JP2006255399A - 理美容用作業台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来のワゴンは、不使用時には置き場所に相当のスペースが必要であった。
【解決手段】 本発明の理美容用作業台は、フレームの内側に空間が形成され、その空間は他の理美容用作業台のフレームを前後又は斜め前後に差込んで、二以上の理美容用作業台を前後又は斜め前後に重ねることができるようにしたものである。又は、フレームの内側に空間が形成され、その空間は他の理美容用作業台の上に重ねて、二以上の理美容用作業台を上下に重ねることができるようにしたものである。前記作業台において、棚とトレイの双方又はいずれか一方をフレームに固定された固定式又は縦向きと横向きに倒伏・起立自在であり且つ横向き時に水平に保持可能な可動式又はトレイを上下スライド可能なスライド式とした。また、棚とトレイの双方又はいずれか一方を昇降可能とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は理容室又は美容室(以下「理美容室」という。)において、鋏、剃刀、櫛、化粧品等の理美容用用具をのせたり、収容したりするための理美容用作業台に関するものである。
従来、理美容作業に使用する鋏、剃刀、櫛、化粧品等の理美容用用具は、次のように配置されたり収容されたりしている。
(1)理美容室内のミラーの手前のカウンターの上にのせておいたりカウンターの下の引き出しに入れておいたりして、作業中に必要な用具をその都度取出したり、出し入れしたりする方法。
(2)キャスター付きのワゴン(理美容作業台)の棚やトレイの上にのせておき、作業中に作業し易い位置にワゴンを移動させて、必要な用具を出し入れする方法。
前記した従来の理美容用用具の配置、収容方法には次のような課題がある。
(1)カウンターの上に置くと、カウンターの上が煩雑になりがちである。
(2)引き出し内に収容すると、整頓はし易いが、作業中に必要な用具をその都度取出し、使用後は片付ける必要があるため、作業しにくい。
(3)理美容作業台の棚の上にのせたり、トレイの中に収容したりする方法では、必要な用具を取り出し易いため作業性が良く、整理整頓もし易いが、理美容作業台が多くなると不使用時の置き場所にスペースをとる。
本発明の理美容用作業台は、作業中に所望位置に移動させることができて作業し易く、不使用時には前後又は上下に重ねることができ、設置に広いスペースを取らないようにしたものである。
本発明の理美容用作業台は、請求項1記載のように、フレームに棚とトレイの双方又はいずれか一方を備え、フレームの下に移動車輪を備えた理美容用作業台において、フレームの内側に空間が形成され、その空間は他の理美容用作業台のフレームを前後又は斜め前後に差込んで、二以上の理美容用作業台を前後又は斜め前後に重ねることができるようにしたものである。
本発明の理美容用作業台は、請求項2記載のように、フレームに一又は二以上の棚とトレイの双方又はいずれか一方を備え、フレームの下に移動車輪を備えた理美容用作業台において、フレームの内側に空間が形成され、その空間は他の理美容用作業台を上に重ねて、二以上の理美容用作業台を上下に重ねることができるようにしたものである。
本発明の理美容用作業台は、請求項3記載のように、請求項1又は請求項2記載の理美容用作業台において、棚とトレイの双方又はいずれか一方がフレームに固定された固定式、又は縦向きと横向きに倒伏・起立自在であり且つ横向き時に水平に保持可能な可動式、又はトレイが上下にスライド可能なスライド式としたものである。
本発明の理美容用作業台は、請求項4記載のように、請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の理美容用作業台において、フレームに一又は二以上の棚とトレイの双方又はいずれか一方が設けられ、夫々の棚、トレイは昇降部を備え、昇降部はフレームに形成された一又は二以上の係止具に係止して所定高さに係止され、二以上の係止具はフレームの上下方向に離して形成され、上係止具はそれより下の棚又はトレイの昇降部は係止することなく昇降可能な位置であり、且つ上の棚又はトレイの昇降部は係止する位置に設けられ、下の棚又はトレイは上の棚又はトレイを押し上げて上係止具の上方まで上昇可能としたものである。
本件発明の請求項1記載の理美容用作業台は、二以上の理美容用作業台を前後又は斜め前後に重ねることができるようにしたため次のような効果がある。
(1)複数台の理美容用作業台を保管しても広いスペースを取らない。
(2)理美容用作業台が移動可能であるため作業者の作業し易い箇所に移動できる。
本件発明の請求項2記載の理美容用作業台は、二以上の理美容用作業台を上下に重ねることができるようにしたため次のような効果がある。
(1)複数台の理美容用作業台を前後に重ねる場合よりも保管スペースが狭くなる。
(2)理美容用作業台が移動可能であるため作業者の作業し易い箇所に移動できる。
本件発明の請求項3記載の理美容用作業台は、棚がフレームに固定された固定式、又はフレームに縦向きと横向きに倒伏・起立自在な可動式、又はトレイがフレームに沿ってスライド可能なスライド式であるため、上記の各種効果に加えて次のような効果がある。
(1)棚とトレイを固定式とした場合は棚が安定し、その上にのせた理美容用用具も安定し、理美容用用具を使い易くなる。
(2)棚とトレイを可動式とした場合は、不使用時に横に倒して、数台の理美容用作業台を前後に重ねるときに邪魔にならないようにすることができ、二以上の棚を前後にコンパクトに整理できる。
(3)トレイがスライド式の場合は、トレイをフレームの上方にスライドさせて重ねることができるため、二以上の作業台を重ねるときに重ね易くなり、二以上を重ねてもトレイを上方にスライドさせた分だけ高くならず、不安定になりにくい。
本件発明の請求項4記載の理美容用作業台は前記効果に加えて次のような効果がある。
(1)フレームに一又は二以上の棚とトレイの双方又はいずれか一方が設けられているため、それら棚やトレイに多くの理美容用用具をのせたり収容したりすることができ、便利である。
(2)トレイがフレームの上下方向に昇降自在であるため、トレイを上昇させて棚の下に纏めて理美容作業台を上下に積み重ねることができ、上に重ねる理美容作業台の持ち上げ高さがトレイを上昇させない場合よりも低くて済み、上下に積み重ね易くなる。また、重ねてもトレイが上昇した分だけ重ね後の高さが低くなり、作業台を多数重ねても安定する。
(3)下のトレイが上の係止具があってもそれに係止することなく昇降可能であるため、二以上のトレイを上下に自由に昇降させることができる。
(4)上昇する下のトレイで上のトレイを押し上げることができるため、トレイの上昇操作が容易になる。
(5)フレームに昇降可能に設けられた二以上のトレイが、上下に離してフレームに設けた高さの異なる係止具に係止するため、二以上のトレイ間に手を出し入れするのに十分な空間を確保することができ、上下のトレイの使い勝手が良くなる。
(実施形態1)
本発明の理美容用作業台の実施形態の一例を図1〜図6を用いて詳細に説明する。図1に示す理美容用作業台1(以下「作業台1」と記す。)はフレーム2の上部に、鋏、剃刀、櫛、化粧品等の理美容用用具を収容したトレイ、篭等をのせることのできる棚4が設けられ、棚4の下に支持レール6が設けられ、支持レール6にトレイ7が前後にスライドして取り外し可能にセットされている。フレーム2の下部には枠状の受け具8が設けられ、その受け具8にトレイ7を取り外し可能にセットしてある。
図1のフレーム2は丸パイプ、丸棒等の長尺材を組合せて形成されており、一本の長尺材を曲げて左右の縦杆11を形成し、その下部を前脚12、上部をハンドル13とし、左右の前脚12間に連結杆14を横向きに架設し、連結杆14に二本の後脚15を取付けてある。前脚12と後脚15には回転車輪(例えば、キャスター)3を取り付けてフレーム2を移動式としてある。左右の前脚12も、後脚15も互いに平行に形成され、左右の前脚12の間隔を左右の後脚15の間隔よりも広くして、図6のように両前脚12間に他の作業台1の両後脚15を押し込むことができるようにしてある。
前記棚4は図3に示すようにフレーム2の縦杆11の上部に設けられた支持材9の上に天板5を取付けたものであり、天板5は長方形の板材の上に樹脂材5aを被覆したものとか、樹脂成型品である。棚4の上面4aには理美容用用具を直接置くこともそれらを入れるトレイや篭等をおくこともできる。棚4は図1に示す横向きから図3に示す前傾斜まで回動して倒伏・起立自在としてある。そのため棚4の裏面4bにコ字状のストッパー16の両先端部17を回動自在に取付け、図1に示すように縦杆11の係止片18にストッパー16を形成し、ストッパー16の横向き支持部19を係止片18に係止すると棚4が横向き(水平)に保持され、図3のようにストッパー16の底辺部19を係止片18から外すと棚4が斜め前下がりになるようにしてある。
棚4の裏面4bには図1〜図4に示すように支持レール6が取付けられている。この支持レール6は図4に示すように二本のコ字型の細長材20がその開口部21が対向して平行に取り付けられ、二本の細長材20の間に図4、図5のようにトレイ7の上縁24を差し込んで前後にスライド可能としてある。図1〜図3に示すように二本の細長材20の後端部間は一枚の連結板22で連結されて両細長材20を補強すると共に差込んだトレイ7が後方に突き抜けないようにしてある。図4のように、二本の細長材20のうち前端部付近上面には抜止片23が取付けられている。
トレイ7は上方開口の長方形の浅い容器であって内部に理美容用用具を収容可能である。図4のように、トレイ7の周縁上面奥側に係止ピン25が上方に突出させて取付けて、トレイ7を支持レール6から前方に引出したときにその係止ピン25が図4のように細長材20の上面手前側に取り付けられている抜止片23に係止して前方に抜け落ちないようにしてある。トレイ7を支持レール6へ差込んだり、それから取り外したりする場合は、トレイ7の前端側を持ち上げて後端側を下げ、係止ピン25の頭部をも下げて、係止ピン25が抜止片23に係止しないようにして行なう。
図1〜図3に示す受け具8は図2に明記したようにフレーム2の連結杆14の上に固定されており、上縁支持部8aでトレイ7の上縁24を支持し、二本の底面支持部8cでトレイ7の底面を支持し、コーナー支持部8dでトレイ7のコーナーを支持してトレイ7を水平に保持できるようにしてある。また、受け具8は上縁支持部8aの両端を内側に折り曲げた側方位置決め部8bでトレイ7の左右方向を位置決めし、上方に立ち上がる前後位置決め部8eでトレイ7の前後方向を位置決めして、受け具8の上にのせたトレイ7が前後左右にずれないようにしてある。
図1〜図3に示す左右の前脚12間には差込み空間10が形成され、そこに、図6のように、他の同型の作業台1の後脚15側を差込み可能としてある。この場合、図3のようにストッパー16による棚4の保持を解除して棚4を前傾させた状態で、図6のように後方の作業台1の後脚15側を前方の作業台1の前脚12の間から差込み空間10内に挿入して、複数台の同じ形状の作業台1を同じ向きに揃えて前後に重ねることができる。
実施形態1(図1〜図6)の作業台1を使用するには次のようにする。
(1)図1のように棚4を横向き(水平)にし、ストッパー16の底辺部19を左右の係止片18に係止させて棚4を水平にする。
(2)支持レール6の細長材20にトレイ7の上縁24を挿入して支持レール6にトレイ7をセットする。また、受け具8にトレイ7をのせる。
(3)棚4の上に所望の理美容用用具をのせたり、それら器具を収容したトレイ7をのせたりし、トレイ7に理美容用用具を入れて使用する。
不使用時の作業台1を前後に重ねるには次のようにする。
(1)支持レール6にセットされているトレイ7を引き出し、引き出したトレイ7の前端部を上方に持ち上げて、係止ピン25の頭部を低くし、係止ピン25を抜止片23に引っ掛からないように回避させてトレイ7を支持レール6から抜き取る。また、受け具8の上のトレイ7も取り外す(図2参照)。
(2)ストッパー16を回動させて、ストッパー16の底辺部19を左右の係止片18から夫々外し、ストッパー16による棚4の水平保持を解除して、棚4を前斜させる(図3参照)。
(3)棚4を前斜させた数台の同じ形状、構造の作業台1を図6のように前後に重ねる。この場合、後方の作業台1のフレーム2の後脚15側を前方の作業台1の前脚12の間から差込んで空間10内に差込む。
(実施形態2)
本発明の作業台の他の実施形態を図7〜図11を参照して説明する。この作業台1の基本的構成は実施形態1記載の作業台1と共通しており、図7に示すように前脚12、後脚15にキャスター3を取り付けて移動式とし、フレーム2の縦杆11の上端部に棚4を設け、棚4の下に支持レール6を設け、支持レール6にトレイ7をスライド可能にセットし、フレーム2の下部に受け具8を設け、受け具8の上にトレイ7をセットしてある。
縦杆11の上端部には図10に示すように円板30が取付けられ、円板30の中心部に螺子孔31が開口され、その周囲に所定の間隔で位置決め突起32が複数個形成されている。
棚4はフレーム2の上部に取り付けた支持材9に天板5を取付けてある。図9、図10に示すように支持材9の側面には円板33が取付けられ、円板33の中心部には螺子孔34が開口され、その周囲に複数個の位置決め孔35が所定間隔で開口されている。その円板33を図9、図10に示すようにフレーム2の円板30と重ね合わせ、螺子孔31、34に螺子36をねじ込むことにより、縦杆11の上端部に棚4を取り付けてある。棚4は螺子36を緩めると螺子36を回転軸として図8の水平状態から図9の横向き状態まで回動自在としてあり、図10の位置決め孔35に差し込む位置決め突起32を変えることにより、棚4を図1の水平状態か図9の横倒しの状態かに切替えて保持できるようにしてある。螺子36を締め付けることによって棚4は所定位置に固定される。
図10では、フレーム2側の円板30に位置決め突起32が個形成され、棚4の円板33に位置決め孔35が開口されているが、フレーム2側の円板30に位置決め孔35を開口し、棚4側の円板33に位置決め突起32を形成することももちろん可能である。また、位置決め突起32の数も一つ以上の任意数とすることもできる。
図7〜図9に示すように、棚4の下には支持レール6が取付けられており、それにトレイ7を着脱可能としてある。受け具8にもトレイ7をセット可能である。支持レール6、受け具8は図1〜図6のものと同じである。前脚12間に差込み空間10が形成され、複数台の同じ形の作業台1を向きを揃えてその差込み空間10に差し込んで前後に重ねることができるようにしてある。
実施形態2(図7〜図11)の作業台1を使用するには次のようにする。
(1)棚4を図7のように水平にし、支持レール6の細長材20内にトレイ7の上縁24を挿入して、支持レール6にトレイ7をスライド可能にセットし、受け台8にトレイ7をセットする。
(2)棚4の上に所望の理美容用用具をのせたり、それら理美容用用具を入れたりトレイ7をのせたりして使用する。
実施形態2の作業台1を前後に重ねるには次のようにする。
(1)支持レール6にセットされているトレイ7を引き出し、トレイ7の端部を上方に持ち上げて、係止ピン25の頭部を低くし、係止ピン25を抜止片23に引っ掛からないように回避させてトレイ7を支持レール6から引き抜き、受け台8の上のトレイ7も取り外す。(図8参照。)
(2)棚4の両側の螺子36を緩めて、水平状態の棚4を螺子36を回転軸として回転させて図9のように縦向きに倒した状態とし、その位置で位置決め突起32を位置決め孔35に嵌入させ、螺子36を締付けて棚4を縦向きに固定する。
(3)棚4を縦向きに倒した数台の同じ形の作業台1を前後に重ねるには、後方の作業台1の後脚15側を前方の作業台1の前脚12の間から差込み空間10内に挿し入れて前後に重ねる。
実施形態2の作業台1は後脚15間の幅、前脚12間の幅、差込み空間10の広さが実施形態1のものと共通するため、図11に示すように実施形態1の作業台1と実施形態2の作業台1を前後に重ねることもできる。
(実施形態3)
本発明の作業台の第3の実施形態を図12〜図15を参照して説明する。図12の作業台1はフレーム2の脚の構造が前記実施形態1、2のものと異なる。図12に示すものはフレーム2が角パイプ、角棒等で形成されている。フレーム2の左右の縦杆11は左右の脚40の一端寄りの位置に垂直に取り付けられており、2本の縦杆11間に連結杆14を横向きに架設して補強してある。図12に示すように左右の脚40が垂直に平行に配置されている場合は作業台が安定し、フレーム2の上方の棚に各種理美容用用具を入れたトレイや篭等の入れ物をのせても安定する。縦杆11は上方を前傾または後斜させることもできる。脚40の両端部41の下にキャスター3が取り付けられて移動式としてある。左右の脚40間及び連結杆14の下方には差込み空間10が形成されている。差込み空間10には図13に示すように他の同型の作業台1の左右の二本の脚40のうち一本を差込み、他の一本を外にはみ出させて、向きを揃えて斜前後に重ねることができる。この場合、左右の脚40の後端間又は前端間の間隔を前端間又は後端間の間隔よりも広くすれば、前方の作業台の左右の脚40の後方間又は前方間に後方の作業台の左右の脚40の前方部又は後方部を差し込んで2台以上の作業台1を前後に重ねることができる。
フレーム2の下部構造は図14に示す構造とすることもできる。このフレーム2は丸パイプ、丸棒等の丸材で形成されており、左右の直状の縦杆11の下端が横連結杆14の上に取り付けられ、横連結杆14の下方に湾曲している下部42の下端が左右の脚40の一端寄りの位置に取り付けられている。図14の左右の縦杆11は垂直に配置されているため作業台1が安定し、フレーム2の上方の棚に理美容用用具を入れたトレイ、篭等をのせても安定する。縦杆11はその上方を前方又は後方に傾斜させることもできる。左右二本の脚40は前後両端が下向きに湾曲しており、その下端にキャスター3が取り付けられて移動自在としてある。図14のフレーム2の左右二本の脚40間及び連結杆14の下方にも差込み空間10が形成され、差込み空間10には図13に示すように他の同型の作業台1の二本の脚40のうち一本を差込み、他の一本を外にはみ出させて向きを揃えて斜前後に重ねることができる。この場合、左右の脚40の後端間又は前端間の間隔を前端間又は後端間の間隔よりも広くすれば、前方の作業台の左右の脚40の後方間に、後方の作業台の左右の脚40の前方部を差し込み2台以上の作業台1を前後に重ねることができる。
フレーム2の下部構造は図15に示す構造とすることもできる。図15に示すフレーム2は、2本の縦杆11を平行に垂直に横連結杆14の上に取り付けること、横連結杆14の下端が下向きに曲げられていること、左右2本の脚40間に両差込み空間10が形成されていること等において図14に示すフレーム2と共通するが、脚40が角材であることにおいて異なる。この場合も、左右の脚40の後端間又は前端間の間隔を前端間又は後端間の間隔よりも広くすれば、前方の作業台の左右の脚40の後方間に、後方の作業台の左右の脚40の前方部を差し込み2台以上の作業台1を前後に重ねることができる。
(実施形態4)
本発明の理美容用作業台の第4の実施形態を図16、図17を参照して説明する。これら作業台1も図16に示すように脚45にキャスター3を備えて移動式としてあり、フレーム2の上部に棚4が設けられていることは実施形態1〜3の作業台1と共通する。この実施形態4の作業台1は図16に示すようにフレーム2の上部に棚4が固定され、棚4の下の支持レール6にトレイ7をスライド可能にセットできるようにしてある。支持レール6は上下に二本以上設けて、それらにトレイ7をセットできるようにすることもできる。
図16のフレーム2は丸パイプを曲げて左右二本の縦杆11とハンドル13を形成し、角パイプでコ字状の脚45を形成し、縦杆11の下端を脚45の内側面に取付けて、二本の縦杆11の間隔を左右の脚45の間隔より狭くしてある。左右二本の縦杆11は平行であるが後方傾斜にしてある。また、二本の縦杆11の上部を連結する連結杆14から前方に二本の支持材9が突設され、その支持材9の上に天板5を取付けて棚4としてある。棚4は倒伏・起立しないように連結杆14に固定されている。
図16に示すフレーム2の縦杆11の下部外側であって脚45の上方には、他の同形、同構造の作業台1の左右の脚45の下部を配置可能な脚下部重ね空間50aが形成され、縦杆11の上部と棚4の間に脚上部重ね空間50cが形成され、棚4の上方には他の同型の作業台1の棚4の裏面4bを重ねることができる上方重ね空間50bが形成されて、図17に示すように二以上の作業台1を上下に積み重ね可能としてある。この場合、脚下部重ね空間50aの上に上の作業台1の左右の脚45の下部を配置し、脚上部重ね空間50cに上の作業台1の脚45の上部を配置し、上方重ね空間50bの上に上の作業台1の棚4をのせて上下に積み重ねることができる。積み重ねに際しては、上の作業台1を下の作業台1の前方上方に持ち上げて積み重ねることができるため、上の作業台1を下の作業台1の真上に持ち上げて重ねる場合よりも楽に積み重ねることができる。図17ではフレーム2の縦杆11が多少後方傾斜になっていて、数台の作業台1を上下に積み重ねても前方や後方に移行することがなく積み重ねた作業台は安定する。縦杆11は必ずしも後方傾斜でなくてもよく、作業台1を上下に重ねても前方或いは後方に倒れないようにすればよい。
(実施形態5)
本発明の作業台の第5の実施形態を、図18を参照して説明する。図18の作業台1もフレーム2の上端部に棚4が設けられ、棚4の下に設けられた支持レール6にトレイ7をスライド可能にセットできるようにしてある。棚4は図9、図10の棚4と同様に縦向きから横向きまで倒伏或は起立させることができ、縦向き或は横向き位置に保持することができるようにしてある。
フレーム2はU字型の縦杆11の下端に支柱48の上端が取付けられ、支柱48の下端が横連結杆14の長手方向中央部に取り付けられ、横連結杆14は左右二本の脚40の軸方向中央部上面に取付け材49を介在させて取り付けられている。脚40の両端部41の下面には、キャスター3が設けられている。
フレーム2のU字型の縦杆11の高さ方向中央部に受け具(回転軸)8が設けられており、この受け具8に天板5が回転可能に連結され、棚4と天板5の前後方向中間部とがクランク47で連結されて、棚4と天板5のいずれか一方を倒伏或は起立させると、他方がその動きに追随して倒伏或は起立するようにしてある。
前記フレーム2の二本の脚40間及び横連結杆14の下方に差込み空間10を形成し、その差込み空間10に図13に示すように他の同型の作業台1の二本の脚40のうち一本を差込んで、複数台の同形、同構造の作業台1を、向きを揃えて斜前後に互いに重ねることができるようにしてある。この場合も、左右の脚40の後端間又は前端間の間隔を前端間又は後端間の間隔よりも広くすれば、前方の作業台の左右の脚40の後方間に、後方の作業台の左右の脚40の前方部を差し込み2台以上の作業台1を前後に重ねることができる。
(実施形態6)
本発明の理美容用作業台の第6の実施形態を、図19に基づいて説明する。この作業台1はフレーム2の上端部に取付けられた支持材9に天板5を着脱自在に載置可能としてあり、支持材9に天板5を固定すると棚4となるようにしてある。支持材9は天板5より幅を狭くして天板5の下に隠れるようにしてある。棚4は支持材9をフレーム2に固定すると回動しない固定式となり、支持材9をフレーム2に回動可能に取り付けると倒伏或は起立可能な回動式となる。支持材9への天板5の取り付けはボルト及びナット、ビス等による締付け、天板5の裏面を支持材9に脱着自在とした嵌め込み式といった任意の方式で行うことができる。支持材9の上には天板5に限らずトレイや篭等の所望の物を載せることができる。
(実施形態7)
本発明の第7の理美容用作業台の実施形態を、図20に基づいて説明する。この作業台1の縦杆11は左右二本の脚40上に後方傾斜に設置固定されている。左右の縦杆11の下部は横連結杆14で連結されており、縦杆11の上部内面には角棒状の受け具51の後端が取り付けられ、その上にトレイ、天板、篭等の任意のものをのせたり固定したりすることができるようにしてある。受け具51の上にトレイや天板を固定した場合は、受け具51とトレイ或は天板により棚4が形成される。
フレーム2の左右の縦杆11のうち受け具51の下には、二本のコ字型の細長材20を対向させて平行に取り付けて支持レール6としてあり、その支持レール6内にその前端開口部21からトレイ7を差込み抜き取り自在としてある。細長材20の後端は板材20aで閉塞して細長材20に差込んだトレイ7が後方に抜け落ちないようにしてある。
左右の脚40間及び連結杆14の下方には差込み空間10が形成されている。差込み空間10には他の同型の作業台1の左右の二本の脚40のうち一本を差込み、他の一本を外にはみ出させて、向きを揃えて斜前後に重ねることができる(図13参照。)。この場合、左右の脚40の後端間又は前端間の間隔を前端間又は後端間の間隔よりも広くすれば、前方の作業台の左右の脚40の後方間又は前方間に後方の作業台の左右の脚40の前方部又は後方部を差し込んで2台以上の作業台1を前後に重ねることができる。
(実施形態8)
本発明の作業台の実施形態を、図21を参考にして説明する。この作業台1はフレーム2の左右の縦杆11を上下二本の横連結杆14で連結してある。縦杆11の上部に受け具51を二本一組として取り付け、その上にトレイ、天板、篭等の任意のものをのせたり固定したりすることができるようにしてある。受け具51の上にトレイや天板を固定した場合は、受け具51とトレイ或は天板により棚4が形成される。
フレーム2の左右の縦杆11のうち受け具51の下には、二本のコ字型の細長材20を対向させて平行に取り付けて支持レール6としてあり、その支持レール6内にその前端開口部21からトレイ7を差込み抜き取り自在としてある。細長材20の後端は板材20aで閉塞して細長材20に差込んだトレイ7が後方に抜け落ちないようにしてある。
左右の脚40間及び連結杆14の下方には差込み空間10が形成されている。差込み空間10には他の同型の作業台1の左右の二本の脚40のうち一本を差込み、他の一本を外にはみ出させて、向きを揃えて斜前後に重ねることができる(図13参照。)。この場合、左右の脚40の後端間又は前端間の間隔を前端間又は後端間の間隔よりも広くすれば、前方の作業台の左右の脚40の後方間又は前方間に後方の作業台の左右の脚40の前方部又は後方部を差し込んで二台以上の作業台1を前後に重ねることができる。
(実施形態9)
本発明の作業台の実施形態を、図22〜図24に基づいて説明する。この作業台1の基本的構成は図16、図17の作業台と共通する。異なるのは棚4の下に設けた2段のトレイ7をフレーム2に沿って昇降(スライド)可能として、二台以上の作業台1を上下に重ねるときに、上に重ねる作業台1の上段及び下段のトレイ7を上昇させて棚4の下に寄せ集めて、寄せ集めた下段のトレイ7が下の作業台1の棚4に当たらない位置まで持ち上げるだけで、下の作業台1の上に重ねることができ、しかも、数台の作業台1を重ねても高さがあまり高くならないようにしたことである。ちなみに、トレイ7が上昇しないと作業台1を重ねるときに、上に重ねる作業台1の最下段のトレイ7を下の作業台1の棚4の上まで持ち上げて重ねなければならず、持ち上げが大変であり、しかも重ねた台数分だけ上に高くなり、上の作業台の重心が前方に移行して不安定になるが、図22の作業台ではそのようなことが一切ないようにしてある。
図22の作業台1のフレーム2は角パイプ、角棒等の角材をほぼコ字型に曲げて左右の縦杆11とハンドル13を形成し、その下端を外側に曲げ、その先端を、角パイプをコ字型に曲げて形成した脚45の内側面に取り付けてある。左右の縦杆11は平行で後方傾斜にして脚45に取り付けて、作業者Mがハンドル13と反対側に立って使用するのに便利なようにしてある。脚45の下面にはキャスター3が取り付けられている。
図22に示すようにフレーム2の縦杆11の外側で脚45の内側には、図23のように他の同形、同構造の作業台1の脚45の下部を配置可能な脚下部重ね空間50aが形成され、縦杆11の上部と棚4の間に脚上部重ね空間50cが形成され、脚上部重ね空間50cに上の作業台1の脚45の上部を配置し、棚4の上方には、図23のように他の作業台1のトレイ7を重ねることのできる上方重ね空間50bが形成されている。脚下部重ね空間50aを形成することにより、図23のように他の作業台を重ねても上の作業台の脚45が側方に突出せず、上方重ね空間50bを形成することにより、図23のように他の作業台1を重ねたときに上の作業台1の上段、下段のトレイが上方重ね空間50b内に収容されて、その分だけ上の作業台1が高くならないようにしてある。
図22のフレーム2の上部に固定した棚4の下の支持レール6には、トレイ7を前後にスライド可能にセットしてある。上段及び下段のトレイ7はフレーム2の左右の縦杆11に沿って上下スライド可能に設けた上段の受け具60及び下段の受け具8に夫々セットしてある。
図22に示す上段の受け具60、下段の受け具8はトレイ7の上縁24を支持してトレイ7を水平に保持することのできる方形枠状であり、その横方向両側に設けられたスライダー(昇降部材)61、62が左右の縦杆11に昇降可能にセットされ、図22に示すように縦杆11に突設された突起状の上段係止具64及び下段係止具65に降下時に係止して所定位置に支持されるようにしてある。
上段、下段のスライダー61、62は図24(a)〜(c)に示すように外側開口のコ字状に形成されており、縦杆11の内側から縦杆11に被せて上下に昇降スライドできるようにしてある。下段スライダー62は降下時に下段係止具65に係止され、上段スライダー61は降下時に上段係止具64に係止するようにしてある。上段スライダー61の前板61a及び下段スライダー62の前板62aは裾広がりに形成して、降下時に図24(c)に示すように上段係止具64及び下段係止具65に被さって係止してその位置に停止するようにすることができる。この場合、上段スライダー61の後板61bと内板61c、下段スライダー62の後板62bと内板62cは裾広がりにせずに垂直面にしてある。
上段スライダー61の対向する前板61aと後板61bは同じ横幅であり、しかも縦杆11の幅とほぼ同じ幅にすることにより縦杆11に沿って安定して昇降スライドできるようにしてある。また、降下時に図24(c)のように前板61aが縦杆11に突設された上段係止具64の外側に被さって上段係止具64の先端に係止し、その位置に停止するようにしてある。
下段のスライダー62の対向する前板62aは後板62bよりも幅が狭く形成され、しかも、後板62bは縦杆11の幅とほぼ同じ幅にすることにより縦杆11に沿って安定して昇降スライドできるようにし、前板62aは縦杆11の幅よりも狭くすることにより、図24(b)のように、上段係止具64に係止せずにその側方を通過して下方まで降下し、上段係止具64よりも下方で内側に突設されている下段係止具65の外側に被さって係止し、その位置に停止するようにしてある。
図24(c)のように係止している上段、下段のスライダー61、62は上下にスライドさせることができ、下段のスライダー62を上昇させるとそれが上段のスライダー61を押し上げて、両スライダー61、62が上下に重なって上方へスライドできるようにしてある。
上段係止具64及び下段係止具65は図24(a)〜(c)に示す位置以外の任意の位置に形成することができる。従って、例えば、上段係止具64を縦杆11の前面側に形成し、下段係止具65を背面側に形成することもできる。その場合、上段スライダー61及び下段スライダー62は、上段係止具64及び下段係止具65の形成位置に合わせた形状のものを用いる。
スライダー61(62)は図26(a)(b)のように、前板61a(62a)の先端部を内側に曲げて、その先端面が縦杆11の側面に接触するようにすることができる。このようにすると、縦杆11へのスライダー61(62)の接触が確実になり、昇降時のガタツキがほとんど発生しない。この場合も、上段スライダー61の前板61aを、下段スライダー62の前板62aより幅広にし、上段係止具64を縦杆11の外寄りに、下段係止具65を縦杆11の内寄りに夫々形成して、上段スライダー61及び下段スライダー62の降下時に下段スライダー62は下段係止具65に、上段スライダー61は上段係止具64に夫々係止するようにしてある。
上段、下段のスライダー61、62は、前記した裾広がりの形状のものには限られず、前板61a及び前板62aを垂直面にした外側開口のコ字型の角筒形に形成し、縦杆11の内側から縦杆11に被せて上下に昇降スライドできるようにすることもできる。この場合、降下時には、上段スライダー61の前板61aの下端部は上段係止具64に、下段スライダー62の前板62aの下端部は下段係止具65に夫々係止されるようにしてあり、上段の受け具60及び下段の受け具8を夫々その位置で係止できるようにしてある。また、この上段スライダー61及び下段スライダー62においては、上段スライダー61の後板61bと内板61c、下段スライダー62の後板62bと内板62cも垂直面にして、全面が縦杆11に接触して昇降時にがたつかない様にしてある。
トレイ7はスライダー61(62)を一体成形したものを用いることもできる。その場合、受け具60(8)が不要となる。
(作業台の積み重ね使用例)
図22の作業台1を積み重ねるには次のようにする。
(1)図24(a)に示すように、上に重ねる作業台1の下段の受け具8を上方へスライドさせ、その受け具8によって上段の受け具60を押し上げて、下段の受け具8及び上段の受け具60を重ねて上方にスライドさせる。
(2)前記スライド状態で作業台1を持ち上げて、図23のように下の作業台1の上に重ねる。このとき、上の作業台1は重ねた下段の受け具8及び上段の受け具60を下の作業台の棚4の上まで持ち上げて下の作業台の前方(図23の矢印A方向)から重ねることができる。このため、上に重ねる作業台1を下の作業台1の真上まで持ち上げて重ねる必要がなく、重ね作業が容易になる。
(3)図23に示すように、重ねた上の作業台1は、脚45の下部が下の作業台の脚下部重ね空間50aに配置され、脚45の上部が下の作業台の脚上部重ね空間50cに配置され、上の作業台1の上下のトレイが上方重ね空間50bの上に重なる。
(実施形態10)
本発明の理美容用作業台の実施形態10を図25を参照して説明する。この作業台1の基本的構成は図16、図17、図22〜図24の作業台1と共通し、脚45にキャスター3を備えた移動式であり、フレーム2の上部に棚4が設けられ、その下に支持レール6が固定され、それにトレイ7がセットされ、トレイ7の下に受け具8がフレーム2に沿って上下スライド可能に設けられ、受け具8にトレイ7がセットされ、フレーム2の縦杆11の上端を下方に折り返してハンドル13が形成されている。受け具8は固定式とすることもできる。
左右の縦杆11は平行であり、上端側が後方へ傾斜して脚45に取り付けられている。この場合、左右の縦杆11の間隔は脚45の間隔より狭くし、縦杆11の下端を外側に曲げて脚45の内面に取り付けて、左右の脚下部重ね空間50aを形成してある。また、縦杆11の上部内面と、棚4、トレイ7の外側面との間には、空間を設けて、その空間を上に重ねる作業台1の縦杆11をセット(収容)できる脚上部重ね空間50cとしてある。
図25の作業台1も他の作業台1の上に積み重ねることができる。このとき下の作業台1の棚4の上に下の作業台1のトレイ7を重ね、下の作業台1のハンドル13の上に下の作業台1のハンドル13を重ねることができ、このように重ねることにより、上の作業台1が前後にずれにくくなり、安定する。なお、本発明における脚下部重ね空間50aは、縦杆11の下部を外側に曲げずにストレートのままにしておき、その縦杆11下部を別途用意した連結杆により、脚45の内面に連結することにより、脚45の内面と縦杆11の外面との間に形成することもできる。
(実施形態11)
本発明の理美容用作業台のフレーム2の形状、縦杆11の本数や形状等は図示したものに限られず他の構造や形状とすることができる。縦杆11は一本以上の任意本数とすることができ、例えば、左右の前脚二本と左右の後脚二本の計四本とし、それらを平行に配置し、上部を後方傾斜或は前方傾斜にすることもできる。受け具8の数、形状、位置等も使い勝手の良いように設けることができる。受け具8を二以上設けた場合は、下の受け具8をスライド式にし、上の受け具8を固定式にすることもでき、全てを固定式にすることもできる。
(実施形態12)
図22の作業台は作業者Mが棚4やトレイ7の前(ハンドル13と反対側)に立って使用するのに適するものであるが、本発明の作業台は作業者がどちら側に立って作業することもできる構造、形状とすることもできる。
(実施形態13)
前記した各種実施形態は左右の縦杆11の間隔を左右の脚45の間隔より狭くして、縦杆11を脚45の内側から脚45の内面に取り付けてあるが、本発明の作業台はそれとは反対に左右の縦杆11の間隔を左右の脚45の間隔より広くして、左右の縦杆11を左右の脚45の外側から脚の外面に取り付けることもできる。この場合は縦杆11とその内側の脚45との間に他の同型の作業台1の左右の脚45を配置可能な脚下部重ね空間50aが形成される。
(その他の実施形態)
前記した各種実施形態の理美容用作業台はあくまでも一例であって、本発明の作業台はこれに限られるものではなく、数台の作業台を前後に又は斜前後に又は上下に重ねることができれば、フレーム、脚、ハンドル、棚、受け台、トレイ等の形状、構造、数、サイズ等は任意とすることができる。
前記作業台では、フレームを形成する縦杆、脚、連結杆に丸パイプ、丸棒、角パイプ、角棒、細長板材といった任意の細長材を任意の組合せで用いることができる。
本発明の理美容用作業台は、理美容用用具の配置や収容には限られず、工具、文房具、医療器具、食事道具等の配置や収容等に利用することもできる。
本発明の理美容用作業台の実施形態の一例を示す斜視図。 図1に示す理美容用作業台の、トレイを取り外した様子を示す斜視図。 図1に示す理美容用作業台の、棚を倒した様子を示す斜視図。 図1に示す理美容用作業台の、トレイを支持レールに取付ける様子を示す部分斜視図。 図1に示す理美容用作業台の、取付けたトレイを引出した様子を示す部分斜視図。 図1に示す理美容用作業台を複数台前後に重ね合わせた様子を示す斜視図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す斜視図。 図7に示す理美容用作業台の、トレイを取り外した様子を示す斜視図。 図7に示す理美容用作業台の、棚を倒した様子を示す部分斜視図。 図7に示す理美容用作業台の、二枚の円板の接合の様子を示す斜視説明図。 図1に示す理美容用作業台と図7に示す理美容用作業台とを前後に重ね合わせた様子を示す斜視図。 理美容用作業台のフレームの下部の他の例を示す部分斜視図。 図12に示すフレームの理美容用作業台を斜めに重ね合わせた様子を示す平面説明図。 理美容用作業台のフレームの下部の他の例を示す部分斜視図。 理美容用作業台のフレームの下部の他の例を示す部分斜視図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す斜視図。 図16に示す理美容用作業台を複数台上下に重ね合わせた様子を示す斜視図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す斜視図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す部分斜視図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す斜視図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す斜視図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す斜視図。 図22に示す理美容用作業台を複数台上下に重ね合わせた様子を示す斜視図。 (a)〜(c)は、図22に示す理美容用作業台の受け具の上下スライドの様子を示す説明図。 本発明の理美容用作業台の実施形態の他の一例を示す斜視図。 (a)は、スライダーの他の形態を示す斜視説明図。(b)は、(a)に示すスライダーの平面図。
符号の説明
1 作業台
2 フレーム
3 キャスター
4 棚
5 天板
6 支持レール
7 トレイ
8 受け具
9 支持材
10 差込み空間
11 縦杆
12 前脚
14 連結杆
15 後脚
40 脚
45 脚
50a 脚下部重ね空間
50b 上方重ね空間
50c 脚上部重ね空間
60 受け具
61 上段スライダー
62 下段スライダー
64 上段係止具
65 下段係止具


Claims (4)

  1. フレームに棚とトレイの双方又はいずれか一方を備え、フレームの下に移動車輪を備えた理美容用作業台において、フレームの内側に空間が形成され、その空間は他の理美容用作業台のフレームを前後又は斜め前後に差込んで、二以上の理美容用作業台を前後又は斜め前後に重ねることができることを特徴とする理美容用作業台。
  2. フレームに一又は二以上の棚とトレイの双方又はいずれか一方を備え、フレームの下に移動車輪を備えた理美容用作業台において、フレームの内側に空間が形成され、その空間は他の理美容用作業台を上に重ねて、二以上の理美容用作業台を上下に重ねることができることを特徴とする理美容用作業台。
  3. 請求項1又は請求項2記載の理美容用作業台において、棚とトレイの双方又はいずれか一方がフレームに固定された固定式、又は縦向きと横向きに倒伏・起立自在であり且つ横向き時に水平に保持可能な可動式、又はトレイが上下にスライド可能なスライド式であることを特徴とする理美容用作業台。
  4. 請求項1、請求項2、請求項3のいずれかに記載の理美容用作業台において、フレームに一又は二以上の棚とトレイの双方又はいずれか一方が設けられ、夫々の棚、トレイは昇降部を備え、昇降部はフレームに形成された一又は二以上の係止具に係止して所定高さに係止され、二以上の係止具はフレームの上下方向に離して形成され、上係止具はそれより下の棚又はトレイの昇降部は係止することなく昇降可能な位置であり、且つ上の棚又はトレイの昇降部は係止する位置に設けられ、下の棚又はトレイは上の棚又はトレイを押し上げて上係止具の上方まで上昇可能であることを特徴とする理美容用作業台。

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