JP2006259624A - 画像表示装置、画像表示モニター、およびテレビジョン受像機 - Google Patents

画像表示装置、画像表示モニター、およびテレビジョン受像機 Download PDF

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Abstract

【課題】 動画ボケの抑制効果を効果的に得ると共に、フリッカの問題や動画部分の乱れといった問題を軽減することのできる画像表示装置を実現する。
【解決手段】 コントロールLSI30は、第1の表示モードでは1階調変換回路34および第2階調変換回路35により、入力画像信号の1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に時分割して表示パネルに出力することにより、擬似インパルス駆動を行う。また、コントロールLSI30は、第2の表示モードでは入力画像信号をそのままの信号として表示する期間と、動き位置補正画像処理回路37にて生成される補間フレーム画像を表示する期間とからなるn倍速補間駆動を行う。第1および第2の表示モードの切替は、出力データセレクタ36における出力をモード切替信号に応じて切り替えることによって行われる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、液晶表示素子やEL(Electro Luminescence)表示素子などのホールド型表示素子を用いた画像表示装置に関するものである。
近年では、CRT(陰極線管)表示装置以外に、液晶表示装置、プラズマ表示装置、有機EL表示装置等、種々の表示が開発され商品化されている。
ここで、CRT表示装置等のインパルス型表示(発光期間のみ表示がなされる表示)を行う表示装置では、非選択期間の画素は黒表示となる。これに対し、液晶表示装置や有機EL表示装置等のホールド型表示(新たな画像の書き込みが行われるまで前フレームの画像を保持し続ける表示)装置では、非選択期間の画素において前回書き込まれた表示内容が維持される(ホールド型表示装置における通常表示)。
そして、このようなホールド型表示装置の通常表示では、動画表示を行う場合に動画ボケの問題が生じる。上記動画ボケの問題は、ホールド型表示装置の画素において、その非選択期間にも表示内容が保持されることに起因するものであり、画素の応答速度を向上させたとしても解決されるものではない。ホールド型表示装置において、動画ボケを防止する方法として、擬似インパルス駆動としての時分割駆動を行うものやn倍速補間駆動を行うものがある。
尚、擬似インパルス駆動としての時分割駆動は、1垂直期間(1フレーム)を複数のサブフレームに分割して、各サブフレームを異なる表示輝度にて表示を行う駆動方法である。すなわち、ホールド型表示装置においても、時分割駆動を行ってサブフレームの少なくとも一つで低輝度の表示(黒表示に近い表示)を行えば、擬似的にインパルス型表示に近い表示を行うことができ、動画ボケの防止に効果がある。液晶表示装置における時分割駆動を開示するものとしては、例えば、特許文献1が挙げられる。
また、n倍速補間駆動とは、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割して、1フレーム期間内の第1サブフレームには入力画像信号に対応した表示画像を表示し、第1以外のサブフレームには該入力画像信号の連続したフレームの表示画像より動画部分を検出し、中間的な時間における動画部分の動き位置補正を画像処理によって施した新たな表示画像を生成して表示する方法である。
例えば、図15に示すように、入力画像信号において連続する2つのフレーム画像、すなわち(N−1)フレームおよび(N)フレームの画像があるとき、2倍速補間駆動では、これらのフレームの時間的中間にある(N−0.5)フレームの画像を生成する。図15の例において、(N−0.5)フレームの画像を生成するには、先ず、(N−1)フレームおよび(N)フレームの画像より、「自動車」の画像を動画部分として検出する。そして、動画部分として検出された「自動車」の動画部分の、(N−0.5)フレームの画像における位置を求め、この動画部分の動き位置補正を画像処理によって施した(N−0.5)フレームを生成する。
表示画面に対する画像表示処理では、(N−1)フレームと(N)フレームとの間に、上述のように生成された(N−0.5)フレームを補間して表示する。このようなn倍速補間駆動においては、補間されるフレームによって表示フレーム数が増加するため、フレーム周波数が上げられる。n倍速補間駆動を開示するものとしては、例えば、特許文献4ないし6が挙げられる。
特開2001−296841号公報(公開日;2001年10月26日) 特開2001−184034号公報(公開日;2001年7月6日) 特開2003−262846号公報(公開日;2003年9月19日) 特開平4―302289号公報(公開日;1992年10月26日) 特開平4−167688号公報(公開日;1992年6月15日) 特開2002―199400号公報(公開日;2003年7月12日)
上記擬似インパルス駆動では、画像ボケの防止効果は得られるものの、同時にフリッカが発生しやすくなるといった問題も生じる。これに対し、n倍速補間駆動では、そのようなフリッカの問題は生じない。しかしながら、n倍速補間駆動では、動画部分の動き検出が難しいために、動き位置補正を完全には行えず動画部分が乱れることがあるといった問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、動画ボケの抑制効果を効果的に得ると共に、フリッカの問題や動画部分の乱れといった問題を軽減することのできる画像表示装置を実現することにある。
本発明に係る画像表示装置は、上記課題を解決するために、入力画像信号の1フレーム期間を複数のサブフレームに時分割し、各サブフレームの表示輝度の時間積分値が、入力画像信号に基づく1フレーム期間内の階調輝度を再現するように、各サブフレームへ表示輝度を配分して画像表示を行う第1の表示モードと、入力画像信号の1フレーム期間を、入力画像信号における原フレーム画像を表示するサブフレームと、入力画像信号における原フレーム画像から生成される補間フレーム画像を表示するサブフレームとに時分割して画像表示を行う第2の表示モードとを有しており、上記第1の表示モードにて画像表示を行う時に、各サブフレームへの表示用画像信号を生成する第1の信号生成手段と、上記第2の表示モードにて画像表示を行う時に、各サブフレームへの表示用画像信号を生成する第2の信号生成手段と、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切り替えて、表示用画像信号を表示部へ出力する切替手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記画像表示装置は、第1の表示モードと第2の表示モードとを有している。第1の表示モードは擬似インパルス駆動による表示モードであり、1フレーム期間を複数のサブフレームに時分割し、各サブフレームの表示輝度の時間積分値が、入力画像信号に基づく1フレーム期間内の階調輝度を再現するように、各サブフレームへ表示輝度を配分して画像表示を行う。また、第2の表示モードはn倍速補間駆動による表示モードであり、1フレーム期間を、入力画像信号における原フレーム画像を表示するサブフレームと、入力画像信号における原フレーム画像から生成される補間フレーム画像を表示するサブフレームとに時分割して画像表示を行う。
そして、上記画像表示装置は、上記第1の表示モードにて画像表示を行う時に表示用画像信号を生成する第1の信号生成手段と、上記第2の表示モードにて画像表示を行う時に表示用画像信号を生成する第2の信号生成手段とを、上記切替手段によって切り替えて使用可能となっている。すなわち、上記切替手段によって、擬似インパルス駆動による第1の表示モードと、n倍速補間駆動による第2の表示モードとが切り替えられる。
上記第1および第2の表示モードは、何れも動画ボケの抑制効果を有するが、擬似インパルス駆動による第1の表示モードではフリッカが発生しやすいといった問題があり、n倍速補間駆動による第2の表示モードでは動画乱れの問題がある。
このため、フリッカの発生を抑制したい入力画像に対しては、n倍速補間駆動による第2の表示モードにて表示を行い、n倍速補間駆動を用いた場合に動画部分の乱れが発生する可能性のある入力画像に対しては、擬似インパルス駆動による第1の表示モードにて表示を行うことができる。これにより、動画ボケの抑制効果を効果的に得ると共に、フリッカや動画ボケの問題を軽減することができる。
また、上記画像表示装置では、上記切替手段は、外部からの入力操作によって、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切替可能である構成とすることができる。
上記の構成によれば、ユーザ自身が表示モードの切替え操作を行うことが可能となり、ユーザの好みに応じて動画ボケおよびフリッカまたは動画ボケの調整がなされた表示画像を得ることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像信号に基づいて入力画像の内容を判定する判定手段を有し、上記切替手段は、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切り替える構成とすることができる。
上記の構成によれば、上記表示モードの切替えが、上記判定手段による入力画像の内容判定結果に基づいて実施されるため、ユーザに繁雑な手間を要求することなく、適切に表示モードの切替えが行われる。
また、上記画像表示装置では、上記判定手段は、入力画像の平均輝度を測定する輝度測定手段である構成とすることができる。この時、上記切替手段は、入力画像の平均輝度が低いと判定された場合に、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、入力画像の平均輝度が高いと判定された場合に、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させることが好ましい。
上記の構成によれば、上記輝度測定手段が、入力画像の平均輝度を測定し、その結果に応じて適切な表示モードを選択する。すなわち、表示画像の輝度が低い場合には、フリッカの問題が小さいので動画乱れの恐れが無い第1の表示モードで表示を行い、表示画像の輝度が高い場合には、フリッカの抑制を考慮して第2の表示モードで表示を行うことができる。
また、上記画像表示装置では、上記判定手段は、入力画像のフレーム周波数を測定するフレーム周波数測定手段である構成とすることができる。この時、上記切替手段は、入力画像のフレーム周波数が高いと判定された場合に、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、入力画像のフレーム周波数が低いと判定された場合に、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させることが好ましい。
上記の構成によれば、上記フレーム周波数測定手段が、入力画像のフレーム周波数を測定し、その結果に応じて適切な表示モードを選択する。すなわち、表示画像のフレーム周波数が低い場合には、フリッカが発生しにくい第2の表示モードで表示を行い、表示画像のフレーム周波数が高い場合には、動画ボケの乱れ防止を考慮して第1の表示モードにて表示を行うことができる。
また、上記画像表示装置では、上記切替手段は、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切り替えるための基準となるフレーム周波数の閾値として、50Hzと60Hzとの間に設定された閾値を有することが好ましい。
上記の構成によれば、テレビ画像の信号として一般的に使用されている50Hzのフレーム周波数(PAL方式)と60Hzのフレーム周波数(NTSC方式)との間で、表示モードの切替えを行うことができる。
また、上記画像表示装置では、上記判定手段は、入力画像信号に基づいて入力画像の内容を画素毎に判定し、上記切替手段は、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を画素毎に切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置では、上記判定手段は、入力画像の輝度を画素毎に測定する輝度測定手段であり、上記切替手段は、入力画像の平均輝度が低いと判定された画素に対しては、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、入力画像の平均輝度が高いと判定された画素に対しては、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させる構成とすることができる。
上記の構成によれば、例えば、入力画像において表示画像の輝度が高い領域(高輝度領域)と表示画像の輝度が低い領域(低輝度領域)とを輝度測定手段によって判定し、高輝度領域ではフリッカの抑制を考慮して第2の表示モードにて表示を行い、低輝度領域では動画乱れの発生の恐れが無い第1の表示モードにて表示を行うといった表示制御を行うことができる。
また、上記画像表示装置では、上記判定手段は、入力画像信号に基づいて入力画像の内容を複数に分割された領域毎に判定し、上記切替手段は、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を領域毎に切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置では、上記判定手段は、入力画像の輝度を複数に分割された領域毎に測定する輝度測定手段であり、上記切替手段は、入力画像の平均輝度が低いと判定された領域に対しては、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、入力画像の平均輝度が高いと判定された領域に対しては、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させる構成とすることができる。
また、上記画像表示装置では、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、入力画像信号に基づく1フレーム期間内の輝度を再現するように各サブフレームへ輝度を配分して画像表示を行う第1の表示モードと、1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、上記複数のサブフレームの一方のサブフレームは原フレーム画像を表示し、他方のサブフレームは原フレーム画像から生成される補間フレーム画像を表示する第2の表示モードとを有しており、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えて、画像表示を行う構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、外部からの入力操作によって、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像の内容に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、上記入力画像の平均輝度に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像の平均輝度が低い場合に、上記第1の表示モードで表示し、入力画像の平均輝度が高い場合に、上記第2の表示モードで表示する構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像のフレーム周波数に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像のフレーム周波数が高い場合は、上記第1の表示モードで表示し、入力画像のフレーム周波数が低い場合は、上記第2の表示モードで表示する構成とすることができる。
また、上記画像表示装置では、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとの切り替えを行うための基準となるフレーム周波数の閾値は、50Hz以上と60Hzとの間に設定される構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像信号に基づいて入力画像の内容を画素毎に判定し、その判定結果に基づいて上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像信号に基づいて入力画像の内容を複数に分割された領域毎に判定し、その判定結果に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替える構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、上記第1の表示モードと第2の表示モードとの切替えは領域毎に行なう構成とすることができる。
また、上記画像表示装置は、入力画像の平均輝度が低い領域に対しては、上記第1の表示モードで表示し、入力画像の平均輝度が高い領域に対しては、上記第2の表示モードで表示する構成とすることができる。
また、上記画像表示装置と、外部から入力された画像信号を該画像表示装置に伝達するための信号入力部とを組み合わせることで、パーソナルコンピューターなどに使用される液晶モニターを構成することが可能である。
また、上記画像表示装置と、チューナ部とを組み合わせることで、液晶テレビジョン受像機を構成することも可能である。
本発明に係る画像表示装置は、以上のように、入力画像信号の1フレーム期間を複数のサブフレームに時分割し、各サブフレームの表示輝度の時間積分値が、入力画像信号に基づく1フレーム期間内の階調輝度を再現するように、各サブフレームへ表示輝度を配分して画像表示を行う第1の表示モードと、入力画像信号の1フレーム期間を、入力画像信号における原フレーム画像を表示するサブフレームと、入力画像信号における原フレーム画像から生成される補間フレーム画像を表示するサブフレームとに時分割して画像表示を行う第2の表示モードとを有しており、上記第1の表示モードにて画像表示を行う時に、各サブフレームへの表示用画像信号を生成する第1の信号生成手段と、上記第2の表示モードにて画像表示を行う時に、各サブフレームへの表示用画像信号を生成する第2の信号生成手段と、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切り替えて、表示用画像信号を表示部へ出力する切替手段とを備えている構成である。
それゆえ、上記画像表示装置は、上記第1の表示モードにて画像表示を行う時に表示用画像信号を生成する第1の信号生成手段と、上記第2の表示モードにて画像表示を行う時に表示用画像信号を生成する第2の信号生成手段とを、上記切替手段によって切り替えて使用可能となっている。
このため、フリッカの発生を抑制したい入力画像に対しては、n倍速補間駆動による第2の表示モードにて表示を行い、n倍速補間駆動を用いた場合に動画部分の乱れが発生する可能性のある入力画像に対しては、擬似インパルス駆動による第1の表示モードにて表示を行うことができる。これにより、動画ボケの抑制効果を効果的に得ると共に、フリッカや動画ボケの問題を軽減することができるといった効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図6に基づいて説明すると以下の通りである。先ずは、本実施の形態1に係る画像表示装置の概略構成を、図2を参照して以下に説明する。図2において、画像表示装置1は、表示パネル10と、フレームメモリ20と、コントロールLSI30と、モード切替スイッチ50とを備えている。
表示パネル10は、画像表示手段を構成し、表示素子アレイ11、TFT基板12、ソースドライバ13a〜13d、およびゲートドライバ14a〜14dを有している。また表示素子アレイ11には、液晶材料または有機EL部材を用いた複数の表示素子11a(画素部)がマトリクス状に配置されている。
TFT基板12の表示領域には、これらの表示素子11aを駆動する画素電極12aと、画素電極12aへの電荷供給(表示電圧)をオン・オフするスイッチング素子としてのTFT12bとが各表示素子11aに対応してマトリクス状にそれぞれ配置されている。これらの表示素子アレイ11およびTFT基板12の表示領域の周辺部には、各TFT12bをそれぞれ介して画素電極12aおよび表示素子11aを表示駆動するためのソースドライバとゲートドライバとが配置されている。ソースドライバに関しては、第1〜第4ソースドライバ13a〜13dをカスケード接続した構成が例示されており、ゲートドライバに関しては、第1〜第4ゲートドライバ14a〜14dをカスケード接続した構成が例示されている。
TFT基板12の表示領域において、ソースドライバに接続されてソース電圧(表示電圧)が供給される複数のソース電圧ラインと、ゲートドライバに接続されてゲート電圧(走査信号電圧)が供給される複数のゲート電圧ラインとが互いに交差して設けられている。その交差部近傍ごとに、画素電極12aおよびTFT12bが設けられている。
TFT12bのゲート電極は、対応するゲート電圧ライン(その交差部のゲート電圧ライン)に接続され、TFT12bのソース電極は、対応するソース電圧ライン(その交差部のソース電圧ライン)に接続され、TFT12bのドレイン電極は画素電極12aに接続されている。
フレームメモリ20は、表示パネル10に表示される画像信号を1フレーム分蓄積するものである。コントロールLSI30は、各部を制御する表示制御手段である。そして、モード切替スイッチ50は、ユーザの指示によって表示モードを切り替え可能とするために、ユーザの操作によってモード切替信号をコントロールLSI30に出力するものである。
上記構成の画像表示装置1において、その基本的な画像表示方法について説明すれば以下の通りである。
先ず、コントロールLSI30からは、1水平ライン分の各画素部に表示されるパネル画像信号(表示用画像信号)が、クロック信号に同期して順次、第1ソースドライバ13aに転送される。第1〜第4ソースドライバ13a〜13dは図2に示すようにカスケード接続されているので、1水平画素数分のクロック信号のパルスによって、第1〜第4ソースドライバ13a〜13dに1水平画素数分のパネル画像信号が一旦保持される。この状態で、コントロールLSI30から第1〜第4ソースドライバ13a〜13dにラッチパルス信号が出力されると、各ソースドライバ13a〜13dから各画素部の画像信号に対応した表示電圧レベルが1水平画素数分のソース電圧ラインに出力される。
また、コントロールLSI30は、各ゲートドライバ14a〜14dのそれぞれへの制御信号として、イネーブル信号、スタートパルス信号、および垂直シフトクロック信号を出力する。イネーブル信号がローレベルの間は、ゲート電圧ラインはオフ状態となる。また、イネーブル信号がハイレベルであり、かつスタートパルス信号が入力されている時には、垂直シフトクロック信号の立ち上がりエッジのタイミングで、該当するゲートドライバの最初のゲート電圧ラインがオン状態となる。また、イネーブル信号がハイレベルであり、かつスタートパルス信号が入力されていない時には、垂直シフトクロック信号の立ち上がりエッジのタイミングで、前回オン状態となったゲート電圧ラインの次のゲート電圧ラインがオン状態となる。
上記ソース電圧ラインに1水平画素数分の表示電圧が出力されている期間に、1本のゲート電圧ラインがオン状態となることによって、このゲート電圧ラインに接続されている1水平画素数分の各TFT12bがオン状態となる。これにより、1水平画素数分の各画素電極12aに各ソース電圧ラインからの電荷(表示電圧)がそれぞれ供給され、これによって、表示素子11aの状態が変化して画像表示が行われる。以上のような表示制御が各水平ラインについて繰り返し行われることによって、表示画面全体に画像表示が行われる。
本実施の形態1に係る画像表示装置1は、動画ボケの抑制効果を効果的に得ると共に、フリッカの問題や動画部分の乱れといった問題を軽減することを目的としている。そして、この目的を達成するために、表示画像の内容に応じて表示モードの切替えを行う点に特徴を有している。以下に、この特徴点について詳細に説明する。
画像表示装置1では、モード切替スイッチ50によって入力されるユーザ指示に基づいて、表示モードの切替えを行う構成を例示している。すなわち、ユーザが表示モードの切替えを行うためにモード切替スイッチ50を操作すると、モード切替信号がモード切替スイッチ50からコントロールLSI30に入力され、コントロールLSI30において表示モードの切替制御が行われる。
画像表示装置1は、動画ボケを抑制する表示モードとして、擬似インパルス駆動を行う第1の表示モードと、n倍速補間駆動を行う第2の表示モードとを有する。
第1の表示モードによる擬似インパルス駆動では、各サブフレームの表示輝度の時間積分値が入力画像信号に基づく1フレーム期間内の階調輝度特性を再現するように、各サブフレームへ表示輝度が配分される。この表示モードでは、このような各サブフレームへの表示輝度の配分によって、入力画像信号階調レベルよりも高輝度のサブフレームと低輝度のサブフレームとが発生することで擬似インパルス表示となり、動画ボケに効果を発揮するものである。但し、第1の表示モードでは、高輝度のサブフレームと低輝度のサブフレームとが交互に生じるため、フリッカが発生しやすいといった問題がある。
これに対し、第2の表示方法によるn倍速補間駆動では、入力画像信号において連続する2つのフレーム画像間に、動画位置補正処理が施された新たなフレーム画像を生成して補間することで動画ボケを抑制する。この第2の表示モードでは、サブフレーム間の輝度の変化は小さいため、フリッカの問題は生じない。しかしながら、動画部分の動き検出が難しく、動き位置補正を完全には行えずに動画部分が乱れることがある。
したがって、画像表示装置1では、フリッカの発生を抑制したい入力画像に対しては、n倍速補間駆動による第2の表示モードにて表示を行うことが好ましい。また、n倍速補間駆動を用いた場合に動画部分の乱れが発生する可能性のある入力画像に対しては、擬似インパルス駆動による第1の表示モードにて表示を行うことが好ましい。
第1の表示モードおよび第2の表示モードにおける輝度配分の例を以下に示す。尚、以下の説明では、サブフレームの分割を前半サブフレームと後半サブフレームとの2つとし、さらにそのサブフレームの時間比率が1:1であると仮定している(すなわち、n倍速補間駆動では2倍速となる)。まず、第1の表示モードにおける輝度配分例を以下の表1に示す。さらに、表1に基づいた輝度配分を図3に図示する。
Figure 2006259624
図3は、擬似インパルス駆動による第1の表示モードを示すものであり、入力画像信号の階調レベルが0%(フレーム輝度0%)、53.3%(フレーム輝度25%)、73.0%(フレーム輝度50%)、87.7%(フレーム輝度75%)、100%(フレーム輝度100%)のそれぞれの場合を例として、サブフレームの輝度配分を図示している。尚、フレーム輝度と入力画像信号の階調レベルとの関係は、以下の(1)式を満たす。また、(1)式においては、γ(ガンマ特性)=2.2の時に、実際の表示と近い特性が得られることが知られている。
Figure 2006259624
表1および図3にて示される第1の表示モードでは、フレーム輝度が0〜50%の範囲においては、一方のサブフレーム(この例では前半サブフレーム)の輝度を最小輝度(0%)に固定し、他方のサブフレーム(この例では後半サブフレーム)の輝度を変化させている。また、フレーム輝度が50〜100%の範囲においては、一方のサブフレーム(この例では後半サブフレーム)の輝度を最大輝度(100%)に固定し、他方のサブフレーム(この例では前半サブフレーム)の輝度を変化させている。
尚、表1および図3に示す輝度分割比率は、各階調レベルにおいてサブフレーム間の輝度差が最大となる分割比率であり、擬似インパルス駆動を行う場合では、動画ボケの防止効果が最も高い輝度分割比率である。しかしながら、第1の表示モードにおいて、各サブフレームへの輝度配分比率は特に限定されるものではない。例えば、フリッカの発生程度を抑制するために、以下の表2に示すようなサブフレーム間の輝度差を抑えた分割比率としても良い。
Figure 2006259624
図4は、n倍速補間駆動による第2の表示モードを示すものであり、入力画像信号の階調レベルが0%(フレーム輝度0%)、53.3%(フレーム輝度25%)、73.0%(フレーム輝度50%)、87.7%(フレーム輝度75%)、100%(フレーム輝度100%)のそれぞれの場合を例として、サブフレームの輝度配分を図示している。
図4にて示される第2の表示モードでは、前半サブフレームにて入力画像信号における原フレーム画像を表示し、後半サブフレームにて動画位置補正処理が施された新たなフレーム画像を補間表示する。この表示では、後半サブフレームに表示される補間画像は、その前後のフレームに対して大きな輝度変化を与えられるものではないので、前半サブフレームと後半サブフレームとはほぼ等しい輝度となる。
次に、上記第1および第2の表示モードの切替制御を行うための、コントロールLSI30の構成について図1を参照して説明する。
コントロールLSI30は、図1に示すように、ラインバッファ31、タイミングコントローラ32、フレームメモリデータセレクタ33、第1階調変換回路34、第2階調変換回路35、出力データセレクタ36、および動き位置補正画像処理回路37を備えて構成されている。
ラインバッファ31では、入力された入力画像信号が1水平ラインずつ受信されて一旦保持される。ラインバッファ31は、受信ポートと送信ポートとを独立して備えており、入力画像信号の受信および送信を同時に行うことができる。
タイミングコントローラ32は、フレームメモリデータセレクタ33に対して、フレームメモリ20へのデータ転送と、フレームメモリ20からのデータ読出しとのタイミングを交互に切り替えて制御する。また、タイミングコントローラ32は、出力データセレクタ36に対して、第1階調変換回路34および第2階調変換回路35からの各出力タイミングを交互に選択制御する。すなわち、タイミングコントローラ32は、出力データセレクタ36に対して前半サブフレーム期間と後半サブフレーム期間との切替えを行う。さらに、タイミングコントローラ32は、入力同期信号に基づき生成したクロック信号、ラッチパルス信号、イネーブル信号、スタートパルス信号、および垂直シフトクロック信号を所定のタイミングで出力する。
フレームメモリデータセレクタ33は、タイミングコントローラ32によって制御され、ラインバッファ31に保持された入力画像信号を1水平ライン分ずつフレームメモリ20にデータ転送する動作と、1フレーム前に入力されてフレームメモリ20に保存されている画像信号を1水平ライン分ずつ読み出す動作とを交互に選択する。また、フレームメモリデータセレクタ33は、フレームメモリ20から読み出した画像データを第2階調変換回路35および動き位置補正画像処理回路37に転送する。
第1階調変換回路34および第2階調変換回路35は、第1の表示モードにおける擬似インパルス駆動を行うための手段である。第1階調変換回路34は、ラインバッファ31から入力画像信号の供給を受け、その入力画像信号の階調レベルを前半サブフレームの階調レベルに変換して出力する。第2階調変換回路35は、フレームメモリデータセレクタ33を介してフレームメモリ20から入力画像信号の供給を受け、その入力画像信号の階調レベルを後半サブフレームの階調レベルに変換して出力する。
第1階調変換回路34は、入力画像信号の階調レベルと前半サブフレームの階調レベルとを対応付けて記憶するLUT(Look-Up Table)を参照し、入力画像信号の階調レベルを、輝度分割表示を行うための前半サブフレームの階調レベルに変換して出力する。図1では、このLUTは第1階調変換回路34内に格納されているものとする。
同様に、第2階調変換回路35は、入力画像信号の階調レベルと後半サブフレームの階調レベルとを対応付けて記憶するLUT(Look-Up Table)を参照し、入力画像信号の階調レベルを、輝度分割表示を行うための後半サブフレームの階調レベルに変換して出力する。図1では、このLUTは第2階調変換回路35内に格納されているものとする。
尚、第1階調変換回路34および第2階調変換回路35は、入力画像信号の階調レベルに対応する各サブフレームの階調レベルをLUTから読み出すことによって階調レベルの変換を行うものに限定されない。例えば、第1階調変換回路34および第2階調変換回路35は、入力画像信号の階調レベルに対応する各サブフレームの階調レベルを計算式から演算することで求めるものであっても良い。
動き位置補正画像処理回路37は、第2の表示モードにおけるn倍速補間駆動を行うための手段である。動き位置補正画像処理回路37は、ラインバッファ31から入力画像信号における最新のフレーム画像(Nフレーム画像)の供給を受け、フレームメモリデータセレクタ33を介してフレームメモリ20から入力画像信号における1フレーム前のフレーム画像((N−1)フレーム画像)の供給を受ける。そして、動き位置補正画像処理回路37は、入力画像信号において連続するこれら2つのフレーム画像から、これらのフレーム画像の時間的中間にある(N−0.5)フレーム画像を動画位置補正によって生成する。
動き位置補正画像処理回路37において、動画位置補正を行う画像処理方法については、従来提案されている種々の公知の方法を利用することができるため、ここでは、その詳細な説明を省略する。動き位置補正画像処理回路37では、例えば、上述した特許文献4〜6等で開示されている動画位置補正方法を用いることができる。
出力データセレクタ36は、モード切替信号の入力を受けて、第1の表示モードと第2の表示モードとの間でモード切替えを行う。すなわち、出力データセレクタ36は、第1の表示モード時には、第1階調変換回路34または第2階調変換回路35からの出力をパネル画像信号としてソースドライバ13へ出力する。また、出力データセレクタ36は、第2の表示モード時には、ラインバッファ31を介して入力される入力画像信号または動き位置補正画像処理回路37から入力される補間フレーム画像信号をパネル画像信号としてソースドライバ13へ出力する。さらに、出力データセレクタ36では、前半サブフレームと後半サブフレームとの切替えをタイミングコントローラ32によって制御される。
ここで、上記構成のコントロールLSI30を用いた画像表示装置1の動作について図5および図6を参照して説明する。図5は、上記画像表示装置の第1の表示モード時、すなわち擬似インパルス駆動における水平期間毎の画像信号の流れを示す図である。また、図6は、上記画像表示装置の第2の表示モード時、すなわちn倍速補間駆動における水平期間毎の画像信号の流れを示す図である。
尚、図5および図6では、括弧[]内は、それぞれ1水平ライン分の画像信号の転送期間を示している。例えば、[N,1]は、第Nフレームの水平第1ラインに入力された入力画像信号が転送されていることを示している。また、Mライン目は画面の中間ラインを示しており、本実施の形態1では第3ゲートドライバ14cの第1ゲート電圧ラインによって駆動される水平ラインである。
また、図5において、C1はその後の[]内に示すフレームおよび水平ラインの入力画像信号をソースとして第1階調変換回路34にて変換された画像信号が転送されることを示している。C2はその後の[]内に示すフレームおよび水平ラインの入力画像信号をソースとして第2階調変換回路35にて変換された画像信号が転送されることを示している。さらに、図6において、Pxは、動き位置補正画像処理回路37にて生成された補間フレーム画像信号が転送されることを示している。
先ず、画像表示装置1の第1表示モード時の動作について図5を参照して説明すると以下の通りである。尚、図5では、第N番目のフレームの1ライン目から3ライン目の画像入力信号が入力される期間を示している。
図5の矢印D1に示すように、入力された入力画像信号は、ラインバッファ31で受信される。次に、矢印D2に示すように、1ライン分の画像信号が受信されている途中から、ラインバッファ31からフレームメモリデータセレクタ33を介してフレームメモリ20への書き込みと、ラインバッファ31から第1階調変換回路34への転送が行われる。第1階調変換回路34からは変換された画像信号がパネル画像信号として出力される。
また、矢印D3に示すように、フレームメモリ20への書き込みと交互に、書込まれる画像信号のラインから半フレーム分だけ過去の水平ラインの画像信号が、フレームメモリ20から1ラインずつ読み出される。フレームメモリ20から読み出された画像信号は、フレームメモリデータセレクタ33を介して第2階調変換回路35へ転送され、第2階調変換回路35からは変換された画像信号がパネル画像信号として出力される。
さらに、コントロールLSI30から出力された1水平ライン分のパネル画像信号がクロック信号によって第1〜第4のソースドライバへ転送された後、ラッチパルス信号を与えると、各ソース電圧ラインから各画素部の表示輝度に対応して表示電圧が出力される。この時、ソース電圧ライン上の電荷(表示電圧)を供給して画像表示させたいラインに該当するゲートドライバには、必要に応じて垂直シフトクロック信号やゲートスタートパルス信号が与えられて、該当するゲート電圧ラインの走査信号がオン状態とされる。一方、画像表示させないゲートドライバでは、イネーブル信号がローレベルとされて、ゲート電圧ラインの走査信号がオフ状態とされている。
図5の例では、矢印D4に示すように、第N−1フレームの第Mラインの1水平ライン分の画像信号がソースドライバへ転送された後、コントロールLSI30から、矢印D5に示すように、第3ゲートドライバ14cへのイネーブル信号がハイレベルとされ、矢印D6およびD7に示すように、第3ゲートドライバ14cへのスタートパルス信号と垂直シフトクロック信号とが供給される。これにより、矢印D8に示すように、表示位置が画面の第Mラインに該当する第3ゲートドライバ14cの第1ゲート電圧ラインに接続されたTFT12bがオン状態とされ、画像が表示される。この時、表示位置に該当しない第1、第2および第4ゲートドライバ14a,14b,14cへのイネーブル信号はローレベルとされており、これらのゲートドライバのゲート電圧ラインに接続されたTFT12bはオフ状態とされている。
次に、矢印D9に示すように、第Nフレームの第1ラインの1水平ライン分の画像信号がソースドライバに転送された後、コントロールLSI30から、矢印D10に示すように、第1ゲートドライバ14aへのイネーブル信号がハイレベルとされ、矢印D11およびD12に示すように、第1ゲートドライバ14aへのスタートパルス信号と垂直シフトクロック信号とが供給される。これにより、矢印D13に示すように、表示位置が画面の第1ラインに該当する第1ゲートドライバ14aの第1ゲート電圧ラインに接続されたTFT12bがオン状態とされ、画像が表示される。この時、表示位置に該当しない第2〜第4ゲートドライバ14b〜14cへのイネーブル信号はローレベルとされ、これらのゲートドライバのゲート電圧ラインに接続されたTFT12bはオフ状態とされている。
尚、図5に基づく上記説明の動作は、画像表示装置1において擬似インパルス駆動を行うための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。
例えば、上記の説明では、サブフレームへの分割数を2つとした場合を例示しているが、フレームの分割数はこれに限らず、フレームを3つ以上のサブフレームに分割してもよい。また、サブフレームの分割比も1:1などの等分割である必要は無く、任意の分割比(例えば2:1や3:2)でフレーム分割を行うこともできる。これらのことは、後述する実施の形態2ないし4においても同様である。
次に、画像表示装置1の第2表示モード時の動作について図6を参照して説明すると以下の通りである。尚、図6においても、第N番目のフレームの1ライン目から3ライン目の画像入力信号が入力される期間を示している。
図6の矢印D21に示すように、入力された入力画像信号は、ラインバッファ31で受信される。次に、矢印D22に示すように、1ライン分の画像信号が受信されている途中から、ラインバッファ31からフレームメモリデータセレクタ33を介してフレームメモリ20への書き込みと、ラインバッファ31から出力データセレクタ36への入力画像信号の転送が行われ、出力データセレクタ36から上記入力画像信号がパネル画像信号として出力される。
また、矢印D23に示すように、上記入力画像信号のパネル画像信号としての出力と交互に、フレームメモリデータセレクタ33を介してフレームメモリ20からの1フレーム前のフレーム画像信号((N−1)フレーム画像)とラインバッファ31からの最新のフレーム画像信号(Nフレーム画像)から動き位置補正画像処理回路37が補間フレームの画像信号((N−0.5)フレーム画像)を生成し、この補間フレーム画像信号が出力データセレクタ36を介してパネル画像信号として出力される。
尚、第2の表示モード時の動作において、ソースドライバおよびゲートドライバの動作は、第1の表示モードの動作と同じであるので、これについての詳細な説明は省略する。
本実施の形態1に係る画像表示装置1では、表示モードの切替えは、モード切替スイッチ50から入力されるユーザ指示によって行われる構成となっている。しかしながら、本発明に係る画像表示装置では、装置自身が表示画像の内容を認識し、その認識結果に応じて適切な表示モードが自動的に選択される構成とすることも可能である。このような構成の画像表示装置について、以下の実施の形態2および3において説明する。
〔実施の形態2〕
本実施の形態2に係る画像表示装置は、図7に示すようなものとなる。図7に示す画像表示装置2が、図2に示す画像表示装置1と異なる点は、モード切替スイッチ50を備えていない点と、コントロールLSI30に代えてコントロールLSI60を備えている点である。それ以外の構成は、画像表示装置1と同じであるので、画像表示装置1と同様の構成および作用を有する部材について、図2と同じ部材番号を付し、その詳細な説明は省略する。
画像表示装置2では、コントロールLSI60が入力画像信号の平均輝度を測定(算出)し、その結果に応じて適切な表示モードを選択する。すなわち、本発明の画像表示装置では、擬似インパルス駆動による第1の表示モードにて画像表示を行った場合、輝度の高い画像を表示する時にフリッカを生じやすい。したがって、表示画像の輝度が低い場合にはフリッカの問題が小さいため、動画乱れの恐れが無い擬似インパルス駆動による第1の表示モードにて表示を行い、表示画像の輝度が高い場合には、フリッカの抑制を考慮してn倍速補間駆動による第2の表示モードにて表示を行うことが好ましい。
このような表示モード切替動作を行うコントロールLSI60の構成について、図8を参照して説明する。コントロールLSI60は、図1に示すコントロールLSI30に対し、さらに輝度測定回路61を備えた構成である。その他、コントロールLSI30と同様の構成および作用を有する部材について、図1と同じ部材番号を付し、その詳細な説明は省略する。
輝度測定回路61は、図8に示すように、入力画像信号および入力同期信号の供給を受け、これらの信号に基づいて表示画像の平均輝度を測定(算出)し、その結果に基づいてモード切替信号を出力する。輝度測定回路61が出力するモード切替信号は、タイミングコントローラ32、および出力データセレクタ36に入力される。尚、上記平均輝度の算出にあたっては、実際には、入力画像信号における階調値データが利用される。
ここで、輝度測定回路61における輝度測定方法としては、例えば、フレーム中の複数の画素の輝度データ平均値(すなわち平均輝度)を算出する方法などが考えられる。尚、上記平均輝度の算出は、単一のフレームに対して求めても良いし、あるいは連続する複数のフレームに対して求めても良い。また、上記平均輝度の算出は、フレーム中の全ての画素を用いて算出しても良いし、あるいはフレーム中から抽出される一部の画素を用いて算出しても良い。尚、輝度測定方法は、例えば液晶表示装置のバックライトを表示画像の輝度に応じて制御するような場合の処理等に既に応用されている技術であり、輝度測定方法に関しては何れの周知方法をも利用し得る。このため、本発明において、輝度測定にかかる具体的方法は特に限定されるものではない。
〔実施の形態3〕
本実施の形態3に係る画像表示装置は、図7に示す画像表示装置2とほぼ同様の構成となるが、コントロールLSI60に代えて、図9に示すコントロールLSI70を備えた構成となる。コントロールLSI70は、図8に示すコントロールLSI60に対し、輝度測定回路61に代えてフレーム周波数測定回路71を備えた構成である。
本実施の形態3に係る画像表示装置では、コントロールLSI70が入力画像信号のフレーム周波数を測定し、その結果に応じて適切な表示モードを選択する。すなわち、本発明の画像表示装置における擬似インパルス駆動による第1の表示モードでは、一般にフレーム周波数が高い時にはフリッカが認識されにくく、フレーム周波数が低い時にフリッカが認識されやすい。したがって、表示画像の輝度フレーム周波数が高い場合には、動画乱れが生じにくい第1の表示モードにて表示を行い、表示画像のフレーム周波数が低い場合には、フリッカの抑制を考慮して動画ボケ効果を小さくした第2の表示モードにて表示を行うことが好ましい。
より具体的な例としては、フレーム周波数が約60Hzと判定された場合は第1の表示モードにて表示を行い、フレーム周波数が約50Hzと判定された場合は第2の表示モードにて表示を行うことが好ましい。このような場合は、表示モードを切り替えるための基準となるフレーム周波数の閾値を、50Hzと60Hzとの間に設定すればよい。尚、フレーム周波数の閾値を50Hzと60Hzとの間に設定することが好適となるのは、テレビ画像の信号として50Hzのもの(PAL方式)と60Hzのもの(NTSC方式)とが一般的に使用されているためである。
フレーム周波数測定回路71は、図9に示すように、入力同期信号の供給を受け、この入力同期信号に基づいて表示画像のフレーム周波数を測定し、その結果に基づいてモード切替信号を出力する。フレーム周波数測定回路81が出力するモード切替信号は、タイミングコントローラ32および出力データセレクタ36に入力される。
ここで、フレーム周波数測定回路71におけるフレーム周波数方法としては、例えば、フレーム周波数測定回路71内に、周波数が一定に固定されたクロック(たとえば、水晶発振器の出力)で動作する同期式カウンタを設け、上記入力同期信号の垂直周期をカウントすることで、上記入力同期信号からフレーム周波数を抽出する方法などが考えられるが、本発明において、フレーム周波数測定にかかる具体的方法は特に限定されるものではない。
尚、上記実施の形態2および3で説明した各構成は、本発明に係る画像表示装置において、両方の構成を組み合わせて用いることも可能である。また、これらに実施の形態1にて説明したモード切替スイッチ50の構成を組み合わせて用いることも可能である。
さらに、実施の形態2における輝度測定処理、実施の形態3におけるフレーム周波数測定処理は、画像信号の入力期間中、継続して実施することも可能である。しかしながら、輝度測定回路61あるいはフレーム周波数測定回路71での処理にかかる負担軽減のため、例えば一定期間の経過毎に間欠的に判別あるいは計測を行う構成であってもよい。
〔実施の形態4〕
本実施の形態4に係る画像表示装置は、上述した実施の形態2に係る画像表示装置と同様に、装置自身が表示画像の輝度を測定し、その測定結果に応じて適切な表示モードが自動的に選択される構成である。但し、実施の形態2に係る画像表示装置では、表示モードの切替えは、フレーム画像の全体に対して切替えが行われる構成となっているのに対し、本実施の形態4に係る画像表示装置では、フレーム画像の各画素に対して判定を行い、判定された画素毎に表示モードの切替えを行うことを特徴とする。
例えば、本実施の形態4に係る画像表示装置では、入力画像において高輝度の画像が表示される画素と低輝度の画像が表示される画素とを判定し、高輝度画素ではフリッカが発生しにくい第2の表示モード(n倍速補間駆動)にて表示を行い、低輝度画素では動画乱れが生じないように第1の表示モード(擬似インパルス駆動)にて表示を行うといった表示制御を行うことができる。
このような表示制御を行う画像表示装置は、基本的には、実施の形態2における画像表示装置と同様の構成にて実現が可能である。すなわち、実施の形態2では、コントロールLSI60における輝度測定回路61は、フレーム全体の画像について平均輝度の測定を行っていたが、本実施の形態4では、輝度測定回路61は画素毎に輝度の測定を行い、輝度の測定を受けた画素毎にモード切替信号を切り替えて出力するようにすればよい。
〔実施の形態5〕
本実施の形態5に係る画像表示装置は、上述した実施の形態2に係る画像表示装置と同様に、装置自身が表示画像の輝度を測定し、その測定結果に応じて適切な表示モードが自動的に選択される構成である。但し、実施の形態2に係る画像表示装置では、表示モードの切替えは、フレーム画像の全体に対して切替えが行われる構成となっているのに対し、本実施の形態4に係る画像表示装置では、フレーム画像に対して領域判定を行い、判定された領域毎に表示モードの切替えを行うことを特徴とする。
例えば、本実施の形態5に係る画像表示装置では、入力画像において高輝度の画像が表示される領域(高輝度領域)と低輝度の画像が表示される領域(低輝度領域)とを判定し、高輝度領域ではフリッカが発生しにくい第2の表示モード(n倍速補間駆動)にて表示を行い、低輝度領域では動画乱れが生じないように第1の表示モード(擬似インパルス駆動)にて表示を行うといった表示制御を行うことができる。
本実施の形態7に係る画像表示装置は、図7に示す画像表示装置2とほぼ同様の構成となるが、コントロールLSI60に代えて、図10に示すコントロールLSI90を備えた構成となる。コントロールLSI90は、図1に示すコントロールLSI30に対し、さらに領域毎判別回路91および遅延用バッファ92を備えた構成である。
領域毎判別回路91には入力画像信号および入力同期信号が入力され、該領域毎判別回路91は、これらの入力信号に基づいて所定のブロック領域毎に入力画像信号の内容を判定し、その判定結果に基づいたモード切替信号を出力する。領域毎判別回路91は、例えば、図11に示すように、表示画面を複数のブロック領域に分割し、入力画像の内容判定およびモード切替信号の切り替えを、このブロック領域毎に実行する、図11では、表示画面を、8×8画素単位でY行X列のブロック領域に分割した場合を例示している。
また、領域毎判別回路91では、ブロック領域内の全画素の情報がすべて収集された後に、そのブロック領域の内容判定結果が導かれるため、モード切替信号を出力するまでに遅延時間が発生する。遅延用バッファ92は、この遅延時間を考慮し、領域毎判別回路91が出力するモード切替信号とパネル画像信号として出力される映像信号との時間タイミングを同期させるために、ラインバッファ31の前段に導入されている。
ここで、領域毎判別回路91の一構成例を図12を参照して説明する。この領域毎判別回路91は、輝度測定回路911、画素位置算出回路912、判別情報記録回路913、および領域内モード判定回路914を備えて構成されている。
輝度測定回路911は、実施の形態2に示す輝度測定回路61と基本的に同一の機能を有するものであり、入力画像信号に基づいて、高輝度か低輝度かの判別を画素毎に行うことができる。輝度測定回路911は、例えば、低輝度と判断された場合は1を、高輝度と判断された場合は0を判断情報記録回路913に出力する。
画素位置算出回路912は、入力同期信号に基づいて入力画素の画面位置および出力画素の画面位置を算出する。
判別情報記録回路913は、輝度測定回路911での判別結果を、画素位置算出回路912から入力される入力画素の画面位置に基づいて記録する。すなわち、判断情報記録回路913は、画素位置算出回路912が出力する入力画素位置(現在入力している画素の画面上での位置)をアドレスとして、輝度測定回路911での判断結果(1または0)を順次記録する。例えば、縦480×横640画素の表示解像度の場合で、現在入力している画素の位置が縦50、横100の位置とすると、アドレス(50,100)として低輝度/高輝度の判断結果1ビット(1または0)を記録する。
領域内モード判定回路914は、画素位置算出回路912から入力される出力画素の画面位置に基づいて、判別情報記録回路913から出力画素が属するブロック領域内の判別結果を読出し、それらを演算してブロック領域内のモードを判定しモード切替信号を出力する
領域内モード判定回路914は、画素位置算出回路913より出力画素位置(これからモード切替信号を出力しようとする画素の画面上での位置)が入力されると、この画素が分割されたどのブロック領域に含まれるかを算出する。図11における画素Pが出力が疎である場合を例に取れば、該画素Pはブロック領域Area(j,i)に含まれることが求められる。この算出式は、ブロック領域の大きさに依存する。すなわち、表示画面がM×N画素(M,Nは整数)サイズのブロックで領域分割される場合、画素Pの画面上のY座標(縦座標)をPy、X座標(横座標)をPxとすれば、該画素Pが含まれるブロック領域Area(j,i)は次式によって導かれる。
j=int(Py ÷ M)
i=int(Px ÷ N)
ここでint()は()内の数値の小数点以下を切り捨てて整数に変換する関数である。
例えば、8×8画素のブロックで領域分割される場合は、出力画素位置が縦50(Py)、横100(Px)の位置とすると、
i=int(50÷8)=int(6.25)=6
j=int(100÷8)=int(12.5)=12
となり、画素Pは図11でのArea(6,12)のブロック領域に含まれていると算出できる。
次に、領域内モード判定回路914は、判断情報記録回路913より、出力画素位置から算出したブロック内の全ての画素についての判断結果を同時に読み出し、低輝度画素と高輝度画素とのどちらが多いかを判定する(すなわち、1および0のどちらのカウント数が多いかを判定する)。高低輝度画素(0)のカウント数が20画素、低輝度画素(1)のカウント数が44画素であった結果を示している。この場合、このブロック領域では低輝度画素(1)のカウント数の方が多いため、領域内モード判定回路914はこのブロック領域に対して低輝度領域であるとの判定を行い、動画乱れが生じないように第1の表示モードの表示を行うようにモード切替信号を出力する。
また、図13(b)の例では、高輝度画素数の方が多いので、領域内モード判定回路914はこのブロック領域に対して高輝度領域であるとの判定を行い、フリッカを抑制するように第2の表示モードの表示を行うようにモード切替信号を出力する。
また、ブロック領域の内容判定を行う方法としては、上述のように低輝度画素と高輝度画素とのどちらが多いかによって判定を行う方法に限定されるものでない。他の方法によっては、より回路を簡便にしたり、判断結果を記録する容量を少なくしたりする方法等も考えられる。
ブロック領域の内容判定方法についての他の例を、図14を参照して説明すれば以下のとおりである。
図14の手順(i)では、判断情報記録回路913において、低輝度画素または高輝度画素の判断結果(1または0)をブロック領域1行単位であらかじめすべて加算し、手順(ii)に示すように各行ごとの加算値を記録しておく。図14では、図13(a)に示す例の低輝度画素数の加算値を記録している。こうすることによって、判断情報記録回路913で記録される情報は、上記の方法(低輝度画素と高輝度画素とのどちらが多いかによって判定を行う方法)では1ブロック領域の行8bit×列8bitで64bit必要であったが、判断結果をブロックの1行単位であらかじめ加算することによって1ブロックの1行については4bitとなり、1ブロック領域の記録情報は半分の32bitで済むようなる。
また、領域内モード判定回路914が判断情報記録回路913から記録情報を読み出す時には、ブロック内の1および0の数をカウントしなくとも、手順(ii)から(iii)に示すように、4bitデータを8行分読み出して加算すればそのブロック領域の低輝度画素数を求めることができる。この求まったブロック領域の低輝度画素数を、ブロック領域内の全画素の50%の数の32と比較すれば、このブロック領域が低輝度領域か高輝度領域かを判定することができる。
モード切替信号に基づいてパネル画像信号へ信号生成手段を切り替える方法は、上記各実施の形態と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
尚、上記の説明では、表示画像を8×8画素ブロック毎のブロック領域に分割する例を示したが、分割されるブロック領域のサイズは8×8画素サイズに限定されるものでなく、任意のN×M画素(N,Mは整数)サイズで分割することもできる。
また、表示画像を分割する領域は、上記例のような矩形ブロック毎でなくてもよく任意の形状で分割できる。さらには、表示画像を分割する領域は、すべて同じ大きさの領域でなくてもよく、入力画像信号によって分割領域の大きさを変えてもよい。例えば、入力画像の絵柄が細かいところは分割領域を小さくし、滑らかなところは分割領域を大きく取るようにすれば、より映像にマッチングした処理を行うことが可能となる。
また、上記例では、分割領域内のモード判定は、その領域内に占める画素数の多数決で判定しているが、この判定ラインを50%だけではなく、30%と小さくしてもよいし、70%と大きくしてもよい。この判定ラインを外部操作によって可変にすれば、動画質をユーザの好みに調整することができる。
上記の各実施の形態1〜5における画像表示装置は、液晶モニター等の画像表示モニターとして機能させることも可能であり、テレビジョン受像機として機能させることも可能である。
上記画像表示装置を画像表示モニターとして機能させる場合には、外部から入力された画像信号をコントロールLSIに入力する信号入力部(例えば、入力用ポート)を備えることで実現できる。一方、上記画像表示装置をテレビジョン受像機として機能させる場合は、本画像表示装置に、チューナ部を備えることで実現できる。このチューナ部は、テレビ放送信号のチャネルを選択し、選択されたチャネルのテレビ画像信号を、入力画像信号としてコントロールLSIに入力する。
動画ボケを抑制するために時分割駆動を行う画像表示装置において、動画ボケの抑制効果を得ることができると共に、フリッカや動画乱れの問題を軽減でき、液晶表示素子やEL表示素子などのホールド型表示素子を用いた画像表示装置に適用できる。
本発明の実施形態を示すものであり、実施の形態1におけるコントロールLSIの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。 上記画像表示装置における第1の表示モードにおける輝度配分を示す図である。 上記画像表示装置における第2の表示モードにおける輝度配分を示す図である。 上記画像表示装置における第1の表示モードにおける動作を示す図である。 上記画像表示装置における第2の表示モードにおける動作を示す図である。 実施の形態2に係る画像表示装置の概略構成を示すブロック図である。 実施の形態2におけるコントロールLSIの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態3におけるコントロールLSIの概略構成を示すブロック図である。 実施の形態5におけるコントロールLSIの概略構成を示すブロック図である。 表示画面を複数のブロック領域に分割した例を示す図である。 実施の形態5における領域毎判別回路の概略構成を示すブロック図である。 図13(a)は低輝度領域と判断されるブロック領域の例を示す図であり、図13(b)は高輝度領域と判断されるブロック領域の例を示す図である。 低輝度領域と高輝度領域との判別方法の変形例を示す図である。 n倍速補間駆動の動作原理を示す図である。
符号の説明
1,2 画像表示装置
10 表示パネル(表示部)
20 フレームメモリ(第1の信号生成手段、第2の信号生成手段)
30,60,70,90
コントロールLSI(第1の信号生成手段、第2の信号生成手段)
31 ラインバッファ
32 タイミングコントローラ
33 フレームメモリデータセレクタ(第1の信号生成手段、第2の信号生成手段)
34 第1階調変換回路(第1の信号生成手段)
35 第2階調変換回路(第1の信号生成手段)
36 出力データセレクタ(切替手段)
37 動き位置補正画像処理回路(第2の信号生成手段)
50 モード切替スイッチ(切替手段)
61 輝度測定回路(判定手段、輝度測定手段、切替手段)
71 フレーム周波数測定回路(判定手段、フレーム周波数測定手段、切替手段)
91 領域毎判別回路(判定手段、輝度測定手段、切替手段)

Claims (26)

  1. 1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、入力画像信号に基づく1フレーム期間内の輝度を再現するように各サブフレームへ輝度を配分して画像表示を行う第1の表示モードと、
    1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、上記複数のサブフレームの一方のサブフレームは原フレーム画像を表示し、他方のサブフレームは原フレーム画像から生成される補間フレーム画像を表示する第2の表示モードとを有しており、
    上記第1の表示モードにて画像表示を行う時に、各サブフレームへの表示用画像信号を生成する第1の信号生成手段と、
    上記第2の表示モードにて画像表示を行う時に、各サブフレームへの表示用画像信号を生成する第2の信号生成手段と、
    上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切り替えて、表示用画像信号を表示部へ出力する切替手段とを備えていることを特徴とする画像表示装置。
  2. 上記切替手段は、外部からの入力操作によって、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切替可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 入力画像信号に基づいて入力画像の内容を判定する判定手段を有し、
    上記切替手段は、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切り替えるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 上記判定手段は、入力画像の平均輝度を測定する輝度測定手段であることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  5. 上記切替手段は、
    入力画像の平均輝度が低いと判定された場合に、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、
    入力画像の平均輝度が高いと判定された場合に、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させることを特徴とする請求項4に記載の画像表示装置。
  6. 上記判定手段は、入力画像のフレーム周波数を測定するフレーム周波数測定手段であることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。
  7. 上記切替手段は、
    入力画像のフレーム周波数が高いと判定された場合に、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、
    入力画像のフレーム周波数が低いと判定された場合に、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させることを特徴とする請求項6に記載の画像表示装置。
  8. 上記切替手段は、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を切り替えるための基準となるフレーム周波数の閾値として、50Hzと60Hzとの間に設定された閾値を有することを特徴とする請求項7に記載の画像表示装置。
  9. 上記判定手段は、入力画像信号に基づいて入力画像の内容を画素毎に判定し、
    上記切替手段は、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を画素毎に切り替えるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  10. 上記判定手段は、入力画像の輝度を画素毎に測定する輝度測定手段であり、
    上記切替手段は、入力画像の輝度が低いと判定された画素に対しては、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、入力画像の輝度が高いと判定された画素に対しては、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させることを特徴とする請求項9に記載の画像表示装置。
  11. 上記判定手段は、入力画像信号に基づいて入力画像の内容を複数に分割された領域毎に判定し、
    上記切替手段は、上記判定手段の判定結果に基づいて、上記第1の信号生成手段および上記第2の信号生成手段の出力を領域毎に切り替えるものであることを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  12. 上記判定手段は、入力画像の輝度を複数に分割された領域毎に測定する輝度測定手段であり、
    上記切替手段は、入力画像の平均輝度が低いと判定された領域に対しては、上記第1の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させ、入力画像の平均輝度が高いと判定された領域に対しては、上記第2の信号生成手段の出力を表示用画像信号として表示部へ出力させることを特徴とする請求項11に記載の画像表示装置。
  13. 1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、入力画像信号に基づく1フレーム期間内の輝度を再現するように各サブフレームへ輝度を配分して画像表示を行う第1の表示モードと、
    1フレーム期間を複数のサブフレーム期間に分割し、上記複数のサブフレームの一方のサブフレームは原フレーム画像を表示し、他方のサブフレームは原フレーム画像から生成される補間フレーム画像を表示する第2の表示モードとを有しており、
    上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えて、画像表示を行うことを特徴とする画像表示装置。
  14. 外部からの入力操作によって、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えることを特徴とする請求項13に記載の画像表示装置。
  15. 入力画像の内容に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えることを特徴とする請求項13または14に記載の画像表示装置。
  16. 上記入力画像の平均輝度に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えることを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置。
  17. 入力画像の平均輝度が低い場合に、上記第1の表示モードで表示し、
    入力画像の平均輝度が高い場合に、上記第2の表示モードで表示することを特徴とする請求項16に記載の画像表示装置。
  18. 入力画像のフレーム周波数に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えることを特徴とする請求項15に記載の画像表示装置。
  19. 入力画像のフレーム周波数が高い場合は、上記第1の表示モードで表示し、
    入力画像のフレーム周波数が低い場合は、上記第2の表示モードで表示することを特徴とする請求項18に記載の画像表示装置。
  20. 上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとの切り替えを行うための基準となるフレーム周波数の閾値は、50Hz以上と60Hzとの間に設定されることを特徴とする請求項19に記載の画像表示装置。
  21. 入力画像信号に基づいて入力画像の内容を画素毎に判定し、その判定結果に基づいて上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えることを特徴とする請求項13ないし20の何れかに記載の画像表示装置。
  22. 入力画像信号に基づいて入力画像の内容を複数に分割された領域毎に判定し、その判定結果に基づいて、上記第1の表示モードと上記第2の表示モードとを切り替えることを特徴とする請求項13ないし20の何れかに記載の画像表示装置。
  23. 上記第1の表示モードと第2の表示モードとの切替えは領域毎に行なうことを特徴とする請求項22に記載の表示装置。
  24. 入力画像の平均輝度が低い領域に対しては、上記第1の表示モードで表示し、入力画像の平均輝度が高い領域に対しては、上記第2の表示モードで表示することを特徴とする請求項23に記載の画像表示装置。
  25. 請求項1ないし24の何れかに記載の画像表示装置と、
    外部から入力された画像信号を上記画像表示装置に伝達するための信号入力部とを備えていることを特徴とする画像表示モニター。
  26. 請求項1ないし24の何れかに記載の画像表示装置を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
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