JP2006259648A - 眼鏡 - Google Patents

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JP2006259648A
JP2006259648A JP2005113861A JP2005113861A JP2006259648A JP 2006259648 A JP2006259648 A JP 2006259648A JP 2005113861 A JP2005113861 A JP 2005113861A JP 2005113861 A JP2005113861 A JP 2005113861A JP 2006259648 A JP2006259648 A JP 2006259648A
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坦 山本
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Abstract

【課題】 使用に伴う疲労感を大きく抑制できる眼鏡を提供すること。
【解決手段】 鼻当てを有しない眼鏡であって、左右のレンズ枠2,2相互間に横棒部材3が架設され、前記横棒部材3の中央部における鼻骨の稜線部Lへの係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止されるものとしている。また、鼻当てを有しない眼鏡であって、左右のレンズ1,1相互間に横棒部材3が架設され、前記横棒部材3の中央部における鼻骨の稜線部Lへの係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止されるものとしている。
【選択図】図2

Description

この発明は眼鏡、特に鼻当てを有しない眼鏡に関するものである。
日本人は世界でも最も眼鏡を使用している民族であり、大部分の人にとっては眼鏡は生活の中の必需品といえる。
近年においては、使用中の疲労感を軽減すべく、レンズ枠のないものや、フレームを軽量金属を構成させてものが市場に出回るようになってきている。しかし、眼鏡全体の軽量化も限界に達してきており、より疲労感を与えないようにする手法が模索されている。
ここで、眼鏡の使用に伴う疲労感を少なくするため、鼻当てを有しない眼鏡が考案されている(例えば、特許文献1。)。この文献の手法では、着用者の目尻よりやや後方から頬骨上部へ沿うように、かつ、眼鏡全体におけるほとんどの重量に対する支持構造を有するように、成形された軟質材の両端をテンプルの芯材へ固定するようにしている。
したがって、この眼鏡を使用した場合、鼻を構成する左右傾斜面に左右の鼻当てからの挟持力が作用しないことになるから、その点では不快感は解消できると考えられる。
しかしながら、上記手法による眼鏡では、「つる」のテンプル部分の厚みが大きくなって重くなることから疲労感を抑制効果が少ないと共に、一対の「つる」からの挟圧力により使用者のテンプル部分が痛くなる可能性がある。
したがって、眼鏡を取り扱う業界及び眼鏡を使用する者の間では、使用に伴う疲労感を大きく抑制できる眼鏡が開発されることを待ち望んでいる。
特開2004−354491号(図1参照)
そこでこの発明では、使用に伴う疲労感を大きく抑制できる眼鏡を提供することを課題とする。
(請求項1記載の発明)
この発明は、鼻当てを有しない眼鏡であって、左右のレンズ相互間に横棒部材が架設され、前記横棒部材の中央部における鼻骨の稜線部への係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止される。
(請求項2記載の発明)
この発明は、鼻当てを有しない眼鏡であって、左右のレンズ枠相互間に横棒部材が架設され、前記横棒部材の中央部における鼻骨の稜線部への係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止される。
(請求頃3記載の発明)
この発明の眼鏡は、上記請求項1又は2記載の発明に関し、横棒部材は前方に向かって突出する態様で湾曲している。
(請求項4記載の発明)
この発明の眼鏡は、上記請求頃1乃至3のいずれかに記載の発明に関し、横棒部材における鼻骨への接触面をクッション材としてある。
この発明の眼鏡では、使用に伴う疲労感を大きく抑制できることになる。
以下にこの発明の眼鏡を実施するための最良の形態としての実施例について詳細に説明する。
図1はこの発明の実施例1の眼鏡Gを掛けた状態の正面図、図2は前記眼鏡Gを掛けた状態の側面図、図3は前記眼鏡Gを掛けたときに鼻骨の稜線部L(鼻骨の上には薄い皮膚が存在しているが、この明細書等では単に「鼻骨の稜線部L」という)に作用する力の方向の説明図、図4は前記眼鏡Gを掛けたときに鼻骨の稜線部Lに作用する力の方向の説明図を示している。
この眼鏡Gは、図1や図2に示すように、左右のレンズ1,1と、前記レンズ1,1を保持する左右のレンズ枠2,2と、前記左右のレンズ枠2,2相互に架設された横棒部材3と、レンズ枠2,2の外側部分に蝶板を介して折り畳み自在に取り付けられたツル4,4と、前記ツル4,4の端部に設けられた耳当て5,5を備えており、従来あった左右の鼻当ては存在していない。
レンズ1としては、プラスティック又はガラスにより構成された近視用レンズ、遠視用レンズ、老眼用レンズ、所謂サングラス用レンズ等の全て種類のレンズが用途に応じて採用できる。
レンズ枠2と横棒部材3とは、樹脂又は/及び金属により構成されており、両者は同じ材料で一体成形してもよいし、別材料で構成された別部材を接着一体化するようにしてもよい。ここで、横棒部材3は摩擦係数が大きい樹脂により構成されていることが好ましく、前記横棒部材3の中央部における鼻骨の稜線部Lへの係止により、眼鏡が鼻骨を被う皮膚(この部分の肉厚は薄い)上をずれ落ちないようにしてある。
ツル4は、樹脂又は金属により構成されており、これの端部に設けられた耳当て5は基本的には樹脂により形成されている。なお、耳当て5は、眼鏡が前方へ不用意に移動しないように摩擦係数が大きい樹脂により構成されていることが好ましい。
この眼鏡は、図2や図4に示すように、横棒部材3の中央部における鼻骨の稜線部Lへの係止により、眼鏡が鼻骨を被う皮膚上をずれ落ちないようにしてあるので、以下に示すような優れた機能を有している。
「鼻当てを有する眼鏡の欠点」
図8に示す如き眼鏡G’’の使用時において、眼鏡における重量はほとんどが鼻当て9,9にかかるので、鼻の稜線を構成する左右の壁面には左右の鼻当てからの挟圧力fが作用する。しかも鼻は上側から下側に向かって広くなっているので、時間に伴って眼鏡が鼻に沿ってズリ落ちてくると、使用者は左右からの挟み力が大きくなり、非常に圧迫力を感じるようになる。使用者がズリ落ちている眼鏡を時々上に移動させるのは、前記圧迫感に耐えきれなくなるときである。
「背景技術の欄に述べた眼鏡の欠点」
この眼鏡を使用した場合、鼻を構成する左右傾斜面に左右の鼻当てからの挟持力が作用しないことになるから、その点では不快感は解消できると考えられる。
しかし、この眼鏡は上述した如く、「つる」のテンプル部分の厚みが大きくなって重くなることから疲労感を抑制効果が少ないと共に、一対の「つる」からの挟圧力により使用者のテンプル部分が痛くなる可能囲が高い。したがって、鼻当て9を有するものよりもかえって疲労感が増す可能性がある。
「この実施例の眼鏡の効果について」
この実施例の眼鏡は、鼻あてG’’を有しておらず、且つ「着用者の目尻よりやや後方から頬骨上部へ沿うように、かつ、眼鏡全体におけるほとんどの重量に対する支持構造を有するように、成形された軟質材の両端をテンプルの芯材へ固定するようにしている」という構成も有していない。したがって、重量的に見てこの実施例の眼鏡Gは上記の二つの例のものよりも軽くなっている。
また、この実施例の眼鏡Gは、図3や図4に示すように、横棒部材3(摩擦係数が大きい樹脂により構成)の中央部における鼻骨の稜線部Lへの係止により、眼鏡のズリ落ちを阻止するようにしている。したがって、不愉快な鼻への挟圧力は作用しないことになる。
つまり、図4に示す如く眼鏡Gから受ける重量が小さくなるからその分力(鼻の稜線を垂直に押し込む力f1、及び鼻からズレ落ちようとする力f2)は小さくなり、また、図8に示すような不愉快な鼻への挟圧力f,fは作用しない。したがって、この眼鏡Gによると、使用に伴う疲労感を大きく抑制できることになる。
図5はこの発明の実施例2の眼鏡Gの斜視図、図6は前記眼鏡Gを掛けた状態の側面図を示している。
この眼鏡Gは、基本的には実施例1と同じであるが、図5や図6に示すように、横棒部材3を線材で構成し、その形状を前方に向かって突出する態様で湾曲するものとしている。
この眼鏡Gでは、横棒部材3の中央部における鼻骨の稜線部Lへの係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止されるという点は実施例1と同様であるが、図5に示すように、鼻骨の稜線部L及びその近傍が、縦部材の湾曲している部分に接触することなく嵌まり込んでいるので、頭を横に振っても眼鏡が横方向に位置ズレするようなことはない。
(その他)
上記実施例にかえて、鼻当てを有しない眼鏡であって、左右のレンズ相互間に横棒部材が架設され、前記横棒部材の中央部における鼻骨の稜線部Lへの係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止されるようにしてもよい。
また、横棒部材3は、図7に示すように、鼻骨の稜線部Lに沿った構成にすることも可能である。
さらに、上記実施例に関し、横棒部材における鼻骨への接触面をクッション材としてあるものとすることもできる。
この発明の実施例1の眼鏡を掛けた状態の正面図。 前記眼鏡を掛けた状態の側面図。 前記眼鏡を掛けたときに鼻骨の稜線部に作用する力の方向を示す説明図。 前記眼鏡を掛けたときに鼻骨の稜線部に作用する力の方向の説明図。 この発明の実施例2の眼鏡の斜視図。 前記眼鏡を掛けた状態の側面図。 他の実施の形態の横棒部材の断面図。 鼻当てを有する眼鏡を掛けた状態を示す正面図。
符号の説明
L 稜線部
G 眼鏡
1 レンズ
2 レンズ枠
3 横棒部材
4 ツル
5 耳当て部

Claims (4)

  1. 鼻当てを有しない眼鏡であって、左右のレンズ相互間に横棒部材が架設され、前記横棒部材の中央部における鼻骨の稜線部への係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止されることを特徴とする眼鏡。
  2. 鼻当てを有しない眼鏡であって、左右のレンズ枠相互間に横棒部材が架設され、前記横棒部材の中央部における鼻骨の稜線部への係止により、眼鏡のズリ落ちが阻止されることを特徴とする眼鏡。
  3. 横棒部材は前方に向かって突出する態様で湾曲していることを特徴とする請求項1又は2記載の眼鏡。
  4. 横棒部材における鼻骨への接触面をクッション材としてあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の眼鏡。
JP2005113861A 2005-03-14 2005-03-14 眼鏡 Pending JP2006259648A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012502318A (ja) * 2008-09-05 2012-01-26 ローゼンフェルド・フィリップ・ジェイ 突出上鼻支持部のない顔のための眼鏡アセンブリ

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