JP2002108986A - 受注製品納入方法、受注製品納入システム及び納入計画立案システム - Google Patents

受注製品納入方法、受注製品納入システム及び納入計画立案システム

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JP2002108986A
JP2002108986A JP2000301664A JP2000301664A JP2002108986A JP 2002108986 A JP2002108986 A JP 2002108986A JP 2000301664 A JP2000301664 A JP 2000301664A JP 2000301664 A JP2000301664 A JP 2000301664A JP 2002108986 A JP2002108986 A JP 2002108986A
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Toshio Kobayashi
俊夫 小林
Shunsuke Gama
俊介 蒲
Yasuyuki Katsuramoto
保幸 桂本
Hiroyuki Mizutani
浩之 水谷
Hideaki Ueno
英明 上野
Yukio Aoki
幸雄 青木
Takeki Fujii
健城 藤井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受注製品を生産・納品するに際して大幅な省
資源化、低コスト化を図ることのできる受注製品納入方
法、受注製品納入システム及び納入計画立案システムを
提供する。 【解決手段】 本発明に係る受注製品納入方法は、所定
数の受注製品を複数回に分けて工場7から顧客2に直接
納品するときに、受注製品の生産及び納品を予め策定さ
れた納入計画に基づいて行うものであって、受注製品が
再使用可能な梱包部材に梱包された状態で工場7から顧
客2に納品されるとともに、納品後、その梱包部材が工
場7に回収され、前記納入計画が梱包部材の回収時期を
考慮して策定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客の注文に応じ
て受注製品を生産・納品する受注製品納入方法、この方
法を実現するための受注製品納入システム、及びその方
法を規定する納入計画を立案するための納入計画立案シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】営業者が注文を受けて販売することのあ
る製品については、営業者の手腕、努力により一度に大
量の注文を受けることがある。このような一括受注に対
応し得る在庫が既にある場合には、その在庫製品を顧客
に届ければよいが、一括受注に対応し得る在庫がない場
合、あるいは、製品が顧客の注文を待ってカスタマイズ
するものである場合には、顧客の希望する納期に合わせ
て製品を準備する必要がある。
【0003】例えばプリンター、複写機等のカスタマイ
ズ製品を生産・納品する場合には、プリンター本体、複
写機本体等の製品本体(標準仕様の製品)を複雑な流通
経路を通じて工場から販売代理店等の作業所に搬送する
とともに、カスタマイズに必要な給紙トレイ等の部品を
も別途作業所に搬送し、この作業所において製品本体に
部品を組み付けて(キッティングして)カスタマイズを
行い、ここで完成したカスタマイズ製品を顧客に納入す
る。この方法では、工場で生産された製品本体及び部品
がキッティングされて顧客に届けられるまでの間に非常
に多くの人手が介在するため、それらをダンボールや発
泡スチロール等を用いて厳重に梱包することにより製品
に損傷が生じないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に大量の一括受注を獲得した場合で、かつ、その受注に
合わせて製品を準備する場合には、複雑な流通経路を辿
らず工場から顧客に直接納品する方が流通に係る時間、
人件費等のコストを削減することができる。
【0005】また、受注した製品がカスタマイズ製品で
ある場合には、従来は厳重に梱包が施され工場から出荷
された製品本体や部品について作業所においてキッティ
ングのために梱包が解かれ、キッティング後、完成した
カスタマイズ製品について改めて梱包が施されてこれが
顧客に届けられていたが、工場でキッティングを済ませ
てカスタマイズ製品を工場から顧客に直納することによ
り、そのような梱包の二重の手間を解消することができ
る。
【0006】さらに、梱包に使用されたダンボールや発
泡スチロール等は作業所及び顧客先で梱包が解かれた後
に廃棄されていたので、流通過程で生じるゴミの量が膨
大で省資源化、低コスト化の観点から好ましくなかった
が、工場から顧客に製品を直納することによって流通に
携わる者を熟練者に特化し、その分梱包を簡素化するこ
とができる。これにより、ダンボールや発泡スチロール
等の代わりに嵩張らない簡易な梱包部材を使用すること
が可能となり、さらなる省資源化、低コスト化を図るこ
とができる。
【0007】一方、受注数が多ければ工場では受注製品
を一度に生産することができないので、既に予定されて
いた生産計画に少しずつ織り込みながらその受注製品を
生産することになるが、上記のように工場から顧客に製
品を直納しようとする場合に全製品の完成を待つのでは
保管スペースの問題が生じるため、完成した製品から順
に何回かに分けて納品することが望ましい。そして、こ
のように分納するならば梱包部材をリサイクルすること
によって物流のより一層の効率化を図ることができる
が、既述のように厳重な梱包を要しないのであれば梱包
部材を容易に再使用可能とすることができる。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、受注製品を生産・納品するに際して大幅な省資源
化、低コスト化を図ることのできる受注製品納入方法、
受注製品納入システム及び納入計画立案システムを提供
することを課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、所定数の受注製品を複数回に分
けて工場から顧客に直接納品するときに、前記受注製品
の生産及び納品を予め策定された納入計画に基づいて行
う受注製品納入方法であって、前記受注製品が再使用可
能な梱包部材に梱包された状態で前記工場から前記顧客
に納品されるとともに、納品後、その梱包部材が前記工
場に回収され、前記納入計画が前記梱包部材の回収時期
を考慮して策定されていることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の受注
製品納入方法において、前記納入計画には前記受注製品
の納品日である分納日と各分納日における納品数である
分納数とが包含され、前記分納日又は前記分納数が前記
梱包部材の回収時期を考慮して決定されていることを特
徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1に記載の受注
製品納入方法において、前記納入計画には前記受注製品
の納品日である分納日と各分納日における納品数である
分納数とが包含され、ある分納日に使用されて回収され
た梱包部材を次の分納日に使用しようとするときに回収
される梱包部材の数が前記次の分納日の分納数よりも多
いと、余剰の梱包部材を後の分納日に備えて保管するよ
うに前記納入計画が策定されていることを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項1に記載の受注
製品納入方法において、前記納入計画には前記受注製品
の納品日である分納日と各分納日における納品数である
分納数とが包含され、ある分納日に使用されて回収され
た梱包部材を次の分納日に使用しようとするときに回収
される梱包部材の数が前記次の分納日の分納数よりも少
ないと、その不足を補うべく新たな梱包部材を投入する
ように前記納入計画が策定されていることを特徴とす
る。
【0013】請求項5の発明は、請求項1に記載の受注
製品納入方法において、前記納入計画には前記受注製品
の納品日である分納日と各分納日における納品数である
分納数とが包含され、ある分納日に使用されて回収され
た梱包部材を次の分納日に使用しようとするときに、回
収される梱包部材に破損が生じて再使用可能な梱包部材
の数が前記次の分納日の分納数よりも少なくなると、そ
の不足を補うべく新たな梱包部材を投入するように前記
納入計画が策定されていることを特徴とする。
【0014】請求項6の発明は、請求項1に記載の受注
製品納入方法において、前記納入計画には前記受注製品
の納品日である分納日と各分納日における納品日である
分納数とが包含され、各分納数が略等しくなるように前
記納入計画が策定されていることを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、所定数の受注製品を複
数回に分けて工場から顧客に直接納品するに際して予め
策定された納入計画に基づいて前記受注製品の生産及び
納品を行うために、その納入計画を策定する納入計画立
案システムと、前記納入計画に従って前記受注製品を生
産する生産システムと、前記納入計画に従って前記受注
製品を納品する輸送システムとを備え、前記輸送システ
ムは前記受注製品を再使用可能な梱包部材に梱包した状
態で輸送して前記工場から前記顧客に納品するととも
に、納品後、その梱包部材を前記工場に輸送することに
より回収し、前記納入計画は前記梱包部材の回収時期を
考慮して策定されている受注製品納入システムを特徴と
する。
【0016】請求項8の発明は、請求項7に記載の受注
製品納入システムにおいて、前記納入計画には前記受注
製品の納品日である分納日と各分納日における納品数で
ある分納数とが包含され、前記分納日又は前記分納数が
前記梱包部材の回収時期を考慮して決定されていること
を特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項7に記載の受注
製品納入システムにおいて、前記納入計画には前記受注
製品の納品日である分納日と各分納日における納品数で
ある分納数とが包含され、ある分納日に使用されて回収
された梱包部材を次の分納日に使用しようとするときに
回収される梱包部材の数が前記次の分納日の分納数より
も多いと、余剰の梱包部材を後の分納日に備えて保管す
るように前記納入計画が策定されていることを特徴とす
る。
【0018】請求項10の発明は、請求項7に記載の受
注製品納入システムにおいて、前記納入計画には前記受
注製品の納品日である分納日と各分納日における納品数
である分納数とが包含され、ある分納日に使用されて回
収された梱包部材を次の分納日に使用しようとするとき
に回収される梱包部材の数が前記次の分納日の分納数よ
りも少ないと、その不足を補うべく新たな梱包部材を投
入するように前記納入計画が策定されていることを特徴
とする。
【0019】請求項11の発明は、請求項7に記載の受
注製品納入システムにおいて、前記納入計画には前記受
注製品の納品日である分納日と各分納日における納品数
である分納数とが包含され、ある分納日に使用されて回
収された梱包部材を次の分納日に使用しようとするとき
に、回収される梱包部材に破損が生じて再使用可能な梱
包部材の数が前記次の分納日の分納数よりも少なくなる
と、その不足を補うべく新たな梱包部材を投入するよう
に前記納入計画が策定されていることを特徴とする。
【0020】請求項12の発明は、請求項7に記載の受
注製品納入システムにおいて、前記納入計画には前記受
注製品の納品日である分納日と各分納日における納品日
である分納数とが包含され、各分納数が略等しくなるよ
うに前記納入計画が策定されていることを特徴とする。
【0021】請求項13の発明は、所定数の受注製品を
複数回に分けて工場から顧客に直接納品するに際して予
め策定された納入計画に基づいて前記受注製品の生産及
び納品を行うために、その納入計画を策定する納入計画
立案システムであって、前記受注製品は再使用可能な梱
包部材に梱包された状態で前記工場から前記顧客に納品
されるとともに、納品後、その梱包部材は前記工場に回
収され、前記梱包部材の回収時期を考慮して前記納入計
画を策定することを特徴とする。
【0022】請求項14の発明は、請求項13に記載の
納入計画立案システムにおいて、前記納入計画には前記
受注製品の納品日である分納日と各分納日における納品
数である分納数とが包含され、前記梱包部材の回収時期
を考慮して前記分納日又は前記分納数を決定することを
特徴とする。
【0023】請求項15の発明は、請求項13に記載の
納入計画立案システムにおいて、前記納入計画には前記
受注製品の納品日である分納日と各分納日における納品
数である分納数とが包含され、ある分納日に使用されて
回収された梱包部材を次の分納日に使用しようとすると
きに回収される梱包部材の数が前記次の分納日の分納数
よりも多いと、余剰の梱包部材を後の分納日に備えて保
管するように前記納入計画を策定することを特徴とす
る。
【0024】請求項16の発明は、請求項13に記載の
納入計画立案システムにおいて、前記納入計画には前記
受注製品の納品日である分納日と各分納日における納品
数である分納数とが包含され、ある分納日に使用されて
回収された梱包部材を次の分納日に使用しようとすると
きに回収される梱包部材の数が前記次の分納日の分納数
よりも少ないと、その不足を補うべく新たな梱包部材を
投入するように前記納入計画を策定することを特徴とす
る。
【0025】請求項17の発明は、請求項13に記載の
納入計画立案システムにおいて、前記納入計画には前記
受注製品の納品日である分納日と各分納日における納品
数である分納数とが包含され、ある分納日に使用されて
回収された梱包部材を次の分納日に使用しようとすると
きに、回収される梱包部材に破損が生じて再使用可能な
梱包部材の数が前記次の分納日の分納数よりも少なくな
ると、その不足を補うべく新たな梱包部材を投入するよ
うに前記納入計画を策定することを特徴とする。
【0026】請求項18の発明は、請求項13に記載の
納入計画立案システムにおいて、前記納入計画には前記
受注製品の納品日である分納日と各分納日における納品
日である分納数とが包含され、各分納数が略等しくなる
ように前記納入計画を策定することを特徴とする。
【0027】本発明によれば、受注製品の納品時に再使
用可能な梱包部材が使用されるとともに納入計画がその
梱包部材の回収時期を考慮して策定されているので、梱
包部材の有効なリサイクルを図ることができ、梱包部材
の必要量及びゴミの量が著しく低減して物流に係る省資
源化、低コスト化を図ることができる。
【0028】特に請求項3、請求項9、請求項15の発
明によれば、納入計画が余剰の梱包部材を後の分納日に
備えて保管するように策定されるので、回収された梱包
部材を極力再使用して省資源化、低コスト化に資するこ
とができ、それでもなお梱包部材の不足を生じる場合に
は請求項4、請求項10、請求項16の発明のように新
たな梱包部材を投入すればよい。
【0029】また、請求項5、請求項11、請求項17
の発明によれば、納入計画が回収された梱包部材の破損
を考慮して策定されるので、たとえ梱包部材の回収時に
破損が生じていたとしても不測の事態として応急的に対
処する必要がなく、梱包及び納品を納入計画どおりに万
全に遂行することができる。
【0030】さらに、請求項6、請求項12、請求項1
8の発明によれば、各分納時の分納数が略等しくなるよ
うに納入計画が策定されるので、回収された梱包部材の
循環使用が非常に容易となり梱包部材をより有効に再使
用することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。
【0032】図1は、本発明に係る受注製品納入システ
ムの全体構成を示す説明図である。この受注製品納入シ
ステム1は、顧客2から受注した製品(受注製品)を所
定の納期までに顧客2に納めるもので、製品を生産・販
売するメーカー3と、メーカー3に代理して製品を販売
する販売会社4と、メーカー3に代理して製品を納品す
る輸送システムとしての輸送車5とから概略構成されて
いる。なお、この受注製品納入システム1においては、
販売会社4及び輸送車5はメーカー3の指揮に従ってメ
ーカー3の事業を補助しているに過ぎず、本発明は事実
上メーカー3によって実施されている。
【0033】メーカー3は、販売会社4と取引を行う販
売店6と、製品を生産する生産システムとしての工場7
と、販売店6からの情報等に基づいて工場7の生産を指
揮する生産統括部門8と、販売店6及び生産統括部門8
の双方がアクセスすることのできる受注情報用データベ
ース9とを備えている。
【0034】販売店6は、図2に示すように、その販売
店の販売に関する情報を保存するための販売店用データ
ベース10と、販売店用データベース10にアクセスす
るためのパーソナルコンピュータ11と、パーソナルコ
ンピュータ11に接続されたモニタ12、マウス13及
びキーボード14とを備えている。パーソナルコンピュ
ータ11はインターネットを介して受注情報用データベ
ース9に接続されているが、両者は専用線を介して接続
されていてもよい。
【0035】生産統括部門8は、生産計画及び納入計画
を保存するとともに製品の仕分け、販売、在庫等に関す
る情報を保存するための製品情報用データベース15
と、製品情報用データベース15にアクセスするための
パーソナルコンピュータ16と、パーソナルコンピュー
タ16に接続されたモニタ17、マウス18及びキーボ
ード19とを備えている。このパーソナルコンピュータ
16もパーソナルコンピュータ11と同様にインターネ
ット又は専用線を介して受注情報用データベース9に接
続されている。
【0036】この実施の形態では、対象とする製品は顧
客の要望に応じてカスタマイズ(キッティング)される
ことのあるレーザープリンタであるとし、以下ではその
一括受注の商談から納品までの手順を説明する。
【0037】販売会社4の担当者が顧客2との間で商談
を行い(ステップ1(図3においてS.1と記載。以下
同様))、当該商談がまとまりそうになると、その担当
者は販売店6にその旨を伝えて販売店6が一括受注情報
を把握する(ステップ2)。そして、このように一括受
注の可能性があるという情報を得た場合には、販売店6
の担当者はマウス13又はキーボード14を操作してそ
の情報をパーソナルコンピュータ11に入力する。
【0038】すなわち、モニタ12にはまず図4に示す
ようにキッティング情報入力ボタン20、キッティング
シート作成ボタン21及び商談決定ボタン22を有する
初期画面23が表示されるので、担当者はキッティング
情報入力ボタン20をクリックする。すると、モニタ1
2の表示は図5に示すキッティング情報入力画面24に
遷移し、キッティングの有無を入力するためのラジオボ
タン25、入札日を入力するための入札日入力ボックス
26及び商談確定の予定日を入力するための商談確定予
定日入力ボックス27が表示されるので、担当者は各項
目について入力を行う。なお、図4において初期画面2
3には「特価申請」の表題が与えられているが、これは
この画面を通じて申請することにより通常価格よりも安
い特別価格で製品を発注することができることを意味し
ている。また、図5のキッティング情報入力画面24に
おいてラジオボタン25、商談確定予定日入力ボックス
27の入力は必須であるが入札日入力ボックス26の入
力は必須ではなく、「LP」はレーザープリンタを意味
している。
【0039】続いて、商談中のレーザープリンタについ
てキッティングありの場合、つまりカスタマイズの必要
がある場合には、販売店6の担当者は初期画面23にお
いてキッティングシート作成ボタン21をクリックし、
これによりモニタ12の表示は図6に示すキッティング
シート作成画面28に遷移する。このキッティングシー
ト作成画面28において、担当者は販売店名(支店)、
承認者名(支店承認者)、作成日、作成者、顧客名(ユ
ーザー名)及び商談名等を入力する。
【0040】上記各画面において入力された情報は、パ
ーソナルコンピュータ11から受注情報用データベース
9に送信されて登録される(ステップ3)。この受注情
報用データベース9に登録された情報は、生産統括部門
8の担当者がパーソナルコンピュータ16を使用して定
期的に又は不定期的に受注情報用データベース9にアク
セスすることによって、あるいは、電子メールによりパ
ーソナルコンピュータ16に自動配信されることによっ
て生産統括部門8に通知される。したがって、生産統括
部門8は最新の一括受注情報を知ることができ(ステッ
プ4)、次述のように商談結果も受注情報用データベー
ス9に登録されることから最新の商談状況(未だ商談中
なのか、商談が成立したのか、又は商談がキャンセルさ
れたのか)をも確認することができる。そして、生産統
括部門8は必要があるときには販売店6にコンタクトを
とる(ステップ5)。
【0041】商談が進行してその結果が決定すると、販
売店6の担当者は初期画面23において商談決定ボタン
22をクリックする。すると、図7に示す商談決定処理
画面29に遷移するので、担当者は商談が成立したなら
ば商談成立ボタン30を、商談が成立しなかった場合に
は商談キャンセルボタン31をクリックする。この商談
キャンセルボタン31がクリックされると、受注情報用
データベース9に登録されたその商談に関する情報は破
棄又は凍結される。一方、商談成立ボタン30がクリッ
クされると、モニタ12には図8に示すような詳細画面
32が表示され、生産統括部門8等の関連部門に商談成
立を通知する電子メールが配信される。
【0042】詳細画面32は受注内容の詳細を入力する
ためのものであるが、商談成立ボタン30をクリックし
た時点で詳細を入力することができない場合には担当者
は後日にその入力を行うこともできる。なお、詳細画面
32における入力項目としては、商品名、注文個数及び
最終納期のほか、見積りの依頼の有無、カスタマイズ内
容等がある。また、カスタマイズ内容としては、例えば
回路基板のIPアドレスの設定、ソーターの装着等が考
えられるが、製品がレーザープリンタではなくコピー機
の場合には、オートフィーダーの装着、ステイプラー装
置の装着、両面ユニットの装着、フィニッシャーの装着
等も考えられる。
【0043】上記カスタマイズ内容については工場7に
おけるキッティングでの対応となるが、販売店6の側で
はその工場キッティングについての検討を詳細に行い、
販売店6の担当者が詳細画面32にその検討結果と見積
りの依頼とを入力すると、(ステップ6、ステップ
7)、入力情報が受注情報用データベース9に登録され
るとともに生産統括部門8に電子メールにより通知され
る。この通知を受けて生産統括部門8は工場キッティン
グ作業の検討を行い見積りを作成し、これを受注情報用
データベース9に登録する(ステップ8)。
【0044】販売店6の担当者は受注情報用データベー
ス9にアクセスしてその見積りと作業内容とを確認し
(ステップ9)、販売会社4との間で最終検討を行った
後に発注の意思を受注情報用データベース9に登録する
(ステップ10、ステップ11)。生産統括部門8はそ
の発注を受けて工場キッティングの準備に入るが、ここ
では具体的には納入計画の立案や部品調達、技術検討が
行われる(ステップ12)。ここで、納入計画とは受注
製品をどのような日程で生産し納品するかを規定する計
画であり、過去の販売実績等に基づいて既に策定されて
いる生産計画に変更を加えて策定される。また、この納
入計画は納入計画立案システムとしても機能するパーソ
ナルコンピュータ16により後述のように立案され、立
案された納入計画は既述したように製品情報用データベ
ース15に保存される。
【0045】工場7は、その製品情報用データベース1
5に保存された納入計画に従って、カスタマイズされた
レーザープリンタを生産する(ステップ13)。図9に
示すように、この生産されたレーザープリンタ33は梱
包部材としてのラック34に梱包された状態で工場7に
保管され、納入計画に定められた納品日(分納日)がく
ると梱包状態で輸送車5により顧客2に直送される(ス
テップ14)。納品後、梱包に使用されたラック34は
図10に示すように分解され束ねられた状態で輸送車5
により回収され、次の納品時に再使用される。
【0046】ところで、上述のように納入計画は既に存
在する生産計画に受注製品の生産を織り込んで策定され
るが、その態様としては以下のようなものが考えられ
る。
【0047】例えば、工場7の製品A,B,Cについて
の生産計画が図11(a)に示すように策定されてお
り、各製品A,B,CのX1月及びX2月の週ごと(第1
週〜第4週)の生産数量がそれぞれa1〜a8、b1
8、c1〜c8であったときに、製品Aをカスタマイズ
した製品A’についての受注があったとする。このとき
の受注数量がNであり、最終納期がX1月の第4週に属
する日であるときには、X1月の第1週〜第3週の製品
Aについての生産数量a1,a2,a3の一部(計N台)
をカスタマイズに供して受注製品A’の生産に充当す
る。
【0048】また、工場7の製品A,B,Cについての
生産計画が同図(b)に示すように策定されており、各
製品A,B,CのX1月及びX2月の週ごとの生産数量が
それぞれa1〜a8(a1〜a8はいずれも0)、b1
8、c1〜c8であったときに、製品Aをカスタマイズ
した製品A’についての受注があったとする。このとき
の受注数量がNであり、最終納期がX1月の第4週に属
する日であるときには、X1月の第1週〜第3週の製品
Bについての生産数量b1,b2,b3及び製品Cについ
ての生産数量c1,c2,c3の一部を間引いて、その分
の生産能力を受注製品A’の生産に割り当てる。
【0049】あるいは、工場7の製品A,B,Cについ
ての生産計画が同図(c)に示すように策定されてお
り、各製品A,B,CのX1月及びX2月の週ごとの生産
数量がそれぞれa1〜a8、b1〜b8、c1〜c8であった
ときに、製品A,B,Cのいずれをカスタマイズしたも
のでもない製品D’についての受注があったとする。こ
のときの受注数量がNであり、最終納期がX1月の第4
週に属する日であるときには、X1月の第1週〜第3週
の製品Aについての生産数量a1,a2,a3、製品Bに
ついての生産数量b1,b2,b3及び製品Cについての
生産数量c1,c2,c3の一部を間引いて、又は特別の
人員の手配や工場稼働時間の延長を行って、受注製品
D’の生産を確保する。
【0050】この受注製品納入システム1では、以上の
ような態様によりレーザープリンタ33の生産が生産計
画に織り込まれて納入計画が策定される際には、さらに
ラック34の回収時期が考慮されており、その結果、例
えば図12、図13に示すような納入計画に従った生産
・納品が行われる。
【0051】図12は、月曜日から始まるX1月の第4
週の水曜日を最終納期とする受注について、第1週〜第
3週に計125台のレーザープリンタ33を生産し、各
週の週末にその週の生産分を分納する場合を示してい
る。
【0052】まず、「受注製品生産数」の欄に示すよう
に、第1週の月曜日と火曜日はレーザープリンタ33を
5台ずつ生産し、水曜日から金曜日までは10台/日の
ペースで生産する。これにより、最初の分納日である第
1週の金曜日までに40台を生産することができ、これ
を輸送車5により顧客2に直送して第1回目の分納を行
う。なお、図9に示したように生産したレーザープリン
タ33は分納日まで工場7に保管しておく必要があるの
で、生産した日ごとにラック34により梱包して積重ね
が可能な状態にしておく。
【0053】輸送車5は工場7での生産が行われない週
末の間に40台のレーザープリンタ33を納品し、納品
後、梱包に使用されていたラック34を回収して第2週
の火曜日に戻ってくる。一方、工場7では回収されてく
るラック34を有効に再使用するために第2週の月曜日
は生産を行わず、第2週は火曜日から生産を開始して週
末までに計35台を生産する。ここで、図12において
「回収ラック数」は工場7でその日に回収されたラック
のうち再使用可能なものの数を示し、「破損ラック数」
はその日に回収されたラックのうち破損により再使用不
可能なものの数を示す。また、「回収ラック保管数」は
回収されたラックのうちその日の終わりの時点で残存す
るものの数を示し、例えば第2週の火曜日における「3
5」という数は回収されたラックの数40からその日の
梱包に使用された数5を減じたものである。
【0054】輸送車5は第2週の週末の間に35台のレ
ーザープリンタ33を納品し、納品後、梱包に使用され
ていたラック34を回収して第3週の火曜日に戻ってく
る。一方、工場7では第3週に50台生産しなければな
らず、かつ、そのためには月曜日の生産を止めるわけに
はいかない状況にあるため、第3週は月曜日に10台を
生産するものとする。ここで、この月曜日の段階で輸送
車5は工場7に戻っていないため第2回目の分納に使用
されたラックをその日の梱包に用いることはできない
が、「回収ラック保管数」の欄に示すように第1回目の
分納に使用されて回収されたラック34が5個余ってい
るので、その日の梱包には結局ラック34が5個足りな
いことになる。したがって、この不足を補うため、第3
週の月曜日には5個のラック34を新たに投入する。
【0055】第3週は火曜日に5台、水曜日及び木曜日
に各10台、金曜日に15台生産することになっている
が、火曜日に回収された35個のラック34のうち5個
が破損していて再使用不可能であり、再使用可能なもの
が30個しかなかったとする。このとき、金曜日の梱包
にはラック34が10個不足するが、納入計画はこのよ
うな場合を予定してラック34の新規投入を想定してお
り、金曜日にはラック34が10個新たに投入される。
【0056】輸送車5は第3週の週末の間に50台のレ
ーザープリンタ33を納品し、これにより計125台の
レーザープリンタ33の納入がすべて完了したことにな
る。納品後、輸送車5は梱包に使用されていたラック3
4を回収して第3週の火曜日に戻ってくるが、このとき
ラック34は2個破損していたのでその分を廃棄し、残
りの48個は次の受注時に使用の見込みがあるものなら
ば保管しておく。
【0057】図13は、月曜日から始まるX1月の第5
週(=翌X2月の第1週)の木曜日を最終納期とする受
注について、X1月の第1週〜第4週にほぼ等しい割合
で計185台のレーザープリンタ33を生産し、各週の
週末にその週の生産分を分納する場合を示している。
【0058】まず、「受注製品生産数」の欄に示すよう
に、第1週の月曜日から金曜日まではレーザープリンタ
33を10台/日のペースで生産する。これにより、最
初の分納日である第1週の金曜日までに50台を生産す
ることができ、これを輸送車5により顧客2に直送して
第1回目の分納を行う。
【0059】輸送車5はその50台のレーザープリンタ
33を顧客2に納品し、納品後、梱包に使用されていた
ラック34を回収して工場7に戻ってくるが、この場合
顧客2が工場7から遠隔の地にあり、輸送車5は第2週
の週末に戻ってくる。一方、工場7では第2週の生産を
止めるわけにはいかず、輸送車5によるラック34の回
収を待つわけにはいかない状況にあるため、第2週は全
生産分についてラック34を新たに投入する。なお、こ
のとき投入するラック34の数を控えてなるべくラック
34を有効に循環使用するため、第2週の生産数は他の
週よりも若干控えめな40台となっている。
【0060】その40台のレーザープリンタ33につい
ては輸送車5’(この輸送車は第1回目の分納に使用さ
れた輸送車5とは異なるので、便宜上、符号5’を付し
て両者を区別する。)が第2週の金曜日に出発して顧客
2に納品し、納品後、梱包に使用されていたラック34
を回収して第3週の週末に戻ってくる。一方、工場7で
は第3週はレーザープリンタ33を計45台を生産し、
その梱包には輸送車5が第2週の週末に回収してきた5
0個のラック34のうちの45個を使用する。
【0061】続いて、その45台のレーザープリンタ3
3について輸送車5が第3週の金曜日に出発して顧客2
に納品し、納品後、梱包に使用されていたラック34を
回収して第4週の週末に戻ってくる。一方、工場7では
第4週はレーザープリンタ33を計50台を生産し、そ
の梱包には輸送車5が第2週の週末に回収してきて余っ
た5個のラック34と、輸送車5’が第3週の週末に回
収してきた40個のラック34と、新たに投入した5個
のラック34とを使用する。
【0062】その50台のレーザープリンタ33につい
て輸送車5’が第3週の週末に出発して顧客2に納品
し、これにより計185台のレーザープリンタ33の納
入が最終納期までにすべて完了する。
【0063】この実施の形態に係る受注製品納入システ
ムでは、レーザープリンタ33の納品時に再使用可能な
ラック34が使用されるとともに納入計画がそのラック
34の回収時期を考慮して策定されているので、ラック
34の有効なリサイクルを図ることができ、梱包部材の
必要量及びゴミの量が著しく低減して物流に係る省資源
化、低コスト化を図ることができる。
【0064】特に、納入計画が余剰のラック34を後の
分納日に備えて保管するように、そして、それでもなお
不足を生じる場合に新たなラック34を投入するように
策定されているので、ラック34の必要数は例えば図1
2の場合に125台のレーザープリンタ33に対して5
5個、図13の場合に185台のレーザープリンタ33
に対して95個であり、それぞれレーザープリンタ33
の半数程度に抑えられている。
【0065】また、納入計画が回収された梱包部材の破
損を考慮して策定されるので、たとえ図12の場合のよ
うにラック34の回収時に破損が生じていたとしても不
測の事態として応急的に対処する必要がなく、梱包及び
納品を納入計画どおりに万全に遂行することができる。
【0066】さらに、図13の場合は各分納時の分納数
がほぼ等しくなるように納入計画が策定されているの
で、たとえ顧客2が工場7から離れていて輸送車5,
5’の往復に時間がかかったとしても、回収されたラッ
ク34の循環使用が非常に容易でラック34を隔週で有
効に再使用することができる。
【0067】なお、本発明は上述した形態に限られるも
のではなく、例えば上記実施の形態では納入計画を立案
するに際して分納日を固定し分納数を調整したが、分納
日を調整することとしてもよい。また、工場7において
生産ラインの融通が利くならばより一層回収時期を重視
して納入計画を策定することが望ましく、このようなと
きには図12で第3週に多少偏っていた生産量を第1週
と第2週に均等化するとか、その第3週の月曜日の生産
を止めて火曜日に回収されるラック34を使用するよう
にするとかの方法が考えられる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受注製品の納品時に再使用可能な梱包部材が使用される
とともに納入計画がその梱包部材の回収時期を考慮して
策定されているので、梱包部材の有効なリサイクルを図
ることができ、梱包部材の必要量及びゴミの量が著しく
低減して物流に係る省資源化、低コスト化を図ることが
できる。
【0069】特に請求項3、請求項9、請求項15の発
明によれば、納入計画が余剰の梱包部材を後の分納日に
備えて保管するように策定されるので、回収された梱包
部材を極力再使用して省資源化、低コスト化に資するこ
とができ、それでもなお梱包部材の不足を生じる場合に
は請求項4、請求項10、請求項16の発明のように新
たな梱包部材を投入すればよい。
【0070】また、請求項5、請求項11、請求項17
の発明によれば、納入計画が回収された梱包部材の破損
を考慮して策定されるので、たとえ梱包部材の回収時に
破損が生じていたとしても不測の事態として応急的に対
処する必要がなく、梱包及び納品を納入計画どおりに万
全に遂行することができる。
【0071】さらに、請求項6、請求項12、請求項1
8の発明によれば、各分納時の分納数が略等しくなるよ
うに納入計画が策定されるので、回収された梱包部材の
循環使用が非常に容易となり梱包部材をより有効に再使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る受注製品納入システムの全体構成
を示す説明図である。
【図2】販売店、受注情報用データベース及び生産統括
部門を示す説明図である。
【図3】受注製品の受注、生産から納品までの手順を示
す説明図である。
【図4】販売店側のパーソナルコンピュータの初期画面
を示す説明図である。
【図5】販売店側のパーソナルコンピュータのキッティ
ング情報入力画面を示す説明図である。
【図6】販売店側のパーソナルコンピュータのキッティ
ングシート作成画面を示す説明図である。
【図7】販売店側のパーソナルコンピュータの商談決定
処理画面を示す説明図である。
【図8】販売店側のパーソナルコンピュータの詳細画面
を示す説明図である。
【図9】(a)はレーザープリンタがラックに梱包され
た状態を、(b)は梱包されたレーザープリンタが積み
重ねられて保管されている状態を示す説明図である。
【図10】梱包に使用されたラックが分解されて束ねら
れている状態を示す説明図である。
【図11】生産計画に受注製品の生産を織り込む態様の
例を示し、(a)は生産された製品の一部を受注製品に
充当する場合を、(b)は生産予定にある製品の生産能
力の一部を受注製品に割り当てる場合を、(c)は受注
製品が本来生産予定にない新たな製品である場合を示す
説明図である。
【図12】納入計画の一例に従って行われる生産・納品
の流れを示す説明図である。
【図13】納入計画の他の例に従って行われる生産・納
品の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
1 受注製品納入システム 2 顧客 3 メーカー 4 販売会社 5 輸送車(輸送システム) 6 販売店 7 工場(生産システム) 8 生産統括部門 9 受注情報用データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桂本 保幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 水谷 浩之 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 上野 英明 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 青木 幸雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 藤井 健城 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 5B049 BB07 BB31 CC05 CC21 EE00

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定数の受注製品を複数回に分けて工場か
    ら顧客に直接納品するときに、前記受注製品の生産及び
    納品を予め策定された納入計画に基づいて行う受注製品
    納入方法であって、 前記受注製品が再使用可能な梱包部材に梱包された状態
    で前記工場から前記顧客に納品されるとともに、納品
    後、その梱包部材が前記工場に回収され、 前記納入計画が前記梱包部材の回収時期を考慮して策定
    されていることを特徴とする受注製品納入方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の受注製品納入方法におい
    て、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 前記分納日又は前記分納数が前記梱包部材の回収時期を
    考慮して決定されていることを特徴とする受注製品納入
    方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の受注製品納入方法におい
    て、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに回収される梱包部材の数が
    前記次の分納日の分納数よりも多いと、余剰の梱包部材
    を後の分納日に備えて保管するように前記納入計画が策
    定されていることを特徴とする受注製品納入方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の受注製品納入方法におい
    て、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに回収される梱包部材の数が
    前記次の分納日の分納数よりも少ないと、その不足を補
    うべく新たな梱包部材を投入するように前記納入計画が
    策定されていることを特徴とする受注製品納入方法。
  5. 【請求項5】請求項1に記載の受注製品納入方法におい
    て、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに、回収される梱包部材に破
    損が生じて再使用可能な梱包部材の数が前記次の分納日
    の分納数よりも少なくなると、その不足を補うべく新た
    な梱包部材を投入するように前記納入計画が策定されて
    いることを特徴とする受注製品納入方法。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の受注製品納入方法におい
    て、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品日である分納数とが包含され、 各分納数が略等しくなるように前記納入計画が策定され
    ていることを特徴とする受注製品納入方法。
  7. 【請求項7】所定数の受注製品を複数回に分けて工場か
    ら顧客に直接納品するに際して予め策定された納入計画
    に基づいて前記受注製品の生産及び納品を行うために、
    その納入計画を策定する納入計画立案システムと、 前記納入計画に従って前記受注製品を生産する生産シス
    テムと、 前記納入計画に従って前記受注製品を納品する輸送シス
    テムとを備え、 前記輸送システムは前記受注製品を再使用可能な梱包部
    材に梱包した状態で輸送して前記工場から前記顧客に納
    品するとともに、納品後、その梱包部材を前記工場に輸
    送することにより回収し、 前記納入計画は前記梱包部材の回収時期を考慮して策定
    されていることを特徴とする受注製品納入システム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の受注製品納入システムに
    おいて、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 前記分納日又は前記分納数が前記梱包部材の回収時期を
    考慮して決定されていることを特徴とする受注製品納入
    システム。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の受注製品納入システムに
    おいて、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに回収される梱包部材の数が
    前記次の分納日の分納数よりも多いと、余剰の梱包部材
    を後の分納日に備えて保管するように前記納入計画が策
    定されていることを特徴とする受注製品納入システム。
  10. 【請求項10】請求項7に記載の受注製品納入システム
    において、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに回収される梱包部材の数が
    前記次の分納日の分納数よりも少ないと、その不足を補
    うべく新たな梱包部材を投入するように前記納入計画が
    策定されていることを特徴とする受注製品納入システ
    ム。
  11. 【請求項11】請求項7に記載の受注製品納入システム
    において、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに、回収される梱包部材に破
    損が生じて再使用可能な梱包部材の数が前記次の分納日
    の分納数よりも少なくなると、その不足を補うべく新た
    な梱包部材を投入するように前記納入計画が策定されて
    いることを特徴とする受注製品納入システム。
  12. 【請求項12】請求項7に記載の受注製品納入システム
    において、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品日である分納数とが包含され、 各分納数が略等しくなるように前記納入計画が策定され
    ていることを特徴とする受注製品納入システム。
  13. 【請求項13】所定数の受注製品を複数回に分けて工場
    から顧客に直接納品するに際して予め策定された納入計
    画に基づいて前記受注製品の生産及び納品を行うため
    に、その納入計画を策定する納入計画立案システムであ
    って、 前記受注製品は再使用可能な梱包部材に梱包された状態
    で前記工場から前記顧客に納品されるとともに、納品
    後、その梱包部材は前記工場に回収され、 前記梱包部材の回収時期を考慮して前記納入計画を策定
    することを特徴とする納入計画立案システム。
  14. 【請求項14】請求項13に記載の納入計画立案システ
    ムにおいて、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 前記梱包部材の回収時期を考慮して前記分納日又は前記
    分納数を決定することを特徴とする納入計画立案システ
    ム。
  15. 【請求項15】請求項13に記載の納入計画立案システ
    ムにおいて、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに回収される梱包部材の数が
    前記次の分納日の分納数よりも多いと、余剰の梱包部材
    を後の分納日に備えて保管するように前記納入計画を策
    定することを特徴とする納入計画立案システム。
  16. 【請求項16】請求項13に記載の納入計画立案システ
    ムにおいて、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに回収される梱包部材の数が
    前記次の分納日の分納数よりも少ないと、その不足を補
    うべく新たな梱包部材を投入するように前記納入計画を
    策定することを特徴とする納入計画立案システム。
  17. 【請求項17】請求項13に記載の納入計画立案システ
    ムにおいて、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品数である分納数とが包含され、 ある分納日に使用されて回収された梱包部材を次の分納
    日に使用しようとするときに、回収される梱包部材に破
    損が生じて再使用可能な梱包部材の数が前記次の分納日
    の分納数よりも少なくなると、その不足を補うべく新た
    な梱包部材を投入するように前記納入計画を策定するこ
    とを特徴とする納入計画立案システム。
  18. 【請求項18】請求項13に記載の納入計画立案システ
    ムにおいて、 前記納入計画には前記受注製品の納品日である分納日と
    各分納日における納品日である分納数とが包含され、 各分納数が略等しくなるように前記納入計画を策定する
    ことを特徴とする納入計画立案システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004061538A1 (ja) * 2002-12-27 2004-07-22 Honda Motor Co.,Ltd. 出荷管理システムおよび出荷管理方法
JP2006259933A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Omron Corp 在庫一元管理システム

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