JP2006259933A - 在庫一元管理システム - Google Patents

在庫一元管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2006259933A
JP2006259933A JP2005074096A JP2005074096A JP2006259933A JP 2006259933 A JP2006259933 A JP 2006259933A JP 2005074096 A JP2005074096 A JP 2005074096A JP 2005074096 A JP2005074096 A JP 2005074096A JP 2006259933 A JP2006259933 A JP 2006259933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
inventory
information
data
central
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005074096A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Nakamura
正 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP2005074096A priority Critical patent/JP2006259933A/ja
Publication of JP2006259933A publication Critical patent/JP2006259933A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

【課題】 製品の在庫管理を生産工場側で行い、各拠点の販売会社による生産工場への納期管理業務の負担を低減し、かつ顧客への納期の遅延を防ぐようにした、在庫一元管理システムを提供する。
【解決手段】 各拠点の販売会社が所持している在庫情報、注文情報、受注情報を抽出する。抽出したデータは、営業・在庫情報として、拠点サーバに付随する拠点基幹装置に格納する。各拠点基幹装置に格納された営業・在庫情報は、1箇所の中央基幹装置に格納され、各生産工場や各海外生産会社から閲覧することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各海外拠点の販売会社と各生産工場との在庫一元管理システムに関する。
各拠点の販売会社は販売物流システムと呼ばれるシステムが設けられ、販売会社毎に製品の在庫情報と注文情報と受注情報とを管理し、販売会社に製品の在庫が無くなると、その製品を生産している生産工場へ取り寄せていた。この方式は1980年代から日本で採用されていた。
なお、販売物流システムについては、いくつかの他の文献にも記載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−366803
しかしながら、販売会社は生産工場からの納期関連業務に多くの負担がかかり、本来の業務である顧客への営業業務が重視されなくなっていた。
また、販売会社が海外に存在する場合は、時差やタイムラグなどが生じ、生産工場側は、販売会社の最新在庫状況が把握できないため、現在庫数に適した数の製品を生産することが困難になっていたり、納品に遅延等が生じていた。
さらに、従来では、各拠点販売会社の在庫管理は、各々の販売会社に委ねられていたため、製品メーカ(各生産工場)側で一元管理を行うことは、販売会社が所有している権限を取ることになるため、実現が不可能であった。
本発明は、上述の問題点に着目してなされたものであり、その目的とするところは、製品の在庫管理を工場側で行い、各拠点の販売会社の生産工場への納期関連業務の負担を低減し、かつ顧客への納期の遅延を防ぐようにした、在庫一元管理システムを提供することにある。
この発明のさらに他の目的並びに作用効果については、明細書の以下の記述を参照することにより、当業者であれば容易に理解される筈である。
この発明の在庫一元管理システムは、拠点サーバ装置に付随する第1の拠点基幹装置とその拠点基幹装置のデータを集約する第2の中央基幹装置とがネットワークを経由して接続され、さらに第2の中央基幹装置と閲覧用端末とがネットワークを経由して接続されてなるものである。
拠点サーバ装置は、在庫情報を有する在庫マスタデータベースと、注文情報を有する注文マスタデータベースと、受注情報を有する受注マスタデータベースとを少なくとも具備している。
第1の拠点基幹装置は、拠点サーバ装置の在庫情報と注文情報と受注情報とを営業・在庫情報として格納する拠点在庫管理データベースと、拠点サーバ装置の上述データベースから在庫情報と注文情報と受注情報とを取得する拠点情報取得手段と、自拠点基幹装置の営業・在庫情報を第2の中央基幹装置へ送信する拠点送信手段と、を具備している。
第2の中央基幹装置は、第1の拠点基幹装置から取得した営業・在庫情報を格納する中央在庫管理データベースと、第1の拠点基幹装置の上述拠点在庫管理データベースから営業・在庫情報を取得する中央情報取得手段と、データベースに蓄積された営業・在庫情報を各生産工場の閲覧用端末や拠点サーバ装置へ送信させるデータ送信手段と、を少なくとも具備している。
「営業・在庫情報」とは、拠点サーバに格納されている在庫情報、注文情報、受注情報など、在庫管理に必要なデータを示す。
このような構成によれば、各拠点で独自に所持していた製品の在庫情報、注文情報、受注情報は、第1の拠点基幹装置でデータを取りまとめることにより、データの共通性を持たせることができる。
さらに、共通化したデータ(営業・在庫情報)を第2の中央基幹装置で1箇所に取りまとめることにより、各拠点の営業・在庫情報を一元管理することができる。各生産工場は第2の中央基幹装置に格納された各拠点の営業・在庫情報を把握することができる。
本発明システムの好ましい実施の形態にあっては、第1の拠点基幹装置の拠点情報取得手段は、拠点サーバ装置からの送信データ到来により、処理を開始させるかどうかを判断する判断手段と、拠点サーバ装置から送信された在庫情報と注文情報と受注情報とを受信するデータ受信手段と、受信した在庫情報と注文情報と受注情報とを営業・在庫情報として、拠点在庫管理データベースに蓄積させるデータ蓄積手段とを具備している。
このような構成によれば、拠点基幹装置は、拠点サーバから送信されたデータを効率的に取得することができる。
本発明システムの好ましい実施の形態にあっては、第1の拠点基幹装置の拠点情報送信手段は、ある所定時間の到来により、処理を開始させるかどうかを判断する判断手段と、処理開始時に指定した自拠点基幹装置の拠点在庫データベース内に格納されている営業・在庫情報を参照してデータを第2の中央基幹装置へ送信するデータ送信手段とを具備している。
このような構成によれば、拠点基幹装置は、拠点在庫データベースに格納されている営業・在庫情報を定期的に中央基幹装置へ送信することができ、各拠点の時差を気にすることなく、ネットワーク負荷をかけずに最新のデータを取得することができる。
本発明システムの好ましい実施の形態にあっては、第2の中央基幹装置の中央情報取得手段は、第1の拠点基幹装置からの送信データ到来により、処理を開始させるかどうかを判断する判断手段と、第1の拠点基幹装置から送信された営業・在庫情報を受信するデータ受信手段と、取得した営業・在庫情報を上述の中央在庫管理データベースに蓄積させるデータ蓄積手段と、を具備している。
このような構成によれば、中央基幹装置は、各拠点基幹装置から送信されたデータを効率的に取得することができる。
本発明システムの好ましい実施の形態にあっては、第2の中央基幹装置のデータ閲覧手段は、端末装置からの閲覧画面表示指示を受け付ける操作受付手段と、端末装置へ閲覧画面を送信する画面送信手段と、端末装置からの検索指示を受け付ける検索受付手段と、入力値を元に上述中央在庫管理データベースを検索するデータ検索手段と、を具備している。
このような構成によれば、中央基幹装置は、各端末装置からのデータ閲覧要求を受け付け、検索条件に適したデータを閲覧させることができる。
本発明によれば、各拠点販売会社の営業・在庫情報を1箇所に一元管理することで、各生産工場から販売会社が持っている在庫数を把握することができる。これにより、販売会社からへの納期も遅延することなく納品することができるとともに、過剰生産を防ぐことができる。
以下に、この発明の好適な実施の一形態を添付図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明が適用された在庫一元管理システムのシステム構成図が図1に示されている。同図に示されるように、この例の在庫一元管理システムは、海外を拠点とする海外販売会社の拠点サーバ10と、その拠点サーバ10に付随する拠点基幹装置11と、中央基幹装置12と、国内を拠点とする国内販売会社の拠点サーバ13とを含んでいる。
海外販売会社の拠点サーバ10は、販売担当営業が使用する販売物流システムと、在庫マスタデータベース101と、注文マスタデータベース102と、受注マスタデータベース103とを含んでいる。販売物流システムを介して、在庫マスタデータベース101には在庫情報が、注文マスタデータベース102には注文情報が、受注マスタデータベース103には受注情報が、それぞれ格納される。なお、説明の便宜上、図1では1組の構成要素のみが示されていることに注意されたい。
拠点基幹装置11は、各拠点サーバ10毎に設けられている。各拠点サーバ10の各マスタデータベースに格納されている在庫情報と、注文情報と、受注情報とは、拠点期間装置内の拠点在庫管理データベース111に格納される。拠点在庫管理データベースに格納された営業・在庫情報は中央基幹装置12に設けられている中央在庫管理データベース121に格納される。このデータ取得処理については、後に詳細に説明する。なお、説明の便宜上、図1では1組の構成要素のみが示されていることに注意されたい。
拠点基幹装置11の内部構成を示すブロック図が図2に示されている。同図に示されるっように、拠点基幹装置11は、プロセッサ201と、入力装置202と、出力装置203と、記憶装置204と、システムバス205とから構成されている。
プロセッサ201は、端末の動作を統括する中央処理装置である。プロセッサ201によって、記憶装置204に格納されたデータ受信プログラム206並びに、データ送信プログラム207が実行されることによって、データ取得やデータ格納の機能がソフトウェア的に実現される。
記憶装置204は、HDD等である。記憶装置204のデータ領域には、データ受信プログラム206と、データ送信プログラム207と、拠点在庫管理データベース208とが記憶される。
システムバス205は、各構成要素を接続しており、外部インターフェース209と接続されている。外部インターフェース209は、ネットワークを介して海外販売会社の拠点サーバ10または、中央基幹装置12と接続されている。
中央基幹装置12は、各拠点基幹装置12のデータを一元管理するものである。そのため、この例の中央基幹装置12は1つのみ設置されている。中央基幹装置12は、各拠点基幹装置11からの営業・在庫情報を中央在庫管理データベース121に格納する。格納された営業・在庫情報は、各国内工場122や各海外生産会社123に備えられている端末装置から閲覧される。また、中央基幹装置12は、国内販売会社の拠点サーバ装置13と接続し、国内販売会社の拠点サーバ装置13内に設けられている国内拠点在庫管理データベース131と中央在庫管理データベースとの間で営業・在庫情報のデータ送受信が行われる。
中央基幹装置12の内部構成を示すブロック図が図3に示されている。同図に示されるっように、中央基幹装置12は、プロセッサ301と、入力装置302と、出力装置303と、記憶装置304と、システムバス305とから構成されている。
プロセッサ301は、端末の動作を統括する中央処理装置である。プロセッサ301によって、記憶装置304に格納されたデータ受信プログラム306、データ送信プログラム307、並びに、データ検索プログラム308が実行されることによって、データ取得やデータ格納の機能がソフトウェア的に実現される。
記憶装置304は、HDD等である。記憶装置304のデータ領域には、データ受信プログラム306と、データ送信プログラム307、データ検索プログラム308と、中央在庫管理データベース309とが記憶される。
システムバス305は、各構成要素を接続しており、外部インターフェース310と接続されている。外部インターフェース310は、ネットワークを介して各拠点基幹装置11、各国内工場122、各海外生産会社123、国内販売会社の拠点サーバ13と接続されている。
次に、本発明に係る箇所を実現するための在庫一元管理処理のゼネラルフローチャートが図4に示されている。同図に示されるように、在庫情報と注文情報と受注情報とは、各拠点サーバ10内の販売物流システムを介して、在庫マスタデータベース10と注文マスタデータベース11と受注マスタデータベース12とのそれぞれに蓄積される(ステップ401)。
拠点サーバ10内の各データベースにデータが蓄積され(ステップ401)、実行時間が到来すると、拠点基幹装置11のデータ取得処理が開始される(ステップ402)。さらに、実行時間が到来すると、中央基幹装置12のデータ取得処理が開始される(ステップ403)。中央基幹装置12に営業・在庫情報が蓄積されると(ステップ403)、中央基幹装置12のデータ閲覧処理が実行され(ステップ404)、本発明の特徴である各国内工場122または各海外生産会社123の端末装置から、各拠点販売会社の営業・在庫情報が閲覧可能になる。
拠点基幹装置11のデータ取得処理(ステップ402)は、各拠点サーバ10側で実行されるデータ送信処理と、拠点基幹装置11側で実行されるデータ受信処理との2つの処理から構成される。また、この実施形態のデータ取得処理(ステップ402)は、1日に1回の間隔で処理が実行される。
各拠点サーバ10による拠点基幹装置11へデータ送信処理を示すフローチャートが図5に示されている。同図に示されるように、拠点サーバ10は、現在の時間を取得する(ステップ501)。取得した現在の時間が予め指定した処理開始時間に達するまで、拠点サーバ10は、待機状態が継続される(ステップ502NO)。取得した現在の時間が予め指定した処理開始時間に達した場合には(ステップ502YES)、同拠点サーバ10内の在庫マスタデータベース101にアクセスされ、在庫マスタデータベース101内に格納されている過去2週間分の在庫情報が取得される(ステップ503)。在庫情報が取得されると(ステップ503)、同拠点サーバ10内の注文マスタデータベース102にアクセスされ、注文マスタデータベース102内に格納されている過去2週間分の注文情報が取得される(ステップ504)。注文情報が取得されると(ステップ504)、同拠点サーバ10内の受注マスタデータベース103にアクセスされ、受注マスタデータベース103に格納されている過去2週間分の受注情報が取得される(ステップ505)。受注情報が取得されると(ステップ505)、在庫情報と注文情報と受注情報とは、同拠点基幹装置11へデータ送信される(ステップ506)。
拠点基幹装置11に拠点サーバ10からのデータ受信処理を示すフローチャートが図6に示されている。同図に示されるように、拠点基幹装置11は、待機状態が維持され(ステップ601)、拠点サーバ10からのデータ送信処理が行われるまで、待機状態が維持される(ステップ602NO)。拠点サーバ10からのデータ送信処理が行われると(ステップ602YES)、拠点サーバ10からの在庫情報、注文情報、受注情報が取得され、一時的に記憶装置内に格納される(ステップ603)。取得された在庫情報、注文情報、受注情報は、過去2週間分の営業・在庫情報として取りまとめられ、拠点基幹装置11内の拠点在庫管理データベース111に格納される(ステップ604)。取得処理に該当するすべてのデータが、拠点在庫管理データベース111に格納されるまで、取得処理が実行される(ステップ605NO)。すべてのデータが、拠点在庫管理データベース111に格納されると(ステップ605YES)、データ受信処理は終了する。
中央基幹装置12のデータ取得処理(ステップ403)は、各拠点基幹装置11側で実行されるデータ送信処理と、中央基幹装置12側で実行されるデータ受信処理との2つの処理から構成される。また、この実施形態のデータ取得処理(ステップ403)は、1日に1回の間隔で処理が実行され、拠点基幹装置11と中央基幹装置12とのデータ送受信は国際VAN(Value Added Network)を介して行われる。なお、国際VANについては、各種の文献により既に広く知られているため説明は省略する。
各拠点基幹装置11による中央基幹装置12へデータ送信処理を示すフローチャートが図7に示されている。同図に示されるように、拠点基幹装置11は、現在の時間を取得する(ステップ701)。取得した現在の時間が予め指定した処理開始時間に達するまで、拠点基幹装置11は、待機状態が継続される(ステップ702NO)。取得した現在の時間が予め指定した処理開始時間に達した場合には(ステップ702YES)、拠点基幹装置11内の在庫管理データベース111にアクセスされ、在庫管理データベース111内に格納されている1日分の営業・在庫情報が取得される(ステップ703)。在庫情報が取得されると(ステップ703)、営業・在庫情報は、中央基幹装置12へデータ送信される(ステップ704)。
中央基幹装置12に拠点期間装置11からのデータ受信処理を示すフローチャートが図8に示されている。同図に示されるように、中央基幹装置12は、待機状態が維持され(ステップ801)、拠点期間装置11からのデータ送信処理が行われるまで、待機状態が維持される(ステップ802NO)。拠点期間装置11からのデータ送信処理が行われると(ステップ802YES)、拠点期間装置11からの営業・在庫情報が取得され、一時的に記憶装置内に格納される(ステップ803)。取得された営業・在庫情報は、中央機関装置12内の中央在庫管理データベース121に格納される(ステップ804)。取得処理に該当するすべてのデータが、中央在庫管理データベース121に格納されるまで、取得処理が実行される(ステップ805NO)。すべてのデータが中央在庫管理データベース121に格納されると(ステップ805YES)、データ受信処理は終了する。
また、中央基幹装置12のデータ取得処理(ステップ403)で、通信トラブル等により、中央基幹装置12が拠点基幹装置11の営業・在庫情報を取得できなかった場合には、拠点基幹装置11に格納されている過去2週間分のデータにより、中央基幹装置12にデータのリカバリーが可能である。これにより、通信トラブル等が起きても、拠点サーバ10に格納されている各情報を参照しなくても、リカバリーが行われる。
拠点基幹装置11内の拠点在庫管理データベース111と、中央基幹装置12内の中央在庫管理データベース121とのレイアウト例が図9に示されている。同図に示されるように、データベースのデータ領域900には、商品コード901と、拠点名称902と、Stock Location(在庫保管場所)903と、現物有効残904と、入庫予定有効残905と、データ日付906との営業・在庫情報が格納されている。拠点基幹装置11のデータ取得処理(ステップ402)が実行されることにより、拠点在庫管理データベース111に営業・在庫管理情報が格納される。また、中央基幹装置12のデータ取得処理(ステップ403)が実行されることにより、中央在庫管理データベース121に営業・在庫情報が格納される。
次に、中央基幹装置12のデータ閲覧処理(ステップ404)を示すフローチャートが図10に示されている。同図に示されるように、中央基幹装置12は、待機状態が維持され(ステップ1001)、各国内工場122または各海外生産会社123の端末装置からのデータ閲覧指示要求が行われるまで、待機状態が維持される(ステップ1002NO)。各国内工場122または各海外生産会社123の端末装置からのデータ閲覧指示要求が行われると、要求先の端末に在庫状況照会画面データが送信される(ステップ1003)。在庫状況照会画面データが送信されると(ステップ1003)、中央基幹装置12は、データ検索指示要求の待機状態が維持され(ステップ1004)、端末装置からデータ検索指示要求が行われるまで、待機状態が維持される(ステップ1005NO)。端末装置からデータ検索指示要求が行われると、端末装置から送信されたデータ検索条件が読み込まれる(ステップ1006)。読み込まれた値をキーにして、中央在庫管理データベース121が検索される(ステップ1007)。検索が完了すると、検索結果が含まれた在庫状況照会画面データが端末装置に送信される(ステップ1008)。在庫状況照会画面データが端末装置に送信されると(ステップ1008)、端末装置で該当する製品に対しての営業・在庫情報が閲覧可能となる。
在庫状況照会画面の表示例を示す説明図が図11に示されている。同図に示されるように、在庫状況照会画面1101は、Product Code入力欄1102と、Start Date入力欄1103と、各拠点毎の営業・在庫情報1104、各拠点毎の受注数量1105と、全拠点の合計1106とから構成されている。Product Code入力欄1102と、Start Date入力欄1103とを入力して検索を行うと、該当する製品に対しての中央基幹装置12内の営業・在庫情報が閲覧可能となる。
本実施形態システムを利用した販売物流・在庫管理システムのシステム全体図が図12に示されている。同図に示されるように、販売物流・在庫管理システムは、[1]海外販売会社からの発注、[2]海外販売会社からの発注を受注、[3]工場から製品の出荷、[4]製品を海外販売会社へ輸出、[5]取引成立後の売上分配、の動作が行われる。各海外販売会社の販売物流システム1201では、製品の在庫情報1202と、顧客からの受注情報1203と、営業担当からの発注情報1204とが営業・在庫情報として、販売物流システム内のデータベースに蓄積される。蓄積された営業・在庫情報は、定期実行によるデータ送受信処理により、各海外販売会社の販売物流システムに付随する拠点基幹装置1205の在庫管理データベースに蓄積される。各拠点基幹装置の在庫管理データベースに格納された営業・在庫情報は、世界1箇所(この例では日本国内)に設けられている中央基幹装置1206の在庫管理データベースに定期的に蓄積される。これにより、海外各地域に存在している販売会社の営業・在庫情報が1箇所に集約される。集約された営業・在庫情報は、図示しない各生産工場または各海外生産会社から容易に確認することが可能になる。
各生産工場または各海外生産会社側から営業・在庫情報を確認できることから、各生産工場または各海外生産会社側で製品の在庫管理が行うことができる。さらに、販売会社の在庫情報により効率の良い生産が行え、納期の遅延を防ぐことが可能になる。
以上の実施形態のように、本在庫一元管理システムは、各拠点販売会社の在庫情報等を一元管理することで、製品の在庫管理が工場側で行うことができる。それにより、各拠点の販売会社の生産工場への納期関連業務の負担を低減し、かつ顧客への納期の遅延を防ぐことが可能になる。
本発明によれば、各拠点販売会社の営業・在庫情報を1箇所に一元管理することで、各生産工場から販売会社が持っている在庫数を把握することができる。これにより、販売会社からへの納期も遅延することなく納品することができるとともに、過剰生産を防ぐことができる。
本実施形態システムのシステム構成図である。 拠点基幹装置の内部構成を示すブロック図である。 中央基幹装置の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態システムの在庫管理の動作を示すゼネラルフローチャートである。 拠点サーバによる拠点基幹装置へデータ送信処理を示すフローチャートである。 拠点基幹装置による拠点サーバからのデータ受信を示すフローチャートである。 拠点基幹装置による中央基幹装置へデータ送信処理を示すフローチャートである。 中央基幹装置による拠点基幹装置からのデータ受信処理を示すフローチャートである。 中央(拠点)在庫管理データベース内のレイアウト例を示す説明図である。 中央基幹装置によるデータ閲覧処理を示すフローチャートである。 在庫状況照会画面の表示例を示す説明図である。 本実施形態システムを利用した販売物流・在庫管理システムのシステム全体図である。
符号の説明
1 開発支援装置
10 拠点サーバ
101 在庫マスタデータベース
102 注文マスタデータベース
103 受注マスタデータベース
11 拠点基幹装置
111 拠点在庫管理データベース
12 中央基幹装置
121 中央在庫管理データベース
122 国内工場
123 海外生産会社
13 国内拠点サーバ
131 国内拠点在庫管理データベース
201 プロセッサ
202 入力装置
203 出力装置
204 記憶装置
205 システムバス
206 データ受信プログラム
207 データ送信プログラム
208 拠点在庫管理データベース
209 インターフェース
301 プロセッサ
302 入力装置
303 出力装置
304 記憶装置
305 システムバス
306 データ受信プログラム
307 データ送信プログラム
308 データ検索プログラム
309 中央在庫管理データベース
310 インターフェース
900 データベースのデータ領域
901 商品コード
902 拠点名称
903 Stock Location(在庫保管場所)
904 現物有効残
905 入庫予定有効残
906 データ日付
1101 在庫状況照会画面
1102 Product Code入力欄
1103 Start Date入力欄
1104 各拠点毎の営業・在庫情報
1105 各拠点毎の受注数量
1106 全拠点の合計
1201 販売物流システム
1202 在庫情報
1203 受注情報
1204 発注情報
1205 拠点基幹装置
1206 中央基幹装置

Claims (5)

  1. 拠点サーバ装置に付随する第1の拠点基幹装置とその拠点基幹装置のデータを集約する第2の中央基幹装置とがネットワークを経由して接続され、さらに第2の中央基幹装置と閲覧用端末とがネットワークを経由して接続されている在庫一元管理システムであって、
    拠点サーバ装置は、
    在庫情報を有する在庫マスタデータベースと、
    注文情報を有する注文マスタデータベースと、
    受注情報を有する受注マスタデータベースとを少なくとも具備し、
    第1の拠点基幹装置は、
    拠点サーバ装置の在庫情報と注文情報と受注情報とを営業・在庫情報として格納する拠点在庫管理データベースと、
    拠点サーバ装置の上述データベースから在庫情報と注文情報と受注情報とを取得する拠点情報取得手段と、
    自拠点基幹装置の営業・在庫情報を第2の中央基幹装置へ送信する拠点送信手段と、を具備し、
    第2の中央基幹装置は、
    第1の拠点基幹装置から取得した営業・在庫情報を格納する中央在庫管理データベースと、
    第1の拠点基幹装置の上述拠点在庫管理データベースから営業・在庫情報を取得する中央情報取得手段と、
    データベースに蓄積された営業・在庫情報を各生産工場の閲覧用端末や拠点サーバ装置へ送信させるデータ送信手段と、を少なくとも具備し、
    各拠点の在庫情報を各生産工場の閲覧用端末で管理可能であることを特徴とする在庫一元管理システム。
  2. 第1の拠点基幹装置の拠点情報取得手段は、
    上述拠点サーバ装置からの送信データ到来により、処理を開始させるかどうかを判断する判断手段と、
    上述拠点サーバ装置から送信された在庫情報と注文情報と受注情報とを受信するデータ受信手段と、
    受信した在庫情報と注文情報と受注情報とを営業・在庫情報として、上述の拠点在庫管理データベースに蓄積させるデータ蓄積手段と、を具備し、
    拠点サーバ装置から送信されたデータを受信することにより、拠点サーバ装置内の各マスタデータベースから最新の営業・在庫情報の受信を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の在庫一元管理システム。
  3. 第1の拠点基幹装置の拠点情報送信手段は、
    ある所定時間の到来により、処理を開始させるかどうかを判断する判断手段と、
    処理開始時に指定した自拠点基幹装置の上述拠点在庫データベース内に格納されている営業・在庫情報を参照してデータを第2の中央基幹装置へ送信するデータ送信手段と、を具備し、
    定期に実行することにより、拠点在庫管理データベース内に格納された最新の営業・在庫情報を送信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の在庫一元管理システム。
  4. 第2の中央基幹装置の中央情報取得手段は、
    上述第1の拠点基幹装置からの送信データ到来により、処理を開始させるかどうかを判断する判断手段と、
    第1の拠点基幹装置から送信された営業・在庫情報を受信するデータ受信手段と、
    取得した営業・在庫情報を上述の中央在庫管理データベースに蓄積させるデータ蓄積手段と、を具備し、
    第1の拠点基幹装置から送信されたデータを受信することにより、第1の拠点在庫管理データベース内に格納された最新の営業・在庫情報を受信する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の在庫一元管理システム。
  5. 第2の中央基幹装置のデータ閲覧手段は、
    端末装置からの閲覧画面表示指示を受け付ける操作受付手段と、
    端末装置へ閲覧画面を送信する画面送信手段と、
    端末装置からの検索指示を受け付ける検索受付手段と、
    入力値を元に上述中央在庫管理データベースを検索するデータ検索手段と、を具備し、
    端末装置からのデータ検索により、中央在庫管理データベース内に格納された営業・在庫情報を閲覧する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の在庫一元管理システム。
JP2005074096A 2005-03-15 2005-03-15 在庫一元管理システム Pending JP2006259933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005074096A JP2006259933A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 在庫一元管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005074096A JP2006259933A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 在庫一元管理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006259933A true JP2006259933A (ja) 2006-09-28

Family

ID=37099146

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005074096A Pending JP2006259933A (ja) 2005-03-15 2005-03-15 在庫一元管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006259933A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002108986A (ja) * 2000-10-02 2002-04-12 Ricoh Co Ltd 受注製品納入方法、受注製品納入システム及び納入計画立案システム
JP2002132326A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Olympus Optical Co Ltd 在庫状況管理装置
JP2002169860A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Sekisui Chem Co Ltd 生産計画立案装置および生産計画立案方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002108986A (ja) * 2000-10-02 2002-04-12 Ricoh Co Ltd 受注製品納入方法、受注製品納入システム及び納入計画立案システム
JP2002132326A (ja) * 2000-10-25 2002-05-10 Olympus Optical Co Ltd 在庫状況管理装置
JP2002169860A (ja) * 2000-12-01 2002-06-14 Sekisui Chem Co Ltd 生産計画立案装置および生産計画立案方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5032131B2 (ja) 到着予定時刻(eta)システムおよび方法
JP6574966B2 (ja) 物流管理システム、物流管理サーバ、およびプログラム
KR100450540B1 (ko) 수주에서 납품까지 제품의 물류 및 스케줄을 컴퓨터를 이용하여 관리하는 생산 물류 관리 시스템
CN106844372B (zh) 一种物流信息查询方法和装置
US20130198691A1 (en) Mobile terminal management server, and mobile terminal management program
JP2004164183A (ja) レンタル見積もり方法、レンタル見積もりシステム、レンタル情報取得用端末、レンタル情報取得用プログラム、およびレンタル情報取得用サーバ
US20030097288A1 (en) Inspection schedule management support system and inspection schedule management support method
JP2010176525A (ja) 進捗ステータス確認システム、受注納入システムおよび進捗ステータス確認方法
JP4312846B2 (ja) 取引進捗管理方法
JPH10120121A (ja) 在庫管理システム及び在庫管理方法
US20130198212A1 (en) Mobile terminal management server, and mobile terminal management program
JP2006259933A (ja) 在庫一元管理システム
KR100561067B1 (ko) 부품 자동 발주 가공 시스템 및 그 방법
US20160104230A1 (en) Cooperation server, non-transitory computer-readable storage medium storing cooperation program, and ec system
JP3200299B2 (ja) 販売計画支援システム
JP5597769B2 (ja) 携帯端末管理サーバ、および携帯端末管理プログラム
JP2011100365A (ja) 見積購買業務装置、見積購買業務方法及び見積購買業務プログラム
US20090171809A1 (en) Efficient purchase order creation
US20150073856A1 (en) Mobile terminal management server and mobile terminal management program
US20130006922A1 (en) Database, data management server, and data managing program product
US20160253730A1 (en) Cooperation server, cooperation program, and ec system
JP3727814B2 (ja) 受動的構成品の管理運用システムとその方法並びに管理運用プログラムを記録した記録媒体
JP4241922B2 (ja) 企業間の取引進捗管理方法
JP2011096060A (ja) 貿易決済関連データ管理システムおよびその方法
JP2009122949A (ja) Xmlデータ構造の復元システム、xmlデータ構造の復元方法、およびxmlデータ構造の復元プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080201

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100827

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110511