JP2006259103A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トナー帯電量が変化しても良好なクリーニング性能が得られる画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写し、さらに、当該トナー像を転写材に転写後、前記中間転写体上に残留するトナーを、電圧が印加されたローラ状のクリーニング手段により除去する画像形成装置において、前記中間転写体上のトナー層表面電位を検出するセンサと、前記像担持体上のトナー付着量を検出するセンサと、前記クリーニング手段への印加バイアスを制御する制御手段とを有し、前記トナー層表面電位とトナー付着量の大小に応じて前記印加バイアスを制御することを特徴とする画像形成装置。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、FAX等の電子写真方式の画像形成装置に関し、特に、中間転写ベルトを用いた画像形成装置に関する。
従来、中間転写体である中間転写ベルトを用いた電子写真方式の画像形成装置としては、感光体に形成したトナー像を中間転写ベルトに1次転写し、その中間転写ベルト上のトナー像を用紙(記録紙)等の転写材に2次転写するものが知られている。すなわち、像担持体である感光体上に形成された所定の極性に帯電しているトナー像を静電気力を利用して中間転写ベルトに転写した後、その中間転写ベルトのトナー像を静電気力を利用して転写材上に転写する。
このような中間転写ベルトを用いた画像形成装置は、静電気力を利用して、各感光体上に形成したトナー像を順次中間転写ベルト上に重ね合わせ、さらに、重ね合わせトナー像を転写材に一括転写することができるので、カラー画像形成装置としてに広く用いられている。
ここで、2次転写を終えた中間転写ベルトには微量のトナーが残存しており、これを放置しておくと、次の画像を形成する場合に、残存トナーによる画像汚れが発生する。
そこで、転写後の中間転写ベルト上の残留トナーを除去するために、ポリウレタンなどの合成ゴム製の板状のクリーニングブレード(以下、単にブレードともいう。)を用い、このエッジ部を中間転写ベルト面に押しつけ、トナーを堰き止めて除去するブレード方式を採用されている。
近年、画像改善のため重合トナー、小粒径トナーが使われはじめ、ブレードに代わる方法として、バイアス電圧が印加されたブラシローラ等によって静電的にトナーを回収する、所謂バイアスクリーニング法が考えられる。
バイアスクリーニング装置では、通常、ブラシローラ等をトナーと逆極性の電位となるように電圧を印加し中間転写ベルトに接触させ、静電的にトナーを除去する。印加電圧は、トナーをベルトから移動させるに十分な電界があり、しかもブラシとベルト間での放電によるトナーのベルトへの再付着がない条件に設定することが必要である。
しかし、トナーは、環境や使用履歴により帯電量が異なるため、全てのトナーの状態において、ある一定のクリーニングバイアス電圧の設定で良好なクリーニング性能を満足することは困難である。
また、トナーを電界で移動させるために、トナー量が多いこともクリーニング性が厳しい条件となる。例えば、画像濃度制御用のトナーパッチ形成による未転写トナーのクリーニング時は、残留トナーのクリーニング時よりも大量のトナーがクリーニング部に移動する点でクリーニングし難くなる。
以上のように、最も厳しい条件となる、さまざまな帯電量のトナーが未転写で、すなわち、大量にクリーニングに移動する場合において、常に良好なクリーニング条件に設定することが課題となる。
転写材裏面汚れ対策の公知例として、転写ローラ等の接触転写部材のクリーニング条件を設定するために、トナー帯電量を検出し、所定の帯電量よりも低下したか否かを判別し、接触転写部材のクリーニング工程時間を変更したり、また、転写後の攪拌時間を帯電量により制御する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−3104号公報
本発明は、トナー層表面電位とトナー付着量からトナー帯電量を推定し、クリーニングバイアス電圧を制御することにより、トナー帯電量が変化しても良好なクリーニング性能が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写し、さらに、当該トナー像を転写材に転写後、前記中間転写体上に残留するトナーを、バイアス電圧が印加されたクリーニング手段により除去する画像形成装置において、前記中間転写体上のトナー層表面電位を検出するセンサと、前記像担持体上のトナー付着量を検出するセンサと、前記クリーニング手段への前記バイアス電圧を制御する制御手段とを有し、前記トナー層表面電位とトナー付着量の大小に応じて前記バイアス電圧を制御することを特徴とする画像形成装置。
トナー帯電量に応じて適正なクリーニングバイアス電圧が設定されるので、トナー帯電量が異なる場合においても良好なクリーニング性能を維持することができる。
はじめに、本発明の画像形成装置について図1を基に説明する。
本発明の実施の形態における説明では、本明細書に用いる用語により技術範囲が限定されることはない。
図1は画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。
図1において、10は像形成体である感光体、11は帯電手段であるスコロトロン帯電器、12はデジタル式像露光手段である書込装置、13は現像手段である現像器、14は感光体10の表面を清掃するためのクリーニング装置、15は感光体10のクリーニング用のブレード、16は現像スリーブ、20は中間転写体である中間転写ベルト(以下、単にベルトともいう。)を示す。
画像形成手段1は感光体10、スコロトロン帯電器11、現像器13、およびクリーニング装置14等からなっており、各色毎の画像形成手段1の機械的な構成は同じであるので、図ではY(イエロー)系列のみの構成について参照符号を付けており、M(マゼンタ)、C(シアン)およびK(黒)の構成要素については参照符号を省略した。
各色毎の画像形成手段1の配置は中間転写ベルト20の走行方向に対して、Y、M、C、Kの順になっており、各感光体10は中間転写ベルト20の張設面に接触し、接触点で中間転写ベルト20の走行方向と同方向、かつ、同線速度で回転する。
中間転写ベルト20は駆動ローラ21、アースローラ22、テンションローラ23、除電ローラ27、従動ローラ24、補助ローラ29に張架され、これらのローラと中間転写ベルト20、転写手段である転写ローラ25、クリーニング手段であるクリーニング装置28等でベルトユニット3を構成する。
感光体10は、例えばアルミ材によって形成される円筒状の金属基体の外周に導電層、a−Si層あるいは有機感光体(OPC)等の感光層を形成したものであり、導電層を接地した状態で図の矢印で示す反時計方向に回転する。
読み取り装置80からの画像データに対応する電気信号は、画像形成レーザで光信号に変換され、書込装置12によって感光体10上に投光される。
現像器13は、感光体10の周面に対し所定の間隔を保ち、感光体10の回転方向と最接近位置において同方向に回転する円筒状の非磁性ステンレスあるいはアルミ材で形成された現像スリーブ16を有している。
中間転写ベルト20の走行は不図示の駆動モータによる駆動ローラ21の回転によって行われる。当該中間転写ベルト20の材質は、体積抵抗率106〜1012Ω・cmの無端ベルトであり、例えば変性ポリイミド、熱硬化ポリイミド、エチレンテトラフルオロエチレン共重合体、ポリフッ化ビニリデン、ナイロンアロイ等のエンジニアリングプラスチックに導電材料を分散した、厚さ0.04〜0.10mmの半導電性フィルム基体の外側に、好ましくはトナーフィルミング防止層として厚さ5〜50μmのフッ素コーティングを行った、2層構成のシームレスベルトである。ベルトの基体としては、この他に、シリコンゴム或いはウレタンゴム等に導電材料を分散した厚さ0.5〜2.0mmの半導電性ゴムベルトを使用することもできる。
転写ローラ25には、トナーと反対極性の直流が印加され、感光体10上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20上に転写させる機能を有する。転写機能については、転写ローラの他にコロナ放電器を用いることもできる。
26はアースローラ22からベルトを介して当接および当接解除可能な転写ローラで形成されたニップ部Sで、中間転写ベルト20上に形成されたトナー像を転写紙Pに再転写する。ただし、トナー濃度測定用のトナーパッチを中間転写ベルト上に形成するときは、転写ローラ26はベルトから接触解除されている。
除電ローラ27には、トナーと同極性または逆極性の直流電圧を重畳した交流電圧が印加され、トナー像を転写材Pに転写後、中間転写ベルト20に残留するトナーの電荷を弱めている。
クリーニング装置28は、本発明に係わる中間転写ベルト20のクリーニング手段であるが、詳細については後述する。
40は定着装置で、加熱ローラ41と圧着ローラ42を有している。
前記加熱ローラ41は薄手のアルミから形成された円筒状のもので、内側から所定の温度まで加熱するハロゲンヒータ47等を有し、その温度は、前記加熱ローラ41に設置された不図示の接触温度センサにより検出され、制御部Bで温度制御される。
次に、図1に基づいて画像形成プロセスを説明する。
画像記録のスタートと同時に不図示の感光体駆動モータの始動により色信号Yの感光体10は矢印で示す反時計方向に回転され、同時にスコロトロン帯電器11の帯電作用により感光体10に電位の付与が開始される。
感光体10は電位を付与されたあと、書込装置12によってYの画像データに対応する画像の書込みが開始され、感光体10の表面に原稿画像のYの画像に対応する静電潜像が形成される。
前記静電潜像はYの現像器13により非接触の状態で反転現像され、感光体10の回転に応じYのトナー像が感光体10上に形成される。
当該感光体10上に形成されたYのトナー像は、Yの転写ローラ25の作用により、中間転写ベルト20上に転写される。
その後、前記感光体10はクリーニングのブレード15によって残留トナーが清掃され、次の画像形成サイクルにはいる(以下、M、C、Kのクリーニングプロセスにても同様故、説明を省略する)。
次いで、書込装置12によってM(マゼンタ)の色信号すなわちMの画像データに対応する画像書き込みが行われ、感光体10の表面に原稿画像のMの画像に対応する静電潜像が形成される。当該静電潜像は、Mの現像器13により感光体10上にMのトナー像となり、Mの転写ローラ25において、中間転写ベルト20上の前記Yのトナー像と同期が取られ、前記Yのトナー像の上に重ね合わされる。
同様のプロセスにより、Y、Mの重ね合わせトナー像と同期が取られ、C(シアン)のトナー像が、Cの転写ローラ25において、前記のY、Mの重ね合わせトナー像上へ重ね合わされる。次に、すでに形成されているY、M、Cの重ね合わせトナー像と同期が取られ、Kのトナー像が、Kの転写ローラ25において、前記のY、M、Cの重ね合わせトナー像上へ重ね合わされ、Y、M、CおよびKの重ね合わせトナー像が形成される。
重ね合わせトナー像が担持されている中間転写ベルト20は矢印のように時計方向に送られ、転写材Pが紙カセット72より、紙送り出しローラ70によって送り出され、搬送ローラ73を経て、タイミングローラ71へ搬送され一時停止し、その後前記タイミングローラ71の駆動によって、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像と同期がとられて、トナーと反対極性の直流電圧が印加されている転写ローラ26(中間転写ベルト20に当接状態にある)の転写領域Sに給送され、中間転写ベルト20上の重ね合わせトナー像が転写材Pに転写される。
その後、中間転写ベルト20は走行し、除電ローラ27によって残留トナーの電荷が弱められ、クリーニング装置28でベルト上の残存トナーが清掃され、次の画像形成サイクルに入る。
掻き落とされたトナーは、クリーニング装置28内に溜められ、搬送スクリュー287の回転によって軸方向(図において紙表面から紙裏面方向)に搬送し、不図示の廃棄管を介して貯留箱に溜められる。
前記重ね合わせトナー像が転写された転写材Pは、更に定着装置40へと送られ、加熱ローラ41と加圧ローラ42に挟持、加圧され定着される。トナー像が定着された転写材Pは、排紙ローラ81によって排紙皿82へ搬送される。
次に、本発明に係わる中間転写ベルトのクリーニング処理について、実施の形態である図2を基に説明する。
電子写真方式の画像形成装置では、トナー濃度を検知する場合、像担持体上にトナーパッチを作り、当該トナーパッチの濃度を測定し基準濃度との比較によってトナー補給の是非を決めている。
前述したが、中間転写ベルトのバイアスクリーニング装置では、環境や使用履歴により帯電量が異なるため、全てのトナーの状態において、ある一定のクリーニングバイアス電圧の設定では良好なクリーニング性能を維持することが難しいという問題がある。
すなわち、前記トナーパッチは、転写材等に転写されないで、測定が終了するとクリーニングされることになるが、さまざまな電荷量のトナーが未転写で、大量にクリーニング部に到達する場合において、常に良好なクリーニング性能を維持することが難しい
本発明は、この問題を解決するために提案されたもので、トナー層表面電位とトナー付着量からトナー帯電量を推定し、クリーニングバイアス電圧を制御することにより、トナー帯電量が変化しても良好なクリーニング性能が得られることを特徴としている。
図2は、中間転写ベルト上のトナー層表面電位、トナー付着量の関係に応じたクリーニングバイアスの設定について説明するための図である。
図2において、クリーニング装置28は、導電性ブラシであるブラシローラ281、282(以下、単に、ブラシともいう。)、導電性のトナー回収ローラ283、284、トナースクレーパ285、搬送スクリュー287等で構成されている。
前中間転写ベルト20上の前記トナーパッチは、大方が負極性のトナーで、正極性のトナーも混在しているが、バイアス電源V1で負電圧が印加された上流側のブラシ281によって正極性トナーが除去され、トナー回収ローラ283に付着し、スクレーパ285で掻き落とされる。一方、負極性トナーはベルト20上に残留した状態で、下流側のバイアス電源V2で正電圧が印加されたブラシローラ282へ運ばれ、トナー回収ローラ284に付着し、スクレーパ286で掻き落とされる。
しかしながら、未転写トナーであるトナーパッチのような大量のトナーは、環境や使用履歴等により帯電量が異なるため、バイアス電源V2で一定の電圧の設定では良好なクリーニング性能が保たれない。そこで、トナー帯電量によらず、バイアス電源V2を制御することによって、良好なクリーニング性能が得られるようにした。
すなわち、現像器13の下流近傍にトナー付着量を検出する反射型濃度センサS1、最終1次転写と2次転写との間にトナー層表面電位センサS2を配備して、トナー付着量とトナー層表面電位を測定し、そこから求められるトナー帯電量の大小に応じて、適正なバイアス電源V2を設定することによって、トナー帯電量が異なる場合においても良好なクリーニング性能が得られるようにした。
次に、本発明の実施の形態の性能について確認実験を行った結果について述べる。
・確認実験1
はじめに、トナー帯電量が分かっている3種(トナー帯電量:40μC/g 、50μC/g、60μC/g)の現像剤を用い、ブラシのクリーニングバイ アス電圧を変えてトナーパッチのクリーニング(CL)性能を確認した。
・実験条件
中間転写ベルト: PI(ポリイミド系樹脂)、体積抵抗109Ω、 導電性ブラシ: 導電性ナイロン、表面抵抗1011Ω、線径6d、 原糸抵抗1010Ω、線速度220mm/秒(ベル トの逆走行方向回転)
上流側ブラシに一定の負バイアス電圧印加
下流側ブラシに可変(制御)正バイアス電圧印加 ブラシ対抗ローラ(従動ローラ)はアルミ地肌で 接地、
ステンレス製フリッカ棒をブラシに1mm食い込 ませ、トナー回収ローラに付着させトナースクレ ーパにて掻き落とす。
実験環境: 低温低湿(10℃、20%)
・結果
表1に示すように、トナー帯電量(−40〜−60μC/g)のトナーの最 大付着量0.5mg/cm2に対し、適正なクリーニングバイアス電圧の範囲 が異なることが判明し、トナーの状態に応じてバイアス電圧設定を変える必要 があることが判明た。
Figure 2006259103
表において、○はベルト上にクリーニング不良発生なし、△は目視にてわず かにクリーニング不良を確認、×は明らかにクリーニング不良発生を示す。
・確認実験2
次に、トナーパッチについて、トナー層表面電位を表面電位計にて、トナー 付着量を反射型濃度計にて測定し、トナー帯電量(Q/M)を2回測定した。
・現像条件
トナー: シアン(C)トナー、粒径6.5μm(比重1 .1)
トナーパッチ: 幅50mm×長さ10mm
線速度: 220mm/秒
・結果
表2参照
Figure 2006259103
なお、トナー層表面電位、トナー付着量、トナー帯電量の間には下記のよう な関係式がある。
(トナー層表面電位V)=(トナー帯電量Q)×(トナー付着量M)×α
従って、表2からα=4.7(2回の平均)となる。
そこで、表1と前記関係式を使って、トナー層表面電位とトナー付着量とか らトナー帯電量が推定できるので、トナー帯電量が変わっても良好なクリーニ ングが行えるクリーニングバイアス電圧を設定し、再度画像確認を行った(表 3参照)。
Figure 2006259103
上記のように、トナー層表面電位とトナー付着量とαが決まるので、トナー帯電量が推定され、クリーニングバイアス電圧を制御することにより、トナー帯電量が変化しても良好なクリーニング性能を得ることができる。
なお、トナー帯電量と最適なクリーニングバイアス電圧との組み合わせは、制御部Bのテーブルに記憶されている。
以上から、トナー層表面電位とトナー付着量との関係からトナー知電量を推移し、その結果に応じてクリーニングバイアス電圧を設定することにより常に良好なクリーニング性能が得られることを確認できた。
以上から、未転写(トナー)パッチ作成モードのときの制御に関して図3を基に説明する。
図3は、クリーニングバイアス電圧の制御に関するフローチャートを示す。
図3において、ステップS1で、トナーパッチ作成モードで像担持体(感光体10)上にトナーパッチの形成の指示が出される。ステップS2で、トナー帯電量検出モード開始の指示が出される。ステップS3で、形成されたトナーパッチは中間転写ベルト20上に1次転写されないように1次転写をOFFする。ステップ4で、感光体10上にトナーパッチが形成される。ステップ5で、当該トナーパッチの画像濃度(トナー付着量)が反射型濃度センサS1にて検出され、制御部Bへそのデータが伝達される。また、ステップ5に続いて、ステップ6で、1次転写をONに切り替える。ステップS7で、再度、感光体10上にトナーパッチが形成される。ステップ8で、CL(クリーニング)バイアス電圧を標準に出力させておく。ステップ9で、中間転写ベルト20上に前記トナーパッチを1次転写する。ステップ10で、トナーパッチ層の電位をトナー層表面電位センサS2で測定し、データを制御部Bへ伝達する。制御部B内において、ステップS11で、トナー帯電量Qが計算式Q=V/4.7Mにて算出され、ステップ12で、「トナー帯電量・CLバイアス電圧」テーブルから、算出されたトナー帯電量に最適なCLバイアス電圧を選び決定する。ステップ13で、標準CLバイアス電圧から最適なCLバイアス電圧への出力変更指示を出す。ステップ13で、画像調整用のトナーパッチを作成し、チェックを行い、ステップ14で、チェック終了と同時に標準のCLバイアス電圧出力に戻す。
画像形成装置の全体構成の一例を示す模式図である。 中間転写ベルト上のトナー層表面電位、トナー付着量の関係に応じたクリーニングバイアスの設定について説明するための図である。 クリーニングバイアス電圧の制御に関するフローチャートを示す。
符号の説明
1 画像形成手段
10 感光体
13 現像器
20 中間転写ベルト
21 駆動ローラ
24 従動ローラ
28 クリーニング装置
281、282 導電性ブラシ
283、284 トナー回収ローラ
283 トナー回収ローラ
285、286 スクレーパ
S1 反射型濃度センサS1
S2 トナー層表面電位センサ

Claims (2)

  1. 像担持体上に形成されたトナー像を中間転写体に転写し、さらに、当該トナー像を転写材に転写後、前記中間転写体上に残留するトナーを、バイアス電圧が印加されたクリーニング手段により除去する画像形成装置において、前記中間転写体上のトナー層表面電位を検出するセンサと、前記像担持体上のトナー付着量を検出するセンサと、前記クリーニング手段への前記バイアス電圧を制御する制御手段とを有し、前記トナー層表面電位とトナー付着量の大小に応じて前記バイアス電圧を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記トナー層表面電位と前記トナー付着量の検知は前記中間転写体上の未転写トナーについてのみ行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009163074A (ja) * 2008-01-09 2009-07-23 Kyocera Mita Corp 画像形成装置

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