JP2006258475A - 自動修正時計 - Google Patents

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正雄 福田
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美則 那須
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Abstract

【課題】目的は、時刻情報を取得して時刻修正を行う際に受信状態が良好でない場合であっても、取得した時刻情報を無駄にすることなく、高い信頼性で短時間に時刻修正を行うことができる自動修正時計を提供する。
【解決手段】制御回路14は、複数の異なる設定時刻に、標準電波受信回路1108により受信した第1の時刻情報、および放送電波受信部1100により受信した第2の時刻情報に基づいた補完および評価の結果に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報に関する誤差情報を生成し、当該生成した誤差情報に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正するので、たとえば受信環境が良好でない状態に変化した場合に、予め規定された個数以上の時刻情報を取得できない場合であっても、誤差情報に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば、時刻情報を含む標準電波、ラジオ放送、テレビジョン放送、衛星放送等の放送電波などの異なる種類のメディアから取得した時刻情報に基づいて時刻修正を行う自動修正時計に関するものである。
たとえば、放送局から送信される放送電波に含まれる時刻情報に相当する時報信号を受信して、時刻修正を行う時計が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
また、時刻情報を含む標準電波を受信して時刻修正を行う電波修正時計が知られている(たとえば、特許文献2参照)。
また、通常時に周波数が40kHzの標準電波を受信して時刻修正を行い、その40kHzの標準電波の受信状態が良好でない場合に、周波数が60kHzの標準電波を受信して時刻修正を行う時計が知られている。
実開平7−12997号公報 特開平11−183664号公報
ところで、一般的に、受信した時刻情報を基に時刻修正を行う時計では、異なる設定時刻に複数の時刻情報を取得して時刻情報の評価を行うことで、時刻情報の信頼性を向上させる。しかし、この時計では、たとえば複数の時刻情報を取得中に受信状態が良好でない状態に変化したとき、所定の信頼性を確保するまで再度時刻情報を受信する必要があり、比較的長い処理時間を要する場合がある。
また、上述した時計では、単純に40kHzの標準電波を受信して時刻情報を取得したが、たとえば受信状態が良好でないために、たとえば時刻情報の一部でも信頼性が確保できない場合に、取得した時刻情報を使用せずに、周波数が60kHzの標準電波を受信して得られた時刻情報を用いて時刻修正を行うので、取得した時刻情報が無駄になる場合や比較的長い時間を要する場合がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、時刻情報を取得して時刻修正を行う際に受信状態が良好でない場合であっても、取得した時刻情報を無駄にすることなく、高い信頼性で短時間に時刻修正を行うことができる自動修正時計を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の第1の観点の自動修正時計は、内部時計と、第1の時刻情報を含む標準電波を受信する標準電波受信手段と、第2の時刻情報を含む放送電波を受信する放送電波受信手段と、前記標準電波受信手段および前記放送電波受信手段により受信した前記第1の時刻情報および第2の時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて前記一方の時刻情報を補完して前記評価を行い、当該評価の結果に基づいて前記内部時計が計時する時刻情報を修正する制御手段とを有する。
また、前記目的を達成するために、本発明の第2の観点の自動修正時計は、内部時計と、時刻情報を含む異なる種類の第1および第2のメディアそれぞれから前記時刻情報を取得する取得手段と、前記取得手段により前記第1および第2のメディアから取得した前記時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて前記一方の時刻情報を補完して前記評価を行い、当該評価の結果に基づいて前記内部時計が計時する時刻情報を修正する制御手段とを有する。
本発明によれば、時刻情報を取得して時刻修正を行う際に受信状態が良好でない場合であっても、取得した時刻情報を無駄にすることなく、高い信頼性で短時間に時刻修正を行うことができる自動修正時計を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る自動修正時計を採用した電波修正時計1は、たとえば、時刻情報を含む異なる種類の第1および第2のメディアそれぞれから時刻情報を取得し、その第1および第2のメディアそれぞれから取得した時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて一方の時刻情報を補完して評価を行い、その評価の結果に基づいて内部時計が計時する時刻情報を修正する。
ここでメディアとは、たとえば、標準時刻情報を含む標準電波や、時報情報などの時刻情報を含むAMラジオ放送電波、FM放送電波、テレビジョン放送電波、デジタルテレビジョン放送電波、衛星放送電波などの時刻情報を含む媒体である。
また、上記メディアとして、たとえば時刻情報を提供するコンピュータから通信ネットワークなどの通信路を介して受信する時刻信号も含む。
詳細には、本実施形態に係る電波修正時計1は、第1の時刻情報を含む標準電波を受信する標準電波受信部と、第2の時刻情報を含む放送電波を受信する放送電波受信部と、標準電波受信部および放送電波受信部により受信した第1の時刻情報および第2の時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて一方の時刻情報を補完して評価を行い、その評価の結果に基づいて内部時計が計時する時刻情報を修正する制御部とを有する。
本発明に係る放送電波は、たとえば上述したようにAMラジオ放送電波、FMラジオ放送電波、テレビジョン放送電波、衛星放送電波などの時刻情報を含む放送電波である。たとえばこの放送電波は予め規定された周波数の時報信号を規定時間含む。
本実施形態では放送電波として、たとえばAMラジオ放送を採用する。
AMラジオ放送に含まれる時報信号を採用する利点は、何点かある。
1.全国に複数の送信局が設置されている。
2.AMラジオ放送電波の送信出力は、標準電波送信局の送信出力よりも大きい。
たとえばAMラジオ放送局は、都市部近郊から比較的大きな送信出力でAMラジオ放送を出力する。
たとえば札幌、東京、大阪、福岡等の都市部近郊には、表1に示すようにAMラジオ放送局が設置されている。札幌市、東京都、大阪府、福岡市等の都市部から50km以内にラジオ放送局が設けられている。
たとえば埼玉県南埼玉郡菖蒲町から東京NHK第1放送、周波数594kHz、送信出力300kWでAMラジオ放送電波が出力されている。大阪府南河内郡美原町丹上から大阪NHK第1放送、周波数666kHz、送信出力100kWでAMラジオ放送電波が出力されている。
Figure 2006258475
3.ラジオ放送が行われている周波数帯のノイズに関する規格が規定されている。
多くの家庭電化製品等の電子装置は、この規格を満たすように設計されているために、それらの電子装置から出力されるノイズ強度が小さい。このためにAMラジオ放送の受信環境がよい。
また、AMラジオ放送電波は中波放送帯で525kHzから1605kHzと規定されおり、標準電波の周波数は数10kHzであり、同一のフェライトバーアンテナを用いてそれぞれの電波を受信することができ、アンテナを共通化することができる。また変調方式もAM変調で同じであるので、AMラジオ放送と、標準時刻電波信号の復調部を、一部共通化することができる。
以下、図面を参照しながら本実施形態に係る電波修正時計1を説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る自動修正時計を採用した電波修正時計の機能ブロック図である。図2は図1に示した電波修正時計の詳細な機能ブロック図である。
本実施形態に係る電波修正時計1は、図1,2に示すように、電波受信系11、スイッチ群12、発振回路13、制御回路14、ドライブ回路15、発光素子16、バッファ回路17、ドライブ回路18、表示部20、初期時刻情報入力部21、電源制御回路22、内部電池23、外部電池24、ディスプレイ30、秒針用モータ121、時分針用モータ131、光検出センサ部140、内部時計1401、メモリ1402、トランジスタQ1,Q2、キャパシタC1201,C1202,C2,C3、および抵抗素子R1〜R4を有する。
制御回路14は本発明に係る制御手段の一実施形態に相当する。内部時計1401は本発明に係る内部時計1401の一実施形態に相当する。電波受信系11は標準電波受信手段および放送電波受信手段の一実施形態に相当する。
また、電波受信系11は、本発明に係る取得手段の一実施形態に相当する。この取得手段は、時刻情報を含む異なる種類の第1および第2のメディアそれぞれから時刻情報を取得する。
本実施形態ではアナログ式の指針による時刻表示を行う場合に表示部20として、ドライブ回路15、発光素子16、バッファ回路17、ドライブ回路18、ディスプレイ30、秒針用モータ121、時分針用モータ131、光検出センサ部140、キャパシタC2,C3、トランジスタQ1,Q2、および抵抗素子R1〜R4を設ける。
また、表示部20として液晶等のデジタル式の時刻表示装置(ディスプレイ)30を用いてもよい。
電波受信系11は、たとえば制御回路14の制御により、設定された受信周波数で放送電波を受信する。また、電波受信系11は、放送局から送信される復調処理を行い信号S1105として制御回路14に出力する。
また、電波受信系11は、たとえば制御回路14の制御により、時刻情報を含む標準電波を受信して所定処理を施して、信号S1106として制御回路14に出力する。
電波受信系11は、たとえば図2に示すように、放送電波受信部1100、標準電波(長波)受信回路1108、およびアンテナANT1,ANT2を有する。
放送電波受信部1100は本発明に係る放送電波受信手段の一実施形態に相当する。標準電波受信回路1108は本発明に係る標準電波受信手段の一実施形態に相当する。
放送電波受信部1100は、時刻情報を含む放送電波を受信し、受信結果を示す信号S1105を制御回路14に出力する。たとえば、時刻情報は毎正時に含まれる時報信号を含む。
放送電波受信部1100は、たとえば図2に示すように、同調回路1101、周波数変換回路1102、局部発振回路1103、周波数制御回路1104、中間周波増幅回路1105、検波回路1106、および時報検出回路1107を有する。
同調回路1101は、たとえばキャパシタやコイル等により構成され、周波数制御回路1104からの信号S1104により設定される周波数に同調し、アンテナANT1で受信された放送電波から、設定された同調周波数の信号S1101を、周波数変換回路1102に出力する。
周波数変換回路1102は、同調回路1101から出力された信号S1101に、局部発振回路1103からの信号S1103aを基に周波数変換処理を施して、中間周波信号S1102として中間周波増幅回路1105に出力する。
局部発振回路1103は、周波数制御回路1104から出力された信号S1104に応じた周波数で発振して、所定の周波数の信号S1103を出力する。
本実施形態では、周波数変換回路1102は、信号S1101と信号S1103aとを混合して、周波数455Hzの中間周波信号S1102を生成して出力する。局部発振回路1103は、制御回路14の制御により、上述した中間周波信号S1102を生成するような周波数の信号S1103aを生成する。
周波数制御回路1104は、制御回路14からの制御信号CTL141に基づいて所定周波数の信号S1104を生成し、局部発振回路1103に出力する。
図3は、図2に示した電波修正時計の電波受信系の一具体例を示す機能ブロック図である。
周波数制御回路1104は、たとえば図3に示すように、基準周波数発生回路401、第1分周回路402、第2分周回路403、位相比較器404、および制御電圧発生回路405を有する。
基準周波数発生回路401は、たとえば水晶振動子等を含む発振回路を有し、基準周波数の信号S401を生成して、第1分周回路402に出力する。
第1分周回路402は、基準周波数発生回路401から出力された信号S401を分周し、信号S402として位相比較器404に出力する。
第2分周回路403は、たとえば制御回路14から出力された、分周比を設定させる制御信号CTL141に基づいて、その設定された分周比で、局部発振回路1103から出力された信号S1103bを分周し、信号S403として位相比較器404に出力する。
位相比較器404は、第1分周回路402から出力された信号S402と、第2分周回路403から出力された信号S403とを比較し、比較結果を示す信号S404を出力する。
制御電圧発生回路405は、位相比較器404から出力された信号S404に基づいて、信号S1104を局部発振回路1103に出力する。
局部発振回路1103は、周波数制御回路1104から出力された信号S1104に応じた周波数で発振して、所定の周波数の信号S1103a,S1103bを出力する。
たとえば制御電圧発生回路405を制御回路14が直接制御して局部発振回路1103の発振周波数を制御する場合では、各デバイスの温度変化や電池の消耗による電圧変動により、正確な周波数を維持することができないおそれがある。
これに対して、上述したようにPLLループが形成された構成を採用すると、では、温度変化や電池の消耗による電圧変動等があった場合でも、局部発振回路1103が発振する信号S1103aの周波数の変動を低減することができる。
つまり、制御回路14は、上述した構成により、温度変化や電池の消耗による電圧変動があった場合でも、制御信号CTL141により、信号S1101を中間周波信号S1102に変換する際に、周波数の変動を低減することができる。
このように、局部発振回路1103および周波数制御回路1104は、たとえばPLL(Phase Locked Loop)シンセサイザ方式により局部発振信号を生成するように構成することも可能であるが、必ず市もPLL構成を必要とするものではない。
本実施形態においては、1kHz単位の精度の高い掃引はき必ずしも必要ではなく、発振周波数画1kHz程度の刻みで掃引すればその間に必ず放送信号が捕捉可能である。したがって、いわゆるバリキャップによる自動選局方式のような構成も採用することが可能である。
ここで、放送信号であるAM放送電波に含まれる時報信号について、図4および図5に関連付けて説明する。
図4は、一般的なAMラジオ放送電波に毎正時付近に含まれる時報信号の一具体例を示す図である。
たとえば、ラジオ放送局から送信されるAMラジオ放送電波には、毎正時(00分00秒)付近に図4に示すような時報信号dが含まれている。詳細にはたとえば57秒,58,59秒に周波数440Hzの予告信号(パルス信号)pがAM変調され、毎正時(00分00秒)には予め設定された周波数、たとえば880Hzの正時信号(減衰信号)dがAM変調されている。たとえばパルス信号pおよび減衰信号dの立ち上がり時間T57,T58,T59,T00それぞれが、秒同期している。
また、時報信号(正時信号)dは、図4に示すように、予め規定された周波数(たとえば880Hz)の時報信号dを規定時間Td(たとえば1〜3秒程度)含む。
ところで、毎正時(00分00秒)を示す時報信号dの送信形式は、放送局毎に規定されている。一般的に時報信号の周波数は880Hzであるが、その他放送局によっては、周波数522.3Hzや1047Hzなどの時報信号も送信する。
また、予告信号(前置信号)に関しても、放送局毎に規定されている。予告信号を送信せずに、図4に示した時報信号dのみを送信する放送局もある。
図5は、図1に示した電波修正時計1が受信する時報信号を説明するための図である。図5において横軸は時間、縦軸は信号レベルをそれぞれ示す。
放送電波に含まれる時報信号の規定時間Tdは、放送局毎に規定されている。
時報信号dのレベルは、たとえば図5に示すように、正時(T00)に立ち上がり、時報信号d1の場合には約1秒程度で減衰し、時報信号d2の場合には約2秒程度で減衰し、時報信号d3の場合には約3秒程度で減衰する。つまり図5に示すように時報信号d1〜d3それぞれの規定時間Td1〜Td3は、放送局によって異なる。
中間周波増幅回路1105は、たとえば自動利得制御回路(AGC:Automatic Gain Control)により構成され、周波数変換回路1102から出力された信号S1102のレベルを設定された大きさとなるように増幅し、信号S1105として検波回路1106に出力する。
また、中間周波増幅回路1105は、たとえば信号S1102の大きさを示す指標となる搬送波レベル検出信号Sagcを制御回路14に出力する。
たとえば信号Sagcは、中間周波増幅回路1105が、信号S1102を設定された大きさとなるように増幅する際のAGC制御電圧に基づいて搬送波レベル検出信号Sagcを生成する。つまり信号Sagcは自動利得制御回路による増幅の度合いを示す。
検波回路1106は、中間周波増幅回路1105から出力された信号S1105を検波して、信号S1106として時報検出回路1107に出力する。
検波回路1106は、たとえば信号S1105をAM検波やFM検波を行い信号S1107として時報検出回路1107に出力する。たとえば検波回路1106のAM検波は一般的に用いられる検波方式、たとえば2乗検波、包絡線検波等により検波を行う。
時報検出回路1107は、検波回路1106から出力された信号S1106を基に、時報信号を検出し、検出結果を示す信号S1107を制御回路14に出力する。
また、時報検出回路1107は、たとえば時報信号のレベルの立ち上がりエッジを検出して、検出結果を信号S1107として制御回路14に出力する。
図6は、図2に示した電波修正時計1の時報検出回路1107の一実施形態を示す機能ブロック図である。
時報検出回路1107は、たとえば図6に示すように、フィルタ11071、および信号処理回路11072を有する。
フィルタ11071は、信号S1106から時報信号に対応する周波数の信号、たとえば880Hzの信号を抽出して信号S11071を信号処理回路11072に出力する。
信号処理回路11072は、信号S11071を受けて所定の信号処理を行い、処理結果を示す信号S1107を制御回路14に出力する。
詳細には、たとえば信号S11071を受けて、信号レベルの立ち上がりエッジを検出して、検出結果を信号S1107として制御回路14に出力する。
標準電波(長波)受信回路1108は、たとえば初期時にアンテナANT2を介して標準時刻電波信号を受信し、信号S1108として制御回路14に出力する。制御回路14は、初期時には、標準電波(長波)受信回路1108から出力された標準時刻電波信号(時刻コードとも言う)を示す信号S1108に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
詳細には標準電波(長波)受信回路1108は、たとえば不図示のRFアンプ、検波回路、波形整形回路を有し、増幅処理、検波処理等を行い、処理結果の標準時刻信号を信号S1108として出力する。
なお、日本の標準電波は独立行政法人情報通信研究機構(NICT:National Institute of Information and Communications Technology)のもとで運用されており、周波数40kHzの標準電波を送信する標準電波送信所および周波数60kHzの標準電波を送信する標準電波送信所が設けられている。
標準時刻電波信号は、たとえば、少なくとも標準時刻の秒毎にパルスのレベルが切り換わるように変調されている。また、標準時刻電波信号は、標準時刻のうち分情報、時情報、日情報、うるう秒情報、またはサマータイム情報のいずれかに応じて規定された信号を基に変調されている。
たとえば電波受信系11で受信される標準電波は、図7(a)に示すような形態で送られてくる。
具体的には、時刻コードは1,0,Pの3種類の信号パターンからなり、1secの1信号パターン中の100%振幅期間幅によって区別され、1,0,Pはそれぞれ500ms,800ms,200msとなっている。変調方式は、最大値100%,最小値10%の振幅変調である。
そして、受信状態が良好な場合には、電波受信系11からは図7(b)に示すように、標準電波信号に応じたパルス信号として信号S1108が、制御回路14に出力される。
この信号S1108は、たとえば第1のレベルに相当するハイレベルと、第2のレベルに相当するローレベルにより構成されている。制御回路14は、ハイレベル、およびローレベル、ならびに、ハイレベルからローレベルへの立下りエッジed1、およびローレベルからハイレベルへの立上がりエッジed2に基づいて受信状態の評価処理を行う。エッジed1およびエッジed2を区別しない場合には、単にエッジedという。
次に、長波標準電波の送信データについて説明する。
図8は、標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示している。図8(a)は毎時15,45分以外のフォーマット、図8(b)は、毎時15分,45分のフォーマットを示す。
送信情報は、分・時・1月1日からの積算日となっている。
時刻データの送信は、1bit/秒で1分間を1フレームとしており、このフレーム内に前述した分・時・1月1日からの積算日の情報がBCDコードで提供されている。また送信されるデータは、0・1の他にPコードというマーカーが含まれており、このPコードは、1フレームに数カ所あり、正分(0秒)、9秒、19秒、29秒、39秒、49秒、59秒に現れる。このPコードが続けて現れるのは1フレーム中1回で59秒、0秒の時だけで、この続けて現れる位置が正分位置となる。つまり分・時データ等の時刻データはこの正分位置を基準としてフレーム中の位置が決まっているためこの正分位置の検出を行わないと時刻データを取り出すことはできない。
スイッチ群12は、たとえば操作者により操作される操作入力手段の一具体例である。
スイッチ群12は、たとえば図1に示すように、標準電波強制受信スイッチ1201、および放送電波強制受信スイッチ1202を有する。
標準電波強制受信スイッチ1201は、たとえば、標準時刻電波信号を受信して時刻修正を行わせる際に操作され、その操作に応じて信号S1201を制御回路14に出力する。制御回路14は、標準電波強制受信スイッチ1201から信号S1201が入力されると、標準電波強制受信モードに設定して、標準電波受信回路1108に標準電波を受信させて、受信した標準電波信号に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
放送電波強制受信スイッチ1202は、たとえば、時報信号を含む放送電波を受信して時刻修正を行わせる際に操作され、その操作に応じて信号S1202を制御回路14に出力する。制御回路14は、放送電波強制受信スイッチ1202から信号S1202が入力されると、放送電波強制受信モードに設定して、同調回路1101、周波数変換回路1102、局部発振回路1103、周波数制御回路1104、中間周波増幅回路1105、検波回路1106、時報検出回路1107などにより、時報信号を受信する処理を行い、受信した時報信号に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
発振回路13は、水晶発振器CRYおよびキャパシタC2,C3により構成され、所定周波数の基本クロックを制御回路14に供給する。
制御回路14は、たとえば装置全体を統括的に制御する。
また、制御回路14は、たとえば図1,2に示すように、内部時計1401、およびメモリ1402を有する。
内部時計1401は、たとえば年情報カウンタ、月情報カウンタ、日情報カウンタ、曜情報カウンタ、時情報を計時する時カウンタ、分情報を計時する分カウンタ、および秒情報を計時する秒カウンタなどを含む。
メモリ1402は、たとえば、制御回路14のワークスペースとして用いられる。たとえば、メモリ1402はRAM(Random access memory)やROM(Random access memory)等で構成される。
メモリ1402は、本発明に係る機能を有するプログラムを記憶する。制御回路14はこのプログラムを実行することにより、本発明に係る機能を実現する。
制御回路14は、放送電波受信部1100により受信した時刻情報、および標準電波受信回路1108により受信した時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて一方の時刻情報を補完してその評価を行い、当該評価の結果に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
さらに、制御回路14は、内部時計1401の時刻修正を行った場合に、表示部20やディスプレイ30による表示時刻の時刻修正を行う。
ここで時刻情報に関する評価とは、たとえば受信した時刻情報の正当性を評価する処理や、異なる設定時刻に複数の時刻情報を取得した場合には、それら複数の時刻情報の整合性や正当性を判断する処理、また標準時刻と比較して最も整合性や正当性が高い時刻情報を判別する処理などである。
また、制御回路14は、標準電波受信回路1108により受信した時刻情報、および放送電波受信部1100により受信した時刻情報のうち、予め規定した個数の時刻情報を特定し、特定した時刻情報に基づいて、上述した補完を行う。たとえば他方の時刻情報を用いて一方の時刻情報を補完する。
予め規定した個数の時刻情報を特定して、その複数の時刻情報に基づいて上述した補完を行い、時刻情報の評価を行うことで、時刻情報の信頼性を向上させる。
ところで、本実施形態では上述したように、放送電波受信部1100が時刻情報として時報信号dを受信する。時報信号dは、毎正時(00分00秒)に同期して受信されるために、少なくとも秒情報、および分情報を含む。
詳細には、内部時計1401により計時される時刻情報が略正確な場合、たとえば内部時計1401により計時される時刻情報と標準時刻との誤差が数分程度の場合には、その内部時計1401が計時する時刻情報に基づいて、秒情報、分情報の他に、時情報を確定することができる。
また、本実施形態に係る標準電波受信回路1108により受信される時刻情報は、上述したように秒情報、分情報、時情報、日情報、うるう秒情報、サマータイム情報を含む。
制御回路14は、標準電波受信回路1108により受信した時刻情報、および放送電波受信部1100により受信した時刻情報に基づいて、秒情報、分情報、時情報、および日情報を上述したように補完により取得し、取得した情報に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報の修正を行う。
図9は、図1に示した電波修正時計1の制御回路14の動作を説明するための図である。図9(a),(b)を参照しながら、たとえば予め規定した時刻情報の個数として3個(セット)に設定した場合の制御回路14の動作を説明する。
たとえば図9(a)に示すように、制御回路14は、標準電波受信回路1108により受信した標準電波から1個(セット)の第1の時刻情報を抽出することに成功した場合に、放送電波受信部1100により受信した放送電波から2個(セット)の第2の時刻情報を抽出し、その第2の時刻情報を基に、第1の時刻情報を補完して評価を行うことにより、時刻情報の信頼性を向上させる。
また、たとえば図10(b)に示すように、制御回路14は、放送電波受信部1100により受信した放送電波から1個(セット)の第2の時刻情報を抽出することに成功した場合に、標準電波受信回路1108により受信した標準電波から2個(セット)の第1の時刻情報を抽出し、その第1の時刻情報を基に、第2の時刻情報を補完して評価を行うことにより、時刻情報の信頼性を向上させる。
また、制御回路14は、異なる設定時刻に標準電波受信回路1108により受信した標準電波から第1の個数の第1の時刻情報を抽出した場合に、予め規定した個数から第1の個数を減算した第2の個数の第2の時刻情報(時報信号dにより得られる時刻情報に相当する)を放送電波受信部1100により受信し、当該受信した第2の時刻情報に基づいて、標準電波受信回路1108により抽出した第1の時刻情報を補完する。
図10は、図1に示した電波修正時計1の受信手段の選択に係る動作を説明するための図である。図10(a),(b)を参照しながら、たとえば予め規定した時刻情報の個数として、3個(セット)の場合の制御回路14の動作を説明する。
詳細には、制御回路14は、たとえば図10(a)に示すように、異なる設定時刻に標準電波受信回路1108により受信した標準電波から第1の個数(2個)の時刻情報を抽出し、1回抽出に失敗した場合に、予め規定した個数(3個)から第1の個数(2個)を減算した第2の個数(1個)の第2の時刻情報を放送電波受信部1100により受信し、当該受信した第2の時刻情報に基づいて、標準電波受信回路1108により抽出した第1の時刻情報を補完する。
また、制御回路14は、異なる設定時刻に放送電波受信部1100により受信した放送電波から第1の個数の第2の時刻情報を抽出した場合に、予め規定された個数から第1の個数を減算した第2の個数の第1の時刻情報を標準電波受信回路1108により受信し、当該受信した第1の時刻情報に基づいて、標準電波受信回路1108により抽出した第2の時刻情報(時報信号dにより得られる時刻情報)を補完する。
詳細には、制御回路14は、たとえば図10(b)に示すように、異なる設定時刻に放送電波受信部1100により受信した放送電波から第1の個数(2個)の第2の時刻情報を抽出し、1個の時刻情報の抽出に失敗した場合に、予め規定された個数(3個)から第1の個数(2個)を減算した第2の個数の第1の時刻情報を標準電波受信回路1108により受信し、当該受信した第1の時刻情報に基づいて、標準電波受信回路1108により抽出した第2の時刻情報を補完する。
また、制御回路14は、上述した評価の結果に基づいて、たとえば次の設定時刻に取得する時刻情報を選択し、詳細には異なる種類の受信手段のうち一つ、具体的には標準電波受信回路1108または放送電波受信部1100を選択し、設定時刻に、その選択した標準電波受信回路1108または放送電波受信部1100により受信した第1または第2の時刻情報に基づいて、上述した補完を行う。
具体的には、制御回路14は、図9(a)に示すように、上述した評価の結果、異なる設定時刻に、標準電波受信回路1108により受信した標準電波から設定個数の第1の時刻情報を抽出できないと判別した場合に、放送電波受信部1100により受信した放送電波に含まれる第2の時刻情報に基づいて第1の時刻情報を補完する。
また、具体的には、制御回路14は、図9(b)に示すように、上述した評価の結果、異なる設定時刻に、放送電波受信部1100により受信した放送電波から設定個数の第2の時刻情報を抽出できないと判別した場合に、標準電波受信回路1108により受信した標準電波に含まれる第1の時刻情報に基づいて第2の時刻情報を補完する。
次に、制御回路14による時報信号dに関する処理を説明する。
制御回路14は、たとえば、放送電波に時報信号dが含まれる規定時間内に、放送電波受信手段の一具体例に相当する同調回路1101や周波数変換回路1102の受信周波数を予め規定された受信周波数範囲内で制御し、時報検出回路1107が時報信号dを特定したと判別した場合に、時報信号dを含む放送電波の受信周波数情報をメモリ1402に記憶し、メモリ1402が記憶する受信周波数情報に対応する受信周波数で受信する放送電波に含まれる時報信号dに基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
図11は、図1に示した電波修正時計1による受信周波数範囲を説明するための図である。
本実施形態に係る電波修正時計1がAMラジオ放送を受信する場合に、制御回路14は、予め規定された受信周波数範囲として、たとえば図11に示すように、535kHzから1620kHzまでの受信範囲に規定する。
ところで、1局の放送局をスキャンするのに必要な時間は、たとえば周波数スキャンにより次の受信周波数に設定するための時間と、設定された受信周波数で受信した放送電波に時報信号dが含まれているか否かを判断するための時間との和により規定される。
制御回路14は、毎正時から時報信号が含まれる規定時間Tdの間に、スキャンすることができる周波数範囲を、上述した1局の放送局をスキャンするのに必要な時間に応じて規定する。
たとえば、毎正時から時報信号が含まれる規定時間Tdの間に、規定された周波数間隔で周波数スキャンする際に、1局の放送局をスキャンするのに必要な時間が比較的小さい場合つまりスキャンスピードが比較的速い場合には、図12に示すように535kHzから1620kHzまで一度にスキャンすることができる。
規定時間Tdとしては、たとえば880Hzという信号を特定するのにサンプリングレートを早くすると880Hzの信号を複数個認識するのに必要な時間が最速となる(複数波を要する場合もある)。
一方、1局の放送局をスキャンするのに必要な時間が比較的大きい場合つまりスキャンスピードが比較的遅い場合には、図11に示すように535kHzから1620kHzまで一度にスキャンすることができない。制御回路14は、その場合には全受信周波数範囲TR1を複数の範囲に分割し、分割したそれぞれの受信周波数範囲毎にスキャンを行う。
詳細には、制御回路14は、毎正時から時報信号が含まれる規定時間Tdの間に、スキャンすることができる周波数範囲で、全受信周波数範囲TR1を分割する。本実施形態では図12に示すように、全受信周波数範囲TR1を複数個(たとえば8個)の受信周波数範囲R1〜R8に分割する。
詳細には、たとえば規定された10ms単位で1kHz刻みでスキャンを行う際に、受信周波数範囲が128kHzの場合に、1回スキャンを行うのに必要な時間は1.28秒であり、2回スキャンを行うのに必要な時間はトータル2.56秒となる。
たとえば、一具体例としての制御回路14が、1局を周波数スキャンするのに必要な時間は90ms程度であり、また、一般的にAM放送電波の放送周波数帯域は約9kHzと規定されているので、その間、放送電波の搬送波の中間周波数を含む帯域幅をすべてサンプリングできれば、880Hzの時報信号dを最大約79波サンプリングすることができる。
制御回路14は、このスキャンを2回繰り返すと、トータル約158波をスキャンすることができる。
また、通常、中間周波数から離れるにしたがって、受信レベルが低下するために、中間周波数をセンターとする山型の分布が検出されるため、1kHz毎にレベルを比較すると、中間周波数付近がもっとも検出レベルが高くなるために、中間周波数を略特定することができる。
図12は、図1に示した電波修正時計1の制御回路14による時報信号dを特定する動作を説明するための図である。
制御回路14は、放送電波に時報信号dが含まれる規定時間内に、同調回路1101や周波数変換回路1102の受信周波数を予め規定された受信周波数範囲内で制御し、時報検出回路1107が抽出した信号のレベルVが閾値Vth以上であると判別した場合に受信周波数情報をメモリ1402に記憶し、設定時刻に、メモリ1402が記憶する受信周波数情報に対応する受信周波数で同調回路1101や周波数変換回路1102が受信する時報信号dに基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
詳細には制御回路14は、たとえば図12に示すように、時報検出回路1107が抽出した信号のレベルV1,V2が閾値Vth以上である場合に、その信号を時報信号dであると特定し、信号レベルV3が閾値Vthより小さい場合にその信号は時報信号dでないと判別する。
時報信号dを特定する処理としては、上述した形態に限られるものではない。たとえば、信号レベルのピーク値と、通常時の信号レベルV0との比が、予め規定した値よりも大きい場合にそのピークを時報信号dと特定してもよい。
また、制御回路14は、複数の異なる設定時刻に、同調回路1101や周波数変換回路1102を同一の受信周波数に設定した状態で、時報検出回路1107が閾値以上のレベルの信号を設定回抽出した場合に、受信周波数に対応する放送電波に含まれる時報信号を特定し、当該時報信号に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
また、制御回路14は、規定時間内に、同調回路1101や周波数変換回路1102の受信周波数を第1の受信周波数範囲内で制御し、時報検出回路1107が抽出した信号のレベルが閾値より小さいと判別した場合に、同調回路1101や周波数変換回路1102の受信周波数を、第1の受信周波数範囲と異なる第2の受信周波数範囲内で制御して、放送電波に含まれる時報信号を特定する処理を行う。
たとえば図12に示す受信周波数範囲R1にてサーチを行った結果、時報信号dを特定することができない場合に、その他の受信周波数範囲たとえば受信周波数範囲R2〜R8のいずれかの範囲内で、時報信号dを特定する処理を行う。
また、制御回路14は、複数の異なる受信周波数にて放送電波に含まれる時報信号を特定した場合に、時報信号のレベルに基づいて、複数の異なる受信周波数に対応する前記放送電波に含まれる時報信号の受信順位を設定する。
制御回路14は、たとえば、図12に示すように、複数の異なる受信周波数にて放送電波に含まれる時報信号V1,V2を特定した場合には、時報信号のレベルの大きい順に、受信順位を設定する。
また、制御回路14は、異なる設定時刻に、放送電波受信手段を同一の受信周波数に設定した状態で、時報検出回路1107が閾値以上のレベルの時報信号を設定回数抽出できない場合に、メモリ1402に記憶されている受信周波数情報を破棄して、新たに時報信号を含む放送電波の受信周波数を特定する処理を行う。
詳細には、たとえば1回目のスキャン時に、時報検出回路1107にてノイズの影響により信号レベルが閾値以上となった場合であっても、2回目以降、閾値以上の信号レベルを抽出できない場合には、その1回目の信号がノイズの影響による誤検出であると判別して、その受信周波数情報を破棄し、新たに時報信号dを特定する処理を行う。
また、制御回路14は、自動利得制御手段に相当する中間周波増幅回路1105による増幅の度合いを示す信号Sagcに基づいて、同調回路1101や周波数変換回路1102により受信可能な時報信号を含む放送電波を特定し、設定時刻に、特定した放送電波に対応する受信周波数に設定して、同調回路1101や周波数変換回路1102により受信した放送電波に含まれる時報信号を受信する。
詳細には、予めAGC機能による信号Sagcに基づいて放送電波を特定して、特定した放送電波に相当する受信周波数情報をメモリ1402に記憶し、設定時刻になると、メモリ1402に記憶する受信周波数情報に対応する受信周波数に同調回路1101や周波数変換回路1102を設定して、放送電波に含まれる時報信号を受信する。
また、制御回路14は、初期時に標準電波受信回路1108により受信した標準時刻電波信号に基づいて内部時計1401による時刻情報を修正し、通常時に同調回路1101や周波数変換回路1102,…,時報検出回路1107により受信した時報信号に基づいて内部時計1401の時刻情報を修正する。
詳細には、制御回路14は、初期時に標準電波(長波)受信回路1108が受信した標準時刻電波信号に基づいて、内部時計1401が計時する時間情報である年情報、月情報、日情報、曜日情報、時情報、分情報、および秒情報を修正し、内部時計1401が計時する時刻情報を基に、後述するように表示時刻の修正を行う。
また、制御回路14は、標準電波強制受信モード時に、標準電波受信回路1108により受信した標準時刻電波信号から標準時刻信号を有効に抽出できた場合に、当該標準時刻信号に基づいて内部時計1401の時刻情報を修正し、標準電波受信回路1108により受信した標準時刻電波信号から標準時刻信号を有効に抽出できない場合に、同調回路1101や周波数変換回路1102,…,時報検出回路1107により受信した時報信号に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
また、制御回路14は、時刻修正時には、内部時計1401による時刻情報を基に表示部20やディスプレイ30表示時刻を修正する。
制御回路14は、AMラジオ放送電波を受信する際に、受信タイミング制御を行う。
詳細には、制御回路14は、受信タイミング制御として、たとえば内部時計1401が計時する時刻情報を基に毎正時を含む所定時間、たとえば毎正時の数10秒前からAMラジオ放送電波を受信させる。
一般的に、水晶発振子による発振信号による内部時計1401の精度は、月差数10秒の精度なので、上述したようにラジオ放送電波の受信を開始すれば確実に時報信号を受信することができる。
以下、たとえば表示部20として、駆動モータ121,131と、駆動モータにより駆動される、複数の歯車や指針が取り付けられる指針車などにより構成される輪列とにより構成される、いわゆるアナログ式時計を採用した場合の制御回路14の機能を簡単に説明する。
たとえば時分車や秒針車などの指針車には透光部と遮光部とが形成されている。また、発光素子142と、光検出センサ部140との間に、指針車が位置するように配置されている。
制御回路14は、発光素子142から出力された光が、時分針車に設けられた遮光部および透光部により、受光素子144に受光される、光のオンオフパターンに基づいて、表示時刻の修正を行う。
また、制御回路14は、所定の時間、たとえば本実施形態では8秒間の標準時刻電波信号のサンプリング(例えば32Hz)を行い、そのサンプリングの結果に基づいて受信状態を判定する。
詳細には、制御回路14は、たとえば電波受信系11から入力される信号S1108のサンプリング(例えば32Hz)を行い、エッジedを検出し、そのエッジedの有無や数に基づいて受信状態を判定する。
制御回路14は、その設定された受信周波数で受信された標準電波時刻信号に基づいて、時刻化が可能である場合には、発振回路13による基本クロックに基づいて内部時計1401の各種カウンタのカウント制御を行う。
制御回路14は、受信状態が基準範囲にない場合には、制御信号CTL1を出力せずに、ドライブ信号DR1をドライブ回路15に出力して、報知手段としての発光素子16を発光させてユーザに標準電波信号がほとんど受信できない旨を報知させる。
制御回路14は、電波受信系11で受信した標準時刻電波信号に基づいて、内部時計1401の各種時刻カウンタで計時されている計時時刻と標準時刻情報とを比較し、誤差が生じている場合には、その誤差に応じて時刻カウンタを修正し、その修正に応じてモータ131に制御信号CTL2として、修正のためのパルス信号Pを入力して早送り駆動等を行い、指針による時刻表示の修正を行う。
ドライブ回路18のトランジスタQ2のエミッタは電源電圧Vccの供給ラインに接続され、ベースは抵抗素子R3を介してドライブ信号DR2の出力ラインに接続されている。
すなわち、発光素子142は、制御回路14からローレベルのドライブ信号DR2が出力されたとき発光するようにドライブ回路18に接続されている。
初期時刻情報入力部21は、たとえばキーボードや操作スイッチなどの操作入力装置などにより構成され、初期時に内部時計1401が計時する時刻情報を入力する。
電源制御回路22は、たとえば内部電池23や外部電池24により供給される電源電圧を所定の電圧に変換して、電波修正時計1の各構成要素に供給する。
また、電源制御回路22は、外部電池24が電波修正時計1に装着されて電力供給を行っていることを示す信号または外部電池24が装着されていない状態を示す信号を制御回路14に出力する。
内部電池23は、電波修正時計1に常時制御回路14やメモリ1402などの構成要素に電力供給を行う。
外部電池24は、たとえば出荷時には電波修正時計1の電池ケース141に装着されておらず、商品購入時にユーザにより電波修正時計1の電池ケース141に装着され、制御回路14やメモリ1402などの構成要素に電力供給を行う。
光検出センサ部140は、たとえば発光ダイオードからなる発光素子142と、フォトトランジスタからなる受光素子144とにより形成されている。
そして、発光素子142のアノードは一端がpnpトランジスタQ2のコレクタに接続されたドライブ回路18における抵抗素子R4の他端に接続され、カソードは、接地されると共に、受光素子144のエミッタに接続されている。
受光素子144のコレクタは、制御回路14に接続されている。この制御回路14との接続ラインは、検出信号DT1の制御回路14への出力ラインとなっている。
図13は、図1に示した電波修正時計の全体の動作を説明するためのフローチャートである。図13を参照しながら、電波修正時計1の全体の動作を、制御回路14の動作を中心に説明する。
ステップST1において、初期設定処理やリセット処理を行う。
詳細には、たとえば制御回路14は、初期時に各構成要素、たとえばメモリ1402内の変数値などを初期状態に設定する。
また、制御回路14は、初期時刻情報入力部21により入力された初期時刻情報を示す信号S21に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を設定する。
ステップST2において、制御回路14は、受信手段を選択する。
たとえば制御回路14は、内部時計1401が計時する時刻情報や標準電波受信回路1108の受信状態に基づいて、放送電波受信部1100または標準電波受信回路1108を選択する。
この際、制御回路14は、たとえばスイッチ群12の標準電波強制受信スイッチ1201や放送電波強制受信スイッチ1202から、それらのスイッチが操作されたことを示す信号S1201,S1202が入力した場合には、その信号S1201,1202に基づいて受信手段を選択してもよい。
ステップST3において、制御回路14は、ステップST2による選択の結果に基づいて、標準電波受信回路1108を選択した場合にステップST4の処理に進み、放送電波受信部1100を選択した場合に、ステップST9の処理に進む。
ステップST4において、制御回路14は、上述した標準電波受信(強制受信)を行う。
詳細には、制御回路14は、標準電波受信回路1108を受信オン状態に設定し、標準電波を受信させる。標準電波受信回路1108は、アンテナANT2を介して標準電波を受信し、上述した復調処理などの所定処理を行い信号S1108として制御回路14に出力する。
ステップST5において、制御回路14は、時刻情報の受信に成功したか否かを判別する。詳細には制御回路14は、標準電波を受信し、その標準電波から有効に時刻情報を抽出できるか否かを判別する。受信に成功して有効に時刻情報を抽出できたと判別した場合にステップST7の処理に進み、受信に成功していないと判別した場合にステップST6の処理に進む。
ステップST6において、制御回路14は、標準電波から時刻情報を抽出できないと判別した場合に、たとえば図9,図10に示すように、その旨を示すNG(失敗)フラグを設定し、ステップST14の処理に進む。
ステップST7において、制御回路14は、たとえば標準電波から時刻情報を抽出できたと判別した場合に、たとえば図9、図10に示すように、その旨を示す成功(OK)フラグを設定し、ステップST8の処理に進む。
ステップST8において、制御回路14は、標準電波から抽出した時刻情報をメモリ1402に記憶(保持)して、ステップST14の処理に進む。
ステップST9において、制御回路14は、ステップST3における判別で放送電波受信部1100を選択した場合に、設定時刻、たとえば内部時計が計時する時刻情報に基づいて正時(00分00秒)の設定時間前、具体的にはその数秒から数分程度前になると、上述したように放送電波受信部1100により放送電波を受信して、時報検出回路1107により時刻信号に相当する時報信号dを抽出する処理を行う。
ステップST10において、制御回路14は、ステップST9による放送電波受信部1100により受信した放送電波から時報情報を抽出したと判断した場合に、ステップST12の処理に進み、抽出できないと判別した場合に、ステップST11の処理に進む。
ステップST11において、制御回路14は、放送電波から時刻情報を抽出できないと判別した場合に、たとえば図9,図10に示すように、その旨を示すNG(失敗)フラグを設定し、ステップST14の処理に進む。
ステップST12において、制御回路14は、たとえば放送電波から時刻情報を抽出できたと判別した場合に、たとえば図9,図10に示すように、その旨を示す成功(OK)フラグを設定し、ステップST13の処理に進む。
ステップST13において、制御回路14は、放送電波から抽出した時刻情報をメモリ1402に記憶(保持)して、ステップST14の処理に進む。
詳細には、たとえば放送電波から時報信号d(正時(00分00秒)を示す信号)を抽出した場合には、内部時計1401が計時する時刻情報を基に、たとえばそれらの情報の誤差を示す時刻情報を、メモリ1402に記憶(保持)する。
ステップST14において、制御回路14は、補完処理を行う。
詳細には、制御回路14は、標準電波受信回路1108により受信した第1の時刻情報、および放送電波受信部1100により受信した第2の時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて、その一方の時刻情報を補完する。
より詳細には、たとえば図9(a)に示すように、制御回路14は、第1回目の受信時に標準電波受信回路1108により受信した標準電波から時刻情報の抽出に成功し、第2回目の受信時に放送電波受信部1100により受信した時刻情報の抽出に成功した場合には、たとえば、標準電波から抽出した時刻情報に含まれる秒情報、分情報、時情報、日情報、うるう秒情報、サマータイム情報を取得し、その取得した情報に、放送電波から抽出した時刻情報に含まれる秒情報、分情報を用いて補完処理を行う。
たとえば標準電波から抽出した秒情報や分情報に関して、エラーやノイズ等により信頼性が低下している場合であっても、上述したように、標準電波から抽出した秒情報と分情報に関して、放送電波から抽出した秒情報と分情報を用いて補完することで、秒情報と分情報に関して信頼性が向上する。
ステップST15において、制御回路14は、評価処理を行う。
詳細には、たとえば制御回路14は、上述したように放送電波から特定した第2の時刻情報を用いて、標準電波から特定した第1の時刻情報を補完した時刻情報に関して、評価を行う。ここで評価とは、たとえば受信した時刻情報の正当性を評価する処理や、異なる設定時刻に複数の時刻情報を取得した場合には、それら複数の時刻情報の整合性や正当性を判断する処理、また標準時刻と比較して最も整合性や正当性が高い時刻情報を判別する処理などである。
ステップST16において、制御回路14は、予め規定した個数の時刻情報を取得したか否かを判別し、判別の結果、予め規定した個数の時刻情報を取得したと判別した場合にステップST17の処理に進み、予め規定した個数の時刻情報を取得していないと判別した場合に、ステップST19の処理に進む。
たとえば、本実施形態では図9,図10に示すように、3個の時刻情報を標準電波や放送電波から抽出できたか否かを判別する。
ステップST17において、制御回路14は、たとえば図9(a),(b),図10(a),(b)に示すように、予め規定した個数の時刻情報を取得した場合に、その規定した個数の時刻情報に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する際に用いる時刻情報を決定する。
たとえば、制御回路14は、上記補完により得られた時刻情報を、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する際に用いる時刻情報とする。
ステップST18において,制御回路14は、ステップST17により決定した時刻情報に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
ステップST19において、制御回路14は、ステップST16の判別により、予め規定した個数の時刻情報を取得していないと判別した場合に、設定回数以上受信に失敗したか否か、詳細には時刻情報の抽出に失敗したか否かを判別し、設定回数以上受信に失敗したと判別した場合に、たとえば受信に失敗した標準電波受信回路1108や放送電波受信部1100による時刻情報の受信処理を終了し、設定回数以上受信に失敗していないと判別した場合に、ステップST20の処理に進む。
ステップST20において、制御回路14は、評価の結果に基づいて標準電波受信回路1108または放送電波受信部1100を選択し、ステップST3の処理に戻り、上述したように設定時刻に、選択した標準電波受信回路1108または放送電波受信部1100により受信した第1の時刻情報または第2の時刻情報に基づいて補完を行い、その補完結果に基づいて、時刻情報に関する評価を行い、評価の結果に基づいて時刻修正を行う。
具体的には、制御回路14は、評価の結果、異なる設定時刻に、標準電波受信回路1108により受信した標準電波から設定個数の第1の時刻情報を抽出できないと判別した場合に、標準電波受信回路1108を選択して、標準電波受信回路1108により受信した放送電波に含まれる第2の時刻情報に基づいて第1の時刻情報を補完する。
また、制御回路14は、評価の結果、異なる設定時刻に、放送電波受信部1100により受信した放送電波から設定個数の第2の時刻情報を抽出できないと判別した場合に、標準電波受信回路1108により受信した標準電波に含まれる第1の時刻情報に基づいて第2の時刻情報を補完する。
以上、説明したように、内部時計1401と、第1の時刻情報を含む標準電波を受信する標準電波受信回路1108と、第2の時刻情報を含む放送電波を受信する放送電波受信部1100と、標準電波受信回路1108および放送電波受信部1100により受信した第1の時刻情報および第2の時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて一方の時刻情報を補完して評価を行い、当該評価の結果に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正する制御回路14とを設けたので、時刻情報を取得して時刻修正を行う際に受信状態が良好でない場合であっても、取得した時刻情報を無駄にすることなく、高い信頼性で短時間に時刻修正を行うことができる。
また、標準電波受信回路1108や放送電波受信部1100により受信した第1および第2の時刻情報のうち、予め規定した個数の第1および第2の時刻情報を特定し、特定した時刻情報に基づいて補完を行うので、より信頼性が向上する。
また、制御回路14は、異なる設定時刻に標準電波受信回路1108により受信した標準電波から第1の個数の第1の時刻情報を抽出した場合に、予め規定した個数から第1の個数を減算した第2の個数の第2の時刻情報を放送電波受信部1100により受信し、当該受信した第2の時刻情報に基づいて抽出した第1の時刻情報を補完するので、所定の信頼性を確実に得ることができる。
また、逆に、制御回路14は、異なる設定時刻に放送電波受信部1100により受信した放送電波から第1の個数の第2の時刻情報を抽出した場合に、予め規定された個数から第1の個数を減算した第2の個数の第1の時刻情報を標準電波受信回路1108により受信し、当該受信した第1の時刻情報に基づいて抽出した第2の時刻情報を補完するので、所定の信頼性を確実に得ることができる。
また、制御回路14は、評価の結果に基づいて標準電波受信回路1108または放送電波受信部1100を選択するので、たとえば受信状態のより良好な受信手段を選択して、選択した受信手段により得られた時刻情報を用いて上述した補完処理を行うことにより、より信頼性の高い時刻情報を取得することができる。
図14は、図1に示した電波修正時計1の他の実施形態を説明するためのフローチャートである。
本実施形態に係る制御回路14は、複数の異なる設定時刻に、標準電波受信回路1108により受信した第1の時刻情報、および放送電波受信部1100により受信した第2の時刻情報に基づいた補完および評価の結果に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報に関する誤差情報を生成し、当該生成した誤差情報に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
図14を参照しながら、本実施形態に係る電波修正時計1の具体的な動作を、図13に示した動作との相違点を中心に説明する。
ステップST1〜ステップST17に示した動作に関しては、図13に示した動作と同じ動作なので説明を省略する。
ステップST171において、制御回路14は、図9,図10に示すように、複数の異なる設定時刻に、標準電波受信回路1108により受信した第1の時刻情報、および放送電波受信部1100により受信した第2の時刻情報に基づいた補完および評価の結果に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報に関する誤差情報を生成する。
この誤差情報は、たとえばステップST17により時刻決定した度に生成され、メモリ1402に蓄積(記憶)される。
この誤差情報を蓄積することにより、内部時計1401が計時する時刻情報と、標準電波受信回路1108や放送電波受信部1100により得られた時刻情報を基に上述した補完および評価に基づいて生成した時刻情報との誤差の変化のパターンを取得することができる。
ステップST172において、制御回路14は、所定回数以上誤差情報を生成したか否かを判断し、所定回数以上生成していないと判別した場合に、ステップST181の処理に進み、所定回数以上生成していると判別した場合に、ステップST182の処理に進む。
ステップST181において、制御回路14は、所定回数以上誤差情報を生成していないと判別した場合に、ステップST17により決定した時刻情報に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正し、図13に示すステップST3の処理に戻る。
ステップST182において、制御回路14は、ステップST171により生成した誤差情報に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正し、図13に示すステップST3の処理に戻る。
詳細には、制御回路14は、蓄積した誤差情報による誤差の変化のパターンに基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報と標準時刻との誤差が小さくなるように好ましくはゼロとなるように、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
一方、ステップST19aにおいて、制御回路14は、ステップST16により予め規定した個数の時刻情報を取得していないと判別した場合に、設定回数以上受信に失敗したか否か、詳細には時刻情報の抽出に失敗したか否かを判別し、設定回数以上受信に失敗したと判別した場合に、ステップST191の処理に進み、設定回数以上受信に失敗していないと判別した場合に、ステップST20の処理に進む。
ステップST191において、制御回路14は、たとえばステップST182における処理と同様に、ステップST171により生成した誤差情報に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正し、図13に示すステップST3の処理に戻る。
以上、説明したように、本実施形態に係る制御回路14は、複数の異なる設定時刻に、標準電波受信回路1108により受信した第1の時刻情報、および放送電波受信部1100により受信した第2の時刻情報に基づいた補完および評価の結果に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報に関する誤差情報を生成し、当該生成した誤差情報に基づいて内部時計1401が計時する時刻情報を修正するので、たとえば受信環境が良好でない状態に変化した場合に、予め規定された個数以上の時刻情報を取得できない場合であっても、誤差情報に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正することができる。
図15は、図1に示した電波修正時計1のAM放送電波受信モード時の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。図15を参照しながら、AM放送電波受信モード時の動作を、制御回路14の動作を中心に説明する。
本実施形態では、たとえば図11に示すように、全受信周波数範囲TR1の内、制御回路14や周波数変換回路1102などの性能に起因するスキャンスピードに応じて、複数の受信周波数範囲R1〜R8を規定する。
ステップST121において、制御回路14は、設定時刻、たとえば夜間21時50分から5時10分の予め規定された時刻であるか否かを判別し、判別の結果、設定時間であると判別した場合に、ステップST131の処理に進み、それ外の場合にはステップST122の処理に進む。
ステップST122において、制御回路14は、全受信周波数範囲TR1の内の受信周波数範囲R1〜R8のいずれかの受信範囲内をスキャンする(1/8エリアスキャンともいう)。この際、まだスキャンしていない受信周波数範囲エリアについてスキャンを行う。
たとえば、受信していない受信周波数範囲に対して、低い周波数からスキャンを開始する。
詳細には、ステップST123において、制御回路14は、1/8エリアスキャンを行う際に、まず受信時刻(タイミング)を設定する。
たとえば、外部電池24未装着時に内部電池23から供給される電源電圧により内部時計1401が計時し、たとえば1年間全く標準電波信号やAM放送電波などを受信せずに時刻修正を行わずに放置された場合、最大4分間程度の誤差が発生する場合があるので、直近の受信時刻から現在までの経過時間により誤差が発生しても標準時の正時信号を受信できるように、受信時刻(タイミング)を制御する。
この際、制御回路14は、内部時計1401が時刻情報を保持していない場合、あるいは誤差が所定時間たとえば4分以上の誤差が想定される場合には、標準電波を受信して、または手動により表示時刻を4分以内の誤差に修正して運針しながら次の正時を待つ。
ステップST124において、制御回路14は、毎正時前のステップST123により規定された受信開始時刻において、AM放送電波の受信を開始する。
ステップST125において、制御回路14は、同調回路1101や周波数変換回路1102、…、時報検出回路1107により受信したAM放送電波に基づいて、受信候補局があるか否かを判別し、判別の結果、候補局があると判別した場合に、ステップST126の処理に進み、受信候補局がないと判別した場合にステップST121の処理に戻り、スキャンしていない次の受信周波数範囲にて、新たに時報信号dを特定する処理を行う。
詳細には、制御回路14は、放送電波に時報信号が含まれる規定時間内に、同調回路1101や周波数変換回路1102の受信周波数を、受信周波数範囲R1〜R8のいずれか一の受信周波数範囲内で制御し、図12に示すように、時報検出回路1107が抽出した信号のレベルが閾値以上であるか否かに基づいて時報信号dを特定したか否かを判断する。
ステップST126において、制御回路14は、受信候補局に対応する受信周波数を示す受信周波数情報を、メモリ1402に記憶する。
詳細には、制御回路14は、時報検出回路1107が抽出した信号のレベルが閾値以上であると判別した場合に、その周波数変換回路1102による受信周波数情報をメモリ1402に記憶する。
ステップST127において、制御回路14は、発光手段である発光ダイオード(LED)16を規定された時間間隔、たとえば10秒毎に点滅させることで、受信候補局がある旨を報知する。
ステップST128において、本実施形態に係る制御回路14は、たとえばノイズによる影響を低減するために、設定時刻、たとえば次の正時の所定時間前たとえば3分前から3分後までの間に、メモリ1402に記憶されている受信周波数情報に対応する受信周波数を周波数変換回路1102に設定して、再度時報信号dが受信できるか否かを判別し、再度受信できた場合に、ノイズによるピークではなく、受信候補の放送局に対応する周波数の放送電波に、時報信号が含まれていると判断してステップST129の処理に進み、再度受信できないと判別した場合に、1回目の受信ピークはノイズであると判別してステップST121の処理に戻る。
ステップST129において、制御回路14は、その受信周波数にて受信する時報信号に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。詳細には、制御回路14は、内部時計1401が計時する時刻情報に基づいて、時報信号dを受信した時刻と、内部時計1401が計時する時刻情報の正時(00分00秒)との差が小さくなるように、好ましくはゼロとなるように時刻情報の修正を行う。
ステップST130において、制御回路14は、内部時計が計時する時刻情報に基づいて、その時刻情報と表示時刻が一致するように表示部20やディスプレイ30による表示時刻を修正する処理を行う。
一方、ステップST131において、設定時刻、たとえば夜間21時50分から5時10分の予め規定された時刻であると判別した場合に、制御回路14は、発光手段である発光ダイオード(LED)16を規定された時間間隔、たとえば4秒毎に点滅させることで、受信候補の放送局に対応する周波数の放送電波に時報信号が含まれており、正常に表示時刻および表示時刻を修正した旨を示す報知を行う。
ステップST132において、制御回路14は、夜間時全受信周波数範囲TR1内の複数受信周波数範囲R1〜R8それぞれをスキャンする場合に、各受信周波数範囲毎に所定個数の受信候補放送局、たとえば2局を特定する。詳細には、この選択の際に、たとえば受信した時報信号のレベルの大きさ順に受信候補局に対応する受信周波数を特定する。
ステップST133において、制御回路14は、8エリアそれぞれに2局ずつ合計16局それぞれに対応する時報信号のレベルに基づいて、たとえばレベルの大きい順に、受信候補の放送局それぞれに対応する周波数の優先順位を設定する。
この優先順位は、たとえば、自動受信を行う際の受信周波数を設定する場合に用いられる。
ステップST134において、制御回路14は、一連の強制受信モードを終了して、通常時の自動受信モードに移行して、次の自動受信時刻まで待機する。
図16は、図1に示した電波修正時計1の自動受信モード時の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。図16を参照しながら、電波修正時計1の自動受信モード時、詳細には設定時刻での時刻修正に関する動作を、制御回路14の動作を中心に説明するためのフローチャートである。
ステップST141において、制御回路14は、自動受信モード時には、設定時間の規定時間前、たとえば5分前か否かを判別し、設定時間の規定時間前であると判別した場合に、ステップST142に進み、それ以外の場合にステップST141の処理に戻る。
ステップST142において、制御回路14は、上述したようにメモリ1402が記憶する受信周波数情報に対応する受信周波数にて、同調回路1101や周波数変換回路1102、…、時報検出回路1107により時報信号が受信されたか否かを判別し、受信されたと判別した場合にステップST143の処理に進み、それ以外の場合にステップST146の処理に進む。詳細には、時報検出回路1107が抽出した信号のレベルが閾値以上であるか否かを判別する。
ステップST143において、制御回路14は、時報信号が受信されたと判別した場合には、受信した時報信号に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する。
ステップST144において、制御回路14は、内部時計1401が計時する時刻情報に基づいて、表示部20やディスプレイ30による表示時刻を修正する。
ステップST145において、制御回路14は、発光手段である発光ダイオード(LED)16を規定された時間間隔、たとえば4秒毎に点滅させることで、時報信号dを受信してその時報信号dを基に正常に時刻修正を行った旨を報知する。
ステップST146において、制御回路14は、ステップST142において、時報信号を受信しないと判別した場合に、設定時間(たとえば8日間)連続して受信できないか否かを判別し、設定時間連続して受信できないと判別した場合に、ステップST147の処理に進み、それ以外の場合にステップST141の処理に戻る。
ステップST147において、制御回路14は、放送電波の受信を中止して、メモリ1402に記憶されている受信周波数情報を破棄する。
ステップST148において、制御回路14は、新たに時報信号を含む放送電波の受信周波数を特定する処理を行う。たとえば、上述したAM放送電波強制受信モードなどに移行して、新たに時報信号を含む放送電波の受信周波数を特定する処理を行う。
以上、説明したように、制御回路14が、設定された受信周波数で、放送電波受信手段の一実施形態に相当する、予め規定された周波数の時報信号を規定時間含む放送電波を受信する同調回路1101、周波数変換回路1102、…、検波回路1106と、放送電波受信手段により受信した放送電波から時報信号に対応する周波数の信号を抽出する時報検出回路1107と、規定時間内に、放送電波受信手段の受信周波数を予め規定された受信周波数範囲内で制御し、時報検出回路1107が抽出した信号のレベルが閾値以上であると判別した場合に時報信号を含む放送電波の受信周波数を特定し、設定時刻に、特定した受信周波数にて放送電波受信手段が受信する時報信号に基づいて、内部時計1401が計時する時刻情報を修正する制御回路14とを設けたので、簡単な処理により短時間に高精度に放送電波に含まれる時報信号を特定し、その時報信号に基づいて時刻修正を行うことができる。
詳細には、制御回路14が、内部時計による時刻情報に基づいて、時報信号が放送される時刻の前後所定時間、たとえば正時の10分前後の間に、予め規定されたエリア内のサブエリア内で周波数スキャンして、たとえば閾値以上のレベルの時報信号が検出されたか否かに基づいて、時報信号の有無を判別し、時報信号を検出した場合に、メモリにその時報信号を含む放送電波の周波数を記憶し、所定時間後、たとえば放送局から時報信号が出力される予定時刻である、次の正時の前後所定時間の間に、メモリ1402に記憶している受信周波数情報に対応する受信周波数に周波数変換回路1102を設定して、再度その検出した時報信号の周波数にて放送電波を受信し、受信した放送電波に基づいて受信信号のレベルが閾値より高い場合に、時報信号を受信したと判別して、内部時計1401が計時する時刻情報に基づいて、その時報信号を検出した時刻(正時を示す00分00秒)と、内部時計1401が計時する時刻情報との差を小さくする好ましくはゼロとなるように、内部時計1401が計時する時刻情報を修正するので、簡単な処理により短時間に高精度に放送電波に含まれる時報信号を特定し、その時報信号に基づいて時刻修正を行うことができる。
なお、本発明は本実施形態に限られるものではなく、任意好適な種々の変更が可能である。
たとえば、本実施形態では標準電波や放送電波に含まれる時刻情報に基づいて、時刻修正を行ったがこの形態に限られるものではない。
また、時報信号を含む放送電波を受信して時刻修正を行う設定時刻は、上述した形態に限られるものではない。
本発明の一実施形態に係る自動修正時計を採用した電波修正時計の機能ブロック図である。 図1に示した電波修正時計の詳細な機能ブロック図である。 図2に示した電波修正時計の電波受信系の一具体例を示す機能ブロック図である。 一般的なAMラジオ放送電波に毎正時付近に含まれる時報信号の一具体例を示す図である。 図1に示した電波修正時計1が受信する時報信号を説明するための図である。 図2に示した電波修正時計1の時報検出回路1107の一実施形態を示す機能ブロック図である。 本発明に係る制御回路における電波受信状態を説明するための図である。 標準時刻電波信号の時刻コードの一例を示している。(a)は毎時15,45分以外のフォーマット、(b)は毎時15分,45分のフォーマットを示す。 図1に示した電波修正時計1の制御回路14の動作を説明するための図である。 図1に示した電波修正時計1の受信手段の選択に係る動作を説明するための図である。 図1に示した電波修正時計1による受信周波数範囲を説明するための図である。 図1に示した電波修正時計1の制御回路14による時報信号dを特定する動作を説明するための図である。 図1に示した電波修正時計の全体の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した電波修正時計1の他の実施形態を説明するためのフローチャートである。 図1に示した電波修正時計1のAM放送電波受信モード時の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。 図1に示した電波修正時計1の自動受信モード時の動作の一具体例を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1…電波修正時計、11…電波受信系、12…スイッチ群、13…発振回路、14…制御回路、15…ドライブ回路、16…発光素子、17…バッファ回路、18…ドライブ回路、20…表示部、121…秒針用モータ(第一駆動源)、131…時分針用モータ(第2駆動源)、140…光検出センサ、142…発光素子、144…受光素子、1100…放送電波受信部、1101…同調回路、1102…周波数変換回路、1103…局部発振回路、1104…周波数制御回路、1105…中間周波増幅回路、1106…検波回路、1107…時報検出回路、1108…標準電波(長波)受信回路、1401…内部時計、1402…メモリ。

Claims (10)

  1. 内部時計と、
    第1の時刻情報を含む標準電波を受信する標準電波受信手段と、
    第2の時刻情報を含む放送電波を受信する放送電波受信手段と、
    前記標準電波受信手段および前記放送電波受信手段により受信した前記第1の時刻情報および第2の時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて前記一方の時刻情報を補完して前記評価を行い、当該評価の結果に基づいて前記内部時計が計時する時刻情報を修正する制御手段と
    を有する自動修正時計。
  2. 前記制御手段は、前記標準電波受信手段および前記放送電波受信手段により受信した前記第1および第2の時刻情報のうち、予め規定した個数の前記第1および第2の時刻情報を特定し、前記特定した時刻情報に基づいて前記補完を行う
    請求項1に記載の自動修正時計。
  3. 前記制御手段は、異なる設定時刻に前記標準電波受信手段により受信した標準電波から第1の個数の前記第1の時刻情報を抽出した場合に、前記予め規定した個数から前記第1の個数を減算した第2の個数の前記第2の時刻情報を前記放送電波受信手段により受信し、当該受信した第2の時刻情報に基づいて前記抽出した第1の時刻情報を補完する
    請求項2に記載の自動修正時計。
  4. 前記制御手段は、異なる設定時刻に前記放送電波受信手段により受信した放送電波から第1の個数の前記第2の時刻情報を抽出した場合に、前記予め規定された個数から前記第1の個数を減算した第2の個数の前記第1の時刻情報を前記標準電波受信手段により受信し、当該受信した第1の時刻情報に基づいて前記抽出した第2の時刻情報を補完する
    請求項2に記載の自動修正時計。
  5. 前記制御手段は、前記評価の結果に基づいて前記標準電波受信手段または前記放送電波受信手段を選択し、設定時刻に、前記選択した前記標準電波受信手段または前記放送電波受信手段により受信した前記第1または前記第2の時刻情報に基づいて前記補完を行う
    請求項1から請求項4のいずれかに記載の自動修正時計。
  6. 前記制御手段は、前記評価の結果、異なる設定時刻に、前記標準電波受信手段により受信した前記標準電波から設定個数の前記第1の時刻情報を抽出できないと判別した場合に、前記放送電波受信手段により受信した放送電波に含まれる前記第2の時刻情報に基づいて前記第1の時刻情報を補完する
    請求項5に記載の自動修正時計。
  7. 前記制御手段は、前記評価の結果、異なる設定時刻に、前記放送電波受信手段により受信した前記放送電波から設定個数の前記第2の時刻情報を抽出できないと判別した場合に、前記標準電波受信手段により受信した標準電波に含まれる前記第1の時刻情報に基づいて前記第2の時刻情報を補完する
    請求項5に記載の自動修正時計。
  8. 前記第2の時刻情報は、少なくとも秒情報、および分情報を含み、
    前記第1の時刻情報は、前記秒情報、前記分情報、時情報、および日情報を含み、
    前記制御手段は、前記標準電波受信手段および前記放送電波受信手段により受信した前記第1および第2の時刻情報に基づいて、前記秒情報、前記分情報、前記時情報、および日情報を前記補完により取得し、前記取得した情報に基づいて前記内部時計が計時する時刻情報の修正を行う
    請求項1から請求項7のいずれかに記載の自動修正時計。
  9. 前記制御手段は、複数の異なる設定時刻に、前記標準電波受信手段により受信した前記第1の時刻情報、および前記放送電波受信手段により受信した前記第2の時刻情報に基づいた前記補完および前記評価の結果に基づいて、前記内部時計が計時する時刻情報に関する誤差情報を生成し、当該生成した誤差情報に基づいて前記内部時計が計時する時刻情報を修正する
    請求項1から請求項8のいずれかに記載の自動修正時計。
  10. 内部時計と、
    時刻情報を含む異なる種類の第1および第2のメディアそれぞれから前記時刻情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記第1および第2のメディアそれぞれから取得した前記時刻情報のうち一方の時刻情報に関する評価を行う場合に、他方の時刻情報を用いて前記一方の時刻情報を補完して前記評価を行い、当該評価の結果に基づいて前記内部時計が計時する時刻情報を修正する制御手段と
    を有する自動修正時計。
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