JP2006258503A - 光沢評価装置、光沢評価方法及び光沢評価プログラム - Google Patents

光沢評価装置、光沢評価方法及び光沢評価プログラム Download PDF

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Abstract

【解決課題】 被評価物にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を導出することができる光沢評価装置、光沢評価方法及び光沢評価プログラムを提供する。
【解決手段】 表面凹凸測定器20により、被評価物12の表面形状を示す表面形状データを取得し、補正部32により、取得した表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行い、光沢評価値算出部34により、補正された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出している。
【選択図】図2

Description

この発明は、被評価物の表面形状に基づいて当該被評価物の光沢度を示す評価値を算出する光沢評価装置、光沢評価方法及び光沢評価プログラムに関するものである。
カラープリンタ等の画像形成装置により形成された画像や、文字、画像形成装置によって画像が形成される記録媒体の光沢度は、ドキュメントの高級感や文字の読みやすさなどに強く影響する重要な画質因子であり、品質管理項目の一つとして用いられている。
従来、物体表面の光沢度を測定する方法としては、光を表面に投射し正反射方向で反射光量を測定して光沢度を求める鏡面光沢度測定方法(JIS−Z8741)が広く知られている。この鏡面光沢度測定方法は、被評価物に規定された入射角θで平行光を入射し、被評価物からの正反射方向に反射した光束を受光器で検出し、検出した反射光束を標準面(可視波長全域にわたって屈折率が1.567のガラス表面)において同様の条件で検出された反射光束によって規準化したものを鏡面光沢度とする測定方法である。この鏡面光沢度測定方法では、入射角θとして20°、45°、60°、75°、85°を適用した測定方法が規定されており、一般的には鏡面光沢度の大きい被評価物の測定には入射角が小さい測定方法を、鏡面光沢度の小さい被評価物の測定には入射角が大きい測定方法を用いることが好ましいといわれている。
しかし、鏡面光沢度は正反射方向の反射光束の大きさを示す指標であるため、上述した鏡面光沢度測定方法によって測定された鏡面光沢度と人間の視覚による主観的な評価による光沢度(以下、「主観的光沢度」という。)とが対応していない場合があり、この場合、鏡面光沢度から主観的光沢度を定量的に求めることができなかった。このため、主観的光沢度を定量的に管理することができず、品質を管理する上で問題を生じる場合があった。
そこで、主観的光沢度と対応した光沢度の評価値を測定する技術として、特許文献1には、金型に樹脂等を流し込んで形成された成形部品(被評価物)にレーザー光とスポット光を照射し、成形部品に対して受光器を1次元的に平行移動させて正反射光から表面粗さとシボ深さを求め、両者のデータから基準マップを参照して光沢度の評価値を算出する技術が開示されている。
さらに、特許文献2には、所定領域毎に被評価物の表面の波形解析を行って平均傾斜角度等の特性データから目視による光沢度(主観的光沢度に相当)と一致する光沢度の評価値を算出する技術が開示されている。
特開平5−322764号公報 特開平6−213809号公報
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2の技術では、被評価物の表面にうねりがある場合に主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を算出することができない、という問題点があった。なお、ここでいう「うねり」とは、被評価物の表面に周期的に生じている、視覚的に判断できる程度(約50μm以上)のマクロな表面凹凸のことであり、被評価物の表面にうねりがあると、当該表面に光沢むらが発生して、光沢度の評価値と主観的光沢度との相関性が低くなるのである。
すなわち、本発明者の検討に依れば、人間は被評価物の表面の微小領域の反射光を見て光沢度を判断しているため、光沢むらがある場合には、当該光沢むらによる光沢分布の周波数特性を考慮して評価値を算出する必要があるものとの知見が得られているが、特許文献1及び特許文献2の技術では、被測定領域の表面のうねりを考慮していないため、主観的光沢度と対応が取れた評価値を算出することができないと考えられる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、被評価物にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を導出することができる光沢評価装置、光沢評価方法及び光沢評価プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、被評価物の表面形状を示す表面形状データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う補正手段と、前記補正手段により補正された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する算出手段と、を備えている。
請求項1に記載の発明は、取得手段によって、被評価物の表面形状を示す表面形状データが取得される。なお、上記取得手段による表面形状データの取得には、被評価物の表面形状を測定することによる表面形状データの取得の他、撮像によるすることによる表面形状データの取得、記憶媒体に記憶された表面形状データを読み込むことによる取得や、LAN、インターネット、イントラネット等の通信回線を介した外部装置からの取得(入力)が含まれる。
そして、本発明では、補正手段によって、前記取得手段により取得された表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正が行われ、算出手段によって、前記補正手段により補正された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値が算出される。
このように請求項1記載の発明によれば、被評価物の表面形状を示す表面形状データを取得し、前記取得した表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行い、前記補正した表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出しているので、被評価物にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を導出することができる。
なお、請求項1記載の発明は、請求項2記載の発明のように、前記補正手段に、前記表面形状データに対して離散フーリエ変換を行う離散フーリエ変換手段と、前記離散フーリエ変換手段により空間周波数領域のものに変換された表面形状データから所定値以上の空間周波数の表面形状データを抽出することにより前記表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う抽出手段と、前記抽出手段により抽出された空間周波数領域の表面形状データに対して逆離散フーリエ変換を行う逆離散フーリエ変換手段と、を含め、前記算出手段は、前記逆離散フーリエ変換手段により逆離散フーリエ変換された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出するものとしてもよい。
また、請求項2記載の発明の算出手段は、請求項3記載の発明のように、前記表面形状データにより示される表面形状の算術平均粗さを算出し、当該算術平均粗さを用いて前記光沢度を示す評価値を算出するようにしてもよい。
また、請求項1記載の発明は、請求項4記載の発明のように、前記補正手段に、前記表面形状データに対して離散フーリエ変換を行う離散フーリエ変換手段と、前記離散フーリエ変換手段により空間周波数領域のものに変換された表面形状データに基づいてパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段と、前記パワースペクトル算出手段により算出されたパワースペクトルから所定値以上の空間周波数のパワースペクトル値を合算することにより前記表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う合算手段と、を含め、前記算出手段は、前記合算手段による合算によって得られた値に基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出するものとしてもよい。
また、請求項2乃至請求項4の何れか1項記載の発明は、請求項5記載の発明のように、前記所定値を、20cycle/mmとすることが好ましい。
一方、上記目的を達成するため、請求項6記載の発明は、被評価物の表面形状を示す表面形状データを取得し、前記取得した表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行い、前記補正した表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する。
よって、請求項6に記載の発明は、請求項1記載の発明と同様に作用するので、請求項1記載の発明と同様に、被評価物にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を導出することができる。
一方、上記目的を達成するため、請求項7記載の発明は、被評価物の表面形状を示す表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う補正ステップと、前記補正手段により補正された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する算出ステップと、を含んでいる。
よって、請求項7に記載の発明は、コンピュータに対して請求項1に記載の発明と同様に作用させることができるので、請求項1記載の発明と同様に、被評価物にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を導出することができる。
以上説明したように、本発明によれば、被評価物の表面形状を示す表面形状データを取得し、前記取得した表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行い、前記補正した表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出しているので、被評価物にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を導出することができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1には、本実施の形態に係る光沢評価装置10の概略構成が示されている。
同図に示されるように、光沢評価装置10は、被評価物12の表面の凹凸形状を示す表面形状データを取得する形状データ取得部14と、形状データ取得部14により取得された表面形状データに基づいて被評価物12の光沢度を示す光沢評価値VGを算出する演算処理制御部18と、演算処理制御部18により算出された光沢評価値VGを表示する液晶ディスプレイ等の表示部19と、を備えている。
形状データ取得部14は、被評価物12の表面形状を測定する表面凹凸測定器20と、被評価物12が載置されるステージ22と、表面凹凸測定器20及びステージ22の動作を制御する測定系制御部24と、を備えている。
なお、本実施の形態に係るステージ22は、図示しないモータ等の駆動源が設けられており、測定系制御部24からの駆動信号に応じてステージ面を表面凹凸測定器20に対して平行にX方向(図1の紙面左右方向)及び、Y方向(図1の紙面垂直方向)へ2次元的に移動させることが可能となっている。
また、本実施の形態では、表面凹凸測定器20としてレーザーフォーカス変位計を用いている。このレーザーフォーカス変位計は、被評価物12にレーザー光を集光し、集光点からの反射光の強度変化に基づいて、集光点における被評価物の表面の高さ(Z方向(図1紙面上下方向)。)を測定するもので、固定配置された表面凹凸測定器20に対してステージ22をX方向乃至Y方向に移動させることで被評価物12の表面の凹凸などの表面形状を測定することが可能となっている。
本実施の形態に係る表面凹凸測定器20は、測定系制御部24からの制御信号により動作して被評価物12の表面形状を示す表面形状データを取得する。なお、表面凹凸測定器20として用いているレーザーフォーカス変位計の測定ピッチは1μm、高さ方向(Z方向)の分解能は0.1μmである。
さらに、演算処理制御部18は、形状データ取得部14により得られた表面形状データに基づき、主観的な光沢度と対応の取れた光沢評価値VGを算出する。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係る演算処理制御部18の構成を詳細に説明する。
同図に示すように、演算処理制御部18は、形状データ取得部14で取得した表面形状データを記憶するデータ記憶部30と、データ記憶部30に記憶された表面形状データの空間周波数特性を補正する補正部32と、補正部32により補正された表面形状データから主観的な光沢度と対応の取れた光沢評価値VGを算出する光沢評価値算出部34と、を備えている。
なお、本実施の形態に係るデータ記憶部30は、ハードディスクにより構成されているが、これに限らず、フラッシュメモリ等の他の不揮発性のメモリによって構成することもできる。
また、本実施の形態に係る補正部32は、データ記憶部30から表面形状データを読み込み、フィルタ処理を行って所定値a以上の空間周波数に対応する表面形状データを抽出する。
さらに、本実施の形態に係る光沢評価値算出部34は、フィルタ処理された表面形状データに基づいて算術平均粗さRaを求め、算術平均粗さRaを以下の(1)式に代入することにより主観的な光沢度を示す光沢評価値VGを算出して、表示部19(図1参照。)へ出力する。
Figure 2006258503
なお、(1)式の係数p1〜p3については、本光沢評価装置10により所定の被評価物12の表面形状の測定を行って算術平均粗さRaを算出し、当該算出した算術平均粗さRaと、同一の所定の被評価物12に対して複数の人間の目視による官能評価実験から得られた主観的光沢度とを用いた(1)式に対する回帰分析から最適な係数p1〜p3の値を予め求めて適用する。ここで、係数p3は、(1)式にて求められる光沢評価値VGが負の値とならようにするための補正値である。
次に、図3を参照して、本実施の形態に係る補正部32の構成について詳細に説明する。
同図に示すように、補正部32は、データ記憶部30から読み込んだ表面形状データに対して離散フーリエ変換を行って空間周波数領域の表面形状データを算出する離散フーリエ変換部40と、離散フーリエ変換部40で得られた空間周波数領域の表面形状データに対してフィルタ処理を行うフィルタ処理部42と、フィルタ処理部42によってフィルタ処理された空間周波数領域の表面形状データに対して逆離散フーリエ変換を行って実空間の表面形状データに変換する逆離散フーリエ変換部44と、を備えている。
なお、本実施の形態に係るフィルタ処理部42では、空間周波数領域の表面形状データに対してハイパスフィルタを用いて所定値a(本実施の形態では、20cycle/mm)以上の高周波数成分を抽出するフィルタ処理を行う。このように、空間周波数領域の表面形状データに対して高周波数成分を抽出する処理を行うことで、視覚の感度が高い周波数の表面形状データを抽出し、主観的な光沢度との対応をより取りやすくしている。
次に、被評価物12の表面形状を測定して光沢評価値VGの算出を行う際の光沢評価装置10の全体的な動作の流れを説明する。
ユーザによりステージ22の所定の位置に被評価物12が載置され、光沢評価値VGの測定開始を指示する所定操作が行われると、光沢評価装置10は、表面凹凸測定器20からレーザー光を被評価物12の表面に集光し、ステージ22をX方向へ移動させることによりレーザー光によって被評価物12の表面をX方向へ走査して表面の凹凸を測定し、これによって得られる表面形状データを演算処理制御部18へ出力する。
演算処理制御部18では、出力された表面形状データをデータ記憶部30に記憶し、記憶した表面形状データに基づいて後述する光沢評価値算出処理を補正部32及び光沢評価値算出部34より行って光沢評価値VGを算出し、算出した光沢評価値VGを表示部19へ出力する。
これにより、表示部19には、算出した光沢評価値VGが表示される。
次に、図4を参照して、上述した光沢評価値算出処理を実行する際の光沢評価装置10の作用を説明する。なお、図4は、当該光沢評価値算出処理の流れを示すフローチャ−トである。
同図のステップ100では、データ記憶部30に記憶された表面形状データを読み込み、当該表面形状データに対して離散フーリエ変換を行って空間周波数領域の表面形状データを算出する。
次のステップ102では、空間周波数領域の表面形状データに対してハイパスフィルタを用いて、上述した所定値a以上の高周波数成分を抽出するフィルタ処理を行う。
次のステップ104では、フィルタ処理された空間周波数領域の表面形状データに対して逆離散フーリエ変換を行って実空間の表面形状データへの変換を行う。
図5(A)には、表面凹凸測定器20から出力された表面形状データの一例が、図5(B)には、図5(A)の表面形状データに対して本光沢評価値算出処理のステップ104までの処理を行った結果得られた表面形状データの一例が各々示されている。
図5(B)から明らかなように、上記ステップ104までの処理により表面凹凸測定器20から出力された表面形状データから低周波成分が除去され、高周波数成分の凹凸のみを示すデータが抽出される。
次のステップ106では、以上の処理によって得られた実空間の表面形状データにより示される表面形状の算術平均粗さRaを求め、上述した(1)式から光沢評価値VGを算出して表示部19へ出力し、その後、本光沢評価値算出処理を終了する。
ここで、図6には、所定の被評価物12(以下、「測定対象物」という。)の入射角θ=20度での鏡面光沢度を鏡面光沢度測定方法(JIS−Z8741)により測定した測定結果が示されている。なお、図6の横軸は、鏡面光沢度を100倍して対数変換した値であり、図6の縦軸は、測定対象物に対して人間の目視による官能評価実験を行って得られた人間の視覚による主観的光沢度であり、数値が大きいほど主観的光沢度が高いことを示している。
なお、本実施の形態では、測定対象物を複数個用意して測定を行っており、各々の測定対象物に電子写真方式又はインクジェット方式の画像形成装置によって1次色(黒(K)のみ。)、3次色(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の3色全てを組み合わせて得られる黒色(所謂、プロセス黒)。)の画像が各々形成されており、各々の測定対象物の鏡面光沢度測定方法による入射角θ=20度での鏡面光沢度が0.2〜29.0の光沢範囲内となっている。
図6に示すように、入射角θ=20度での鏡面光沢度を100倍して対数変換した値と主観的光沢度との間の寄与率(R2)は、0.852となっている。
本発明者の鋭意検討に依れば、この鏡面光沢度測定方法による鏡面光沢度を100倍して対数変換した値と主観的光沢度との間の寄与率を低くする要因は、被評価物12に生じているうねりにより光沢むらが生じているためであると考えられる。すなわち、図6に示されるように、うねりがある場合には、主観的光沢度が同じでも鏡面光沢度が低くなる傾向、もしくは鏡面光沢度が同じでも主観的光沢度が高くなる傾向があり、この原因は人間が被評価物の微小領域の光沢を見て光沢度を判断しているためであると考えられる。
そこで、第1の実施の形態に係る光沢評価装置10では、被評価物の微小領域の光沢に相当する表面形状データの高周波数成分を抽出し、抽出したデータの算術平均粗さRaを求め、上述した(1)式から光沢評価値VGを算出することとした。なお、(1)式の重み係数として、それぞれ、p1=3.938、p2=100、p3=−5.225を用いた。
図7(A)には、本実施の形態に係る光沢評価装置10により上述した測定対象物の光沢評価値VGを算出した結果が示されている。なお、図7(A)の横軸は、光沢評価値VGであり、図7(A)の縦軸は、上述した主観的光沢度である。
図7(A)に示すように、本実施の形態に係る光沢評価装置10による測定結果の光沢評価値VGと主観的光沢度との間の寄与率(R2)は、相関は非常に高く、0.943となっている。
これに対し、図7(B)には、本実施の形態に係る光沢評価装置10により測定対象物の光沢評価値VGの算出を行ったが、上述した光沢評価値算出処理におけるステップ102のフィルタ処理において、空間周波数領域の表面形状データに対してローパスフィルタを用いることにより上述した所定値a(本実施の形態では、20cycle/mm)以下の低周波数成分の抽出を行って(1)式から光沢評価値VGを算出した結果が示されている。
図7(B)に示すように、この場合、測定結果の光沢評価値VGと主観的光沢度との間の寄与率(R2)は、0.374となっている。
よって、光沢評価装置10では、表面形状データにより示される表面形状の高周波成分に基づいて算出した光沢評価値VGの方が、低周波成分に基づいて算出した光沢評価値VGよりも、主観的光沢度との対応の取れた光沢度の評価値を算出することができることが判明した。
このように、第1の実施の形態に係る光沢評価装置10によれば、表面形状データの空間周波数特性を補正し、補正したデータから光沢評価値VGを求めるという非常に簡単な方法で、被評価物12の表面にうねりがある場合でも、従来の手法よりも一層忠実な、主観的な光沢度と対応の取れた光沢評価値VGを求めることが可能となった。
以上のように第1の実施の形態によれば、取得手段(ここでは、表面凹凸測定器20)により、被評価物12の表面形状を示す表面形状データを取得し、補正手段(ここでは、補正部32)により、前記取得手段により取得された表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行い、算出手段(ここでは、光沢評価値算出部34)により、前記補正手段により補正された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出しているので、被評価物にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値(光沢評価値VG)を導出することができる。
また、第1の実施の形態によれば、前記補正手段に、前記表面形状データに対してフーリエ変換を行うフーリエ変換手段(ここでは、離散フーリエ変換部40)と、前記フーリエ変換手段により空間周波数領域のものに変換された表面形状データから所定値以上の空間周波数の表面形状データを抽出することにより前記表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う抽出手段(ここでは、フィルタ処理部42)と、前記抽出手段により抽出された空間周波数領域の表面形状データに対して逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換手段(ここでは、逆離散フーリエ変換部44)と、を含め、前記算出手段は、前記逆フーリエ変換手段により逆フーリエ変換された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出しているので、表面形状データにより示される表面形状からうねりによる低周波を除いた高周波成分の光沢評価値VGを算出できるため、被評価物12にうねりがある場合であっても主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を算出することができる。
また、第1の実施の形態によれば、前記算出手段は、前記表面形状データにより示される表面形状の算術平均粗さを算出し、当該算術平均粗さを用いて前記光沢度を示す評価値を算出しているので、算術平均粗Raと光沢評価値VGとして示される値との関係を(1)式の演算式から経験的にも理解でき、算術平均粗Raと光沢評価値VGとの対応関係がわかりやすい。
さらに、第1の実施の形態によれば、前記所定値を、20cycle/mmとしたので、主観的光沢度との対応の取れた光沢度の評価値を算出することができる。
なお、第1の実施の形態では、表面凹凸測定器20としてレーザーフォーカス変位計を用いている場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、被評価物12の表面形状を測定できる機器であればよく、例えば、被評価物12の表面に白色光を照射して表面形状データ取得する表面凹凸測定器20でもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、表面形状データを離散フーリエ変換して空間周波数領域の表面形状データのパワースペクトルを求め、パワースペクトルの高周波数成分を合算した値に基づいて主観的光沢度と対応の取れた光沢評価値VGを算出する例について説明する。なお、第2の実施の形態に係る光沢評価装置10の構成は図1と同様であるので、ここでの説明は省略する。
次に、図8を参照して、第2の実施の形態に係る演算処理制御部18の構成について詳細に説明する。なお、同図における図2と同一の構成要素には図2と同一の符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施形態に係る演算処理制御部18は、表面形状データからパワースペクトルP(f)を算出し、うねりに相当する周波数のデータを除く補正を行ってパワースペクトルP(f)を合算する補正部50と、合算された合算値に基づいて主観的な光沢度と対応の取れた光沢評価値VGを算出する光沢評価値算出部52と、を備えている。
次に、図9を参照して、第2の実施の形態に係る補正部50の構成について詳細に説明する。なお、同図における図3と同一の構成要素には図3と同一の符号を付して、その説明を省略する。
第2の実施形態に係る補正部50は、離散フーリエ変換部40により得られた空間周波数領域の表面形状データからパワースペクトルP(f)を算出するパワースペクトル算出部60と、前記パワースペクトル算出部60により算出されたパワースペクトから所定値a(本実施の形態では、20cycle/mm)以上の周波数のパワースペクトル値を合算する合算部64と、を備えている。
図10には、第2の実施の形態に係るデータ記憶部30に記憶された表面形状データに対して離散フーリエ変換を行い、パワースペクトル算出部60において空間周波数領域の表面形状データのパワースペクトルP(f)を算出した結果の一例が示されている。
本実施の形態に係る合算部64は、以下の(2)式によりパワースペクトルP(f)の所定値a以上の周波数のパワースペクトル値を合算して合算値PAを算出する。
Figure 2006258503
そして、本実施の形態に係る光沢評価値算出部52は、合算値PAに基づいて以下の(3)式より光沢評価値VGを算出する。
Figure 2006258503
なお、(3)式の係数k1〜k3については、本光沢評価装置10により所定の測定対象物12の表面形状の測定を行って合算値PAを算出し、当該算出した合算値PAと、同一の所定の測定対象物12に対して複数の人間の目視による官能評価実験から得られた主観的光沢度とを用いた(3)式に対する回帰分析から最適な係数k1〜k3の値を予め求めて適用する。
図11には、第2の実施の形態に係る光沢評価値算出処理が示されている。なお、同図における図4と同一の処理には図4と同一の符号を付して、その説明を省略し、変更部分のみ説明する。
同図のステップ200では、空間周波数領域の表面形状データのパワースペクトルP(f)を算出する。
次のステップ202では、パワースペクトルP(f)の上述した所定値a以上の高周波数成分を合算して合算値PAを算出する。
次のステップ204では、合算値PAに基づいて上述した(3)式から光沢評価値VGを算出して表示部19へ出力し、その後、本光沢評価値算出処理を終了する。
ここで、上述したように、図6には、測定対象物の入射角θ=20度での鏡面光沢度を鏡面光沢度測定方法(JIS−Z8741)により測定した測定結果が示されている。
図6に示されるように、入射角θ=20度での鏡面光沢度を100倍して対数変換した値と主観的光沢度との間の寄与率(R2)は、0.852となっており、上述したように、鏡面光沢度測定方法により測定した鏡面光沢度は、うねりがある場合、光沢むらが発生するため、主観的光沢度が同じでも鏡面光沢度が低くなる傾向、もしくは鏡面光沢度が同じでも主観的光沢度が高くなる傾向がある。
そこで、第2の実施の形態に係る光沢評価装置10では、この点を考慮して、表面形状データのパワースペクトルP(f)を算出し、算出したパワースペクトルP(f)の所定値a以上の高周波数成分を合算して合算値PAを算出し、当該合算値PAに基づいて上述した(3)式から光沢評価値VGを算出することとした。なお、(3)式の重み係数として、それぞれ、k1=4.439、k2=105、k3=−1.173を用いた。
図12(A)には、第2の実施の形態に係る光沢評価装置10により上述した測定対象物の光沢評価値VGを算出した結果が示されている。なお、図12(A)の横軸は、光沢評価値VGであり、図12(A)の縦軸は、上述した主観的光沢度である。
図12(A)に示すように、本実施の形態に係る光沢評価装置10による測定結果の光沢評価値VGと主観的光沢度との間の寄与率(R2)は、相関は非常に高く、0.936となっている。
これに対し、図12(B)には、本実施の形態に係る光沢評価装置10により測定対象物の光沢評価値VGの算出を行ったが、上述した光沢評価値算出処理におけるステップ202において上述した所定値a以下の低周波数成分を合算した合算値PAを算出し、算出した合算値PAに基づいて上述した(3)式より光沢評価値VGを算出した結果が示されている。
図12(B)に示すように、測定結果の光沢評価値VGと主観的光沢度との間の寄与率(R2)は、0.355となっている。
よって、光沢評価装置10は、パワースペクトルP(f)の高周波成分を合算した値に基づいて光沢評価値VGの算出を行う方が、パワースペクトルP(f)の低周波成分を合算した値に基づいて光沢評価値VGの算出するよりも、主観的光沢度との対応の取れた光沢評価値VGを算出することができることが判明した。
このように、第2の実施の形態に係る光沢評価装置10によれば、表面形状データの空間周波数特性を算出し、算出したパワースペクトルP(f)の高周波成分を合算した合算値PAから光沢評価値VGを求めるという非常に簡単な方法で、被評価物12の表面にうねりがある場合でも、従来の手法よりも一層忠実な、主観的な光沢度と対応の取れた光沢評価値VGを求めることが可能となった。
以上のように第2の実施の形態によれば、前記補正手段(ここでは、補正部50)に、前記表面形状データに対してフーリエ変換を行うフーリエ変換手段(ここでは、離散フーリエ変換部40)と、前記フーリエ変換手段により空間周波数領域のものに変換された表面形状データに基づいてパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段(ここでは、パワースペクトル算出部60)と、前記パワースペクトル算出手段により算出されたパワースペクトルから所定値以上の空間周波数のパワースペクトル値を合算することにより前記表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う合算手段(ここでは、合算部64)と、を含め、前記算出手段(ここでは、光沢評価値算出部52)は、前記合算手段による合算によって得られた値に基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出しているので、被評価物12の表面にうねりがある場合でも、主観的光沢度と対応の取れた光沢度の評価値を算出することができる。
さらに、第2の実施の形態においても、前記所定値aを、20cycle/mmとしているので、主観的光沢度との対応の取れた光沢度の評価値を算出することができる。
なお、第2の実施の形態では、表面形状データに対して離散フーリエ変換を行ってパワースペクトルP(f)を算出し、算出したパワースペクトから所定値a以上の周波数のパワースペクトル値を合算して合算値PAを算出する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、表面形状データに対してフーリエ変換を行ってパワースペクトルP(f)を算出し、パワースペクトルP(f)の所定値a以上の部分を積分した値を合算値PAとしてもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第1及び第2の実施の形態に係る光沢評価装置10は、光沢評価値算出部34、補正部32に備えられた離散フーリエ変換部40、フィルタ処理部42、逆離散フーリエ変換部44、光沢評価値算出部52、補正部50に備えられたパワースペクトル算出部60、合算部64に示した各機能をソフトウェアにより実現してもよい。
その他、本実施の形態で説明した光沢評価装置10の構成(図1〜図3、図8、図9参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明した光沢評価値算出処理の流れ(図4、図11参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
第1の実施の形態に係る光沢評価装置の概略構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る演算処理制御部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る補正部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施の形態に係る光沢評価値算出処理の流れを示すフローチャートである。 (A)は第1の実施の形態に係る光沢評価装置の表面凹凸測定器から出力された表面形状データにより示される表面形状を示すグラフであり、(B)はフィルタ処理した空間周波数領域の表面形状データにより示される表面形状を示すグラフである。 鏡面光沢度測定方法により所定の被評価物の光沢を測定した結果を示す図である。 (A)は第1の実施の形態に係る光沢評価装置により所定の被評価物の光沢を測定した結果を示す図であり、(B)は光沢評価装置により所定の被評価物の光沢を測定し、フィルタ処理により所定値a以下の低周波数成分の抽出を行って光沢評価値VGを算出した結果を示す図である。 第2の実施の形態に係る演算処理制御部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態に係る補正部の詳細な構成を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態に光沢評価装置により所定の被評価物を測定したパワースペクトルの一例を示すグラフである。 第2の実施の形態に光沢評価値算出処理の流れを示すフローチャートである。 (A)は第2の実施の形態に係る光沢評価装置により所定の被評価物の光沢度を測定した結果を示す図であり、(B)は光沢評価装置により所定の被評価物の光沢を測定し、パワースペクトルP(f)の所定値a以下の低周波数成分の合算して光沢評価値VGを算出した結果を示す図である。
符号の説明
10 光沢評価装置
20 表面凹凸測定器
32 補正部
34 光沢評価値算出部
40 離散フーリエ変換部
42 フィルタ処理部
44 逆離散フーリエ変換部
50 補正部
52 光沢評価値算出部
60 パワースペクトル算出部
64 合算部

Claims (7)

  1. 被評価物の表面形状を示す表面形状データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う補正手段と、
    前記補正手段により補正された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する算出手段と、
    を備えた光沢評価装置。
  2. 前記補正手段に、
    前記表面形状データに対して離散フーリエ変換を行う離散フーリエ変換手段と、
    前記離散フーリエ変換手段により空間周波数領域のものに変換された表面形状データから所定値以上の空間周波数の表面形状データを抽出することにより前記表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された空間周波数領域の表面形状データに対して逆離散フーリエ変換を行う逆離散フーリエ変換手段と、を含め、
    前記算出手段は、前記逆離散フーリエ変換手段により逆離散フーリエ変換された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する
    請求項1記載の光沢評価装置。
  3. 前記算出手段は、前記表面形状データにより示される表面形状の算術平均粗さを算出し、当該算術平均粗さを用いて前記光沢度を示す評価値を算出する
    請求項2記載の光沢評価装置。
  4. 前記補正手段に、
    前記表面形状データに対して離散フーリエ変換を行う離散フーリエ変換手段と、
    前記離散フーリエ変換手段により空間周波数領域のものに変換された表面形状データに基づいてパワースペクトルを算出するパワースペクトル算出手段と、
    前記パワースペクトル算出手段により算出されたパワースペクトルから所定値以上の空間周波数のパワースペクトル値を合算することにより前記表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う合算手段と、を含め、
    前記算出手段は、前記合算手段による合算によって得られた値に基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する
    請求項1記載の光沢評価装置。
  5. 前記所定値を、20cycle/mmとする
    請求項2乃至請求項4の何れか1項記載の光沢評価装置。
  6. 被評価物の表面形状を示す表面形状データを取得し、
    前記取得した表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行い、
    前記補正した表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する、
    光沢評価方法。
  7. 被評価物の表面形状を示す表面形状データから表面形状のうねりに相当する成分を除く補正を行う補正ステップと、
    前記補正手段により補正された表面形状データに基づいて前記被評価物の光沢度を示す評価値を算出する算出ステップと、
    をコンピュータに実行させる光沢評価プログラム。
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