JP2006255805A - ロボットハンド - Google Patents

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Abstract

【課題】様々なワークの形状や種類などに対応して把持・解放動作を行うことができ、しかも、高い保持力を有するとともに簡易な制御及び低い製造コストを実現した、新たなロボットハンドを提供する。
【解決手段】ロボットハンドは、設置基準面(S)を有する掌部材10を備えており、この掌部材10には、設置基準面(S)を構成する一辺11に沿って位置変更自在に設置される1本の移動型母指用ロボットフィンガ20aと、一辺11に対向する他辺12に沿って位置変更自在に設置される1本の移動型四指用ロボットフィンガ20aと、他辺12側に固定設置される2本の固定型四指用ロボットフィンガ20bと、が設置されている。そして、把持対象のワーク形状に応じて移動型母指用ロボットフィンガ20a及び移動型四指用ロボットフィンガ20aを位置変更することによって、最適な把持作業を行うことができる。
【選択図】図8

Description

本発明は、ロボットハンドに係り、特に、ワークを把持するために設置されているロボットフィンガの設置位置を変更自在とすることによって、把持動作の機能を改良したロボットハンドに関するものである。
例えば、従来のロボットハンドの構造には、下記特許文献1に開示されているように、左右に2つのロボットフィンガを備え、これら2つのロボットフィンガを把持・解放動作自在としたものが知られている。このような構造のロボットハンドでは、ワークの大きさや材質に応じて適切なロボットフィンガを交換したり、2つのロボットフィンガの把持力を調節したりすることによって、所望の把持・解放動作を実現している。
また、従来のロボットハンドの別の構造としては、下記特許文献2に開示されているように、人の手の構造を模して掌と5本の指を備えるようにしたものがある。このような人型のロボットハンド構造は、複雑な把持・解放動作を実現するためには人の手の構造が最も理想的であるという考えに基づいて採用されるものであり、多数の関節構造によって多自由度の運動機能を有するという特徴を備えている。
特開2005−1081号公報 特開2003−175484号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているような左右に2つのロボットフィンガを備えたロボットハンド構造では、複雑な把持・解放動作を行うことができないので、用途が限られてしまうという問題があった。特に、近年の製造業にあっては、多品種少量生産を行う事業者が増加しているため、ワークの種類によってロボットフィンガを交換したり、2つのロボットフィンガの把持力を調節したりしなければならないようなロボットハンド構造では、もはや製造現場のロボット使用ニーズを満足できないという虞があった。
一方、上記特許文献2に開示されているような人型のロボットハンド構造は、人の手の構造を模しているために一見理想的な構造に思える。しかしながら、多数の関節を駆動制御して擬似的に人の手の動きを再現することは、制御装置に高いコストが掛かってしまうので現実的ではない。また、人型のロボットハンド構造では、多数の関節を有する構造ゆえに高い把持力を得ることができないので、器用な動作は実現できても、力の必要な作業ができないという問題が存在していた。
本発明は、上述した問題点に鑑みて成されたものであって、様々なワークの形状や種類などに対応して把持・解放動作を行うことができ、しかも、高い保持力を有するとともに簡易な制御及び低い製造コストを実現した、新たなロボットハンドを提供することを目的とするものである。
本発明に係るロボットハンドは、設置基準面を有する掌部材と、前記掌部材に対して把持・解放動作自在に設置される複数のロボットフィンガと、を備えるロボットハンドであって、前記複数のロボットフィンガは、前記設置基準面に対して位置変更自在に設置される少なくとも1つの移動型ロボットフィンガと、前記設置基準面に対して固定設置される少なくとも1つの固定型ロボットフィンガと、によって構成されることを特徴とする。
本発明に係る別のロボットハンドは、設置基準面を有する掌部材と、前記掌部材に対して把持・解放動作自在に設置される複数のロボットフィンガと、を備えるロボットハンドであって、前記複数のロボットフィンガは、前記設置基準面を構成する一辺に沿って位置変更自在に設置される移動型母指用ロボットフィンガと、前記一辺に対向する他辺に沿って位置変更自在に設置される移動型四指用ロボットフィンガと、前記他辺側に固定設置される少なくとも1つの固定型四指用ロボットフィンガと、によって構成されるとともに、これら複数のロボットフィンガは、前記設置基準面の内側方向に把持動作を行うように設置され、さらに、前記移動型母指用ロボットフィンガと前記移動型四指用ロボットフィンガとは、略同一方向に位置変更自在なように前記設置基準面に並列配置されていることを特徴とする。
本発明に係る他のロボットハンドは、設置基準面を有する掌部材と、前記掌部材に対して把持・解放動作自在に設置される複数のロボットフィンガと、を備えるロボットハンドであって、前記設置基準面は上下2平面によって構成され、前記複数のロボットフィンガは、上側又は下側の設置基準面に位置変更自在に設置される移動型母指用ロボットフィンガと、下側又は上側の設置基準面に位置変更自在に設置される移動型四指用ロボットフィンガと、下側又は上側の設置基準面に固定設置される少なくとも1つの固定型四指用ロボットフィンガと、によって構成されるとともに、これら複数のロボットフィンガは、前記設置基準面の内側方向に把持動作を行うように設置され、さらに、前記移動型母指用ロボットフィンガと前記移動型四指用ロボットフィンガとは、略同一方向に位置変更自在であり、且つ、前記設置基準面の上下方向で直列配置されていることを特徴とする。
以上のような本発明に係るロボットハンドにおいて、前記移動型ロボットフィンガ、前記移動型母指用ロボットフィンガ及び前記移動型四指用ロボットフィンガは、前記設置基準面に対して駆動機構を介して設置されることによって位置変更自在であり、かかる駆動機構は、駆動源であるモータと、前記モータによって回転駆動されるねじ軸と、前記ねじ軸に螺合し、かかるねじ軸の回転駆動に伴ってねじ軸の軸方向に移動自在なナット部材と、前記ねじ軸と並列して設置される軌道レールと、前記軌道レールに複数の転動体を介して移動自在に設置される移動ブロックと、前記ナット部材と前記移動ブロックとを接続する接続部材と、によって構成することができる。
また、本発明に係るロボットハンドにおいて、前記ねじ軸と前記ナット部材とは、複数の転動体を介して螺合していることとすることができる。
さらに、本発明に係るロボットハンドにおいて、前記複数のロボットフィンガは、エアシリンダ又はリニア超音波モータによって駆動することができる。
なお上記発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた発明となり得る。
本発明によれば、様々なワークの形状や種類、材質などに対応して把持・解放動作を行うことができ、しかも、高い保持力を有するロボットハンドを提供することができる。かかるロボットハンドは、制御が容易であるとともに低いコストで製造することができるので、あらゆるロボット使用ニーズを満足することができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[ロボットハンドの基本構成]
まず、本実施形態に係るロボットハンドの基本構成について説明する。図1は、本実施形態に係るロボットハンドの基本構成を説明するための概略上面図である。また、図2は、図1で示したロボットハンドを側面から見た場合の概略図であり、ロボットフィンガが解放動作を行った状態を表している。さらに、図3は、図1で示したロボットハンドを側面から見た場合の概略図であり、ロボットフィンガが把持動作を行った状態を表している。
図1、図2及び図3において示されるように、本実施形態に係るロボットハンドは、設置基準面(S)を有する掌部材10と、この掌部材10に対して把持・解放動作自在に設置される複数のロボットフィンガ20と、によって構成されている。複数のロボットフィンガ20は、設置基準面(S)に対して位置変更自在に設置される少なくとも1つ(図1では2つ)の移動型ロボットフィンガ20aと、設置基準面(S)に対して固定設置される少なくとも1つ(図1では1つ)の固定型ロボットフィンガ20bと、によって構成されている。
ここで、これら複数のロボットフィンガ20についてより具体的に説明するために、図1中の紙面右側に設置されている移動型ロボットフィンガ20aについては、移動型母指用ロボットフィンガ20aと名付け、図1中の紙面左側に設置されている移動型ロボットフィンガ20aについては、移動型四指用ロボットフィンガ20aと名付けることとする。また、固定型ロボットフィンガ20bについては、以後、固定型四指用ロボットフィンガ20bと呼ぶことがある。
また、移動型ロボットフィンガ20aの位置変更を実現する機構については、実施例において後述するので、ここでの説明は省略する。
移動型母指用ロボットフィンガ20aは、設置基準面(S)を構成する一辺11に沿って位置変更自在に設置されており、矢印(α)で示される方向に移動できるようになっている。また、この移動型母指用ロボットフィンガ20aは、駆動されていないときには解放状態にあり(図2参照)、駆動されたときには設置基準面(S)の内側方向に把持動作を行うように設置されている(図3参照)。
一方、移動型四指用ロボットフィンガ20aは、一辺11に対向する位置で設置基準面(S)を構成する他辺12に沿って位置変更自在に設置されており、矢印(β)で示される方向に移動できるようになっている。すなわち、移動型母指用ロボットフィンガ20aと移動型四指用ロボットフィンガ20aとは、設置基準面(S)上で並列設置されており、その位置関係は、お互いの移動方向が設置基準面(S)に対して略平行方向の同一平面内で並列移動可能なように設定されている。
また、固定型四指用ロボットフィンガ20bについては、移動型四指用ロボットフィンガ20aと隣接する形で固定設置されており、移動型ロボットフィンガ20a(20a,20a)の場合と異なって、設置基準面(S)に対する平行方向の移動が規制されている。
なお、移動型四指用ロボットフィンガ20a及び固定型四指用ロボットフィンガ20bについても前述した移動型母指用ロボットフィンガ20aと同様に、駆動されていないときには解放状態にあり(図2参照)、駆動されたときには設置基準面(S)の内側方向に把持動作を行うように設置されている(図3参照)。
本実施形態に係るロボットハンドは、以上のような基本構造を有しているので、ワーク15の大きさや形状、材質、種類などに応じて、適切な把持・解放動作を行うことが可能である。例えば、図2及び図3で示すような直方体形状のワーク15であれば、移動型ロボットフィンガ20a(20a,20a)を図1で示すような位置に配置したうえで、全てのロボットフィンガ20を駆動させることにより、ワーク15を確実に把持することが可能となる(図3参照)。
また、比較的大きなサイズや棒状のワークの場合には、図4で示すように、移動型四指用ロボットフィンガ20aを固定型四指用ロボットフィンガ20bから最も離れた位置に配置し、移動型母指用ロボットフィンガ20aを移動可能範囲の中央位置に配置することによって、安定確実に把持動作を行うことが可能となる。
さらに、比較的小さなワークを摘むような動作をしたければ、移動型ロボットフィンガ20a(20a,20a)を図5及び図6で示すような位置に配置すればよい。ちなみに、図5で示すような3本のロボットフィンガ20を近接させる設定であれば、これら3本のロボットフィンガ20を用いることによって、棒状のワークを摘んだり、ダイヤルを回したりするような動作が可能となる。一方、図6で示すような2本のロボットフィンガ20の位置を重ねる設定であれば、これら2本のロボットフィンガ20を用いることによって、より小さなワークを摘んだり、比較的狭い領域を掻いたりすることが可能となる。
なお、本実施形態に係るロボットハンドの構成は、図1乃至図6において示したものには限られず、使用環境や用途に応じてロボットフィンガ20の設置本数を任意に変更したり、移動型ロボットフィンガ20aと固定型ロボットフィンガ20bのそれぞれの設置本数とレイアウトを任意に設定したりすることが可能である。例えば、図7において示されるように、設置基準面(S)を構成する一辺11の側には1本の移動型母指用ロボットフィンガ20aを設け、一方、一辺11と対向する他辺12の側には2本の固定型四指用ロボットフィンガ20bとこの2本に挟まれるように設置される1本の移動型四指用ロボットフィンガ20aを設けるようにしても良い。このような構成であれば、移動型四指用ロボットフィンガ20aの移動範囲は矢印(γ)で示すように図1の場合と比べて狭くなってしまうのであるが、ロボットフィンガ20の本数が増加する分、把持力を向上させることが可能となる。
したがって、本実施形態に係るロボットハンドによれば、把持対象となるワークに応じたロボットフィンガ20の設置を行うことによって、把持動作範囲内にあるワークを安定且つ確実に把持することが可能となる。
[第1の実施例]
以上、本実施形態に係るロボットハンドの基本構成について説明した。続いて、本発明に係るロボットハンドの具体的な実施例について、図面を用いて詳細に説明する。なお、第1の実施例に係るロボットハンドは、図7において例示したロボットハンドの構成を採用したものであるから、上記ロボットハンドの基本構成において説明した部材と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図8は、第1の実施例に係るロボットハンドを説明するための上面図である。また、図9は、ロボットフィンガが解放動作を行った状態におけるロボットハンドの側面を示す図である。さらに、図10は、ロボットフィンガが把持動作を行った状態におけるロボットハンドの側面を示す図である。
第1の実施例に係るロボットハンドは、設置基準面(S)を有する掌部材10を備えており、この掌部材10には、設置基準面(S)を構成する一辺11に沿って位置変更自在に設置される1本の移動型母指用ロボットフィンガ20aと、一辺11に対向する他辺12に沿って位置変更自在に設置される1本の移動型四指用ロボットフィンガ20aと、他辺12側に固定設置される2本の固定型四指用ロボットフィンガ20bと、が設置されている。また、1本の移動型四指用ロボットフィンガ20aは、2本の固定型四指用ロボットフィンガ20bの間に挟まれるように設置されている。そして、これら複数のロボットフィンガ20は、掌部材10に対して把持・解放動作自在に設置されており、設置基準面(S)の内側方向に把持動作を行うように構成されている。
移動型ロボットフィンガ20aである移動型母指用ロボットフィンガ20aと移動型四指用ロボットフィンガ20aとは、駆動機構30を介することによって掌部材10に設置されている。かかる駆動機構30は、図11においてより詳細に示されるように、駆動源であるモータ31と、モータ31によって回転駆動されるねじ軸32と、ねじ軸32に螺合し、かかるねじ軸32の回転駆動に伴ってねじ軸32の軸方向に移動自在なナット部材33と、ねじ軸32と並列して設置される軌道レール34と、軌道レール34に複数の転動体を介して移動自在に設置される移動ブロック35と、ナット部材33と移動ブロック35とを接続する接続部材36と、によって構成されている。すなわち、モータ31の駆動によってねじ軸32に螺合するナット部材33が軸方向に移動すると、接続部材36によって接続される移動ブロック35が軌道レール34に案内され、レール方向に移動するようになっているのである。
なお、図11に示す駆動機構30では、ねじ軸32とナット部材33とを直接螺合させる構成を採用しているが、複数の転動体を介して螺合させ、ねじ軸32とナット部材33とを転動体ねじ装置として構成することも可能である。
移動型ロボットフィンガ20aは、移動ブロック35と接続することによって設置基準面(S)に対して位置変更自在となっており、さらに、移動型母指用ロボットフィンガ20aと移動型四指用ロボットフィンガ20aとは、設置基準面(S)上に並列配置されているので、設置基準面(S)上で略同一方向に位置変更自在となっている。
ロボットフィンガ20については、例えば、図12及び図13に例示するような構造を採用することが可能である。図12及び図13は、第1の実施例に係るロボットハンドに用いられるロボットフィンガ20の外観側面を示す図であり、特に、図12は、ロボットフィンガ20がホームポジションに位置する状態を示している。また、図13は、ロボットフィンガ20が駆動され、ワークを把持する位置に移動した状態を示している。
図12及び図13において示すロボットフィンガ20は、移動ブロック35に対して接続部材68を介して接続されており、その構造は、2つの駆動手段を備えている関係上、大きく分けて2種類のロボット関節構造によって成り立っている。
まず、第1のロボット関節構造は、図12において符号Xで示される箇所であり、人の指における中手,MP関節,基節に相当する部分である。また、第2のロボット関節構造は、図12において符号Yで示される箇所であり、人の指における基節,PIP関節,中節,DIP関節,末節に相当する部分である。そして、第1及び第2のロボット関節構造は、それぞれ別の駆動手段を備えており、しかも人の指と同様の駆動動作を行えるように構成されている。
すなわち、第1のロボット関節構造Xは、中手部材40と、中手部材40の側端部にヒンジ41を介して揺動自在に接続される基節部材50とによって構成されている。そして、基節部材50は、自己の揺動に対応して移動可能な移動体を備えるMP関節用直線案内装置54を有しており、ロッド42aと移動体がリンク機構60を介して接続されることにより、基節部材50にエアシリンダ42の駆動力が伝達されるようになっている。
一方、第2のロボット関節構造Yにも直線案内装置58,76,84、リンク機構79,85が設置されており、これらにはロッド72aと連動するドライブシャフト73を通じてエアシリンダ72の駆動力が伝達される。そして、2つのエアシリンダ42,72の駆動によって、ロボットフィンガ20の把持動作(図13参照)及び解放動作(図12参照)が可能となる。
以上のように、第1の実施例に係るロボットフィンガ20は、2つのエアシリンダ42,72によって駆動されるので、高い把持力を有している。したがって、このようなロボットフィンガ20を複数有するとともに、かかるロボットフィンガ20をワークの種類などに応じて位置変更自在とすることが可能な第1の実施例に係るロボットハンドによれば、従来のロボットハンドでは実現できなかった確実な把持動作を実現することが可能となる。
なお、複数のロボットフィンガ20については、図12及び図13に例示するようなエアシリンダ42,72を駆動源とするものの他、例えば、図14に示すようなリニア超音波モータを採用したものも適用可能である。
ここで、図14は、リニア超音波モータを採用したロボットフィンガ20を例示するものであり、このロボットフィンガ20は、3つの関節C1,C2,C3を有している。各関節C1,C2,C3は、リニア超音波モータの駆動に応じて自在に屈曲するように構成されている。なお、図14中の実線は各関節C1,C2,C3を曲げた状態を示すものであり、破線は各関節C1,C2,C3を延ばした状態を示すものである。
図14に示すロボットフィンガ20は、駆動機構30の移動ブロック35、あるいは、掌部材10の設置基準面(S)に接続される第1フィンガ110と、第1関節C1を介して第1フィンガ110に連結された第2フィンガ120と、第2関節C2を介して第2フィンガ120に連結された第3フィンガ130と、第3関節C3を介して第3フィンガ130に連結された先端フィンガ140とから構成されている。
第1フィンガ110と第2フィンガ120との間、第2フィンガ120と第3フィンガ130との間、第3フィンガ130と先端フィンガ140との間はヒンジ102によって各々連結されており、各フィンガが互いに隣接するフィンガに対して自在に揺動し得るように連結されている。第1フィンガ110、第2フィンガ120及び第3フィンガ130は、貫通する中空部111を有して各々が略筒状に形成されており、かかる中空部111内にはこれを貫通するようにしてドライブロッド112が設けられている。なお、各フィンガの間には、塵芥等の侵入を防止するための蛇腹カバー103が設けられている。
図14に例示するリニア超音波モータ121を採用したロボットフィンガ20の駆動機構について第1フィンガ110を例にとって説明すると、ドライブロッド112は案内部材113に保持されて中空部材111内を軸方向(長手方向)にのみ移動自在であり、その先端は第1フィンガ110に隣接する第2フィンガ120と連結されている。第2フィンガ120の第1フィンガ110寄りの端部にはドライブロッド112の貫通方向を横切るようにして長孔114が形成されており、第1フィンガ110を貫通するドライブロッド112の先端部に立設されたピン115が長孔114に係合している。このため、ドライブロッド112を軸方向へ移動させると、その移動量に応じて第2フィンガ120が第1フィンガ110に対してヒンジ102を中心とした揺動運動を行うことになる。このとき、ドライブロッド112の先端部に立設されたピン115は、第2フィンガ120の揺動量に応じて長孔114内をスライドする。
一方、第1フィンガ110の中空部111内にはリニア超音波モータ121が設けられており、このリニア超音波モータ121に駆動信号を供給することでドライブロッド112が軸方向へ進退するように構成されている。このリニア超音波モータ121は、圧電素子を備えたステータ122と、このステータ122が圧接するドライブロッド112とによって構成されている。ちなみに、ステータ122としては、例えば、ピエゾモータ社製のピエゾレッグズ(商品名)を利用することができる。
[第2の実施例]
以上、図8乃至図14を用いることによって、本発明に係るロボットハンドの好適な実施例を説明した。上述した第1の実施例は、移動型ロボットフィンガ20aである移動型母指用ロボットフィンガ20aと移動型四指用ロボットフィンガ20aとが、設置基準面(S)上で並列配置されている場合を例示するものであった。しかしながら、本発明の適用は上述した形態のものに限られず、上述した基本構成を有する限りにおいて多様な変更又は改良を加えることが可能である。そこで、第2の実施例では、掌部材10が有する設置基準面(S)が上下2平面によって構成され、しかも、移動型ロボットフィンガ20aである移動型母指用ロボットフィンガ20aと移動型四指用ロボットフィンガ20aとが、設置基準面(S1,S2)の上下方向で直列配置されている場合について説明する。
なお、第2の実施例に係るロボットハンドについても、上述した第1の実施例と同様に、図7において例示したロボットハンドの構成を採用したものであるから、上記ロボットハンドの基本構成において説明した部材、及び第1の実施例において説明した部材と同一又は類似する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
図15は、第2の実施例に係るロボットハンドの全体構成を説明するための側面図であり、ロボットフィンガ20が解放状態にある場合を例示する図である。図15において示すロボットハンドにあっては、掌部材10が有する設置基準面は、上側設置基準面(S1)と下側設置基準面(S2)との上下2平面によって構成されている。そして、この上下2平面において、上側設置基準面(S1)には移動型母指用ロボットフィンガ20aが駆動機構30を介して位置変更自在に設置されており、下側設置基準面(S2)には移動型四指用ロボットフィンガ20a及び固定型四指用ロボットフィンガ20bが設置されている。そして、下側設置基準面(S2)に設置される移動型四指用ロボットフィンガ20aについては駆動機構30を介して位置変更自在となっており、一方の固定型四指用ロボットフィンガ20bについては位置変更不可能なように固定設置がされている。
つまり、図15において例示する第2の実施例に係るロボットハンドでは、移動型母指用ロボットフィンガ20aと移動型四指用ロボットフィンガ20aとが略同一方向に位置変更自在であり、且つ、設置基準面(S1,S2)の上下方向で直列配置されているのである。このような構成を採用することによって、掌部材10の大きさを縮小することができ、複数のロボットフィンガ20や駆動機構30などを掌部材10内にコンパクトに収納設置することができる。したがって、第2の実施例に係るロボットハンドによればロボットハンドの大きさを縮小することができるので、例えば、スペースが限られた作業空間でのロボットハンドの使用が可能となる。
なお、第2の実施例に係るロボットハンドにおいても、複数のロボットフィンガ20は、設置基準面(S1,S2)の内側方向に把持動作を行うように設置されることになるが、例えば、図15に示すように、移動型母指用ロボットフィンガ20aを上側設置基準面(S1)に設置すると移動型四指用ロボットフィンガ20aとの位置関係がずれてしまうことになる。このような構成で把持作業に支障が出る場合には、移動型母指用ロボットフィンガ20aの長さを伸ばすことによって、移動型母指用ロボットフィンガ20aのフィンガ先端と移動型四指用ロボットフィンガ20a及び固定型四指用ロボットフィンガ20bのフィンガ先端とを揃えるようにすれば良い。
以上、本発明の好適な実施形態及び実施例について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態及び実施例に記載の範囲には限定されない。上記実施形態及び実施例には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。例えば、第2の実施例において説明したロボットハンドでは、上側設置基準面(S1)に移動型母指用ロボットフィンガ20aを、下側設置基準面(S2)に移動型四指用ロボットフィンガ20a及び固定型四指用ロボットフィンガ20bを設置したが、この上下方向の設置位置は変更することが可能である。すなわち、上側設置基準面(S1)に移動型四指用ロボットフィンガ20a及び固定型四指用ロボットフィンガ20bを設置し、下側設置基準面(S2)に移動型母指用ロボットフィンガ20aを設置しても良い。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本実施形態に係るロボットハンドの基本構成を説明するための概略上面図である。 図1で示したロボットハンドを側面から見た場合の概略図であり、ロボットフィンガが解放動作を行った状態を表している。 図1で示したロボットハンドを側面から見た場合の概略図であり、ロボットフィンガが把持動作を行った状態を表している。 図1で示したロボットハンドにおいて、移動型四指用ロボットフィンガを固定型四指用ロボットフィンガから最も離れた位置に配置し、移動型母指用ロボットフィンガを移動可能範囲の中央位置に配置する場合を例示した図である。 図1で示したロボットハンドにおいて、3本のロボットフィンガを近接配置する場合を例示した図である。 図1で示したロボットハンドにおいて、2本のロボットフィンガの位置を重ねて配置する場合を例示した図である。 本実施形態に係るロボットハンドが取り得る多様な形態のうちの一例を示す図である。 第1の実施例に係るロボットハンドを説明するための上面図である。 図8に示すロボットフィンガが解放動作を行った状態におけるロボットハンドの側面を示す図である。 図8に示すロボットフィンガが把持動作を行った状態におけるロボットハンドの側面を示す図である。 第1の実施例に係るロボットハンドが備える駆動機構の構成を例示する図である。 第1の実施例に係るロボットハンドに用いられるロボットフィンガの外観側面を示す図であり、特に、ロボットフィンガがホームポジションに位置する状態を示している。 第1の実施例に係るロボットハンドに用いられるロボットフィンガの外観側面を示す図であり、特に、ロボットフィンガが駆動され、ワークを把持する位置に移動した状態を示している。 第1の実施例に係るロボットハンドに適用可能なリニア超音波モータを採用したロボットフィンガを例示する図である。 第2の実施例に係るロボットハンドの全体構成を説明するための側面図であり、ロボットフィンガが解放状態にある場合を例示する図である。
符号の説明
10 掌部材、11 一辺、12 他辺、15 ワーク、20 ロボットフィンガ、20a 移動型ロボットフィンガ、20a 移動型母指用ロボットフィンガ、20a 移動型四指用ロボットフィンガ、20b 固定型ロボットフィンガ(固定型四指用ロボットフィンガ)、30 駆動機構、31 モータ、32 ねじ軸、33 ナット部材、34 軌道レール、35 移動ブロック、36,68 接続部材、40 中手部材、41 ヒンジ、42,72 エアシリンダ、42a,72a ロッド、50 基節部材、54 MP関節用直線案内装置、58,76,84 直線案内装置、60,79,85 リンク機構、73 ドライブシャフト、102 ヒンジ、103 蛇腹カバー、110 第1フィンガ、111 中空部、112 ドライブロッド、113 案内部材、114 長孔、115 ピン、120 第2フィンガ、121 リニア超音波モータ、122 ステータ、130 第3フィンガ、140 先端フィンガ、(S) 設置基準面、(S1) 上側設置基準面、(S2) 下側設置基準面、C1,C2,C3 関節。

Claims (6)

  1. 設置基準面を有する掌部材と、
    前記掌部材に対して把持・解放動作自在に設置される複数のロボットフィンガと、
    を備えるロボットハンドであって、
    前記複数のロボットフィンガは、
    前記設置基準面に対して位置変更自在に設置される少なくとも1つの移動型ロボットフィンガと、
    前記設置基準面に対して固定設置される少なくとも1つの固定型ロボットフィンガと、
    によって構成されることを特徴とするロボットハンド。
  2. 設置基準面を有する掌部材と、
    前記掌部材に対して把持・解放動作自在に設置される複数のロボットフィンガと、
    を備えるロボットハンドであって、
    前記複数のロボットフィンガは、
    前記設置基準面を構成する一辺に沿って位置変更自在に設置される移動型母指用ロボットフィンガと、
    前記一辺に対向する他辺に沿って位置変更自在に設置される移動型四指用ロボットフィンガと、
    前記他辺側に固定設置される少なくとも1つの固定型四指用ロボットフィンガと、
    によって構成されるとともに、これら複数のロボットフィンガは、前記設置基準面の内側方向に把持動作を行うように設置され、さらに、
    前記移動型母指用ロボットフィンガと前記移動型四指用ロボットフィンガとは、略同一方向に位置変更自在なように前記設置基準面に並列配置されていることを特徴とするロボットハンド。
  3. 設置基準面を有する掌部材と、
    前記掌部材に対して把持・解放動作自在に設置される複数のロボットフィンガと、
    を備えるロボットハンドであって、
    前記設置基準面は上下2平面によって構成され、
    前記複数のロボットフィンガは、
    上側又は下側の設置基準面に位置変更自在に設置される移動型母指用ロボットフィンガと、
    下側又は上側の設置基準面に位置変更自在に設置される移動型四指用ロボットフィンガと、
    下側又は上側の設置基準面に固定設置される少なくとも1つの固定型四指用ロボットフィンガと、
    によって構成されるとともに、これら複数のロボットフィンガは、前記設置基準面の内側方向に把持動作を行うように設置され、さらに、
    前記移動型母指用ロボットフィンガと前記移動型四指用ロボットフィンガとは、略同一方向に位置変更自在であり、且つ、前記設置基準面の上下方向で直列配置されていることを特徴とするロボットハンド。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボットハンドにおいて、
    前記移動型ロボットフィンガ、前記移動型母指用ロボットフィンガ及び前記移動型四指用ロボットフィンガは、前記設置基準面に対して駆動機構を介して設置されることによって位置変更自在であり、
    かかる駆動機構は、
    駆動源であるモータと、
    前記モータによって回転駆動されるねじ軸と、
    前記ねじ軸に螺合し、かかるねじ軸の回転駆動に伴ってねじ軸の軸方向に移動自在なナット部材と、
    前記ねじ軸と並列して設置される軌道レールと、
    前記軌道レールに複数の転動体を介して移動自在に設置される移動ブロックと、
    前記ナット部材と前記移動ブロックとを接続する接続部材と、
    によって構成されていることを特徴とするロボットハンド。
  5. 請求項4に記載のロボットハンドにおいて、
    前記ねじ軸と前記ナット部材とは、複数の転動体を介して螺合していることを特徴とするロボットハンド。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のロボットハンドにおいて、
    前記複数のロボットフィンガは、エアシリンダ又はリニア超音波モータによって駆動されることを特徴とするロボットハンド。
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