、上記文書タイプ設定機能を、文書を新規登録する際に、上記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に設定する機能としたものである。
請求項5の発明によるプログラムは、請求項4のプログラムにおいて、上記コンピュータに、上記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報から上記文書タイプ設定機能によって設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として上記新規登録すべき文書に設定するプロパティ設定機能を実現させるためのプログラムである。
請求項6の発明によるプログラムは、請求項5のプログラムにおいて、上記文書タイプ設定機能に、登録済みの文書を更新する際に、上記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、上記登録済みの文書に再設定する機能を備え、上記プロパティ設定機能に、上記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報から上記文書タイプ設定機能によって再設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として上記登録済みの文書に再設定する機能を備えたものである。
請求項7の発明による記録媒体は、請求項4〜6のいずれかのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
この発明によれば、文書管理装置(コンピュータ)が、新規登録すべき文書(1つの文書)の種類に応じたヘッダ情報を取得し、そのヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に自動的に設定するので、新規登録すべき文書にユーザの知識不足により最適な文書タイプが設定されないことを防ぐことができる。また、ユーザが文書タイプの情報を調べたりする手間を省くことができる。さらに、上記ヘッダ情報から上記最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報(文字列)を抽出し、その情報をプロパティ値(プロパティ情報)として上記新規登録すべき文書に自動的に設定することにより、その設定をユーザが手動で行う手間を省くことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
まず、この発明を実施する文書処理装置の構成例について、図1,図2を参照して説明する。
図2は、この発明を実施する文書管理装置のハード構成例を示すブロック図である。
この文書管理装置は、パーソナルコンピュータやワークステーション等の情報処理装置を用いたものであり、インタフェース(I/F)11,CPU12,ROM13,RAM14,表示装置15,ハードディスク16,入力装置17,および記憶媒体ドライブ18を備えている。
I/F11は、デジタルカメラやプリンタ等の外部装置と通信するための通信手段である。
CPU12は、この文書管理装置全体を管理および制御する中央処理装置である。
ROM13は、CPU12が実行する固定プログラムを格納している読み出し専用の記憶手段(メモリ)である。
RAM14は、CPU12が実行するプログラムを展開し、各種の処理の際の作業領域として使用する読み書き可能な記憶手段である。
表示装置15は、各種のデータや作業画面等を表示するCRTディスプレイ,LCDディスプレイ等の表示手段である。
ハードディスク16は、この発明に係わるプログラムや後述する文書管理データベース(以下「データベース」を「DB」と略称する)を含む各種DBを保存する大容量記憶手段である。
入力装置17は、ユーザ(利用者)が各種の操作情報を入力するための入力手段であり、キーボードやマウス等のポインティングデバイスも使用することができる。
記憶媒体ドライブ18は、記憶媒体19に対する記録又は再生を行う記録再生手段である。
記憶媒体19は、この文書管理装置に対して脱着可能なMO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RWディスク,DVD−R,DVD−RW,DVD−RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、この発明に係わる制御を実行するプログラム(ソフトウェア)が記録される。
このように構成された文書管理装置において、CPU12は、操作者による入力装置17の操作により、記憶媒体ドライブ18を介して記憶媒体19からこの発明に係わるプログラムを読み出し、ハードディスク16にインストールすることができる。
そして、電源投入時には、ROM13内のブートローダ(ブートプログラム)に従い、ハードディスク16内のOS(オペレーションシステム),アプリケーション,およびユーザインタフェースを含む各種プログラムを読み出し、RAM14にインストールした後、その各種プログラムに従って動作する(その各種プログラムを必要に応じて選択的に実行する)ことにより、後述するUI提供部,文書管理部,およびヘッダ解析部としての機能を果たすことができる。
図1は、この文書管理装置の要部構成例を示す機能ブロック図である。
この文書管理装置において、UI提供部101は、入力装置17によって作成又は編集された文書ファイルや、後述するデジカメ画像ファイル等のオリジナルファイル(以下単に「ファイル」ともいう)の文書登録(文書新規登録)が入力装置17により指示された場合に、そのファイルを文書管理部102に渡して文書登録の処理を依頼する。また、登録済みのデジカメ画像文書等の文書(元ファイル)が選択され、プロパティ情報の再設定が入力装置17により指示された場合に、その元ファイルの選択情報を文書管理部102に渡して文書更新の処理を依頼する。
文書管理部102は、UI提供部101からの依頼により、各種のオリジナルファイルを文書として文書管理データベース(以下「データベース」を「DB」と略称する)104に新規登録する処理、および文書管理DB104に登録済みの文書(元ファイル)を更新する処理を行うが、それらの処理については追って詳細に説明する。
ヘッダ解析部103は、文書管理部102からファイルを受けると、そのファイルの種類に応じたヘッダ情報を解析し、その解析結果であるファイルのヘッダ情報を文書管理部102へ通知する。
文書管理DB104は、新規登録又は更新すべきファイル(文書)に対して設定可能な複数のプロパティ項目(書誌項目)と図示しないキーワード情報の組み合わせを定義した複数の文書タイプの情報を保存している。この文書管理DB104は、デジカメ画像ファイル等のオリジナルファイルに文書タイプやプロパティ値(書誌情報)を設定して文書として新規登録することができる。
なお、UI提供部101,文書管理部102,およびヘッダ解析部103により、この発明に係わる機能、つまりヘッダ情報取得手段,文書タイプ設定手段,およびプロパティ設定手段としての機能を実現することができる。
以下、この文書管理装置における文書登録処理の異なる例(実施例)について、図3〜図5を参照して具体的に説明する。
〔第1実施例〕
図3は、この文書管理装置におけるこの発明に係わる文書登録処理の第1例を示すフローチャートである。
図1に示した文書管理装置において、UI提供部101は、例えば外部接続されたデジタルカメラから入力され、入力装置17により必要に応じて編集されたExif(Exchangeable Image File Format)情報を持つ1つのデジカメ画像ファイル(以下単に「ファイル」ともいう)の文書登録が入力装置17により指示されると(ステップS1)、そのファイルを文書管理部102に渡して文書登録の処理を依頼する。
文書管理部102は、UI提供部101から文書として新規登録すべきファイルと文書登録の依頼を受けると、そのファイルをヘッダ解析部103に渡して、そのファイルの種類に応じたヘッダ情報(Exif情報)を取得する(抽出する)と共に、文書管理DB104から文書タイプ情報を取得する(ステップS2)。
次に、その取得した文書タイプ情報を構成する文書タイプのキーワード情報と新規登録すべきファイルのヘッダ情報を元に、全ての文書タイプについて「確信度」を求める(ステップS3,S4)。
そして、その求めた確信度の中で、一定のしきい値を上回る確信度を得た文書タイプの有無をチェックし(ステップS5)、その文書タイプが存在すれば、その中で最も確信度の高い文書タイプ(最適な文書タイプ)を新規登録すべきファイル(文書)に対して設定し(ステップS6)、そのファイルを文書として文書管理DB104に新規登録する(ステップS7)。
しきい値を上回る文書タイプが存在しない場合には、デフォルトの文書タイプを新規登録すべきファイルに対して設定し(ステップS8)、そのファイルを文書として文書管理DB104に新規登録する(ステップS7)。
第1実施例によれば、新規登録すべき1つの文書の種類に応じたヘッダ情報を取得し、そのヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に自動的に設定するので、新規登録すべき文書にユーザの知識不足により最適な文書タイプが設定されないことを防ぐことができる。また、ユーザが文書タイプの情報を調べたりする手間を省くことができる。
〔第2実施例〕
図4は、この文書管理装置におけるこの発明に係わる文書登録処理の第2例を示すフローチャートである。
図1に示した文書管理装置において、UI提供部101は、例えば外部接続されたデジタルカメラから入力され、入力装置17により必要に応じて編集されたファイル(デジカメ画像ファイル)の文書登録が入力装置17により指示されると(ステップS11)、そのファイルを文書管理部102に渡して文書登録の処理を依頼する。
文書管理部102は、UI提供部101から文書として新規登録すべきファイルと文書登録の依頼を受けると、そのファイルをヘッダ解析部103に渡して、そのファイルの種類に応じたヘッダ情報を取得すると共に、文書管理DB104から文書タイプ情報を取得する(ステップS12)。
次に、その取得した文書タイプ情報を構成する文書タイプのキーワード情報と新規登録すべきファイルのヘッダ情報を元に、全ての文書タイプについて「確信度」を求める(ステップS13,S14)。
そして、その求めた確信度の中で、一定のしきい値を上回る確信度を得た文書タイプの有無をチェックし(ステップS15)、その文書タイプが存在すれば、その中で最も確信度の高い文書タイプ(最適な文書タイプ)を新規登録すべきファイル(文書)に対して設定する(ステップS16)。また、取得したヘッダ情報から上記最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する値(文字列情報)を抽出し、その値をプロパティ値として新規登録すべきファイル(文書)の文書プロパティに設定する。例えば、ヘッダ情報の「撮影日」項目から抽出した値を文書プロパティの「撮影日」プロパティに設定したり、ヘッダ情報の「画像メモ」項目から抽出した値を文書プロパティの「メモ」プロパティに設定する(ステップS17)。
その後、各設定がなされたファイルを文書として文書管理DB104に新規登録する(ステップS18)。
しきい値を上回る文書タイプが存在しない場合には、デフォルトの文書タイプを新規登録すべきファイルに対して設定し(ステップS19)、そのファイルを文書として文書管理DB104に新規登録する(ステップS18)。
第2実施例によれば、新規登録すべき1つの文書の種類に応じたヘッダ情報を取得し、そのヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に自動的に設定すると共に、上記ヘッダ情報から上記最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する値(情報)を取得し、その値をプロパティ値(プロパティ情報)として新規登録すべき文書に自動的に設定することにより、第1実施例と同様の効果に加え、次の効果を得ることができる。つまり、新規登録すべき文書へのプロパティ値の設定をユーザが手動で行う手間を省くことができる。
〔第3実施例〕
図5は、この文書管理装置におけるこの発明に係わる文書登録処理の第3例を示すフローチャートである。
図1に示した文書管理装置において、UI提供部101は、文書管理DB104に既に「デフォルト文書タイプ」として登録されているデジカメ画像文書(元ファイル)が選択され、プロパティ情報の再設定が入力装置17により指示されると(ステップS21)、その更新すべき元ファイルの選択情報を文書管理部102に渡して文書更新の処理を依頼する。
文書管理部102は、UI提供部101から更新すべき元ファイルの選択情報と文書更新の依頼を受けると、その選択情報から選択された元ファイル、つまり更新すべき元ファイルを文書管理DB104から取得し(読み出し)、それをヘッダ解析部103に渡して、その元ファイルのヘッダ情報(Exif情報)を取得すると共に、文書管理DB104から文書タイプ情報を取得する(ステップS22)。
次に、その取得した文書タイプ情報を構成する文書タイプのキーワード情報とファイルのヘッダ情報を元に、全ての文書タイプについて「確信度」を求め(ステップS23,S24)、その求めた確信度の中で、一定のしきい値を上回る確信度を得た文書タイプの有無をチェックする(ステップS25)。
そして、一定のしきい値を上回る確信度を得た文書タイプが存在する場合には、その中で最も確信度の高い文書タイプ(最適な文書タイプ)を元ファイル(文書)に対して再設定する(ステップS26)。また、取得したヘッダ情報から上記最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する値を抽出し、その値をプロパティ値として更新すべき元ファイル(文書)の文書プロパティに再設定する。例えば、ヘッダ情報の「撮影日」項目から抽出した値を文書プロパティの「撮影日」プロパティに再設定したり、ヘッダ情報の「画像メモ」項目から抽出した値を文書プロパティの「メモ」プロパティに再設定する(ステップS27)。
その後、各再設定がなされた文書管理DB104上の元ファイル(文書)を更新する(ステップS28)。
しきい値を上回る文書タイプが存在しない場合には、文書タイプ等の変更を行わない。
第3実施例によれば、更新すべき1つの文書(登録済みの文書)の種類に応じたヘッダ情報を取得し、そのヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、更新すべき文書に自動的に再設定すると共に、上記ヘッダ情報から上記最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する値を取得し、その値をプロパティ値として更新すべき文書に自動的に再設定することにより、更新すべき文書にユーザの知識不足により最適な文書タイプが再設定されないことを防ぐことができる。また、ユーザが文書タイプの情報を調べたりする手間を省くことができる。さらに、更新すべき文書へのプロパティ値の設定をユーザが手動で行う手間を省くこともできる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、文書管理装置(コンピュータ)が、新規登録すべき文書の種類に応じたヘッダ情報を取得し、そのヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に自動的に設定するので、新規登録すべき文書にユーザの知識不足により最適な文書タイプが設定されないことを防ぐことができる。また、ユーザが文書タイプの情報を調べたりする手間を省くことができる。さらに、上記ヘッダ情報から上記最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値(プロパティ情報)として上記新規登録すべき文書に自動的に設定することにより、その設定をユーザが手動で行う手間を省くことができる。したがって、この発明を利用すれば、より使い勝手のよう文書管理装置を提供することができる。
図2に示した文書管理装置の要部構成例を示す機能ブロック図である。 この発明を実施する文書管理装置のハード構成例を示すブロック図である。 図2に示した文書管理装置におけるこの発明に係わる文書登録処理の第1例を示すフロー図である。 同じくこの発明に係わる文書登録処理の第2例を示すフロー図である。 同じくこの発明に係わる文書登録処理の第3例を示すフロー図である。
符号の説明
11:I/F 12:CPU 13:ROM 14:RAM 15:表示装置
16:ハードディスク 17:入力装置 18:記憶媒体ドライブ
19:記憶媒体 101:UI提供部 102:文書管理部
103:ヘッダ解析部 104:文書管理DB

Claims (7)

  1. 文書を登録して管理する文書管理装置であって、
    新規登録すべき文書あるいは登録済みの文書に対して、その文書の種類に応じたヘッダ情報を取得するヘッダ情報取得手段と、
    新規登録すべき文書に対して、複数のプロパティ項目とキーワード情報の組み合わせを定義した文書タイプを設定する文書タイプ設定手段と
    を設け、
    前記文書タイプ設定手段は、文書を新規登録する際に、前記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に設定する手段である
    ことを特徴とする文書管理装置。
  2. 請求項1記載の文書管理装置において、
    前記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報から前記文書タイプ設定手段によって設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として前記新規登録すべき文書に設定するプロパティ設定手段を設けたことを特徴とする文書管理装置。
  3. 請求項2記載の文書管理装置において、
    前記文書タイプ設定手段は、登録済みの文書を更新する際に、前記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、前記登録済みの文書に再設定する手段を有し、
    前記プロパティ設定手段は、前記ヘッダ情報取得手段によって取得されたヘッダ情報から前記文書タイプ設定手段によって再設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として前記登録済みの文書に再設定する手段を有することを特徴とする文書管理装置。
  4. 文書を登録して管理するコンピュータに、
    新規登録すべき文書あるいは登録済みの文書に対して、その文書の種類に応じたヘッダ情報を取得するヘッダ情報取得機能と、新規登録すべき文書に対して、複数のプロパティ項目とキーワード情報の組み合わせを定義した文書タイプを設定する文書タイプ設定機能とを実現させるためのプログラムであり、
    前記文書タイプ設定機能は、文書を新規登録する際に、前記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、新規登録すべき文書に設定する機能であることを特徴とするプログラム。
  5. 請求項4記載のプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、前記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報から前記文書タイプ設定機能によって設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として前記新規登録すべき文書に設定するプロパティ設定機能を実現させるためのプログラム。
  6. 請求項5記載のプログラムにおいて、
    前記文書タイプ設定機能は、登録済みの文書を更新する際に、前記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報と予め定義されている文書タイプのキーワード情報に基づいて最適な文書タイプを選択し、前記登録済みの文書に再設定する機能を有し、
    前記プロパティ設定機能は、前記ヘッダ情報取得機能によって取得されたヘッダ情報から前記文書タイプ設定機能によって再設定された最適な文書タイプのプロパティ項目に対応する情報を抽出し、その情報をプロパティ値として前記登録済みの文書に再設定する機能を有することを特徴とするプログラム。
  7. 請求項4乃至6のいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2005077610A 2005-03-17 2005-03-17 文書管理装置,プログラム,および記録媒体 Pending JP2006260242A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077610A JP2006260242A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 文書管理装置,プログラム,および記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077610A JP2006260242A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 文書管理装置,プログラム,および記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006260242A true JP2006260242A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37099414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077610A Pending JP2006260242A (ja) 2005-03-17 2005-03-17 文書管理装置,プログラム,および記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006260242A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2518640A1 (en) * 2009-12-23 2012-10-31 ZTE Corporation Apparatus and method for processing extension information in image files

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230010A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Ricoh Co Ltd 文書管理システム、文書管理方法および記録媒体
JP2002230012A (ja) * 2000-12-01 2002-08-16 Sumitomo Electric Ind Ltd ドキュメントクラスタリング装置
JP2002312379A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp 情報抽出方法および情報抽出装置
JP2004178569A (ja) * 2002-11-12 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ分類装置、物体認識装置、データ分類方法及び物体認識方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002230012A (ja) * 2000-12-01 2002-08-16 Sumitomo Electric Ind Ltd ドキュメントクラスタリング装置
JP2002230010A (ja) * 2001-02-01 2002-08-16 Ricoh Co Ltd 文書管理システム、文書管理方法および記録媒体
JP2002312379A (ja) * 2001-04-09 2002-10-25 Mitsubishi Electric Corp 情報抽出方法および情報抽出装置
JP2004178569A (ja) * 2002-11-12 2004-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ分類装置、物体認識装置、データ分類方法及び物体認識方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2518640A1 (en) * 2009-12-23 2012-10-31 ZTE Corporation Apparatus and method for processing extension information in image files
EP2518640A4 (en) * 2009-12-23 2014-01-15 Zte Corp APPARATUS AND METHOD FOR PROCESSING EXTENSION INFORMATION IN IMAGE FILES
US8738928B2 (en) 2009-12-23 2014-05-27 Zte Corporation Apparatus and method for processing extension information in image files

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2427896C2 (ru) Аннотирование документов в совместно работающих приложениях данными в разрозненных информационных системах
JP2007179098A (ja) 画像処理装置、画像検索方法装置、及びプログラム
JP2009129017A (ja) 文書移行支援システム、監視装置、文書移行支援装置、方法、およびプログラム
US20060036569A1 (en) Method and apparatus for changing background screen in gui operating system
JP2008083884A (ja) 情報処理システムおよび情報処理プログラム
JP2010165030A (ja) 文書管理システム、文書管理方法および文書管理プログラム
JP4591229B2 (ja) 画像処理装置、および画像処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4909211B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP4259588B2 (ja) 情報処理システム及び情報処理プログラム
JP2004029991A (ja) ファイル処理プログラムおよびファイル処理装置
US9063813B2 (en) Apparatus, control method, and storage medium
JP5910216B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理プログラム
JP2006260242A (ja) 文書管理装置,プログラム,および記録媒体
US8190563B2 (en) Document management apparatus, document management method, and computer-readable encoding medium recorded with a computer program
JP2009265886A (ja) 画像管理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP2005275979A (ja) 画像検索プログラム
JP2009122985A (ja) サブプロセス実行システム及びサブプロセス実行プログラム
JP5855989B2 (ja) データ処理装置及びデータ処理方法及びデータ処理プログラム
JP5076621B2 (ja) 特許分析プログラム、特許分析方法および特許分析装置
US11782876B2 (en) Information processing apparatus, method of controlling the same, and storage medium
JP6939473B2 (ja) 文書処理装置及びプログラム
JP2008262324A (ja) 情報処理装置及び情報処理方法及びプログラム
JP5617535B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の処理方法及びプログラム。
JP4709172B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2006201940A (ja) 電子ファイリングシステム、制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100513

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100513

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100608