JP2006258064A - 内燃機関の可変動弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 弁の着座やリフト開始の衝撃を緩和して低騒音で耐久性の向上を図れる内燃機関の可変動弁装置を提供する。
【解決手段】
内燃機関に回転自在に設けられたカムシャフト9と、カムシャフト9に一体形成された吸気または排気用の駆動カム14と、駆動カム14より開閉操作力を受けることで吸気弁5又は排気弁6に作用端部より開閉操作力を伝えるロッカアーム機構18とを有した内燃機関の可変動弁装置8において、ロッカアーム機構で、吸気用カムあるいは排気用カムにより受けるカムリフト期間を変更して吸気弁5又は排気弁6をバルブリフトさせると共に、少なくとも吸気弁又は排気弁が閉弁となるタイミングに対応する駆動カムのバルブ着座区間のカム加速度が略一定となるように駆動カム14を設定した。
【選択図】図3

Description

本発明は、吸気弁あるいは排気弁の駆動位相やリフト量を可変する内燃機関の可変動弁装置に関する。
自動車に搭載される内燃機関であるエンジンには、エンジンの排出ガス対策や燃費低減などの理由から、可変動弁装置を搭載して、自動車の運転状態に応じて、吸気弁や排気弁の駆動位相である開閉タイミングやリフト量を変化させることが行われている。
このような可変動弁装置には、カムシャフトに一体形成されている駆動カムのカム面におけるベース区間とリフト区間の移動変位を、一旦、ベース区間とリフト区間とが連なる揺動カム面を有する揺動カムの揺動カム移動方向の変位に置き換えるものがある。このような可変動弁装置で用いている揺動カムの多くは、ロッカアーム機構内の支点移動機構の駆動によって、揺動カムの揺動域をずらすことで、揺動端の揺動カム面とロッカアーム側のロッカアームローラとが対向する領域を可変調整できるようにしている。
この場合、自動車の運転状態に応じて、揺動カム面をなすベース区間とリフト区間とロッカアームローラが対向するリフト区間比率をずらすようにして吸気弁又は排気弁の駆動モードである開閉タイミングやリフト量を調整している。
その一例として、ロッカアーム機構は駆動源によって切換変動する可変枢支部材と、その可変枢支部材に支点側が枢支され揺動側が駆動カムに当接して揺動する中間アームと、支持軸に支点側が枢支され近接する中間アームよりの押圧力を入力点で受けることで揺動し、揺動端の揺動カム面によりロッカアーム側のロッカアームローラを押圧する揺動カムを備えているものがあり、ロッカアーム機構内の可変枢支部材の切換操作により、中間アームの駆動カム対向ローラが駆動カムの回転方向に移動し、これにより中間アームのリフト区間が変位する。即ち、中間アームの揺動カムに対する開閉操作力の入力点が変化し、これに連動して揺動カム面上のリフト区間にロッカアーム側のロッカアームローラが対向し開閉操作力を伝達する揺動域が変化する。このようにロッカアーム機構は駆動カム対向ローラが駆動カムの回転方向に移動操作されることで、ロッカアームに連動する吸気弁又は排気弁の駆動モードである開閉タイミングやリフト量を調整している。
このようなロッカアーム機構の駆動カムにより駆動される被駆動部材の動作量を示す変位線図の一例を図9に示した。
ここで、ロッカアーム機構の可変枢支部材の操作により中間アームの駆動カム対向ローラを駆動カムの回転方向となる遅角側にずらした場合の被駆動部材の作動量を示す線図を実線CH1で示した。更に、中間アームの駆動カム対向ローラを駆動カムの回転方向と逆方向となる進角側(図9で左側)に実線で示すCH1に対する進角量R0ずらした場合の被駆動部材の作動量を示す線図を破線CH2で示した。このような可変枢支部材の操作に応じて、中間アーム側の駆動カム対向ローラが駆動カムの回転方向に進退変位することで作動量の最大位置をR0ずらすことができ、さらに中間アームの揺動カムに当接する入力点が変化するよう形成されることで、揺動カムの揺動域を変更し、駆動カムの所定のカム高さが吸気弁又は排気弁に作用しないようにして吸気弁又は排気弁リフト高差に作用する量をh2に減少できる。したがって、ロッカアームに連動する吸気弁又は排気弁のリフト量変位域E1、E2がずれ、リフト開始点e1とリフト終了点e2とリフト高さに作用する量h1、h2の増減変化が生じる。
なお、揺動カムの揺動カム面上のベース区間とリフト区間に対するロッカアーム側のロッカアームローラが対向する比率をずらせるようにした可変動弁装置の一例が特許文献1として開示されている。
特開2003−239712号
一般に、吸気弁または排気弁のリフトに関しては、閉弁時の着座やリフト開始時の衝撃を緩和するために、リフト速度か略一定と成った時点で着座やリフト開始と成るように駆動カムのカム面が設定されている。しかし、特許文献1に記載のように、駆動カムと揺動カムの複数のカムを用いる場合、これらカムの組み合わせによって吸気弁又は排気弁のリフト量(バルブリフト量とも言う)が決まるので、着座やリフト開始時期にバルブリフト速度を一定となるようにカム設計をするのが難しく、吸気弁又は排気弁に対する衝撃が大きく、弁駆動時の音や耐久性の面で課題があった。
また、図9に示す作動量変位線図より明らかなように、進角量R0やカム形状の相違により、リフト開始点e1の変化域eaやリフト終了点e2の変化域ebのクランク角方向の幅はそれぞれ変化する。ここでリフト終了点e2の変化域の幅ebはこのロッカアーム機構によるバルブ開閉タイミングの制御幅に相当することとなり、リフト終了点e2の変化域の幅ebが大きいほど閉弁制御が容易化され、閉弁時期の可変応答性が高まる。特に、吸気弁の場合、充填効率に関連する閉弁時期を大きく可変させての出力制御が容易化されることより、リフト終了点e2の変化域の幅ebをより増大させることが吸気弁又は排気弁の閉弁制御の上で有効とものと推測される。この場合において、更に着座やリフト開始時期にバルブリフト速度を一定となるようにカムを設計することは難しかった。
本発明は、吸気弁あるいは排気弁のリフトを可変する場合に、弁の着座やリフト開始の衝撃を緩和して低騒音で耐久性の向上を図れる内燃機関の可変動弁装置を提供することを、その目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明に係る内燃機関に回転自在に設けられたカムシャフトと、カムシャフトに一体形成された駆動カムと、駆動カムより開閉操作力を受けることで内燃機関の吸気弁又は排気弁に作用端部より開閉操作力を伝えるロッカアーム機構とを有した内燃機関の可変動弁装置では、ロッカアーム機構が、駆動カムにより受けるカムリフト期間を変更して吸気弁又は排気弁をバルブリフトさせ、駆動カムが、少なくとも吸気弁又は排気弁が閉弁となるタイミングに対応する駆動カムのバルブ着座区間のカム加速度が略一定となるように設定されていることを特徴としている。バルブ着座区間とは、カムシャフトの回転によって駆動される部材の動作する速度が略一定となるように形成された区間であることを特徴としている。
本発明においては、カムリフト期間のリフト開弁時点の変化域より閉弁時点の変化域が大きくなるように、駆動カムのカム面のうち上り区間より下り区間を長く形成したことを特徴としている。
本発明に係る可変動弁装置において、ロッカアーム機構は、枢支されたロッカアームローラが押圧力を受けることで支点位置回りに回動して作用端部に当接する吸気弁又は排気弁を駆動する第1アームと、駆動カムに当接する駆動カム対向ローラを枢支する枢支部と同枢支部より所定量離れリフト期間を該駆動カムの回転方向前後へ変位させる切換え操作力を受ける支点端部とを有した第2アームと、駆動源からの切換操作力を受けることで第2アームの支点端部に係合する支点部材を該駆動カムの回転方向前後へ変位させる支点移動機構と、カムシャフトの近傍に配置された支持軸に枢支端部が枢支され同枢支端部より延出する揺動延出部の揺動端にロッカアームローラへ開閉操作力を付与可能な揺動カム面が形成された第3アームとを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、ロッカアーム機構により駆動カム対向ローラが開閉操作力を受けるリフト期間を該駆動カムの回転方向前後へ変位させる際に、駆動カムのカム面のうち少なくとも下り区間において駆動カムのカム高さ速度が一定、かつカム高さ加速度がゼロとなるようにカム面を形成し、吸気弁または排気弁の閉弁タイミングをカム高さ速度一定区間に位置するように設定したので、弁の着座やリフト開始の衝撃が緩和され、弁駆動騒音を低減できると共に、バルブシートやバルブステム先端の摩耗が低減されて耐久性が向上する。
本発明によれば、駆動カムのカム面のうち上り区間より下り区間を長く設定することで、ロッカアーム機構によりリフト期間を駆動カムの回転方向前後へ変位してリフト期間のリフト開弁時点の変化域より閉弁時点の変化域が大きくなるように設定できる。このため、吸気弁又は排気弁の閉弁時期を比較的大きく可変させての制御を容易に行え閉弁時期の可変応答性が高まる。特に、吸気弁の場合、充填効率に関連する閉弁時期を大きく可変させての出力制御が容易となりエンジン制御性が向上する。しかも、可変応答性が高まるので、制御時における目標制御値への収束性が高まり燃費が向上する。更に、閉弁時期の変化域を大きく可変させることができるので、本装置の適用された動弁機構に別途位相可変機構が併設させるとした場合、その位相可変機構の操作量が小さくて済むこととなり、可変応答性、目標制御値への収束性が高まり燃費が向上する。これに加えて、この位相可変機構の可変レンジが小さくて済み、汎用されている位相可変装置を流用でき、コスト低減を図ることができる。
本発明によれば、ロッカアーム機構が備える第3アームの揺動カム面と駆動カムによりバルブリフト量を決める場合、揺動カム面を基準にして駆動カムのカム面側で調整できるので、従来難しかったカム形状を形成することができる。さらに、駆動カムと揺動カムとの合成によりバルブを駆動する場合、揺動カム側の弁の着座、リフト開始時に使用するカム域は可変時において常に同じであるため、駆動カム側での対応で弁の衝撃緩和、弁駆動騒音の低減、耐久性の向上が計れる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。図1に示す符合Eは、内燃機関としての4気筒レシプロ式ガソリンエンジン(以後単に「エンジンE」と記す)を示す。このエンジンは後述する可変動弁装置8が適用されている。エンジン1のシリンダヘッド1の下面には、図示しないシリンダブロックが重なり相互に締結されている。シリンダブロックには、シリンダヘッド1の長手方向X(図1において紙面垂直方向)に沿って複数(例えば4つ)の気筒の配列に沿って燃焼室2がそれぞれ形成されている。各燃焼室2には、2個づつ(一対)、吸気ポート3および排気ポート4が形成されている。図1において、吸気ポート3および排気ポート4は片側のみを示す。シリンダヘッド1の上部には、吸気ポート3を開閉する吸気弁5と、排気ポート4を開閉する排気弁6がそれそれ組付けられている。複数の吸気弁5、複数の排気弁6には、各バルブを閉方向に付勢するバルブスプリング7が装着されている。シリンダヘッド1の上部には、複数の吸気弁5、複数の排気弁6を駆動させるSOHC式の動弁系としての可変動弁装置8が搭載されている。
可変動弁装置8は、シリンダヘッド1上であって燃焼室2の頭上にシリンダヘッド1の長手方向(図1において紙面垂直方向)に回転自在にカムシャフト9を配設している。カムシャフト9の一端には図示しないタイミングプーリが連結されている。このタイミングプーリには、図示しないエンジンクランク軸の回転が伝達され、これによりカム軸が駆動して吸気カム14及び排気カム15が回転駆動される。
可変動弁装置8を構成するカムシャフト9は、これを挟む上部左右の片側(シリンダヘッドの幅方向の左右片側)にカムシャフト9と平行に回転可能な吸気側のロッカシャフト11と排気側のロッカシャフト12がそれぞれ配設されている。ロッカシャフト11とロッカシャフト12間の上側の領域には、カムシャフト9とほぼ平行に支持軸としての支持シャフト13が配設されている。
カムシャフト9には、各燃焼室2との対向部位毎に駆動カムとしての吸気用カム14と排気用カム15がそれぞれ形成されている。具体的には、吸気用カム14は燃焼室2の頭上中央の地点に形成され、排気用カム15はその吸気用カム14を挟む両側に形成されている。排気側のロッカシャフト12には、排気用カム16毎に、排気弁6を駆動するロッカアーム17(図1に片側のみ図示)が回動自在に設けられている。吸気側のロッカシャフト11には吸気用カム14毎に、複数(一対)の吸気弁5を一緒に駆動するロッカアーム機構18が設けられている。可変動弁装置8は、これら排気側と吸気側が単一のカムシャフト9の回転により、所定の燃焼サイクル(吸気行程、圧縮行程、爆発行程、排気行程の4サイクル)毎に、吸気弁5と排気弁6をそれぞれ開閉させるように構成されている。
図2に示すように、駆動カムとしての吸気用カム14はその外周面となるカム面141がベース区間nとカムリフト区間mとを備え、カム面141のうち、ベース区間nよりカムトップOに達する上り区間muに対して、カムトップOよりベース区間nに戻る下り区間mdがより長く設定されている。そして、下り区間mdにおけるカム面141には、吸気用カム14により駆動される被駆動部材の動作速度が略一定となり、かつ動作加速度がゼロとなるよう区間mdnが形成されている。本形態では、上り区間muにおいても、その前期において吸気用カム14の動作速度が略一定となり、かつ動作加速度が略ゼロとなるよう区間munが形成されている。吸気用カム14は、カムトップOのカム凸面曲率を上り区間側muよりも下り区間側を小さく設定され、即ち、カム曲率半径を上り区間側muよりも下り区間側mdを大きく設定される。
図3において、カム面141により駆動される被駆動部材の動作量Ch1に示し、図8には同Ch1の概略図を示した。図2及び図8の概略図より明らかなように、カム面141での上り区間側muのカム曲率半径ruを比較的小さく設定したので、これに連続するベース区間nよりカムトップOに達する上り区間muのリフト量曲線が比較的短く形成できる。更に、カムトップ近傍のカム凸面曲率を上り区間側よりも下り区間側を小さく設定し、即ち、カム曲率半径を下り区間側md(>mu)で比較的大きく設定したので、これに連続するベース区間nよりカムトップOに達する下り区間mdのリフト量曲線を比較的長く形成できる。また、動作速度一定区間となる区間mun及び区間mdnは、概ねカムシャフト9の回転中心とカム面141との距離が、一次関数的に減少するように形成されている。これらカム14による作用効果は後述する。
次に、図2のカム面141の特性の具体例を図3に示す。ここでは、比較的長く形成された下り区間側mdと比較的短形成された上り区間muの差がカム角で約20度(=md−mu)程度に設定されている。
ここで動作量Ch1からなるカム面141に基づき得られる動作速度Vcと、動作正加速度Caとを図3に示した。動作速度Vcは上り区間muで正の値で増減し、下り区間側mdで、負の値で増減するように設定されている。動作速度Vcに応じた動作正加速度Caは、上り区間muでリフト初期の比較的大きな正の値を示し、主要域の略1/3の区間munにおいて略ゼロの値となり、その後は急激に負の値を保持する。更に動作正加速度Caは、下り区間mdの略1/3の前期区間mdfで負の値を保持し続け、略2/3の後期区間mdnで反転し、略ゼロの値を保持するよう形成される。そして下り区間mdの最後において正の値に急激に立ち上がり動作速度Vcを徐々に低減してゼロに集束させることができる。
図4には可変動弁装置8の吸気弁5側を駆動するロッカアーム機構18の平面図が示され、図5にはロッカアーム機構18を分解した斜視図が示されている。ロッカアーム機構18は、吸気側のロッカシャフト11に枢支端であるボス部282が揺動自在に支持される第1アームとしてのアームロッカアーム21と、駆動カムである吸気用カム14により駆動される第2アームとしての中間アーム22と、支持シャフト13に揺動自在に支持される第3アームとしての揺動カムであるスイングカム23と、ロッカシャフト11に支持され中間アーム22の枢支点P0を設定する凹状の受け部24に球面状部251が嵌合する支点部材であるピン部材25と、ピン部材25を、ロッカシャフト11を介して揺動させるモータ26(図4参照)とを備えている。
図4、5に示すように、ロッカアーム21はロッカシャフト11に枢支されるボス部282を備えた一対の各ロッカアーム片28を備えている。一対の各ロッカアーム片28は、ボス部282の一側よりスイングカム23からの押圧力を受ける入力端部283を斜め上方に向けて延出されている。互いに対向する一対の入力端部283は、相互に短シャフト31で一体的に結合される。短シャフト31には、図示しないベアリングモジュールを介しロッカアームローラである第1ローラ27が外嵌される。一対のロッカアーム片28の各ボス282の他側からは、吸気弁5を駆動する一対の作用端部281が延出形成され、そこには例えばアジャストスクリュ部29を介して吸気弁5が当接する。
ロッカシャフト11の端部は、駆動源としての制御用のモータ26に接続され、このモータ26の作動によりロッカシャフト11は所望に回動変位できるように形成されている。このロッカシャフト11上であって一対のロッカアーム片28間の中央に位置する部分には、球面状部251が下端部に形成された支点部材であるピン部材25が径方向に貫通状態で螺挿され、ナット31で締め付け固定されている。ロッカシャフト11及びピン部材25は、モータ26の駆動により切換操作力を受け、ロッカシャフト11の中心線Ls回りにピン部材25を揺動させ、ピン部材25を縦向きに配置した遅角位置S1の姿勢(図1,図6参照)から、カムシャフト回転方向へほぼ45°の角度に傾いた進角位置S2の姿勢(図6参照)まで回動変位させて、中間アーム22の支点位置P0を吸気カム14の回転方向前後へ切換変位させることができる支点移動機構34が構成されている。
中間アーム22は、図1,図5に示されるように駆動カムである吸気用カム14のカム面141と転接する駆動カム対向ローラとしての第2ローラ32と、第2ローラ32を枢支部330に回転自在に枢支するL形部材であるホルダ部33(図5参照)とを備えている。ホルダ部33は、その屈曲部である枢支部330に第2ローラ32を枢支し、枢支部330から上方、具体的にはロッカシャフト11と支持シャフト13の間へ向かって柱状に延びる中継用アーム部331と、枢支部330の側部からロッカシャフト11の下側へ向かって延びる平板状の支点用アーム部332とを有し、全体はL形に形成されている。
中継用アーム部331の先端(上端部)には、スイングカム23へ変位を伝える入力点(中継)を成す傾斜面fs1が形成される。ここで傾斜面fs1は、支点用アーム部332側(図6で右側)が低く、支持シャフト13側(図6で左側)が高くなるよう傾斜した傾斜面fs1が形成してある。
支点用アーム部332の突端には、ロッカシャフト11に支持されているピン部材25の球面状部251が相対変位可能に嵌合する球面状の受け部24が形成されている。ここで、吸気用カム14が1回転する際に、この吸気用カムに第2ローラ32を当接させた中間アーム22が連動し、中間アーム22の球面状部251がロッカシャフト11に支持された受け部24に嵌合することで形成された枢支点P0を中心に、中間アーム22が上下方向へ1往復揺動し、その際、図7に示すように、中継用アーム部331の位置を上下変位量H0だけ揺動するようにしてある。
つまり、支点移動機構34により中間アーム22のロッカシャフト11側の枢支点P0を、同シャフトの軸方向と交差する方向に移動できるように支持して、この移動がもたらす中間アーム22の位置ずれを利用して、図6に示されるように第2ローラ32の吸気用カム14に対する転接位置を同カムの回転方向Q前後へ、即ち、進角あるいは遅角方向へ変位できるように構成している。
スイングカム23は、図1,図5,図6に示されるように、カムシャフト9の上方近傍に配置された支持軸としての支持シャフト13に回動自在に嵌挿される枢支端部としての筒状ボス35と、同筒状ボス35から第1ローラ27(ロッカアーム21側)へ向かって延びる揺動延出部としてのアーム部36と、アーム部36の延出方向での中間位置の下部に形成され入力点q1をなす変位受け部37と、アーム部36の揺動端をなす膨出部361に形成され第1ローラ27への押圧力を付与可能なる揺動カム面38と、枢支端部としての筒状ボス35のアーム部36と反対側面より延出するバネ受け部41とを有している。なお、バネ受け部41には、吸気カム9、中間アーム22およびスイングアーム23の相互間を密接する方向に付勢するための弾性力を付与するプッシャー42が当接している。
スイングカム23は、そのアーム部36の揺動端に揺動カム面38が形成されている。揺動カム面38は、支持シャフト13の中心である枢支点P0からの揺動半径となる距離dが増減変化するように形成されている。図6に示すように、揺動カム面38は、その上部側をベース円区間a、下部側をリフト区間bとして形成されている。
ベース円区間aは、支持シャフト13の軸心と一致する枢支点q2からの距離が一定の円弧面で形成されている。リフト区間bは、ベース円区間aの円弧に連続した上で枢支点q2からの距離が徐々に増加する反対向きの円弧面として形成されている。
アーム部36の下部の変位受け部37は、図6に示すように、カムシャフト9の直上に位置し、凹陥部371が形成され、凹陥部371内にはカムシャフト9と同じ向きで、短シャフト39を回動自在に枢着している。凹陥部371の開放部から露出する短シャフト39の下部には、凹部391が形成されている。この同凹部391内には、中継用アーム部331の先端部が上向き状態で差し込まれ、その傾斜面fs1が摺動自在に凹部391の底面に当接することで入力点q1が保持されている。
図6に示すように、傾斜面fs1が凹部391の底面と当接する入力点q1は、支点移動機構34により中間アーム22の第2ローラ32が吸気用カム14の回転方向Qの前後へ、進角あるいは遅角された際に同時に変位できるように形成されている。つまり、第2アームである中間アーム22の進角移動(図6で右移動)で傾斜面fs1と凹部391の底面との当接位置が上方側に、即ち、スイングカム23の揺動カム面38を押し上げ、第1ローラ27がリフト区間bと早期に対向して、バルブリフト量hr1(図6参照)を増加修正するよう機能する。
このように構成された可変動弁装置8の作用を説明する。カムシャフト9及び吸気用カム14が回転し、図2に示す中間アーム22の第2ローラ32がカム面141のベース区間nと対向した後にカムリフト区間mにおける上り区間側muと対向し、次いでカムトップOを経て、下り区間mdと対向し、その後、ベース区間nに再び対向する。このときのカムリフト区間mにおいて、中間アーム22の第2ローラ32が押圧駆動される。この際、図7に示すように、中間アーム22はロッカシャフト11側のピボットである球面状部251の枢支点P0を支点として上下変位量hrnで揺動される。この揺動変位は中間アーム22の中継用アーム部331よりその直上にあるスイングカム23へ伝わる。ここで、傾斜面fs1と凹部391の底面との間はプッシャー42の戻しバネ力の働きで、常時圧接状態を保持した上で、スイングカム23を上下方向へ揺動変位させる。ここで、スイングカム23の揺動カム面38はロッカアーム21の第1ローラ27に転接され、特に、リフト区間bにおいて第1ローラ27を押圧することにより、ロッカアーム21の一対のロッカアーム片28がロッカシャフト11の中心線Ls回りに駆動して、一対の吸気弁5を同時に開閉させることとなる。
このような、可変動弁装置8の運転中、図示しない制御手段は運転状態に応じて最適な支点位置P0を求め、その支点位置P0相当の出力で制御モータ26を駆動させる。制御モータ26はロッカシャフト11を介しピン部材25を回転させ、例えば、図6に実線で示すように最大のバルブリフト量hr1が得られる遅角位置S1に中間アーム22の支点位置P0を位置決めしたとする。
この場合、中間アーム22の中継用アーム部331の傾斜面fs1がスイングカム23(第3アームに相当)を上昇移動させ、比較的早期(図3ではクランク角θ1)に第1ローラ27が揺動カム面38のリフト区間bに当接して、リフト区間E1にロッカアーム21のリフト変位量線図Dh1に沿って動作量hr1相当の揺動を行い、その後、最も遅角側のクランク角θ11で第1ローラ27が揺動カム面38のベース区間aに戻り、ロッカアーム21の1周期の揺動が完了する。この場合、吸気弁5をロッカアーム21のリフト変位量線図Dh1と同様の変位特性で開閉制御することとなる。
次に、可変動弁装置8の運転中、制御モータ26によりロッカシャフト11を介しピン部材25を回転させて、図6に破線で示すように、最小の動作量hrnが得られる進角位置Snに中間アーム22の支点位置P0が位置決めされたとする。
この場合、中間アーム22の中継用アーム部331の傾斜面fs1がスイングカム23を降下移動させ、比較的遅れ時期(図3ではクランク角θn)に第1ローラ27が揺動カム面38のリフト区間bに当接して、リフト区間Enにロッカアーム21のリフト変位量線図Dhnに沿って動作量hrn相当の揺動を行い、その後、遅角側のクランク角θnnで第1ローラ27が揺動カム面38のベース区間aに戻り、ロッカアーム21の1周期の揺動が完了する。この場合、吸気弁5をロッカアーム21のリフト変位量線図Dhnと同様の変位特性で開閉制御することとなる。
更に、可変動弁装置8の運転中、図示しない制御手段は運転状態に応じて最適な支点位置P0を求め、その支点位置P0相当の出力で制御モータ26が駆動され、各支点位置P0に応じて、吸気用カム14に中間アーム22の第2ローラ32が当接するリフト区間E1〜Enが図3に示すように大小調整され、このリフト区間E1〜Enの変動に応じてロッカアーム21のリフト変位量線図Dh1〜Dhnが図3に示すように大小調整される。
なお、図3にはリフト区間E1、Enのみが示されるが、その中間部に位置する図示しないリフト区間E2、E3、E4、E5でも各リフト区間に応じてリフト区間E1、Enに準じた作動がなされるが、ここではその図示及び重複説明を省略した。同様に、図3にはリフト変位量線図Dh1〜Dhn以外に、その中間部に位置するリフト変位量線図Dh2、Dh3、Dh4、Dh5が示されるが、これらの場合も、リフト変位量線図Dh1〜Dhnに準じた作動がなされるので、ここではその重複説明を省略している。
上述のように、図1の可変動弁装置8では、エンジンの運転状態に応じて、最適な支点位置P0を予め制御手段で求めておき、その支点位置P0において中間アーム22を揺動変位させ、各支点位置P0に応じてリフト変位量線図Dh1〜Dhn相当のロッカアームのリフト変位量Vr、即ち、吸気弁5のバルブリフト量を得ることができる。
可変動弁装置8では、図3に示すように、上り区間muと下り区間mdに、動作速度が一定となり、動作加速度が略ゼロとなる区間mun及び区間mdnが形成され、かつ吸気弁5の開弁時期と閉弁時期を、区間mun及び区間mdn内で行われるように調整されているので、リフト時(開弁時)および着座時(閉弁時)における衝撃を低減することができる。このため、弁駆動騒音を低減できると共に、吸気ポート3に設けられるバルブシートやバルブステム先端の摩耗を低減することができ、耐久性が向上する。
吸気用カム14のカム面141のうち上り区間muより下り区間mdを長く設定したので、ロッカアーム機構18によりリフト期間Eを吸気用カム14の回転方向Q前後へ変位させるのに応じて、リフト変位量線図Dh1〜Dhnを切換え、これらリフト変位量線図に応じた閉弁時点θnn〜θ11の変化域Grが十分に大きくなるように設定できる。
このように、吸気弁又は排気弁の閉弁時期の変化域Grをより大きく可変できるので、閉弁制御が容易化され、閉弁時期の可変応答性がより高まり出力制御がより容易化され、エンジン制御性がより向上する。特に、吸気用カム14が駆動する吸気弁5の場合、充填効率に関連する閉弁時期を大きく可変させての出力制御が容易化され、エンジン制御性が向上する。しかも、可変応答性が高まるので、制御時における目標制御値への収束性が高まり、燃費が向上する。
更に、閉弁時期θnn〜θ11の変化域G(タイミング)を大きく可変させることができるので、本装置の適用された可変動弁装置8と不図示のエンジンのクランクシャフトと間に別途不図示の位相可変機構が併設されるとした場合において、その位相可変機構の操作量が小さくて済むこととなり、可変応答性、目標制御値への収束性が高まり燃費が向上する。加えてこの位相可変機構の可変レンジが小さくて済み、汎用されている位相可変装置を流用でき、コスト低減を図ることができる。
図1の可変動弁装置8では、吸気用カム14のカム面141のうち上り区間muより下り区間mdが長く形成されたのに加えて、カムトップO近傍のカム凸面曲率を上り区間側よりも下り区間側を小さく設定したので、ロッカアーム機構18によりリフト期間Eを吸気用カム14(駆動カム)の回転方向前後へ変位させる切換えを行った場合、リフト期間Eのリフト開弁時点θ1の変化域Gfより閉弁時期θ11の変化域Grがより大きくなるように設定できる。これにより、吸気弁5又は排気弁6の閉弁時期をより大きく可変させての制御が容易化され、閉弁時期の可変応答性がより高まり出力制御がより容易化され、エンジン制御性がより向上する。
図1の可変動弁装置8では、カム面141に当接する吸気用カム14は下り区間mdの略2/3の後期区間mdnにおいて、略一定の比較的小さな値の動作正加速度Caで、即ち、動作速度Vcを徐々に低減してゼロに集束させるようにできるので、閉弁時の衝撃を低減できる。
図1の可変動弁装置8では、図4、図5に沿って説明したロッカアーム機構18を用いるので、カムリフト区間mを吸気用カム14(駆動カム)の回転方向Q前後へ変位させる制御を確実に行うことができる。
本形態において駆動カムは吸気用カム14として説明したが、排気用カムであってもよく、この場合も、エンジン制御性が向上し、制御時における目標制御値への収束性が高まり、燃費が向上する。
本形態では、吸気用カム14のカム面141に、上り区間muにも動作速度一定区間となる区間munを形成したが、少なくとも下り区間側mdにおいて区間mdnが形成されていれば良い。また、区間mun及びまたは区間mdnを形成する駆動カムとして、本形態でカム面141の上り区間muより下り区間mdが長く設定されている駆動カムを例示したが、このようなカムプロフィールの駆動カムに限定されるものではない。例えば、カム面141の上り区間muと下り区間mdが略同一長さとなるカムプロフィールの駆動カムに適用してもよく、このような場合でも各弁の開弁時及び閉弁時における衝撃を吸収することができ、弁の騒音の低減、耐久性を向上させることができる。また、閉弁時の着座衝撃は高回転高リフト時の方が大きいため、少なくとも中高リフト時に略一定の比較的小さな値の動作正加速度Caの区間で着座するように設定することでも良い。
本発明の一実施形態としての内燃機関の可変動弁装置を有するエンジンのシリンダヘッドの側断面図である。 図1の内燃機関の可変動弁装置で用いる吸気用カムの拡大側面図である。 図1の内燃機関の可変動弁装置の作動特性説明図で、特に、吸気用カムのバルブリフト変位量線図、被駆動部材の動作速度及び加速度線図、リフト変位量線図を示す。 図1の内燃機関の可変動弁装置で用いるのロッカアーム機構の平面図である。 図1の内燃機関の可変動弁装置内のロッカアーム機構の分解斜視図である。 図1内のロッカアーム機構の中間アームの進角及び遅角作動説明図である。 図1内のロッカアーム機構の中間アームのリフト変位作動説明図である。 同可変動弁装置に駆動される吸気弁の概略作動特性説明図である。 従来の可変動弁装置に駆動される吸気弁の概略作動特性説明図である。
符号の説明
1 シリンダヘッド
5 吸気弁
6 排気弁
8 可変動弁装置
9 カムシャフト
13 支持軸
14 吸気用カム(駆動カム)
141 カム面
18 ロッカアーム機構
21 ロッカアーム(第1アーム)
22 中間アーム(第2アーム)
23 スイングカム(第3アーム)
26 モータ(駆動源)
27 第1ローラ(ロッカアームローラ)
32 第2ローラ(駆動カム対向ローラ)
34 支点移動機構
38 揺動カム面
a ベース区間
b リフト区間
E 内燃機関
m リフト期間
θ1 リフト開弁時点
θ11 閉弁時点
mu 上り区間
md 下り区間
mun カム加速度一定区間
P0 枢支点(支点位置)
Q 駆動カムの回転方向

Claims (4)

  1. 内燃機関に回転自在に設けられたカムシャフトと、前記カムシャフトに一体形成された駆動カムと、前記駆動カムより開閉操作力を受けることで前記内燃機関の吸気弁又は排気弁に作用端部より開閉操作力を伝えるロッカアーム機構とを有した内燃機関の可変動弁装置において、
    前記ロッカアーム機構は、前記駆動カムにより受けるカムリフト期間を変更して前記吸気弁又は排気弁をバルブリフトさせ、
    前記駆動カムは、少なくとも前記吸気弁又は排気弁が閉弁となるタイミングに対応する前記駆動カムのバルブ着座区間のカム加速度が略一定となるように設定されていることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  2. 請求項1記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記バルブ着座区間は、前記カムシャフトの回転によって駆動される部材の動作する速度が略一定となるように形成された区間であることを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  3. 請求項1または2記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記カムリフト期間のリフト開弁時点の変化域より閉弁時点の変化域が大きくなるように、前記駆動カムのカム面のうち上り区間より下り区間が長く形成されたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
  4. 請求項1ないし3の何れかに記載の内燃機関の可変動弁装置において、
    前記ロッカアーム機構は、
    枢支されたロッカアームローラが押圧力を受けることで支点位置回りに回動して上記作用端部に当接する吸気弁又は排気弁を駆動する第1アームと、
    前記駆動カムに当接する駆動カム対向ローラを枢支する枢支部と同枢支部より所定量離れ上記リフト期間を該駆動カムの回転方向前後へ変位させる切換え操作力を受ける支点端部とを有した第2アームと、
    駆動源からの切換操作力を受けることで前記第2アームの支点端部に係合する支点部材を該駆動カムの回転方向前後へ変位させる支点移動機構と、
    前記カムシャフトの近傍に配置された支持軸に枢支端部が枢支され同枢支端部より延出する揺動延出部の揺動端に前記ロッカアームローラへ開閉操作力を付与可能な揺動カム面が形成された第3アームとを備えたことを特徴とする内燃機関の可変動弁装置。
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