JP2006257302A - インク組成物 - Google Patents

インク組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP2006257302A
JP2006257302A JP2005077951A JP2005077951A JP2006257302A JP 2006257302 A JP2006257302 A JP 2006257302A JP 2005077951 A JP2005077951 A JP 2005077951A JP 2005077951 A JP2005077951 A JP 2005077951A JP 2006257302 A JP2006257302 A JP 2006257302A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink composition
fine particles
irgacure
compound
polymerization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005077951A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4802526B2 (ja
Inventor
Takashi Koyanagi
崇 小柳
Keitaro Nakano
景多▲郎▼ 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2005077951A priority Critical patent/JP4802526B2/ja
Priority to US11/376,607 priority patent/US7619015B2/en
Publication of JP2006257302A publication Critical patent/JP2006257302A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4802526B2 publication Critical patent/JP4802526B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

【課題】 硬化効率、表面硬化性、内部硬化性に優れ、クラック発生の防止の全てを満足できるインク組成物を提供する。
【解決手段】 少なくとも重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤を含有するインク組成物であって、重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤のそれぞれが複数種の化合物の組み合わせて使用したものであり、それぞれの中の少なくとも1種はアミン構造を有する化合物であり、重合促進剤の少なくとも1種は表面にアミノ基を有する微粒子であることを特徴とし、該重合性化合物中のアミン構造を有する化合物は重量比で30重量%以上であることが好ましく、該微粒子としては無機化合物が好ましく、また、透明であることが好ましい。さらに、重合性官能基を有する微粒子を含有することが好ましく、無溶剤型であることが好ましい。
【選択図】 なし

Description

本発明は、インク組成物に関し、詳細には、紫外線により硬化し、その硬化効率、表面および内部硬化性に優れ、クラックの発生を抑えた紫外線硬化型のインク組成物に関する。
インクジェット記録方法は、インク組成物の小滴を飛翔させ、紙等の記録媒体に付着させて印刷を行う印刷方法である。このインクジェット記録方法は、高解像度、高品位な画像を、高速で印刷することができるという特徴を有するものである。インクジェット記録方法に使用されるインク組成物は、水性溶媒を主成分とし、これに着色成分および目詰まりを防止する目的でグリセリン等の湿潤剤を含有したものが一般的である。
一方、水性インク組成物が浸透し難い紙、布類、または浸透しない金属、プラスチック等の素材、例えばフェノール、メラミン、塩化ビニル、アクリル、ポリカーボネートなどの樹脂から製造される板、フィルムなどの記録媒体に印字する場合、インク組成物や反応液には、色材が安定して記録媒体に固着できる成分を含有することが要求される。
この様な要求に対しては、色材、紫外線硬化剤(重合性化合物)、(光)重合開始剤等を含んでなる紫外線硬化インクジェットインクが開示されている。(例えば特許文献1参照。)また、この紫外線硬化インクジェットインクには目的に応じて様々な重合促進剤が用いられている。
米国特許第5623001号明細書
しかし、従来のインク組成物には、硬化効率、表面硬化性、内部硬化性、クラック発生の防止の全てを満足できるものは無かった。
そこで本発明では上記問題点を解決する為になされたもので、硬化効率、表面硬化性、内部硬化性に優れ、クラック発生の防止の全てを満足できるインク組成物を提供しようとするものである。
なお、ここでの表面硬化性の判断は、周辺環境の酸素の影響により重合反応が阻害され、内部は硬化しているのに表面は未硬化のままである状態を、「表面硬化性が低い」としている。また内部硬化性の判断は、表面のみが硬化し内部が未硬化のまま、いわゆる「皮が張ってしまった」状態を「内部硬化性が低い」としている。ここでのクラックとは硬化後に生ずるひび割れの事である。
本発明者は、鋭意検討を重ねた結果、以下の構成を採用することによって、上記目的が達成され、本発明を成すに至った。
即ち本発明は、以下の通りである。
(1)少なくとも重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤を含有するインク組成物であって、重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤のそれぞれが複数種の化合物の組み合わせて使用したものであり、それぞれの中の少なくとも1種はアミン構造を有する化合物であり、重合促進剤の少なくとも1種は表面にアミノ基を有する微粒子であることを特徴とするインク組成物。
(2)前記重合性化合物中のアミン構造を有する化合物は重量比で30重量%以上である(1)に記載のインク組成物。
(3)前記微粒子が無機化合物である(1)または(2)記載のインク組成物。
(4)前記微粒子が透明である(1)〜(3)のいずれかに記載のインク組成物。
(5)無溶剤型である(1)〜(4)のいずれかに記載のインク組成物。
本発明のインク組成物は、重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤のそれぞれが複数種の化合物を組み合わせて使用し、それぞれの中の少なくとも1種はアミン構造を有し、重合促進剤の少なくとも1種は表面にアミノ基を有する微粒子を含有することにより優れた硬化効率、表面硬化性、内部硬化性を得、クラック発生を防止する事ができた。
以下、本発明のインク組成物について詳細に説明する。
本発明のインク組成物は、少なくとも重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤を含有するインク組成物であって、重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤のそれぞれが複数種の化合物の組み合わせて使用したものであり、それぞれの中の少なくとも1種はアミン構造を有する化合物であり、重合促進剤の少なくとも1種は表面にアミノ基を有する微粒子を含有することを特徴としている。
本発明のインク組成物は、重合性化合物として複数種のモノマーを組み合わせて使用し、少なくとも1種はアミン構造を有する化合物である。
本発明に用いられる重合性化合物としては、光重合開始剤から生成するラジカルまたはイオンにより重合されるものであれば特に限定ない。このような重合性化合物とは、高分子の基本構造の構成単位となり得る分子をいう。このような重合性化合物は光重合性モノマーとも呼ばれ、単官能アクリレート、メタクリレート、多官能アクリレート、メタクリレートが含まれる。
このような重合性化合物の代表的なものとして、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、ヒドロキシピオペリン酸エステルネオペンチンルグリコールジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリストールトリアクリレート、ジペンタエリストールヘキサアクリレート、アクロイルモルホリン、2−フェノキシエチルアクリレート、フタル酸水素−(2,2,2−トリアクロイルオキシメチル)エチル、ジペンタエリストールポリアクリレート、ジペンタエリストールポリアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセリンEO付加物(変性)トリアクリレート、イソボルニルアクリレート、2−メトキシエチルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレート、3−メトキシブチルアクリレート、N−イソプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾール等が挙げられ、好ましくは、アクロイルモルホリン、2−フェノキシエチルアクリレート、フタル酸水素−(2,2,2−トリアクロイルオキシメチル)エチル、ジペンタエリストールポリアクリレート、ジペンタエリストールポリアクリレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、グリセリンEO付加物トリアクリレート、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルカプロラクタムである。
上記の中でアミン構造を有するものとしては、N−ビニルホルムアミド、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルピロリドン、N−ビニルカルバゾール、N−イソプロピルアクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルアクリルアミド等が挙げられる。
本発明のインク組成物に含まれる光重合開始剤は、複数種を組み合わせて使用したものであり、そのうちの少なくとも1種はアミン構造を有する化合物である。
本発明において用いられる光重合開始剤は、例えば、250nm〜450nm程度の領域の紫外線及び可視光を吸収しラジカルまたはイオンを生成して前述のモノマーの重合を開始させるものである。
代表的なものとして、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、イソプロピルベンゾインエーテル、イソブチルベンゾインエーテル、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシム、ベンジル、ジエトキシアセトフェノン、ベンゾフェノン、クロロチオキサントン、2−クロロチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2−メチルチオキサントン、ポリ塩化ポリフェニル、ヘキサクロロベンゼン等が挙げられ、好ましいくは、イソブチルベンゾインエーテル、1−フェニル−1,2−プロパンジオン−2−(o−エトキシカルボニル)オキシムである。
また、Vicure10、30(Stauffer Chemical社製)、Irgacure127、184、369、379、651、2959、907、754、819、1700、1800、1850、1870、4265、OXE01、Darocure1173、TPO(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)、QuantacureCTX、ITX(Aceto Chemical社製)、Lucirin TPO(BASF社製)の商品名で入手可能な光重合開始剤も使用することができる。
上記の中でアミン構造を有するものとしては、Irgacure369、379、907、OXE01等が挙げられる。
本発明に含有される重合促進剤は、複数種の化合物を組み合わせて使用し、そのうちの少なくとも1種はアミン構造を有する化合物であり、また少なくとも1種は表面にアミノ基を有する微粒子を含有する。
本発明のインク組成物に含有される、表面にアミノ基を有する微粒子とは(以下、単にアミノ基を有する微粒子とも称する)、本発明の作用効果を奏するものであれば、特に限定されないが、一般的に体質顔料と称されるもので、シリカ、アルミナ、チタニア、酸化カルシウム等の無機化合物が例示され、特に、シリカ、アルミナ等の透明なものも好適に使用できる。
該微粒子の大きさとしては、特に限定されないが、粒径が100nm以下のものが好ましい。
該アミノ基を有する微粒子の調製方法は、特に限定されないが、一例を挙げれば、化学反応によりアミノ基を微粒子表面に導入することにより得られ、具体的にはテトラエトキシシラン(TEOS)やテトラメトキシシラン(TMOS)のテトラアルコキシシラン類のゾル−ゲル反応によって、水酸基を表面に多数有するシリカ微粒子を作製し、該水酸基とアミノ基を有する化合物、例えばアミノ基を有するカップリング剤との反応によりアミノ基をシリカ微粒子表面に導入する方法が挙げられる。
本発明のインク組成物における、該アミノ基を有する微粒子の含有量としては、特に限定されず、使用形態、条件、インク組成物の粘度と重合性の関係等に応じて適宜選択されるべきものであるが、インク組成物全量に対し0.5重量%以上10重量%以下であることが好ましい。
また、本発明のインク組成物に含まれるその他の重合促進剤としては、特に限定されないが、Darocure EHA、EDB(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ社製)、重合性官能基を有する微粒子等が挙げられる。
Darocure EHA、EDB等はアミノベンゾエート誘導体であり、酸素による重合阻害を軽減するものである。
アミノベンゾエート誘導体は、350nm以上の波長域に吸収を持たないものであり、このようなアミノベンゾエート誘導体の例としては、特に限定されないが、エチル−4−ジメチルアミノベンゾエート、2−エチルヘキシル−4−ジメチルアミノベンゾエート等が挙げられる。
重合性官能基を導入した微粒子の重合促進機構としては、明確ではないが、紫外線を吸収した光重合開始剤の開裂により生成したラジカルが、微粒子表面にトラップされて安定化し、微粒子表面へ導入された重合性官能基及び表面に吸着した重合性化合物と容易に重合反応を開始する事により重合反応を促進するものと推測される。
重合性官能基を有する微粒子とは、特に限定されないが、前述のアミノ基を有する微粒子と同様に一般的に体質顔料と称されるものである。
また、該微粒子が有する重合性官能基としては、特に限定されず、アクリロイル基、メタクリロイル基等が例示され、さらに、1つ以上の二重結合を有する重合性官能基とすることも可能である。
該微粒子の大きさとしては、特に限定されないが、粒径が5〜200nmのものが好ましい。
該重合性官能基を有する微粒子の調製方法は、特に限定されないが、一例を挙げれば、化学反応により重合性官能基を微粒子表面に導入することにより得られ、具体的にはテトラエトキシシラン(TEOS)やテトラメトキシシラン(TMOS)のテトラアルコキシシラン類のゾル−ゲル反応によって、水酸基を表面に多数有するシリカ微粒子を作製し、該水酸基と重合性官能基を有する化合物、例えばアクリロイル、メタクリロイル基を有するカップリング剤との反応により重合性官能基をシリカ微粒子表面に導入する方法が挙げられる。
本発明のインク組成物における、該重合性官能基を有する微粒子の含有量としては、特に限定されず、使用形態、条件、インク組成物の粘度と重合性の関係等に応じて適宜選択されるべきものであるが、インク組成物全量に対し0.5重量%以上10重量%以下であることが好ましい。
また本発明のインク組成物には、重合可能な化合物として、前述のモノマーの他に、オリゴマーを含有していても良い。
本発明のインク組成物に使用できるオリゴマーとは、中程度の大きさの相対分子質量をもつ分子で、相対分子質量の小さい分子から実質的あるいは概念的に得られる単位の少数回、一般的には約2〜20回程度の繰返しで構成された構造をもつものをいう。また本発明において用いられるオリゴマーは、光重合性プレポリマー、ベースリジンまたはアクリルオリゴマーと呼ばれるものでもある。
オリゴマーは、官能基として重合性官能基を1〜数個有しているため、紫外線照射等によりモノマー等と重合反応を起こして架橋し重合する性質を有している。
本発明において用いられるオリゴマーは、例えば骨格を構成する分子構造により、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、ポリエーテルアクリレート、オリゴアクリレート、アルキドアクリレート、ポリオールアクリレート等が挙げられ、好ましくは、ポリエステルアクリレート、ポリウレタンアクリレートである。
本発明に用いられるオリゴマーは、分子量が5,000〜20,000程度の範囲のもの、好ましくは500〜10,000程度の範囲のものが使用される。
本発明のインク組成物は色材も含んでいてもよい。
本発明のインク組成物に含まれる色材は、染料、顔料のいずれであってもよいが、印刷物の画像耐久性の面から顔料の方が有利である。
本発明で使用される染料としては、直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染料、分散染料、建染染料、可溶性建染染料、反応分散染料など通常インクジェット記録に使用される各種染料を使用することができる。
本発明で使用される顔料としては、特別な制限なしに無機顔料、有機顔料を使用することができる。
無機顔料としては、酸化チタンおよび酸化鉄に加え、コンタクト法、ファーネス法、サーマル法などの公知の方法によって製造されたカーボンブラックを使用することができる。また有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、縮合アゾ顔料、キレートアゾ顔料などを含む)、多環式顔料(例えば、フタロシアニン顔料、ペリレン顔料、ペリノン顔料、アントラキノン顔料、キナクリドン顔料、ジオキサジン顔料、チオインジゴ顔料、イソインドリノン顔料、キノフラロン顔料など)、染料キレート(例えば、塩基性染料型キレート、酸性染料型キレートなど)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、アニリンブラックなどを使用することができる。
本発明の好ましい態様によれば、これらの顔料は、分散剤または界面活性剤で水性媒体中に分散させて得られた顔料分散液としてインク組成物に添加されるのが好ましい。好ましい分散剤としては、顔料分散液を調製するのに慣用されている分散剤、例えば高分子分散剤を使用することができる。なお、この顔料分散液に含まれる分散剤および界面活性剤がインク組成物の分散剤および界面活性剤としても機能することは当業者に明らかであろう。
インク組成物における色材の添加量は、0.1〜25重量%程度の範囲が好ましく、より好ましくは0.5〜15重量%程度の範囲である。
本発明のインク組成物には、水性溶媒を含んでいてもよい。更に任意の成分として、樹脂エマルジョン、無機酸化物コロイド、湿潤剤、pH調整剤、防腐剤、防かび剤等を添加しても良い。
また、本発明のインク組成物は、粘度低減や密着性向上の為に用いられる、重合性を持たず、揮発性を有するような有機溶剤類を含まない、無溶剤型のインク組成物であることが更に好ましい。
本発明のインク組成物は、公知慣用の全ての画像記録・印刷方法に適用できる。例えば、インクジェット法、オフセット法、グラビア法、感熱転写法などの画像記録・印刷刷方法を適用できる。特に、本発明のインク組成物はインクジェット記録に適している。
本発明のインク組成物を用いるインクジェット記録方法にあっては、インク組成物を記録媒体付着させた後に、紫外線光を照射する。
紫外線の照射量は、基板または記録媒体等の上に付着させたインク組成物量、厚さにより異なり、厳密には特定できず、適宜好ましい条件を選択するものであるが、例えば、10mJ/cm以上、10,000mJ/cm以下であり、また好ましくは50mJ/cm以上、6,000mJ/cm以下の範囲で行う。かかる程度の範囲内における紫外線照射量であれば、十分硬化反応を行うことができる。
また、照射する紫外線光は、安全性、環境に対する面から、オゾンの発生しない350nm以上の長波長域の紫外線を使用する事が好ましい。また、照射する紫外線光は、連続したスペクトルを有するものではなく、発光ピーク幅の狭いものが好ましい。この発光ピークの波長域としては350〜420nmの範囲が好ましい。
紫外線照射手段としては、特に限定さいれないが、エネルギー消費、小型化、ランプ寿命の点から紫外線LEDや紫外線発光半導体レーザ等の紫外線発光半導体素子が好ましい。紫外線LEDを用いる場合は、例えば、発光ピーク波長が365nm、380nm、395nm、400nm等のLEDを複数種組み合わせることが好ましい。
その他の紫外線照射手段としては、メタルハライドランプ、キセノンランプ、カーボンアーク灯、ケミカルランプ、低圧水銀ランプ、高圧水銀ランプ等のランプが挙げられる。例えばFusion System社製のHランプ、Dランプ、Vランプ等の市販されているものも用いることができる。
また、本発明のインク組成物を用いた記録方法では、紫外線光照射前、同時またはその後に加熱してもよい。加熱は、記録媒体に熱源を接触させて加熱する方法、遠赤外線、近赤外線やマイクロウェーブ(2,450MHz程度に極大波長を持つ電磁波)などを照射し、または熱風を吹き付けるなど記録媒体に接触させずに加熱する方法などが挙げられる。
以下本発明を以下の実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
1.重合促進微粒子1の調製
シリカゾルIPA−ST(日産化学工業株式会社製、シリカ濃度30wt%のイソプロピルアルコール(以下IPAと略す)分散液)88.1重量部を容量200mL三角フラスコに加え、シランカップリング剤 3−ジメチルアミノプロピルトリメトキシシラン(アルドリッチ社製)7.7重量部を添加した。マグネティックスターラーで攪拌しながら0.05mol/L濃度の塩酸を4重量部添加し、室温で24時間攪拌しながら反応を行った。その結果、重合促進微粒子(PSS)1を含むIPA分散液Aを得た。
2.インク組成物の調製
(1)透明インク組成物1(実施例1)の調製
容量300mL丸底フラスコにN−ビニルフォルムアミド(NVF;ビームセット770 荒川化学工業株式会社製) 70重量部、IPA分散液A 100重量部を加え、ロータリーエバポレーターを用いてIPAを留去し、重合促進微粒子1を30wt%含むモノマー溶液Bを得た。
続いて容量100mLの遮光性サンプル瓶に、このモノマー溶液Bを20g加え、NVF 16g、2−メトキシエチルアクリレート(2−MTA;大阪有機化学工業社製) 27g、トリプロピレングリコールジアクリレート(TPGDA;アロニックス M−220 東亞合成株式会社製) 25g、グリセリンEO変性トリアクリレート(A−Gly−3E;新中村化学工業社製) 10g、Irgacure 819 0.8g、Irgacure 369 0.2g、Darucure EHA 1.0gを添加し、マグネティックスターラーで30分間攪拌して透明インク組成物1を調製した。
NVF 30.0wt%
2−メトキシエチルアクリレート 27.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 25.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 819 0.8wt%
Irgacure 369 0.2wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合促進微粒子1 6.0wt%
(2)透明インク組成物2(実施例2)の調製
容量100mLの遮光性サンプル瓶に、このモノマー溶液Bを20g加え、NVF 11g、N−ビニルカプロラクタム(NVCap;Degussa社製) 29g、トリプロピレングリコールジアクリレート 28g、グリセリンEO変性トリアクリレート 10gを取り、マグネティックスターラーで30分間攪拌混合した後、Irgacure 819 0.8g、Irgacure 369 0.2g、Darucure EHA(チバスペシャリティケミカルズ社製) 1.0gを添加し、マグネティックスターラーで30分間攪拌して透明インク組成物2を調製した。
NVF 25.0wt%
N−ビニルカプロラクタム 29.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 28.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 819 0.8wt%
Irgacure 369 0.2wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合促進微粒子1 6.0wt%
(3)透明インク組成物3(実施例3)の調製
容量100mLの遮光性サンプル瓶に、このモノマー溶液Bを10g加え、NVF 58g、トリプロピレングリコールジアクリレート 20g、グリセリンEO変性トリアクリレート 10g、Irgacure 369 0.5g、Irgacure 907 0.5g、Darucur EHA 1.0gを添加し、マグネティックスターラーで30分間攪拌して透明インク組成物3を調製した。
NVF 65.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 20.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 369 0.5wt%
Irgacure 907 0.5wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合促進微粒子1 3.0wt%
(4)シアンインク組成物1(実施例4)の調製
下記の組成からなるシアンインク組成物1を調製した。調製は下記の要領で行った。色材である顔料とイソプロパノール(以下IPA)を混合して、サンドミル(安川製作所製)中で、ガラスビーズ(直径1.7mm、混合物の1.5倍量(重量))と共に2時間分散を行った。その後、ガラスビーズを分離し、15重量%のIPA顔料分散液Cを得た。
容量300mL丸底フラスコにNVF 85重量部、IPA顔料分散液C 100重量部を加え、ロータリーエバポレーターを用いてIPAを留去し、P.B.15:3を15wt%含む顔料分散液Dを得た。
容量100mLの遮光性サンプル瓶に、NVF 31.0g、トリプロピレングリコールジアクリレート 17.5g、グリセリンEO変性トリアクリレート 7.5gを秤取り、Irgacure 819 2.4g Irgacure 369 0.6g、Darocur EHA 1.0gを添加し、マグネティックスターラーで30分間攪拌し、各成分を十分に溶解混合した後に、モノマー溶液B 20.0g、顔料分散液D 20.0gを加え、更に1時間攪拌混合する事で下記組成からなるシアンインク組成物1を調製した。
NVF 62.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 17.5wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 7.5wt%
Irgacure 819 2.4wt%
Irgacure 369 0.6wt%
Darocur EHA 1.0wt%
C.I. ピグメントブルー 15:3 (色材) 3.0wt%
重合促進微粒子1 6.0wt%
(5)ブラックインク組成物1(実施例5)の調製
インク組成を以下の通りにした以外は上記のシアンインク組成物1の場合と同様にしてブラックインク組成物1を調製した。
色材である顔料とイソプロパノール(以下IPA)を混合して、サンドミル(安川製作所製)中で、ガラスビーズ(直径1.7mm、混合物の1.5倍量(重量))と共に2時間分散を行った。その後、ガラスビーズを分離し、15重量%のIPA顔料分散液Eを得た。
容量300mL丸底フラスコにNVF 85重量部、IPA顔料分散液E 100重量部を加え、ロータリーエバポレーターを用いてIPAを留去し、P.Bk 7を15wt%含む顔料分散液Fを得た。
容量100mLの遮光性サンプル瓶に、NVF 23.5g、トリプロピレングリコールジアクリレート 17.5g、グリセリンEO変性トリアクリレート 15.0gを秤取り、Irgacure 819 2.4g Irgacure 369 0.6g、Darocur EHA 1.0gを添加し、マグネティックスターラーで30分間攪拌し、各成分を十分に溶解混合した後に、モノマー溶液B 20.0g、顔料分散液F 20.0gを加え、更に1時間攪拌混合する事で下記組成からなるブラックインク組成物1を調製した。
NVF 54.5wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 17.5wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 15.0wt%
Irgacure 819 2.4wt%
Irgacure 369 0.6wt%
Darocur EHA 1.0wt%
C.I. ピグメントブラック 7(色材) 3.0wt%
重合促進微粒子1 6.0wt%
(6)ホワイトインク組成物1(実施例6)の調製
インク組成を以下の通りにした以外は上記のシアンインク組成物1の場合と同様にしてホワイトインク組成物1を調製した。
色材である顔料とイソプロパノール(以下IPA)を混合して、サンドミル(安川製作所製)中で、ガラスビーズ(直径1.7mm、混合物の1.5倍量(重量))と共に2時間分散を行った。その後、ガラスビーズを分離し、15重量%のIPA顔料分散液Gを得た。
容量300mL丸底フラスコにNVF 85重量部、IPA顔料分散液G 100重量部を加え、ロータリーエバポレーターを用いてIPAを留去し、二酸化チタン微粒子を15wt%含む顔料分散液Hを得た。
容量100mLの遮光性サンプル瓶に、NVF 11.0g、トリプロピレングリコールジアクリレート 17.5g、グリセリンEO変性トリアクリレート 7.5gを秤取り、Irgacure 819 2.4g Irgacure 369 0.6g、Darocur EHA 1.0gを添加し、マグネティックスターラーで30分間攪拌し、各成分を十分に溶解混合した後に、モノマー溶液B 20.0g、顔料分散液H 40.0gを加え、更に1時間攪拌混合する事で下記組成からなるホワイトインク組成物1を調製した。
NVF 59.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 17.5wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 7.5wt%
Irgacure 819 2.4wt%
Irgacure 369 0.6wt%
Darocur EHA 1.0wt%
二酸化チタン微粒子 (色材) 6.0wt%
重合促進微粒子1 6.0wt%
(7)透明インク組成物4(比較例1)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物4を調整した。
NVF 96.0wt%
Irgacure 819 3.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
(8)透明インク組成物5(比較例2)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物5を調整した。
NVF 96.0wt%
Irgacure 819 2.4wt%
Irgacure 369 0.6wt%
Darocur EHA 1.0wt%
(9)透明インク組成物6(比較例3)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物6を調整した。
NVF 93.0wt%
Irgacure 819 2.4wt%
Irgacure 369 0.6wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合促進微粒子1 3.0wt%
(10)透明インク組成物7(比較例4)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物7を調整した。
NVF 93.0wt%
Irgacure 819 3.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合促進微粒子1 3.0wt%
(11)透明インク組成物8(比較例5)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物8を調整した。
NVF 83.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 819 3.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合促進微粒子1 3.0wt%
(12)透明インク組成物9(比較例6)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物9を調整した。
NVF 86.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 819 3.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
(13)透明インク組成物10(比較例7)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物10を調整した。
NVF 66.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 20.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 819 3.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
(14)透明インク組成物11(比較例8)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物11を調整した。
NVF 66.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 20.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 369 3.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
(15)透明インク組成物12(比較例9)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物12を調整した。
NVF 66.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 20.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 907 3.0wt%
Darocur EHA 1.0wt%
(16)透明インク組成物13(比較例10)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物13を調整した。
NVF 64.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 20.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 369 3.0wt%
重合促進微粒子1 3.0wt%
(17)透明インク組成物14(比較例11)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物14を調整した。
NVF 67.0wt%
トリプロピレングリコールジアクリレート 20.0wt%
グリセリンEO変性トリアクリレート 10.0wt%
Irgacure 819 2.4wt%
Irgacure 369 0.6wt%
重合促進微粒子1 3.0wt%
(18)透明インク組成物15(比較例12)の調製
組成を以下のとおりにした以外は実施例1〜4と同様にして透明インク組成物15を調整した。
2−MTA 93.0wt%
Irgacure 819 2.4wt%
Irgacure 369 0.6wt%
Darocur EHA 1.0wt%
重合促進微粒子1 6.0wt%
3.照射実験
上記の各インク組成物をガラス基板上に滴下し、365nm波長の紫外線(光源:i−LED、日亜化学工業株式会社製)、照射強度22mJ/cmで、インク組成物が硬化するのに必要な照射量を測定した。なお、硬化の有無は目視および触診により評価した。結果を下記表1に示す。
[必要照射量 評価指標]
A:660mJ/cmまで
B:660〜1320mJ/cm
4.表面硬化実験
上記インク組成物をガラス基板上に滴下し、365nm波長の紫外線(光源:i−LED、日亜化学工業株式会社製)、照射強度22mJ/cm、照射時間60秒、積算光量1320mJ/cmの硬化条件にて処理を行った後、以下の硬化性の目視および触診による評価を実施した。結果を下記表1に示す。
[表面硬化性 評価指標]
A:表面も内部も完全に硬化する。
B:表面のみ硬化して内部が液状である状態。
5.内部硬化実験
上記の表面硬化実験と同様の硬化条件にて処理を行った後、以下の硬化性の目視および触診による評価を実施した。結果を下記表1に示す。
[内部硬化性 評価指標]
A:表面も内部も完全に硬化する。
B:内部のみ硬化して表面が液状である状態。
6.クラック発生評価
上記方法で硬化処理を行った試料に対して、目視によりクラック発生評価を行った。結果を下記表1に示す。
[クラック発生 評価指標]
A:クラックは発生しない。
B:クラックの発生が認められる。
C:クラックにより、硬化物が割れて基盤から剥離する。
Figure 2006257302
実施例1〜6では硬化効率、表面硬化性、内部硬化性、クラック発生の防止の全てにおいて満足すべき結果を得たが、比較例1〜12では硬化効率、表面硬化性、内部硬化性、クラック発生の防止の少なくともいずれかにおいて不満足な結果であった。

Claims (5)

  1. 少なくとも重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤を含有するインク組成物であって、重合性化合物、光重合開始剤及び重合促進剤のそれぞれが複数種の化合物の組み合わせて使用したものであり、それぞれの中の少なくとも1種はアミン構造を有する化合物であり、重合促進剤の少なくとも1種は表面にアミノ基を有する微粒子であることを特徴とするインク組成物。
  2. 前記重合性化合物中のアミン構造を有する化合物は重量比で30重量%以上である請求項1記載のインク組成物。
  3. 前記微粒子が無機化合物である請求項1または2記載のインク組成物。
  4. 前記微粒子が透明である請求項1〜3のいずれかに記載のインク組成物。
  5. 無溶剤型である請求項1〜4のいずれかに記載のインク組成物。
JP2005077951A 2005-03-17 2005-03-17 インク組成物 Expired - Fee Related JP4802526B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077951A JP4802526B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 インク組成物
US11/376,607 US7619015B2 (en) 2005-03-17 2006-03-15 Photocurable ink composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005077951A JP4802526B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 インク組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006257302A true JP2006257302A (ja) 2006-09-28
JP4802526B2 JP4802526B2 (ja) 2011-10-26

Family

ID=37096910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005077951A Expired - Fee Related JP4802526B2 (ja) 2005-03-17 2005-03-17 インク組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4802526B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031269A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Fujifilm Corp インク組成物、インクジェット記録方法、印刷物、及び、平版印刷版の製造方法
JP2009067964A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Fujifilm Corp インクジェット記録用インク組成物、及び、インクジェット記録方法
JP2009067963A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Fujifilm Corp インクジェット記録用インク組成物、及び、インクジェット記録方法
US8480799B2 (en) 2007-09-18 2013-07-09 Seiko Epson Corporation Inkjet-recording non-aqueous ink composition, inkjet recording method, and recorded matter
US8518169B2 (en) 2007-01-29 2013-08-27 Seiko Epson Corporation Ink set, ink container, inkjet recording method, recording device, and recorded matter
US8523343B2 (en) 2010-01-28 2013-09-03 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method, and recorded matter
US8530538B2 (en) 2005-03-29 2013-09-10 Seiko Epson Corporation Ink composition
JP2013230578A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法、インクジェット記録装置
US8614264B2 (en) 2010-01-28 2013-12-24 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method and recorded material
JP5400772B2 (ja) * 2008-06-05 2014-01-29 サカタインクス株式会社 光硬化型インクジェット印刷用インク組成物及び印刷物
US8673994B2 (en) 2006-11-30 2014-03-18 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US8894197B2 (en) 2007-03-01 2014-11-25 Seiko Epson Corporation Ink set, ink-jet recording method, and recorded material
US9034427B2 (en) 2008-02-29 2015-05-19 Seiko Epson Corporation Method of forming opaque layer, recording process, ink set, ink cartridge, and recording apparatus
JP2021038330A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 Dicグラフィックス株式会社 平版オフセット印刷用活性エネルギー線硬化型インキ、インキ硬化物の製造方法及び印刷物

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53142489A (en) * 1977-05-18 1978-12-12 Dainippon Ink & Chem Inc Photopolymerizable composition
JPS54130693A (en) * 1978-03-31 1979-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Photo-setting resin composition
JP2001115067A (ja) * 1999-10-14 2001-04-24 Seiko Epson Corp インク組成物、記録方法、記録物、及び記録装置
JP2001525479A (ja) * 1997-12-05 2001-12-11 ザール テクノロジー リミテッド 照射硬化性インクジェットインク組成物

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53142489A (en) * 1977-05-18 1978-12-12 Dainippon Ink & Chem Inc Photopolymerizable composition
JPS54130693A (en) * 1978-03-31 1979-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Photo-setting resin composition
JP2001525479A (ja) * 1997-12-05 2001-12-11 ザール テクノロジー リミテッド 照射硬化性インクジェットインク組成物
JP2001115067A (ja) * 1999-10-14 2001-04-24 Seiko Epson Corp インク組成物、記録方法、記録物、及び記録装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8530538B2 (en) 2005-03-29 2013-09-10 Seiko Epson Corporation Ink composition
JP2008031269A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Fujifilm Corp インク組成物、インクジェット記録方法、印刷物、及び、平版印刷版の製造方法
US9790386B2 (en) 2006-11-30 2017-10-17 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US9169410B2 (en) 2006-11-30 2015-10-27 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US8673994B2 (en) 2006-11-30 2014-03-18 Seiko Epson Corporation Ink composition, two-pack curing ink composition set, and recording method and recorded matter using these
US8518169B2 (en) 2007-01-29 2013-08-27 Seiko Epson Corporation Ink set, ink container, inkjet recording method, recording device, and recorded matter
US8894197B2 (en) 2007-03-01 2014-11-25 Seiko Epson Corporation Ink set, ink-jet recording method, and recorded material
US9616675B2 (en) 2007-03-01 2017-04-11 Seiko Epson Corporation Ink set, ink-jet recording method, and recorded material
JP2009067964A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Fujifilm Corp インクジェット記録用インク組成物、及び、インクジェット記録方法
JP2009067963A (ja) * 2007-09-18 2009-04-02 Fujifilm Corp インクジェット記録用インク組成物、及び、インクジェット記録方法
US8480799B2 (en) 2007-09-18 2013-07-09 Seiko Epson Corporation Inkjet-recording non-aqueous ink composition, inkjet recording method, and recorded matter
US9034427B2 (en) 2008-02-29 2015-05-19 Seiko Epson Corporation Method of forming opaque layer, recording process, ink set, ink cartridge, and recording apparatus
JP5400772B2 (ja) * 2008-06-05 2014-01-29 サカタインクス株式会社 光硬化型インクジェット印刷用インク組成物及び印刷物
US8614264B2 (en) 2010-01-28 2013-12-24 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method and recorded material
US8523343B2 (en) 2010-01-28 2013-09-03 Seiko Epson Corporation Aqueous ink composition, ink jet recording method, and recorded matter
JP2013230578A (ja) * 2012-04-27 2013-11-14 Seiko Epson Corp インクジェット記録方法、インクジェット記録装置
JP2021038330A (ja) * 2019-09-04 2021-03-11 Dicグラフィックス株式会社 平版オフセット印刷用活性エネルギー線硬化型インキ、インキ硬化物の製造方法及び印刷物

Also Published As

Publication number Publication date
JP4802526B2 (ja) 2011-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4802526B2 (ja) インク組成物
JP4984500B2 (ja) インク組成物
US7619015B2 (en) Photocurable ink composition
EP1674537B1 (en) Ink composition
JP4706426B2 (ja) インクジェット記録方法およびインク組成物セット
JP4810855B2 (ja) インクジェット記録用インク組成物及びインクジェット記録用インク組成物を用いたインクジェット記録装置
JP4852953B2 (ja) インク組成物およびそれを用いた画像形成方法
JP4561569B2 (ja) インクジェット記録方法
JP2007045989A (ja) インク組成物
US7569623B2 (en) Ink composition
JP4760074B2 (ja) インク組成物
JP2008075067A (ja) 光硬化型インクセット、これを用いた印刷方法、印刷装置及び印刷物
JP2007100054A (ja) 紫外線・熱硬化インクセット及び画像記録方法
JP2006307167A (ja) インク組成物
JP2007182536A (ja) 光硬化型インクセット
JP2006274029A (ja) 紫外線硬化型インク組成物
JP4918986B2 (ja) 顔料分散液及びその製造方法、該顔料分散液を用いた光硬化型インク組成物、該光硬化型インク組成物を用いた記録方法、並びに該記録方法による記録物
JP2008174713A (ja) 2液型光硬化インク組成物セット、これを用いたインクジェット記録方法、並びにインクジェット記録装置及び印刷物
JP2007169307A (ja) 顔料分散液及びその製造方法並びに該顔料分散液を用いた光硬化型インク組成物
JP2007169308A (ja) 顔料分散液及びその製造方法並びに該顔料分散液を用いた光硬化型インク組成物
JP2010209198A (ja) 光硬化型インク組成物、インクジェット記録方法、記録物、インクセット、インクカートリッジ、及び記録装置
JP2010202736A (ja) 光硬化型インク組成物、インクジェット記録方法、記録物、インクセット、インクカートリッジおよび記録装置
JP2008229946A (ja) インクジェット記録方法
JP5310771B2 (ja) インクジェット記録用インク組成物、インクジェット記録方法及びインクジェット記録装置
JP4484657B2 (ja) インクジェット記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071221

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110617

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110725

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140819

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees