JP3618742B2 - 縞検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査対象物の表面に現れる干渉縞やモアレ縞等の光学的縞を検出して評価する技術に関し、特に、光学的縞の向きを含んだ縞特徴量を算出して検査対象物の表面状態を評価する縞検出装置に関する。
近年、製品の大量生産に伴って、検査対象物を自動的に検査する技術が種々開発されており、その1つとして検査対象物の表面状態に依存して光学的に発生する縞を撮像し、その縞を解析することによって検査対象物の不良箇所を検出する技術がある。この技術に関連するものとして、特開平7−260457号公報、特開平9−61125号公報および特開平10−132535号公報に開示された発明がある。
特開平7−260457号公報に開示された表面検査装置は、被検査面の干渉縞パターン像を撮像する撮像部と、撮像部からの映像信号に基づく画像データを得るA/D変換部と、A/D変換部によって得られた画像データにおける所定の単位期間に相当する単位区分毎に、それがあらわす干渉縞パターン像を形成する干渉縞の配置状態を検出する干渉縞状態検出部と、干渉縞状態検出部からの検出出力に基づいて被検査面における欠陥に起因する干渉縞の変化を検出する欠陥検出部とを含む。
この表面検査装置は、不良箇所における干渉縞が密になることを利用して、被検査面の欠陥を検出している。すなわち、干渉縞状態検出部が干渉縞を含む撮像画像に対して、各水平方向のライン単位の濃淡プロフィールを基づいて縞の間隔(縞の周期)を算出する。そして、欠陥検出部は、被検査面における縞の周期が所定の良品における縞の周期よりも小さくなる部分、または被検査面における縞の周期から換算される所定範囲内毎の縞数が所定の良品における縞数よりも多くなる部分を不良箇所として検出する。
また、特開平9−61125号公報に開示された積層板検査システムは、被検査物(2枚の平板ガラスを貼り合わせた積層板)にレーザ光ビームを照射するレーザ光源と、レーザ光ビームの照射によって現れる被検査物の干渉縞像を撮像するTVカメラと、TVカメラによって撮像された干渉縞の縞ピッチが所定値よりも密となる領域を判別するCPU(Central Processing Unit )とを含む。
CPUは、TVカメラによって撮像された干渉縞像に対してFFT(高速フーリエ変換)処理を行ない、所定の周波数以上の部分を残すようにハイパスフィルタ処理を行なった後に逆FFT処理を行なう。CPUは、この逆FFT処理によって得られた画像の中から、高周波数領域として残された部分を不良箇所として検出する。
さらには、特開平10−132535号公報に開示された表面検査装置は、レーザ光を2分割して被検査面に照射する投光部と、被検査面からの反射光を受光する受光部と、被検査面上に形成された干渉縞を光学的にフーリエ変換する像変換部と、像変換部によって形成された光学的フーリエ変換像を表示する表示部とを含む。像変換部によって形成された光学的フーリエ変換像を表示部に表示することによって、被検査面の欠陥の有無を明らかにしている。
この表面検査装置は、レーザ光を被検査面に照射するスポット計測によって検査を行なうものであり、レーザ光を2次元的に走査して広範な領域における欠陥部分の検出を可能としている。
特開平7−260457号公報 特開平9−61125号公報 特開平10−132535号公報
しかし、特開平7−260457号公報に開示された表面検査装置において、干渉縞の周期を正確に計測することができるのは、図16(a)に示すように撮像画像102の水平方向103に対して縞101が垂直になっている場合である。すなわち、この場合には実際の干渉縞101の周期Dと計測値dとが一致することになる。しかし、図16(b)に示すように撮像画像102の水平方向103に対して干渉縞101が垂直になっていない場合(撮像画像の水平方向103に対して干渉縞101が角度θ(θ<90°)となっている場合)には、濃淡プロフィールから算出される干渉縞101の周期dは実際の干渉縞101の周期Dよりも大きく(1/sinθ倍に)なるという問題点があった。
また、図16(c)に示すように縞101が撮像画像102の水平方向103と一致する場合には、干渉縞101の特徴が濃淡プロフィールに現れなくなり、事実上干渉縞101の周期の計測が不可能となる。また、干渉縞101が図16(a)〜図16(c)に示すように直線となるのは極めて稀であり、一般には干渉縞101は曲線となるため、撮像画像の水平方向103に対する干渉縞101の角度θの値が計測位置によって変動することになる。したがって、ライン単位(縞周期)の計測では角度θを算出することは不可能であり、任意の位置における干渉縞101の周期の正確な計測が不可能であるという問題点があった。
また、特開平9−61125号公報に開示された積層板検査システムにおいては、検査領域内に全面的に発生する縞に対しては有効であるが、検査領域内に部分的に発生する縞に対しては有効でないというFFT特有の問題がある。すなわち、FFTによって得られる周波数分布において、検査領域内に部分的に発生する縞の特性があまり強く現われないため感度が弱く、その縞の検出が困難となるという問題がある。
また、検査領域内に部分的に発生する縞を検出できたとしても、その縞が検査領域内に存在することを確認できるに過ぎず、その縞の位置まで検出することはできないという問題点もあった。この問題は、フーリエ変換が無限に繰り返される正弦波を基底とする信号変換であることに起因するものである。したがって、画像信号処理においてFFTを有効に利用できるのは、予め対象とする画像の周波数が判っており、検査領域内全体に広がる高周波ノイズを除去することを目的とする場合であると言える。
特開平10−132535号公報に開示された表面検査装置は、上記フーリエ変換の問題点を解決するものである。すなわち、この表面検査装置においては、微小範囲(レーザスポット径)内の画像に対して光学的フーリエ変換を行なって縞を検出する。そして、この処理を2次元的に走査しながら行なうことによって、広範囲の計測を可能にしている。したがって、レーザスポット径と同程度またはそれ以上の大きさの領域に広がる縞の有無を正確に判定することができる。また、その時の走査位置から縞の位置を特定することもできるため、レーザスポット径を十分に小さくしておけば縞が発生する部分を感度よく検出することが可能となる。
しかし、縞の向きや2次元的連続性を考慮した処理ではないため、光干渉によって現れる縞以外の画像、たとえば白色ノイズ、検査対象物表面の反射率ムラまたはテクスチャ等による明度変化の影響を受けた場合には、これらを干渉縞と区別して除去することができないという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、第1の目的は、縞の向きを含んだ縞特徴量を算出することが可能な縞検出装置を提供することである。
第2の目的は、照明強度の変化や検査対象物表面の光反射率変化による縞コントラストの変化の影響を受けない、ロバスト性の高い縞検出が可能な縞検出装置を提供することである。
第3の目的は、白色ノイズ、検査対象物表面の反射率ムラ、またはテクスチャ等による明度変化の影響を排除することが可能な縞検出装置を提供することである。
請求項1に記載の縞検出装置は、撮像された検査対象物の光学的縞の画像を、光学的縞の方向に依存しない複数の方向に区分し、複数の画素集合で構成されるブロックに分割するための分割手段と、分割手段によって分割されたブロック内の情報に対して離散コサイン変換を行なうための処理手段と、処理手段による処理結果に基づいて検査対象物の光学的縞の方向を含めた評価を行なうための評価手段とを含み、評価手段は、処理手段によって得られた変換係数毎に2次元マトリックスを生成し、2次元マトリックス内において相対的に振幅の大きいブロックを縞候補ブロックとして抽出するための抽出手段を含む。
請求項2に記載の縞検出装置は、請求項1記載の縞検出装置であって、抽出手段は、処理手段による処理結果に対して変換係数毎に平均値および標準偏差を算出するための算出手段と、算出手段によって算出された平均値および標準偏差に基づいて縞候補ブロックを抽出するための縞候補ブロック抽出手段とを含む。
請求項3に記載の縞検出装置は、請求項2記載の縞検出装置であって、縞候補ブロック抽出手段は、ブロックの変換係数と平均値との間の距離が、標準偏差に所定値を乗算した値以上であるブロックを縞候補ブロックとして抽出するための手段を含む。
請求項4に記載の縞検出装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の縞検出装置であって、評価手段はさらに抽出手段によって抽出された縞候補ブロックの中から縞特徴量が類似し、縞候補ブロックが互いに隣接するブロックを抽出するための縞抽出手段を含む。
請求項5に記載の縞検出装置は、請求項4記載の縞検出装置であって、縞抽出手段は、抽出手段によって抽出された変換係数毎の縞候補ブロックに対して、方向性を考慮したフ
ィルタ処理を行なうためのフィルタ処理手段を含む。
請求項6に記載の縞検出装置は、請求項5記載の縞検出装置であって、縞検出装置はさらにフィルタ処理手段による変換係数毎の処理結果をマージするためのマージ手段を含む。
請求項7に記載の縞検出装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の縞検出装置であって、処理手段は、離散コサイン変換によって得られた変換係数のうち、特定の変換係数のみを抽出するための手段を含む。
請求項1に記載の縞検出装置によれば、処理手段は、分割手段によって分割されたブロック内の情報に対して離散コサイン変換を行なうので、縞の向きを含めた縞特徴量を算出することができ、縞を正確に検出することが可能となる。
また、抽出手段は、2次元マトリックス内において相対的に振幅の大きいブロックを縞候補ブロックとして抽出するので、照明強度の変化や検査対象物表面の光反射率の変化による縞コントラストの変化の影響をなくすことができ、ロバスト性の高い縞の検出が可能となる。
請求項2に記載の縞検出装置によれば、縞候補ブロック抽出手段は、算出手段によって算出された平均値および標準偏差に基づいて縞候補ブロックを抽出するので、さらにロバスト性の高い縞の検出が可能になる。
請求項3に記載の縞検出装置によれば、ブロックの変換係数と平均値との間の距離が、標準偏差に所定値を乗算した値以上であるブロックを縞候補ブロックとして抽出するので、縞候補ブロックの抽出が簡単に行なえるようになる。
請求項4に記載の縞検出装置によれば、縞抽出手段は、抽出手段によって抽出された縞候補ブロックの中から縞特徴量が類似し、縞候補ブロックが互いに隣接するブロックを抽出するので、白色ノイズや検査対象物表面の反射ムラまたはテクスチャによる明度変化の影響を排除することが可能となる。
請求項5に記載の縞検出装置によれば、フィルタ処理手段は、抽出手段によって抽出された変換係数毎の縞候補ブロックに対して、方向性を考慮したフィルタ処理を行なうので、さらに明度変化の影響を排除することが可能となる。
請求項6に記載の縞検出装置によれば、マージ手段は、フィルタ処理手段による変換係数毎の処理結果をマージするので、全方向の縞を処理結果として出力することが可能となる。
請求項7に記載の縞検出装置によれば、離散コサイン変換によって得られた変換係数のうち、特定の変換係数のみを抽出するので、処理の高速化を図ることが可能となる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における縞検出装置の概略構成を示すブロック図である。この縞検出装置は、撮像画像を複数の画素集合で構成される矩形ブロックに分割する矩形ブロック分割部21と、矩形ブロックに対してDCT(離散コサイン変換)処理を行なうDCT処理部22と、DCT処理によって求められた変換係数毎に平均値および平均偏差を算出する平均値/標準偏差算出部23と、平均値/標準偏差算出部23によって算出された平均値および標準偏差に基づいて縞候補となる矩形ブロックを抽出する縞候補ブロック抽出部24と、縞候補ブロック抽出部24によって抽出された縞候補となる矩形ブロックの集合(以下、縞候補ブロック群と呼ぶ。)に対して方向性を考慮したフィルタ処理を行なう方向別フィルタ処理部25と、方向別フィルタ処理部25によって得られた処理結果を重ね合わせる処理結果マージ部26とを含む。
図2は、本実施の形態における縞検出装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。適宜他の図面を参照しながら、この縞検出装置の処理手順について説明する。
図3は、検査対象物の表面状態に依存して発生する干渉縞等の光学的縞を撮像したときの画像を模式的に示している。図3は、撮像画像32全体に光学的縞31が撮像されている様子を示しており、分解能を512×512画素(画素MI={Iij;0≦i,j≦511})としている。なお、この撮像画像32の分解能は他の画素数であっても良いし、画素34は正方形でなくても良い。
まず、矩形ブロック分割部21は、撮像画像32を複数の画素集合で構成される矩形ブロックに細分化する(S1)。図4は、撮像画像32を矩形ブロック35に細分化した様子を示している。この矩形ブロックを8×8画素の正方ブロック(MP={Pxy;0≦x,y≦7})とすることによって、撮像画像32を64×64のブロックマトリックス(MB={MPmn;0≦x,y≦63})に細分化している。なお、この矩形ブロックMPはこれ以外のサイズであっても良く、正方でなくても良い。
次に、DCT処理部22は、矩形ブロック分割部21によって得られた矩形ブロック単位でDCT処理を行ない、8×8個(8×8画素の場合)の変換係数からなる変換係数マトリックスを求める(S2)。矩形ブロックMPを構成する各画素の位置座標を(x,y)、画素の濃淡値をPxy;0≦x,y≦7、変換係数マトリックスMS内の変換係数位置を(u,v)、その変換係数をSuv;0≦u,v≦7とすると、直交変換式は次式となる。
Figure 0003618742
図5は、変換係数Suvに対応する基底画像を示す図である。基底画像の濃淡変化はCOS波形となるが、図表現の便宜上COSの値が正となる部分を白、負となる部分を黒として2値で表わすものとする。また、図5に示す基底画像のそれぞれは、64個の直交基底画像行列の(u,v)位置の画像に対応しており、変換係数Suvの値が大きいと(u,v)位置の基底画像の成分が強く含まれていることを意味している。
図5から判るように、基底画像は左から右に進むにつれて高周波の水平周波成分(縦縞)を多く含み、上から下に進むにつれて高周波の垂直周波成分(横縞)を多く含むことになり、8×8画素の矩形ブロックMPはこの64個の基底画像の線形結合で表わされることになる。したがって、変換係数マトリックスMSにおけるSuv値の分布状態を読み取ることによって、どの周波数成分が強く含まれているか、およびどの方向の縞がどれほど強く含まれているかという縞の特徴量(向き、周期、振幅)を容易に把握することが可能になる。
しかし、高周波領域には一般に白色ノイズが含まれやすく、画像分解能の観点からも高周波領域を扱うことは無意味であるので、高周波成分を切り捨てて比較的低周波領域に着目する方が有効である。したがって、64個の変換係数Suvのうち、図5の破線で囲んだ基底画像に対応する12個の変換係数E={(u,v)=(0,2),(0,3),(0,4),(1,2),(1,3),(1,1),(2,2),(2,1),(3,1),(2,0),(3,0),(4,0)}のみを縞の評価対象として選択することにする。なお、これ以外の変換係数の組み合わせであっても良いことは言うまでもない。
図6は、上記選択された12個の変換係数を表にしたものであり、縞方向および縞周期で分類している。横グループ(Y_E)には変換係数S02,S03およびS04が含まれ、図5に示す基底画像から判るように横方向の縞を含んでいる。また、横斜めグループ(YN_E)には変換係数S12およびS13が含まれ、図5に示す基底画像から判るように横方向に近い斜めの縞を含んでいる。また、斜めグループ(N_E)には変換係数S11およびS22が含まれ、図5に示す基底画像から判るように斜めの縞を含んでいる。また、縦斜めグループ(TN_E)には変換係数S21およびS31が含まれ、図5に示す基底画像から判るように縦方向に近い斜めの縞を含んでいる。さらには、縦グループ(T_E)には変換係数S20,S30およびS40が含まれ、図5に示す基底画像から判るように縦方向の縞を含んでいる。
検出対象の縞周期が、図6に示す縞周期よりも大きい場合には、矩形ブロックMPのサイズを2倍またはそれ以上に設定するか、矩形ブロックMPのサイズはそのままで撮像画像MIを1/2またはそれ以上に圧縮すれば良い。
DCT処理部22は、上述した矩形ブロック単位のDCT処理を64×64個の全ての矩形ブロック、すなわち矩形ブロックマトリックスMBの全要素に対して行なうことによって、図6に示す12種類の変換係数のそれぞれについて、64×64の2次元マトリックスMSuvで表現される縞特徴量の撮像画像全域にわたる空間分布を求めることが可能になる。MSuvは、次式によって表わすことができる。
Figure 0003618742
再び、図2に示すフローチャートの説明に戻る。次に、平均値/標準偏差算出部23は、2次元マトリックスMSuv内の64×64個の値の平均値および標準偏差を算出する(S3)。撮像画像に縞が含まれない場合には、2次元マトリックスMSuv内における値のヒストグラムは、0付近に度数が集中した正規分布となる。また、撮像画像内の一部の微小領域に縞が発生する場合には、2次元マトリックスMSuv内における値のヒストグラムは、大局的には正規分布となるが、縞を含む矩形ブロックの変換係数Suvは0から離れた値となるため、正規分布から離れた位置に縞に対応するピークが現れることになる。
この統計的原理を利用するために、平均値/標準偏差算出部23は、図6に示す12種類の変換係数のそれぞれについて正規分布の平均値μuv;(u,v)∈E、および標準偏差σuv;(u,v)∈Eを算出する。
そして、縞候補ブロック抽出部24は、標準偏差σuvを所定の定数Cuv;(u,v)∈E倍した値を閾値とし、変換係数Suvと平均値μuvとの間の距離が閾値以上である矩形ブロックの集合を縞候補ブロック群として抽出する(S4)。図7は、縞候補ブロック群の抽出の一例を示しており、変換係数Suvと平均値μuvとの間の距離が閾値以上である矩形ブロック群37が縞候補ブロック群として抽出される。この縞候補ブロック群GBuvは次式によって表わされる。
Figure 0003618742
なお、特殊な場合として、縞が撮像画像の全域または大半の領域で発生する場合もあるため、算出された標準偏差σuvの値をそのまま用いるのではなく、その値を直接管理して撮像画像全域に対して評価を行なう方法と併用することが望ましい。
また、縞候補ブロック抽出部24は、閾値として標準偏差σuvをCuv倍した値を用いることにより、撮像画像全域の中から相対的に変換係数値が0から離れている部分、すなわち相対的に縞コントラスト(縞の振幅)の高い部分を抽出している。この処理によって、撮像の際の照明強度の変化や検査対象物表面の光反射率の変化による縞コントラストの絶対的な変化の影響をなくし、ロバスト性の高い検査が可能となる。
再び、図2に示すフローチャートの説明に戻る。次に、方向別フィルタ処理部25は、縞候補ブロック抽出部24によって抽出された12種類の変換係数Suvに対応する縞候補ブロック群GBuvに対して、縞の2次元的な形状特性を考慮したフィルタ処理を行ない、所定の特徴量を有する縞の発生領域を検出する(S5)。
縞の2次元的な形状特性、特に縞の方向や縞の周期の変化は2次元空間的には滑らかであるため、微小領域におけるその変化は無視できる程度である。方向別フィルタ処理部25は、図6に示す5つの方向別グループのそれぞれに対して、縞の2次元的な形状特性を考慮したオペレータを用いてフィルタ処理を行なう。図8は、そのオペレータの形状の一例であって、(a)に示す横グループ用マスク(Y_MSK)、(b)に示す横斜めグループ用マスク(YN_MSK)、(c)に示す斜めグループ用マスク(N_MSK)、(d)に示す縦斜めグループ用マスク(TN_MSK)および(e)に示す縦グループ用マスク(T_MSK)から構成される。なお、オペレータは図8(a)〜(e)に示す以外の形状であっても良い。
たとえば、横グループY_E={(u,v)=(0,2),(0,3),(0,4)}に含まれる変換係数にフィルタ処理を行なう場合、3つの変換係数S02,S03およびS04に対応する3種類の縞候補ブロック群GB02,GB03およびGB04から構成される横縞候補ブロック群Y_GBは次式によって表わすことができる。
Figure 0003618742
この横縞候補ブロック群Y_GBの抽出は、64×64個の矩形ブロックマトリックスMB上を順に走査し、上記3種類の縞候補ブロック群GB02,GB03およびGB04のうち、少なくとも1つの縞候補ブロックが存在する矩形ブロックを探索することによって可能である。そして、方向別フィルタ処理部25は、この横縞候補ブロック群Y_GBの中から、図8(a)に示す横グループ用マスクY_MSKの形で連続して横縞候補ブロックが存在するブロックのみを横縞ブロック群Y_WBとして残すことにより、孤立した縞候補ブロックを除去する。この連続する横縞候補ブロックのみを抽出する操作を、演算子f[Y_MSK]・と定義すれば、横縞ブロック群Y_WBは次式によって表わすことができる。
Figure 0003618742
図9は、この横縞ブロックの抽出を模式的に示す図である。図9(a)〜図9(c)に示す縞候補ブロック群GB02,GB03およびGB04のうち、少なくとも1つの縞候補ブロックが存在するブロックを探索することによって、図9(d)に示す横縞候補ブロック群Y_GBを抽出することができる。そして、方向別フィルタ処理部25が横グループ用マスクY_MSKを用いて、図9(d)に示す横縞候補ブロック群Y_GBに対してフィルタ処理を行なうことによって、図9(e)に示す横縞ブロック群Y_WBを抽出する。
方向別フィルタ処理部25は、同様のフィルタ処理を横斜めグループYN_E、斜めグループN_E、縦斜めグループTN_E、および縦グループT_Eに対して行なう。その結果抽出された横斜め縞ブロック群YN_WB、斜め縞ブロック群N_WB、縦斜め縞ブロック群TN_WB、縦縞ブロック群T_WB、および上述した横縞ブロック群Y_WBの論理和を求めることにより、全方向の縞ブロック群を重ねて得られた全方位縞ブロック群WBを、最終結果である縞検出領域として出力する。この全方位縞ブロック群WBは、次式によって表わすことができる。
Figure 0003618742
以上説明した縞検出装置は、コンピュータに縞検出プログラムを実行させることによって実現可能である。このコンピュータによって縞検出装置を実現する方法について以下に説明するが、本実施の形態における縞検出装置はこれに限られるものではない。たとえば、プログラム処理の中で最も時間を要するDCT処理をハードウェア化し、処理の高速化を図ることも可能である。
図10は、本発明の縞検出装置の外観例を示す図である。縞検出装置は、コンピュータ本体1、グラフィックディスプレイ装置2、磁気テープ4が装着される磁気テープ装置3、キーボード5、マウス6、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory )8が装着されるCD−ROM装置7、および通信モデム9を含む。縞検出プログラムは、磁気テープ4またはCD―ROM8等の記憶媒体によって供給され、コンピュータ本体1によって実行される。また、縞検出プログラムは他のコンピュータより通信回線を経由し、通信モデム9を介してコンピュータ本体1に供給されてもよい。
図11は、本実施の形態における縞検出装置の構成例を示すブロック図である。図10に示すコンピュータ本体1は、CPU10、ROM(Read Only Memory)11、RAM(Random Access Memory)12およびハードディスク13を含む。CPU10は、グラフィックディスプレイ装置2、磁気テープ装置3、キーボード5、マウス6、CD−ROM装置7、通信モデム9、ROM11、RAM12またはハードディスク13との間でデータを入出力しながら処理を行う。磁気テープ4またはCD−ROM8に記録された縞検出プログラムは、CPU10により磁気テープ装置3またはCD−ROM装置7を介して一旦ハードディスク13に格納される。CPU10は、ハードディスク13から適宜縞検出プログラムをRAM12にロードして実行することによって縞の検出を行う。
以上説明したように、本実施の形態における縞検出装置によれば、撮像画像を矩形ブロックに細分化し、矩形ブロックのそれぞれにDCT処理を行なって縞の空間周波数解析を行なうようにしたので、縞の方向を含めた2次元的な特徴解析が可能となった。
また、矩形ブロック単位で縞の特徴量(縞の向き、周期、振幅)を抽出するようにしたので、矩形ブロックの大きさ程度の微小領域に発生する縞であっても検出することが可能となった。
また、2次元マトリックス内で画像の振幅の値が比較的大きい矩形ブロックを縞候補ブロックとして抽出するようにしたので、撮像の際の照明強度の変化や検査対象物の表面の光反射率の変化による縞コントラストの変化による影響をなくし、ロバスト性の高い検出が可能となった。
さらには、縞の2次元的な形状特性を考慮したフィルタ処理を行なうようにしたので、白色ノイズ、検査対象物の表面の反射ムラまたはテクスチャによる明度変化の影響を除去することが可能となった。
(実施の形態2)
実施の形態2における感光体ドラム検査装置は、実施の形態1における縞検出装置を複写機等に用いられる感光体ドラム表面の薄膜に応用したものである。
図12は、感光体ドラムの表面付近の断面構造を示している。感光体ドラム40は、アルミ素管41と、アルミ素管41の表面に形成された感光体である多層薄膜42とを含む。この感光体ドラム40の表面に、波長λの単一波長の光源43を照射すると、多層薄膜42の厚さdに依存した光干渉が発生する。そのため、厚さdに変化がある場合には地図の等高線のような干渉縞が観察される。多層薄膜42の厚さが急激に変化する不良部分があると、複写機においては複写紙上にこの不良部分に対応した濃淡ムラが発生する。この不良部分においては、干渉縞の間隔が狭くなるので、干渉縞の縞周期が短い部分を検出することによって感光体ドラム40の不良箇所を検出することが可能となる。
図13は、本実施の形態における感光体ドラム検査装置の概略構成を示すブロック図である。この感光体ドラム検査装置は、単一波長の光源43と、感光体ドラム40からの正反射光を撮像するラインセンサ44と、感光体ドラム40を回転させる回転駆動部45と、回転駆動部45の回転を制御する回転制御部46と、ラインセンサ44によって撮像された画像を記憶する画像メモリ47と、縞検出を行なう縞検出処理部48とを含む。
光源43は、光が感光体ドラム40の長手方向全域に照射されるように配置されている。また、ラインセンサ44は、感光体ドラム40の長手方向全域を撮像するように配置されている。回転制御部46は、ラインセンサ44による撮像に同期して回転駆動部45の回転を制御する。たとえば、画像メモリ47の記憶容量が2048画素×2048画素分であれば、回転制御部46は感光体ドラム40の表面全域の画像(1フレーム)が画像メモリ47の記憶容量に収まるように回転駆動部45を制御して感光体ドラム40を回転させる。
縞検出処理部48は、画像メモリ47に格納された1フレーム分の画像に対して縞検出処理を行なうが、実施の形態1における縞検出装置の処理手順と同じであるので、詳細な説明は繰り返さない。
以上説明したように、本実施の形態における感光体ドラム検査装置によれば、感光体ドラムの表面の不良部分を自動的に検出することが可能となり、実施の形態1における縞検出装置において説明した効果を感光体ドラムの検査においても得ることが可能となった。
(実施の形態3)
実施の形態3における液晶パネル検査装置は、実施の形態1における縞検出装置を液晶パネルにおける貼り合わせガラス間のギャップムラ検査に応用したものである。
図14は、液晶パネル49の断面構造を示している。液晶パネル49は、2枚のガラス50と、この2枚のガラス50間のギャップに注入される液晶51とを含む。この液晶パネル49の表面に波長λの単一波長の光源53を照射すると、ガラス間ギャップの値dに依存した光干渉が発生する。そのため、ガラス間ギャップの値dに変化がある場合には地図の等高線のような干渉縞が観察される。
液晶パネルの製造工程においては、ガラス間ギャップに液晶51が注入されるため、ガラス間ギャップのギャップムラが製品品質を左右することになる。したがって、干渉縞が発生する部分を抽出することによってギャップムラを検出し、液晶パネル49の不良を発見することが可能となる。
図15は、本実施の形態における液晶パネル検査装置の概略構成を示すブロック図である。この液晶パネル検査装置は、単一波長の光源53と、液晶パネル49に発生した干渉縞を撮像するラインセンサ52と、ラインセンサ52によって撮像された画像を記憶する画像メモリ47と、縞検出を行なう縞検出処理部48とを含む。
光源53は、光が液晶パネル49の表面の全域に拡散照射されるように配置されている。また、ラインセンサ52は、液晶パネル49の全域を撮像するように配置されている。たとえば、画像メモリ47の記憶容量が512画素×512画素分であれば、液晶パネル49の表面全域の画像(1フレーム)が画像メモリ47の記憶容量に収まるように撮像が行なわれる。
縞検出処理部48は、画像メモリ47に格納された1フレーム分の画像に対して縞検出処理を行なうが、実施の形態1における縞検出装置の処理手順と同じであるので、詳細な説明は繰り返さない。
以上説明したように、本実施の形態における液晶パネル検査装置によれば、液晶パネルの表面の不良部分を自動的に検出することが可能となり、実施の形態1における縞検出装置において説明した効果を液晶パネルの検査においても得ることが可能となった。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態1における縞検出装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1における縞検出装置の処理手順を説明するためのフローチャートである。 検査対象物の表面に現れる光学的縞を模式的に示す図である。 撮像画像を矩形ブロックに細分化した様子を示す図である。 変換係数Suvに対応する基底画像を示す図である。 選択された12個の変換係数を表にしたものである。 縞候補ブロック群の抽出の一例を示す図である。 フィルタ処理に使用されるオペレータの形状の一例を示す図である。 横縞ブロック群の抽出を説明するための図である。 実施の形態1における縞検出を実現するコンピュータの外観の一例を示す図である。 図10に示すコンピュータの構成例を示す図である。 感光体ドラムの表面付近の断面構造を示す図である。 感光体ドラム検査装置の概略構成を示す図である。 液晶パネルの断面構造を示す図である。 液晶パネル検査装置の概略構成を示す図である。 従来の縞の周期の計測における問題点を説明するための図である。
符号の説明
1 コンピュータ本体、2 グラフィックディスプレイ装置、3 磁気テープ装置、4 磁気テープ、5 キーボード、6 マウス、7 CD−ROM装置、8 CD−ROM、9 通信モデム、10 CPU、11 ROM、12 RAM、13 ハードディスク、21 矩形ブロック分割部、22 DCT処理部、23 平均値/標準偏差算出部、24 縞候補ブロック抽出部、25 方向別フィルタ処理部、26 処理結果マージ部、40 感光体ドラム、41 アルミ素管、42 多層薄膜、43,53 光源、44,52 ラインセンサ、45 回転駆動部、46 回転制御部、47 画像メモリ、48 縞検出処理部、49 液晶パネル、50 ガラス、51 液晶。

Claims (7)

  1. 撮像された検査対象物の光学的縞の画像を、前記光学的縞の方向に依存しない複数の方向に区分し、複数の画素集合で構成されるブロックに分割するための分割手段と、
    前記分割手段によって分割されたブロック内の情報に対して離散コサイン変換を行なうための処理手段と、
    前記処理手段による処理結果に基づいて前記検査対象物の光学的縞の方向を含めた評価を行なうための評価手段とを含み、
    前記評価手段は、前記処理手段によって得られた変換係数毎に2次元マトリックスを生成し、該2次元マトリックス内において相対的に振幅の大きいブロックを縞候補ブロックとして抽出するための抽出手段を含む、縞検出装置。
  2. 前記抽出手段は、前記処理手段による処理結果に対して変換係数毎に平均値および標準偏差を算出するための算出手段と、
    前記算出手段によって算出された平均値および標準偏差に基づいて前記縞候補ブロックを抽出するための縞候補ブロック抽出手段とを含む、請求項1記載の縞検出装置。
  3. 前記縞候補ブロック抽出手段は、ブロックの変換係数と前記平均値との間の距離が、前記標準偏差に所定値を乗算した値以上であるブロックを縞候補ブロックとして抽出するための手段を含む、請求項2記載の縞検出装置。
  4. 前記評価手段はさらに、前記抽出手段によって抽出された縞候補ブロックの中から縞特徴量が類似し、縞候補ブロックが互いに隣接するブロックを抽出するための縞抽出手段を含む、請求項1〜3のいずれかに記載の縞検出装置。
  5. 前記縞抽出手段は、前記抽出手段によって抽出された変換係数毎の縞候補ブロックに対して、方向性を考慮したフィルタ処理を行なうためのフィルタ処理手段を含む、請求項4記載の縞検出装置。
  6. 前記縞検出装置はさらに、前記フィルタ処理手段による変換係数毎の処理結果をマージするためのマージ手段を含む、請求項5記載の縞検出装置。
  7. 前記処理手段は、離散コサイン変換によって得られた変換係数のうち、特定の変換係数のみを抽出するための手段を含む、請求項1〜6のいずれかに記載の縞検出装置。
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